JPH0130756B2 - - Google Patents

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JPH0130756B2
JPH0130756B2 JP58088591A JP8859183A JPH0130756B2 JP H0130756 B2 JPH0130756 B2 JP H0130756B2 JP 58088591 A JP58088591 A JP 58088591A JP 8859183 A JP8859183 A JP 8859183A JP H0130756 B2 JPH0130756 B2 JP H0130756B2
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JP
Japan
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current
inverter
induction motor
converter
power
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JP58088591A
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English (en)
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JPS59217575A (ja
Inventor
Masami Nomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP58088591A priority Critical patent/JPS59217575A/ja
Publication of JPS59217575A publication Critical patent/JPS59217575A/ja
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、可変電圧可変周波数の交流で誘導
電動機を付勢し、かごを昇降させるエレベータの
制御装置に関し、特にその制御装置の保護に関す
るものである。
可変電圧可変周波数の交流で誘導電動機を付勢
すると、任意の回転数が得られる点に注目して、
最近、エレベータに可変電圧可変周波数制御(以
下、VVVF制御という。)を適用することが考え
られている。
ところで、VVVF制御は、常用電源による交
流を直流に変換し、更に、可変電圧可変周波数の
交流に変換するものである。動力電源がこのよう
に変換されるため、各変換装置の故障による過電
流に対して、保護手段が随所に用いられていた。
第1図は従来提案されたエレベータの制御装置
である。
図中、R,S,Tは三相交流電源、1はこの三
相交流電源R,S,Tに接続されて交流を一定電
圧の直流に変換するコンバータ、2はこの直流を
平滑するコンデンサー、2aはこのコンデンサー
2に流れる電流を計測する直流変流器、3はこの
直流変流器2aの信号が規定値を越えると作動し
て常閉接点3aを開放すると共に、後述のインバ
ータを不導通にさせる遮断信号を発する電流検出
手段からなる保護手段、4は回生電力を消費する
抵抗器で、比較的低い抵抗値で構成され、常時通
電されると焼損するものである。4aは電力が回
生されているときに導通して抵抗器4に電流を流
すトランジスタからなる電流制限手段で、上記抵
抗器4と共に回制電力処理装置として機能するも
のである。5は抵抗器4に流れる電流が予め定め
られた値を越えると常閉接点5aを開放する過電
流継電器からなる保護手段、6は通常トランジス
タで構成され、コンバータ1による直流を可変電
圧可変周波数の三相交流に変換するインバータ、
7,8はこのインバータ6によつて変換された三
相交流の二相にそれぞれ接続された過電流継電器
からなる保護手段で所定値を超える電流が流れる
と、それぞれ常閉接点7a,8aを開放するもの
である。9はインバータ6による交流で付勢され
る誘導電動機、10はこの誘導電動機9に直結さ
れた駆動軸、11はこの駆動軸に結合されたブレ
ーキ車、12はこのブレーキ車11にばね(図示
しない)の力で押圧されて駆動軸10に制動力を
与えるブレーキシユー、13は付勢されるとこの
ブレーキシユーを上記ばね力に抗してブレーキ車
11から開放するブレーキコイル、14は駆動軸
10に結合されて誘導電動機9の回転数を検知す
