JPH01289366A - 画像入力装置及びそのハンドスキャナ - Google Patents

画像入力装置及びそのハンドスキャナ

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JPH01289366A
JPH01289366A JP63119796A JP11979688A JPH01289366A JP H01289366 A JPH01289366 A JP H01289366A JP 63119796 A JP63119796 A JP 63119796A JP 11979688 A JP11979688 A JP 11979688A JP H01289366 A JPH01289366 A JP H01289366A
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hand scanner
tablet
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circuit
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JP63119796A
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English (en)
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Azuma Murakami
東 村上
Kazuo Aoki
一男 青木
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
Sadao Yamamoto
定雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像入力装置及び該装置に用いるハンドスキ
ャナに関するものである。
(従来の技術) 近年、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の
普及に伴って、ハンディタイプのイメージスキャナ(以
下、ハンドスキャナと称す。)が安価に入手し易くなっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記ハンドスキャナの画像読取り面積は
通常、A6又は87程度であるため、大きな画像をその
まま入力することができないという問題点があった。
本発明は前記問題点を解決し、ハンドスキャナの画像読
取り面積より大きな画像を入力し得る画像入力装置及び
該装置に好適なハンドスキャナを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、所定の座標入力範
囲を有するタブレットと、自走式の画像読取り部及びタ
ブレットに対してその位置を示す情報を与える少なくと
も2つの位置指示部を備えたハンドスキャナと、タブレ
ットを駆動し、座標入力範囲内の位置指示部の位置を検
出し、その座標値等を出力する位置検出回路と、ハンド
スキャナによる画像情報をタブレット及び位置検出回路
による座標値等の情報に基づいて処理するデータ処理装
置とからなる画像入力装置、並びに自走式の画像読取り
部と、所定のタブレットに対してその位置を示す情報を
与える少なくとも2つの位置指示部とを備えたハンドス
キャナを提案する。
(作 用) 本発明の画像入力装置によれば、ハンドスキャナの画像
読取り面積より大きな画像が描かれた帳票や写真等(以
下、帳票等と称す。)をタブレット上に固定し、さらに
この帳票等の上にハンドスキャナを、その画像の少なく
とも一部が画像読取り範囲内に入る如く載置し、しかる
後、位置検出回路を動作させると、ハンドスキャナの少
なくとも2つの位置指示部の位置が検出され、その座標
値がデータ処理装置に送出され、さらにハンドスキャナ
の画像読取り部を動作させると、前記画像が画像情報に
変換され、データ処理装置に送出されるが、該画像情報
の入力範囲は前記少なくとも2つの位置指示部、の座標
値より一の座標軸について決定されるため、次々にハン
ドスキャナの位置を変えて、その座標値及び画像を入力
すれば、帳票等上の全ての画像が−の座標軸に対応して
入力される。また、本発明のハンドスキャナによれば、
帳票等に描かれた画像を画像情報に変換し、また、所定
