JPH0127160Y2 - - Google Patents

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JPH0127160Y2
JPH0127160Y2 JP4989184U JP4989184U JPH0127160Y2 JP H0127160 Y2 JPH0127160 Y2 JP H0127160Y2 JP 4989184 U JP4989184 U JP 4989184U JP 4989184 U JP4989184 U JP 4989184U JP H0127160 Y2 JPH0127160 Y2 JP H0127160Y2
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disk jacket
holder
jacket
disk
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、磁気デイスクジヤケツトの位置決め
機構、詳しくは、駆動装置本体に磁気デイスクジ
ヤケツトをそのホルダーを介して装着する時に、
駆動装置本体に対するデイスクジヤケツトの位置
決めをする位置決め機構に関する。
(従来技術) 従来のこの種の磁気デイスクジヤケツトの位置
決め機構はその一例を第1図〜第4図に示すよう
に構成されている。なお、第1図は磁気デイスク
3を収納するデイスクジヤケツト2からなるデイ
スクパツク1の平面図を、第2図は駆動装置本体
の基板100上に回動自在に支持された上記デイ
スクパツク1の挿入されるホルダー200の側面
図を、第3図は上記基板100に設けられてい
る、上記デイスクジヤケツトの位置決め部材10
2〜104の配置状態を示す平面図を、第4図
は、上記ホルダー200の平面図を夫々示してい
る。第1図において、符号4は磁気デイスク3の
記録済の環状トラツク数を表示する機械的なコマ
カウンター、5,6は第1及び第2のジヤケツト
位置決め用孔、7は磁気デイスク3のチヤツキン
グ用孔、8は磁気ヘツド挿入用孔、9は同磁気ヘ
ツド挿入用孔8を開閉するシヤツター、10はシ
ヤツター9のジヤケツト2の側面に沿つて断面形
状がコの字状に折曲げられた折曲部9aの中央部
が摺動自在に嵌入する案内溝を夫々示している。
第2〜4図において、符号101は上記基板10
0の左端部の前後側縁に垂直に上方に折曲げられ
て形成された軸受用側板106,107に軸支さ
れた、ホルダー200の回動支軸、102〜10
4は基板100上に植設された第1〜第3の位置
決め部材、105は磁気デイスク駆動用モータ
ー、108,109は上記軸受用側板106,1
07に穿設された、上記回動支軸101の軸受
孔、201,202は上記ホルダー200の両側
壁の下端部より内方に向けて折曲げられて形成さ
れた、ジヤケツト2の受板となる折曲部、20
3,204は上記ホルダー200の上壁内面中央
部右方寄りに直列に固着されたデイスクジヤケツ
ト押え付け用板ばね、205は同ホルダー200
の上側壁(第4図において)の右方寄り内面に植
設された、前記シヤツター9(第1図参照)の開
放用ピン、206はデイスクジヤケツト2のホル
ダー200への挿入時のストツパーピンを夫々示
している。なお、上記デイスクジヤケツト2のシ
ヤツター9は図示されない引張性コイルばねによ
り右方(第1図において)に移動する習性が与え
られていて、平生は第1図の状態、即ち磁気ヘツ
ド挿入用孔8を塞ぐ位置に抑止されるようになつ
ているが、デイスクジヤケツト2が第2図に示す
ように上記ホルダー200内に右方開口部200
aより、その先端面が上記ホルダー200のスト
ツパーピン206に達する迄挿入された時、同シ
ヤツター9の上記折曲部9aの前端部(第1図に
おいて左端面)が上記ホルダーの開放ピン205
により押動され、デイスクジヤケツト2のホルダ
ー200への挿入動作に連動して自動的に開かれ
るようになつている。又、上記基板100上の第
1,第2位置決め部材102,103は全く同様
な形状のものであつて、その一方の第1の位置決
