JPH01275223A - 4輪駆動車の動力伝達機構 - Google Patents

4輪駆動車の動力伝達機構

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Publication number
JPH01275223A
JPH01275223A JP10477988A JP10477988A JPH01275223A JP H01275223 A JPH01275223 A JP H01275223A JP 10477988 A JP10477988 A JP 10477988A JP 10477988 A JP10477988 A JP 10477988A JP H01275223 A JPH01275223 A JP H01275223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
low
transmission mechanism
viscous coupling
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10477988A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Yamamoto
保 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Technica Inc
Original Assignee
Fuji Technica Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Technica Inc filed Critical Fuji Technica Inc
Priority to JP10477988A priority Critical patent/JPH01275223A/ja
Publication of JPH01275223A publication Critical patent/JPH01275223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビスカスカップリング式フルタイム4輪駆動
車の動力伝達機構に関する。
[従来の技術] 従来のビスカスカップリング式フルタイム4輪駆動車の
動力伝達機構としては、例えば第3図に示すようなもの
がある。
第3図において、カップリングスリーブ1を高速フルタ
イム4WDポジションに切換えると、エンジンの回転駆
動力は、インプットシャフト2、ハブ3、カップリング
スリーブ1、クラッチギア5、低速ギア6、メインシャ
フト7を経て後輪に伝達される。一方、ドライブスプロ
ケット8、チェーン9、ドリブンスプロケッ1〜10.
ビスカスカップリング11、フロントドライブシャフト
12を経て前輪に伝達される。この場合、前輪と後輪に
相対回転差か発生したときビスカスカップリング11の
アウタープレート16とインナープレート17との間に
回転差か生じ、その回転差に応じた駆動力(トルク〉が
フロントドライブシャフト12に伝達され、高速のフル
タイム4WD走行状態となる。
また、カップリングスリーブ1を低速リジッド4WDポ
ジシヨンに切換えると、エンジンの回転駆動力は、イン
プットシャフト2、ハブ3、カップリングスリーブ1、
クラッチギア4、低速ドライブギア13、カウンタギア
14,15、低速ギア6、メインシャフト7を経て後輪
に伝達される。
一方、ドライブスプロケット8、チェーン9、ドリブン
スプロケット10、クラッチギア20.カップリングス
リーブ18、ハブ19フロントドライブシヤフト12を
経て前輪に伝達され、低速のリジッド4WD走行状態と
なる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のビスカスカップリング
式フルタイム4輪駆動車の動力伝達機構にあっては、低
速リジッド4WDポジシヨンはエマ−ジエンシー的に使
用する場合が多く、使用上から大トルクの伝達が必要で
おり、ビスカスロック機構を設けているが、高低速切換
機構とビスカスロック機構を別々に構成するため、構造
が複雑になる。また低速段ギア部と前輪側への動力取出
し部が直列となるためT/Fユニットの全長が長くなる
という問題点があった。
め、駆動力をロスなく伝達することが不可能であるとい
う問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、後輪側出力軸をギアによるオフセットスル
ーとし、このギアで低速段のギア組合せも兼ね、また前
後出力軸上にビスカスカップリングを配置し、かつ高速
フルタイム4WD−低速リジッド4WDの切換機構を一
箇所に集中することにより切換機構部の構造がシンプル
となり、またギアによるオフセット部で低速段のギア組
合せも兼ねているためT/Fユニットの全長を短くする
ことができることからコンパクトでシンプルな構造の4
輪駆動車の動力伝達機構を□提供することを目的として
いる。
この目的を達成するため、本発明は、エンジンの回転駆
動力をビスカスカップリングを介して前輪または後輪に
伝達するビスカスカップリング式フルタイム4輪駆動車
において、前記ビスカスカップリングと、フルタイム4
輪駆動ポジション、または低速リジッド4輪駆動ポジシ
ョンに切換える切換機構を前後出力軸上に設けたもので
ある。
[作用] 本発明においては、前後出力軸上にビスカスカップリン
グと、高速フルタイム4WD−低速リジッド4WD切換
機構を配置している。したがって、切換機構部の構造が
シンプルとなり、簡単、確実な切換操作が可能となる。
また、ギアによるオフセット部で低速段のギア組合せも
兼ねているため、T/Fユニットの全長を短くできるの
で、全体の構造をコンパクトでシンプルなものとするこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、後輪側直結駆動、前輪側ビスカスカップリング駆
動のFRベースのフルタ□イム4輪駆動車の動力伝達機
構を例にとって構成を説明すると、第1図において、2
1はケース、22はケース21にベアリング23.24
を介して回転自在に支持されたインプットシャフト、2
′5はインプットシャフト22に一体形成されたインプ
ットギアである。
26はケース21にベアリング27.28を介して回転
自在に支持されたカウンターシャフト、29はカウンタ
ーシャフト26に一体形成され、インプットギア25と
噛合するカウンターハイギア、30は同じくカウンター
シャフト26に一体形成されたカウンターローギアであ
る。
一方、31は後輪側出力軸であ□るドライブシャフト、
32はカウンターハイギア29に噛合し、ドライブシャ
フト31に回転自在に取りイ9εプられたハイギア、3
3はハイギア32に一体形成されたクラッチギア、34
はドライブシャフト31に一体形成されたハブである。
また、35は前記カウンターローギア30に噛合するロ
ーギア、36はローギア35に一体形成されたクラッチ
ギア、37はビスカスカップリング38のケース39に
連結されたクラッチギアである。
ビスカスカップリング38はケース39に組み込まれた
アウタープレート40と、ドライブシャツ1〜31に組
み込まれたインナープレート41と、を有し、ドライブ
シャフl〜31上に交互に配置されている。
42は、カップリングスリーブであり、このカップリン
グスリーブ42をクラッチギア33およびハブ34に噛
合させたとき高速フルタイム4WDポジションに切換え