る速度計、15は駆動軸10に結合された網車
で、主索16を介してかご17及びつり合おもり
18を昇降駆動するものである。19は誘導電動
機9の速度パターン信号を発生する速度パターン
発生手段、20はこの速度パターン信号と速度計
14の速度信号とを比較する比較器、21はこの
比較器20の比較結果によつてインバータ6を駆
動するインバータ駆動手段、22は常閉接点3
a,5a,7a,8aの直列回路を介して交流電
源S,T間に接続された遮断器で、常時付勢され
て接点22aを閉成させ、コンバータ1を交流電
源R,S,Tに接続し、消勢されると接点22a
を開放して切り離すものである。
次に、動作の概要を説明すると、平常時は遮断
器22は付勢されているので接点22aは閉成し
ており、交流電源R,S,Tによる交流はコンバ
ータ1によつて直流に変換されている。この直流
はコンデンサー2によつて平滑にされる。このと
きコンデンサー2に電流が流れるが、微少な値で
あり、常閉接点3aが開放されることはない。速
度パターン発生装置19から速度パターン信号が
発せられると、ブレーキシユー12が開放される
と共に、インバータ6から速度パターン信号に対
応した交流が出力される。この交流によつて誘導
電動機9が付勢されてかご17が昇降駆動され
る。
誘導電動機9が発電機となつて電力を発生する
と、インバータ6は交流を直流に逆変換する。こ
のときトランジスタ4aが導通して、抵抗器4に
よつて回生電力が消費されるので、誘導電動機9
は制動トルクを発生し、意図した速度で回転する
ものである。
次に、過電流に対する保護について述べる。
まず、誘導電動機9に過電流が流れると、過電
流継電器7,8が作動して常閉接点7a,8aを
開放し、遮断器22を消勢させる。この消勢によ
つて、接点22aが開放され、コンバータ1が交
流電源R,S,Tから切り離されるので誘導電動
機9を保護することができる。また、何らかの原
因で、インバータ6が短絡故障を起すと、コンバ
ータ1による他に、コンデンサー2からも電力が
供給されて、急峻な大電流が流れる。このとき直
流変流器2aがコンデンサー2から流れ出る大電
流を計測して電流検出手段3へ入力する。この電
流検出手段3は遮断信号を出力してインバータ6
を構成するトランジスタのベースを強制的に負バ
イアスにして短絡電流を阻止することを行う。ま
た、たとえ阻止できなかつたとしても、接点22
aを解放することにより、後続の電流を遮断し、
大電流に対してコンバータ1及び電線等を保護す
るようにしている。
更に、また、トランジスタ4aが故障して常時
導通状態になると、回生電力ばかりではなく、コ
ンバータ1による直流電流も流れるので、抵抗器
4は常時付勢状態となり、過熱する危険がある。
このとき過電流継電器5はこの電流によつて加熱
されて常閉接点5aを開放する。この開放によつ
て、既に述べたとおり、接点22aが開放され、
電力の供給が断たれるので、抵抗器4が焼損する
のを阻止できる。
ところで、第1図に示すエレベータの制御装置
においては、保護装置として電流検出手段3、過
電流継電器5,7がそれぞれの回路に用いられ、
過電流に対して保護をするようになつている。こ
のように多くの保護手段が使用されると、例えば
誘導電動機9に大電流が流れた場合に、過電流継
電器7及び電流検出手段3が同時に作用すること
があり、事後の復旧に手間取るという欠点があつ
た。また、保護手段が多いことによつて高価にな
るという欠点もあつた。
この発明は上記欠点に鑑みなされたもので、第
2図は、この発明の一実施例を示す。
図中、第1図と同符号は同一部分を示し、30
aはコンバータ1の直流側の正極と負極間にコン
デンサー2が接続された回路の正極に一端が接続
された電線で、他端が抵抗器4とインバータ6に
接続されている。30bは同じく負極に一端が接
続された電線で、他端が、トランジスタ4aとイ
ンバータ6に接続されている。31は電線30a
の電流を計測する直流変流器、32はこの直流変
流器31の信号が所定値を越えると作動して常閉
接点32aを開放する電流検出手段からなる保護
手段である。
次に、動作について述べると、平常時は、第1
図に示す従来例と同じであり、説明省略し、過電
流に対する保護について述べる。
まず、誘導電動機9に過電流が流れると、その
有効電力分は直流側電流となつて電線31a,3
1bに流れ、直流変流器31で計測される。この
計測信号は平常時におけるよりも大きいので電流
検出手段32が作動し、常閉接点32aを開放す
る。この開放によつて遮断器22が消勢され、接
