JPH01272152A - ガードリングを有する半導体素子 - Google Patents
ガードリングを有する半導体素子Info
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- JPH01272152A JPH01272152A JP10154788A JP10154788A JPH01272152A JP H01272152 A JPH01272152 A JP H01272152A JP 10154788 A JP10154788 A JP 10154788A JP 10154788 A JP10154788 A JP 10154788A JP H01272152 A JPH01272152 A JP H01272152A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ガードリングを有する半導体素子に関するも
のであり、高耐圧のダイオードやトランジスタ、サイリ
スタ等に適用されるものである。
のであり、高耐圧のダイオードやトランジスタ、サイリ
スタ等に適用されるものである。
[従来の技術]
従来、半導体素子を高耐圧化するために、主接合を囲む
ようにガードリングを形成することが提案されている(
特公昭40−12739号公報)。
ようにガードリングを形成することが提案されている(
特公昭40−12739号公報)。
第2図はガードリングを有するダイオードの断面構造を
示す図である。N−型の半導体基板1には、P十型の拡
散層5が形成されて、ダイオードの主接合を形成してい
る。この主接合を取り囲むように、P十型の拡散層より
なる複数のガードリング4a、4b、4eが同心円状に
形成されている。このようなガードリング4a、4b、
4cは半導体基板1の表面に同心円状に拡散窓を開口し
、熱拡散を行うことにより形成されていた。
示す図である。N−型の半導体基板1には、P十型の拡
散層5が形成されて、ダイオードの主接合を形成してい
る。この主接合を取り囲むように、P十型の拡散層より
なる複数のガードリング4a、4b、4eが同心円状に
形成されている。このようなガードリング4a、4b、
4cは半導体基板1の表面に同心円状に拡散窓を開口し
、熱拡散を行うことにより形成されていた。
[発明が解決しようとする課題]
上記の構造において、高耐圧化を図るためには、■半導
体基板1の抵抗率を上げる、■ガードリング4a、4b
、4cの拡散深さtを深くする、■ガードリング4a、
4b、4cの本数を増やす、■ガードリング4a、4b
、4cの間隔d、、d2.d、を上記■、■に応じて最
適化する、等が考えられる。ところが、例えば、半導体
素子の品質面から半導体基板1の抵抗率を変えられない
とか、半導体素子のコスト面からチップの面積を安易に
大きくできない等の制約がある場合には、上記■、■の
対策は実施困難であり、上記■のガードリング4a、4
b、4cの拡散深さtを深くすることが考えられる。し
かしながら、従来のように、熱拡散によってガードリン
グ4m、4b、4cを形成している場合には、その拡散
深さLを深くしようとすれば、ドライブ(拡散)時間が
非常に長くなるという問題があった。ちなみに、熱拡散
の温度が1150℃の場合に、拡散深さを9μ−とする
には拡散時間は約4時間であるが、拡散深さを15μ糟
とするには拡散時間は約20時間、拡散深さを20μm
とするには拡散時間は約45時間となり、現実的には実
施することが困難となる。
体基板1の抵抗率を上げる、■ガードリング4a、4b
、4cの拡散深さtを深くする、■ガードリング4a、
4b、4cの本数を増やす、■ガードリング4a、4b
、4cの間隔d、、d2.d、を上記■、■に応じて最
適化する、等が考えられる。ところが、例えば、半導体
素子の品質面から半導体基板1の抵抗率を変えられない
とか、半導体素子のコスト面からチップの面積を安易に
大きくできない等の制約がある場合には、上記■、■の
対策は実施困難であり、上記■のガードリング4a、4
b、4cの拡散深さtを深くすることが考えられる。し
かしながら、従来のように、熱拡散によってガードリン
グ4m、4b、4cを形成している場合には、その拡散
深さLを深くしようとすれば、ドライブ(拡散)時間が
非常に長くなるという問題があった。ちなみに、熱拡散
の温度が1150℃の場合に、拡散深さを9μ−とする
には拡散時間は約4時間であるが、拡散深さを15μ糟
とするには拡散時間は約20時間、拡散深さを20μm
とするには拡散時間は約45時間となり、現実的には実
施することが困難となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、半導体基板を掘り込むことによ
りガードリングの深い拡散を達成し、高耐圧化を可能と
したガードリングを有する半導体素子を提供することに
ある。
の目的とするところは、半導体基板を掘り込むことによ
りガードリングの深い拡散を達成し、高耐圧化を可能と