のタブレットに対して少なくとも2つの位置を示す情報
を入力する。
(実施例) 第1図は本発明の画像入力装置及びそのハンドスキャナ
の一実施例を示すもので、図中、1は所定の座標入力範
囲を有するタブレット、2は自走式の画像読取り部及び
タブレット1に対してその位置を示す情報を与える少な
くとも2つの位置指示部を備えたハンドスキャナ、3は
タブレット1を駆動し、座標入力範囲内の位置指示部の
位置を検出し、その座標値等を出力する位置検出回路、
4はハンドスキャナ2による画像情報をタブレット1及
び位置検出回路3による座標値等の情報に基づいて処理
するデータ処理装置、5は表示装置である。
第2図はタブレット1を構成するX方向のループコイル
群11及びX方向のループコイル群12の詳細を示すも
のである。X方向のループコイル群11はX方向に沿っ
て互いに平行で且つ重なり合う如く配置された多数、例
えば48本のループコイル11−1.11−2.・・・
・・・11−48からなり、また、X方向のループコイ
ル群12はX方向に沿って互いに平行で且つ重なり合う
如く配置された多数、同じく48本のループコイル12
−1.12−2.・・・・・・12−48からなり、該
X方向のループコイル群11とX方向のループコイル群
12とは互いに密接して重ね合わされ(但し、図面では
理解し易いように両者を離して描いている。)、さらに
図示しない非金属素材からなるケースに収容されている
。なお、ここでは各ループコイルを1ターンで構成した
が、必要に応じて複数ターンとなしても良い。
第3図はハンドスキャナ2の詳細な構造を示すもので、
図中、21は画像読取り窓22を備えた合成樹脂等の非
金属素材からなる略長方形の筐体、23は1次元的に多
数配置された光電変換素子を備え、図示しない駆動手段
により画像読取り窓22内をその光電変換素子の配置方
向と直交する方向に移動し、読取った画像を電気信号(
画像情報)に変換する画像読取り部、24−1及び24
−2はそれぞれスイッチ241.コイル242並びにコ
ンデンサ243からなる第1及び第2の位置指示部(但
し、図面上、第2の位置指示部24−2の細部について
は省略する。)、25−1及び25−2は第1及び第2
の位置指示部24−1及び24−2に対応した指示位置
を示すマーク、26は画像読取り開始スイッチである。
前記位置指示部24−1 (又は24−2)において、
コイル242とコンデンサ243は第4図にも示すよう
にスイッチ241を介して互いに直列に接統されており
、該スイッチ241がオンとなった時、周知の共振(同
調)回路を構成する如くなっている。なお、コイル24
2及びコンデンサ243の数値は所定の周波数fOにお
いて、電圧と電流の位相が同相で共振(同調)する値に
設定されている。
第4図はハンドスキャナ2の位置検出部24−1(又は
24−2)の回路とともに位置検出回路3の詳細を示す
もので、図中、8(11はvJ御四回路302x、 3
02yは選択回路、303x、 303yは送受切替回
路、304はタイミング回路、305はXY切替回路、
308x、 308yは駆動回路、307x、 801
yは増幅器、308は受信タイミング切替回路、309
は帯域フィルタ(B P F) 、310は検波器、3
11は低域フィルタ(L P F)である。
次に、タブレット1.ハンドスキャナ2及び位置検出回
路3における位置検出のようすについて説明するが、ま
ず、タブレット1とハンドスキャナ2の位置指示部24
−1 (又は24−2)との間で電波が送受信されるよ
うす、並びにこの際、得られる信号について第5図に従
って説明する。
前記制御回路301は周知のマイクロプロセッサ等より
構成され、タイミング回路304を制御するとともに、
選択回路302x及びao2yを介してタブレット1の
各ループコイルの切替を制御し、また、XY切替回路3
05及び受信タイミング切替回路308に対して座標検
出方向の切替を制御し、さらにまた、低域フィルタ31
1からの出力値をアナログ・ディジタル(A/D)変換
し、後述する演算処理を実行してハンドスキャナ2の位
置指示部24−1 (又は24−2)の座標値を算出し
、これをデータ処理装置4へ送出する。
選択回路302xは前記X方向のループコイル群11よ
り一のループコイルを順次選択するものであり、また、
選択回路302Fは前記Y方向のループコイル12より
一のループコイルを順次選択するものであり、それぞれ
