JPH01254143A - 非常事態の検出方法及び非常事態検出装置 - Google Patents

非常事態の検出方法及び非常事態検出装置

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Publication number
JPH01254143A
JPH01254143A JP8205888A JP8205888A JPH01254143A JP H01254143 A JPH01254143 A JP H01254143A JP 8205888 A JP8205888 A JP 8205888A JP 8205888 A JP8205888 A JP 8205888A JP H01254143 A JPH01254143 A JP H01254143A
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JP
Japan
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signal
emergency
mobile station
occurrence
monitored
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JP8205888A
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English (en)
Inventor
Nobuo Taki
瀧 信夫
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Japan Maintenance Co Ltd
Original Assignee
Japan Maintenance Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、巡回警備中のガードマン、屋上等の
高所で作業をする作業員、医療的な監視を必要とする患
者、潜水、登山等のスポーツをする者等が非常事態に遭
遇した時に自動的に非常事態の発生を検出し、監視者に
通報できるようにした非常事態検出方法及び非常事態検
出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、巡回警備中のガードマンが強盗等の不法侵入者
に遭遇したり、年男侵入者と格闘したり、格闘等によっ
て失神させられたり、捕縛されたりした場合等の非常事
態が発生した場合には緊急に支援体制や救援体制が敷か
れる必要がある。このようなガードマンに対する支援体
制や救援体制を敷くためにはガードマン及びその周囲に
非常事態が発生したことを支援体制や救援体制を敷く側
、即ち、警備センタに通報する必要がある。
また、屋上等の高所で作業する作業員については転落に
よる傷害という非常事態が発生したときに、その非常事
態の発生が短時間内に発見され、迅速な救急活動がなさ
れることにより致死という不幸な結果が発生することを
防止できることが少なくない。
更に、例えば、臓器移植手術を受けた患者等は日常生活
に戻っても医療的な監視をすることが好ましく、また、
集中治療を解除され一般病室に移された患者の中にも症
状の悪化ないしは死亡という不幸な結果が発生すること
を防止するために比較的濃厚な監視を必要とするものは
少な(ない。
潜水、登山等のスポーツをするものはしばしば負傷や遭
難の危険にさらされており、救急活動の遅れから結果が
重大になることが多い。
従来、ガードマンあるいはその周囲での非常事態の発生
はガードマンが携帯する無線通信機、パトロールカーに
設備された無線通信、電話回線等を使用して警備センタ
に通報されている。ガードマンに死亡等の非常事態が発
生した場合には、ガードマンに義務付けられた定時の連
絡、あるいは、所定の巡視作業の開始や終了の報告等が
途絶することが非常事態発生の通報に替えられる。
また、屋上等の高所で作業する作業員については、作業
監視人をおいて作業員の安全監視をし、作業員が事故に
遭遇した時には作業監視人が救急隊に通報するようにな
っている。
更に、医療的な監視が必要な患者の場合には、その病状
あるいは生理現象を検出する医療監視装置が看護婦、付
き添いの家人等によって監視され、非常が発生したとき
にナースセンタ等への通報を経て医師に通報されるよう
になっている。
スポーツをする者の場合には、同行者が山中から人里に
戻ったり、海中から同伴舟に戻ったりして遭難の通報が
なされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の警備システムでは、非常事態が発生
した場合には、非常事態が終了し、あるいはガードマン
が非常事態から脱出してからでなければ非常事態が発生
したことを通報することができず、その非常事態に対す
る支援体制あるいは救援体制の確立が遅くなり、支援体
制あるいは救援体制の実効性が低いのが難点である。
また、高所作業員等の作業監視については、経済性、作
業の緊急性等から作業監視員がおかれないことが多く、
作業に必要な時間を超える相当な時間を経過してから作
業員が戻っていないことに気付き、作業員の様子を見に
行って初めて転落という非常事態が発見されることが少
なくない。そして、このような非常事態の発見が遅れる
ことによって痛ましい結果に至ることも少なくない。
医療的に監視を必要とする患者の場合には、周囲に人が
居合わせない時、通報が遅れた時あるいは通報の中継を
するナースセンタがたまたま無人になっていた時等には
、非常事態に苦しむ患者が必要な医学的措置を受けるこ
