JPH01299503A - 靴の締具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分！！ｆ〉 本発明は、その構成が、靴本体に固定される基盤、その
端部が基盤の上に蝶番で固定された２本の腕を持つ締め
付けレバー、締め付けろ相手側の靴の部分に固定された
一方の止め金に引掛ける止め具、およびこの止め具と、
止め具を支える締め付けレバーとの間の距離を調整でき
る結合装置からなる靴の締具に関する。

〈従来の技術〉 この種の締具は、例えばＵＳＰ４．０５１．６１）にも
見られる。この締具では止め共はネジきりした穴のつい
た支持体に取付けたリングと、この穴にねじ込む事ので
きる棒で構成されており、締め具合の微調整はこのリン
グ支持体へのネジ込みの調整でおこなう。しかし、この
際リング自体が回転するため、調整は締具が締められて
いない場合にのみ可能である。そのうえ、リング自体が
回転するので時々相手側の止め金にうまく合わない位置
にくる可能性もある。

〈発明の目的〉 本発明の目的は締具を締めたまま、その締め具合の微調
整が可能な締具を提供することにある。

〈発明の要旨〉 本発明に係る靴の締具において、取付け部品はピンで締
め付けレバー上に蝶番止めされ、ネジきりした接続棒が
貫通出来ろ丸い縦穴を持った保持部と、前記接続棒がね
じ込まれるためのネジきりした穴が付いた回転体の調整
ボタンで構成される。

このボタンは止め具に相対し取付け部品の遠端に支持さ
れ、その接続棒と調整ボタンで構成された組立体は取付
け部品の内部にピンで軸方向に固定される。

第２図に示したとおり、その接続棒のネジきりした部分
の一部は削り加工されており、当該削り加工部がピンの
円周の部分と噛合わされて取付け部品内部での接続棒の
移動を制限する。土たそのピンと削り加工部の相互作用
により接続棒及び止め具が回転するのを防ぐことができ
る。ピンと削り加工部の＃Ｊきにより相対する止め金と
止め具が確実に直線上に並ぶための微小な回転移動も可
能である。回転ボタンには取付け部品内部で軸方向にピ
ンで保持する為の溝がある。

調整ボタンは締具を締めたまま回す事が出来ろ。

更に取付け部品の蝶番ピンは保持用ピンとしても働く。

〈実施例〉 第１図と第２図に示す締具は靴の一部（４）に固定され
たあぶみ状の基盤に蝶番線めされた締め付けレバー（２
）に接続されたリング（＋１と相手側の部分（７）にリ
ベッｌ−（６）諦めされた止め金（５）から構成されて
いる。締め付けレバー（２）は２本の腕（８）、（９）
を持っており、それらは基盤（３）の２つのフランジ上
に２本のピン（１０）、　（１））で蝶番線めされてい
る。止め共（１２）に固定されｔこリング（１）は、ピ
ン（１０１，（１））と締め付けレバーの端部（１５）
の間に位置し、締め付けレバーの腕（８）と（９）の間
で蝶番線めされた取付け部品（１４）に接続棒（１３）
を経由して接続されている。以上のところまでは、ｕＳ
Ｐ４、０５１．６１）の記述内容に似ており、第２図に
見られるように締め付けレバー（２）を固定する為に接
続棒の一端にばね止め（１６）も付いている。

基盤（３）は一方の側で穴（１７）を通して靴にリベッ
ト止めされ（第２図）もう一方の側の端では２つのｔａ
　（１８１が穴（２０）を通して靴にリベット止めされ
た板（１９）に止められろ。

取付け部品（１４）は軸方向に丸い穴（２１）の付いた
コンパス状を呈している。この穴は円筒状のキャップ（
２２）の内面にネジきりした穴（２３）にねし込む為に
一部をネジきりした接続棒（１３）の通路である。

このボタン（２２）は穴（２１）の径の拡がった部分で
噛合わせる円筒状の締め付け部（２４）を持っている。

ボタン（２２）の上にある肩（２６）は取付け部品（１
４）の端部で支えられる。ボタン（２２）の締め付け部
（２４）は環状の溝（２７）を備え、取付け部品（１４
）の内部に装填されたピン（２８）と当該溝（２７）と
を噛合わせることにより、このピン（２８）が軸方向に
沿って取付け部品（１４）の上にボタン（２２）を支え
ろ結果としてボタン（２２）は取付け部品の内部や上で
回転することができる。

