JPH0125267B2 - - Google Patents

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JPH0125267B2
JPH0125267B2 JP58132865A JP13286583A JPH0125267B2 JP H0125267 B2 JPH0125267 B2 JP H0125267B2 JP 58132865 A JP58132865 A JP 58132865A JP 13286583 A JP13286583 A JP 13286583A JP H0125267 B2 JPH0125267 B2 JP H0125267B2
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image
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JP58132865A
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Yoshio Arai
Hiroyuki Kataoka
Isao Suzuki
Shozo Yokota
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0125267B2 publication Critical patent/JPH0125267B2/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像変換記録装置に関し、特に、原稿
文書画を公知手段によつて画素ごとに一連の電気
的画信号として読取り、その電気的画信号を複数
画素に対応する信号ブロツクに分割し、前記信号
ブロツクを単位として、前記電気的画信号を予め
定めた態様で入れ替えて表示したり、記録紙上に
記録するための画像変換記録装置に関する。
本発明によれば通常の原稿文書画を、これとは
全く異なり、それのみでは全く意味をなさない文
書画―いわば暗号化文書画に変換記録することが
でき、またその反対に、変換(暗号化)記録され
た文書画を逆変換して、元の原稿文書画を復元再
生することができる。
従来より、通信文等の暗号化方式としては、文
字と文字の換字・置換方式が一般によく知られて
いる。又伝送時の機密漏洩防止の為の手法として
知られている、フアクシミリ伝送に於けるスクラ
ンブル方式や、音声伝送における秘話方式も一種
の暗号化方式である。
しかしながら、上記の換字法(コード変換法)
は、本発明装置による変換記録法と較べて目的は
同一であるが、手段が全く異なつている。
又伝送時に於けるスクランブル方式や秘話方式
も、本発明装置の如く、暗号化文書を出力しこれ
を再び読取つて復元することを目的としたもので
はない。
復元化を前提として、文書画を暗号化出力・印
刷する従来の技術・装置は非常に特殊な用途なも
のに限られていた。
即ち、銀行の小切手の署名の部分や、身分証明
書の写真の部分を暗号化し、そのままでは筆跡や
顔の特徴が判らないようにしたものを印刷してお
き、確認の為復元するには特殊な装置を通して覗
くことにより可能とする類のものがあつた。
これらにおいては、暗号化や復元化の方式は、
レンテイキユラー・レンズや光学的繊維束を用い
た光学的手段による方式の固定方式のものであ
り、また、取扱える文書画は小さなサイズのもの
に限られていた。
また、事務用コンピユータ・システムに於ける
コード(符号)化情報を紙テープ、磁気テープ、
フレキシブル・デイスク等に出力して輸送、保管
する方式も広く知られている。
然しながら、前述の諸方式は以下に述べるよう
な欠点をもつている。
光学的繊維束を用いた方式、光学的手段によ
つた方式では、即時に文書面を変換して印刷出
力したり、その逆に変換文書画を復元再生して
印刷出力したりすることができない。
上記方式は変換方式が単純であるので、他人
によつて比較的容易に復元される。
上記方式は変換方式が固定なので、一装置一
方式であり、変更が効かず長期間使用できな
い。
紙テープを変換画像記録媒体としたものは、
