JPH01260351A - 位置監視方法及び装置 - Google Patents

位置監視方法及び装置

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JPH01260351A
JPH01260351A JP63303862A JP30386288A JPH01260351A JP H01260351 A JPH01260351 A JP H01260351A JP 63303862 A JP63303862 A JP 63303862A JP 30386288 A JP30386288 A JP 30386288A JP H01260351 A JPH01260351 A JP H01260351A
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JP
Japan
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target
scanning
pulses
radiation
scan
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Application number
JP63303862A
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English (en)
Inventor
Ian R Fothergill
イアン ロバート フォーザーギル
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UK Atomic Energy Authority
Original Assignee
UK Atomic Energy Authority
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/16Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、表面歪み又は場合によっては、表面
クランク又は物体内に埋もれたクランク等の、クラック
による該物体の平面内変位等を位置監視する方法及び装
置間する。
(発明の概要) 本発明は、第1の面においては、少なくとも一つのター
ゲットの位置を監視する方法を提供するものであり、こ
の方法は、輻射ビームで該ターゲットを繰り返し走査し
、該ターゲットから反射された輻射を受光し、該反射輻
射を解析して該ターゲットの位置の変化を判定すること
から成る。
本発明の方法は、走査されたビームが前記物体上のター
ゲットを1走査サイクル当り2回横切って該ターゲット
からの反射輻射の対応するパルスを生成する様に該ビー
ムを基準軸に対して所定周波数で走査し、時間分離した
該パルスを検出手段で受光し、必要ならば該基準軸を調
整して該受光パルスを時間的にほぼ対称的とし、該ター
ゲットに関連する基準軸の調整済み位置を記録し、次に
前記調整済み位置にある該走査基準軸で前記ターゲット
を繰り返し走査し、該検出手段が受光したパルスの対称
性の喪失を検出することを包含すると好都合である。
該物体に伴う変位は、物体の全体としての並進変位及び
/又は角度変位又は該物体の平面内変位である。
この方法を使って平面内変位を監視する時、該物体の適
宜の表面上に複数のターゲットを平行関係に分布させ、
初めに各ターゲットを個別に走査して各ターゲットに対
して調整済み走査基準軸を導き出し、各調整済み基準軸
位置を記録し、次に、それぞれのターゲットについて初
めに導き出された調整済み位置にある該走査基準軸で各
ターゲットを周期的に走査する。この様にして、ターゲ
ットを周期的に走査することにより表面歪み領域を監視
する事が出来る。
ターゲットは、適宜の表面に設けた一連のグリッド線又
は相互に垂直な線で構成する事が出来る。
輻射ビームは、例えばレーザビーム等の光で構成するの
が便利であり、走査運動は、例えば振動鏡又はレーザー
ビームに楕円軌道を描かせる様に回転支持体に取り付け
られた一対の鏡等の、角度的に駆動される光学的手段に
より与えられる。該鏡の振動又は回転の平均位置はビー
ム走査の基準軸を画定し、鏡を適宜調節することにより
該基準軸の位置を調整する事が出来る。
本発明の一つの特徴に従って、該検出値の出力の周波数
解析により対照的検出が行なわれるが、走査ビームの基
準軸を調整して、走査周波数を含む狭い周波数帯域に亙
って該検出器手段の出力が最小となる調節の位置を決定
する。例えば、該検出器手段の出力を、走査周波数に同
調させた狭帯域フィルタに加える事が出来る。
本発明は、第2の面において、本発明の第1面の方法を
実施するための装置を提供するが、この装置は、少なく
とも一つのターゲットに輻射ビームを向ける手段と、そ
のビームで該ターゲットを繰り返し走査する手段とは、
該ターゲットから反射した輻射を検出する手段と、該反
射した輻射を解析して該ターゲットの位置の変化を検出
する手段とから成る。
この輻射ビームは、光、中性子、X線又は超音波などか
ら成る。
本発明の第2面の装置の一つの形においては、監視され
るべき物体に輻射ビームを向けて該物体上のターゲット
を該ビームで所定周波数で走査する手段と、該ターゲッ
トからの反射輻射を受信し、1走査サイクル当り一つの
時間的に離れたパルスを該ターゲットから受信する検出