め部材102は、第5図Aに示すように、上端部
が細径の2段の円柱体からなり、細径部102a
の上端面は円錘形状に先尖りとなつている。そし
て、上記細径部102aが上記デイスクジヤケツ
ト2の第1の位置決め用孔5に嵌入し、同デイス
クジヤケツト2を基板100に対して精密に位置
合せすると共に、その段部102bで精密に高さ
位置を決めるようになつている。上記第2の位置
決め部材103も全く同様に上記デイスクジヤケ
ツト2の第2の位置決め用孔6に嵌入して位置決
めするようになつている。一方、第3の位置決め
部材104は、第5図Bに示すように、上記第1
の位置決め部材102の細径部102aが切り取
られた形状となつており、その上端面は水平面と
なつていて、同面がデイスクジヤケツト2の底面
に衝合して、同デイスクジヤケツト2の基板10
0に対する高さ位置だけを精密に位置決めする。
従つて同部材104に相対するデイスクジヤケツ
ト2の位置決め用孔はない。
次に、このように構成された従来のデイスクジ
ヤケツトの駆動装置への位置決め機構の作用につ
いて説明する。
先ず、第2図に示すように、ホルダー200が
その支軸101を軸として開口部200aが僅か
に引き上げられた回動状態で、同開口部200a
からデイスクジヤケツト2が挿入される。なお、
このホルダー200の第2図における状態は図示
されない反時計方向の付勢力により回動し、その
回動が図示されない規制部材によつて同位置に抑
止されているものである。そして、同ジヤケツト
2はその上面が上記押え付用板ばね203,20
4に押え付けられながら、その底面が上記折曲部
201,202に支持され、その先端面が上記ス
トツパーピン206に当接する迄挿入される。こ
のとき、デイスクジヤケツト2のシヤツター9は
同デイスクジヤケツト2の挿入動作に連動して自
動的に開かれることは上述した通りである。この
状態から、ホルダー200をその右端部を押動し
て支軸101を中心として時計方向に回動させる
と、上記第1,第2の位置決め部材102,10
3の細径部102a,103aはそれぞれデイス
クジヤケツト2の第1、第2の位置決め用孔5,
6に嵌入して同デイスクジヤケツト2の基板10
0に対する配置位置が精密に位置決めされると共
に、その高さ位置も同デイスクジヤケツト2の底
面と上記第1,第2の位置決め部材102,10
3の各段部102b,103b及び第3の位置決
め部材104の上端面とを衝合させることによつ
て精密に位置決めされ、図示されない係止部材に
よつて、この状態でロツクされるようになつてい
る。そして、このようにデイスクジヤケツト2が
基板100上に正確に位置決めされると、図示さ
れない上記コマカウンター機構や磁気ヘツド機構
とも正確な配置位置で対向するようになつてい
る。
ところで、近年においては上述のような磁気デ
イスクジヤケツトを使用する磁気記録再生装置が
各分野で広く採用されるようになつて来ており、
これを電子カメラシステムやポータブルコンピユ
ータ等に使用するには、これの小型化が要求され
てきている。しかし、上記従来の磁気記録再生装
置では、デイスクジヤケツトの大きさは一定であ
るから、同装置を小型化しようとすれば、第2図
におけるホルダー200の支軸101側を短かく
し、第6図に示すように、支軸101を駆動モー
タ105側に近づけ、ホルダー200及び基板1
00を小型にすれば良いが、そうすると図に示す
ように、第2の位置決め部材103がデイスクジ
ヤケツト2の第2の位置決め用孔6(第1図参
照)に嵌入されるだけの、ホルダーへの移動量が
確保できないため、デイスクジヤケツト2を上記
ホルダー200のストツパーピン206迄挿入す
ることが出来ず、途中で上記第2の位置決め部材
103に当接してしまうので、このような手段に
よつては装置全体を小型化することは不可能であ
る。又、平行リンク機構やシリンダ等のガイドに
よるローデイング機構等を適用すれば装置の小型
化は可能であるが、何れも部品点数が多く、かつ
構造が複雑であるため、軽量化することが不適当
であり、コストも大巾に増加してしまうという欠
点を有している。
