JPH01258751A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JPH01258751A
JPH01258751A JP8765288A JP8765288A JPH01258751A JP H01258751 A JPH01258751 A JP H01258751A JP 8765288 A JP8765288 A JP 8765288A JP 8765288 A JP8765288 A JP 8765288A JP H01258751 A JPH01258751 A JP H01258751A
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crushing
pair
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claws
gear teeth
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Rui Ikemoto
池本 類
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建造物のコンクリート壁や敷石等を破砕する
ための破砕装置に係り、特に、油圧パワーショベルカー
等の動力装置のアタッチメントとして用いられ、かつ上
記建造物のコンクリート壁や敷石等を挟圧して破砕する
一対の破砕爪をaする破砕装置に関する。
(従来の技術) この種の破砕装置は一般に、上記動力装置に取り付けら
れる支持体と、該支持体に支持される一対の破砕爪と、
該支持体に対して可動に設けられた油圧シリンダとを備
えている。上記一対の破砕爪は、その6中間部が上記支
持体の下端部に着脱自在のピンにより回動自在に取り付
けられることにより、上記支持体に支持されるものであ
る。また、上記一対の破砕爪の各上端部は、上記油圧シ
リンダの各端部に着脱自在のピンにより回動自在に取り
付けられており、このため、上記一対の破砕爪は、上記
油圧シリンダの駆動力により、上記各中間部を中心とし
て互いに反対方向に回動し、その結果、各破砕爪の各中
間部の下方に相対して形成された各破砕部が開閉するよ
うになっている。
尚、上記破砕装置で被破砕物の破砕を行なう際に安定し
た破砕力を得るためには、上記一対の破砕爪及び上記油
圧シリンダが、全体として、上記支持体に対して相対的
に回転しないようにする、即ち、上記一対の破砕爪の開
閉中心が定位置に固定されるようにする必要がある。そ
こで、従来では、−上記一対の破砕爪の破砕部が開閉す
る際に、上記油圧シリンダが上下方向のみに案内されろ
ように、上記支持体の内側に上下方向の溝を設け、この
溝に該油圧シリンダの外側に設けられた突部を係合さ仕
るようにしている。これにより、上記一対の破砕爪の開
閉中心は固定されるのである。
ところで、一般に、この種の破砕装置で被破砕物を破砕
する際には、該被破砕物の種類・状態に応じて、種類の
異なる一対の破砕爪が使用される。
即ち、例えば、建造物のコンクリート壁のように地面に
対して直立した状態にある被破砕物を破砕する際には、
両破砕部が開いた状態で、上記支持体に対して下向きに
同程度突出するような一対の破砕爪が用いられる。とこ
ろが、例えば、敷石のように地面上に敷かれた状態にあ
る被破砕物を破砕する際には、該被破砕物を地面から一
旦起こさなければならない。地面上に斂かれた状態にあ
る被破砕物を地面から起こすためには、一対の破砕爪の
一方の破砕部を該被破砕物と地面との間に押し込み、該
破砕爪の他方の破砕部を該被破砕物の上面に押し付けて
、該被破砕物の上下面を両破砕部で挟み込むようにしな
ければならない。こうするためには、両破砕部が開いた
状態で上記支持体に対して下向きに同程度突出するよう
な一対の破砕爪では使い勝手が悪く、両破砕部が開いた
状態で上記支持体に対して下側に一方が他方よりも大き
く突出するような一対の破砕爪を用いなければならない
従って、従来においては、上述の破砕装置で被破砕物を
破砕する際には、該被破砕物の種類・状態に応じて、一
対の破砕爪の一方を長さの異なるものに変換したり、あ
るいは、適当な破砕爪を備える破砕装置に変換したりし
