JPH01287369A - 中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造 - Google Patents

中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造

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JPH01287369A
JPH01287369A JP11573888A JP11573888A JPH01287369A JP H01287369 A JPH01287369 A JP H01287369A JP 11573888 A JP11573888 A JP 11573888A JP 11573888 A JP11573888 A JP 11573888A JP H01287369 A JPH01287369 A JP H01287369A
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JP
Japan
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cast
formwork
semi
concrete
plates
Prior art date
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Application number
JP11573888A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kashima
裕一 鹿島
Hiroto Yasuoka
安岡 博人
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造
に関する。
(従来の技術) 第7図及び第8図は従来の中空スラブ工法における打込
樹脂型枠の態様を示すものであり、第7図は各打込樹脂
型枠1、l・・・を敷設した状態の要部平面図、第8図
はそのA−Δ断面図である。
しかして、各打込樹脂型枠lは、所定肉厚を有する板状
の本体2に所定間隔でもって直方体形状の凹陥部3が多
数個一体に形成されている。
そして、第8図に示すように中空スラブの形成にあたっ
ては、まずオムニア板等の半PC板4を壁や梁間に載架
し、その上に各打込樹脂型枠1を所定位置に順次敷設し
ていく。なお、打込樹脂型枠lは各凹陥部3の開口面が
下側になるように敷設する。
しかる後に、上方から現場打ちコンクリート5を各打込
樹脂型枠lが埋没するような所定厚さまで打設、硬化さ
せると、打込樹脂型枠lの各凹陥部3が中空部を形成す
ることとなる。
(発明が解決しようとする課題) かかる中空スラブは、軽い割には無垢のコンクリートス
ラブと同等以上の遮音性能を有するという長所がある。
−・方、上下階に伝わる遮音特性としては、第1に中空
スラブ全体としての遮音性能があるが、これに加えて各
中空部の幅寸法を単位スパンとする共振現象が見られ、
特に1,000112前後の周波数で遮音性能が著しく
劣るという欠点を有しており、集合住宅における上下階
の遮音性の点で問題となっていた。
本発明は、新規な構成の打込樹脂型枠を提供することに
より、かかる従来の課題を解決することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記[1的を達成するため本発明においては、半PC板
上に所定間隔で載置され、現場打ちコンクリートを打設
して該コンクリート内に埋設されることにより中空スラ
ブを形成する打込樹脂型枠にして、該型枠本体の所定位
置に板厚方向に貫通したf:を通口を形成することによ
り、前記’l’−PC板と…1記現場打ちコンクリート
とを該貫通口位置で上下に一体化し、中空部を単位とし
た共振現象を可及的に減少させるようにしたことを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであり、本実施例
に係る打込樹脂型枠10は、上記従来例と同様に半pc
板上に所定間隔で載置され、現場打ちコンクリートを打
設して該コンクリート内に埋設されることにより中空ス
ラブを形成するためのものである。
しかして、本実施例では発泡プラスチックからなる本体
IIに各凹陥部12と貫通口13とが千鳥状に交互に配
置形成されている。
貫通口13は、平面上では凹陥部12と略同−大きさに
形成され、かつ縦断面上では板厚方向にL′↑通したも
のとして成形されている。
このように構成することにより、第2図に示すように本
実施例に係る打込樹脂型枠10を半PC板14上に載置
し、現場打コンクリート15を打設した状態では、各貫
通口13の位置で現場打ちコンクリート15が半PC扱
14まで到達し、該位置で半PC板14と現場打ちコン
クリート15とが上下に一体化する。
しかして、従来問題となっていた各中空部単位でのスラ
ブの共振は、半PC板14と現場打ちコンクリート15
とが所定間隔毎に上下に一体化することにより、その振
動特性が改善され、1,000 HZ近辺の周波数での
遮音性能も非常に向上することが本願出願人による性能
実験で実証されている。
なお、前記貫通口13は、共振周波数を考慮して例えば
1.0001−I Zの周波数では400mmピッチを
超えない寸法に設計し、また、該貫通口13の形成個数
や大きさは、設計条件に応じて適宜最適条件に設定すれ
ばよく、特に限定されない。また、各貫通口13にはあ
らかじめモルタル等の充填材を充填させておいて一体化
を図ってもよい。
次に、第3図は本発明の第2実施例を示し、本実施例で
は無垢形状の型枠本体11に千鳥状に円柱型の貫通孔1
3を設けたものであり、他の構成は第1実施例と同様で
ある。
なお、本実施例でも各貫通口13の形成個数等は共振周
波数に応じて任意に設定可能であり、また、it通口1
3の形成位置も不規則なものであってもよい。
また、上記各実施例で打込樹脂型枠10の材質も発泡プ
ラスチックに限定されない等、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々の変形例が可能なことは言うまでもない
次に、本願出願人による実験例を第4図乃至及び第6図
により説明する。
本実験では、第4図に示すように貫通口13を本体11
の中央部に4個所形成した本発明に係る打込樹脂型枠I
Oと、これと同等寸法の第7図に示した従来の型枠とを
使用して各々打設形成した中空コンクリートスラブを用
いており、測定個所は、第5図の如く、図中左右方向の
111個所位置a乃至kにおける垂直線と図中上下方向
の3個所の位置X、Y、Zにおける水平線とが各々交差
する計33個所の測定点Pにおいて行なった。
しかして、第6図(イ)は本発明に係る第4図の打込樹
脂型枠10の実験結果を、また、第6図(ロ)は第7図
の従来型枠の実験結果を示しており、本発明に係る第4
図の打込樹脂型枠10のほうが全体としての遮音性能が
高く、特に中央部における遮音効果が著しく向上してい
るものである。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、’l’= PC
板ヒに所定間隔で載置され、現場打ちコンクリートを打
設して該コンクリート内に埋設されることにより中空ス
ラブを形成する打込樹脂型枠において、該型枠本体の所
定位置に板厚方向に貫通した貫通口を形成し、前記゛1
1p c板と11q記現場打ちコンクリートとを該貫通
口位置で上下に一体化することにより、中空部をIl′
L位とした共振現象を可及的に減少させて遮音特性を改
善し、特に集合住宅における一ヒ下階の遮音性の問題等
を有効に解消しつるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中空スラブ工法における打込樹脂
型枠の一実施例を示す概略平面図、第2図はその使用状
態でのB−8断面図 、第3図は本発明の他の実施例を
示す概略平面図、第4図乃至第6図は実験例を示し、第
4図は本実験例に使用した打込樹脂型枠のrt通口の形
成位置を示す概略平面図、第5図は測定点を示す説明図
、第6図(イ)は本発明に係る打込樹脂型枠の実験結果
を、また、第6図(ロ)は従来型枠の実験結果を各々示
す線図、第7図は従来の打込樹脂型枠の使用例を示す要
部概略3V−面図、第8図はその△−A断面図である。 10・・・打込樹脂型枠、11・・・Iジノ枠本体、1
2・・・凹陥部、    13・・・IT通口14・・
・半pc板、 15・・・現場打ちコンクリート。 特許出願人  三井建設株式会社 代理人  弁理士  藤 原 宏 之 図面の浄J 第1図     第3図 8]13 第4図 第5図 aocaergn+   JK