点22aが開放されて、過電流が遮断される。
また、トランジスタ4aが故障して導通し続け
ると、常時、抵抗器4に電流が流れる。この電流
は、直流変流器31で計測され、電流検出手段3
2を作動させ、遮断器22を消勢させる。この消
勢によつて電力が遮断され、抵抗器4の焼損を阻
止することができる。
更にまた、インバータ6が短絡事故を起した場
合は、この短絡によつて電線30a,30bに大
電流が流れ、直流変流器31から大きな計測信号
が発せられる。この計測信号によつて電流検出手
段32が作動すると、遮断信号を出力してインバ
ータ6を不導通にし、短絡電流を阻止すると共
に、阻止不可能な場合に備えて常開接点32aを
開放する。この開放によつて遮断器22が消勢さ
れ、接点22aを開放して電力を遮断し、インバ
ータ6の短絡事故による大電流に対してコンバー
タ1や電線30a,30bを保護することができ
る。
なお、接点22aは交流電源R,S,Tとコン
バータ1の間に接続されるものとしたが、これに
限られるものではなく、電線30a,30bに接
続しても所期の目的を達することができる。
この発明は、以上述べたとおり、交流電源に接
続され、この交流を直流に変換するコンバータ
と、このコンバータの直流側の正極と負極間にコ
ンデンサーが接続された回路に、電路を介して、
要時に通電される抵抗器と、上記直流を交流に変
換するインバータとを接続し、この変換された交
流で誘導電動機を付勢するエレベータの制御装置
において、電流検出手段をコンデンサよりもイン
バータ側で回生電力処理装置よりも反インバータ
側に接続し、この電流検出手段が所定値以上の電
流を検出したとき交流電源から供給される電力を
遮断するようにしたので、故障で回生電力処理装
置やインバータに大電流が流れたとしても、また
誘導電動機に大電流が流れたとしても、いずれも
電流検出手段で検出でき、この検出により、交流
電源を遮断することにより焼損を未然に防止でき
る。
つまり、過電流対策が区々とならず一括して行
い得るので、回路の構成が簡潔となるほか、保護
回路の信頼性を向上させる場合でも電流検出手段
について行えばよく、従来回生電力処理装置や誘
導電動機ごとに行つていた場合に比べて容易であ
るという効果を有する。
更にコンデンサよりもインバータ側で電流を検
出するようにしたので、例えば回生電力処理装置
で導通故障が生じた場合に特定条件、例えばエレ
ベータの停止直後は回生電力処理装置に電流が流
れるべきではないのに、この導通故障により電流
が流れ、これを検出できるので、安全性が高いと
いう効果も有する。
更にまた、運転開始時交流電源投入によりコン
デンサに充電々流が流入するが、この流入電流が
例え過大であつてもこれによつて電流検出手段が
誤動作することはないという効果も併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエレベータの制御装置をブロツ
ク図で示した制御回路図、第2図はこの発明の一
実施例を示す制御回路図である。 図において、R,S,Tは交流電源、1はコン
バータ、2はコンデンサー、4は抵抗器、4aは
電流制限手段、6はインバータ、9は誘導電動
機、22は遮断器、30a,30bは電路、32
は電流検出手段である。なお、図中同一符号は同
一部分又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源に接続されたコンバータで交流を直
    流に変換し、この直流をインバータで任意の周波
    数の交流に変換して誘導電動機を駆動しかごを運
    転するようにしたものにおいて、上記直流回路に
    接続された平滑コンデンサ、この平滑コンデンサ
    と上記インバータとの間に接続され上記誘導電動
    機の回生運転時に作動してこの回生電力を消費す
    る回生電力処理装置、上記平滑コンデンサよりも
    上記インバータ側であつて上記回生電力処理装置
    よりも上記反インバータ側に接続された電流検出
    手段、この電流検出手段が所定値以上の電流を検
    出したとき上記交流電源から上記コンバータに流
    れる電流を遮断する手段を備えたエレベータの制
    御装置。
JP58088591A 1983-05-20 1983-05-20 エレベ−タの制御装置 Granted JPS59217575A (ja)

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