JPH01308470A - 印刷インキ用組成物 - Google Patents

印刷インキ用組成物

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JPH01308470A
JPH01308470A JP63140057A JP14005788A JPH01308470A JP H01308470 A JPH01308470 A JP H01308470A JP 63140057 A JP63140057 A JP 63140057A JP 14005788 A JP14005788 A JP 14005788A JP H01308470 A JPH01308470 A JP H01308470A
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義晴 福西
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広治 平井
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/30Low-molecular-weight compounds
    • C08G18/32Polyhydroxy compounds; Polyamines; Hydroxyamines
    • C08G18/3203Polyhydroxy compounds
    • C08G18/3206Polyhydroxy compounds aliphatic

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印刷インキ用組成物に関するものである。さら
に詳しくは耐ボイル性、耐レトルト性、耐油性及び耐粘
着性に優れ、且つポリエステル、ナイロン、ポリプロピ
レン等の各種プラスチックフィルムに対して非常に優れ
た・接着性を有する印刷インキ用組成物に関する。
(従来の技術) 一般にポリエステル系ポリウレタンはポリエーテル系ポ
リウレタンに比べ各種被着体に対する接着性が優れてい
る◇しかしながら従来のポリエステル系ポリウレタンは
その組成によって特定のフィルム、例えばナイロンやポ
リエステル等には優れた接着性を示すが他種のフィルム
、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフ
ィンには接着性不足となシ、フィルムのat類によシイ
ンキ用ビヒクルを選択する煩雑さがあり管理上の不利が
ある。
さらにポリエステルフィルムやナイロンフィルムは食品
包装後にボイル殺菌、レトルト殺菌工程を経由する食品
の包装材料として用いられる事が多く、とれらに用いら
れる印刷インキ用ビヒクルも当然耐ボイル性、耐レトル
ト性、耐油性、耐アルカリ性が要求されるがこれらの要
求をすべて満足できる印刷インキ組成物は無く、よシラ
ミネート強度の向上した高性能のインキが要望されてい
る。
既述のごとく、使用フィルムの種類によシインキを適宜
選択して使用している現状にあシ、印刷インキメーカー
はもちろん印刷会社においてもこれらインキの品質管理
、在庫管理等、煩雑化を余儀なくされているのが実情で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は被印刷物としての耐ボイル性。
耐レトルト性及び耐粘着性に優れ、且つポリプロピレン
、ポリエステル、およびナイロンフィルムのいずれのフ
ィルムに対しても優れた接着性を有し、特にポリプロピ
レンフィルムに対して優れた接着性を有し、かつ、耐油
性に優れた印刷インキ組成物を提供することにある。
本発明の他の目的はレトルト食品等の包装用として好適
な印刷インキ組成物を提供することである0 (課題を解決するための手段) 本発明によれば上記目的は高分子ジオール、有機ジイソ
シアナートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる有機溶
剤に可溶なポリウレタン樹脂を主たるバインダー成分と
する印刷インキ組成物において、該ポリウレタン樹脂が
、(5)末端に水酸基を有する平均分子量1000〜3
000の高分子ジオール、(6)有機ジイソシアナート
化合物および(Q鎖伸長剤から合成されるに際し、11
ず(6)と(ロ)と申)のモル比が1:1.2〜1.8
の割合で反応させて末端イソシアナート基を有するプレ
ポリマーを合成し、次いで(A)に対するモル比が0.