なければならないという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上述のごとき問題点に鑑み1、これらを有効に
解決すべく創案されたものである。従って本発明の解決
すべき技術的課題は、一対の破砕爪を取り換えることな
く、該一対の破砕爪の両破砕部が開いた状態で、支持体
に対して下向きに、同程度突出する状態から、一方が他
方より大きく突出する状態に変更したり、あるいはその
逆の変更を行なうことができ、それと共に、両破砕部の
開閉中心が変更されかつ変更された位置に固定される破
砕装置を提供することである。
(課題を解決するための手段・作用・効果)本発明は、
上記技術的課題を解決するために以下のように構成され
る。
即ち、本発明は支持体に、一対の破砕爪を相対して配置
するとともにそれらの中間部を着脱自在のピンにより回
動自在に装着し、各破砕爪の基端部間に油圧シリンダを
設け、該油圧シリンダの駆動力により、各破砕爪が上記
ピンを中心として互いに反対方向に回動し、各破砕爪の
先端側の破砕部が開閉するようにした破砕装置において
、各破砕爪の上記中間部の周面に、互いに噛み合いかつ
各回動中心を中心とする円弧をなすギヤ歯を形成してい
る。
上記構成においては、油圧シリンダが作動すると、一対
の破砕爪は、各破砕爪の中間部を支持体に取り付ける各
ピンを中心にして反対方向に回転しようとするが、その
際、上記各中間部の周面に形成されたギヤ歯が互いに噛
み合うため、上記各破砕爪の両破砕部は、上記ギヤ歯の
噛み合いピッチ円のピッチ点における接線を開閉中心と
して開閉する。しかも、上記ギヤ歯の回転中心は動かな
いため、上記各破砕爪の両破砕部の開閉中心は固定され
る。
また、上記一対の破砕爪の中間部を上記支持体に取り付
けているピンは着脱自在であるため、該ピンを該支持体
から取り外すことにより、上記各ギヤ歯の相対的な噛み
合い関係を様々に変更することができる。尚、該各ギヤ
歯の相対的な噛み合い関係が変化する際には、該各ギヤ
歯の噛み合いピッチ円のピッチ点における接線、即ち開
閉中心も変化する。従って、各破砕部が開いた状態で支
持体に対して下向きに同程度だけ突出する一対の破砕爪
の中間部が該支持体に取り付けられている場合、該中間
部に形成されている各ギヤ歯の相対的な噛み合い関係を
変更することにより、上記各破砕部が開いた状態で上記
支持体に対して下向きに一方の破砕部を他方の破砕部よ
り大きく突出させることができる。また、逆に、上記各
ギヤ歯の相対的な噛み合い関係を元に戻すことにより、
上記破砕部の開閉中心を元に戻すこともできる。
上記構成によれば、次の如き優れた効果が発揮される。
即ち、一対の破砕爪を取り換えなくても、該−対の破砕
爪の各中間部に形成された各ギヤ歯の相対的な噛み合い
関係を変えることにより、各破砕爪の両破砕部が開いた
状態での該両破砕部の支持体に対する下向きの突出の程
度を変更することができる。また、それに伴なって上記
両破砕部の開閉中心も変化しかつ変化後の位置が固定さ
れるため、常に安定した破砕力が得られる。
上記本発明の構成においては、上記両ギヤ歯の間に、該
各ギヤ歯にそれぞれ噛み合い、上記両破砕爪が回動する
のに伴なって該各ギヤ歯を案内するよう動く互いに平行
な一対のラック歯を有する案内ラックを介在せしめても
よい。
(実施例) 以下に本発明に係る破砕装置の好適な実施例について第
1乃至3図を参照して説明する。
第1実施例(第1.2図) 本実施例の破砕装置は、図示していない油圧パワーショ
ベルのアタッチメントとして用いられ、支持体Aと、該
支持体Aに支持される一対の破砕爪3.4と、該支持体
Aに対して可動に設けられた油圧シリンダ5とを備えて
いる。
上記支持体Aは、また、上記油圧パワーショベルのアー
ムの先端部に取り付けられる支持ブラケットlと、該支
持ブラケット1に回動自在に支持されるボデー2とから
成る。また、上記支持ブラケット1は、上記油圧パワー
ショベルのアームの先端部を間に挟んで該先端部にピン
で固定される取り付は部1aと、その基底となる大略円
盤状の円盤部1bとから成る。さらに、上記ボデー2は
、上記支持ブラケットlの円盤部1bよりわずかに大き
く、該円盤部1bに密着され、かつ、該円盤部tbに対
して回転させることができる円盤部2bと、該円盤部2
bに対して垂直に一定の間隔を隔てて形成された一対の
板状の対面部2 a、 2 aとから成る。尚、該対面
