JPH01291876A - ハイパーサーミア装置 - Google Patents

ハイパーサーミア装置

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JPH01291876A
JPH01291876A JP63119984A JP11998488A JPH01291876A JP H01291876 A JPH01291876 A JP H01291876A JP 63119984 A JP63119984 A JP 63119984A JP 11998488 A JP11998488 A JP 11998488A JP H01291876 A JPH01291876 A JP H01291876A
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JP
Japan
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electrodes
electrode
high frequency
support
tumor
Prior art date
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Pending
Application number
JP63119984A
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English (en)
Inventor
Tadashi Abe
匡志 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01291876A publication Critical patent/JPH01291876A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は高周波電界により生体の患部を温熱治療するハ
イパーサーミア装置に関する。
[従来の技術] この種、従来のハイパーサーミア装置には大別して1つ
の体内電極と1つの体外電極とを用いるものと、一対の
体外電極を用いるものとが知られている。たとえば特公
昭62−48505号公報を参照されたい。
そして、1つの体内電極と1つの体外電極とを用いる方
式のものは第10図で示すように構成されている。すな
わち、生体2の管腔3内に腫瘍部28と対向するように
体内電極51を挿入するとともに、生体表面には体内電
極51に対向して体外電極52を配置し、これら電極5
1.52間に高周波電源53から高周波電圧を印加して
電極51.52間の生体2を誘電加熱するようにしてい
る。ここで、体内電極51は管腔3内に挿入されるため
、その電極面積は体外電極52のそれよりも小さくなっ
ている。したがって、高周波エネルギの密度は体内電極
51に向かって高くなる。
また、一対の体外電極54.55を用いる方式のものは
第11図で示すように構成されている。
すなわち、腫瘍部28を有する部分の生体2の表裏にそ
れぞれ体外電極54.55を対向して配置し、この画体
外電極54.55間に上記同様に高周波電源53から高
周波電圧を印加し、画体外電極54.55間の生体2を
誘電加熱するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第10図で示すように1つの体内電極5
1と1つの体外電極52とを用いる方式のものでは高周
波エネルギ密度が体内電極51に向かって高くなるので
、管腔3付近の加温には有効であるが、管腔3から深部
方向へ分布する温度の制御は非常に難しく、腫瘍部28
の範囲を越えた部分まで加温してしまうという問題があ
った。
また、第11図で示すように一対の体外電極54.55
を用いる方式のものでは腫瘍部28全体を所望の温度に
加温できるという利点はあるが、その生体2の表裏に配
置する各体外電極54.55の面積が大きいため、高周
波エネルギが広範囲に作用して腫瘍部28以外の正常組
織までの加温してしまう。つまり、腫瘍部28を限定し
て安全かつ効率よく加温できなかった。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは生体の管腔壁部に生じた患部のみを局所
的に効率的に加温治療できるとともに、これ以外の正常
組織には極力損傷を与えない安全性の高いハイパーサー
ミア装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用コ上記課題を解
決するために本発明は高周波電界により患部を加温して
温熱治療を行なうハイパーサーミア装置において、体腔
内に挿入可能な支持体の内端部分に複数個の電極を設け
、電力供給手段によりその複数個の電極の中から少なく
とも2つの電極を選択してこの選ばれた電極間に高周波
電流を供給し、その電極間の患部を局所的に加温するよ
うにしたものである。
したがって、生体の管腔壁部に生じた患部のみを局所的
に効率よく加温治療でき、さらに、これ以外の正常組織
には極力損傷を与えない。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。第1図において、1はアプリケータの支持体で
、この支持体1は内部に4つの孔を形成した可撓性チュ
ーブからなり、第1図で示すように生体2の管腔3内に
挿入できるようになっている。
支持体1の挿入側内端部分にはたとえば50mの間隔を
おいて2個の電極4.5が付設されている。この電極4
,5は筒状の導電性網体からなり、上記筒支持体1の外
周に被嵌して取着されている。
さらに、支持体1にはその各電極4.5を別々に囲むよ
うにバルーン6.7が水密的に取り付けられている。各
バルーン6.7内の空間は連通孔8.9を通じて第2図
で示すように上記支持体1の孔を利用する送水孔11.
12に対して個別的に連通している。これらの送水孔1
1.12は支持体1の外端部から導出する送水チューブ
13.14を介して第1の注入筒15と第2の注入筒1
6に接続されている。
また、各電極4,5は第2図で示すように支持体1の孔
を利用したケーブル挿入孔17.18に挿通された各ケ
ーブル21.22に対して個別的に接続されている。そ
