JPH01261982A - 静止画テレビ電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は静止画テレビ電話装置に関し、特に画像と文
字とを伝送し、表示する技術に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、ハンドシェイク時、画像と文字とを伝送で
きるモードを設定できるようにした後、画像データと文
字コートデータとを、それぞれ識別情報とともに伝送す
るようにしたもので、文字と画像とを同一伝送単位とし
て伝送できるとともに、受信側では文字と画像とを同一
画面で表示できるものである。

〔従来の技術〕

電話回線を介して静止画情報の送受信を行なう静止画テ
レビ電話ンステムが提案されている。この静止画テレビ
電話において、画像情報の伝送方式については統一規格
が検討されているが、画像以外の情報例えば文字情報の
伝送については規定されていない。

従って、現状では文字を伝送しようとする場合、送信す
る静止画と同様にして伝送する必要があり、文字を紙に
書き、これをカメラで撮って静止画として伝送しなけれ
ばならない。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、静止画としての伝送画素数としては水平方向の
画素数×垂直方向の画素数−１６０×１００あるいは９
６　Ｘ、１００程度であるため、画素数が少なく、最大
でも２０桁×１０行程度の簡単な文字（ひらがな、カタ
カナ、数字、アルファベット等）しか伝送できない。

また、このテレビ電話を利用したプレポンサービス等の
アプリケーションにおいて、画像とそれに対する説明文
を伝送した場合、受信側ではそれぞれ１画面分の静止画
として画像と文字とは別のメモリに書き込まれ、モニタ
用ディスプレイが２個なければ、両者を同時に見ること
はできない。

この発明は画素数に関係なく多量の文字情報が伝送でき
るようにするとともに、同一画面に画像と文字とを表示
できるようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明による静止画テレビ電話装置においては、送信
すべきデータ内容を示す認識情報をハンドシェイク時に
送受信する手段と、このハンドシェイクの完了後、少な
くとも画像表示の大きさを示す画像識別情報と画像デー
タ及び文字数、文字表示位置等を示す文字識別情報とコ
ード化した文字データを含み、画像表示と文字表示とを
ディスプレイの画面を分割した状態で行なうための表示
用データを送信する手段とを具備する。

〔作用〕

画像データと文字データとが同一画面の情報として同一
伝送単位で伝送される。したがって、受信側のテレビ電
話装置のディスプレイでは画像とその説明文字とが同一
画面に表示される。

〔実施例〕

第２図はテレビ電話機器の接続の一例の構成を示し、（
ＩＡ）及び（ＩＢ）はテレビ電話装置を全体として示し
でいる。テレビ電話装置（ＬＡ）　（ＩＢ）は全く同一
の構成を有し、それぞれビデオカメラ（２）と、操作ボ
タン（３）　、！＝　ＣＲＴ等からなるモニタディスプ
レイ（４）を有している。そして、それぞれのテレビ電
話装置（ＩＡ）　（１Ｂ）には、通話用電話装置（５Ａ
）及び（５Ｂ）が接続される。また、文字入力装置（６
八）及び（６Ｂ）がそれぞれテレビ電話装置に接続され
ている。

そして、テレビ電話装置（ＬＡ）　（１［］）間は電話
回線（７）を介して接続されている。

第１図はテレビ電話装置（１人）又はくＩＢ）の構成を
示している。

カメラ（２）で撮影された画像は、画像信号とされ、Ａ
／Ｄコンバーク（１１）にてデジタル画像データに変換
される。このデジタル画像データはメモリ及び表示コン
トロール回路（１２）により画像メモリ（１３）に書き
込まれる。°よた、同時に■〕／Ａコンバータ（１４）
によってアナログ画像データに戻され、これがモニタデ
ィスプレイ（４）に供給される。そして、このディスプ
レイ（４）にカメラ（２）にて撮影された画像が表示さ
れる。

この画像に関する文字情報が文字入力装置（６八）又は
（６Ｂ）によって入力される。入力された文字データは
、システムコントローラ（１，５）を介してメモリ及び
表示コントロール回路（１２）に供給され、このコン）
・ロール回ｌｉＩ＆（１２）によって文字コードメモＩ
Ｊ（１６）に書き込まれる。書き込まれた文字コードデ
ータは、また、同時にキャラクタジェネレータ（１７）
によって文字画像データに変換される。この文字画像デ
ータは加算回路（１８）でカメラ撮像画像と混合され、
後述するようにモニタディスプレイ（４）に撮像画像と
文字画像とが画面分割の状態で表示される。

このとき、操作ボタン（３）及び文字人力装置（６Ａ）
（又は（６Ｂ））　　によって、表示される撮像画像の
大きさ、すなわち水平、垂直画素数及び表示位置が指定
されるとともに表示する文字数、表示位置が指定される
。ここで、テレビ電話では、伝送画素数は、１６０（水
平）　Ｘ１００（垂直）と、９６（水平）Ｘ１００（垂
直）の２つのモードが規格化される予定である。したが
って、ディスプレイ（４）は１６０（水平）Ｘ１００（
垂直）の能力のものが用意されている。よって、例えば
画像の水平、垂直の画素数として９６（水平）　　Ｘ１
００（垂直）が指定され、左寄せで表示されるとすると
、第３図に示すように画面の右側に文字表示エリアがで
きる。この文字表示エリアへの文字の表示能力は３２桁
×２５行である。この場合には、メモリ及び表示コント
ロール回路（１２）によりディスプレイ（４）の水平方
向の９６画素分までの期間では、画像メモ！Ｊ（］、３
）からのデータあるいはΔ／Ｄコンバーク（１１）から
のデータがＤ／Δコンハーク（１４）にてアナロクデー
タに変換されたものが加算回路（１８）に供給され、水
平方向の９６画素分以降の期間では文字コードメモＩＪ
（１６）から文字コードが読み出され、キャラクタジェ
ネレータ（１７）により文字画像信号とされたものが加
算回路（１８）に供給される。これにより、ディスプレ
イ（４）には第３図に示すように左寄せの静止画像の説
明文字が文字表示エリアに同時に表示される。

