JPH01310073A - フェンス、手摺等の長手方向における寸法調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフェンス、手摺等の長手方向における寸法調整
方法、詳しくは上桟と下桟との間に複数の化粧体を長手
方向に沿って並設し、上桟と下桟の端部を施工現場の調
整寸法に応じて切断したときに、この端部に化粧体を取
付けられる幅寸法がない場合の寸法調整方法に関するも
のである。

（従来技術とその問題点） 一般に、上桟と下桟との間に複数の化粧体を長手方向に
沿って並設してフェンス、手摺等を組み立て構成する場
合、上桟と下桟の端部は施工現場の条件に応じて調整切
断する必要があるが、上記端部に形成された化粧体取付
部の幅が化粧体の幅寸法に満たないときは、化粧体の幅
を上記取付部の幅寸法に応じて切り詰めなければならな
い。

しかしながら、化粧体は通常、外観体裁をよくするため
、直線状の構成部材をわざわざ斜めに配置したり、輪郭
を曲線状に形成したりした比較的複雑な構造を採用して
いることが多い。

このため、化粧体の幅を切り詰め調整するのは、面倒で
あるばかりでなく、切り詰め調整によって化粧体自体の
形状が変わってしまい、全体の外観が不自然になってし
まうおそれがある。したがって、このような場合の寸法
調整方法の解決が臨まれていた。

（発明の技術的課題） 本発明は上記事情に鑑みて成立したものであって、上桟
と下桟の端部に形成された化粧棒取付部の幅寸法が化粧
体の寸法に満たない場合におけるフェンス、手摺等の長
手方向における寸法調整方法を提供することをその技術
的課題とする。

（発明の作用、効果） 上述の寸法調整方法によれば、フェンス、手摺等は上下
桟間に複数の化粧体を並設する構成であるから、端部の
寸法調整にあたっては、化粧棒取付部を寸法調整部分と
することができる。そして、調整部分には化粧体に代え
て別設の調整体を装着するので、化粧体を切断する必要
がない、特に切断が難しい化粧体の場合には、調整作業
を簡単に行なうことができる。調整体は上下縁材間に複
数の縦格子を等間隔に設けた構成であるから、自由な長
さに切断して容易に寸法調整することができる０以上に
より、フェンス、手摺等における長手方向の寸法調整を
容易に行なうことができる。

（実施例） 以下、図面を参照しながら本発明をフェンスを組立て施
工する例について説明する。

第１図はフェンスを示す、このフェンスは支柱１に支持
された平行な上桟２と下桟３との間に縦桟４を配置し、
該縦桟４の上下端をそれぞれ上記上桟２及び下桟３の各
上方向及び下方向から挿通したネジ５によって止着した
もので、さらに上下Ｉさ及び縦桟４によって形成された
化粧棒取付部Ｐ内に化粧体が並設されている。

上桟２は第２図に示すように、断面方形の中空部の上壁
２ａの上面及び下壁２ｂの下面の長子方向に沿って嵌着
溝７ａ、７ｂを連続形成した一定の長さの部材である。

下桟３は上桟２と２の上壁２ａの貫通孔８を塞ぐため、
通常は上壁２ａ上面嵌着溝７ａにカバー材９が嵌着され
ている。

次に、上記構成部材によってフェンスを組立て施工する
ときは、第３図（ａ）に示すように、予め一定の長さの
上下桟２．３間に縦桟４と化粧体６とを並べて配置固定
することによりフェンスの構成単位を組立てておき、各
構成単位を施工現場に設けられた支柱ｌ内に一方の端部
かも順次取付は固定して長手方向に沿って連設していく
。そして、最後に他方の端部において上桟２と下桟３と
を現場の調整寸法に応じて切断する。この場合、上桟２
と下桟３の端部に形成された化粧棒取付部Ｐの幅寸法が
化粧体６の幅寸法に満たない場合には、上記化粧体６に
代え、次のように構成された別設の調整体１０によって
寸法調整する。

すなわち、調整体ｌＯは第３図（ｂ）に示すように、上
縁材１０ａと下縁材ｔａｂとの間に複数の縦格子１１を
等間隔をおいて配置固定してなるもので、上記上下縁材
１０ａ、１０ｂの断面形状は化粧体６の上下縁材１０ａ
、１０ｂの断面形状と同じに形成されている。

上記端部の寸法調整にあたっては、上記構成の調整体ｌ
Ｏの上縁材１０ａ及び下縁材１０ｂを前記端部の化粧棒
取付部Ｐの幅寸法に応じて切断し、該上縁材１０ａ及び
下縁材１０ｂをそれぞれ上桟２の下面嵌着溝７！７及び
下桟３の上面嵌着溝７ａ７に嵌合装着すればよい。

上述の寸法調整方法によれば、フェンス、手摺等は上下
桟３間に複数の化粧体６を並設する構成であるから、端
部の寸法調整にあたっては、化粧棒取付部Ｐを寸法調整
部分とすることができる。そして、調整部分には化粧体
６に代えて別設の調整体ｌＯを装着するので、化粧体６
を切断する必要がない。特に切断が難しい化粧体６の場
合には、調整作業を簡単に行なうことができる。調整体
１０は上下縁＠ｏｂ間に複数の縦格子１１を等間隔に設
けた構成であるから、自由な長さに切断して容易に寸法
調整することができる。以上により、フェンス、手摺等
における長手方向の寸法調整を容易に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るフェンスの一部側面図、第２図は
第１図のｘ−Ｘ線上の拡大断面図、第３図（ａ）　（ｂ
ｌは上記フェンスの端部における寸法調整説明図、第４
図は寸法調整後のフェンスの端部の側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　互いに平行な上桟と下桟との間に複数の化粧体を上記
   上桟と下桟の長手方向に沿って並設し、上記上桟及び下
   桟の端部を施工現場の調整寸法に応じて切断したとき、
   上記上桟及び下桟の端部に形成された化粧体取付部の幅
   が上記化粧体の幅に満たない場合において、上記化粧体
   に代えて上縁材と下縁材との間に複数の縦格子を設けて
   なる別設の調整体を上記端部の化粧体取付部の幅寸法に
   応じて切断し、該調整体を上記端部の化粧体取付部に装
   着することを特徴とするフェンス、手摺等の長手方向に
   おける寸法調整方法。