JPH01253241A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH01253241A
JPH01253241A JP7969288A JP7969288A JPH01253241A JP H01253241 A JPH01253241 A JP H01253241A JP 7969288 A JP7969288 A JP 7969288A JP 7969288 A JP7969288 A JP 7969288A JP H01253241 A JPH01253241 A JP H01253241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thin film
silicon oxide
substrate
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7969288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2692845B2 (ja
Inventor
Hitoshi Ito
仁 伊藤
Renpei Nakada
錬平 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7969288A priority Critical patent/JP2692845B2/ja
Publication of JPH01253241A publication Critical patent/JPH01253241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2692845B2 publication Critical patent/JP2692845B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に基板の表
面処理方法に関する。
(従来の技術) 半導体装置の高集積化は、構成素子の微細化および高密
度化によってもたらされる。
例えば、現在IMDI’tA8 256KSRAMは1
〜1.2 μrnの設計基準で作られており、デバイス
によっては更に微細なサブミクロンの設計基べtで作ら
れようとしているものもある。
しかしこの微細化および高密度化に伴い、半導体装置の
製造プロセスにはいろいろな問題が生じてきている。
例えば、配線を例にとると、設計基準の縮小で配線幅は
小さくなるのに対し、能vJ素子の増大で配線が複雑と
なり、電気的に接続しなければならない箇所も増大して
おり、また配徨長そのものは増大する一方である。
このため、通常用いられているアルミニウムあるいはア
ルミニウムを主体とした合金(Al:1%Si等)によ
る配線では、配線が切れるオーブン不良、配線への電気
的ストレスの増大によるエレクトロマイグレーションの
発生等を初め次のような問題も生じてきている。
例えば、電界効果型トランジスタ(FET)においては
、シリコン基板内に基板と反対の導電型を持つ拡散層が
形成されるが、この拡散層の深さは、ゲート長の制御性
をあげるためにますます浅くなる傾向にある。このよう
に浅い拡散層上に、通常の写真食刻法、反応性イオンエ
ツチング法等を用いて配線のためのコンタクト孔を形成
した後、更に通常の方法によりAI:Si合金膜からな
るアルミニウム配線を形成し熱処理を行うと、Si原子
とA1原子との相互拡散によりAI原子がSi基板側に
深く入り込んで拡散層を破壊するいわゆる「ビット」と
称する現象がしばしば発生する。
また、この電気的接続は絶縁層に形成されるコンタクト
孔を介して行われるが、コンタクト孔のアスペクト比(
=コンタクト深さ/コンタクト幅)は増大する一方であ
る。このため、コンタクト孔底部での段切れ、コンタク
ト抵抗の増大等の問題も続発し、半導体装置の信頼性の
向上を阻む大きな問題となって(\た。
これらの問題を解決するため、新しい配線材料や新しい
配Fill造が提案されている。
そこで、タングステンやモリブデン(MO)等の高融点
金属あるいはそれらのシリサイド膜を介在させコンタク
トの拡散I5壁層とした構造や、電界効果トランジスタ
のゲート電極どして上記高融点金属あるいはそれらのシ
リサイド膜を用いたものも提案されている。
例えば、コンタクト孔内に露呈するシリコン基板と配線
層としてのA1あるいはAI:Si合金との間に、原子
の相互拡散を抑制する目的で障壁層を設ける方法がある
。この場合、マグネトロンスパッタリング法でチタン(
Ti)を形成した後にシーケンシャルに化成スパッタリ
ング法で窒化チタンを形成し拡散障壁層として用いる方
法等が用いられている。
しかし、従来の方法では、薄膜形成の再現性に乏しく、
特にコンタクト孔のアスペクト比が珊大ケるとスパッタ
リング法では均一な障壁層を形成するのが困難であった