情報密度が低く、嵩ばつて不便である。
磁気テープを変換画像記録媒体として使用し
たものは、原文書と1対1対応にならず保管、
輸送に不便である。強いて1対1対応にしよう
とすると、紙テープと同じく情報密度が低下し
て保管、輸送に甚だしく不便である。
磁気テープは、可視的媒体ではないので、保
管、輸送の際、間違いをさけるための注意深い
システムを必要とする。
したがつて、本発明の目的は、前記従来技術の
有する諸欠点を除去した新規な画像変換記録装置
を提供することである。
本発明に係る画像変換記録装置は、原画情報を
通常の手段により電気的画信号に変換して入力す
る画像入力手段と、画像入力手段によつて供給さ
れる原画情報を予定の手順にしたがつて処理し、
原画像とは異なる画像を表わす変換画信号を出力
する画像処理手段と、画像処理手段から送出され
る画信号に従つて記録媒体上に画像を記録する記
録手段とからなり、原画像とは異なる画像が記録
紙上に記録されるように構成されている。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1,2図は原稿の画像情報を電気信号に変換
する手段(以下、読み取り部という)の具体的な
構成を示す概略構成図であり、それ自体は公知で
ある。
プラテンガラス1上に載置された原稿(図示せ
ず)は、その一部をランプ2、反射板3よりなる
露光手段により露光され、該原稿の露光を受けた
部分からの反射光の一部は、平面鏡4,5、及び
レンズ6a,6bを介してフオト・ダイオード・
アレイ7a,7bの受光面上に結像する。
ここで、図には示されてない手段により、ラン
プ2、反射板3よりなる露光手段及び平面鏡4
は、一体となつて、矢印で示す方向に、所定の速
度Vで移動し、一方、平面鏡5は同じ方向にw/2 の速度で同時に移動する。
フオト・ダイオード・アレイ7a,7bの受光
面上に結像している原稿の像の倍率を1/nとす
れば、上記の構成により、原稿の縮小像は、受光
面上をv/nの速度で移動することとなる。
したがつて、これと同時に、フオト・ダイオー
ド・アレイを構成している多数の光電変換要素
(フオト・ダイオード)に信号を供給し、自己走
査を行なわせることにより原稿の画像情報は順次
電気信号に変換される。
第1、第2図においては、2個のフオト・ダイ
オード・アレイ7a,7b、及びそれに対応して
2個のレンズ6a,6bが設けられているが、こ
れらは必要な解像力を得るため、原稿を二分して
各フオト・ダイオード・アレイ7a,7bの読み
取るべき範囲を限定したにすぎず、これらの個数
は必要に応じて定めればよい。
また、8a,8bはフオト・ダイオード・アレ
イ7a,7bの支持部材であり、これらの支持部
材上には、必要に応じて、フオト・ダイオード・
アレイを動作させるための回路を設けることがで
きる。
第3図は、原稿の画像情報を電気信号に変換す
るための回路構成に関するブロツク図である。
11はクロツクパルス発生回路、12はフオ
ト・ダイオード・アレイの駆動回路、13はフオ
ト・ダイオード・アレイを用いた光電変換回路、
14は二値化回路、15はサンプリング回路、1
6は直並例変換回路、17はデータ処理装置であ
る。
クロツクパルス発生回路11より送り出された
クロツクパルスCの供給を受けて、駆動回路12
は、フオト・ダイオード・アレイを走査せしめる
に必要な信号、より詳しくはフオト・ダイオー
ド・アレイの具備しているスイツチング回路を動
作せしめるパルス信号(以下スタートパルスとい
う)及び該スタートパルスをフオト・ダイオー
ド・アレイのシフトレジスタ内で順次移動せしめ
るシフトパルスを光電変換回路13に供給する。
当該信号により、フオト・ダイオード・アレイ
は自己走査を行い、画信号を出力する。画信号
は、当該光電変換回路内にさらに設けられた電流
増幅回路及びサンプル・アンド・ホールド回路
(いずれも図示せず)により増幅及び波形整形さ
れ、二値化回路14へ送られる。
二値化回路では、アナログ信号の形で入力する
画信号が、白又は黒の状態のみを示す二値信号に
変換される。二値化された画信号は、サンプリン