して、この各ケーブル21.22は外部に設置された整
合回路23および高周波電源24に接続されている。
なお、バルーン6.7の外表面には熱電対等の温度検出
素子25が設けられている。この温度検出素子25は支
持体1内に挿通される信号線26に接続され、この信号
線26は外部に設置される温度演算器27に接続されて
いる。
しかして、このように構成されたアプリケータは次のよ
うにして使用される。すなわち、各バルーン6.7をあ
らかじめ縮めて生体2の管腔3、たとえば第1図で示す
ような食道内に挿入する。
そして、各電極4.5の間に腫瘍部28を位置させたと
ころで、第1の注入筒15と第2の注入筒16を使用し
て各バルーン6.7内に、たとえば生理食塩水等の電解
液29を注入し、各バルーン6.7を膨張させて管腔3
の内壁面に密着させる。
この後、高周波電源24から整合回路23を通じて各電
極4,5間に高周波電圧を印加する。すると、各電極4
,5間には第3図で示すように腫瘍部28付近のみを通
る高周波電流iが流れ、その腫瘍部28のみを加温する
。したがって、この腫瘍部28以外の正常組織まで不必
要に加温して痛めることがない。そして、腫瘍部28に
接触する温度検出素子25によりその腫瘍部28の温度
を検出し、この温度情報をもとにして高周波電源24に
よる通電を制御することによって腫瘍部28を43〜4
4°Cに保つ。これにによりその腫瘍部28を温熱治療
することができる。
なお、この実施例において電極4.5は網状のものを使
用したが、これに限らず、コイル、帯状素材からなるの
螺旋管、筒状導電体等のものであってもよい。また、注
入筒15.16の代りにローラポンプなどの送液装置で
あってもよい。
第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示すもの
である。この実施例では電極4,5を各バルーン6.7
の表面に設けるものである。このため、各電極4,5は
柔軟性をより持たせるため、たとえばアルミニューム等
からなる薄膜で形成し、各バルーン6.7の表面に貼り
付けたものである。
その他の構成は上記第1の実施例のものと同様である。
そして、この実施例の構成のものを使用する場合にも、
上記同様に各バルーン6.7をあらかじめ縮めて生体2
の管腔3、たとえば食道内に挿入する。そして、各電極
4,5の間に腫瘍部28を位置させたところで、第1の
注入筒15と第2の注入筒16を使用して各バルーン6
.7内に、たとえば生理食塩水等の電解液29を注入し
、第4図または第5図で示すように各バルーン6.7を
膨張させて腫瘍部28に密着させる。これにより電極4
.5はその各バルーン6.7の表面にあるから、腫瘍部
28のある管腔3の内壁に押し付けられて密着する。
この後、高周波電源24から整合回路23を通じて各電
極4.5間に高周波電圧を印加する。すると、各電極4
,5間には第3図で示すように腫瘍部28付近のみを通
る高周波電流iが流れ、その腫瘍部28のみを加温する
。したがって、この腫瘍部28以外の正常組織まで不必
要に加温して痛めることがない。そして、腫瘍部28に
接触する温度検出素子25によりその腫瘍部28の温度
を検出し、この温度情報をもとにして高周波電源24に
よる通電を制御することによって腫瘍部28を43〜4
4’ Cに保つ。これにによりその腫瘍部28を温熱治
療することができる。
なお、この第2の実施例においては、バルーン6.7内
を高周波電流iが通らないので、そのバルーン6.7を
脹らませるものは上記電解液29に限らず、水道水のよ
うな液体、または空気等の気体でもよい。
第6図および第7図は本発明の第3の実施例を示すもの
である。この第3の実施例では各電極4.5を2方向性
形状記憶合金からなるコイルによってそれぞれ形成した
ものであり、また、バルーン6.7およびこれに付随す
るものは設けていない。そして、この各電極4,5に使
用する形状記憶合金は、たとえば40°C以下の温度で
は第7図で示すように収縮して支持体1の外周に密着し
て巻き付く。また、40°C以下の温度を越えると、第
6図で示すように膨張して管腔3の内壁に密着するよう
に設定したものである。その他の構成は上記第1の実施
例のものと同様である。
そして、この実施例の構成のものを使用する場合には、
第7図で示すように電極4,5が支持体1の周面に巻き
付いた状態の温度で、生体2の管腔3、たとえば食道内
に挿入する。そして、各電極4,5の間に腫瘍部28を
位置させたところで、たとえば45°Cのお湯を管腔3
内に流すと、第6図で示すように電極4,5が膨張し、
管腔3の壁面に密着する。しかして、電極4,5は管腔
3の壁面に密着するとともにその間には腫瘍部28が位
置する。
そこで、上記実施例と同様に高周波電源24から整合回
路23を通じて各電極4.5間に高周波電圧を印加する
。すると、各電極4,5間には第3図で示すように腫瘍
部28付近のみを通る高周波電流iが流れ、その腫瘍部
28のみを加温する。
したがって、この腫瘍部28以外の正常組織まで不必要
に加温して痛めることがない。そして、腫瘍部28に接
触する温度検出素子25によりその腫瘍部28の温度を
検出し、この温度情報をもとにして高周波電源24を制
御することによって腫瘍部28を43〜44°Cに保つ
。これにによりその腫瘍部28を温熱治療することがで
きる。
第8図および第9図は本発明の第4の実施例を示すもの
である。この第4の実施例では3つの電極31,32.
33とこれらを別々に囲む3つのバルーン34,35.
36を設けたものである。
すなわち、支持体1の挿入側内端部分にはたとえば50
mの間隔をおいて3個の電極31.32゜33が付設さ
れている。この各電極31,32゜33は筒状の網体か
らなり、上記筒支持体1の外周に被嵌して取着されてい
る。さらに、各バルーン34,35.36の空間はそれ
ぞれ連通孔8゜9.10を通じて第9図で示す上記支持
体1の送水孔37.38.39に対して個別的に連通し
ている。この各送水孔37,38.39は支持体1の外
端部から導出する送水チューブ41,42゜43を介し
て第1の注入筒44、第2の注入筒45および第3の注
入筒46に接続されている。
また、各電極31,32.33は第9図で示すように支
持体1の孔を利用したケーブル挿入孔47に挿通された
