JPH01261781A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書ふよび図形を含む大量の情報を記憶表示
する電子ファイリング装置に利用する。

特に、表示された頁の情報をその前後の頁の情報に切り
替える「頁めくり」に関する。

〔概　要〕

本発明は、現在表示している情報を手動入力に応じてそ
の前後の頁の情報に切り替える手段を備えた電子ファイ
リング装置において、 新しく入力が予想される手動入力に対応する頁の情報を
高速メモリ素子による一時記憶手段に記憶しておくこと
により、 手動入力後に表示画面を高速に切り替えるようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

第４図はイメージ情報を表示する従来例電子ファイリン
グ装置のブロック構成図である。

この電子ファイリング装置では、表示部７に表示されて
いる頁のイメージ情報を前頁または次頁のイメージ情報
に切り替えるために、キイボード上に「頁めくりキイ」
、すなわち前頁キイ１および次頁キイ２が設けられてい
る。これらのキイを押下すると、その信号が制御部３を
介して読出制御部４に通知される。読出制御部４は、光
ディスクその他の大容量記憶装置を用いたイメージ記憶
部５から表示対象頁のイメージ情報を読み出し、このイ
メージ情報を表示制御部６に出力する。表示制御部６は
、表示部７にそのイメージ情報を画像表示する。

第５図はこの従来例装置の動作タイムチャートを示す。

頁めくりキイを押下してからイメージ情報の表示が開始
されるまでの時間Ｔｍは、制御部３による前処理時間ｔ
０と、読出制御部４による処理時間ｔ、と、表示制御部
６および表示部７による表示時間ｔｃのうちの一部の時
間１．との合計となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の電子ファイリング装置では、表示されている頁の
前頁または次頁のイメージ情報を表示させるために、キ
イボードから頁めくりキイを入力した後に前頁を表示す
るか次頁を表示するかを決定している。このため、キイ
を押下した後に、読出制御部４がイメージ記憶部５から
イメージ情報を読み出す処理が必要となる。ここで、イ
メージ記憶部５のアクセス速度が問題となる。イメージ
記憶部５としでは、大容量の記憶装置、例えば光デイス
ク装置が用いられるが、このような記憶装置は一般にア
クセス速度が低速である。このため、キイ押下後の画像
表示開始までの時間が長い欠点があった。

本発明は、以上の問題点を解決し、高速の頁めくりが可
能な電子ファイリング装置を提供することを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の電子ファイリング装置は、大量の情報、特にイ
メージ情報を記憶する記憶部とは別に、表示中の頁の前
または後の隣接頁の情報を記憶する高速メモリ素子によ
る一時記憶手段を備えたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明の電子ファイリング装置は、表示中の頁の前また
は後の隣接頁の表示を指定された場合に、−時記憶手段
の内容を高速に画像表示し、その−方で、次に指定され
ると予想される頁を記憶部から読み出しておく。これに
より高速の頁めくりが可能となる。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例電子ファイリング装置のブロック
構成図である。この実施例は、イメージ情報を記憶表示
する装置に本発明を実施したものである。

この実施例装置は、頁毎に区切られたイメージ情報を記
憶するイメージ記憶部５と、このイメージ記憶部５から
頁毎にイメージ情報を読み出す読出制御部４と、読み出
されたイメージ情報を頁毎に画像表示する表示手段、す
なわち表示制御部６および表示部７と、表示部７が表示
しているイメージ情報を手動入力に応じてその前後の頁
のイメージ情報に切り替える頁制御手段、すなわち前頁
キイ１、次頁キイ２および制御部３とを備える。

読出制御部４には、表示中の頁の前または後の隣接頁の
イメージ情報を記憶する一時記憶部８が接続される。

イメージ記憶部５としては大容量の記憶装置、例えば光
デイスク装置を用いる。また、−時記憶部８としては、
比較的高速なランダムアクセスメモリを用いる。

第２図はこの装置の制御の流れを示す。ただし終了処理
については省略した。

キイボードから表示すべきファイル名を入力すると、読
出制御部４は、制御部３の制御により、イメージ記憶部
５から所望のファイルから第１頁のイメージ情報を読み
出し、表示制御部６に出力する。表示制御部６は、この
イメージ情報を表示部７に画像表示する。読出制御部４
はまた、表示制御部６による画像表示動作中に第２頁の
イメージ情報を読み出し、このイメージ情報を一時記憶
部８に蓄える。