そこで、最近は気相成長法を用いて高融点金属膜あるい
はそれらのシリサイド膜を形成する試みがなされている
特に、数Torrの減圧下でこれらの薄膜を形成する減
圧CVD法によれば、反応ガスのいわゆる1回り込み」
現象が起こり、アスペクト比の大きな溝あるいはコンタ
クト孔の底部にも基板表面の平坦部と同様均一な膜厚の
高融点金属膜を形成することができる。
このため、上述のように微細なデザインルールで設計さ
れ、微細な幅をもつ配線ラインが高密度に配列され、狭
小な接続部(コンタクト孔)をもつ超LSIの配線のた
めのメタライゼーションにとって、減圧CVD法は極め
て有効な薄膜形成方法である。
しかし、酸化しやすい金属膜を形成温度の高いCVD法
で形成すると、基板をCVD炉内から取り出ずときに生
じる、形成した金FA膜表面の酸化が常に問題になった
また、素子間を接続する配線は、配線の自由度および動
作速度の向上の目的から、多層化が必須となっている。
多層配線は配線金属と層間絶縁膜との積層の繰り返しに
よって形成される。このため基板表面の段差は多層化す
ればするほど大きくなり、特に配線の交差部や上層配線
と下層配線との接続部(ヴイアホール)での段差は大き
く被覆率の低下による配線の信頼性の低下が大きな問題
となっている。
そこで、この問題を解決するため、熱処理等により層間
絶縁膜を平坦化したり、ヴイアホールを導電性物質で埋
め込みヴイアホール段差をなくしたすするなど、基板表
面の平坦化のためのいろいろな方法が提案されている。
この平坦化方法の1つとして、タングステン膜等の高融
点金属膜を減圧CVD法により選択的に形成する方法が
ある。この方法では、ある特定の条件下では、−回のC
VD工程で基板上の特定の領域にのみタングステン膜等
の高融点金属膜を形成することができる。この方法は、
選択CVD法と呼ばれ、半導体装置の製造プロセスを簡
略化し、信頼性の高い薄膜を自己整合的に形成できるた
め、実用性の高い薄膜形成方法として注目されている。
タングステンの選択CVD法は、六フフ化タングステン
(WFs>等のタングステンのハロゲン化物と水素(H
2)との混合ガスを反応ガスとして、シリコン、アルミ
ニウムおよびその合金、高融点金属等の導体上にのみ選
択的にタングステン膜を気相成長させるもので、シリコ
ン酸化膜等の絶縁膜上にはタングステン膜は形成されな
いという特徴をもつデバイス形成上極めて有効な方法で
ある。
従来、アルミニウムおよびその合金上のヴイアホールに
タングステンを選択成長させる場合には、選択性の向上
および成膜の安定性向上のため、希フッ酸による前処理
を行っている。ところが、タングステン膜とアルミニウ
ムおよびその合金とのヴイアコンタクト抵抗が畠くなる
という問題があった。
本死明者等はタングステンとアルミニウムJ5よびその
合金のヴイアコンタクト抵抗が高くなる原因について調
べた結果、アルミニウムおよびその合金の表面にヴイア
コンタクトの開孔時に形成されたと考えられる絶縁性の
高いフン化物、炭化物、酸化物あるいはその混合物が存
在することを見出だした。
しかしこれ等フン化物、炭化物、酸化物tよ、蒸気圧が
高く化学的に極めて安定な化合物であるため化学的に除
去することは困難である。
そこでスパッタリング法などにより真空中で物理的に除
去するのが最も効率的である。
しかし、物理的処理をおこなった後、連続的にタングス
テン膜の形成工程に入ると、スパッタリングにより、酸
化膜表面に形成された(ダングリングボンドであると考
えられる)ダメージにより、酸化股上にも膜の形成が行
われ、選択成長ができないという問題があった。
〔発明の構成〕
(弁明が解決しようとする課題) 本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、前記欠点を
解決し、容易に信頼性の高い半導体装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) そこで本発明では、薄膜を形成した後、その薄膜形成装
置内でその薄膜表面を所定のガス雰囲気にさらし表面処
理するようにしている。
また、本発明では、ドライエツチングによりシリコン酸
化膜を処理した後、表面を所定のガス雰囲気にさらし表
面!2!L即するようにしている。
さらにまた、選択CVD法による薄膜の形成に先立ち、
基板表面を表面を所定のガス雰囲気にさらし表面処理す
るようにしている。
(作用) 上記第1の構成により、薄膜を形成した後、その薄膜形
成装置内でその薄膜表面を、窒素、水素、酸素、アルゴ
ン、ヘリウムのうち少なくとも一つ以上を含むガス雰囲
気で処理するようにしているため、表面に安定な処理層
を形成することができ。
薄膜形成装置外に出した際に表面が酸化をうけることも
ない。
また、上記第2の構成により、表面を所定のフfス雰囲
気にさらし表面処理するようにしているため、スパッタ
リング、反応性イオンエッヂング、ケミカルドライエツ