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半PC板上に所定間隔で載置され、現場打ちコンクリ
    ートを打設して該コンクリート内に埋設されることによ
    り中空スラブを形成する打込樹脂型枠にして、該型枠本
    体の所定位置に板厚方向に貫通した貫通口を形成するこ
    とにより、前記半PC板と前記現場打ちコンクリートと
    を該貫通口位置で上下に一体化することを特徴とする中
    空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造。
JP11573888A 1988-05-12 1988-05-12 中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造 Pending JPH01287369A (ja)

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JP11573888A JPH01287369A (ja) 1988-05-12 1988-05-12 中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造

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JPH01287369A true JPH01287369A (ja) 1989-11-20

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JP11573888A Pending JPH01287369A (ja) 1988-05-12 1988-05-12 中空スラブ工法における打込樹脂型枠の構造

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255213A (en) * 1975-10-30 1977-05-06 Takenaka Komuten Co Construction method of concrete slab
JPS62141242A (ja) * 1985-12-16 1987-06-24 清水建設株式会社 コンクリ−ト床版の構築方法
JPS6378943A (ja) * 1986-09-19 1988-04-09 鹿島建設株式会社 スラブの構築方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255213A (en) * 1975-10-30 1977-05-06 Takenaka Komuten Co Construction method of concrete slab
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