手段と、該検出手段に応答して、その受信した反射パル
スが時間的に等間隔となるまで走査の平均位置を調整す
る手段と、該ターゲットと関連する調節済み平均位置を
記録する手段とが設けられ、該ターゲットの次の走査で
受信するパルスの等間隔関係を達成するのに必要な平均
位置を、記録された平均位置と比較してターゲットの変
位を検出する事が出来る。
該調整手段は周波数選択的であり、前記所定走査周波数
に対応する周波数内容を有する該検出器手段出力の成分
に応答する。一実施例においては、該調整手段は、前記
所定周波数に同調されて該検出手段の出力を受信する様
に接続された狭帯域通過フィルタを含む。
本発明の主な利点の一つは、比接触式の方法及び装置と
して割合に高い例えば700℃以上の温度で、或はアク
セスが制限される危険な環境で、歪み及び変位を測定す
ることを可能にするものであるという点にある。
次に、添付図面を参照して、例を示して本発明を説明す
る。
(実施例) 図面において、同様の部分には同様の数字を付しである
第1図に示されている様に、監視されるべき物体の表面
10には、明確にするために誇張して図示した一連のタ
ーゲット線12から成る光学グリッドが設けられている
が、線12は、一般には、標準マスク及びスプレーの技
術で表面10に高温ペイント(例えば700℃以上の温
度で支足)を付けることにより形成された一連の散乱反
射白線から成る。このグリッドは例えば隣り合う線間の
ピッチが約1關程度の、該表面の平面内に延在する互い
に垂直な二組のターゲット線から成る。レーザー光源1
6から輻射のビーム14が鏡18にらり標準的収束コリ
メータ光学要素(図を明確にするために、図示せず)を
介して表面lO上に投射される。。
該レーザービームは、該表面を走査する様にされている
。レーザービームの走査は、例えば光源及び/又は鏡1
8を直線的に変位させ、又は鏡を角度的に振動させるな
ど、色々な方法で実現する事が出来る。図示した実施例
では、例えば正弦波形等の対照的波形を有する駆動出力
を産出する制御駆動ユニット20により、紙面に垂直な
軸の周囲に鏡を角度的に振動させることにより、ビーム
の走査を実現している。希望する場合には、図示した単
一の鏡に代えて、2軸鏡システムにより、直交する二つ
の方向に走査を行なうことも出来る。
駆動波形振幅は、表面10での走査の範囲が1グリツド
線のみを横断する様に選択される。第2図は一本のグリ
ッド線12を横切るビームスポットの走査を示す。走査
経路22の限界は参照符号a及びCで示されており、各
々の走査中のビームの平均位置は中心線24で示してい
る。線12は、該ビームで走査される時該レーザー輻射
を反射し、該ビームが線12を横切るたびに反射される
パルスを受け取る様に適当な検出器26が配置されてい
る。
第2図に示した状況においては、中心線24(これは実
際上その走査の平均位置又は基準軸を表わす)がグリッ
ド線12に対してずれているのが分かる。各走査の過程
において該検出器は、ビームが点aから点Cへ行き、再
び点aへ戻る時に二つのパルスを受け取る。第3図は、
検出器26により産出されるパルス出力を示しており、
その出力は連続するパルス間の間隔が異なる一連のパル
スから成っている。第3図において、Tは、ビームa及
び0間を両方向に掃引する時に産出される一つ置きのパ
ルス間の遅れを表わし、tは、ビームがCからaへ、そ
してCへと掃引する時のパルス間の間隔を表わす。Tは
ビーム走査周波数の逆数にも等しい。
鏡18の角度振動の平均位置を適宜調整して走査の平均
位置又は基準位置を調整することにより、中心線24を
ターゲット線12の中実軸と一致させることが出来、検
出器26のパルス出力は第4図に示されている様になり
、全てのパルスが等間隔を置く様になり、t−T/2と
なる。ビーム基準位置が変化するとき、第4図の対称的
パルス出力状態が確立する時を判定するために、該検出
器の出力を解析することにより、−数位置を突き止める
ことが出来る。
実際には、例えば周波数解析装置又は走査周波数、即ち
鏡18の振動周波数、に同調させた狭帯域フィルタを使
って、周波数解析技術により、これを容易に実行する事
が出来る。一致状態が確立するとき、走査周波数を中心
とする狭い周波数帯域に亙る検出器出力は、非一致状態
と較べて最小となる。第2図に略図した様に、検出器2
6の出力は、例えば走査周波数に同調させた狭帯域フィ
ルタを含む対称的検出回路28に加えられ、回路26は
、走査周波数を中心とする狭い帯域(例えば約19Hz
)に亙る検出器出力の周波数成分を表わす信号を産出す
る。この信号はマイクロプロセッサを基礎とするコント
ローラ30により監視され、該コントローラは、回路2
8からの信号が最大値に達するまでビーム基準位置(即
ち平均走査位置)を調整するために駆動ユニット20を
制御する。このコントローラ30は、次に、対応する平
均走査位置を記録し、調査しているグリッド線について
の適切なデータを記憶装置32に格納する。
光学グリッドの色々な位置でこの手順が繰り返され、監
視されている各グリッド線についての平均走査位置の全
てについての記録が記憶装置に格納され、これから隣接
するグリッド線間の間隔を推定する事が出来る。次に、
例えばクランクに起因する平面内表面変位の結果として
のグリッド線間隔の変化を監視するために、この手順を