この状態で次頁キイ２が押下されると、読出制御部４は
、−時記憶部８に記憶された第２頁のイメージ情報を表
示制御部６に出力し、表示制御部６が第２頁のイメージ
情報について画像表示動作を行っているうちに、イメー
ジ記憶部５から第３頁のイメージ情報を読み出し、この
情報により一時記憶部８の記憶内容を更新する。

次頁キイ２が押下される度にこの処理を繰り返し、第１
頁のイメージ情報を表示するときには、イメージ記憶部
５から第ｎ＋１頁のイメージ情報を読み出して一時記憶
部８に蓄えておく。

次頁キイ２の押下により第１頁のイメージ情報を表示し
た状態で前頁キイ１が押下されると、読出制御部４は、
イメージ記憶部５から第ｎ−１頁のイメージ情報を読み
出し、これを表示制御部６に出力する。これに続いて読
出制御部４は、表示制御部６による画像表示動作中に第
ｎ−２頁のイメージ情報を読み出し、このイメージ情報
を一時記憶部８に蓄える。

この状態で前頁キイｌが押下されると、読出制御部４は
、−時記憶部８に記憶された第ｎ−２頁のイメージ情報
を表示制御部６に出力し、表示制御部６が第ｎ−２頁の
イメージ情報について画像表示動作を行っているうちに
、イメージ記憶部５から第ｎ−３頁のイメージ情報を読
み出し、この情報により一時記憶部８の記憶内容を更新
する。

前頁キイｌが押下される度にこの処理を繰り返し、第１
頁のイメージ情報を表示するときには、イメージ記憶部
５から第ｎ−１頁のイメージ情報を読み出して一時記憶
部８に蓄えておく。

前頁キイ１の押下により第１頁のイメージ情報を表示し
た状態で次頁キイ２が押下されると、読出制御部４は、
イメージ記憶部５から第ｎ＋１頁のイメージ情報を読み
出して表示制御部６に出力し、これに続いて第ｎ＋２頁
のイメージ情報を読み出し、−時記憶部８に蓄えておく
。

第３図は実施例装置め動作タイムチャートを示す。

この実施例装置の場合には、同じ頁めくりキイが押下さ
れると、キイ押下からイメージ情報の表示開始までの時
間ＴＡは、制御部３による前処理ｔｏ°と、表示制御部
６および表示部７による表示時間ｔｃのうちの一部の時
間１．との合計となり、従来例に比較して、はぼイメー
ジ記憶部５の読み出しに要する時間ｔ、だけ短縮される
。

以上の実施例では、イメージ情報を記憶表示する装置を
例に説明したが、文字情報その他の情報を記憶する装置
でも本発明を同様に実施できる。

また、隣接する１頁分のイメージ情報を高速のメモリに
蓄える構成としたが、隣接する複数頁の情報を蓄える構
成としても本発明を同様に実施できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の電子ファイリング装置は
、画像表示動作と平行して、新しく指定されると予想さ
れるイメージ情報を低速大容量のイメージ記憶部から高
速の一時記憶部に転送しておく。したがって、頁めくり
に要する時間が大幅に短縮される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例電子ファイリング装置のブロック
構成図。 第２図は実施例装置の制御の流れを示す図。 第３図は実施例装置のタイムチャート。 第４図は従来例電子ファイリング装置のブロック構成図
。 第５図は従来例装置のタイムチャート。 １・・・前頁キイ、２・・・次頁キイ、３・・・制御部
、４・・・読出制御部、５・・・イメージ記憶部、６・
・・表示制御部、７・・・表示部、８・・・−時記憶部
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、頁毎に区切られた情報を記憶する記憶部と、この記
   憶部から頁毎に情報を読み出す読出手段と、 読み出された情報を頁毎に画像表示する表示手段と、 この表示手段が表示している情報を手動入力に応じてそ
   の前後の頁の情報に切り替える頁制御手段と を備えた電子ファイリング装置において、 上記読出手段は、表示中の頁の前または後の隣接頁の情
   報を記憶する高速メモリ素子による一時記憶手段を含む ことを特徴とする電子ファイリング装置。