接続棒（１３）のネジきりした部分にはさらに軸に平行
に削り加工した部分（２９）がある。この削り加工部（
２９）は締め付けレバー（２）の２本の腕（８）、（９
）を取付け部品（１４）に蝶番止めするためのピン（３
０）が直角方向に通る通路でありピンの直径の半分の高
さを持つ。接続棒（１３）はこのように取付け部品（１
４）の内側に固定され、削り加工部（２９）の長さだけ
取付け部品の内側を軸方向に動くことができる。

図面から分かるように取付け部品（１４）は合成材料が
望ましい。ボタン（２２）を回転させろことにより、リ
ング（＋）と締め付けレバー上の蝶番止めピノ（３０）
との距離が調整されその結果締具がきっちりと締まるこ
とが容易にわかる。

ここで、リング（１）は勿論、他の形状の止め具、たと
えば端部がカギ型をしたものとか相手側の金具とうまく
噛合うよう、部品（５）に似たノツチを持ったものなど
に置換えることができる。

第３図に示した第２実施例の図は、第１例の図に示した
ものと幾つかの共通部分がある。これらの共通部分は省
略したかまたは第１図と第２図に用いた文字に　２を付
けて示した。この図はピン（３０’）により基Ｗ　（３
′）の表面に蝶番止めされた取付け部品（３１）で構成
される。取付け部品（３１）にはネジきりした棒（１３
′）がねじ込まれる為の円筒状のナラＩ−（３３）が噛
会わされる円筒状の凹み（３２）がある。このナツト（
３３）には取付け部品（３１）の末端部を支えるフラン
ジ（３４）がついている。合成材料で作られたキャップ
（３５）はナツト（３３）の上に固定され調整用ボタン
となる。ナツト（３３）は更に内側にピン（３０′）が
噛合わされる環状の溝（３６）をもつ。

この４　合間！ボタンはピン（３Ｇ’）によってロック
される。

〈発明の効果〉 本発明によれば靴の締具を締めたまま、簡単にしかも止
め金の設定間隔に制限されることなく締め具合の微調整
ができるので、例えばスキー靴など靴の装着具合に気を
っがう必要のあるものについて本発明を応用することは
非常に有益である。

【図面の簡単な説明】

添付図面に本発明の実施例を２つ例示した。 第１図は第１の実施例を締具が閉じられた状態の立体図
で示した。 第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。 第３図は第２の実施例の部分断面図である。 ＼ １　リング、　　２　締め付けレバー。 ５　止め金、　　＋２　　止め具、１３　　接続棒。 １４・取付け部品、　　２２．３５・・調整ボタン。 ２４　　締め付け部、２９・削り加工部。 ３０、３０′　　ピン 出願人　　ラング　インターナショナルソシエテ　アノ
ニム

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）その構成が、靴本体に固定される基盤（３）と、
   その端部が基盤の上に蝶番止めされた２本の腕を持つ締
   め付けレバー（２）と、締め付ける相手側の靴の部分に
   固定された一方の止め金（５）に引掛けるリング（１）
   と、このリングと一部をネジきりした接続棒（１３）を
   備え止め具（１２）を支える締め付けレバーとの間の距
   離を調整できる結合装置よりなる靴の締具において、取
   付け部品（１４）はピン（３０）で締め付けレバー（２
   ）上に蝶番止めされ、接続棒（１３）が貫通できる丸い
   縦穴（２１）を持った保持部と、前記の棒がねじ込まれ
   るためのネジきりした穴が付いた回転体の調整ボタン（
   ２２）とで構成され、このボタンは止め具（１２）に相
   対して取付け部品の遠端に支持され、その接続棒（１３
   ）と調整ボタン（２２）で構成された組立体は取付け部
   品（１４）の内部にピン（３０）で軸方向に固定されて
   なることを特徴とする靴の締具。
2. （２）請求項（１）の締具において、接続棒（１３）は
   削り加工部（２９）を持ち、当該削り加工部の範囲でピ
   ンにより軸方向に固定され、かつ取付け部品（１４）内
   部での可動範囲を制御されることを特徴とする靴の締具
   。
3. （３）請求項（２）の締具において、調整ボタン（２２
   ）は取付け部品の中に打ち込まれた保持用ピン（２８）
   を取付け部品の内側で噛合わせる溝（２７）を外周部に
   持っていることを特徴とする靴の締具。
4. （４）請求項（１）の締具において、調整ボタン（３５
   ）は取付け部品（３１）の端部を支える部分（３４）と
   、取付け部品の内側で締め付けレバー上の取付け部品に
   蝶番止めしたピン（３０′）に噛合する外周溝（３６）
   を備えた部分とよりなっていることを特徴とする靴の締
   具。