となく放置され、場合によっては非常事態の発見が遅れ
て不幸な結果に直結することもある。
潜水や登山等のスポーツの場合には、特に、非常事態の
発見やil報が遅れることが多く、特に、同行者が無い
時や同行者の敦助能力が低い場合には通報や教助が遅れ
て悲惨な結果となりやすい。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであって
、被監視者あるいはその周囲に非常事態が発生したとき
に、自動的に非常事態の発生を検出し、監視者に通報で
きるようにした非常事態の検出方法と、非常事態検出装
置とを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る非常事態の検出方法は、上記の目的を達成
するために、被監視者に移動局を装着させ、該移動局に
設けた検出手段により被監視者の生理現象を監視し、被
監視者の生理現象の変化の有無を判定することにより被
監視者が救援を必要とする事態が発生したか否かを判定
し、被監視者が救援を必要とする事態が発生した時には
移動局から固定局に非常発生信号と当該移動局を識別す
る識別信号とを発信し、非常発生信号及び識別信号を受
信した固定局では非常発生信号を発信した移動局を識別
し、表示手段に非常の発生及び被監視者に関するデータ
を表示することを特徴としている。
また、本発明に係る非常事態検出装置は、本発明の非常
事態の検出方法を実施するために、少なくとも1つのの
移動局と固定局とを備え、各移動局は、これを被監視者
の身体に装着するための装着手段と、被監視者の生理現
象を逐次検出する検出手段と、被監視者の当該生理現象
の通常値を記憶する記憶手段と、検出手段により検出さ
れた検出値と記憶手段の通常値とを比較して非常事態の
発生の有無を判定する判定手段と、非常事態が発生した
と判定されたときに非常発生信号を形成する非常事態発
生信号発生手段と、非常発生信号に当該移動局を識別す
るための識別信号を付加して固定局に発信する発信手段
とを備え、前記固定局は、任意の移動局から発信される
信号を受信する受信手段と、受信された信号中から非常
発生信号を検出する非常発生信号検出手段と、非常発生
信号を発信した移動局を識別する非常発生局判別手段と
、非常発生の有無及び被監視者に関するデータを表示す
る表示手段とを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
非常事態に被監視者が遭遇すると、被監視者の生理現象
には変化が生じる。例えば、ガードマンが不法侵入者を
発見したり、格闘したりして興奮状態になれば心拍数は
通常値よりも増大し、殴り倒されて失神状態になる等の
ショック状態では通常値よりも減少する。また、格闘等
に際して出血があれば心拍数は更に増大する。被監視者
の血圧についても被監視者の心理状態、運動状態、出血
の有無等によって非常状態では通常値と異なる値となる
。更に、非常事態に被監視者が遭遇するとアドレナリン
、ノルアドレナリン等の内分泌物、汗等の外分泌物の分
泌量も変化する。
本発明では、検出手段によって被監視者の心拍、血圧、
分泌物の分泌等の何等かの生理現象の内の1つあるいは
2つ以上を監視し、被監視者が非常事態に遭遇した時の
生理現象の変化を検出することによって、非常事態の発
生が検出される。
もっとも、現在のところ前記の分泌物の分泌量の変化を
即時に定量的に計測する適当な方法がないので、本発明
においてこれらの分泌現象を監視することは現在のとこ
ろ適当ではない、しかしながら、将来これらの分泌現象
を即時に、がっ、定量的に検出できる方法あるいは装置
が開発されたならば、これらの分泌現象を検出する方法
及び装置を本発明の範囲から除外する理由は何もない。
要するに本発明の検出手段は、被監視者の何等かの生理
現象を監視し、非常事態に被監視者が遭遇した時のその
生理現象の変化を検出できるように構成してあればよく
、例えば、撓骨動脈の血管音を検出する血管音マイクロ
フォンで検出手段を構成することが可能である。血管音
マイクロフォンに使用される音波を電気信号に変換する
素子は、特に限定されないが、小型で検出可能な振動周
波数帯域が可聴域を含む広範囲にわたる圧電セラミック
ス、あるいは、圧電セラミックスの微粉末を合成樹脂中
に分散させた複合圧電材料等からなる圧電素子を使用す
ることが有利である。また、被監視者が床上療養中の患
者のように場所的移動がほとんどない場合には、患者の
身体の2点間の電気伝導度を測定する公知の心電測定に
よって心拍数及び血圧を検出することも可能である。
また、本発明の移動局を身体に装着する装着手段は検出
の対象となる生理現象に対応して、その生理現象の検出
に適するように構成すればよく、例えば、撓骨動脈の脈
拍を検出する場合には、血管音マイクロフォンを有する
検出手段等の移動局の各回路素子を格納するケースと、
これを手首に巻き付けるバンドと、血管音マイクロフォ
ンの集音部を撓骨動脈に皮膚の外側から押し当てるよう
にバンドを緊張させる緊張手段で装着手段を構成すれば
よい。また、心電を検出する場合には、各電極を身体の
要部に密着させるように固定する粘着テープ、ゴムバン
ド等で装着手段を構成すればよい。
さて、本発明によれば、移動局の検出手段を使って被監
視者の心拍数、血圧等の生理現象が検出され、非常発生
判定手段において検出手段により検出された検出値と通
常値とが比較されて非常事態の発生の有無が判別される
通常値としては、一般に通常値あるいは平均値とされる
値、例えば、脈拍数の場合には毎分72拍という値であ
ってもよい。しかしながら、生理現象に関する心拍数、
