JPH01290122A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH01290122A
JPH01290122A JP11897888A JP11897888A JPH01290122A JP H01290122 A JPH01290122 A JP H01290122A JP 11897888 A JP11897888 A JP 11897888A JP 11897888 A JP11897888 A JP 11897888A JP H01290122 A JPH01290122 A JP H01290122A
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JP
Japan
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magnetic
beads
magnetic particles
zirconia beads
sand mill
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Pending
Application number
JP11897888A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tobisawa
誠一 飛沢
Hitoshi Nara
奈良 仁司
Akira Kawakami
晃 川上
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録媒体の製造方法に係り、特に磁性粒
子をサンドミルにより分散させて磁性塗料を得る方法に
関する。
〔従来の技術〕
周知のように、磁気記録媒体は、溶剤、結合剤およびそ
の他添加剤からなる分散液に磁性粒子を分散させた後、
支持体に塗布することによって一般的に得られる。
この場合における磁性粒子の分散方法としては、(1)
ニーダ−などの高粘度混練装置により混練した後、サン
ドミルやアトライターなどの媒体分散機を用いて分散さ
せる方法と、(2)混練装置を使用せずにデイシルバー
、高速デイスパーまたはホモジナイザーなどを使用して
比較的低粘度で予備混合を行い、その後前述の媒体分散
機を使用し分散する方法とに大別できる。
前記の媒体分散機として、近年では、分散力が強いとい
う点でサンドミルを使用するのが主流となっている。サ
ンドミルは、アトライターを発展させた形として194
0年〜1960年にかけて開発と改良が加えられてきた
。その分散原理は、数枚の回転ディスクにより磁性塗液
およびビーズを流動化させ、ビーズの衝撃力と剪断力と
により磁性粒子の分散を図るものである。
サンドミルの開発当初は、ビーズとして、名前が由来を
示すように、Ottawa 5and  (20〜30
メツシユ)を使用していたが、分散する粒子、分散液の
粘度あるいはコンタミネーションの問題から、ビーズ(
分散媒体)としてガラス、スチール、アルミナまたはジ
ルコニアなどが使用されている。
この場合のビーズの表面粗さは、最大高さRmaxとし
て、2.O8以上、通常3.O8以上のものが使用され
ている。ガラスには、使用前で3.O8以上のものも見
うけられるが、1回の使用で3.O8以上となってしま
う。
他方、近年の磁気記録密度の増加に伴って、磁性粒子は
ますます微粒子化してきており、現在BTE値として5
0rrr/g程度の粒子は常識的レベルとなっている。
かかる場合において、微細粒子の分散レベルとしては、
完全にサブミクロンのオーダーであると考えられる。
かかる微細粒子の分散性は、媒体分散機のビーズにも支
配されていることが判明しつつあり、ビーズ形状を工夫
することで分散性を高める試みもなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、サンドミルなどの媒体分散機に用いられていた
ビーズは分散性に大きく作用するとしても、その形状は
あまり支配的でないことを本発明者らは知見ており、む
しろそのビーズの材質および表面粗さが支配的である。
他方、媒体分散機として、サンドミルは分散力か高いた
め好適であるが、特に製造ラインに有効容積が30!!
以上のものを据付けるとき、かつビーズとして比重が大
きいジルコニアビーズを用いるとき、竪型サンドミルで
は、その底部に相当な加重が加わり、起動運転時過負荷
となり、起動できない。
そこで、ジルコニアビーズの充填率を低下させることに
よって、竪型サンドミルの起動運転を可能とすることが
考えられるが、分散度および分散効率が低く、実用上問
題が多い。
そこで、本発明の主たる目的は、サンドミルの運転を円
滑に行うことができるとともに、分散度および分散効率
が高く、もって良好な磁気記録媒体特性を示す磁気記録
媒体の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、磁性粒子を分散液に対して、有効容積が3
01以上のサンドミルにおいて、ジルコニアビーズを用
い、かつその充填率として55%以上の状態で、ずり応
力をI XIO’ 〜I X10’dyne /−の範
囲内で加え、前記磁性粒子の分散を図り、得られる磁性
塗料を支持体上に塗布することで解決できる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
本発明における媒体分散機としては、サンドミル、特に
横型のサンドミルが用いられる。かつ、その有効容積が
3Of以上のものに本発明が適用される。
また、分散媒体として、特にジルコニアビーズが用いら
れるが、その表面粗さが最大高さRmaxで1.5以下
、さらに望ましくは0.7以下、より好ましくは0.3
5以下のものが好適に用いられる。従来用いられている
ジルコニアビーズは3. OS マたはそれ以上に粗い
ものである。ジルコニアビーズの比重は、5.5以上で
緻密なものを使用するのが望まれる。
ジルコニアビーズの粒径は、0.5〜3.0鶴が望まし
い。
従来、サンドミルにおけるビーズとしては、ガラスピー
ズが主流となっているが、1回使用すると、もはやその
表面粗さRmaxで3.O8以上と粗くなってしまい、
材質面からの制約がある。また、スチールでは、表面粗
さが小さいものを得ることができない。
これに対して、ジルコニアビーズは、耐摩耗性が高く、
長時間使用してもその表面粗さが変化することが少く、
むしろ相互の擦り合わせのため、表面粗さが低下する傾
向にある。しかも、ジルコニアビーズとして、種々のグ