反復する。各パルスについて一致状態を達成するために
必要とされる相対的平均走査位置が、初めに導き出され
て記憶装置32に格納された相対的平均走査位置と相違
すれば、その様な変化が明示されたことになる。コント
ローラ20は、例えば表示装置及び/又はプリンタ等の
レコーダ34を駆動して、該り2リツドの各走査中に得
られたグリッドの線の相対位置を記憶する。
2本以上の線12を(好ましくは一様に)横切って走査
して対応するパルスを産出し、これからパルス間の遅延
時間tを推定する事が出来る様に構成することが可能で
ある。歪み又は表面変位(例えばクラック)により線1
2の位置が変化すると、遅延時間tが変化し、これから
その歪み又は変位をパルスタイミング解析により推定す
る事が出来る。例えば自然対流などの、コモンモードの
効果は、そのコモンモードの効果に伴う時定数よりも走
査周期を著しく短く設定することによって、無視し得る
様にする事が出来る。
線形走査機能を有する第1図の装置は、走査方向の変位
に敏感である。直交する3方向の変位を測定するために
は、各々変位方向に明確な成分を持った3種類の独立の
走査を行なわなければ成らない。ターゲット線の傾き又
はトポロジーの、測定精度に対する影響は無視する事が
出来る。歪みの測定については、トポロジー又は傾きは
、一定である限り、測定手順はそれらとは無関係である
これらのいずれかが変化すると、平行で無いビーム基準
軸を持った2以上の走査方向を採用しなければならない
。横方向走査を採用すれば、即ち走査時のビーム基準軸
の角度分離に限度が無ければ、測定手順は、ビーム基準
軸に垂直な方向の表面運動から影響を受けなくなる。
若し何らかの運動が検出器26において散乱されるエネ
ルギーに変化をもたらすならば、対称法よりも上記のパ
ルスタイミング解析法を利用した方が良い。
第5図に示された手順は、2本の線12a、12b間の
走査であり、第5図に13で示された走査経路は、線1
2a、12bを完全には横断しない様になっている。走
査の基準位置りが線12a、12b間の中点dと一致す
るとき、同量の光が各線12a、12bから散乱される
。D及びdの一致する位置からいずれかの側に偏ると、
一方の線12aまたは12bから、他方の線12b又は
12aからよりも多量の光が散乱される結果となる。従
って、相異なる散乱光パルス積分エネルギーが検出器2
6に受信されることとなり、隣り合うパルス(第6図参
照)の振幅の差は元の中点からの非対称性の程度の尺度
となる。
グリッド線12a、12bの平均変化を推定する事が出
来る様に鏡18を適宜運動させることにより、対称性(
第7図参照)を取り戻す事が出来る。
積分された散乱パルスエネルギーは、走査域13とグリ
ッド線12との重なりの程度に依存する。歪みが生ずる
と、グリッド線12同士は更に遠ざかって、検出される
パルスの振幅が減少する結果となる。これらのパルスの
面積(振幅X時間)を監視することにより、RMS値(
自乗平均平方根値)、又は数個のパルスに亙ってのビー
ク高さ、グリッド線12間の間隔即ち歪みの程度を表わ
す尺度を推定する事が出来る。
グリッド線12の反射率又はレーザービームの強度は、
共に散乱されるパルスの振幅に影響を与えるものである
が、それらの変化を修正するために、レーザー走査線1
3をグリッド線12の外側限界を越えて一様に延長する
事が出来るが、その様にすれば、その結果として生じる
未濾波散乱光パルスの振幅(各線12からの)はグリッ
ド線12間隔とは無関係とるが、歪みはグリッド線12
の反射率とレーザービームの強度とに依存することとな
る。
レーザービームの振動運動に関連させて本発明を説明し
たが、同期モーター又はパルスモータ−(図示せず)等
の精密モーター駆動装置を使って鏡18を連続的に駆動
することも出来る。レーザービームが線12上を動いて
行くとき、単一の線12は、対応ずに散乱光パルスを発
生させる。1回転毎に、片面鏡18の場合には1パルス
が発生し、双面鏡の場合には2パルス発生する。例えば
モーター駆動シャフトに設けた適当な角度変換器により
鏡18の角度位置を精密に知ることが出来るならば、散
乱光パルスが発生する時、この角度位置の知識から線1
2の空間内位置を推定する事が出来る。
歪みの測定のためには、少なくとも2本の線12が必要
であり、各線12からの散乱光パルスを検出し、精密タ
イミング装置を使ってパルス間の遅れを監視しなければ
ならない。この遅れと、鏡駆動シャフトの角速度の知識
と、鏡18からの線12の距離とから(後の二つは線1
2を横切るレーザービーム走査速度を制御する)、線1
2間の間隔を推定し、対応する歪み又は圧縮を知る事が
出来る。
鏡18の駆動装置に角度変換器を設けることにより、該
鎖駆動装置に対する線12のコモンモード運動(即ち物
体運動)を推定する事が出来る。
一方、モーターが交流同期モーター又はパルスモータ−
である場合には、散乱光パルスに対応する駆動シャフト
の角度位置をモーター駆動信号から推定することが出来
、鏡18駆動装置に対する線12の位置も推定する事が
出来る。
例えば六角形その他の多角形回転体の面に三つ以上の反
射鏡18を設けて、該回転体を回転させてターゲット線
を横切る様に光ビームを走査する事が出来ることが分か
る。光ビームをファイバー光学フィラメントの中を通過
させることが出来、該フィラメント又は光反射体の物理