3〜1.0である(6)および0をこのプレポリマーに
添加し反応させる事によって得られる数平均分子量が1
0000〜70000のポリウレタン樹脂である事を特
徴とする印刷インキ組成物を使用する事によって達成さ
れる。
本発明で使用される数平均分子fio00〜3000の
高分子ジオール(6)はポリウレタン業界で公知の島分
子ジオールが使用可能である。例えはポリエーテルジオ
ール、ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオー
ル、水酸基含有ジエン系重合体等がある。
ポリエーテルジオールではポリオキシテトラメチレンジ
オール、ポリオキシプロピレンジオールあるいはそれら
の変性物が好ましい。これらはプロピレンオキシド、テ
トラヒドロフラン等の環状エーテルt−X合するととK
よって得られる。
ポリエステルジオールとしては炭素数が4〜20の脂肪
族、脂環族あるいは芳香族ジカルボン酸と炭素数2〜2
0のジオールから得たものが例示される。ζこで使用さ
れる脂肪族ジカルボン酸の例としてはグルタル酸、アジ
ピン酸、コハク酸、マレイン酸、ピメリン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、セパチン酸等が挙げられ、脂環族ジ
カルボン酸としてはシクロヘキサンジカルボン酸等が、
また芳香族ジカルボン酸の例としてはフタル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸等が挙げられる。またこの時に使
用されるジオールとしてはエチレングリコール、1.4
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンクリコール% 1
.9−ノナンジオール、2−メチル−1,8−オクタン
ジオール、ジエチレンクリコール、プロピレングリコー
ル、3−メチル−1,5−ベンタンジオール等が使用さ
れる。
本発明で使用されるポリエステルジオニルの製造方法に
はとくに制限が無く公知のポリエステル縮合手段が適用
できる。すなわちジオール混合物およびジカルボン酸又
はそれらのエステル形成性誘導体を所望割合で仕込みエ
ステル化あるいはエステル交換を行表い、かつこのよう
にして得られた反応生成物を高温、高真空下でさらに重
縮合反応させるととくより所望の分子量のポリエステル
ジオールを製造することができる。ポリエステルジオー
ルとしては上記の他にε−カプロラクトンやβ−メチル
−δ−バレロラクトン等の環状エステル化合物を開環重
合して得られるポリエステルジオールも使用できる。
またポリカーボネートジオールとしては、例えば2−メ
チル−1,8−オクタンジオール、1.9−ノナンジオ
ール、1.4−ブタンジオール、1,5−ベンタンジオ
ール、1.6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5
−ベンタンジオール、1.10−デカンジオールシクロ
ヘキサンジメタノール等のジオールと各穐カーボネート
化合物との反応によシ合成されたものが例示できる。
本発明で使用されるポリカーボネートジオールの製造方
法もとくに制限が無く公知の方法が適用できる。
次に水酸基含有ジエン系重合体とは分子末端に水酸基を
有する液状ジエン系重合体である。これら液状ジエン系
重合体としては炭素数4個以上12個以下のジエンモノ
マーを単独重合して得られる重合体、さらにはこれらジ
エンモノマーと炭素数2以上22以下のα−オレフィン
性付加重合性モノマーとの共重合体が好ましい。またこ
れら液状ジエン系重合体に対して、たとえば無水ルイン
駿等の不飽和カルボン酸あ゛るいはその誘導体を付加す
ることによって変性されたものも使用できる0具体的に
は、ブタジェン重合体、イソプレン重合体等の単独重合
体のほかにブタジェン−イソプレン共重合体、ブタジェ
ン−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル
共重合体、ブタジェン−2−ニブルヘキシルアクリレー
ト共重合体すどの共重合体を例示することができる。
特に好ましい高分子ジオールは接着性、耐ボイル性の点
よシポリエステルジオール、ポリカーボネートジオール
である。価格及び性能の点から考えると最も好ましい高
分子ジオールはポリエステルジオールである。
これらの高分子ジオールの分子量は1000〜3000
の範囲内のものが良好であシ、分子量が1000未満で
は希釈溶剤に対する溶解性が低下するため印刷適性に劣
シ接着性も低下する。他方分子量が3000を越える場