レードがあるものの、その表面粗さが最大高さRmax
で1.5以下のものを使用すると、分散性がより高まる
ジルコニアビーズの充填率は55%以上とされ、55〜
80%が好ましい。充填率は、ある容器内にビーズ群を
投入したときの見かけの容積を■1、ビ−ズの真の容積
を■2、分散液の容積を■としたとき、100Vt /
 CVt +V)として定義される。
本発明において、磁性粒子は、分散液中に横型サンドミ
ルによって分散されるが、その際のずり応力はI XI
O’ 〜I X10’dyne /an!とされる。
ずり応力の測定に際しては、ハーグなどの精密粘度計に
よって塗布液の粘度を測定することにより測定し、簡易
的には、速度勾配が直線であるとして、第1図に示す符
号の下で、次記(11および(2)式によって求めるこ
とができる。
ずり応力τ=ηγ            ・・・(2
)本発明における磁性粒子としては、γ−Fe2O3、
Co含有r  FezO,1% Co被着T  Fez
O:+ 、Fe30=、Co含有Fe3O4、Crow
等の酸化物強磁性粉末、Fe −Co−Ni合金、Fe
−11!合金、Mn−B1合金、Fe −Al−P合金
、Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−Ni −Zn合
金、Fe−Co−N1−P合金、Fe−Ni合金、Co
−N1−P合金、Co−Ni合金、Co−P合金、Fe
 −Mn −Zn合金、Fe−Ni−Mn合金、Fe−
Ni −Cr−P合金、Fe−Ni −Co−Zn合金
等Fes Nix C0% Crを主成分とするメタル
強磁性粉末等各種の強磁性粉末等を用いることができる
この磁性粒子は、前述の(1)または(2)の方法に従
って、媒体分散機による分散過程を経て分散液に分散さ
れる。
分散液は結合剤および有機溶剤を主体とするが、この結
合剤としては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体アクリル酸ブチル−アクリロニ
トリル共重合体、セルロース系樹脂、エポキシ系樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、合成ゴム系樹脂等を用いることができる。
また溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類
;メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール
等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブタ
ル、乳酸エチル、エチレングリコロールモノアセテート
等のエステル類;エチレングリコールジメチルエーテル
、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロラ
イド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム
、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等のものが
使用できる。
上記磁性塗料中には、必要に応じて、分散剤、潤滑剤、
研磨剤、帯電防止剤、硬化剤、可塑剤、界面活性剤等が
添加されてもよい。
支持体上へ前記磁性塗料を塗布し磁性層を形成するため
の塗布方法としては、エアードクターコート、ブレード
コート、エアーナイフコート、スクイズコート、含浸コ
ート、リバースロールコート、トランスファーロールコ
ート、グラビアコート、キスコート、キャストコート、
スプレィコート、押出し型塗布方式特開昭57−847
71号、同58−104666号、同60−23817
9号などに係押出し型塗布方式は膜厚の均一性の点で好
ましい。
このような方法により支持体上に磁性塗料が塗布された
磁性層は必要により層中の磁性粉末を配向させる処理を
施したのち、形成した磁性層を乾燥する。また必要によ
り表面平滑化加工を施したり所望の形状に裁断したりし
て、磁気記録媒体が製造される。
支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル類、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類、セルロースアセテ
ート、セルロースダイアセテート等のセルロース誘導体
、ポリカーボネートなどのプラスチック、AlXZnな
どの金属、ガラスBN。
Siカーバイド、磁器、陶器等のセラミックなどが使用
される。
上記支持体の厚みは、シート状の場合は、約3〜100
μm程度、好ましくは5〜50μmである。
なお、本発明は、磁性粒子のBET値が40g/M以上
のものの場合に特に有効に適用される。
〔実施例〕
次に実施例によって本発明の効果を明らかにする。
磁性粉としてBET値45rd/gのCo −Fed、
粉を使用し、平均粒径1.2鶴の各種ビーズを使用し、
かつ各種、サンドミルを使用して分散を図った後、14
μmのポリエチレンテレフタレート(PET)ベースに
、押出型塗布装置により塗布した後、磁気テープを得た
使用したビーズ、サンドミルおよび分散条件、ならびに
得られた磁気テープの角形比の測定結果を第1表に示し
た。
以上の結果によると、ジルコニアビーズを使用し、かつ
その表面粗さが小さいほど分散性の指標となる角型比が
高く、また横型サンドミルを使用し、かつ充填率が高く
なると、角型比が高いことも判る。
(発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、磁性粒子の分散性に優れ
た磁性塗料を得ることができるとともに、サンドミルを
確実に運転できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はずり効力の簡易測定方法のための概要説明図で
ある。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性粒子を分散液に対して、有効容積が30l以
    上の横型サンドミルにおいて、ジルコニアビーズを用い
    、かつその充填率として55%以上の状態で、ずり応力
    を1×10^4〜1×10^5dyne/cm^2の範
    囲内で加え、前記磁性粒子の分散を図り、得られる磁性
    塗料を支持体上に塗布することを特徴とする磁気記録媒
    体の製造方法。
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