各ケーブル48,49.50に対して個別的に接続され
ている。そして、この各ケーブルケーブル48,49.
50は外部に設置された整合回路23および高周波電源
24に接続されている。
ナオ、バルーン34.35.36の外表面にはそれぞれ
熱電対等の温度検出素子25が設けられている。この温
度検出素子25は支持体1内に挿通される3本の信号線
26に別々に接続され、この3本の信号線26は外部に
設置される温度演算器27に接続されている。
しかして、このように構成されたアプリケータは次のよ
うにして使用される。すなわち、各バルーン34,35
.36をあらかじめ縮めて生体2の管腔3、たとえば食
道内に挿入する。そして、各電極31,32.33にわ
たり、それらの間に腫瘍部28を位置させたところで、
第1の注入筒44、第2の注入筒45および第3の注入
筒46を使用して各バルーン34,35.36内に、た
とえば生理食塩水等の電解液29を注入し、各バルーン
34,35.36を膨張させて管腔3の内壁面に密着さ
せる。
この後、高周波電源24から整合回路23を通じて電極
31と電極32との間、電極32と電極33との間に高
周波電圧を印加する。すると、その各間には第8図で示
すように高周波電流iが流れ、この高周波電流iは管腔
3に沿って長く伸びた腫瘍部28付近のみを通るため、
その腫瘍部28のみを加温する。したがって、この腫瘍
部28以外の正常組織まで不必要に加温して痛めること
がない。そして、腫瘍部28に接触する温度検出素子2
5によりその腫瘍部28の温度を検出し、この温度情報
をもとにして高周波電源24による通電を制御すること
によって腫瘍部28を43〜44°Cに保つ。これにに
よりその腫瘍部28を温熱治療することができる。
なお、腫瘍部28の形成状況に応じて高周波電源24を
制御することにより電極31と電極32との間、電極3
2と電極33との間のいずれか、または電極31と電極
33との間にのみ高周波電流iを供給するようにしても
よい。
なお、本発明は上述したような各実施例のものに限定さ
れるものではない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は高周波電界により患部を加
温して温熱治療を行なう/’%イパーサーミア装置にお
いて、体腔内に挿入可能な支持体の内端部分に複数個の
電極を設け、電力供給手段によりその複数個の電極の中
から少なくとも2つの電極を選択してこの選ばれた電極
間に高周波電流を供給し、その電極間の患部を局所的に
加温するようにしたものである。
したがって、生体の管腔壁部に生じた患部のみを局所的
に効率よく加温治療でき、これ以外の正常組織には極力
損傷を与えない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例の全体的な構成図、第2
図は第1図中A−A線に沿う断面図、第3図は電極部の
作用の説明図、第4図は本発明の第2の実施例の先端部
付近の構成図、第5図は第2の実施例における電極部の
作用の説明図、第6図および第7図はそれぞれ本発明の
第3の実施例の先端付近の構成図、第8図は本発明の第
4の実施例の全体的な構成図、第9図は第8図中A−A
線に沿う断面図、第10図および第11図はそれぞれ従
来のハイパーサーミア装置の原理説明図である。 1・・・支持体、2・・・生体、3・・・管腔、4.5
・・・電極、23・・・整合回路、24・・・高周波電
源、31.32.33・・・電極。 第3図 第7図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高周波電界により患部を加温して温熱治療を行なうハイ
    パーサーミア装置において、体腔内に挿入可能な支持体
    と、この支持体の挿入側内端部分に設けた複数個の電極
    と、この複数個の電極の中から少なくとも2つの電極を
    選択してこの選ばれた電極間に高周波電流を通す電力供
    給手段とを具備したことを特徴とするハイパーサーミア
    装置。
JP63119984A 1988-05-17 1988-05-17 ハイパーサーミア装置 Pending JPH01291876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63119984A JPH01291876A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 ハイパーサーミア装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63119984A JPH01291876A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 ハイパーサーミア装置

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JPH01291876A true JPH01291876A (ja) 1989-11-24

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ID=14775031

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63119984A Pending JPH01291876A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 ハイパーサーミア装置

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JP (1) JPH01291876A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118759U (ja) * 1990-03-16 1991-12-06

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118759U (ja) * 1990-03-16 1991-12-06

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