制御回路301からの情報に基づいて動作する。
送受切替回路303xは前記選択されたX方向の−のル
ープコイルを駆動回路308x及び増幅器307xに交
互に接続するものであり、また、送受切替回路303y
は前記選択されたY方向の−のループコイルを駆動回路
306y及び増幅器307yに交互に接続するものであ
り、これらは後述する送受切替信号に基づいて動作する
タイミング回路304は所定の周波数fO1例えば50
0kHzの矩形波信号A1所定の周波数fk。
例えば15.825k Hzの送受切替信号B及び受信
タイミング信号Cを発生する。前記矩形波信号Aは図示
しない低域フィルタにより正弦波信号に変換され、さら
にXY切替回路305を介して駆動回路306x又は3
06yのいずれか一方に送出され、また、送受切替信号
Bは送受切替回路308X及び5osyに送出され、さ
らにまた、受信タイミング信号Cは受信タイミング切替
回路308に送出される。
今、制御回路301よりX方向を選択する情報がXY切
替回路305及び受信タイミング切替回路308に入力
されているとすると、前記正弦波信号は駆動回路306
xに送出され平衡信号に変換され、さらに送受切替回路
303xに送出されるが、該送受切替回路303xは送
受切替信号Bに基づいて駆動回路308x又は増幅器3
07xのいずれか一方を切替接続するため、送受切替回
路303xより選択回路302xに出力される信号は時
間T(−1/2fk)、ここでは32μsec毎に50
0kHzの信号を出したり出さなかったりする信号りと
なる。
前記信号りは選択回路302xを介してタブレット1の
X方向の−のループコイル11−i  (i−1゜2、
・・・・・・48)に送出されるが、該ループコイル1
1−1は前記信号りに基づく電波を発生する。
この際、タブレット1(又はこれに固定された帳票等)
上にハンドスキャナ2が載置され、その位置指示部24
−1 (又は24−2)のスイッチ241がオンとなっ
ていると、該電波は位置指示部24−1 (、又は24
−2)のコイル242を励振し、その回路に前記信号り
に同期した誘導電圧Eを発生させる。
その後、信号りにおいて信号無しの期間、即ち受信期間
に入るとともにループコイル11−iが増幅器307x
側に切替えられると、該ループコイル11−1よりの電
波は直ちに消滅するが、前記誘導電圧Eは位置指示部2
4−1 (又は24−2)内の損失に応じて徐々に減衰
する。
一方、前記誘導電圧Eに基づいて位置指示部24−1(
又は24−2)を流れる電流はコイル242より電波を
発信させる。該電波は増幅器307xに接続されたルー
プコイル11−1を逆に励振するため、該ループコイル
11−1にはコイル242からの電波による誘導電圧が
発生する。該誘導電圧は受信期間の間のみ送受切替回路
303xより増幅器307Xに送出され増幅されて受信
信号Fとなり、さらに受信タイミング切替回路308に
送出される。
受信タイミング切替回路308にはX方向又はY方向の
選択情報のいずれか一方、ここではX方向の選択情報と
、実質的に送受切替信号Bの反転信号である受信タイミ
ング信号Cとが入力されており、該信号Cがハイ(H)
レベルの期間は受信信号Fを出力し、ロー(L)レベル
の期間は何も出力しないため、その出力には信号G(実
質的に受信信号Fと同一)が得られる。
前記信号Gは帯域フィルタ309に送出されるが、該帯
域フィルタ309は周波数fOを固有の振動数とするセ
ラミックフィルタであり、前記信号G中の周波数fO酸
成分エネルギーに応じた振幅りを有する信号H(厳密に
は、数個の信号Gが帯域フィルタ309に入力され収束
した状態において)を検波器310に送出する。
前記検波器310に入力された信号Hは検波・整流され
、信号Iとされた後、遮断周波数の充分低い低域フィル
タ311にて前記振幅りのほぼ1/2に対応する電圧値
Vxを有する直流信号Jに変換され、制御回路301に
送出される。
前記信号Jの電圧値VXはハンドスキャナ2の位置指示
部24−1 (又は24−2)とループコイル11−1
との間の距離に依存した値、ここではほぼ距離の4乗に
反比例した値を示し、ループコイル11−1が切替えら
れると変化するため、制御回路301において、各ルー
プコイル毎に得られる電圧値VXをディジタル値に変換
し、これらに後述する演算処理を実行することにより、
ハンドスキャナ2の位置指示部24−1 (又は24−