合は接着性、乾燥性及び耐ブロッキング性の点で不十分
である。
本発明で使用される有機ジイソシアナートとしては1例
えばジフェニルメタンジイソシアナート、2.4−トリ
レンジイソシアナート、2.6−)17レンジイソシア
ナート、フエニレンジイレンアナー)、1.5−ナフチ
レンジイソシアナート、3.3’−ジクロロ−4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアナート、キシリレンジイ
ソシアナート、トルイレンジイソシアナート等の芳香族
ジイソシアナートや。
ヘキサメチレンジイソシアナート、インホロンジイソシ
アナー)、4.4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アナート、水添化キシリレンジイソシアナート等お脂肪
族または脂環族ジイソシアナートが挙げられる。該有機
ジイソシアナート拡単独で用いても、また混合して用い
てもよい0耐レトルト性、耐粘着性、接着性、毒性の問
題よシ好ましくは脂肪族あるいは脂環族ジイソシアナー
トであシ、中でも特にヘキサメチレンジイソシアナート
、インホロンジイソシアナート、4.4’−ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアナート、水添化キシリレンジイ
ソシアナート等のジイソシアナートがよ−またポリウレ
タンの合成において、2個以上の活性水素原子を有する
低分子化合物が通常鎖伸長剤として使用されているが、
本発明においてもこれらの活性水素原子化合物よシなる
鎖伸長剤を使用することができる。これら活性水素原子
含有化合物の代表例として、例えば、エチレングリコー
ル、ブタンジオール、プロピレングリコール、1゜6−
ヘキをンジオール、1,9−ノナンジオール、1.4−
ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1.4−シ
クロヘキサンジオール、ビス(β−ヒドロキシエチル)
テレフタレート、キシレングリコール等のジオール類や
、水、ヒドラジン、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、キシリレンジアミン、インホロンジアミン、トリ
メチルへキサメチレンジアミン、4.4’−ジシクロヘ
キシルメタンジアミン、ピペラジン、フェニレンジアミ
ン、トリレンジアミン、アジピン酸ジヒドラジド、イソ
フタル酸ジヒドラジド等が挙げられ、これら化合物線単
独で、あるいは混合して用いてもよい。
本発明におけるポリウレタン樹脂はさらに必要によシ、
−価の低分子アルコール、低分子アミンなどを変成剤と
して用いることもできる。
以上述べたようなポリウレタン原料はいずれも公知であ
シ、また本発明に用いられるような原料から得られるポ
リウレタンも公知である。しかしながら、本発明のよう
な印刷イン中バインダー用のポリ9レタンについては本
発明で規定されたような特殊な重合法に関しては全く触
れられていない。ま九本発明によシもたらされる画期的
な効果は単にこれらの化合物を原料として使用すること
によシ得られるものでなく、本発明で規定する様な特定
の重合方法を採用することにより初めて達成されるもの
である。
本発明の重合方法とその効果についてさらに詳細に説明
すると、まず本発明では平均分子1k1000〜300
0の高分子ジオール(A)と有機ジイソシアナート化合
物(B)を(A) : (均のモル比が1:1.2〜1
.8の割合で反応させて(A)の末端水酸基が実質的に
反応系に存在しなくなるまで反応させて末端インシ午 アナートを有するプレポリマーを合成し次でこのプレポ
リマーを溶剤に溶解したのち、この溶液にさらK(A)
に対するモル比が0.3〜1.0である有機ジイソシア
ナート(B)と鎖伸長剤(qを添加し反応させることに
よって得られる。この際の具体的方法として得られたプ
レポリマーに、(6)に対するモル比が0.3〜1.0
である(B)をさらに追加して添加してのち(qを添加
してポリウレタンを得る方法あるいは(Qを所定量全量
添加してのち追加すべき(B)を全量添加する方法およ
び上記モル比0.3〜1.0までの不足分の(B)と(
qを適宜交互に添加して最終的に同モル比のポリウレタ
ンを得る方法等が用いうる。
従来よシ印刷インΦ用のポリウレタンを合成する方法と
しては化合物(A)、(B)および(qを一挙に重合す
る方法やまず(^と(B)の全量を反応系に仕込み反応
させ6(Ol e添加して重合させる方法が代表的な方
法として知られているがこの様な重合方法を用いてポリ
ウレタンを合成した場合には本発明の目的は全く達成さ