チング等のドライエツチングを施され活性になったシリ
コン酸化膜の表面にはダングリングボンドが多数存在し
ているが、表面を所定のガス雰囲気にさらし表面処理す
ることにより表面のダングリングボンドにガス分子およ
びガス原子を吸着させ、シリコン酸化膜表面をガスの吸
着に対して不活性にすることができる。
さらにまた、上記第3の構成により、選択CVD法によ
る薄膜の形成に先立ち、基板表面を表面を所定のガス雰
囲気にさらし表面処理するようにしているため、まずア
ルミニウムJ3よびその合金の表面に形成されたフッ化
物、炭化物、酸化物あるいはその混合物をスパッタリン
グにより除去できるためヴイアコンタクト抵抗を低くす
ることができる。そして、また、真空中でのスパッタリ
ングにより生じた酸化膜表面のダメージは、基板を窒素
、酸素あるいは水分を含む雰囲気中で処理することによ
り、スパッタリングによって生じたシリコンのダングリ
ングボンドに−N1−0.−OHを結合することにより
回復することができ、選択性を維持することができる 〈実施例) 以下、本弁明の実施例について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
実施例1 第1図(a)乃至第1図(d)は、本発明の半導体装置
の製造方法における1実施例の工程を示す図である。
まず、第1図(a)に示すごとく、素子形成のなされた
シリコン基板11上に、絶縁膜12を介して11180
00へのアルミニウム層を堆積し、PEP工程と反応性
イオンエツチング(RIE)工程とによって、このアル
ミニウム層をパターニングし、第1のアルミニウム配線
層13を形成する。
次いで、第1図(b)に示すごとく、プラズマCVD法
により、シラン(S i H4)と酸素(02)とを原
料ガスとして用いて、層間絶縁膜として、膜厚1400
0人の酸化シリコンP314を堆積する。
続いて、PEP工程とフッ素系ガスを用いた反応性イオ
ンエツヂング(RIE)工程とによって、第1図(C)
に承りごとく、酸化シリコン膜14内にヴイアホール1
5を形成する。
この後、スパッタリング装置内で、上記atの表面をエ
ツチングする。ここでエツチング条件としてはアルゴン
(Ar)ガスの流m 10 cc/Iin、圧力2 X
 10 ’Torr、高周波電力300W、基板バイア
ス−800V、エツチング時間を約1分として、第1の
アルミニウム配線層13の表面を約120人、酸化シリ
コンWA14表面を約150Aエツヂングする。
このようにして、ダイアホール15内に付着するフッ化
物、炭化物、酸化物等を除去した後、この基板を大気中
に10分間放置する。この工程で、シリコンのダングリ
ングボンドに−N、−0.−01−Iを結合することで
、スパッタリングにより生じた酸化シリコン膜14表面
のダメージは回復する。
そして最後に、第1図(d)に示すごとく、選択CVD
法により、ダイアボール15内にのみ選択的にタングス
テンWA16を埋め込む。このタングステン膜16の堆
積条件は、通常のコールトウ4−ルタイブのCVD装置
を用い、堆積温度300°C1j(を槓圧力0.21O
rr1六フフ化タンクステンW F G流m 10 c
c/min、シランS i H4流吊10CC/lin
、水素H2流Ev 500 cc/ninとした。
この時の成長速度は約500人/旧nであった。
このようにして、極めて選択性よくヴイアホール15内
にタングステン膜16を埋め込むことができ、コンタク
ト性も極めて良好なものとなっている。
なお、上記実施例では、・アルミニウムと酸化シリコン
が混在する基板の表面処理について説明したが、シリコ
ン、モリブデン、タングステン、チタン、チタンナイト
ライド等と酸化シリコンが混在する基板の表面処理につ
いても有効である。
また、上記実施例では、大気中で表面処理を行ったが、
表面処理に用いるガスとしては、酸素、窒素、水蒸気な
どでもよい。さらには、水等の液体でもよい。また処T
gUg度は、0℃〜400 ”Cの範囲とする。
実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
まず、第2図<a)に示すごとく、素子形成のなされた
シリコン基板21上に、CVD法により絶縁膜22を形
成した後、マグネトロンスパッタリング法により、アル
ミニウムシリコン合金膜(Al:5i)23を形成し、
通常のリソグラフィーによりこれをバターニングする。
この後、第2図(b)に示すごとく、プラズマCVD法
により、層間絶縁膜として、酸化シリコン膜24を堆積
し、通常のリソグラフィー工程と反応性イオンエッヂン
グ工程とによって、内径1μm1深さ1.4μmのコン
タクト孔25を形成する。このようにして形成されたコ
ンタクト孔25の底部のアルミニウムシリコン合金膜2
3表面には、空気中の酸素によって表面が酸化されてで
きた酸化膜と、さらにコンタクト孔25の開孔に際して
