JPH0128311Y2 - - Google Patents

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JPH0128311Y2
JPH0128311Y2 JP1980170865U JP17086580U JPH0128311Y2 JP H0128311 Y2 JPH0128311 Y2 JP H0128311Y2 JP 1980170865 U JP1980170865 U JP 1980170865U JP 17086580 U JP17086580 U JP 17086580U JP H0128311 Y2 JPH0128311 Y2 JP H0128311Y2
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swash plate
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piston
abdomen
curvature
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JP1980170865U
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両空調用として好適な斜板式圧縮
機に関し、詳しくは斜板外周とピストン腹部との
摺動面の摩耗防止技術に関する。
斜板式圧縮機においては、シリンダボア内を往
復動するピストンは駆動軸に傾斜して固着された
斜板に対して、該斜板を跨いだ状態でシユーおよ
びボール等からなる軸受装置を介して係留されて
おり、また第6図に示す如く斜板の外周と対向す
るピストン腹部19の摺動面20つまり当り面の
曲率は、斜板外周の曲率とほぼ等しく設定されて
いるのが普通である。ピストン腹部19の斜板外
周との当りは、第6図に示す如く、斜板の外周面
と対向するピストン腹部の摺接面つまり当り面の
曲率は斜板の外周の曲率とほぼ等しいが、ピスト
ンがシリンダボア内を軸方向に移動可能であるこ
と及び斜板が滑らかに回転可能なように、僅かな
隙間を持たせているのが普通である。
このため、斜板がP方向に回転すると、その傾
斜の変化によりピストンはボア内に案内されたま
ま軸方向に往復運動するときにシユーおよびボー
ルの自転が斜板との摺接によつて生ずるため、ボ
ールの自転方向(斜板の回転方向と同じ)へピス
トンも回転する。しかしながら、ピストンの回転
は斜板の外周面によつて拘束されるので第7図の
a又はbのようにピストン腹部と斜板の外周面が
摺接することになる。この時、第7図のaはピス
トン腹部曲率が斜板外周面曲率とほぼ等しいか小
さい場合であり、bは逆に比較的大きな曲率の場
合の接触状態となる。
すなわち、従来のものでは斜板外周と摺動する
ピストン腹部の摺動面に関しての給油が充分とは
言えずそのため金属接触を引起して摩耗の早期進
行を招くおそれがあり、特に斜板およびピストン
は共にアルミ合金製の場合には相性の悪さから金
属接触時における摩耗の進行が顕著となる等、摩
耗防止技術に関して問題があつた。
本考案は、上述した従来の問題を解決して、ク
サビ効果による給油を確保し、ピストンおよび斜
板の摺動面に関する摩耗を極力低減できるように
改良した斜板式圧縮機を提供しようとするもので
ある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。図示のように、対接された1対のシ
リンダブロツク1,2にはその中心部を貫通する
駆動軸3に平行な適数個(本例では3個)のシリ
ンダボア4が形成されるとともに、ボア挟間部に
は吸入通路5、吐出通路6および油溜室7が形成
されており、またシリンダブロツク1,2の端面
にはそれぞれ吸入室8,9および吐出室10,1
1をもつフロントおよびリヤのハウジング12,
13が弁板14,15を介して取付けられてい
る。
前記各シリンダボア4内に往復動可能に嵌合さ
れたピストン16は、その中央部、すなわち両ピ
ストン17をつなぐほぼ断面半円弧状の連結部1
8が前記駆動軸3のほぼ中央部に傾斜して固着さ
れた斜板22を跨ぐようにして配置され、かつ該
斜板22の外周寄り両側面にシユー23およびボ
ール24からなる軸受装置25を介して係留され
ている。しかして、ピストン16の連結部18に
おける円周方向両端の腹部19が斜板22の外周
面に摺接可能に対向されており、この腹部19の
斜板外周との対向面は、外側が該斜板外周の曲率
半径とほぼ等しい曲率半径の摺動面20とされ、
かつ内側が斜板外周に対する隙間Cが内方に向つ
て漸増する逃げ部21とされている。この逃げ部
21は第4図に示すようにほぼ直線状の面取りに
よつて形成してもよく、また第5図に示すように
摺動面20の曲率半径R1より小さい曲率半径R2
の円弧面に形成してもよいが、いずれの場合もそ
の幅が0.5mm以上(摺動面20の幅よりやや小さ
め)で、かつ内側端部が摺動面20に対し少なく
とも5μ望ましくは30〜100μ位低く設定される。
また逃げ部21は斜板22の回転方向側(第4
図および第5図において右側)に位置する連結部
18の腹部19にのみ形成すれば足りるが、組付
時におけるピストン16の方向性を特定させない
意味で図示の如く連結部18の両腹部19にそれ
ぞれ形成した方が有利である。さらにまた、逃げ
部21は型抜きによる成形とした方が、チル層が
残ることから機械加工による場合に比べて摩耗お
よび強度の点でより有効である。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて斜板22が回転されピストン16がシリン