第４図は他の表示例で、この例は撮像画像と文字とが垂
直方向に分割表示される場合である。この例では垂直方
向、最大１００画素であるところ、画像に８０画素割り
当てた場合である。この例の場合の文字表示能力は８０
桁×５行である。

この例の場合には、メモリ及び表示コントロール回路（
１２）により垂直方向の８０画素分までのすべての水平
区間では画像メモＩＪ（１３）から読み出されたデータ
あるいはＡ／Ｄコンハーク（１１）からのデータが加算
回路（１８）に供給され、垂直方向の８０画素以降のす
べての水平区間では、文字コードメモリ（１６）からの
文字コードがキャラクタジェネレータ（１７）にて文字
画像データにされたものが供給される。この結果、第４
図例のように、ディスプレイ（４）の上部に、静止画像
が、その下部にその説明文字が表示されるものである。

次に、以上のような画像と文字は、操作ボタン（３）の
うちの送りボタンが押されることにより、第５図に示す
ような通信手順で、また第６図に示すような信号フォー
マットとして相手側に伝送される。

すなわち、現在のテレビ電話の統一規格内で、メーカコ
ード使用によるメーカ独自モードが許されている。そこ
で、この場合、このメーカ独自モードとして画像と文字
とを伝送するモードとする。

このメーカ独自モードにするために第５図に示すように
、先ず、受信先とのハンドシェイクを行なう。このハン
ドシェイクは、第６図へに示すように、同期信号や振幅
の基準等を含むヘッダ部（２１）と、メーカコードを含
む認識コード（２２）からなるデータを送信側と受信側
とで相互にやり取りすることによりなされる。これによ
り、送受双方の端末装置、つまりテレビ電話装置の能力
が確認される。

こうして、このハンドシェイクにより端末能力が確認さ
れ、送信可能となったならば、第６図Ｂの信号フォーマ
ットのデータが受信側に送信される。すなわち、ヘッド
部（２３）の後に、画像の水平、垂直画素数や表示エリ
アの情報を含む画像識別信号（２４）が送られ、その後
に画像データ（２５）が送られる。このヘッダ（２３）
から画像データ（２５）までのフォーマットはテレビ電
話の統一規格と同一であるが、この例においては、さら
に文字数、文字の色や文字表示エリアの情報を含む文字
識別信号（２６）が続いて送られ、その後に、メモ！Ｊ
（１７）から読み出された文字コード（２７）が送られ
る。

以−Ｌの送信操作及びデータのフォーマット化は、シス
デムコントローラ（１５）と送受信部（１９）において
行なわれる。受信側のテレビ電話装置では、送受信部（
１９）によりデータが受信され、これがシステトコント
ローラ（１５）を介してメモリ及び表示コントロール回
路（１２）に供給され、画像データは画像メモＩＪ　（
１３）に、文字コードは文字コードメモリ（１６）に書
き込まれる。そしで、画像識別信号及び文字識別信号が
解読され、これらに応じて前述したようにして、画像と
その説明文字がディスプレイ（４）に画面分割の状態で
同時に表示される。

なお、画像と文字の表示の大きさ及び表示領域は図の例
に限らず自由に設定できるものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、テレビ電話装置にお
いて文字をコードとして伝送するものであるから、画素
数に関係なく多量の情報が伝送できるものである。

また、画像と文字とをディスプレイを画面分割して表示
するだめの識別信号とともに伝送するものであるから、
受信側のディスプレイでは画像と文字とを同一画面で見
ることができる。このため旅行案内での風景とその説明
文のようにブレビ電話による情報サービスのアプリケー
ションを拡げる場合に、この発明の効果は著しい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のテレビ電話装置のブロッ
ク図、第２図はテレビ電話機器の接続構成を示す図、第
３図及び第４図はディスプレイ十の表示例を示す図、第
５図はこの発明装置による通信手順の一例を説明するだ
めの図、第６図は信号フォーマットの一例を示す図であ
る。 （１八）及び（ＩＢ）はテレビ電話装置、（２）はビデ
オカメラ、（４）はディスプレイ、（６八）及び（６Ｂ
）は文字人力装置、（１２）はメモリ及び表示コン）・
ロール回路、（１３）は画像メモリ、（１６）は文字ロ
ー　トメモリ、（１８）は加算回路、（１９）は送受信
部である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送信すべきデータ内容を示す認識情報をハンドシェイク
   時に送受信する手段と、 上記ハンドシェイク完了後、少なくとも、画像表示の大
   きさを示す画像識別情報と画像データ及び文字数、文字
   表示位置等を示す文字識別情報とコード化した文字デー
   タを含み、画像表示と文字表示とをディスプレイの画面
   を分割した状態で行なうための表示用データを送信する
   手段とを具備してなる静止画テレビ電話装置。