2)のX方向の座標値が算出される。なお、ハンドスキ
ャナ2の位置指示部24−1 (又は24−2)のY方
向の座標値についても同様にして算出される。
次に第6図乃至第8図に従って、タブレット1゜ハンド
スキャナ2及び位置検出回路3における位置検出動作を
詳細に説明する。
まず、制御回路301はX方向を選択する情報をXY切
替回路305及び受信タイミング切替回路308に送出
するとともに、タブレット1のループコイル11−1〜
11−48のうち、最初のループコイル11−1を選択
する情報を選択回路302xに送り、該ループコイル1
1−1を送受切替回路303xに接続する。
送受切替回路303xは前述した送受切替信号Bに基づ
いて、ループコイル11−1を駆動回路306x及び増
幅器307xに交互に切替制御するが、この際、駆動回
路3011xは32μSeeの送信期間において、第6
図(a)に示すような500kHzの16個の正弦波信
号を該ループコイル11−1へ送ル。
前記送信及び受信の切替は第6図(b)に示すように−
のループコイル、ここでは11−1に対して7回繰返さ
れる。この7回の送信及び受信の繰返し期間が、−のル
ープコイルの選択期間(448μsec )に相当する
この時、増幅器307xの出力には−のループコイルに
対して7回の受信期間毎に誘導電圧が得られるが、この
誘導電圧は前述したように受信タイミング切替回路30
8を介して帯域フィルタ309に送出され平均化され、
検波器310及び低域フィルタ311を経て制御回路3
01に送出される。
制御回路301は低域フィルタ311の出力値をA/D
変換し、位置指示部24−1 (又は24−2)とルー
プコイル11−1との距離に依存した検出電圧、例えば
Vxlとして一時記憶する。
次に、制御回路301はループコイル11−2を選択す
る情報を選択回路302xに送り、該ループコイル11
−2を送受切替回路303xに接続し、位置指示部24
−1 (又は24−2)とループコイル11−2との距
離に依存した検出電圧Vx2を得てこれを記憶し、以後
、同様にループコイル11−3〜11−48を順次、送
受切替回路303xに接続し、第6図(C)に示すよう
な各ループコイル毎の位置指示部24−1 (又は24
−2)とのX方向の距離に依存した検出電圧Vxl−V
x48(但し、第6図(C)にはその一部のみをアナロ
グ的な表現で示す。)を記憶する。
実際の検出電圧は、第7図に示すように位置指示部24
−1 (又は24−2)のコイル242直下の位置(x
p )を中心として、その前後の数本のループコイルの
みに得られる。
制御回路301は前記記憶した検出電圧の電圧値が一定
の検出レベル以上であるか否かをチエツクし、一定の検
出レベル以下であれば、再度、X方向の各ループコイル
の選択並びに電圧検出を繰返し、また、一定の検出レベ
ル以上であれば、次の処理へ進む。
次に、制御回路301はXY切替回路305及び受信タ
イミング切替回路308にY方向の選択情報を送出し、
前記同様にして選択回路302y及び送受切替回路30
3yを切替え、電波を送受信した時の低域フィルタ31
1の出力値をA/D変換して得られる位置指示部24−
1 (又は24−2)とY方向の各ループコイル12−
1〜12−48との距離に依存した検出電圧を一時記憶
する。
この後、前記同様にレベルチエツクを行ない、一定の検
出レベル以下であれば、再度、X方向の各ループコイル
の選択並びに電圧検出へ戻り、また、一定の検出レベル
以上であれば、前記記憶した電圧値より後述する如くし
て、位置指示部24−1(又は24−2)のX方向及び
Y方向の位置を表わす座標値を算出し、データ処理装置
4に転送する。
このようにして第1回目の位置検出動作が終了すると、
制御回路301は第8図に示すように第2回目以降の位
置検出動作として、前記X方向のループコイル11−1
〜11−48のうち、最大の検出電圧が得られたループ
コイルを中心として、その前後の一定数、例えば10本
のループコイルのみを選択する情報を選択回路302x
に送出し、また、Y方向のループコイル12−1〜12
−48のうち、最大の検出電圧が得られたループコイル
を中心として、その前後の一定数、同じ<10本のルー
プコイルのみを選択する情報を選択回路302yに送出
し、前記同様にして出力値を得て位置指示部24−1 
(又は24−2)に対するX方向及びY方向の位置検出
を行ない、得られた座標値をデータ処理装置4に転送し