血圧等の値は個人差があるので、例えば、前回の検出値
、前2回の検出値の平均値、前3回の検出値の平均値等
の前複数回の検出値の平均値を通常値とすることが好ま
しい。
従って、例えば移動局に、前複数回の検出値を順次個別
に記憶できる容量を備えたシフトレジスタ及び通常値演
算手段を設け、シフトレジスタに逐次検出手段の検出値
を記憶させ、記憶された検出値から通常値演算手段で求
めた前複数回の検出値の平均値あるいは前回の検出値を
通常値とすることが好ましい。また、通常値を上記のよ
うに1つの数値とすることも可能であるが、上記の生理
現象は通常の状態においてもある程度の範囲内で連続的
に変化するものであるから、通常値を一定の広がりを有
する値とすることが一層好ましい。即ち、上記の一般的
な平均値、前回の測定値、前複数回の測定値の平均値等
と検出値とを比較するのではなく、検出値が一般的な平
均値、前回の測定値、前複数回の測定値の平均値等を含
む一定の範囲を逸脱するかその範囲に含まれないか含ま
れるかによって、あるいは、検出値が前複数回の検出値
の内の最高値と最低値との間に含まれないか含まれるか
によって非常事態の発生の有無を判別することが一層好
ましい。
次に、本発明では、非常発生判定手段において被監視者
が救援を必要とする非常事態が発生したと判定した時に
は、非常発生信号発生手段が発動され、発信手段を介し
て非常発生信号及びその移動局に付された識別信号が固
定局に発信される。
非常発生信号と識別信号との構成は特に限定されるもの
ではないが、少なくとも1つの移動局と固定局との間で
多重通信をする場合に備えて、多重化、信号分離等の信
号処理が容易なディジタル信号で構成することが有利で
ある。
送信手段は、非常発生信号に識別信号を付加した信号を
無線送信できるように構成してあればよく、例えば、識
別信号を発生する識別信号発生回路と、非常発生信号に
識別信号を付加する識別信号加算回路と、公知のRF変
調回路と公知の送信回路とが設けられる。また、送信手
段には、複数の移動局から同時にあるいは順次に信号を
受信する固定局への送信に適合するように、固定局での
信号処理を同期させるための同期信号を発生する同期信
号発生回路と、同期信号を非常発生信号及び識別信号に
対して所定のタイミングで加算する多重化信号形成回路
が設けられる。
もちろん、移動局における多重化信号の形成方式は、固
定局で各移動局から送信される信号を多重的に受信し、
その信号を分離する方式に対応する方式のものであれば
よく、理論的には搬送波の周波数帯域を異ならせる方式
を採用することも可能である。しかしながら、上記のよ
うに同期信号と各移動局の信号とのタイミングを異なら
せることにより時分割方式で多重化する方が移動局と固
定局との間で送受信される搬送波の帯域を統一して固定
局や移動局の回路構成を簡単にできるので有利である。
固定局は任意の移動局から発信された非常発生信号及び
識別信号を受信手段で受信し、受信された信号中から非
常発生信号及び識別信号を検出し、どの移動局が非常発
生信号を出力したかを非常発生判定手段で判定する。そ
して、非常発生判定手段で非常事態が発生した移動局が
判定されると、表示手段に非常事態の発生とその移動局
に関するデータが表示される。
非常事態の発生の表示方式は特に制限されず、例えば、
ランプの点灯、点滅、文字表示等によって表示すればよ
い。
また、非常事態が発生した移動局の表示方式も特に限定
されず、例えば、移動局の符号、装着者の氏名、移動予
定コース、現在の推定位置等を文字、図形、地図上に配
置さた複数のランプの点灯、点滅等の各種の公知の表示
方式の内の1つまたは2つ以上を選択することができる
なお、表示手段による表示とともにブザー、ベル等を鳴
動させることは自由である。
このようにして、非常事態が発生した時には、自動的に
その発生と同時に、あるいは、非常事態発生の危険を察
知した被監視者の生理現象の変化に基づいて未然に、非
常事態の発生と非常事態が発生した移動局とが固定局の
表示手段を監視している監視者にii1報されることに
なる。
ところで、被監視者が現実に非常事態に遭遇していない
にもかかわらず被監視手の生理現象が非常事態に遭遇し
た時と同じように変化する場合がある。例えば、錯覚に
よって不法侵入者がいると思った場合、急激に身体を動
かした場合等にも被監視者が非常事態に遭遇した時と同
じような生理現象の変化が起こることがある。このよう
な場合に固定局の表示手段に非常事態が発生したものと
して誤報されると不要な支援体制が敷かれることになり
、また、表示内容の信憑性が疑わしくなる。
従って、本発明においては、被監視者が現実に非常事態
に遭遇していないにもかかわらず非常事態に遭遇した時
と同じような生理現象の変化が起こる場合と、現実に被
監視者が非常事態に遭遇している場合とを被監視者に確
認してから固定局の表示手段に非常事態の発生と非常事
態が発生した移動局とを表示するように構成することに
よって表示手段の表示内容に対する信憑性を高めること
ができ、不要な支援体制を敷くことが防止される。
即ち、固定局に非常発生信号を発信した移動局を識別し
た時に当該移動局に対して確認請求信号及び当該移動局
の識別信号を出力する確認請求信号発信手段を備え、各
移動局には固定局の確認請求信号及び認識信号を受信す
る受信手段と、受信した確認請求信号及び認識信号に基
づき当該移動バンド102に内蔵した図示しない信号線
によって接続されている。
非常発生判定手段120はシフトレジスタ121と非常
発生判定回路122とを備えている。シフトレジスタ1
21は今回とその前3回の合計4つの測定値が順次格納