(目的) 本考案は、上述した点に鑑み、デイスクジヤケ
ツト用の回動式ホルダーを有する磁気記録再生装
置にあつても同装置の小型化が容易に出来、構造
が簡単で軽量で、かつ安価に出来る磁気デイスク
ジヤケツトの位置決め機構を提供するにある。
(概要) 本考案のデイスクジヤケツトの位置決め機構
は、少なくとも上記ホルダーの支軸側に位置する
位置決め部材に、装着される磁気デイスクジヤケ
ツトに向けて変位する偏倚性弾力を付与すると共
に、上記ホルダーへのデイスクジヤケツトの挿入
動作もしくはホルダーの基板上への回動動作によ
り、上記位置決め部材を上記弾力に抗して変位さ
せ、ホルダーの上記動作終了時には、同位置決め
部材が上記デイスクジヤケツトの位置決め用孔内
に嵌入して、デイスクジヤケツトの装置本体基板
への精密な位置決めがなされるようにしたことを
特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
第7図A,Bは、本考案の一実施例を示す磁気
デイスクジヤケツトの位置決め機構の要部のみの
拡大側面図及び平面図を夫々示している。両図に
おいて、符号100Aは上記第2,3図における
駆動装置本体の基板100と同様な基板、300
は本考案における第2の位置決め部材であつて、
下部が横長の不等辺の菱形角柱体からなり、上部
がこれと連なる横長の角錐体となつていて、その
両側面(第7図Bにおいて上下側面)は切り殺が
れて、デイスクジヤケツト2Aの第2の位置決め
用孔6Aの両側面に対向する側面部304,30
5となつている。この第2の位置決め部材300
は、基端部を基板100A上に固定された支持部
材302上に固着された板ばね301の先端面上
にビスによつて固着されていて、同板ばね301
によつて上方に移動する習性が与えられている
も、この習性による上昇はストツパー部材303
によつて規制されている。即ち上記板ばね301
の、第2の位置決め部材300の前方および後方
の上面が同板ばね301の先端部に近接して基板
100A上に固着されたストツパー部材303の
上端部前後側から同板ばね301上に延びた腕部
303a,303bの下面に当接することによつ
て規制されている。また、上記ストツパー部材3
03の腕部303a,303bの上面は、装着さ
れるデイスクジヤケツト2Aの高さ位置を決める
高さ位置規制面306となつている。なお、上記
第2の位置決め部材300及びその関連部材の図
示されない他の構成部材は上記第2図におけるデ
イスクジヤケツトの位置決め機構の構成と全く同
様である。
次に、以上のように構成された本考案のデイス
クジヤケツトの位置決め機構の作用について説明
する。
第7図Aはホルダー(図示されず)に挿入され
たデイスクジヤケツト2Aがその前端面下辺が上
記第2の位置決め部材300の右側傾斜稜307
に当接した状態を示している。このとき、従来の
不動の位置決め部材であれば、これ以上デイスク
ジヤケツト2Aを挿入出来ないが、本考案による
第2の位置決め部材300は板ばね301の弾力
に抗して下方へ向けて移動可能となつているの
で、上記デイスクジヤケツト2Aの前端面下辺で
上記第2の位置決め部材300の右側傾斜稜30
7を押圧して同部材300を下方に押し下げ乍
ら、同デイスクジヤケツト2Aは更にホルダー内
に挿入され左方に移動して、同部材300がデイ
スクジヤケツト2Aの位置決め用孔6Aに達する
と自らの習性によつて上昇し、同孔6Aに嵌入し
てジヤケツト2Aを位置決めする。そして、図示
されないホルダーを介して、デイスクジヤケツト
2Aが時計方向に回動し、同ジヤケツト2Aの底
面が上記ストツパー部材303の上面に当接する
ことによつて同ジヤケツト2Aの基板100Aに
対する水平の高さ位置が決められるようになつて
いる。又、上記第2の位置決め部材300が位置
決め用孔6A内に嵌入しているデイスクジヤケツ
ト2Aを図示されないホルダーから図において右
方に引き出す場合は、上記位置決め用孔6Aの前
側面下辺で上記第2の位置決め部材300の左側
傾斜稜308を押動して同部材300を押し下げ