ダボア4内を往復動した場合、該ピストン16は
その腹部19の摺動面20が斜板22の外周面と
当接することで回転を阻止されるが、この場合斜
板22の回転によつて生ずるシユー23およびボ
ール24の自転に伴い、両腹部19のうち斜板2
2の回転方向側(第4図および第5図において右
側)に位置する腹部19の摺動面20が該斜板2
2の外周に対して強く当接する。
しかして、斯る当接状態では摺動面20の内側
に存在する逃げ部21によつて斜板外周に対して
一定の隙間Cが確保されていることから、油の引
込みが積極的に行われまたクサビ効果のために油
膜圧力が発生し易く、このことにより摺動面20
と斜板外周との直接の金属接触が防止されピスト
ン腹部19の摩耗が抑えられる。また、給油効果
が大きいことから、斜板外周での摩擦による動力
損失が減少し、それに伴いピストン側圧が減少さ
れてピストン16とシリンダボア4との摺動面に
おける動力損失ならびに摩耗減少に有効である。
外当りの場合すなわち第7図aで初期段階では
クサビ効果による給油が期待できるが、摩耗が進
行したときには前面当りとなつてクサビ効果が消
滅するのである程度摩耗が進行してもクサビ効果
を有するように本願R2の曲率部分をピストン腹
部に初期からもたせるものである。
また、bの内当たりの場合にも初期からクサビ
効果が得られるようにピストン腹部曲率R2を選
択したものである。すなわち、本願ではピストン
腹部の摩耗を軽減させ延命化することが可能とな
り、特に運転が断続的に繰り返される場合にはピ
ストン腹部が回転する斜板外周に強く衝突するた
めの摩耗を防止し、また長時間停止後の再起動直
前ではピストン腹部の油膜が少ないため激しい摩
耗を起こすことを防止するのに効果を発揮するも
のである。とくに明細でも述べている斜板、ピス
トンが共にアルミ合金製の場合に効果がある。さ
らには、ピストン腹部19の摩耗の減少に伴つて
該腹部19と斜板外周との隙間の増加が抑えら
れ、ここでの騒音発生も防止される。
以上詳述した如く、本考案は斜板外周とピスト
ン腹部との摺動面において、ピストン腹部の摺動
面の内側に逃げ部を形成して斜板外周との間に一
定の隙間を保有させたことにより、前記摺動面に
たいする給油効果を高め得たものであり、このこ
とにより前記摺動面の摩耗が減少されその延命化
がはかられる。また前記逃げ部は内方に向かつて
漸増してあるので、摩耗の進行に拘らずクサビ効
果を持続させることができ、給油効果を確保し、
摺動面の接触面積の増大化を抑えることができ、
さらには製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜板式圧縮機を示
す縦断面図、第2図は第1図における−線断
面図、第3図はピストンを示す斜視図、第4図お
よび第5図は本考案の主要部であるピストン腹部
を示す断面図、第6図は従来の斜板式圧縮機にお
けるピストン腹部を示す断面図、第7図は斜板外
周に対するピストン腹部の当りの態様を示す説明
図である。 3……駆動軸、4……シリンダボア、16……
ピストン、19……腹部、20……摺動面、21
……逃げ部、22……斜板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動軸上に傾斜して固着された斜板に、断面
    半円弧状の連結部で跨ぐように配置されかつ軸
    受装置を介して係留されたピストンが、前記斜
    板の回転により往復動される形式の斜板式圧縮
    機において、前記連結部の斜板外周との対向摺
    動面である円周方向の両腹部には、該連結部の
    軸方向に関し斜板外周と対峙し得る範囲の全幅
    にわたり外側が前記斜板外周の曲率とほぼ等し
    い曲率の摺動面で形成され、内側が内方に向け
    て前記斜板外周から次第に離隔する逃げ部で形
    成されている斜板式圧縮機。 (2) 前記逃げ部は型抜きにより形成されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の斜板式圧縮
    機。 (3) 前記逃げ部は直線状の傾斜面である実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項記載の斜板式
    圧縮機。 (4) 前記逃げ部は斜板外周の半径より小さい半径
    の円弧面の一部である実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の斜板式圧縮機。
JP1980170865U 1980-11-27 1980-11-27 Expired JPH0128311Y2 (ja)

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BR8107622A BR8107622A (pt) 1980-11-27 1981-11-24 Compressor do tipo que utiliza prato oscilante

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Also Published As

Publication number Publication date
BR8107622A (pt) 1982-08-24
JPS5792083U (ja) 1982-06-07
US4470761A (en) 1984-09-11

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