JPH01302138A - 粒子解析装置のデータ補正方法 - Google Patents

粒子解析装置のデータ補正方法

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JPH01302138A
JPH01302138A JP63133149A JP13314988A JPH01302138A JP H01302138 A JPH01302138 A JP H01302138A JP 63133149 A JP63133149 A JP 63133149A JP 13314988 A JP13314988 A JP 13314988A JP H01302138 A JPH01302138 A JP H01302138A
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JP
Japan
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fluorescence
correction
detectors
particle
fluorescent agents
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JP63133149A
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English (en)
Inventor
Junichi Yamayoshi
山吉 純一
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばフローサイトメータ等のように、検体
粒子からの散乱光及び蛍光を検出することにより検体粒
子の性質を解析する粒子解析装置のデータ補正方法に関
するものである。
[従来の技術] フローサイトメータ等に用いられる従来の粒子解析装置
では、フローセルの中央部の例えば200 JLmX 
2004mの微小な断面を有する流通部内を、シース液
に包まれて通過する検体粒子に光ビームを照射し、その
結果生ずる散乱光及び蛍光により、検体粒子の形状、大
きさ、屈折率等の粒子的性質を解明することが可能であ
る。
発生した蛍光は分光され、赤色蛍光及び緑色蛍光として
検出されるが、赤色蛍光と緑色蛍光の波長領域には重な
り合う部分があるため、互いの検出器に他の蛍光が混入
することが避けられない。
これは例えば白血球中のリンパ球を赤色及び緑色の蛍光
剤を用いて同時に染色し、それぞれの蛍光強度により2
種類の免疫機能を検査する場合に、一方の蛍光色だけが
発生しても双方の検出器に出力が生じてしまうという問
題となる。
そこで、混入した信号を除去する補正を必要とするが、
従来の補正方法では測定者が検体粒子から発生する赤色
及び緑色蛍光の信号強度を見ながら補正の程度を手動で
決定しているために、個人差が生じて客観性に欠け、ま
た時間が掛かる等の問題点がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、測定者個人に
よる信号の補正誤差を無くして正確な補正を可能とし、
更に測定時間が短縮できる粒子解析装置のデータ補正方
法を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、蛍光剤に
より染色した検体粒子に光ビームを照射し、検体粒子か
ら発生する蛍光を分光して、分光された蛍光強度を測定
する検出波長範囲が異なる複数個の検出器を備えた粒子
解析装置において、予め特定の蛍光剤で染色した検体粒
子に対して光ビームを照射し、前記各検出器が測定した
蛍光強度から前記特定の蛍光剤に対する前記各検出器間
の補正係数を算出し、測定時における前記各検出器の出
力から他の検出器が測定すべき蛍光成分の影響を除去す
るように補正することを特徴とする粒子解析装置のデー
タ補正方法である。
[発明の実施例] 本発明に係る方法を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は光学系と信号処理系の構成図である。
フローセルlの流通部la内を高速暦法となったシース
液に包まれて、赤色及び緑色の蛍光剤で染色された検体
粒子が通過し、この流れと直交する方向にレーザー光源
2が配置されている。このレーザー光源2から照射され
たレーザービームLを流通部1aに導くために、光軸G
1上に結像レンズ3が配置され、更に検体粒子からの9
0°散乱光及び蛍光を測定するために、検体粒子の流れ
の方向と光軸01にそれぞれ直交する方向である光軸0
2上に、フローセル1側から集光レンズ4、緑色光を反
射するグイクロイックミラー5、赤色光を反射するグイ
クロイックミラー6が順次に配列されている。グイクロ
イックミラー5の反射方向には集光レンズ7、光検出器
8が、グイクロイックミラー6の反射方向には集光レン
ズ9、光検出器10が配列されている。
信号処理系としては、光検出器8,10の出力は信号処
理部11に接続され、この信号処理部11の出力はA/
D変換部12を経てインタフェイス13に接続されてい
る。更に、インタフェイス13は解析部14と接続され
、この解析部14の出力が再び信号処理部11に入力さ
れるようになっている。
ここで、結像レンズ3を介してフローセルlの流通部1
aに集光されたレーザービームLは検体粒子によって散
乱され、90°蛍光は集光レンズ4を経て、緑色蛍光は
グイクロイックミラー5で、赤色蛍光はグイクロイック
ミラー6で反射され、それぞれ集光レンズ7.9を介し
て光検出器8.10に入射し電気信号に変換される。光
検出器8.10からの電気信号は後述する信号処理部1
1へ入力され1次にA/D変換部12でA/D変換され
、インタフェイス13を介して解析部14に送られる。
第2図は緑色及び赤色蛍光剤とグイクロイックミラー5
.6の波長特性図を示し、曲線G及びRは緑色及び赤色
の蛍光剤波長特性であり、グイクロイックミラー5は波
長がD1以下の光、グイクロイックミラー6は波長がD
2以上の光を反射する。