部2 a、 2 aの下端部には後述するピン8.8を
通すための二つの穴が隣接して設けられている。
上記一対の破砕爪3.4はいずれも同大で大略正面視三
角形状を呈する板状部材であり、その厚さは、上記ボデ
ー2の一対の対面部2a、2aの間の間隔よりわずかに
小さい。該一対の破砕爪3゜4の一頂部を形成する各中
間部3c、4cの周面には、いずれも同じインボリュー
ト歯形を有するギヤ歯3 a、 4 aが、大略半円相
等の角度間隔に渡って形成されている。また、上記各ギ
ヤ歯3 a、 4 aの内側には、上記ピン8.8を通
すための穴が設けられており、該6穴を上記ボデー2の
一対の対面部2 a、 2 aの6穴に合致させ、該ピ
ン8.8をこれらの穴に通し、該ピン8.8か該一対の
対面部2a、2aに固定されることにより、各破砕爪3
,4は該対面部2 a、 2 a間に取り付けられる。
尚、この状態で、上記各ギヤ歯3 a、 4 aは互い
に噛み合うようになっており、上記一対の対面部2a、
2aの下側に突出して上記各破砕爪3,4の他の頂部を
形成する破砕部3 d、 4 dは、被破砕物を挟りや
すく、また、破砕しやすいように、両破砕部3d。
4dの中心部に向かって湾曲している。上記谷破砕爪3
,4の残りの項部を形成している基端部3b。
4bには、ピン9.9を通す穴が設けられており、該各
人は、油圧シリンダ5の各端部に設けられた同大の穴に
合致させられて、上記ピン9.9が、これらの穴に通さ
れて、かつ、該油圧シリンダ5の各端部に固定されるこ
とにより、上記一対の破砕爪3.4は該油圧シリンダ5
に連結される。該油圧シリンダ5の径は上記ボデー2の
一対の対面部2a、2aの間の間隔より小さ(、該油圧
シリンダ5は、上記支持ブラケットl及びボデー2に何
ら支持されずに、上記一対の対面部2a、2aの間に配
置される。
第1図は、」二足一対の破砕爪3.4の各中間部3 c
、 4 cに形成されたギヤ歯3a、4aの噛み合いピ
ッチ円のピッチ点における接線!0を上記ボデー2の上
下方向に一致させた場合の上記油圧シリンダ5の作動に
伴う上記一対の破砕爪3.4の動きを示している。上記
ピッチ点は、該一対の破砕爪3゜4の両破砕部3d、4
dが完全に開いた状態で、上記各ギヤ歯3a、4aのち
ょうど中央に位置する。
該一対の破砕爪3.4の各破砕部3d、4dは、上記油
圧シリンダ5が作動するのに伴なって、上記接線10を
開閉中心として開閉する。尚、上記各ギヤ歯3a、4a
は上記各ピン8.8を中心として回転し、該各ピン8.
8は上記ボデー2の一対の対面部2a、2aに対して固
定されているため、上記ピッチ点は動かず、このため、
」二足接線10、即ち、上記一対の破砕爪3.4の両破
砕部3d、4dの開閉中心は固定される。このため、安
定した破砕力が得られる。該開閉中心は上記ボデー2の
一対の対面部2a、2aの上下方向に一致しているため
、上記一対の破砕爪3.4の両破砕部3d、4dは、上
記一対の対面部2 a、 2 aに対して下向きに同程
度突出している。
この場合には、地面上で一旦起こす必要のない被破砕物
を次のように破砕することができる。即ち、第1図中に
実線で示したように上記油圧シリンダ5のロッド5aが
、該油圧シリンダ5の外部に対して全く伸びていない状
態では、該油圧シリンダ5は上記ボデー2の一対の対面
部2 a、 2 aの上端近くにあり、上端一対の破砕
爪3.4の両破砕部3d、4dは完全に開いた状態にあ
る。この状態で、」二記油圧パワーショベルカーのアー
ムを動かし、また、上記支持ブラケットlに対して上記
ボデー2を回転させることにより、上記被破砕物を上記
一対の破砕爪3.4の両破砕部3 d、 4 dの間に
位置付けする。次に、上記油圧シリンダ5を作動させて
上記ロッド5aを該油圧シリンダ5の外部に対して伸ば
していくと、上記一対の破砕爪3゜4の両基端部3 d
、 4 dの間の距離が大きくなっていくと共に、該油
圧シリンダ5は、上記ボデー2の一対の対面部2a、2
aの間で下向きに動く。これと同時に、上記各破砕爪3
.4は上記各ピン8゜8を中心として互いに反対向きに
回転し、従って、該谷破砕爪3.4の各破砕部3d、4
dは、上記接線10に向かって閉じていく。その際、両
破砕部3d、4dの間に挟まれた被破砕物は変形し、つ
いには破砕される。その後、第1図中に一点鎖線で示す
