JPH01300935A - 超音波診断装置用ウレタンゲル - Google Patents

超音波診断装置用ウレタンゲル

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JPH01300935A
JPH01300935A JP63131520A JP13152088A JPH01300935A JP H01300935 A JPH01300935 A JP H01300935A JP 63131520 A JP63131520 A JP 63131520A JP 13152088 A JP13152088 A JP 13152088A JP H01300935 A JPH01300935 A JP H01300935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane gel
gel
isocyanate
urethane
polyol
Prior art date
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Pending
Application number
JP63131520A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Akaishi
赤石 文男
Susumu Sakaino
境野 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKO RUBBER KOGYO KK
Fujikura Composites Inc
Original Assignee
NIKKO RUBBER KOGYO KK
Fujikura Rubber Ltd
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Publication date
Application filed by NIKKO RUBBER KOGYO KK, Fujikura Rubber Ltd filed Critical NIKKO RUBBER KOGYO KK
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Publication of JPH01300935A publication Critical patent/JPH01300935A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は超音波診断装置用ウレタンゲル、さらに詳細に
は超音波の減衰性が少なく、かつ超音波の伝達速度の大
きな超音波診断装置用ウレタンゲルに関する。
(従来技術) 超音波診断装置は、超音波を身体に照射し、所定の深さ
より反射した前記超音波を受信して身体内の状態を映像
として捉える装置であり、衣料用の診断装置として広く
使用されるようになってきている。
このような超音波診断装置を使用する場合、超音波を受
信し、かつ受信する探触子1を身体2の所定部分に当接
し、超音波の発信および受信を行なうものである。この
身体2の表面には微細な凹凸ないし湾曲があるため、前
記身体表面と探触子1の接触は直接接触する部分21と
空気層22を介して直接接触する部分に分けられること
になる。
このように空気層22を介して超音波を発信−受信する
と、得られる映像が不正確になると共に、不鮮明になる
という欠点があった。
このような欠点を解決するため、第2図に示すように、
たとえば水、油のような流体を収納した袋3あるいは水
槽などの介在物を介して探触子1を身体に接触させ、空
気層を介さずに超音波の発信および受信をすることが行
なわれている。このような袋3は身体2の形状に応じて
種々変形できるため、空気層を介して接触することがな
くなり、このためえられる映像は空気層の影響を受けな
いという利点がある。
しかしながら、このような水袋3ないし水槽には下記の
ような欠点があった。
■氷袋を支えるスタンドが必要になる、■多重エコーの
現われない氷袋の材質を選択するのか困難である、この
ため多重エコーが水の深さ(探触子と患者管の距離)の
部分に第1のものか現われることに着目し、氷袋を大き
くする必要を生しる、 ■前記氷袋の水の取り替えに手間がかかる、■水槽の場
合は、水をこぼさないようにするため、探触子に対し下
にこないようにする必要があるが、このなめ患者に無理
な姿勢を強いることがある、 ■患者が動いたときに水か漏れたり、氷袋が破れたりし
て、患者が濡れる心配かある。
(発明の概要) 本発明は上述の点に管が明されたものであり、氷袋に比
較して収り扱いが容易で、水などの流体を取り替える手
間も扶養であるばかりでなく、かつ超音波の減衰もわず
かで、シャープな映像が得られるゲル状物質を提供する
ことを目的とする。
上述のような目的を達成するため、本発明による超音波
診断装置用ウレタンゲルは、水分量が500ppm以下
のポリオールを、反応する官能基がほぼ当量のイソシア
ネートと重合せしめたゲル状物であって、かつ針入度が
5〜350であることを特徴としている。
本発明による超音波診断装置用ウレタンゲルによれば、
氷袋支持装置が不要であり、取り扱いが極めて容易であ
ると共に、患者に無理な格好を強いることなく、楽に診
断を受けさせることができる。さらに密着性が良好で、
多重エコーの発生も防止でき、氷袋もしくは水槽のよう
に患者か動いたときに水が漏れたり、氷袋が破れたりし
て、患者が濡れる心配がないという利点がある。さらに
、減衰量が少なく、かつ適度の柔軟性を有していると共
にゲル状であるため、氷袋のように取り扱いが難しくな
ることがなく、患者との密着性も良好である。
(発明の詳細な説明) 本発明をさらに詳しく説明する。
本発明によれば、水分量が500ppm以下のポリオー
ルを、反応する官能基がほぼ等量のイソシアネートと重
合せしめたウレタンゲルを使用している。
このような本発明によるウレタンゲルは、周知のように
イソシアネート分とポリオール分、そしてこれを希釈す
るための油類、触媒などを含むウレタン溶液を重合させ
、ゲル化したものである。
このようなウレタン溶液のイソシアネート分は本発明に
おいて基本的に限定されるものではない。
通常のウレタン樹脂溶液の製造に使用できるイソシアネ
ートを有効に使用することができる。
このようなイソシアネート分としては、たとえばトリレ
ンジイソシアネート、4,4″ジフエニルメタンジイソ
シアネートなどの一種以上を有効に使用することができ
る。
本発明において、特に重合剤であるポリオールが重要で
ある。このポリオールは、水分含量が500 ppm以
下のものを使用する必要がある。500 ppmを越え
た水分含量であると、超音波が減衰しやすく、良好な画
像が得られにくいからである。
即ち、本発明者らは、上述のような超音波診断装置用の
介在物を研究した結果ポリオール中に水分があると、超
音波の減衰が大きくなり、この結果映像が鮮明にならな
いことを見いだしたのである。
この理由は、必ずしも明確ではないが、水分子ないしO
H基がウレタンゲルと別位相を形成する結果、ウレタン
ゲル−水層−ウレタンゲルと超音波が通過していくとき
に、超音波の吸収あるいは屈折などが生じ、結果として
超音波の減衰が大きくなり、画像が不鮮明になるものと
考えられる。
このようなポリオールとしては、ポリエステル系、ポリ
アクリル系、ポリブタジェン系あるいはポリエーテル系
のポリオールを好ましく使用することができる。特に、
加水分解しにくいポリブタジェン系ポリエーテル系ポリ
オールが望ましい。
一方、ポリアミン系ポリオールは、身体にかぶれなどを
起こす恐れがあり、好ましくない。