グ回路15においてクロツクパルスと整合され、
さらに直並列変換回路6を経てデータ処理部17
へ送られる。
シリアル−パラレル変換回路16は、1ビツト
単位で送られてくるデータを、当該装置で使われ
ている転送単位ごとの並列データに変換するもの
で、データ処理部の構成によつては省略すること
もできるものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第4図は本発明の動作原理を説明するブロツク
図、第5図はその制御信号波形例図である。
本発明においては、原稿を細分化された矩形の
集合とみなし、これらを適当な規則に従つて入れ
替えることにより、画像変換(暗号化)若しくは
その復元化再生を行なうものである。
図において、21は読み取り部、22はデータ
処理部、23は印刷部である。また22a,22
bはデータ処理部22内に設けられた第1及び第
2のページメモリであり、各々少なくとも原稿一
ページ分の情報を記憶しうる容量を有する。
この装置の一連の動作は次の3ステツプからな
る。
1 読み取り部21において、原稿の画像情報を
二値化した電気信号に変換し、データ処理部2
2内の第1ページメモリ22aに(当該電気信
号に変換された)原稿の画像情報を順次記憶さ
せる。
2 第1ページメモリ22aに格納された前記画
像情報を第2ページメモリ22bに移し替える
に当り、第2ページメモリに格納される画像情
報の配列が、原稿を微小の矩形部分に細分化
し、かつ該矩形部分を予定の規則に従つて入れ
替えたものに等しくなるように、データ処理部
22内の第1、第2ページメモリ間でデータの
転送を行なう。
3 データ処理部の第2ページメモリに格納され
た画像情報ご順次読み出して印刷部23に転送
し、紙等の記録媒体に印刷する。
ここでいう予定の規則は、例えば次のような方
式で定めればよい。
順序x=1,2,3……,nに対して、変換さ
れた順序が、下記の(1)式 ξ=px(mod q) …(1) だたし、p,qは互に素である。
で与えられるようなξを使用する。
例えば、式(1)でx=1,2,……,10,p=
3、q=11とすると x=1のとき ξ=3.1(mod11)=3 x=2 〃 ξ=3.2(mod11)=6 x=3 〃 ξ=3.3(mod11)=9 x=4 〃 ξ=3.4(mod11)=1 x=5のとき ξ=3.5(mod11)=4 x=6 〃 ξ=3.6(mod11)=7 x=7 〃 ξ=3.7(mod11)=10 x=8 〃 ξ=3.8(mod11)=2 x=9 〃 ξ=3.9(mod11)=5 x=10 〃 ξ=3.10(mod11)=8 となり変換された順序 ξ=3,6,9,1,4,7,10,2,5,8
が得られる。
第6,7図は本発明による画像情報の配列入替
え法の概要を示すものである。
第6図の原稿は、図示の16個の小矩形領域に区
分され、これらが予定の順序で入替えられ、第7
図のような変換画像として記録される。明らかな
ように、第7図からは、もとの画像「ア」を推測
することは不可能である。
変換画像をもとの画像に復元再生するには、変
換時と全く逆の操作を行なえばよいことは明らか
である。
すなわち、第7図の変換記録画像を新たな原画
とし、これを図示の16個の小矩形領域に区分し、
それぞれをさきとは反対の予定順序に入れ替えて
やれば、第6図の復元画像が得られる。
第8図は、第4図のデータ処理部22の具体的
な構成例を示すブロツク図である。
31は第1のページメモリ、32は第2のペー
ジメモリであり、ともに少なくとも原稿1ページ
分の情報を収容しうる容量をもつたランダム・ア
クセスメモリ(RAM)である。
33,34は一画線分の情報を記憶しうる容量
をもつたバツフアメモリ、35〜37はアドレス
カウンタ、38〜40はセレクタ、41はセレク
タ38,39の制御回路、42はRAM31から
一画線分の情報がバツフアメモリ33若しくは3
4へ転送されたことを示す信号(以下行転送終了
信号という)を発生する回路、43はフリツプフ
ロツプ、44〜49はゲートである。
また、信号ラインのはクロツクパルス、は