更新し、以下、これらを繰返す。
従って、タブレット1(又はこれに固定された帳票等)
上にハンドスキャナ2を載置し、その位置指示部24−
1のスイッチ241をオンとすると、該位置指示部24
−1の座標値がデータ処理装置4に転送され、また、そ
の位置指示部24−2のスイッチ241をオンとすると
、該位置指示部24−2の座標値がデータ処理装置4に
転送される。
なお、前述したレベルチエツクとは、検出電圧の最大値
が前記検出レベルに達しているか否か及び最大値の検出
電圧を有するループコイルがどのループコイルであるか
をチエツクし、検出レベルに達していなければ以後の座
標計算等を停止し、また、次回の位置検出動作において
選択するループコイルの中心を設定する処理である。
X方向又はY方向の座標値、例えば前記座標値xpを求
める算出方法の一つとして、前記検出電圧Vxl−Vx
48の極大値付近の波形を適当な函数で近似し、その函
数の極大値の座標を求める方法がある。
例えば第6図(e)において、最大値の検出電圧Vx3
と、その両側の検出電圧Vx2及びVX4を2次函数で
近似すると、次のようにして算出することができる(但
し、各ループコイル11−1〜11−48の中心位置の
座標値をX1〜x4Bとし、その間隔をΔXとする。)
。まず、各電圧と座標値より、 Vx2−a (x2−Xp )  十b    ・・・
・・(1)Vxl−a(x3−xp)  十b    
=(2)Vx4− a  (x4 − xp )   
十b     −”=(3)となる。ここで、a、bは
定数(a<0)である。
また、 x3 −x2 −ΔX              ・
・・・・・(4)x4 −x2  =2ΔX     
        ・・・・・・(5)となる。(4) 
、 (5)式を(2)、(3)式に代入して整理すると
、 xp−x2+Δx/ 2  ((3Vx2−4 Vx3
+ Vx4) / (Vx2−2 Vx3+ Vx4)
 )・・・・・・(6) となる。
従って、各検出電圧VXI〜V x48より、前記レベ
ルチエツクの際に求められた最大値の検出電圧及びその
前後の検出電圧を抽出し、これらと該最大値の検出電圧
が得られたループコイルの1つ前のループコイルの座標
値(既知)とから前述した(6)式に相当する演算を行
なうことにより、位置指示部24−1 (24−2)の
位置の座標値xpを算出できる。
第9図はデータ処理装置4の詳細を示すもので、図中、
41はキーボード、42はリードオンリメモリ(ROM
) 、43はランダムアクセスメモリ(RAM) 、4
4はフレームメモリ、45はハンドスキャナ2のインタ
フェース回路、46は位置検出回路3のインタフェース
回路、47は表示装置5のインタフェース回路、48は
マイクロプロセッサ(CPU)である。
ROM42には所定のプログラム等が記憶され、また、
RAM43にはハンドスキャナ2の位置指示部24−1
及び24−2の座標値を記憶する記憶エリア431 、
432が設定されている。
第1O図はデータ処理装置4における大画面入力機能に
かかわるプログラムの流れを示すもので、以下、ハンド
スキャナ2の画像読取り面積より大きな画像を、前記タ
ブレット1.ハンドスキャナ2、位置検出回路3及びデ
ータ処理装置4を用いて入力する際の動作を説明する。
まず、第11図(a)に示すようにハンドスキャナ2の
画像読取り面積より大きな画像を有する帳票等6をタブ
レット1の座標入力範囲1a内にテープ等で固定する。
次に、帳票等6の上にハンドスキャナ2を、その画像読
取り窓22の大きさにほぼ対応する画像読取り範囲23
aが該帳票等6の一部を覆う如く裁置する。
次に、キーボード41より大画面入力機能を使用する旨
のコマンドを入力すると、CPU48は前記第1O図に
示すプログラムを起動し、ノ1ンドスキャナ2の位置指
示部24−1及び24−2に関する座標値の入力待ち状
態となる。
ここで、ハンドスキャナ2の位置指示部24−1のスイ
ッチ241をオンにすると、該位置指示部24−1の位
置に対応する点AIの座標値、例えば(x at、  
y al)が位置検出回路3で検出されるが、CPU4
8は該座標値をインタフェース回路46を介して受信す
ると、RAM43の記憶エリア431に記憶する。また
、同様にノ翫ンドスキャナ2の位置指示部24−2のス
イッチ241をオンにすると、該位置指示部24−2の
位置に対応する点A2の座標値、例えば(x a2. 