このようなポリオール分としては、たとえばヒマシ油、
ポリブタジェンなどの一種以上を例としてあげることが
できる。
このようなポリオールは、たとえばモレキュラシーブな
どの脱水剤を使用して脱水するか、加熱、真空吸引して
脱水し、500ppm以下にする。脱水剤を使用する場
合、製造されたウレタンゲルの性能を悪化させるもので
あってはならないことは明らかである。
このイソシアネート分とポリオールの混合量は、反応す
る官能基がほぼ等量になるようにする。このように官能
基をほぼ等量にすることによって、重合され、生成され
たポリウレタン樹脂はゲル状になるからである。
このようなウレタン溶液に対し、ウレタンゲルの粘土を
調整するために添加される希釈剤としては、たとえば、
ジブチルフタレート、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、ジイソブチルアジペート、ジ−n−ヘキシルアゼレ
ートなどの可塑剤や鉱物油などを使用することができる
このような希釈剤を添加することによって、生成される
ウレタンゲルの針入度を5〜350に調整する。ウレタ
ンゲルの針入度が5未満であるとウレタンゲルが硬くな
り過ぎて身体に密着しにくく、一方、350を越えると
柔らかすぎて取り扱いが困難になるからである。
また、重合触媒としては、従来この種のウレタンの重合
に使用される触媒を有効に使用することができる。たと
えば、アミン系、金属系などの触媒を有効にすることが
可能である。
このような樹脂液を重合させて製造されたウレタンゲル
派、1450〜1490 m/sの音速を有し、音の減
衰率は1 、31 dB/cm以下と良好な結果を示し
ている。
以下、実施例について説明する。
実施例 4.4″ヅフエニルメクヅイソシアネー)      
      30重量部ポリブタジェン・ヒマシ油  
 110重量部可塑剤・希釈剤         20
0重量部触媒              0.1重量
部を100°Cに加熱し、760 mmHgで真空吸引
の手段で充分脱水し、1100ppの水分含量としたポ
リブタジェン・ヒマシ油系ポリオールおよび希′釈剤に
、イソシアネート分として4,4″ジフエニルメタンジ
インシアネートを添加し、最後に触媒を加えて、良く脱
泡したのち、100mmX 200mmX10mmの型
に流し込み、硬化させた。
硬化したポリウレタンゲルの針入度は130、減衰率は
0.5dB/cmであった。
第3図に、本発明による超音波診断用介在物の音速と減
衰率の結果を示す。符号1〜4は本願発明の介在物であ
る。比較として、第3図に市販の超音波診断装置用介在
物の減衰率と音速の関係を符号5.6.7として示す。
上記の結果より明らかなように、本発明によるウレタン
ゲルによれば、減衰率および音速の両方とも従来のもの
に比較して良好であった。また、得られる映像も従来の
ものに比較して遜色なかつな。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明による超音波診断装置用ウ
レタンゲルによれば、氷袋支持装置が不要であり、取り
扱いが極めて容易である。さらに、密着性か良好で、多
重エコーの発生も防止でき、氷袋もしくは水槽のように
患者が動いたときに水漏れしたり、氷袋が破れたりして
、患者が濡れる心配がないという利点がある。さらに減
衰量が少なく、かつ適度の柔軟性を有しており、被検体
に良くなじみ、湾曲の強い部分にもよく密着し、ゲル状
であるため、氷袋のように取り扱いが難しくなることが
なく、皮膚に炎症をおこしにくい非アレルギー性である
という利点もあり、かつ患者との密着性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は身体に探触子を当接したときの概念図、第2図
は探触子を氷袋を介して当接したときの概念図、第3図
は本発明によるウレタンゲルの減衰率と音速の関係を示
す図である。 1・・・探触子、2・・・身体、3・・・氷袋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水分量が500ppm以下のポリオールを反応す
    る官能基がほぼ等量のイソシアネートと重合せしめたゲ
    ル状物であって、かつ針入度が5〜350であることを
    特徴とする超音波診断装置用ウレタンゲル。
JP63131520A 1988-05-31 1988-05-31 超音波診断装置用ウレタンゲル Pending JPH01300935A (ja)

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JP63131520A JPH01300935A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 超音波診断装置用ウレタンゲル

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JP63131520A JPH01300935A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 超音波診断装置用ウレタンゲル

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JPH01300935A true JPH01300935A (ja) 1989-12-05

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ID=15059975

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JP63131520A Pending JPH01300935A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 超音波診断装置用ウレタンゲル

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JP (1) JPH01300935A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131753A (ja) * 1988-11-11 1990-05-21 Takiron Co Ltd 超音波診断用探触子用カプラー
WO2015080236A1 (en) * 2013-11-29 2015-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Phantom used for acoustic diagnostic apparatus

Cited By (3)

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JPH02131753A (ja) * 1988-11-11 1990-05-21 Takiron Co Ltd 超音波診断用探触子用カプラー
WO2015080236A1 (en) * 2013-11-29 2015-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Phantom used for acoustic diagnostic apparatus
US9877704B2 (en) 2013-11-29 2018-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Phantom used for acoustic diagnostic apparatus

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