的運動により、又はコヒーレントな光ファイバー束の両
端間でのスイッチングにより走査を行なう事が出来るこ
とが分かる。鏡18又は反射体とグリッド線12との間
の経路が非線形で、プリズム及びレンズ等の普通の光学
装置が使用されている時には、光ファイバー線を用いる
と有益である。
レーザービームを線形に走査する代わりに、例えば第8
図及び第9図に示された表面上の相互に垂直な二つの線
の周囲の軌道走査等の、2次元走査を採用する事が出来
る。第8図及び第9図を参照する。
第8図において、レーザービームは、2本の相互に垂直
なターゲット線X−X、Y−Yの交点OIと一致する、
矢で示された方向の半径rの円形区域パターンの基準軸
Oを有する。
レーザービームが線X−X、Y−Y上を通る時、−様な
連続した散乱光パルスがa、b、c、dで、周期Tの走
査周波数の4倍の周波数で発生する。
第8主図参照。
第9図に示されている様に、Olと0とが一致する上記
の状態からずれると、それぞれ時間間隔jl % jZ
、t、、L4だけ離れた「4パルス」a’ 、b’ %
 C’−,4’のグループが走査周波数で繰り返し発生
する不均一なパルス列となる。第9a図参照。この周波
数で検出される信号をローパスフィルタ又は狭帯域フィ
ルタを通過させると、軸対称性からずれるに従って増大
する振幅を持った有限な成分が得られる。第8図の対称
即ち一致の場合には、この走査周波数成分は零又は最小
である。交点01の変位は、Oとol とを再び一致さ
せるのに必要なレーザービーム0の平均変位から推定す
る事が出来る。
また、散乱光パルスの時間を計って、連続するパルス間
の遅れを4パルスグループ内で相互に比較し、或は走査
周期、即ちレーザービームの1回転に要する時間、と比
較することによって、01の変位を推定することも出来
る。第9図に示されている様に、01及びOの一致位置
に対するターゲット線X−X5Y−Yの変位は、それぞ
れX。
yで表わされている。Xは x=rcosθ/2 で与えられ、ここでθは、a+から01へ走査する時に
掃引される角度である。
θは、第9a図のパルス列から直接に推定することが出
来、 で与えられ、 である。
同様に、βがd1、bl と相対する角であれば、変位
yは β で与えられ、これはパルス周期遅延の式で表わすことが
出来、従って、 となる。それ故にy及びXは、円形軌道走査半径rの知
識と、標準的時間計測装置を使って容易に得る事が出来
る連続するパルス間の遅延時間の知識とから、直接に推
定する事が出来る。
対称的2次元走査域を発生させることは重要であり、こ
れを達成する方法は幾通りがある。一つの方法は、互い
にπ/2だけ位相がずれが共通の正弦波信号で駆動され
る2直交軸鏡(図示せず)を利用することである。
また、第10図に示されている様に、相対運動をしない
二重鏡装置M、M、を使うことも出来、入射レーザービ
ーム基準軸を通る軸の周囲に鏡M+Mzを回転させると
、円形走査域が生じる。
第8図及び第9図の軌道走査手順は、ビーム基準軸に対
して垂直な平面内での運動に敏感である。
この面への垂直線がビーム基準軸の方へ傾いていれば、
交叉するターゲット線a1 C′、bl dlの分解さ
れたい成分はもはや直交しない。曖昧さを除くために、
2本以上の走査ビーム基準軸角度を使い、対称法でなく
てパルスタイミング解析法を使って変位測定を行なう事
が出来る。
第8図及び第9図の軌道走査手順は、2次元の変位の測
定を可能にするという点で有益である。
1方向における変位のみを検出する場合には、単一の線
b’ d”又はa’  c“を使用する事が出来る。そ
の場合、各走査毎に二つの連続するパルスが生成され、
これをローパスフィルタ又は狭帯域フィルタで濾波し、
或は時間解析する事が出来るので、第8図及び第9図に
関して説明したのと同様の方法で変位を推定する事が出
来る。軌道走査手順を使って歪みを測定する時には、第
11図に示されている様に複線を使う事が出来る。第1
1図においては、第10図の態様で基準点0から矢で示
されている方向に、レーザービームが円形の走査パター
ンを産出する。走査は、平行線af及びbeと、同じ間
隔で且つこの線af及びbeと垂直に交叉する平行線c
h及びgdとを横切って進む。ab、cd、ef、gh
間を横断して走査が為される時に生成されるパルスはそ
れぞれtl。
t2+  t3+  t、で表わされており、対称的条
件において1走査により産出されるパルス列が第12図
に示されている。tiAaf、be、ch。
dgが取り付けられている物体の歪みは、連続するパル
ス間の遅れの変化から推定する事が出来、且つ対称条件
下で実行されるべきである。これはパルス対間の時間が
均一であることにより示され、そして、タイミングが均
一になるまで基準点0を動かすことにより実現される。
その時、a、b等の二つの線間の走査により生成された
角度が出発時にはθであるが、物体の歪みにより、bが
b+へ動いて行く時にθ1に増大すれば、小さい角度θ
については歪みSは s = −−1 θ で表わされ、hc又はgdの方向にある。
同様にして、線af又はbeの方向の歪みを測定する事
が出来る。1方向の歪みのみが必要である場合には、監
視するべき歪みの方向に応じて1対の線af、be、又
はhc、gdを省略する事が出来る。
軌道走査の他の例では、楕円経路等の非円形経路をたど
って走査を行なう事が出来、その結果の解析は、第8.