このため、01以下の波長は緑色蛍光として、 02以
上の波長は赤色蛍光として検出されることになる。一方
1曲線G及びRは波長特性の重なりが大きいため、波長
がD2以上の斜線で示す緑色蛍光部分G°は赤色蛍光に
混入し、逆に波長が旧以下の赤色蛍光部分R′は緑色蛍
光に混入する。
第3図はこれらの波長部分が混入した電気信号を補正す
るために設けられた信号処理部内の補正系ブロック図で
あり、Gl、 G2は信号処理系のゲイン、11.12
はそれぞれ緑色、赤色蛍光による光電流、R1,R2は
電流電圧変換用抵抗、)[1,R2は補正係数である。
第2図からも理解し得るように、入力信号の補正を行う
には一方の信号の混入比分の信号を他方の信号から差し
引けばよい、そこで、赤色蛍光剤の波長特性曲線Rの内
部において、波長がD2以上の領域に対する領域R°の
割合をα、同様に緑色蛍光の曲線Gの内部において、波
長がO1以下の領域に対する領域G′の割合をβとし、
また補正前の電圧をVl’ 、 V2°、補正後の電圧
をvl、v2とすると、次式が成立する。
vl=vt′−に2V2’         −(t)
= GIRI(It◆α12) −に2G2R2(12
◆βII)= (GIRI−βに2G2R2)11+ 
(αGIRI−に2G2R2)12・・・(2) ここで、光電流I2の影響を無くすには、αGIRI−
K2G2R2= 0 −”、に2=αGIRI/ G2R2・・・(3)同様
にして、 V2= V2’−KIVI’          ・(
4)が成立し、 K1=βG2R2/ GIRI         ・・
・(5)ここで、 (3) 、 (5)式から、Vl 
= GIRI (1−(X 73 )11      
 ・・・(6)V2= G2R2(1−(X 13 )
f2          ・・・(7)αβ= KIK
2                 ・・・(8)(
8) 、 (7) 、 (8)式から、Vl= GIR
I (1−KIK2)11          ・ (
9)V2= G2R2(1−KIK2)12     
     ・ (10)(9) 、 (10)式から、
補正後の値Vl、 V2を真の値V1= GIRIIl
、 V2= G2R2V2ト等シくスルタメニハ、第4
図に示すようにVl、・v2を更に次式で書き換えれば
よい。
V1=(Vlo−に2V2’ )/(1−KIK2) 
   −(11)V2 = (V2’−KIVI’ )
/(1−KIK2)     ・(12)次に、補正係
数Kl、 K2の算出方法について述べる。第5図は赤
色蛍光剤のみにより染色された検体粒子の測定データで
あり、縦軸を赤色蛍光強度、横軸を緑色蛍光強度とした
二次元サイトグラム上に1つのまとまった粒子群として
表示される。この粒子群をウィンドウWで囲み、ウィン
ドウW内の粒子群の緑色及び赤色蛍光強度の平均値をM
C)l 1及びMeO2とすると、MCll0CVI’ MCH2oc V2’               
    ・ (13)となる、ここで、赤色蛍光の緑色
側への混入成分を除去するためには、(11)式でv1
=0として、K2=V1’ /V2° =MCH1/M
GH2・(14)となるように補正係数に2を定めれば
よい、同様に、補正係数Klについては、線色蛍光剤の
みにより染色された粒子を測定して求めることができる
このように、2種類の蛍光剤を用いる粒子解析の蛍光補
正を行うには、予め一方の蛍光剤だけが発光する二次元
サイトグラム上の粒子群にウィンドウをかけ、解析部1
4において各蛍光強度の平均値を算出して補正係数に1
、K2を求め、それらの値を信号処理部11に入力した
後に測定を開始すればよい。
なお、補正係数Kl、 K2を求めるに当り、蛍当強度
の平均値MCHI、MeO2の代りに、最大頻度の蛍当
強度を使用することもできる。また、補正係数の算出に
ついては、補正前のアナログ信号をA/D変換して解析
部14に送り、解析部14において行うことも可能であ
る。なお、蛍光剤の種類が更に増加しても、同様な方法
で校正が可能である。
また、蛍光剤が1種類でも、結合する検体粒子によって
は発生する波長領域が異なる場合にも応用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る粒子解析装置のデータ
補正方法は、単一又は複数の蛍光剤を用いた場合の信号
強度から予め補正係数を算出して補正することにより、
補正値の客観性及び信頼性が向上し、また測定時間の短
縮や検体粒子の節約が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る粒子解析装置のデータ補正方法の実
施例を示し、第1図は構成図、第2図は蛍光剤及び分光
系の波長特性図、第3図、第4図は補正系の構成図、第
5図は二次元ヒストグラム図である。 符号1はフローセル、2はレーザー光源、5.6はグイ
クロイックミラー、8,10は光検出器、11は信号処
理部、12はA/D変換部、13はインタフェイス、1
4は解析部である。 特許出願人   キャノン株式会社 、5 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、蛍光剤により染色した検体粒子に光ビームを照射し
    、検体粒子から発生する蛍光を分光して、分光された蛍
    光強度を測定する検出波長範囲が異なる複数個の検出器
    を備えた粒子解析装置において、予め特定の蛍光剤で染
    色した検体粒子に対して光ビームを照射し、前記各検出
    器が測定した蛍光強度から前記特定の蛍光剤に対する前
    記各検出器間の補正係数を算出し、測定時における前記
    各検出器の出力から他の検出器が測定すべき蛍光成分の
    影響を除去するように補正することを特徴とする粒子解
    析装置のデータ補正方法。
JP63133149A 1988-05-31 1988-05-31 粒子解析装置のデータ補正方法 Pending JPH01302138A (ja)

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