の反応性イオンエツチング時に表面がダメージを受けた
ところに、エツチングガスのフッ素Fおよび炭素Cを取
り込むことによってこれらの元素からなる薄膜などから
なる付@層26が形成されている。
そこで、第2図(C)に示すごとく、配線層としてのタ
ングステン膜27の形成に先立ちまず、前記実施例1と
同様にして、アルゴンのマグネトロンスパッタリングに
より基板表面をエツチングする。これによりアルミニウ
ムシリコン合金WA23表面の付着層26は除去される
。しかし、アルゴンプラズマによって酸化シリコン膜2
4表面もダメージを受けており、この状態ではタングス
テンの選択成長は不可能であるため、次の工程を付加す
る。
すなわち、マグネトロンスパッタリング後、0゜2 T
Orr、500℃の窒素N2雰囲気中に2分間表面をさ
らす。これにより酸化シリコン膜24表面のダングリン
グボンドに窒素が吸着して不活性になるものと思われる
この後、第2図(d)に示すごとく、選択CVD法によ
り、コンタクト孔内にタングステン膜27を埋め込む。
この時のタングステン膜の選択成長条件は、堆gl温度
280℃、六フッ化タングステンW F s流量10 
cc/min、シランSiH4流量4 cc/nin、
水素N2流Ei 1000 cc/linとした。
そして、このCVD装置内でそのまま窒素ガスを流しつ
つ高周波放電を行い、3分間のプラズマ処理を行う。
このようにして、極めて選択性よくコンタクト孔内にタ
ングステン膜27が狸め込まれ、かつ、タングステンF
A27の表面は窒化されて安定な状態となっており、酸
化されることはない。
なお上記実施例では、500℃に基板を加熱し窒素雰囲
気に酸化シリコン表面をさらす方法について説明したが
、窒素雰囲気に限定されることなく、水素、アルゴン、
ヘリウム等の気体雰囲気でもよい。また、基板を加熱す
る代わりに、窒素プラズマ、水素プラズマを用いてもよ
い。このときは放電出力をioow以下とするのが望ま
しい。
また、上記実施例では、タングステン膜の成長後のプラ
ズマ処理によって表面を安定化させるようにしたが、こ
の安定化処理は単に熱処理のみでもよいし、マイクロ波
放電でもよい。熱処理温度としては、90〜600℃の
範囲となるように設定する。さらに、用いるガスとして
も、水素、窒素等も有効である。
更に、上記実施例では、タングステン膜の安定化処理に
ついて説明したが、チタン、タンタル等信の金属膜にも
適用可能であることはいうまでもない。また、化学的気
相成長法による成膜工程のみならず物理的気相成長法に
よる成膜工程にも適用可能である。
実施例3 次に、本発明の第3の実施例について説明する。
先ず、第3図(a)に示すごとく、素子分離用の絶縁膜
として酸化シリコン膜32を形成し素子分離のなされた
p型の単結晶シリコン基板31内に、ヒ素を用いて不純
物拡散を行いn型の拡散層33を形成した後、更に表面
に酸化シリコン膜34を形成し、これを通常のリソグラ
フィー工程と反応性イオンエツチング工程とによって、
コンタクト孔35を形成する。
次いで、希フン酸処理をおこない、コンタクト孔35の
底部および酸化シリコン膜34の表面をエツチングし清
浄化する。
このようにして清浄化のなされた基板表面を、第3図(
b)に示すごとく、600℃の窒素N2雰囲気中(N2
流5k 100 cc/n+in)に30分間さらす。
このとき、コンタクト孔35の底部の拡散層33表面が
窒化されることはない。仮に窒化されたとしても、数原
子層以内である。一方、酸化シリコン酸化膜表面のダン
グリングボンドDには窒素が@着して、5i−N−Nあ
るいは3i″=N結合をつくることにより、酸化シリコ
ン膜34表面のダングリングボンド密度は大幅に減少す
る。
この後、第3図(C)に示すごとく、5i2)(< C
l2−HCI系のガス雰囲気中で、コンタクト孔35の
底部の拡散層33表面から単結晶シリコン膜36を選択
的にエピタキシャル成長させる。
この時の成長温度条件は700〜1000℃とする。
このようにして単結晶シリコン膜36が極めて選択性よ
くコンタクト孔35内に形成される。窒素雰囲気中での
加熱処理を行わない場合は、酸化シリコン膜34表面の
ダングリングボンドに、5i2Hnc12が吸着し易い
ことから、長時間滞留する間にこの5i2H4C12が
熱分解を生じ、酸化シリコン膜34表面にも単結晶シリ
コン膜が成長してしまっていたのに対し、この加熱処理
によって選択性が向上する。ここで、HCIは酸化シリ
コン膜表面をクリーニングすることにより選択性を高め
ている。
なお、この後、通常の方法で、この単結晶シリコン膜3
6にコンタクトするように、Al:3i膜からなる配線
層が形成される。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明の方法によれば、薄膜
を形成した後、その薄膜形成装置内でその薄膜表面を所
定のガス雰囲気にさらし表面処理するようにしているた