9.11及び12図の円形走査により産出されるものと
同様である。共通π/2位相差正弦波源で直交鏡(図示
せず)を駆動することにより楕円走査を行なうことが出
来るが、その楕円の軸の比を発生させるために、一方の
鏡の駆動振幅を他方の鏡のそれとは異ならせる。その様
な鏡は、例えば、英国ミルトンキーンズのオートマチッ
クシステムズラボラトリーズ社(AutomaticS
ystems Laboratories Ltd、 
Milton Keynes)がら市販されている。与
えられた走査周辺長についての楕円走査は、ビーム短軸
の付近、及び、該線が重なり合う物体上の面に沿うター
ゲット線に垂直な方向においてはコモンモード効果に対
しては割合に低い感度を持つことがある。パルス間の時
間を平均化することによってもコモンモード効果を最小
にする事が出来る。また、第13図に示されている様に
鏡M+ Mzの回転軸を成る角度θだけターゲットの方
へ傾けることにより、第10図に示されている構成を使
って楕円走査を行なう事が出来る。
この場合、イメージスポット速度は、該スポットが楕円
軌道を描くため一定ではないが、容易に予測する事が出
来る。例えば、第14図に示されている様に、主軸X−
Xの遮断点a及びbでの接線速度vyは、第10図の円
周速度Vcに等しい。
しかし、短軸の遮断点C及びdでの接線速度VxはVc
 cosecθに等しいが、これは、正規入射角を例外
としてVcより常に大きい。
楕円周囲でのヒポット速度のこの様な変化に拘らず、若
し主軸及び短軸が直交ターゲット線と一致する対称条件
が生じたならば、結果として得られるパルス列は、軌道
周波数の4倍の繰り返し速さで等間隔を置いた一連のパ
ルスから成る。
対応するターゲット線対により生成された連続するパル
ス間の遅れを監視することにより上記−致条件下で相対
変位(例えば歪み)が測定されると、スポット速度の変
化に起因する曖昧さは生じない。しかし、制御不能の絶
対変位条件下で相対変位を測定するときには、測定を楕
円の曲率の低い領域、即ちe、f又はg、h、のみに限
定するべきである。その理由は、連続するパルスの遅れ
の変化の割合がそれらの領域では最も小さいからである
2平行ターゲット線を使う相対変位測定が絶対(例えば
単一ターゲット線)変位測定に勝って持っている利益は
、平行ターゲット線はレーザー走査光学システムにおい
て不安定になりにくり、且つ、高温のターゲットに伴う
自然対流により生成される無秩序な屈折率の変化に鈍感
であるという点にある。単一ターゲット「絶対」変位測
定の場合には、上記不安定性の効果を最小にするために
例えば時間平均化等の信号処理が更に必要と成る。
第5図の走査域13の端は、レーザービームの軌道走査
によって作り出す事が出来るので、軌道走査手順は、第
5図の手順にも使う事が出来る。
更に、第15図に示されている様に、離れている二つの
構造部材70.72の相対変位を測定する必要があれば
、もう一つの突出部材74の一端部を部材70に固着し
て、他方の部材72と重なり合う様に延在させる事が出
来る。突出部材74に添えられたターゲット線76が他
方の部材72上の平行ターゲット線78の付近に位置す
る様に配置され、斯くして前述のパルスタイミング解析
を利用することが可能となる。
若しレーザー自体を含むレーザー光学ヘッドの要素のい
ずれかが不安定となるか又は該要素間に相対運動があれ
ば、それが原因となって、処理される信号が不安定にな
ることがある。
レーザーは、熱効果に起因する何らかの空間的不安定性
の影響を受けて、一般にはレーザービームの100マイ
クロラジアンの角度変位を生じさせることがあるという
ことで有名である。この変位の結果として、そのレーザ
ービームのアパーチャから1メ一トル離れているターゲ
ットに入射するレーザースポットが横に100ミクロン
変位する。
レーザーを初めに暖めた後の空間的安定性が100マイ
クロラジアンより小さい低出力「単相」He−Neレー
ザーを得ることが出来るので、不安定性の問題が生じな
い用途も多数存在する。他用途では、或は大出力レーザ
ー光源では、レーザーの不安定性を補償する方法が必要
となる。
レーザービームの熱的に誘起された空間的不安定性を補
償する一つの方法が第16図に示されており、レーザー
光源80から発射されたレーザービームは、調節可能な
ビームスプリンタ82によって分割される。その分割さ
れたビームの一部分は、例えば4象限光センサー等の精
密位置検出器84に向けられる。ビームの他の部分は振
動鏡86によりターゲット85に偏向される。ビームが
、検出器84からのゼロ出力に対応する基準状態から横
方向に偏倚すると、検出器84がら出力が発生し、該出
力がビームスプリッタ82に供給されて、ビームスプリ
ッタ82の角度位置を変更して該ビームを検出器84上
の基準位置に復帰させる。第16図の装置は、他の面で
は第1図の装置の同様に機能する。
また、レーザー光源の空間的不安定性(即ちビームのふ
らつき)の効果は、第17図に示されている基準ターゲ
ット線を使って調節する事が出来る。第17図において
、光源9oがらのビームは鏡92により振動され、ビー
ムスプリンタ94によって分割され、ビームの50%は
試料ターゲット95に進み、50%は、光学走査組立体
ヘッド98に包含されていて横に動くことの出来る基準
ターゲット97に進む。
基準ターゲット97とビームスプリンタ94との間隔d
は、平行に近い又は平行な鏡(図示せず)からの多重反
射を使う公知のビーム折り畳み技術により、試料ターゲ