ように、上記油圧シリンダ5のロッド5aが該油圧シリ
ンダ5の外部に対して完全に伸びきった状態では、上記
両破砕部3d、4dは完全に閉じた状態となる。尚、こ
の状態から上記油圧シリンダ5を上と逆向きに作動させ
ると、上記各破砕爪3゜4は上記各ピン8.8を中心と
して各々上と逆向きに回転し、ついには、上記各破砕爪
3.4及び上記油圧シリンダ5は、第1図中に実線で示
した状態に戻る。
また、本実施例の破砕装置によって地面6上に倒れた敷
石7を、−旦該地面6上で起こすためには、上記一対の
破砕爪3,4のうちの一方の破砕部を、該地面6と該敷
石7との間に押し込み、他方の破砕部を該敷石7の上面
に押し付けて、該敷石7を両破砕部で上下両面から挟み
込むようにしなければならない。こうするためには、上
記一対の破砕爪3.4の両破砕部3d、4dが完全に開
いた状態で、該両破砕部3d、4dのうち、一方が他方
と比べて、上記ボデー2の一対の対面部2a、2aに対
して下向きにより大きく突出していなければならない。
従って、上記一対の破砕爪3.4の各中間部3c。
4cに形成されたギヤ歯3a、4aが、第1図に示した
ような噛み合い関係にある場合には、上記敷石7を上記
地面6上で起こすことはできない。そこで、上記一対の
破砕爪3.4の各破砕部3d、4dの上記ボデー2の一
対の対面部2a、2aに対する下向きの突出具合を第1
図に示した状態から変更して、該各破砕部3 d、 4
 dが完全に開いた状態で、該両破砕部3d、4dのう
ち、一方を他方と比べて、上記一対の対面部2 a、 
2 aに対してより大きく突出させるには次のようにす
る。即ち、まず、上記一対の破砕爪3.4のうちの一方
の破砕爪3を上記ボデー2に一対の対面部2a、2aに
対して取り付けているピン8を、該一方の破砕爪3及び
該対面部2a、2aに設けられた穴から抜き去る。する
と、該一方の破砕爪3は該対面部2a、2aに対して自
由に動かすことができるようになるため、次に、該一方
の破砕爪3を他方の破砕爪4から離して、上記油圧シリ
ンダ5及び両破砕爪3,4を共に、該他方の破砕爪4を
上記一対の対面部2a、2aに取り付けているピン8を
中心として、一方向に、例えば第1図中で時計回り方向
に所定角度だけ回転させる。次に、この状態で、上記一
方の破砕爪3を上記他方の破砕爪4に再び近づけ、上記
両ギヤ歯3 a、 4 aを再び互いに噛み合わせて、
上記ボデー2の一対の対面部2a、2aに設けられた穴
及び該穴に合致させた上記一方の破砕爪3に設けられた
穴に上記ピン8を通して、該ピン8を上記一対の対面部
2a、2a間に対して固定する。このとき、上記両ギヤ
歯3 a、 4 aの相対的な噛み合い関係は、第1図
に示した元の噛み合い関係とは異なっている。即ち、上
記両ギヤ歯3 a、 4 aの噛み合いピッチ点の位置
は、第2図から分かるように、上記一対の破砕爪3.4
の両破砕部3d、4dが完全に開いた状態で、元のピッ
チ点の位置に比べて、一方のギヤ歯3aでは下方に移動
し、他方のギヤ@ 4 aでは上方に移動している。ま
た、上記一対の破砕爪3.4の両破砕部3d、4dが開
いた状態での、上記ボデー2の一対の対面部2a、2a
に対して下向きの各破砕部3d、4dの突出具合は、上
記両ギヤ歯3a、4aの相対的な噛み合い関係を変える
前に比べて、一方の破砕部3dについてはより大きくな
り、また、他方の破砕部4dについてはより小さくなっ
ている。従って、上記両ギヤ歯3 a、 4 aの相対
的な噛み合い関係を変えた場合、第2図に示すように、
上記両破砕部3 d、 4 dを開いた状態で、上記一
対の対面部2a、2aに対して下向きに、一方の破砕部
3dの方が他方の破砕部4dよりも大きく突出すること
になる。また、上記両ギヤ歯3 a、 4 aの噛み合
いピッチ円のピッチ点における接線lO1即ち、上記両
破砕部3d、4dの開閉中心は、上記ボデー2の一対の
対面部2a。
2aの上下方向に対しである傾きを持つようになる。し
かも、上記一対の破砕爪3.4は、上記−対の対面部2
 a、 2 aに取り付けられているため、上記ピッチ
点の位置が動くことはなく、従って、上記両破砕部3d
、4dの開閉中心が動くことはない。このため、上記両
ギヤ歯3 a、 4 aの相対的な噛み合い関係を変え
る曲と同様に安定した破砕力が得られる。
このようにして上記両ギヤ歯3 a、 4 aの相対的