るのでデイスクジヤケツト2Aはホルダーから容
易に取り出すことが出来る。
以上説明したように、本考案によれば、第2の
位置決め部材をホルダーの回動支軸の側近迄寄せ
て設けることができるので、磁気記録再生装置を
大巾に小型化することの出来る磁気デイスクジヤ
ケツトの位置決め機構を提供することが出来る。
第8図は、本考案の他の実施例を示す磁気デイ
スクジヤケツトの位置決め機構の側面図である。
本実施例における第2の位置決め部材400
は、図示されないホルダーの回動支軸の側近の不
動部材に植設され支軸401に、その中央部の支
点を回動自在に支持されたF字状のレバーからな
り、この第2の位置決め部材400はデイスクジ
ヤケツト2Bが図示されないホルダー内に挿入さ
れない平生の状態では、その下部寄りと基板10
0Bにかけられた引張性のコイルばね402によ
り、2点鎖線で示すように下端部が基板100B
上に当接してほぼ垂直状態に維持されている。そ
して、同第2の位置決め部材400の中央部の上
記支軸401の軸受孔406の上部には上方に突
出し、一段と薄肉となると共に、その先端部が円
錘形状の位置決め部404が形成されていて、同
位置決め部404が上記デイスクジヤケツト2B
の第2の位置決め用孔6Bに嵌入することによつ
て、デイスクジヤケツト2Bの位置決めがなされ
るようになつている。又、上記位置決め部404
の基部の上記軸受孔406の周縁部は円弧状に厚
肉のままとなつていて、その外周面でなる肩部4
05は上記第5図Aにおける第2の位置決め部材
102の段部102bに相当する、デイスクジヤ
ケツト2Bの高さ位置決め部となつている。又、
上記第2の位置決め部材400の左端部(第8図
において)には上方に延びる被押動部403が形
成されていて、デイスクジヤケツト2Bが図示さ
れないホルダーに挿入されたとき、この被押動部
403の内側面が同デイスクジヤケツト2Bの先
端面で押動されて、第2の位置決め部材400は
その支軸401を中心として反時計方向に、図の
点線の位置から実線の位置迄回動してほぼ水平状
態になるようになつている。
このように構成された本実施例におけるデイス
クジヤケツトの位置決め機構は、次のように作用
する。即ち、第2の位置決め部材400は、デイ
スクジヤケツト2Bがホルダー(図示されず)内
に挿入されない場合は、図の2点鎖線で示すよう
に、その回動習性によりほぼ垂直の状態にある。
従つて、上記位置決め部404はほぼ水平状態と
なつていて、その先端部はデイスクジヤケツト2
Bの挿入路外に退避している。そのため、デイス
クジヤケツト2Bをホルダー(図示されず)内に
挿入するとき、上記位置決め部404には当接す
ることなくジヤケツト2Bを挿入することが出来
る。そして、ジヤケツト2Bを更に深く挿入する
と、同ジヤケツト2Bはその先端面で上記第2の
位置決め部材400の被押動部403の内側面を
押動する。このデイスクジヤケツト2Bの挿入に
つれて、第2の位置決め部材400は図の実線で
示すようにほぼ水平状態に迄回動する。これにつ
れて上記位置決め部404もほぼ垂直状態迄回動
し、好適にデイスクジヤケツト2Bの第2の位置
決め用孔6Bに嵌入して、同デイスクジヤケツト
2Bを基板100Bに対して精密に位置決めす
る。次いで、図示されないホルダーを介してデイ
スクジヤケツト2Bを時計方向に回動することに
よつて、同デイスクジヤケツト2Bの底面が上記
第2の位置決め部材400の肩部405に当接し
て高さ位置が精密に位置決めされる。このように
作用する本実施例におけるデイスクジヤケツトの
位置決め機構の効果も上記第7図に示した前実施
例の場合と同様であるが、更にデイスクジヤケツ
ト2Bの挿入時の押込力が上記位置決め部404
を強制的に位置決め用孔6Bに押し込むことにな
るので、前実施例の場合に比し、その位置決め能
力、即ちホルダー内で大きく崩れた状態にある時
でも精密に位置決め出来る能力が高いものとな
る。
第9図A,Bは、本考案の更に他の実施例を示
すデイスクジヤケツトの位置決め機構の要部拡大
側面図及び平面図を夫々示している。両図におい