ットの間隔りに匹敵する様に調節する事が出来る。
基準ターゲット97及び試料ターゲット95から散乱さ
れた光パルスは、それぞれ基準検出器100及び試料検
出器102によって検出される。
鏡駆動制御装置(図示せず)及び基準ターゲット97制
御装置(図示せず)を適宜調節することにより、基準タ
ーゲット97及び試料ターゲット95の両方に対称状態
を生じさせる。ここで、若しビームが対称からずれれば
、基準検出器100からの対応する信号が鏡駆動制御装
置に供給されて元の対称状態を回復させる。次に試料タ
ーゲット95がその対称状態から偏倚すると、基準ター
ゲット97及び試料ターゲット95からのパルス列が相
違することとなり、そして、d及びDについての知識と
、同一の試料ターゲツト95パルス列を発生するために
基準ターゲット97に加える必要のある調節量とからタ
ーゲット線の変位の大きさを推定する事が出来る。
対称状態は、低帯域濾波法などを使って容易に検出可能
ではあるけれども、走査による試料ターゲット95のパ
ルス列を、タイミング法を使って基準ターゲット97の
パルス列と直接比較することにより試料ターゲット95
の変位を推定することが出来、この手順がビームのふら
つき等のコモンモード効果に鈍感であるので、実際には
その様な対称状態を確立する必要は無い。このシステム
では、自然対流効果は走査による基準ターゲット97及
び試料ターゲットのパルス列に対して共通とはならず、
従って時間平均化等により調節されなければならない。
第17図の構成には、他の用途がある。二つの物体の変
位を監視する必要がある時には、試料ターゲット95を
一方の物体上に配置し、他のターゲットを基準ターゲッ
ト97の代わりに他方の物体に配置して、第15図の構
成に代えて第17図の構成を用いる事が出来る。いずれ
の物体の変位も、前述の対称法又はパルスタイミング法
により検出する事が出来る。これにより、単一のレーザ
ー光源から二つの物体を監視する事が出来る。
レーザービームの使用と関連させて本発明を説明したけ
れども、例えば不透明な媒体を通すなど、光学的輻射が
不適当な場合には、他の形の輻射を使う事が出来る。そ
れは、超音波、中性子線、又はX線を含む。その様な場
合は、普通、不連続的形態の線を含み、これは不連続の
周囲との別様の輻射を散乱させる。その不連続を横切っ
て入射輻射ビームを走査する結果として生じる適切な散
乱輻射パルスを検出し、該パルスを解析することにより
、走査システムに対するその不連続の空間的位置を判定
する事が出来る。
超音波を適当な伝導媒体に使用する時には、前述の対称
法又は第2図の単線法を使って、例えば液状ナトリウム
中における構造又は部品の運動又は変位を実時間で監視
する事が出来る。この場合、超音波変換プローブにより
発生させた連続的超音波エネルギーのビームを金属反射
板に向ける事が出来る。適当な形状のプローブ又は反射
体によって、収束又はコリメーションをする事が出来る
ターゲット上の「スポット」としてエネルギーを集中さ
せれば有益ではあるが、第2図の対称法においては、ビ
ームが著しい中実軸最大値をもっている限りは、小さな
「スポット」を形成する必要は無い。
入射超音波エネルギーを、その表面上で優先的に散乱さ
せる鋭いエツジ又は何らかの不連続部等の、構造又は部
品上の何らかの自然の特徴をターゲットとする事が出来
る。また、例えば、輻射の波長より小さい寸法の断面寸
法を持っていて、入射する輻射の幾何学的反射よりもむ
しろ散乱を生じさせる様な線形の突起をターゲットとし
て構造上に付する事が出来る。幾何学的に反射される音
の場の外側に超音波検出器を軸外しに配置することによ
り、該検出器は散乱された輻射に対してのみ敏感となり
、対称法を使ってターゲット位置を判定する事が出来る
第18図及び第19図に示した様に、中性子、中性子フ
レネル帯板を使って収束し、或は適当な開口部を有する
中性子吸収体を使って平行にする事が出来る。第18図
において、炭素遮蔽ブロック110は開口部112を有
し、これを通して入射中性子輻射114が平行にされる
。矢Xで示されている様に遮蔽ブロック110を横に変
位させると、−様な中性子ビーム116が線118を横
断して掃引することとなり(明確にするために誇張して
図示しである)、この線118は、周囲のベース119
とは別様に中性子と相互作用する材料から成っているの
で、検出される輻射は線118を特徴づける。それは、
例えば原子番号の小さい原子核で構成されていれば、中
性子の散乱を強める。また、中性子との相互作用から強
いX線を産出するターゲット材料を、恐らくは使用する
ことが出来、線118を横断するビーム走査の結果とし
て検出される散乱エネルギーパルスは、第1図に関して
説明したのと同様にして解析される。
第19図において、中性子ビームを掃引する別の構成が
示されており、開口部122を有するホウ素遮蔽ブロッ
ク120が矢Yで示されている様に振動する様になって
いる。入射中性子輻射124は開口部122内の中性子
反射体又は減速材のライニング128により反射され、
遮蔽ブロック120が振動させられてゆく時、中性子ビ
ーム126が線128を横断して掃引する。線118か
ら散乱され検出されるエネルギーパルスは、第18図に
関するのと同様の方法で解析される。
他のイオン化輻射、例えばXf!など、を使い、特徴的
散乱X線を産出する様に線の材料を選択する事が出来る
。ターゲットからX線を産出させる事が出来、ターゲッ
トを振動又は変位させることにより、前記と同様にして