できるようになっていて、新しい測定値が読み込まれる
と順次古い測定値がその次の回の測定値に書き替えられ
、最も古い測定値が消去されるようになっている。非常
発生判定回路122は、シフトレジスタ121から前3
回の測定値を読出してこれらの平均値を演算し、更にこ
の平均値に所定の値を加算した上限値とこの平均値から
所定の値を減算した下限値とを演算した後、最新の測定
値とその上限値及び下限値とを比較し、最新の測定値が
その上限値及び下限値の範囲外か範囲内かを判定するこ
とにより非常事態が発生したか否かを判定するようにな
っている。
マニュアル操作スイッチ105が被監視者あるいは周囲
の人によって操作された時、あるいは、非常発生判定回
路122において非常事態が発生したと判定された時に
は非常信号発生手段130が作動して例えば所定のビッ
ト数のデジタル信号からなる非常発生信号が発生される
非常発生信号は、送・受信手段150に入力され、後述
する確認信号が出力されているときに確認信号を優先さ
せる確認信号優先回路151を経て識別信号付加回路1
52に導入される。そして、識別信号付加回路152に
おいてメモリM1から識別信号読出口路153を介して
読み出された識別信号を付され、更に、多重化信号形成
回路154において同期信号発生回路155が発生する
同期信号を非常発生信号及び識別信号に対して所定のタ
イミングに付加して多重化信号を形成した後、RF変・
復調回路156で変調され、送・受信回路157から固
定局200に送信される。
第2図に示すように、固定局200には非常発生局判定
手段220及び表示手段230の他に受信手段210に
替わる送・受信手段240、確認請求信号発生手段25
0及び確認信号判定手段260が設けられる。また、固
定局200は、第4図に示すように各移動局100に関
するデータ、即ち、識別信号、装着音名、移動予定コー
ス、移動予定時刻等を記憶させたメモリM2、これらの
データをメモリM2に入力するための表示信号記入装置
270、固定局200内の各部の動作タイミング及び動
作内容を制御するための中央処理装置(以下、CPUと
いう)2及びリセット装置280を備えている。
送・受信手段240では、第4図に示すように、送・受
信回路241に受信された任意の移動局lOOからの信
号がRF変・復調回路242によって復調され、増幅器
243で所定の振幅に増幅される。また、送・受信手段
240には移動局1゜Oの信号からタイミング制御用の
同期信号を分離する同期信号分離手段244が設けられ
る。
非常発生局判定手段220は増幅器243の出力から非
常発生信号分離回1221で非常発生信号を分離し、非
常発生信号発生回路222で形成された非常発生信号と
分離された非常発生信号とが一致するか否かを非常発生
判定回路223で判定することによって非常発生信号の
有無を判定し、非常信号有りと判定された時に非常発生
局判定回路224において非常発生局がどの移動局であ
るかを判定する。この非常発生局の判定を行うために、
非常発生局判定手段220には増幅器243の出力から
識別信号を分離する識別信号分離回路225が設けられ
、分離された識別信号をランチ回路226に格納し、非
常信号有りと判定された時にラッチ回路226にランチ
された識別信号を非常発生局判定回路224に入力し、
フラグ信号記入回路227によってメモリM2に格納さ
れたこの識別信号に対応する移動局100のデータ中の
フラグビットにフラグ信号を記入する。
確認請求信号発生手段250は、非常発生局続出回路2
51によりメモリM2からフラグ信ぢが記入された非常
発生局の識別信号を読出し、確認請求信号発生回路25
2で発生させた確認請求信号とこの識別信号を確認請求
信号加算回路253で加算し、送・受信手段240の多
重化信号形成回路245で確認請求信号及び識別信号に
対して判定手段220及び表示手段230とを備える。
受信装置210は、任意の移動局100から順次あるい
は同時に非常発生信号発生信号及び識別信号を受信し、
非常発生局判定手段220において、受信した非常発生
信号発生信号及び識別信号に基づき非常事態が発生した
移動局100がどの移動局100であるかが判定される
。そして、表示手段230に非常事態が発生したことと
非常事態が発生した移動局100に関するデータとが表
示される。従って、表示手段230を監視することによ
り、ガードマンあるいはその周囲に非常事態が発生して
いるかどうかを監視することができ、ガードマンに非常
が生じたときには直ちに非常が発生したこと及びどのガ
ードマンに非常が発生したかが監視者に通報されること
になる。そして、このような通報に基づいてガードマン
を非常事態から救出する支援体制あるいは救援体制が迅
速に敷かれることになり、効果的な支援あるいは救助が
なされることになる。
第2図は本発明の他の実施例に係る非常事態検出装置の
構成図であり、第3図はその移動局の構成図であり、第
4図はその固定局の構成図であり、第5図はその移動局
の外観側面図である。第2図ないし第5図において第1
図の各部分に対応する部分には同じ符号と名称が付され
る。
第5図に示すように、移動局100を被監視者の手首に
装着する装着手段は主ケースlO1、バンド102、緊
張装置103及び副ケース104を備え、移動局100
は腕時計と同様にして被監。
視者であるガードマンの手首に装着される。
主ケース101内には、第2図に示す非常発生判定手段
120、非常発生信号発生手段130、送・受信手段1
50、確認請求信号判定手段160、報知手段170、
リセット手段180及び確認信号発生回路190の他に