め、表面に安定な処理層を形成することができ、薄膜形
成装置外に出した際にも安定である。
また、本発明では、ドライエツチングによりシリコン酸
化膜を処理した後、表面を所定のガス雰囲気にさらし表
面処理するようにしているため、シリコン酸化膜表面を
ガスの吸着に対して不活性にすることができる。
さらにまた、選択CVD法による薄膜の形成に先立ち、
基板表面を表面を所定のガス雰囲気にさらし表面処理す
るようにしているため、全工程によって生じたシリコン
のダングリングボンドに−N、−〇、−OHを結合する
ことにより回復することができ、選択性を維持すること
ができる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至第1図(d)は本発明筒1の実施例の
半導体装置の製造方法を示す図、第2図(a)乃至第2
図(d)は本発明筒2の実施例の半導体装置の製造方法
を示す図、第3図(a)乃至第3図(C)は本発明筒3
の実施例の半導体装置の製造方法を示す図である。 11・・・シリコン基板、12・・・絶縁膜、13・・
・第1のアルミニウム層、14・・・酸化シリコン膜、
15・・・ヴイアホール、16・・・タングステン膜、
21・・・シリコン基板、22・・−絶縁膜、23・・
・アルミニウムシリコン合金膜、24・・・酸化シリコ
ン膜、25・・・コンタクト孔、26・・・付着層、2
7・・・タングステン膜、31・・・単結晶シリコン基
板、32・・・酸化シリコン膜、33・・・拡散層、3
4・・・酸化シリコン膜、35・・・コンタクト孔、3
6・・・単結晶シリコン膜。 第1図(0) 第1図fbl 第1図(C1 第1図(d) 第2図(0) 第2図(b) パ 第2図(C) 第2図+d)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄膜形成装置内に被処理基板を設置し薄膜を形成
    する薄膜形成工程と 前記薄膜形成装置内に被処理基板を設置したままでその
    薄膜表面を所定のガス雰囲気にさらし表面を安定化する
    表面処理工程と を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)ドライエッチングによりシリコン酸化膜を処理す
    る工程と 該シリコン酸化膜表面を所定のガス雰囲気にさらし安定
    化する表面処理工程と を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. (3)半導体基板の表面に形成されたシリコン酸化膜表
    面にコンタクト孔を形成する工程と このコンタクト孔内をスパッタリングにより清浄化する
    清浄化工程と 半導体基板表面を所定のガス雰囲気または液体雰囲気に
    さらし安定化する表面処理工程と 選択的気相成長法により、前記コンタクト孔内に選択的
    に導体層を形成する導体層形成工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
JP7969288A 1988-03-31 1988-03-31 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2692845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7969288A JP2692845B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7969288A JP2692845B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01253241A true JPH01253241A (ja) 1989-10-09
JP2692845B2 JP2692845B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=13697257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7969288A Expired - Fee Related JP2692845B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2692845B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0272630A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2005277426A (ja) * 2000-06-08 2005-10-06 Genitech Inc 薄膜形成方法