線を走査する事が出来る。収束又は平行化し且つ走査す
ることが出来、ターゲットからの散乱特性を該ターゲッ
ト周囲のそれと区別することの出来る他の輻射を利用す
ることも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するための装置の略図で
ある。 第2図は、監視するべき面上のターゲットに対するレー
ザービーム線形走査の範囲を示す図である。 第3図及び第4図は、該レーザービームの異なる平均走
査位置で得られるパルス列を示す。 第5図は、第2図の変形である。 第6図及び第7図は第5図の変形からのパルス列を示す
。 第8図ないし第14図は、本発明の方法に従う軌道レー
ザー走査を示す。 第15図は本発明の他の適用例を示す。 第16図及び第17図は、第1図の装置の変形を示す線
図である。 第18図及び第19図は、第1図の装置の代替装置を示
す線図である。 〜・1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ターゲット(12、12a、118)を横断して輻
    射のビームを繰り返し走査し、該ターゲット(12、1
    2a、118)から反射された輻射を受取り、その反射
    輻射を解析して該ターゲット(12、12a、118)
    の位置の変化を判定することを特徴とする、少なくとも
    一つのターゲット(12、12a、118)の位置を監
    視する方法。 2、走査されるビームが前記物体上のターゲット(12
    、118)を走査1回当り2回横断して、それからの対
    応反射輻射パルスを産生する様に、該ビームを基準軸に
    対して所定周波数で走査し、時間的に離れたパルスを検
    出手段(26)で受取り、若し必要ならば該基準軸を調
    整して、受け取られるパルスを時間的にほぼ対称的とし
    、該ターゲット(12、118)に伴う該基準軸の調整
    済み位置を記録し、その後、前記調整済み位置にある該
    走査基準軸で前記ターゲット(12、118)の走査を
    繰り返し、該検出手段(26)が受け取るパルスの対称
    性の喪失を検出することを特徴とする請求項1記載の方
    法。 3、複数のターゲット(12、118)を、目的とする
    面上に平行関係で分布させ、各ターゲット(12、11
    8)について調整済み走査基準軸を導き出すために該タ
    ーゲット(12、118)を初めに個別に走査し、各調
    整済み基準軸位置を記録し、その後、それぞれのターゲ
    ット(12、118)について初めに導き出された調整
    済み位置にある走査基準軸で各ターゲット(12、11
    8)を周期的に走査することを特徴とする1又は2記載
    の方法。 4、該検出手段(26)の出力の周波数解析により対称
    性検出を実行し、走査ビーム該基準軸を調整して、走査
    の周波数を含む狭い周波数帯域において該検出手段(2
    6)の出力が最小となる調節の位置を判定することを特
    徴とする請求項2記載の方法。 5、走査により楕円経路が画定されることを特徴とする
    1ないし4のいずれか一つに記載の方法。 6、該楕円経路は円形経路を構成することを特徴とする
    請求項5記載の方法。 7、二つ以上のターゲットを走査して、反射される輻射
    に対応するパルスを産出させ、前記パルス間の遅延時間
    を解析して該ターゲットのいずれの位置の変化をも判定
    することを特徴とする請求項1、又は請求項5、又は請
    求項6記載の方法。 8、相互に垂直な少なくとも2本の線により、複数のタ
    ーゲットが提供されることを特徴とする請求項5、6又
    は7のいずれか一つに記載の方法。 9、少なくとも2本の平行な線により複数のターゲット
    が提供されることを特徴とする請求項5ないし8のいず
    れか一つに記載の方法。 10、該ビームが少なくとも一つのターゲット(12、
    118)を横断してゆく時に産出されるパルスのパルス
    タイミング解析により非対称性を検出することを特徴と
    する請求項1ないし9のいずれか一つに記載の方法。 11、走査経路がターゲット(12a)を完全には横断
    しない様に二つのターゲット(12a)を走査すること
    により、該ターゲット間の相対位置が変化すると、該タ
    ーゲット(12a)のうちの少なくとも一つからの反射
    輻射パルスが変化することを特徴とする請求項1又は請
    求項5又は請求項6記載の方法。 12、隣り合う反射輻射パルスエネルギーの振幅を比較
    して、該ターゲット(12a)の初期位置からの該ター
    ゲット(12a)の非対称性の程度を導き出すことを含
    むことを特徴とする請求項11記載の方法。 13、その後、各前記ターゲット(12a)から同等の
    反射輻射を受け取る様になるまで走査の該基準中央位置
    を調整して該ターゲット(12a)の位置の変化を導き
    出すことを特徴とする請求項11、又は請求項12記載
    の方法。 14、該輻射ビームは、レーザー光源(16、80、9
    0)からの光から成ることを特徴とする、上記請求項の
    いずれか一つに記載の方法。 15、該光ビームは分割され、その一部分は該ターゲッ
    ト(85、95)を走査し、その他の部分は他のターゲ
    ット(84、97)に向けられてこれを走査することを
    特徴とする請求項14記載の方法。 16、少なくとも一つのターゲット(12、12a、1