、第3図に示す識別信号を記憶したメモリML移動局1
00の各部の動作を制御するための中央処理装置(以下
、CPUという)■及び図示しない電池を装着した主回
路基板P1が収納される。また、主ケース101には被
監視者が手動操作によって非常発生信号発生手段130
を作動させるためのマニュアル操作スイッチ105が設
けられる。
副ケース104には、第2図に示す検出手段1)0が収
納され、その内側に血管台マイクロフォン1)1の集音
部1)1aが露出される。この集音部1)1aは、主ケ
ース101、バンド102及び緊張装置103の内側に
手首を通した後、緊張装置103によりバンド102を
緊張させることにより、被監視者の撓骨動脈に皮膚の外
から押しつけられ、撓骨動脈の血管壁の振動を圧電セラ
ミックスあるいは圧電セラミックスの微粉末を合成樹脂
中に分散させた複合圧電材料からなる圧電素子に伝達す
るようになっている。集音部1)1aを手首に圧迫する
圧力は、血管壁の脈拍に対応する低周波振動を含む振動
を捕捉できればよいので、血圧を測定する場合はど強く
する必要はなく、被監視者の手首から先の血行に殆ど障
害を与えず、また、装着による異和感が余り与えられな
い程度、即ち、指で軽く押さえる程度の強さであればよ
い。
検出手段1)0では、第3図に示すように、血管台マイ
クロフォン1)1を介して得た撓骨動脈の血管音信号を
増幅器1)2で増幅した後、ローパスフィルタ1)3に
より高周波成分を除去して脈波に対応する振動を取り出
し、この低周波振動と所定の基準電圧発生回路1)4で
得た基準電圧とをパルス成形回路1)5で比較すること
により脈拍数に対応するパルス数を有するパルス信号が
形成される。そして、ゲート信号発生回路1)6から出
力されるゲート信号によってサンプリングゲート回路1
)7を所定の時間にわたって導通させ、その所定の時間
内のパルス数をパルスカウンタ1)8に計数させること
により検出値としての脈拍数が検出される。
尚、パルスカウンタ1)8のカウント数は適当な周期ご
とに非常発生判定手段120のシフトレジスタ121に
読み込まれるとともに、この読込み以後の適当な時期に
リセット信号発生回路1)9から出力されるリセット信
号によりリセットされるようになっている。また、検出
手段1)0と非常発生判定手段120とは緊張装置10
3及びバンド102に内蔵した図示しない信号線によっ
て接続されている。 ′ 非常発生判定手段120はシフトレジスタ121と非常
発生判定回路122とを備えている。シフトレジスタ1
21は今回とその前3回の合計4つの測定値が順次格納
できるようになっていて、新しい測定値が読み込まれる
と順次古い測定値がその次の回の測定値に書き替えられ
、最も古い測定値が消去されるようになっている。非常
発生判定回路122は、シフトレジスタ121から前3
回の測定値を読出してこれらの平均値を演算し、更にこ
の平均値に所定の値を加算した上限値とこの平均値から
所定の値を減算した下限値とを演算した後、最新の測定
値とその上限値及び下限値とを比較し、最新の測定値が
その上限値及び下限値の範囲外か範囲内かを判定するこ
とにより非常事態が発生したか否かを判定するようにな
っている。
マニュアル操作スイッチ105が被監視者あるいは周囲
の人によって操作された時、あるいは、非常発生判定回
路122において非常事態が発生したと判定された時に
は非常信号発生手段130が作動して例えば所定のビッ
ト数のデジタル信号からなる非常発生信号が発生される
非常発生信号は、送・受信手段150に入力され、後述
する確認信号が出力されているときに確認信号を優先さ
せる確認信号優先回路151を経て識別信号付加回路1
52に導入される。そして、識別信号付加回路152に
おいてメモリM1から識別信号読出口路153を介して
読み出された識別信号を付され、更に、多重化信号形成
回路154において同期信号発生回路155が発生する
同期信号を非常発生信号及び識別信号に対して所定のタ
イミングに付加して多重化信号を形成した後、RF変・
復調回路156で変調され、送・受信回路157から固
定局200に送信される。
第2図に示すように、固定局200には非常発生局判定
手段220及び表示手段230の他に受信手段210に
替わる送・受信手段240、確認請求信号発生手段25
0及び確認信号判定手段260が設けられる。また、固
定局200は、第4図に示すように各移動局100に関
するデータ、即ち、識別信号、装着音名、移動予定コー
ス、移動予定時刻等を記憶させたメモリM2、これらの
データをメモリM2に入力するための表示信号記入装置
270、固定局200内の各部の動作タイミング及び動
作内容を制御するための中央処理装置(以下、CPUと
いう)2及びリセット装置280を備えている。
送・受信手段240では、第4図に示すように、送・受
信回路241に受信された任意の移動局100からの信
号がRF変・復調回路242によって復調され、増幅器
243で所定の振幅に増幅される。また、送・受信手段
240には移動局100の信号からタイミング制御用の
同期信号を分離する同期信号分離手段244が設けられ
る。
非常発生局判定手段220は増幅器243の出力から非
常発生信号分離回路221で非常発生信号を分離し、非
常発生信号発生回路222で形成された非常発生信号と
分離された非常発生信号とが一致するか否かを非常発生
判定回路223で判定することによって非常発生信号の
有無を判定し、非常信号有りと判定された時に非常発生
局判定回路224において非常発生局がどの移動局であ
るかを判定する。この非常発生局の判定を行うために、