れない。しかるに本発明のごとき重合方法を採用すれば
耐ボイル性、耐レトルトグレボリマー合成時の(A) 
: (13)のモル比は1 : 1.2〜1:IL8の
範囲のものが好ましく、よ〕好ましくは1:1.3〜1
:1.6の範囲である。この比が1:1.2よ〕小さい
場合は耐油性、溶液安定性の低下を来たし、またl:1
.8よシ大きい場合は耐ボイル性、耐レトルト性、耐油
性が損われる。
また、本発明において、プレポリマーに添加すべき(B
)のモル比は0.3〜1.0の範囲のものが好ましく、
よシ好ましくは0.4〜0.8である。この比が0.3
よシ小さい場合は耐ボイル性、耐レトルト性、耐油性が
不十分となシ、一方1.0よシ大きくなると接着性、溶
液安定性、溶剤再溶解性が不良となる。
この様にして得られるポリウレタンの数平均分子量は1
0000〜70000の範囲のものが好ましい。よシ好
ましくは15000〜50000の範囲である。数平均
分子量が10000以下であると印刷物の表面強度、非
粘着性、耐水性、耐油性等の性能が劣悪となシ、一方7
0000よシ大きい場合には、ポリウレタンの有機溶媒
溶液の粘度が高く、印刷インキビヒクルとしての取シ扱
いに支障をきなし、かつ接着性能が大きく低下する。
本発明において上記ポリウレタン溶液中に、顔料等の着
色剤、溶剤、必要に応じてインキ流動性改良および表面
皮膜の改質等のための界面活性剤、その他の添加剤を適
宜配合し、ボールミル、アトライター、サンドミルなど
の通常のインキ製造装置を用いて混練することによって
印刷インキ組成物を製造することができる。
この様にして得られた印刷インキ組成物はポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、等のフィ
ルムに対して優れた接着性を示し、印刷物の表面強度、
非粘着性、耐水性、耐ボイル性、耐レトルト性、耐油性
、耐酸性、耐アルカリ性等の諸性質が優れる。本発明組
成物は所望によシボリイレシアナート系硬化剤を併用し
て二液型インキにすれば耐ボイル性、耐レトルト性、耐
熱性bit油性等、耐久性がさらに向上する。ここで使
用されるポリイソシアナート系硬化剤とは3官能性以上
のポリイソシアナートであり、例えばトリメチロールプ
ロパン1モルと1.6−へキサメチレンジイソシアナー
ト、トリレンジイソシアナート、インホロンジイソシア
ナート等のジイソシアナート3モルから合成されるトリ
イソシアナート類等が好適である。
なお、本発明で得られる印刷インキ組成物は溶液中に実
質的に活性なイソシアナート基を含んでおらず、二液型
印刷インキとは根本的に異なる。
しかるに、本発明で得られる印刷インキ組成物は二液槃
印刷インキの有するポットライフ等の問題がない。
この様に本発明の印刷インキ組成物は一液型としても二
液匿としても使用でき、両者とも接着性能及び耐ボイル
性、耐レトルト性、耐油性等が従来のものに比べて優れ
ておシ有用である。
さらに本発明の印刷インキ組成物は、必要に応シ、ニト
ロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル
共重合体、ポリアミド、アクリル酸エステル系ポリマー
等の他のポリマーを混合することもできる。
(実施例) 次に、実施例及び比較例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施
例および比較例中の部は、特記しないかぎ多重量部を表
わす。
(ポリウレタン溶液合成例1) 2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)及び
1.9−ノナンジオール(ND)の等モル混合物とアジ
ピン酸(AD)よシ得られた平均分子量約2000のポ
リエステルジオール200部(0,1モル)とインホロ
ンジイソシアナート(IPDI)33.3部(0,15
モル)を攪拌機と温度計のついた丸底フラスコに仕込み
均一に混合した。次いで100℃で8時間反応させて両
末端にイソシアナート基をもつプレポリマーを得た。こ
れにメチルエチルケトン(MgK)390部を投入して
均一に溶解後、IPDlll、1部(0,05モル)を
添加した。次いでインホロンジアミン(IPDA)15
.5m(0,09xモル)を213部のイソプロパツー
ル(IPA)に溶解した鎖伸長剤溶液を添加し鎖伸長反
応を行った。
得られたポリウレタン樹脂溶液は固形分濃度30%で粘
度12p(25℃)であった。このポリウレタンの数平
均分子量は19800であった。
このポリウレタンをpu−Aと称する。
以下同様の操作で以下に示す仕込み組成で固形分濃度3