て、符号500は本考案における第2の位置決め
部材であつて、駆動装置本体の基板100C上に
固定されたアングル503に取り付けられた支軸
502にそのほぼ中央部を回動自在に支持された
レバー501の一端部(図において左端部)に固
着されていて、その上端部が円錐形となつた短円
体状のものである。上記レバー501の他端部
は同レバー501の長手方向に対して水平に直交
する円体で形成されていて、デイスクジヤケツ
ト2Cが挿入されるホルダーの底壁の一方の折曲
部201Aの底面に相対する被押動部504とな
つている。上記レバー501は、同レバー501
の右端部寄り前側面に植設されたピン508に一
端部がかけられ、支軸502に巻き廻された後、
他端部が基板100C上に当接する捩りばね50
5の弾力により反時計方向の回動習性が与えられ
ているも、同習性による回動は上記被押動部50
4が上記ホルダーの折曲部201Aの底面に当接
することによつて規制されている。上記アングル
503はチヤンネル状に形成されていて、上壁に
はレバー501の長手方向の長孔506が穿設さ
れており、同長孔506内に上記第2の位置決め
部材500が嵌入するようになつている。そのた
め、上記レバー501の上記支軸502に対する
スラスト方向の移動は或る程度許容されるように
なつているが、上記第2の位置決め部材500は
上記アングル503の長孔506によつて第9図
Bにおいて前後方向は最密に規制され、精密に位
置決めされる。なお、上記アングル503の上面
507は、デイスクジヤケツト2Cの底面が衝合
して、同デイスクジヤケツト2Cの高さ位置を決
める高さ方向の位置決め部となつている。
次にこのように構成された本実施例におけるデ
イスクジヤケツトの位置決め機構の作用について
説明する。
第9図Aにおける二点鎖線で示すレバー501
及びホルダー折曲部201Aの位置は、夫々ホル
ダーがデイスクジヤケツト2Cを挿入する状態、
即ち開放状態位置における状態を示している。こ
の状態においては、ホルダー折曲部201Aは水
平に対して反時計方向に回動して傾斜しており、
それにつれて同折曲部201Aの底面に他端部の
被押動部504が弾力的に当接しているレバー5
01も反時計方向に回動して、一端部に固着され
た上記第2の位置決め部材500は、アングル5
03の上面より下位に位置している。従つて、こ
の状態でホルダー(図示されず)内に、図示のよ
うにデイスクジヤケツト2Cを挿入しても、上記
第2の位置決め部材500とは無関係に図の状態
迄容易に挿入することが出来る。次いで、ホルダ
ーの自由端部を上記捩りばね505の弾力に孔し
て押し下げ、同ホルダーの折曲部201Aを実線
の位置迄押し下げると、それにつれてレバー50
1の被押動部も実線の位置迄押し下げられ、同レ
バー501が時計方向に回動する。すると、上記
第2の位置決め部材500はアングル503の上
面の長孔506から突出すると同時に、アングル
503の上面507もデイスクジヤケツト2Cの
底面に衝合して、第2の位置決め部材500は第
2の位置決め用孔6Cに好適に嵌入して、同デイ
スクジヤケツト2Cを高さ位置ともに精密に位置
決めする。
このように構成されて作用する本実施例におけ
るデイスクジヤケツトの位置決め機構の効果も上
記第7図、第8図の位置決め機構の場合と同様で
あるが、更に上記第2の位置決め部材500が上
記アングル503の長孔506に嵌入しているこ
とにより、その位置決めの精密さがより以上に保
証される。
なお、上記位置決め機構においては、本考案を
総て第2の位置決め部材に適用した場合について
説明したが、位置決め部材がデイスクジヤケツト
の駆動装置への装着時に退避する必要のある位置
決め部材に対しては総て本案を適用出来ることは
勿論である。
(効果) 以上説明したように、本考案によれば、回動式
デイスクジヤケツトホルダーを有する磁気記録再
生装置においても、同装置の小型化が容易に、安
価に出来る磁気デイスクジヤケツトの位置決め機
構を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、磁気記録再生装置に用いられるデイ