非常発生局判定手段220には増幅器243の出力から
識別信号を分離する識別信号分離回路225が設けられ
、分離された識別信号をランチ回路226に格納し、非
常信号有りと判定された時にラッチ回路226にラッチ
された識別信号を非常発生局判定回路224に入力し、
フラグ信号記入回路227によってメモリM2に格納さ
れたこの識別信号に対応する移動局100のデータ中の
フラグピントにフラグ信号を記入する。
確認請求信号発生手段250は、非常発生局読出回路2
51によりメモリM2からフラグ信月が記入された非常
発生局の識別信号を読出し、確認請求信号発生回路25
2で発生させた確認請求信号とこの識別信号を確認請求
信号加算回路253で加算し、送・受信手段240の多
重化信号形成回路245で確認請求信号及び識別信号に
対して所定のタイミングで同期信号発生回路246から
の同期信号を加算して多重化信号を形成し、この多重化
信号をRF変・復調回路242で変調した後、送・受信
回路241から移動局に送信するようになっている。
固定局200から送信された確認請求信号及び識別信号
は第3図に示すように各移動局100の送・受信回路1
57に受信され、RF変・復調回路156で復調された
後、増幅器158で所定の振幅に増幅される。また、こ
の増幅器158の出力から移動局100の各部の作動タ
イミング制御用の同期信号が同期信号分離回路159で
分離されてCPU1に入力される。
そして、確認請求信号判定回路160の確認請求信号分
離回路161で受信信号から分離した確認請求信号と確
認請求信号発生回路162で発生させた確認請求信号と
が一致するか否かを確認請求判定回路163で判定する
ことにより、固定局200から確認請求がなされている
か否かが判定される。固定局200から61 L’ff
l請求がなされている時には、識別信号分離回路164
で分離され、ランチ回路165にラッチされた識別信号
と、メモリM1から識別信号続出回路166を介して読
み出された識別信号とが一致するか否かを識別信号一致
判定手段167によって判定することにより、当該確認
請求がその移動局100に対してなされたものか否かが
判定される。
確認請求信号が当該移動局100に対してなされたもの
と判定された時には、例えば、ブザーからなる報知手段
170を作動させることにより、被監視者に当該移動局
100から非常発生信号が送信され、それに対して固定
局200から確認請求されていることが報知される一方
、確認信号発生回路190のタイマ回路191がセット
される。
この報知手段170の作動により被監視者は非常事態信
号が固定局に送信され、それに対して固定局側で支援体
制あるいは救援体制が敷かれようとしていることを知る
ことができ、大きな安心を得ることができる。そして、
現実には救援を必要とする非常事態が生じていない場合
には被監視者がリセット装置180のリセットスイッチ
181(第5図に示す)を操作することにより報知手段
170の作動を停止させるとともに、タイマ回路191
がリセフトされる。現実に救援が必要な非常事態が発生
している場合には、報知手段170が始動してから被監
視者がタイマ回路191のタイマ時間、例えば約3〜5
秒間以上にわたってリセット装置180を意識的にある
いは無意識で操作せずに放置することによりタイマ回路
191が確認信号発生回路192を作動させ、確認信号
発生回路192から確認信号が送・受信手段150に出
力される。
送・受信手段150では、確認信号優先回路151にお
いて確認信号を非常発生信号に優先させて識別信号付加
回路152に導入し、識別信号付加回路152において
識別信号発生回路153が発生する識別信号を確認信号
に付し、更に、多重化信号形成回路154において同期
信号発生回路155が発生する同期信号を確認信号及び
識別信号に対して所定のタイミングに付加して多重化信
号を形成した後、RF変・復調回路156で変調して送
・受信回路157から固定局200に送信される。
固定局200では、第4図に示すように、移動局100
からの確認信号及び識別信号を含む多重化信号を送・受
信回路241に受信してRF変・復調回路242によっ
て復調し、更に増幅器243で増幅した後、確認信号判
定手段260の確認信号分離回路261で確認信号が分
離される。そして、分離された確認信号と、確認信号発
生回路262から出力される確認信号とが一致するか否
かを確認信号判定回路263で判定することにより移動
局100から確認信号が返信されてきたか否かが判定さ
れる。一方、移動局100から確認信号とともに送信さ
れた識別信号は識別信号分離回路225で分離され、ラ
ッチ回路226にラッチされる。そして、確認信号判定
回路263において移動局100から確認信号が返信さ
れてきたと判定された時にはランチ回路226にランチ
された識別信号とメモリM2から非常発生局逐次読出口
路264により逐次読み出される非常発生局の識別信号
とを非常発生局一致判定回路265で逐次比較して、確
認信号を返信した移動局100がどの非常発生局である
かが判定される。非常発生局一致判定回路265におい
てランチ回路226にランチされた識別信号とメモリM
2から読み出された識別信号が一致する時にはその識別
信号に対応する移動局100で非常事態が発生したもの
と最終的に判断され、表示手段230の表示信号読出回
路231がメモリM2から当該非常発生局に関するデー
タ、例えば、移動局の符号、装着者の氏名、移動予定コ
ース、現在の推定位置等を表示するための表示信号を読
み出し、例えば陰極線管(CRT)からなる表示装置2
32に非常事態の発生とそれらの表示信号に対応するデ
ータが表示される。
尚、この実施例では、第2図に示すように、非常発生信
号の着信及びその非常発生信号を送信した移動局、確認
信号の着信及びその確認信号を送信した移動局を逐次記
録する記録手段201と、その記録をプリントアウトす
るプリンタ202と、表示装置230の表示作動に並行
して外部に非常事態の発生と非常発生局に関するデータ
を送信する通信手段203が必要に応じて接続される。
また、固定局200のリセット装置280を操作すると
メモリM2の非常発生局のデータに付されたフラグ信号
が消去されるとともに、表示装置232の表示が停止さ
れるようになっている。
このように構成された非常事態検出装置によれば、被監
視者はマニュアル操作スイッチ105を操作して意識的
に支援あいは救援を求めることができるとともに、被監
視者あるいはその周囲に非常事態が発生したときに被監
視者の意識の有無とは無関係に支援あるいは救援が求め
られる。
そして、被監視者あるいはその周囲に非常事態が発生し
たことを検出手段1)0により自動的に検出した場合、
あるいは、マニュアル操作スイッチ105の操作により
人為的に支援あるいは救援を求めた場合には、非常事態
の発生及び非常事態が発生した移動局についてのデータ
が表示手段2・30に自動的に表示される。従って、監
視者は表示装置230を監視することにより、被監視者
あるいはその周囲に非常事態が発生していないかどうか
を監視することができ、被監視者あるいはその周囲に非
常事態が生じたときには直ちに非常が発生したこと及び
どの被監視者に非常事態が発生したか、その被監視者が
どのような移動コースをたどるのか、現在の推定位置は
どこか等が監視者に通報されることになる。そして、こ
のような通報に基づいてガードマンを非常事態から救出
する支援体制が迅速に敷かれることになり、効果的な教
助あるいは支援がなされることになる。
また、表示手段230による表示と並行して、記録手段
201で非常発生信号の着信及びその非常発生信号を送
信した移動局、確認信号の着信及びその確認信号を送信
した移動局を逐次記録するとともに、その記録内容をプ
リンタ203でプリントアウトするので、このプリント
の内容を点検することにより、表示手段230の表示の
見落としの有無をチエツクすることができる。
更に、通信手段203によって非常事態の発生及び非常
事態が発生した移動局100を必要な箇所に送信できる
ので、例えば、固定局200を地方局として、いくつか
の地方局を統括して監視する中央局に送信することによ
り、より統括的な監視ネットワークを構成することがで
きる。
しかも、この実施例では、被監視者が現実に非常事態に
遭遇していないが非常事態に遭遇した時と同じような生
理現象の変化が起こる場合には、固定局200から確認
請求信号を発信し、その確認請求信号に対して所定時間
内に被監視者がリセット装置180を操作して応答しな
い時に確認信号を移動局100から返信させ、確認信号
が返信さたときに固定局200の表示手段230に非常
事態の発生と非常事態が発生した移動局100に関する
データが表示されるようにしであるので、表示手段23
0の表示内容に対する信憑性を高めることができ、不要
な支援体制あるいは救援体制を敷くことが防止される。
上記の一実施例において、移動局100を端末移動局と
中継移動局とに分割し、端末移動局に血管台マイクロフ
ォン1)1と、リセット手段180と、これらから出力
される信号を増幅する増幅器と、中継移動局から送信さ
れる識別信号一致信号を受信して作動し、リセット手段
180の操作により作動停止される報知手段170と、
中継移動局と信号を送受信するための送・受信装置とを
設け、中継移動局には端末移動局と信号を送受信するた
めの送受信装置と、移動局100の残りの回路部品を設
けるようにしてもよい。この場合、端末移動局を手首に
装着し、中継移動局をズボンのベルト、着衣のポケット
等に装着することにより、被監視者が手首に装着する部
分を小型にすることができ、装着感を良くすることがで
きる。
また、上記の一実施例において、例えば、移動局100
が発信する信号をより遠距離に送信させるために中継局
を設けることは自由である。中継局は、例えば被監視者
がズボンのベルトに装着したり、パトロールカーに設備
されたりする移動局で構成しても、パトロールされるビ
ルディングに設置した固定局で構成してもよい。中継局
を固定局で構成する場合には、中継局と固定局200と
の間は電話通信線を使用して信号を送受信するように構
成してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、被監視者が救援を必要
とするような非常事態に遭遇する際に生じる被監視者の
生理現象の変化を検出することにより非常事態の発生を
即時にあるいは未然に検出し、監視者が監視する表示手
段の非常事態の発生と非常事態が発生した移動局に関す
るデータを表示するようにしであるので、被監視者の非
常事態を自動的に、しかも、即時にあるいは未然に検出
することができる。その結果、非常事態が終了する前に
被監視者に対する効果的な救援体制あるいは支援体制を
迅速に敷くことができ、事故発見の遅れによって人命が
失われたり、傷害の治療が遅れたりすることを防止でき
るのである。
また、本発明において、非常発生信号を受けた固定局が
移動局側に確認を求め、移動局側から確認信号が返信さ
れた時に表示手段に非常事態の発生及び被監視者に関す
るデータを表示するように構成すれば、不要な支援体制
あるいは救援体制が敷かれることを防止できるとともに