JP2011181926A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Tokyo Electron Ltd 酸化表面層のハイブリッドその場ドライクリーニングプロセス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0272630A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2005277426A (ja) * 2000-06-08 2005-10-06 Genitech Inc 薄膜形成方法
JP2011181926A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Tokyo Electron Ltd 酸化表面層のハイブリッドその場ドライクリーニングプロセス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2692845B2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4617087A (en) Method for differential selective deposition of metal for fabricating metal contacts in integrated semiconductor circuits
EP0377137B1 (en) Method for selective deposition of refractory metals on silicon substrates
US5747384A (en) Process of forming a refractory metal thin film
JP2828540B2 (ja) シリコン半導体ウエハのための低抵抗かつ低欠陥密度のタングステンコンタクトを形成する方法
US5831335A (en) Semiconductor device contains refractory metal or metal silicide with less than 1% weight of halogen atom
JPH03202471A (ja) 堆積膜形成法
EP0370775B1 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JPS6333569A (ja) 金属薄膜の製造方法
EP0498580A1 (en) Method for depositing a metal film containing aluminium by use of alkylaluminium halide
JP2000306997A (ja) バリアメタル層を有する半導体装置及びその製造方法
JPH10214896A (ja) 半導体装置の製造方法及び製造装置
US5851581A (en) Semiconductor device fabrication method for preventing tungsten from removing
JP2000058650A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法、および半導体装置の製造装置
US7365003B2 (en) Carbon nanotube interconnects in porous diamond interlayer dielectrics
EP0725429A2 (en) Method of forming a metalfluoride film of an electronic device
US6635938B1 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
JPH08298288A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3215898B2 (ja) プラズマcvd法およびプラズマcvd装置
JPH01253241A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2726438B2 (ja) 薄膜形成装置
EP0420589B1 (en) Process for forming deposited film and process for preparing semiconductor device
JPH0246731A (ja) 半導体装置の製造方法
US6335282B1 (en) Method of forming a titanium comprising layer and method of forming a conductive silicide contact
JP2937998B1 (ja) 配線の製造方法
JPS61139026A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees