JPH01256754A - 冷暖房・給湯システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、フレオンガス等の冷媒の圧縮、膨張凝縮サ
イクルに冷房用熱交換機と三重管構造からなる暖房・給
湯用熱交換機を組み込み、冷暖房給湯を行うようにした
冷暖房・給湯システムに閃する。

（従来の技術） 従来、圧１ｉ！機、室内外熱交換機、膨張弁等を含む回
路でのフレオンガス等の冷媒の圧縮、膨張、凝縮サイク
ルによって、冷暖房を行うようにし、更に、該回路に給
湯用熱交換機を組み込んで冷暖房を行いつつ給湯をも可
能とした冷暖房・給湯システムは公知である。

しかしながら、従来公知のかかる冷暖房・給湯システム
にあっては、冷暖房は同一の室内熱交換機により行って
いる為に、冷房と暖房とを同時に行うことは出来なかっ
た。又、給湯用熱交換機は給湯専用にしか用いることは
出来ず、給湯用熱交換機を用いて給湯と暖房とを同時に
行うことは不可能であった。従って、冷暖房を同時に達
成するには、それぞれ別個の熱交換機を必要とし、回路
構成が複雑となる欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、冷房は冷房専用の室内熱交換機によって行
い、暖房と給湯とを池の暖房・給湯用熱交換機によって
行うようにし、冷房と暖房とを同時に可能とする。そし
て、これによって冷房を行いつつ、冷気の降下によって
床面が冷え過ぎるのを床ＩＩ！房によって防止可能とす
る。ス、暖房と給湯とを別個の熱交換機を必要とするこ
となく単一の暖房　給湯用熱交換機によって可能とし、
回路の複雑化を防止せんとする。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するために、この発明が探った手段は
、圧Ｗｉ機（１）、四方切換弁（５）、暖房・給湯用熱
交換機（６）、室外熱交換Ｗ（３）、室内熱交換機（２
）並びに膨張弁（４）を含む回路がちなり、冷媒の圧縮
、１５ｊ張、凝縮サイクルによって冷暖房並びに給湯を
行うようにした冷暖房・給湯システムであって、暖房・
給湯用熱交換機（６）は、高温高圧の冷媒が流過する管
の内外にこれと向流又は平行流して熱交換する被加熱流
体が流過する２本の管を配した三重管構造からなり、流
通被加熱流木が流過する管の一方を給湯回路に、池方を
暖房回路に接続して、冷房・暖房並びに給湯の併行運転
を可能としたことを特徴とする。

（作　用） 冷房を冷房専用の室内熱交換機によって行う。

暖房給湯は高温・高圧の冷媒の内外を被加熱流体が向流
又は平行流で流過するようにした三重ｇ構造の熱交換機
によって暖房、給湯をそれぞれ行う。

かくして、冷房を行いつつ同時に暖房を達成出来ると共
に、暖房と給湯とを単一の熱交換機で達成することが出
来る。

（発明の効果〉 この発明によれば、冷房と暖房とを同時に達成出来るた
め、冷気の降下による床面の冷え過ぎを床面暖房を行う
ことにより、防止出来、床の冷え過ぎによる感触の悪化
や錐康上の不都合を防止することが出来る。

また、暖房と給湯とは、三重管構造の単一の暖房・給湯
用熱交換機で行うようにしであるので、回路構成が複雑
化して来るおそれがないと共に、暖房、給湯をそれぞれ
独立した回路として別個に達成することが出来る利点が
ある。

（実施例） 以下に図面を参照しつつ、この発明の好ましい実施例を
説明する６図面において（１）は圧縮機、（２）は室内
好ましくは室内壁面に埋込まれた冷房用室内熱交換機、
（３）は室外に配置される室外熱交換機、（４）はｖ５
張弁、〈５）は四方切換弁、（６）は暖房・給湯用熱交
換機、（７）はアキュームレータである。

室内及び室外熱交換機（２＞（３）は、好しくはヒート
ポンプ式熱交換機であり、又圧縮機（１）はインバータ
制御により、所要の出力に相応する作動周波数で運転制
御される。室内熱交換機（２）には室温センサが、室外
熱交換ｆｉ（３）は熱交換センサがそれぞれ取り付けら
れる。

暖房・給湯用熱交換機（６）は、第２〜５図に示すよう
に、中心の第１管（８）、該第１管（８）の外周に位置
する第２管（９）、及び第２管（９）の外周に位置する
第３管（１０）の三重の管構造からなり、第１管（８）
及び第３管（１０）には被加熱流体である水（ｕ）（１
２）が、第２管（９）は高温、高圧の冷媒ガス（１３）
が、それぞれ流され、水（１１）（１２）と冷媒ガス（
１３）とは向流又は平行流にて、冷媒ガス（１３）の内
方及び外方を流過する間に水（１１）（１２）は熱交換
されて温水となる。

第１管（８）には、給湯回路（１５）が接続され、第３
管（１０）には暖房回路（１４）が接続される。暖房回
路（１４）には、暖房用循環ポンプ（１６）と床暖房用
コイルヒータ（１７）が接続され、給湯回路（１５）に
は給湯用循環ポンプ（１８）と貯湯槽（１９）が接続さ
れ、更に流量制御弁（２０）が配設される。流量制御弁
（２０）は、その受圧部を冷媒高圧回路の圧力検出部（
２１）に介設され、冷媒圧力を検出して給湯回路（１５
）の流量を制御するものであり、冷媒圧力が充分でない
ときに、給湯運転を制限し、低温の温水が貯湯槽（１９
）に送られないようにすると共に、暖房優先を図ってい
る。