な噛み合い関係を変化さけた後に、本実施例の破砕装置
によって上記敷石7を破砕するには次のようにする。即
ち、上記一対の破砕爪3.4の両破砕部3d、4dを完
全に開いた状態で、上記油圧パワーシジベルのアームを
適当に操作すると、両破砕部3d、4dのうち、一方の
破砕部3dが他方の破砕部4dに比べて、上記ボデー2
の一対の対面部2a、2aに対して下向きにより大きく
突出しているため、第2図に示すように、該一方の破砕
部3dを上記敷石7と上記地面6との間に押し込むと共
に、該他方の破砕部4dを上記敷石7の上面に押し付け
るようにすることができる。この状態から、」二連した
ように、上記油圧シリンダ5を作動させて、上記両破砕
部3d、4dを上記接線lOに向かう方向に動かすと、
−F記敷石7は、上記一方の破砕部3dが該敷石7と上
記地面6との間に押し込まれた側から、該他面6よりし
だいに浮き一ヒがり、それと共に、該敷石7は、その上
下両面から上記両破砕部3d、4dによって挟み込まれ
、ついには、該敷石7を上記地面6上で完全に起こすこ
とができる。該敷石7が該地面6上で起き上がった後は
、該敷石7は、上述のコンクリート壁が破砕されるのと
同様に破砕される。
以上で述べたように、本実施例の破砕装置によれば、上
記一対の破砕爪3,4の雨中間部3c、4cに形成され
たギヤ歯3 a、 4 aの相対的な噛み合い関係を変
えるだけで、該破砕爪3.4を他の破砕爪に変換するこ
となく、該破砕爪3,4の両破砕部3d、4dの上記ボ
デー2の一対の対面部2 a、 2 aに対する下向き
の突出具合を変えることができる。
しかし、それに伴なって上記両破砕部3d、4dの開閉
中心が固定されるため、常に安定した破砕力が得られる
第2実施例(第3図) 次に、本発明に係る破砕装置の第2実施例について第3
図を参照して説明する。尚、本実施例において」一連の
第!実施例と同じ作用をなす構成については、第3図に
第1.2図中の符号と同一の符号を付して説明を省略す
る。
本実施例の構成が第1実施例の構成と本質的に異なる点
は、両破砕爪3.4の雨中間部3 c、 4 cに形成
された両ギヤ歯3a、4aの間に、該各ギヤ歯3 a、
 4 aにそれぞれ噛み合い、上記両破砕爪3.4が回
動するのに伴なって該各ギヤ歯3 a、 4 aを案内
するよう動く互いに平行な一対のラックfa11a、1
1bが一体的に形成された案内ラックIIを介在せしめ
た点である。この結果上記両破砕爪3゜4をボデー2の
一対の対面部2a、2aに取り付ける二つのピン8.8
の間隔は第1実施例の場合と比べて大きくなっている。
上記案内ラック11は、上記ボデー2に何ら支持されず
に、上記一対の対面部2a、2aの間に上記両ラックm
11a、fibがいずれt)」二足ボデー2の上下方向
に平行になるよう配置される。上記各ラック歯11a、
Ilbは、上記各ギヤ歯3 a、 4 aと同じ幅を有
し、かっ、該各ギヤl’J93a、4aと同一のインボ
リュート歯形を打する。
上記案内ラック11は、上記両破砕爪3.4が回動する
のに伴なって、上記ボデーの上下方向に動く。その際、
一方の破砕爪3の中間部3cに形成されたギヤ歯3aは
上記案内ラック11の一方のラックfa11aに案内さ
れて回転し、また、他方の破砕爪4の中間部4cに形成
されたギヤ歯4aは上記案内ラック!1の他方のラック
歯11bに案内されて回転する。ところが、上記両ラッ
ク歯11a、Ilbは同一部材すなわち上記案内ラック
11に一体的に形成されているため、上記両ギヤ13a
、4aの回転連動は、該両ギヤ歯3a、4aが互いに噛
み合って回転運動をしているのと本質的に何ら変わらな
い。しかも、上記両破砕爪3.4を上記ボデー2の一対
の対面部2a、2aに取り付けているピン8.8は、該
一対の対面部2a、2aに対して着脱自在であるため、
上記一方の破砕爪3と上記案内ラック11の一方のラッ
クpHaとの噛み合い関係、及び、上記他方の破砕爪4
と上記案内ラック11の他方のラック歯11bとの噛み
合い関係を適宜変更することができる。従って、本実施
例の破砕装置によっても、第!実施例の破砕装置と同様
な効果が得られろ。
尚、本実施例においては、上記一方の破砕爪3の破砕部
3dの形状を、第■実施例のものとは変えている。
