JPH01309322A - X線マスク検査方法 - Google Patents

X線マスク検査方法

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JPH01309322A
JPH01309322A JP63139422A JP13942288A JPH01309322A JP H01309322 A JPH01309322 A JP H01309322A JP 63139422 A JP63139422 A JP 63139422A JP 13942288 A JP13942288 A JP 13942288A JP H01309322 A JPH01309322 A JP H01309322A
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JP
Japan
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ray
absorber
mask
electron beam
rays
Prior art date
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Pending
Application number
JP63139422A
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English (en)
Inventor
Masafumi Nakaishi
中石 雅文
Kenji Sugishima
賢次 杉島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 X線マスク検査方法、特に超LSIを製造する上で微細
な回路パターンを転写、形成する手段として要請されて
いるX線露光技術において、回路パターンを転写するた
めに必要となるX線マスク上のX線吸収体による?j1
810回路パターンの欠陥検査方法に関し、 電子ビームをパターンに照射してなすX線マスクの検査
において、従来のSEMを用いる検査では検知すること
のできなかったX線吸収体の欠陥を検出する方法を提供
することを目的とし、重金属X線吸収体と該X線吸収体
を支持する軽元素から構成されたマスク支持基板を有す
るX線マスクの検査において、該X線吸収体を用いて形
成された回路パターンに電子ビームを照射し、該X線吸
収体から出射される特性X線を検出することにより回路
パターンの欠陥を検知することを特徴とするX線マスク
検査方法を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はX線マスク検査方法、特に超LSIを製造する
上で微細な回路パターンを転写、形成する手段として要
請されているX線露光技術において、回路パターンを転
写するために必要となるX線マスフ上のX線吸収体によ
る微細回路パターンの欠陥検査方法に関する。
超LSIの集積度が増すに伴い、モノリシックICの回
路パターンが微細化し、光学的手段に代るマスク上の微
細回路パターンの欠陥検査方式が要求されている。
〔従来の技術〕
従来の光学的手段による転写用マスクにおける回路パタ
ーン欠陥検査方式においては、回路パターンの設計ルー
ルが光の解像限界内であるため、マスク面上に当てた光
の反射あるいは透過光のパターンを検査することにより
欠陥検査を行なうことができた。
ところが、LSIの集積度が増加するにつれ、回路パタ
ーンの設計ルールは微細化がさらに進められ、ついには
、光の物理的な解像限界(約0.3μm)を越えるため
、検査するための照射光を現在できうる範囲で短波長化
しても、回折による像のボケが生じる。また、電子ビー
ムをプローブに用いるにしても単なる反射電子や二次電
子の観測だけではX線マスクのように吸収体膜厚がその
ままコントラストに効く系では不十分となる。
第5図は従来の走査電子顕微鏡(ScanningEl
ectron Microscope、 SEM)の構
成を示す図で、図中、41は電子銃、42はレンズ、4
3は偏向系、44は電子ビーム(EB) 、45はマス
ク支持基板、46はX線吸収体、47は二次電子、48
は光電子増倍管、49は増幅器であり、かかる装置を用
いて同図に増幅器の右に示した信号を得ることにより、
X線吸収体46に対応する信号50を得るものである。
なお増幅器49の右の線図において、横軸には時間を、
線軸は信号強度をとる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、光方式であれば、回折ボケによるコントラスト