四方切換弁（５）を切り換えることにより、冷房サイク
ル又は暖房サイクルの切り換えがなされ、暖房運転又は
冷房運転を行うことができると共に、給湯用循環ポンプ
（１８）を駆動して貯湯槽（１９）から給湯回路（１５
）に水を循環させて給湯運転を行うことが出来る。した
がって、これら冷房、暖房、給湯を組み合わせることに
より、冷房単独、暖房単独、給湯単独、並びに冷房・給
湯併行、暖房・給湯併行の各運転モードで運転を行うこ
とが出来る。

更に、暖房回路（１４）は冷房、若しくは給湯とは別個
独立して熱交換を行うことが出来るため、暖房用循環ポ
ンプ（１６）の駆動により、冷房運転とｆＪＦ行して暖
房運転を行うことが可能となる。この結果、冷気の降下
による床面の冷えすぎを暖房運転の併行により床面暖房
を行って防止することが出来る。

第６図は、暖房、給湯単独若しくは両背併行の運転モー
ドでの回路構成と、冷媒の流れを示し、圧縮機（１）で
圧縮された高温・高圧の冷媒は四方切換弁（５）の第１
ボートから第２ボートに流れ暖房・給湯用熱交換機（６
）を通って、膨張弁（４）を経て減圧され、室外熱交換
機（３）に至り、外気と熱交換して吸熱した後、圧縮機
（１）に帰還する暖房、給湯サイクルを構成する。そこ
で、循環ポンプ（１６）、（１８）を駆動して暖房回路
（１４）若しくは給湯回路（１５）の水を循環すること
により暖房若しくは給湯を行うことが出来るのであり、
暖房又は給湯単独、或は両者の併行運転が可能である。

冷房単独運転モードでは、第７図に示すように、四方切
換弁（５）は第１、第・ｌボートが接続され、圧縮機（
１）から吐出された高温　高圧の冷媒は室外熱交換機（
３）で冷却、凝縮され、更に３３張弁（４）で減圧され
て、室内熱交換機（２）に至り、ここで蒸発して、その
ときの潜熱で室内空気を冷却し、その後アキュームレー
タ（７）を通って圧縮機（１）に帰る。

冷房・給湯併行運転では、第８図に示ｔように、冷房単
独運転回路から四方切換弁（５）が第１、第２ボートが
接続するように切り換えられ、圧５ｔｉ（１〉からの高
温・高圧の冷媒は、暖房・給湯用熱交換機（６）を通っ
て、膨張弁（４）で減圧され、室内熱交換ｆｉ（２）に
至る。そして、ここで室内空気を冷却した後、アキュー
ムレータ（７）を通って圧縮機（１）に帰る。したがっ
て、給湯回路（１５）を駆動することにより暖房・給湯
用熱交換ｆｌ（６）で給湯用温水を生成することが出来
ると共に、暖房回路（１４）を駆動して床暖房を冷房と
併行して行うことが出来るのである。

このように、冷房運転中においても給湯、暖房を同時に
達成することが可能であり、冷房による床面の冷却を有
効に防止することが出来るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る冷暖房・給湯システムの回路図
、第２図は暖房給湯用熱交換機の外観斜視図、第３図は
同一部の断面斜視図、第４図は同縦断面図、第５図は同
縦断側面図、第６〜８図は各運転モードにおける回路構
成図である。 （１）・・・圧縮機　　　　（２）・・・冷房用室内熱
交換機（３）・・・室外熱交換Ｉｌｌ　　（４）・・・
膨張弁（５）・・・四方切換弁 （６）・・・暖房・給湯用熱交換機 （７）・・・アキュームレータ （８）・・・第１管　　　　（９）・・・第２管り１０
）・・第３管　　　　（１１）（１２）・・・水（１３
）・・冷媒ガス　　　（１４）・・・暖房回路（１５）
・・・給湯回路　　　（１６）・・・暖房用循環ポンプ
（１７）・・・床暖房用コイルヒータ （１８）・・・給湯用循環ポンプ （１９）・・貯湯槽　　　　（２０）・・・流量制御弁
（２１）・・・圧力検出部 特許出願人　　　　　サンウェーブ工業株式会社第２図 第！ｆ−図 ｌ 第ダ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧縮機（１）、四方切換弁（５）、暖房・給湯用
   熱交換機（６）、室外熱交換機（３）、室内熱交換機（
   ２）並びに膨張弁（４）を含む回路からなり、冷媒の圧
   縮、膨張、凝縮サイクルによつて冷暖房並びに給湯を行
   うようにした冷暖房給湯システムであって、暖房・給湯
   用熱交換機（６）は、高温・高圧の冷媒が流過する管の
   内外にこれと向流又は平行流して熱交換する被加熱流体
   が流過する２本の管を配した三重管構造からなり、流過
   被加熱流体が流過する管の一方を給湯回路に、他方を暖
   房回路に接続して、冷房・暖房並びに給湯の併行運転を
   可能としたことを特徴とする冷暖房給湯システム。