0チのポリタレタン溶液pu−B−puGを合成した。
各種の測定した物性値と併せて得られた結果を表IKt
とめ念。
pu−B ムi0DとNDの混合ジオール(MOD:NDのモル比
=Q、55:Q、35)とADとよシ得られた平均分子
量約隼 IPDA                l 5.2
(0,089モ#)MEK            4
04部IPA           218部u−C 3−メチルベンタンジオール(MPD)とADとよシ得
られた平均分子量約2000のポリエステルジオール2
00部(0,1モル) IPDA               14.8部(
0,87モル)MEK            a a
 6部IPA            208部u−D ポリ(メチルバレロラクトン)グリコール〔クラレ製り
ラボールL:平均分子量約2000)200部(0,1
モル) 4.4−ジシクロヘキシルメタンジアミン18.5部(
o、ossモル) MEK            398部IP人   
            215部u−E ポリ(カプロラクトン)グリコール〔大日本インキ製ポ
リライトF:平均分子量約20003200部(0,1
モル) 4.4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートIP
DA                l&6部(0,
092モル)MEK            406部
IPA            219部u−F MOD とNDの等モル混合ジオールとジフェニルカー
ボネートよシ得られた平均分子量約2000のポリカー
ボネートジオール         200部(0,1
モル)IPDA                14
.5部(0,085そル)MEK          
  393部IPA            212部
u−G MODとNDの混合ジオール(MOD:NDのモル比=
0.3 : 0.7 ”) トジフェニルカーボネート
よシ得られた平均分子量約2000のポリカーボネート
ジオール200部(0,1モル) IPDA                14.6部
(0,08℃5モル)MEK            
403部IPA             217部(
ポリウレタン合成例2) ポリ(カプロラクトン)グリコール〔大日本インキ製ポ
リライトF:平均分子量約2000)200部(0,1
モル)とIPDI 44.4部(0,2モル)を合成例
1と同じフラスコに仕込み均一に混合し念。
次いで120℃で4時間反応させて両末端にイソシアナ
ート基をもつプレポリマーを得た。これにMEK 39
3部を投入して均一に溶解後IPDA14,6部(0,
086モル)を212部のイングロパノールに溶解した
鎖伸長剤溶液を添加し鎖伸長反応を行った。
得られたボリクレタン樹脂溶液は固形分濃度30%で粘
度Lop(25℃)であった。、このポリウレタンの数
平均分子量は17100であった。このポリウレタンを
pu−Hと称する。
以下同様の操作で以下に示す仕込み組成で固形分濃度3
0−のポリウレタン溶液pu−I及びpu−Jを合成し
た。各種の測定し虎物性値と併せて得られた結果を表I
Kまとめた。
pu−I MPDとADとより得られた平均分子量約2000のポ
リエステルジオール      200部(0,1モル
)IPDI              44.4部(
0,2モル)IPDA               
 14.5部C0,085モル)MEK       
     393部IP人          211
部 u−J ポリ(メチルバレロラクトン)グリコール〔クラレ製り
ラボールL:平均分子量約2000)200部(0,1
モル) IPDI               44.4部(
0,2モル)IPDA               
 14.5部(0,085モル)MEK       
     393部IP人             
  211部以上のようにして得られたPU−EとPU
−Hの・よ)得られたポリウレタンは従来法で得られた
ものよシ、耐熱性に優れることが明確である。
実施例1〜7及び比較例1〜3 合成例で得られたポリウレタン溶液pu−A〜pu−J
よシポリウレタンの固形分濃度を30%に調製後、次の
組成で各原料を小型ボールミルに入れて24時間混練し
て印刷インキを得た。
ポリ9レタン溶液(濃度30%)     100部酸
化チタン(万態産業タイベークR−550)   75
部メチルエチルケトン           65部イ
ソプ四パノール           35部これらの