 y a2)が位置検出回路3で検出されるが、これは
RAM43の記憶エリア4321こに己憶される。
次に、ハンドスキャナ2の画像読取り開始スイッチ26
をオンとすると、その画像読取り部23が動作を開始し
、帳票等6の前記画像読取り範囲23a内の画像を画像
情報に変換し、出力する。
CPU48はインタフェース回路45を介して該画像情
報を受信し、ハンドスキャナ2における位置指示部24
−1及び24−2とその画像読取り範171(23aと
の位置関係から、前記座標値(x aLy al)及び
(x a2.  y a2)に基づいて、該画像情報の
座標値をタブレット1の座標軸に対応した値に変換し、
フレームメモリ44に記憶する。
前記画像情報のフレームメモリ44への書込みが終了す
ると、CPO48は再びハンドスキャナ2の位置指示部
24−1及び24−2に関する座標値の入力待ち状態と
なる。なお、フレームメモリ44の内容はインタフェー
ス回路47を介して表示装置5に送出され表示される。
次に、第11図(b)に示すようにハンドスキャナ2を
、その画像読取り範囲23aが帳票等6の前記入力した
画像範囲(図中、斜線で示す部分)と異なる部分、例え
ばその隣接した部分を覆う如く移動させ、さらに前記同
様に位置指示部24−1及び24−2のスイッチ241
を順次オンとなし、この時の位置指示部24−1の位置
に対応する点Blの座標値、例えば(x bl、  Y
 bl)及び位置指示部24−2の位置に対応する点B
2の座標値、例えば(x b2.  y b2)をRA
M43の記憶エリア431及び432にそれぞれ記憶さ
せ、さらにハンドスキャナ2の画像読取り開始スイッチ
26をオンにして帳票等6の前記画像読取り範囲23a
内の画像を画像情報に変換させ、これを前記同様に座標
値(x bl、  y bl)及び(x b2.  y
 b2)に基づいて、タブレット1の座標軸に対応した
座標値に変換し、フレームメモリ44に記憶する。
以下、前記操作を繰返すことにより帳票等6上の全ての
画像を、−の座標軸(ここではタブレット1の座標軸)
に対応した1画面分の画像情報に変換することができる
また、ハンドスキャナ2を移動させる場合、その画像読
取り範囲23aが移動の前後において若干互いに重なる
ように行なえば、フレームメモリ44上に形成される1
画面分の画像情報中に情報の欠落が生じることはない(
なお、この際、重なり合う部分において、先にフレーム
メモリ44上に書込まれた情報は後から書込まれる情報
によって消去されることになるが、帳票等6がタブレッ
ト1上で動かない限り、その座標軸は同一であり、その
情報も同一となるため、問題はない。)。
また、フレームメモリ44に記憶された画像情報は必要
に応じてプリンタ(図示せず)より71−トコビー化さ
れ、また、図示しない通信回線を介して他の装置に伝送
される。
第12図は前述したタブレット1及び位置検出回路3を
用いて手書き文字や図形等を入力するためのスタイラス
ペンの一例を示すもので、合成樹脂等の非金属素材から
なるペン軸71の内部にその先端寄りから、ボールペン
等の芯体72と、該芯体72を摺動自在に収容し得る透
孔を備えたフェライトコア73と、コイルバネ74と、
スイッチ751、フェライトコア73の周囲に巻回され
たコイル752及びコンデンサ753からなる位置指示
部75とが一体的に組合されて内蔵され、その後端には
キャップ76が取付けられてなっている。
前記位置指示部75において、コイル752とコンデン
サ753はスイッチ751を介して互いに直列に接続さ
れており、該スイッチ751がオンとなった時、周知の
共振(同調)回路を構成する如くなっている。なお、コ
イル752及びコンデンサ753の数値は所定の周波数
fOにおいて、電圧と電流の位相が同相で共振(同調)
する値に設定されている。
前記スイッチ751はペン軸71を手等で保持し、芯体
72の先端を、例えばタブレット1(又はその上に固定
された帳票等)の上面に押付けることによってペン軸7
1内に押込むと、その後端によりコイルバネ74を介し
て押圧され、オンとなる如くなっている。なお、既に帳
票上に描かれた画像をトレースして入力するような場合
、芯体72としては金属やプラスチック等からなる単な
る棒体が用いられる。
また、前述したノ1ンドスキャナ2ではその筺体21内
に位置指示部24−1及び24−2を構成するスイッチ
、コイル及びコンデンサを備えているが、該位置指示部
を構成するスイ・ツチ、コイル及びコンデンサを備えた
ユニットを予め作成しておき、これを市販のハンドスキ
ャナの側面に取付けるようになしても良い。