、表示内容に対する信憑性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る非常事態検出装置の構
成図、第2図はは本発明の他の実施例に係る非常事態検
出装置の構成図であり、第3図はその移動局の構成図で
あり、第4図はその固定局の構成図であり、第5図はそ
の移動局の外観側面図である。 100・・・移動局、101・・・主ケース、102・
・・バンド、103・・・緊張装置、104・・・副ケ
ース、1)0・・・検出手段、120・・・非常発生判
定手段、130・・・非常信号発生手段、140・・・
送信手段、150・・・送・受信手段、160・・・確
認請求信号判定手段、170・・・報知手段、180・
・・リセット手段、190・・・確認信号発生手段、2
00・・・固定局、210・・・受信手段、220・・
・非常発生局判定手段、230・・・表示手段、240
・・・送・受信手段、250・・・確認請求信号発生手
段、260・・・確認信号判定手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被監視者に移動局を装着させ、該移動局に設けた
    検出手段により被監視者の生理現象を監視し、被監視者
    の生理現象の変化の有無を判定することにより被監視者
    が救援を必要とする事態が発生したか否かを判定し、被
    監視者が救援を必要とする事態が発生した時には移動局
    から監視者が監視する固定局に非常発生信号と当該移動
    局を識別する識別信号とを発信し、非常発生信号及び識
    別信号を受信した固定局では非常発生信号を発信した移
    動局を識別し、表示手段に非常事態の発生及び被監視者
    に関するデータを表示することを特徴とする非常事態の
    検出方法。
  2. (2)非常発生信号及び識別信号を受信した固定局で、
    非常発生信号を発信した移動局を識別した後、当該移動
    局に対して救援を必要とする事態が発生した事の確認を
    請求するための確認請求信号を出力し、確認請求信号に
    対して当該移動局から発信された確認信号を受信してか
    ら非常の発生及び被監視者に関するデータを表示手段に
    表示する請求項1に記載の非常事態の検出方法。
  3. (3)少なくとも1つの移動局と1つの固定局とを備え
    、 各移動局が、これを被監視者の身体に装着する装着手段
    と、被監視者の生理現象を逐次検出する検出手段と、被
    監視者の当該生理現象の標準値と検出手段により検出さ
    れた検出値とを比較して非常事態の発生の有無を判定す
    る非常発生判定手段と、非常発生信号を発生する非常信
    号発生手段と、非常事態発生信号に当該移動局を識別す
    るための識別信号及び識別信号を付加して固定局に送信
    する送信手段とを備え、 前記固定局が、任意の移動局から発信される信号を受信
    する受信手段と、受信した信号に基づいて非常発生信号
    を発信した移動局を識別する非常発生局判定手段と、非
    常事態の発生及び被監視者に関するデータを表示する表
    示手段とを備えたことを特徴とする非常事態検出装置。
  4. (4)固定局が、非常発生信号を発信した移動局を識別
    した時に当該移動局に対して確認請求信号及び当該移動
    局の識別信号を出力する確認請求信号発信手段と、確認
    請求信号に対して当該移動局が発信する確認信号の受信
    の有無を判定する確認信号判定手段とを備え、前記表示
    手段が確認信号判定手段において確認信号有りと判定さ
    れた移動局と非常の発生とを表示するように構成され、 各移動局が、固定局の確認請求信号及び認識信号を受信
    する受信手段と、受信した確認請求信号及び認識信号に
    基づき当該移動局に対する確認請求信号が受信されたか
    否かを判定する確認請求信号判定手段と、受信した確認
    請求信号が当該移動局に対するものであるときに確認請
    求を報知する報知手段と、当該移動局に対する確認請求
    信号の受信後に手動操作により報知手段の作動を停止さ
    せるリセット手段と、確認請求信号を受信した後に所定
    の時間内にリセット手段が操作されない場合に確認信号
    及び識別信号を発生する確認信号発生手段とを備え、前
    記発信手段が確認手段の確認信号を固定局に発信するよ
    うに構成された請求項3に記載の非常事態検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001034871A (ja) * 1999-07-16 2001-02-09 Hitachi Ltd 移動体監視システム及びその端末装置
JP2007122735A (ja) * 2006-11-17 2007-05-17 Hitachi Ltd 歩行者移動支援装置
JP2016038666A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 株式会社大林組 作業員管理システム
JP2016066314A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 綜合警備保障株式会社 警備システム及び警備方法
JP2019527903A (ja) * 2016-07-22 2019-10-03 スティロス、デザイン、アクチボラグStylos Design Ab 警報トリガ装置及びそのための回路

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