不足により回路パターンを同定できない。
電子ビーム走査方式では表層のみの情報が知られるだけ
で吸収体膜厚の変化によるX線マスクコントラスト欠陥
を含めたパターン検査方式がない、などの問題がある。
これをやや詳しく説明すると、従来のSEHによると、
X線吸収体の表面から数人ないし数十人の深さまでの情
報しか得られない。第6図はSEMを用いる検査を説明
するためのX線吸収体46の模式的な断面図であり、X
線吸収体46に図に破線で示すように走査されるEB4
4が入射すると、二次電子47が表面の近くや深いとこ
ろで発生する(後方散乱)。表面に近いところで形成さ
れた二次電子47はX線吸収体46の外に飛び出て光電
増倍管48によって検知されるが、深いところで形成さ
れた二次電子47はX線吸収体46の外に出ることがで
きず、光電増倍管48によって検知されない。
マスク支持基板45はBL SiL SxcのようなX
線を透過させる低密度の軽元素で作られ、その上にTa
、 Wのような重金属膜を成膜し、それをパターニング
してX線吸収体46を形成する。このようなX線吸収体
の形成においては、二つの問題があり、その一つはX線
吸収体の成膜時になんらかの理由で膜の一部に密度の低
い部分や他の部分よりも膜厚が薄くなった部分が形成さ
れることで、他の一つは膜のパターニング(加工時)に
おいて、完全に重金属が除去されずそれが完全に抜けな
ければならない部分に残ることである。
第7図の平面図を参照すると、同図(alはX線吸収体
46のパターニングおいてパターンが完全に抜けないで
欠陥51が残る場合である。このような欠陥の検出はS
EMでも検出可能であるので、それの検査に特に問題は
ない。
同図(b)に示すようにX線吸収体の成膜時に密度の低
いまたは膜厚の薄い部分52が形成されたとすると、こ
の部分52はSEl’lでは検知できない。
さらに、同図(C)に示すように加工時に抜けなければ
ならないとごろにm金属43が図に砂地で示すように残
ったとすると、これが微量であればSEMでは検知され
ない。
ところで、X線露光においては、X線がほぼ原子の大き
さの波長のものであるために、原子の有無によりX線を
通過させまたは透過させない。そこで、第7図(blに
示すように膜厚の薄いまたは密度の低い部分では、X線
が透過する可能性があり、また第7図(C1に示す如く
重金属53が微量でも抜けないで残ると、それはX線を
透過させず、いずれの場合にもX線吸収体の欠陥が存在
するにもかかわらず、従来はそれを検知することができ
なかった。
そこで本発明は、電子ビームをパターンに照射してなす
X線マスクの検査において、従来のSEMを用いる検査
では検知することのできなかったX線吸収体の欠陥を検
出する方法を提供することを目的とする。
〔課題点を解決するための手段〕
上記課題は、重金属X線吸収体と該X線吸収体を支持す
る軽元素から構成されたマスク支持基板を有するX線マ
スクの検査において、該X線線吸収体を用いて形成され
た回路パターンに電子ビームを照射し、該X線吸収体か
ら出射される特性X線を検出することにより回路パター
ンの欠陥を検知することを特徴とするX線マスク検査方
法にょって解決される。
第1図は、本発明の原理説明図で、図中、1はX線吸収
体であり、概ね1μm厚程度の重金属材料から成る。2
はマスク支持基板であり、軽元素から成る。3は電子ビ
ーム6の照射により発生した特性X線、4はその検出器
である。5は電子ビーム光学系、6は電子ビームである
。7は電子ビーム偏向系で、8は偏向系に印加する電気
信号を駆動する電子ビーム偏向系駆動回路、9は検出器
からの信号を処理するX線信号処理回路で、ビーム偏向
(走査)に伴う信号処理を駆動する同期処理回路10に
より8と共に同期して信号を処理するものである。
〔作用〕
本発明では、第1図の如(X線吸収体をもつマスク支持
基板すなわちX線マスク上に電子ビームが照射され、そ
のターゲット原子から特性X線が放出される。電子ビー
ムがX線吸収体に照射されていると、吸収体材料の特性
X線が放出され、その強度は吸収体の厚さに依存するの
でそれを検出するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
第2図は本発明の一実施例構成図であり、図中、第1図
で示したものと同一のものは同一の記号で示しである。
X線吸収体1はTa、 W、 Mo等重金属とその他金
属との合金であり、マスク支持基板2はBN、 SiN
、 SiC等の軽元素化合物により構成される。電子ビ
ーム6は電子ビーム光学系5によって任意のビーム径に
収束できるが、微細回路パターン(最小0.05μmを