スクジヤケツトの一例を示す平面図、第2図は、
従来の磁気記録再生装置における磁気デイスクジ
ヤケツトの位置決め機構の一例を示す側面図、第
3図は、上記第2図の磁気デイスクジヤケツトの
位置決め機構における装置本体の基板の平面図、
第4図は、上記第2図の磁気デイスクジヤケツト
の位置決め機構におけるデイスクジヤケツトホル
ダーの平面図、第5図A,Bは、上記第3図にお
ける第1,第2の位置決め部材及び第3の位置決
め部材の上端部を夫々示す拡大斜視図、第6図
は、小型化が不可能な状態を示す磁気記録再生装
置の一例を示す側面図、第7図A,Bは、本考案
の一実施例を示すデイスクジヤケツトの位置決め
機構の要部拡大側面図及び平面図、第8図は、本
考案の他の実施例を示すデイスクジヤケツトの位
置決め機構の要部拡大側面図、第9図A,Bは、
本考案の更に他の実施例を示すデイスクジヤケツ
トの位置決め機構の要部拡大側面図及び平面図で
ある。 2,2A,2B,2C……デイスクジヤケツ
ト、5,6,6A,6B,6C……位置決め用
孔、100,100A,100B,100C……
駆動装置本体の基板、102,103,104,
300,400,500……位置決め用部材、2
00……ジヤケツトホルダー、{301……板ば
ね、402……コイルスプリング、505……捩
りばね。}(偏倚性弾力部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数個の位置決め用孔を有する磁気デイスクジ
    ヤケツトを、駆動装置本体の基板上に同基板に対
    して倒伏し得るように支軸によつて回動自在に支
    持されたデイスクジヤケツトホルダーに挿入し、
    同ホルダーを上記位置決め用孔が上記基板上に配
    設された複数個の位置決め部材に嵌合するように
    回動させることにより、デイスクジヤケツトの位
    置決めをするようにした位置決め機構において、 上記複数個の位置決め部材のうち、少くとも上
    記ホルダーの回動支軸側に位置する位置決め部材
    に、相対するデイスクジヤケツト面に向けて変位
    する遍倚性弾力を付与すると共に、上記ホルダー
    へのデイスクジヤケツトの挿入動作、もしくはホ
    ルダーの上記基板上への回動動作により、上記位
    置決め部材を上記弾力に抗して変位させ、上記動
    作の終了時には、同位置決め部材が上記デイスク
    ジヤケツトの位置決め用孔内に嵌入して位置する
    ことによつて、同デイスクジヤケツトの位置決め
    が行なわれるようにしたことを特徴とする磁気デ
    イスクジヤケツトの位置決め機構。
JP4989184U 1984-04-05 1984-04-05 磁気デイスクジヤケツトの位置決め機構 Granted JPS60163549U (ja)

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JP4989184U JPS60163549U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 磁気デイスクジヤケツトの位置決め機構

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JP4989184U JPS60163549U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 磁気デイスクジヤケツトの位置決め機構

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JPS60163549U JPS60163549U (ja) 1985-10-30
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JPS60163549U (ja) 1985-10-30

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