また、前記実施例ではタブレット、ハンドスキャナ(又
はスタイラスペン)の位置指示部及び位置検出回路とし
て、タブレットとハンドスキャナ(又はスタイラスペン
)の位置指示部との間で電波を送受信することにより座
標値が検出でき、位置指示部と位置検出回路との間をコ
ードレスとすることが可能なものを用いているが、−膜
内な電磁誘導方式やその他の方式の装置であっても適用
できることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の画像入力装置によれば、タ
ブレット上に帳票等を固定し、さらにこの帳票等の上に
ハンドスキャナを載置し、位置検出回路を動作させるこ
とによりノ\ンドスキャナの少なくとも2つの位置指示
部の位置が検出され、また、ハンドスキャナの画像読取
り部を動作させることにより前記帳票等上の画像が画像
情報に変換されるが、該画像情報の入力範囲は前記少な
くとも2つの位置指示部の座標値より一の座標軸に基づ
いて決定されるため、次々にハンドスキャナの位置を変
えて、その座標値及び画像を入力すれば、帳票等上の全
ての画像が−の座標軸に対応して入力されることになり
、従って、ハンドスキャナの画像読取り面積より大きな
画像であってもそのまま1画面の画像情報として入力す
ることが可能となる。また、本発明のハンドスキャナに
よれば、帳票等に描かれた画像を画像情報に変換できる
とともに、所定のタブレットに対して少なくとも2つの
位置を示す情報を入力することができる等の利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像入力装置及びそのハンドスキャナ
の一実施例を示す図、第2図はタブレットのX方向及び
Y方向のループコイル群の詳細な構成図、第3図はハン
ドスキャナの詳細な構造を示す図、第4図はハンドスキ
ャナの位置指示部の回路及び位置検出回路の詳細を示す
図、第5図は第4図の各部の信号波形図、第6図(a)
 (b) (c)は位置検出回路における基本的な位置
検出動作を示すタイミング図、第7図は第1回目の位置
検出動作の際に各ループコイルより得られる検出電圧を
示す図、第8図は第2回目以降の位置検出動作を示すタ
イミング図、第9図はデータ処理装置の詳細を示す図、
第10図はデータ処理装置における大画面入力機能にか
かわるプログラムを示す流れ図、第11図(a)(b)
はハンドスキャナの画像読取り範囲より大きな画像を入
力する時のようすを示す図、第12図はスタイラスペン
の一例を示す断面図である。 1・・・タブレット、2・・・ハンドスキャナ、3・・
・位置検出回路、4・・・データ処理装置、23・・・
画像読取り部、24−1.24−2・・・位置指示部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の座標入力範囲を有するタブレットと、自走
    式の画像読取り部及びタブレットに対してその位置を示
    す情報を与える少なくとも2つの位置指示部を備えたハ
    ンドスキャナと、 タブレットを駆動し、座標入力範囲内の位置指示部の位
    置を検出し、その座標値等を出力する位置検出回路と、 ハンドスキャナによる画像情報をタブレット及び位置検
    出回路による座標値等の情報に基づいて処理するデータ
    処理装置とからなる 画像入力装置。
  2. (2)自走式の画像読取り部と、 所定のタブレットに対してその位置を示す情報を与える
    少なくとも2つの位置指示部とを備えたことを特徴とす
    るハンドスキャナ。
JP63119796A 1988-05-17 1988-05-17 画像入力装置及びそのハンドスキャナ Pending JPH01289366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04167861A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Seikosha Co Ltd 画像読取り装置における読取り手段の位置検出方法

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JPS5876982A (ja) * 1981-10-31 1983-05-10 Toshiba Corp ハンドスキャナ型画像入力装置
JPS6230231B2 (ja) * 1983-03-05 1987-07-01 Puraningu Kk
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