本発明は上述の実施例にのみ限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば上述の実施例に
おいては、上記一対の破砕爪3゜4の各中間部3c、4
cを上記ボデー2の一対の対面部2a、2aに取り付け
るためのピン8.8を通す穴を該一対の対面部2a、2
aに各々2g設けたが、該一対の対面部2a、2aに該
各ピン8,8を通す穴を各々3個以上設けてもよい。こ
のようにすれば、上記一対の対面部2a、2aに対して
上記一対の破砕爪3.4を様々な状態で取り付けること
ができ、また、該一対の破砕爪3.4の雨中間部3c、
4cに形成されたギヤl113a、4aの相対的な噛み
合い関係を様々に変えることができるため、被破砕物の
種類・状態に応じて該一対の破砕爪3.4の各破砕部3
d、4dの上記一対の対面部2 a、 2 aに対して
下向きの突出具合を様々に変えろことができ、該被破砕
物を効果的に破砕することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第■実施例に係る破砕装置を示す正面
図、第2図は第1図の破砕装置の二つの破砕爪のギヤ歯
の噛み合い関係を変化させた状態で、地面の上にある敷
石を起こすようすを示す正面図、第3図は本発明の第2
実施例に係る破砕装置を示す正面図である。 !・・・支持ブラケット、2・・・ボデー、3.4・・
・破砕爪、3 a、 4 a・・・ギヤ歯、5・・・油
圧シリンダ、5a・・・ロッド、8.9・・・ピン、1
1・・・案内ラック、11a、11b・・・ラック歯。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体(A)に、一対の破砕爪(3、4)を相対
    して配置するとともにそれらの中間部(3c、4c)を
    着脱自在のピン(8、8)により回動自在に装着し、各
    破砕爪(3、4)の基端部(3b、4b)間に油圧シリ
    ンダ(5)を設け、該油圧シリンダ(5)の駆動力によ
    り、各破砕爪(3、4)が上記ピン(8、8)を中心と
    して互いに反対方向に回動し、各破砕爪(3、4)の先
    端側の破砕部(3d、4d)が開閉するようにした破砕
    装置において、各破砕爪(3、4)の上記中間部(3c
    、4c)の周面に、互いに噛み合いかつ各回動中心を中
    心とする円弧をなすギヤ歯(3a、4a)を形成したこ
    とを特徴とする破砕装置。
  2. (2)支持体(A)に、一対の破砕爪(3、4)を相対
    して配置するとともにそれらの中間部(3c、4c)を
    着脱自在のピン(8、8)により回動自在に装着し、各
    破砕爪(3、4)の基端部(3b、4b)間に油圧シリ
    ンダ(5)を設け、該油圧シリンダ(5)の駆動力によ
    り、各破砕爪(3、4)が上記ピン(8、8)を中心と
    して互いに反対方向に回動し、各破砕爪(3、4)の先
    端側の破砕部(3d、4d)が開閉するようにした破砕
    装置において、各破砕爪(3、4)の上記中間部(3c
    、4c)の周面に、各回動中心を中心とする円弧をなす
    ギヤ歯(3a、4a)を形成し、かつ該両ギヤ歯(3a
    、4a)の間に、該各ギヤ歯(3a、4a)にそれぞれ
    噛み合い、上記両破砕爪(3、4)が回動するのに伴な
    って該各ギヤ歯(3a、4a)を案内するよう動く互い
    に平行な一対のラック歯(11a、11b)を有する案
    内ラック(11)を介在せしめたことを特徴とする破砕
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055805A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Mitsubishi Cable Ind Ltd 波長可変フイルタモジユール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344125U (ja) * 1976-09-17 1978-04-15
JPS6031986A (ja) * 1983-07-30 1985-02-18 Mita Ind Co Ltd 熱転写式記録装置

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