想定)に対応するため0.01μm程度とする。加速電
圧は重金属層、X線吸収体1の膜厚が1μmであること
も加味して50 KeV以上とする。同図で第1図に新
たに付加されたものとして、11はX線フィルタあるい
は結晶分光器またはそれに類するものであり、特定波長
の特性X線のみを検出する目的に用いられる。12はX
線マスクを移動するためのステージで、それは電子ビー
ムの偏向距離が0、数人と短いものであるのでX線マス
クを移動する必要があるため設けられるものである。
走査においては、第3図を参照すると、同期処理回路1
0により第3図(alに示される信号を出す。
なお同図(al〜fdlにおいて、横軸には時間をとり
、同図fa) 、 (C1、(d)では縦軸に信号強度
を、同図(blでは縦軸に電圧をとる。同図(alの同
期信号に対応して電子ビーム偏向系駆動回路8により同
図(b)に示す電圧を発生させる。この電圧(Vp)の
値はどれだけの電圧でどれだけの距離を走査するか(V
pc(L、ただしLは偏向距離)によって決定する。さ
らに第3図(a)の信号に対応してX線信号処理回路9
により同図(C)に示すトリガ信号を出すと、検出器か
ら第3図(d)に示される信号が信号処理系の入力部に
入力され、この信号はX線吸収体を構成する元素の種類
とその量に対応するものである。なお、第3図(diに
おいて、13は第7図(C1の重金属53に対応する欠
陥信号である。
X線吸収体の密度の大小については、第4図(a)を参
照すると、X線吸収体lに平均的に密度の低い部分(低
密度部分)14が存在したとき、特性X線には変化がみ
られないが、同図に模式的に示す如く低密度部分14が
平均化しているときはX線が平均的に透過しないので欠
陥とはならない。しかし、成膜時に同図(b)に示す如
くX線吸収体1の深さ方向に低密度部分15が形成され
ると、第3図(dlに類似の第4図(C1に示される如
き信号が現れ、欠陥となる低密度部分の存在が検知され
る。なお、第6図に示されるようなX線吸収体の深い部
分から発生する特性X線が検知される理由は、二次電子
は粒子であるので深い部分で形成される二次電子は吸収
体の表面に到達する前に消滅するのに対して、特性X線
は一つの波であるので同図に模式的に示すようにX線吸
収体の外に出ることができるものと解される。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、従来の電子ビーム走査方
式と異なり・、元素の種類とその量を検出できるので、
吸収体l模厚の変化によるコントラスト不良を含めたマ
スク上の回路パターン欠陥検査に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図ta)〜(d)は本発明方法の実施例の線図、第
4図は本発明方法実施例の図で、その(a)と(blは
断面図、(C)は信号波形図、 第5図は従来のSEMの構成図、 第6図は二次電子を示す図、 第7図(al〜(C1はX線吸収体パターン平面図であ
る。 図中、 1はX線吸収体、 2はX線マスク支持基板、 3は特性X線、 4はX線検出器、 5は電子ビーム光学系、 6は電子ビーム、 7は電子ビーム偏向系、 8は電子ビーム偏向系駆動回路、 9はX線信号処理回路、 10は同期処理回路、 11はX線フィルタ、 12はX線マスク移動ステージ、 13は欠陥信号、 14と15は低密度部分 を示す。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  久木元   彰 同  大菅義之 信号1滲 ストー七R59月?「ン9;≦す9ミプ戒pH・16)
?架〔コp3.づ 低空度部分14 〆 7代Σlt部発15 ブ言号5!慶 本発明方:A犬施伊jの国 !τ4(4 、@ト貌41 従来のSEMの楕−ベヱ 漬5図 二重を子を示T区 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  重金属X線吸収体(1)と該X線吸収体を支持する軽
    元素から構成されたマスク支持基板(2)を有するX線
    マスクの検査において、 該X線吸収体(1)を用いて形成された回路パターンに
    電子ビーム(6)を照射し、該X線吸収体(1)から出
    射される特性X線(3)を検出することにより回路パタ
    ーンの欠陥を検知することを特徴とするX線マスク検査
    方法。
JP63139422A 1988-06-08 1988-06-08 X線マスク検査方法 Pending JPH01309322A (ja)

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