したガードリングを有する半導体素子を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図(b)に示すように、第1の導電型の半導体基板1の
一表面側に第2の導電型の拡散層5が形成された主接合
を有し、この主接合の周囲にこれを全く取り囲んで第2
の導電型の拡散層よりなる複数のガードリング4a、4
b、4cを有する半導体素子において、ガードリング4
a、4b、4cを掘り込み型の構造としたことを特徴と
するものである。
図(b)に示すように、第1の導電型の半導体基板1の
一表面側に第2の導電型の拡散層5が形成された主接合
を有し、この主接合の周囲にこれを全く取り囲んで第2
の導電型の拡散層よりなる複数のガードリング4a、4
b、4cを有する半導体素子において、ガードリング4
a、4b、4cを掘り込み型の構造としたことを特徴と
するものである。
また、上記の構造において、第1図(c)に示すように
、掘り込み型のガードリング4a、4b、4cを多結晶
シリコン6 a、 6 b、 6 cで埋め戻しても良
い。
、掘り込み型のガードリング4a、4b、4cを多結晶
シリコン6 a、 6 b、 6 cで埋め戻しても良
い。
[作用]
本発明にあっては、このように、ガードリング4a、4
b、4cを掘り込み型の構造としたから、長時間の熱拡
散工程によらずども拡散深さを深くすることができ、し
たがって、高耐圧化が可能となるものである。また、掘
り込み型のガードリング4a、4b、4cを多結晶シリ
コン6 m、 6 b、 6 eで埋め戻せば、レジス
トによる汚染や半導体基板1の熱変形を防止でき、半導
体素子の信頼性が高くなるものである。
b、4cを掘り込み型の構造としたから、長時間の熱拡
散工程によらずども拡散深さを深くすることができ、し
たがって、高耐圧化が可能となるものである。また、掘
り込み型のガードリング4a、4b、4cを多結晶シリ
コン6 m、 6 b、 6 eで埋め戻せば、レジス
トによる汚染や半導体基板1の熱変形を防止でき、半導
体素子の信頼性が高くなるものである。
[実施例]
第1図(a)〜(c)は本発明に係るガードリングを有
する半導体素子の製造工程を示す図である。N−型の半
導体基板1の表面に二酸化ケイ素のような酸化膜よりな
る表面皮膜3を形成した後、ガードリング4a、4b、
4c上の表面皮膜3をエツチング等により取り除き、同
心円状の開口窓を形成する。
する半導体素子の製造工程を示す図である。N−型の半
導体基板1の表面に二酸化ケイ素のような酸化膜よりな
る表面皮膜3を形成した後、ガードリング4a、4b、
4c上の表面皮膜3をエツチング等により取り除き、同
心円状の開口窓を形成する。
この開口窓を介して、半導体基板1をエツチングして、
まず、第1図(a)に示すように渭2 m、 2 b。
まず、第1図(a)に示すように渭2 m、 2 b。
2cが形成された状態を得る。ここで、エツチングの方
法は湿式エツチングでも良いし、乾式エツチングでも良
く、方法は限定しない0次に、これらの掘り込んだ各渭
2 a、 2 b、 2 cにP十型の不純物拡散層を
設けてガードリング4a、4b、4cを得ると共に、中
心部にもP十型の不純物拡散層5を形成して、主接合を
形成し、第1図(b)に示す構造を得るものである。
法は湿式エツチングでも良いし、乾式エツチングでも良
く、方法は限定しない0次に、これらの掘り込んだ各渭
2 a、 2 b、 2 cにP十型の不純物拡散層を
設けてガードリング4a、4b、4cを得ると共に、中
心部にもP十型の不純物拡散層5を形成して、主接合を
形成し、第1図(b)に示す構造を得るものである。
ところで、この掘り込まれたガードリング4a。
4b、4cは、そのまま露出させておくと、各溝2 a
+2b、2cにレジスト等の汚染物質がトラップされ
たり、後工程の熱履歴による半導体基板1の変形、反り
の原因となることがある。そこで、第1図(e)に示す
ように、各溝2 a、 2 b、 2 cに多結晶シリ
コン6 a、 6 b、 6 cを埋め込み、各溝2
a、 2 b、 2 cを埋め戻すことが好ましい、こ
のようにすれば、レジスト等によるガードリング4a、
4b、4cの汚染の影響が少なくなり、また、半導体基
板1の機械的強度が改善されて熱変形が少なくなり、半
導体素子の信頼性が向上するものである。
+2b、2cにレジスト等の汚染物質がトラップされ
たり、後工程の熱履歴による半導体基板1の変形、反り
の原因となることがある。そこで、第1図(e)に示す
ように、各溝2 a、 2 b、 2 cに多結晶シリ
コン6 a、 6 b、 6 cを埋め込み、各溝2
a、 2 b、 2 cを埋め戻すことが好ましい、こ
のようにすれば、レジスト等によるガードリング4a、
4b、4cの汚染の影響が少なくなり、また、半導体基
板1の機械的強度が改善されて熱変形が少なくなり、半
導体素子の信頼性が向上するものである。
[発明の効果]
本発明に係るガードリングを有する半導体素子にあって
は、ガードリングを掘り込み型の構造としたから、長時
間の熱拡散工程によらずとも拡散深さを深くすることが
でき、したがって、高耐圧化が可能になるという効果が