    18)の位置を監視するための装置であって、輻射のビ
    ームを少なくとも一つのターゲット(12、12a、1
    18)に向ける手段と、該ターゲット(12、12a、
    118)を横切る様に該ビームを繰り返し走査する手段
    (18、20、40、60)と、該ターゲット(12、
    12a、118)から反射された輻射を検出する手段(
    26)と、該反射輻射を解析して該ターゲット(12、
    12a、118)の位置の変化を判定する手段(28)
    と、を特徴とする装置。 17、該走査手段は、所定周波数のほぼ対称的波形を有
    する駆動入力(20)で駆動される振動反射体(18)
    から成り、該反射体(18)の振動の平均位置はビーム
    走査の該基準軸を画定し、該基準軸の位置の調整は、該
    反射体(18)の適当な調整によって為されることを特
    徴とする請求項16記載の装置。 18、該走査手段は、制御可能な方法で回転する様に為
    された支持体の周囲に配置された複数の反射体から成る
    ことを特徴とする請求項16記載の装置。 19、輻射ビームは、光、中性子、又はX線、又は超音
    波から成ることを特徴とする請求項15ないし18のう
    ちのいずれか一つに記載の装置。 20、監視されるべき物体(10、119)に輻射ビー
    ムを向けて、該ビームを所定周波数で該物体(10、1
    19)上のターゲット(12、118)を横断する様に
    走査する手段(16、18、20、40、60)が設け
    られ、該ターゲット(12、118)からの反射輻射パ
    ルスを受け取る検出手段(26)が設けられ、該検出手
    段(26)は1走査サイクル当り2個の時間的に離れた
    反射パルスを該ターゲット(12、118)から受取り
    、該検出手段(26)に応答して、受け取られる反射パ
    ルスが互いにほぼ等間隔となるまで走査の平均位置を調
    整する手段(20)が設けられ、該ターゲット (12
    、118)に伴う調整済み位置を記録する手段(34)
    が設けられ、その後のターゲット(12、118)走査
    において受け取られるパルスの等間隔関係を達成するた
    めに必要な平均位置を、その記録された平均位置と比較
    して該ターゲット(12、118)の変位を検出する事
    が出来ることを特徴とする請求項16記載の装置。 21、該調整手段は周波数選択的で、前記所定走査周波
    数に対応する周波数内容を持った該検出手段(26)出
    力の成分に応答することを特徴とする請求項20記載の
    装置。 22、該調整手段は、前記所定周波数に同調されて該検
    出手段(26)の出力を受信する様に接続された狭帯域
    通過フィルタを含むことを特徴とする請求項21記載の
    装置。 23、該走査手段(18、20)は、反射体(18)か
    ら成り、該反射体(18)を制御可能に振動させる手段
    (20)を含むことを特徴とする請求項20ないし22
    のうちのいずれか一つに記載の装置。 24、該走査手段は、回転可能な支持体上に配置された
    少なくとも二つの反射体(M1、M2)から成り、該支
    持体を制御可能に回転させて該輻射ビームを軌道経路に
    沿って走査させる手段を含んでいることを特徴とする請
    求項20ないし22のうちのいずれか一つに記載の装置
    。 25、該反射体同士は直交関係にあり、該反射体は、楕
    円走査域を描くため、異なる駆動振動で駆動されること
    を特徴とする請求項23、又は請求項24記載の装置。 26、該走査手段(18、20)は、走査の基準中央位
    置を変化させるために変位可能であることを特徴とする
    請求項23ないし25のうちのいずれか一つに記載の装
    置。 27、該輻射ビームは、レーザー光線(16、80、9
    0)からの光から成ることを特徴とする請求項16ない
    し26のうちのいずれか一つに記載の装置。 28、該輻射ビームを分割する手段(82、94)と、
    分割されたビームの各々をそれぞれのターゲットを横断
    させて走査させることを特徴とする請求項27記載の装
    置。 29、少なくとも一つの前記ターゲット(12、12a
    )は、ほぼ大気温度以上の温度で安定な、乱反射する白
    線から成ることを特徴とする請求項14又は15記載の
    方法、又は請求項27又は28記載の装置。 30、該輻射ビームは光、又は超音波、又は中性子線、
    又はX線から成ることを特徴とする請求項1ないし13
    のうちのいずれか一つに記載の方法、又は請求項16な
    いし26のうちのいずれか一つに記載の装置。 31、該光ビームを通す様に為された光ファイバー装置
    を含むことを特徴とする請求項27ないし30のうちの
    いずれか一つに記載の装置。 32、該ビームを走査させるために該光ファイバー装置
    を変位させる手段を含むことを特徴とする請求項31記
    載の装置。 33、該光ファイバー装置は、光ファイバー束から成り
    、該束をその両端間でスイッチングさせて該ビームを走
    査させる手段が設けられていることを特徴とする請求項
    31記載の装置。
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