印刷インキをグラビア印刷機でナイロンフィルム及びポ
リエステルフィルムに印刷し念。
50℃で20時間乾燥を行なった。
次に得られ丸印刷物について次の様な試験を行ない結果
を表1に示した。
(1)  接着性 印刷面に粘着テープニチバンセロテープ■φ300)を
貼りつけ、このセロテープを引きはがし走時の印刷面の
状態を観察し、次の様に判定した。
印刷面が全く粘着テープ側に取られないもの・・・◎(
2)耐プロツ中ング性 印刷面が内側になる様に折シまげノ(イスで良く締めつ
け40℃に保った空気浴中に一昼夜放置した試料を再び
広げ、その時の抵抗を感覚的に判定しな。
全く抵抗の無かったもの    ・・・・・・・・・・
・・良ごくわずか抵抗を認めたもの   ・・・・・・
や\食切らかな抵抗を認めたものあるいは  3018
1011.不良剥離困峻な状態のもの (8)  耐ボイル性 100℃の沸騰水中に印刷物を60分浸漬し、その後の
印刷物の表面状態を観察し念。
印刷面が浸漬前と変わらず完全なもの   ・・・・・
・○印刷面に少し変化があるもの    ・・・・・・
Δ印刷面が全部はがれてしまうもの     ・・・・
・・×(A)耐レトルト性 125℃の熱水中に印刷物を30分浸漬し、その後の印
刷物の表面状態を観察した。
印刷面が浸漬前と変わらず完全なもの   ・・・・・
・◎印刷向を強くこすると塗膜が傷つくもの  ・・・
・・・Δ(6)  耐油性 印刷物を大豆油の中に2日間浸漬し、その後の印刷面の
表面状態を観察した。
印刷面が浸漬前と変わらず完全なもの   ・・・◎印
刷面を強くこすると塗膜が一部傷つくもの・°・○(6
)  耐アルカリ性 54 NaOH水溶液に印刷物を2日間浸漬し、その後
の印刷物の表面状態を観察した。
印刷面が浸漬前と変わらず完全なもの   °・◎印刷
面を強くこすると一部塗膜が傷つくもの・・・○印刷面
が一部はがれてしまうもの      ・・・Δ印刷面
が全部はがれてしまうもの      ・・・X(発明
の効果) 本発明の印刷インキ組成物は種々の非吸収性基材、特に
ポリプロピレンフィルムに対してすぐれた接着性を示し
、さらに耐ボイル性、耐レトルト性、耐油性、耐アルカ
リ性にも優れる。1+耐粘着性も良好である。
このことよシレトルト食品等の包装用の印刷インキバイ
ンダーとして非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例及び比較例で用いたポリウレタ
ンの複素弾性率温度分布曲線である。 特許出願人 株式会社 り ラ し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子ジオール、有機ジイソシアナートおよび鎖
    伸長剤を反応させて得られる有機溶剤に可溶なポリウレ
    タン樹脂を主たるバインダーとする印刷インキ組成物に
    おいて、該ポリウレタン樹脂が、(A)末端に水酸基を
    有する平均分子量1000〜3000の高分子ジオール
    、(B)有機ジイソシアナート化合物および(C)鎖伸
    長剤から合成されるに際し、まず(A)と(B)を(A
    ):(B)のモル比が1:1.2〜1.8の割合で反応
    させて末端イソシアナート基を有するプレポリマーを合
    成し、次いで(A)に対するモル比が0.3〜1.0で
    ある(B)および(C)をこのプレポリマーに添加し、
    反応させる事によつて得られる数平均分子量が1000
    0〜70000のポリウレタン樹脂である事を特徴とす
    る印刷インキ用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000072994A (ja) * 1998-08-26 2000-03-07 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd 転写シート用印刷インキバインダー及びこれを用いた転写シート用印刷インキ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57133114A (en) * 1981-02-10 1982-08-17 Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd Polyurethane resin and water-based composition containing said polyurethane resin

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