ある。
は、ガードリングを掘り込み型の構造としたから、長時
間の熱拡散工程によらずとも拡散深さを深くすることが
でき、したがって、高耐圧化が可能になるという効果が
ある。
また、掘り込み型のガードリングを多結晶シリコンで埋
め戻す構造とすれば、レジストによる汚染や半導体基板
の熱変形を防止でき、半導体素子の信頼性が高くなると
いう効果がある。
め戻す構造とすれば、レジストによる汚染や半導体基板
の熱変形を防止でき、半導体素子の信頼性が高くなると
いう効果がある。
第1図(a)乃至(c)は本発明の一実施例の製造工程
を示す断面図、第2図は従来例の断面図である。 1は半導体基板、2 a、 2 b、 2 eは溝、3
は表面皮膜、4a、4b、4cはガードリング、5は拡
散層、6a、6b、6cは多結晶シリコンである。
を示す断面図、第2図は従来例の断面図である。 1は半導体基板、2 a、 2 b、 2 eは溝、3
は表面皮膜、4a、4b、4cはガードリング、5は拡
散層、6a、6b、6cは多結晶シリコンである。
Claims (2)
- (1)第1の導電型の半導体基板の一表面側に第2の導
電型の拡散層が形成された主接合を有し、この主接合の
周囲にこれを全く取り囲んで第2の導電型の拡散層より
なる複数のガードリングを有する半導体素子において、
ガードリングを掘り込み型の構造としたことを特徴とす
るガードリングを有する半導体素子。 - (2)掘り込み型のガードリングを多結晶シリコンで埋
め戻したことを特徴とする請求項1記載のガードリング
を有する半導体素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154788A JPH01272152A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ガードリングを有する半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154788A JPH01272152A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ガードリングを有する半導体素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272152A true JPH01272152A (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=14303463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10154788A Pending JPH01272152A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ガードリングを有する半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01272152A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023703A1 (de) * | 1997-11-03 | 1999-05-14 | Infineon Technologies Ag | Hochspannungsfeste randstruktur für halbleiterbauelemente |
JP2006013129A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Nec Electronics Corp | 半導体装置 |
JP2013030501A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP10154788A patent/JPH01272152A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023703A1 (de) * | 1997-11-03 | 1999-05-14 | Infineon Technologies Ag | Hochspannungsfeste randstruktur für halbleiterbauelemente |
US6870201B1 (en) | 1997-11-03 | 2005-03-22 | Infineon Technologies Ag | High voltage resistant edge structure for semiconductor components |
JP2006013129A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Nec Electronics Corp | 半導体装置 |
JP2013030501A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
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