られ、クラッチギア36゜37およびハブ34に噛合さ
せたとき、低速リジッド4WDポジシヨンに切換えられ
る。カップリングスリーブ42、ハブ34、クラッチギ
ア33゜36.37が全体として高速フルタイム4WD
−低速リジッド4.WDの切換機構43を構成している
次に、作用を説明する。
まず、カップリングスリーブ42を高速フルタイム4.
WDポジションに切換えたときのパワーフローを説明す
る。
エンジンの回転駆動力は、インプットシャツ1へ22、
インプットギア25、カウンターハイギア29、ハイギ
ア32、クラッチギア33、カップリングスリーブ42
、ハブ3I4、ドライブシャツ1〜31を経てリアプロ
ペラシャフトに伝達され、一方、ドライブシャフト31
、インナープレート41、アウタープレー1〜40を経
てフロン1へプロペラシャツ1〜へ伝達される。
この場合、後輪のタイヤのスリップなどによりアウター
プレート40とインナープレート41との間に回転差が
生じたとき、この間を満たしているシリコンオイルのせ
ん断抵抗により駆動力の伝達が始まり、回転差が大きく
なるほど伝達トルクも大きくなる。すなわち、後輪にス
リップが生じた場合など前後輪の回転差が発生すると4
WDの走行状態となる。
次に、カップリングスリーブ42を低速リジッド4WD
ポジシヨンに切換えたときのパワーフローを説明する。
エンジンの回転駆動力は、インプットシャフト22、イ
ンプットギア25、カウンターハイギア29、カウンタ
ーローギア30、ローギア35、クラッチギア36、カ
ップリングスリーブ42、ハブ34、ドライブシャフト
31を経てリアプロペラシャツ1〜に伝達され、一方、
カップリングスリーブ42、クラッチギア37、ビスカ
スカップ= 9− リングのケース39を経てフロントプロペラシャフトへ
伝達される。
したがって、ビスカスカップリング38を前後出力軸上
に配置し、かつ高速フルタイム4WD−低速リジッド4
WD切換機構を一箇所に集中したことから切換機構部の
構造がシンプルとなり、また、ギアによるオフセット部
で低速段のギア組合せも兼ねているためT/Fユニット
の全長を短くできることから、全体の構造をコンパクト
でシンプルなものにすることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す図である。
この実施例は、前輪側直結駆動、後輪側ビスカスカップ
リング駆動のFFベースのフルタイム4輪駆動車に本発
明を適用した例である。
第2図において、ビスカスカップリング38は前後出力
軸であるドライブシャフト31の後輪側に配置され、高
速フルタイム4WD−低速リジッド4WDの切換機構4
3はドライブシャフト31の前輪側に配置されている。
本実施例においても、前記実施例と同様な効果を期待す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、前後出力軸
上にビスカスカップリングを配置し、かつ高速フルタイ
ム4WD−低速リジッド4WD切換機構を一箇所に集中
したため、切換機構部の構造がシンプルとなり簡単で確
実な切換操作が可能となる。
また、ギアによるオフセット部で低速段のギア組合せも
兼ねているためT/Fユニットの全長を短くすることが
できることから全体の構造をコンパクトでシンプルなも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
本発明の他の実施例を示す全体構成図、第3図は従来例
を示す全体構成図である。 図中、 21・・・ケース、 22・・・インプットシャフト、 23・・・ベアリング、 24・・・ベアリング、 25・・・インプラ1〜ギア、 26・・・カウンターシャフト、 27・・・ベアリング、 28・・・ベアリング、 29・・・カウンターハイギア、 30・・・カウンターローギア、 31・・・ドライブシャフト、 32・・・ハイギア、 33・・・クラッチギア、 34・・・ハブ、 35・・・ローギア、 36・・・クラッチギア、 37・・・クラッチギア、 38・・・ビスカスカップリング、 39・・・ケース、 40・・・アウタープレート、 41・・・インナープレート、 42・・・カップリングスリーブ、 43・・・切換機構。 特許出願人 株式会社富士鉄工所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの回転駆動力をビスカスカップリングを介して
    前輪または後輪に伝達するビスカスカップリング式フル
    タイム4輪駆動車において、前記ビスカスカップリング
    と、フルタイム4輪駆動ポジション、または低速リジッ
    ド4輪駆動ポジションに切換える切換機構を前後出力軸
    上に設けたことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達機構
JP10477988A 1988-04-27 1988-04-27 4輪駆動車の動力伝達機構 Pending JPH01275223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10477988A JPH01275223A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 4輪駆動車の動力伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10477988A JPH01275223A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 4輪駆動車の動力伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01275223A true JPH01275223A (ja) 1989-11-02

Family

ID=14389962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10477988A Pending JPH01275223A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 4輪駆動車の動力伝達機構

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JP (1) JPH01275223A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172764A (ja) * 1983-10-25 1985-09-06 アメリカン モ−タ−ズ コ−ポレ−シヨン 粘性クラツチを有する乗り物用駆動列
JPS62173328A (ja) * 1986-01-23 1987-07-30 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪駆動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172764A (ja) * 1983-10-25 1985-09-06 アメリカン モ−タ−ズ コ−ポレ−シヨン 粘性クラツチを有する乗り物用駆動列
JPS62173328A (ja) * 1986-01-23 1987-07-30 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪駆動装置

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