読み取り部から送られてくる入力画像データ、
,は当該装置の動作が前記した1〜3のどの
ステツプにあるかを表示するプロセスステツプ信
号で、例えば第5図で示されるような信号であ
る。
さらに、は画像変換(暗号化)若しくは復元
再生のいずれの作業を行なわせるかを決めるモー
ド指定信号で、当該装置外部より適当な手段によ
つて入力される。
以下、第1、第2、第3の各ステツプにおける
データ処理部の動作について説明する。
第1ステツプ プロセスステツプ信号によつて、RAM31
が書き込み可能な状態にされるとともに、ゲート
46が開かれるので、読み取り部からの入力画像
データはRAM31内のアドレスカウンタ35
の示す格納個所に書き込まれる。
アドレスカウンタ35は、クロツクが入力す
るごとにアドレスを1ずつ順次増加させるよう構
成されたカウンタであり、第1ステツプにおいて
は、セレクタ38を介して、RAM31のアドレ
スを指示している。
当該ステツプにおいては、信号により、
RAM32は書き込み不可の状態にあり、ゲート
47は閉じられている。また信号によりゲート
48,49も同様に閉じられている。
この第1ステツプは、1ページ分の原稿の画像
データが、RAM31に全て格納されたとき終了
する。
第2ステツプ 信号,により、RAM31は書き込み不能
(すなわち読み出し可能)な状態、RAM32は
書き込み可能な状態となり、一方、ゲート47は
開かれて、バツフアメモリ33若しくは34から
の画像データがRAM32に入力しうる状態にな
る。
このときゲート46,48,49は閉じられて
いる。RAM31のアドレス指定は、アドレスカ
ウンタ35,36のいずれか一方によつて行なわ
れ、RAM32のアドレス指定は他方のアドレス
カウンタによつて行なわれる。そしてこの決定は
モード指定信号によつてなされる。
1例として、暗号化を行なう場合にはセレクタ
制御回路41はセレクタ38,39を制御して、
アドレスカウンタ35がRAM31のアドレスを
指定し、アドレスカウンタ36がRAM32のア
ドレスを指定するよう指示する(なお、復元再生
を行なう場合にはその逆となる)。
アドレスカウンタ36は、クロツクパルスが
入力するごとに、アドレスを所定の規則に従つて
変化させるように構成されたカウンタである。
RAM31または32におけるアドレス指定順
序は、分割された小矩形区分の入替規則を特定す
れば一義的な決まる。入替規則としては、前記(1)
式を用いることができる。
第9図は、原稿の画像Aを縦、横それぞれ6分
割して得られる36の格子状ブロツクを、式(1)の規
則に従つて入れ替えることにより、変換画像Bが
得られる状態を示すものである。
原画像Aにおいて位置ξ,ηにあつたブロツク
は、変換画像Bにおいては、位置x,yに移され
る。すなわち、変換画像Bの位置x,yにくるべ
きブロツクは、原画像Aにおいて位置ξ,ηにあ
つたもので、両位置の関係は、 ξ=p1x(mod q1) ただし、p1,q1は互に素 η=p2y(mod q2) ただし、p2,q2は互に素 x=1,2,3……m y=1,2 ……n ξ=1,2,3……m η=1,2,3……n m=n=6 p1=5 p2=11 q1=q2=7 で与えられる。
このようなアドレス指定を行なうためには、第
8図のアドレスカウンタ35,36を、第10図
に示したように、アドレスカウンタ25とROM
26で構成し、ROM26に、前記変換規則にし
たがつたアドレスデータを記憶しておけばよい。
クロツクの入来に応じて、カウンタ25が
ROM26のアドレスを順次指定すると、そのア
ドレスに記憶されているデータ―すなわち、
RAM(第8図の31,32)のアドレス指定信
号が読み出され、予定の順序で画像信号の読み出
し、書き込みが行なわれる。
原稿画像の変換、すなわち暗号化を行なう場合
にはアドレスカウンタ35によつて、また復元化
を行なう場合にはアドレスカウンタ36によつて
アドレスの指定をうける。それ故に、RAM31
から読み出された一画線分の画像データは、フリ
ツプフロツプ43によつて指定されたバツフアメ
モリ33若しくは34のいずれか一方に書き込ま
れる。
同時に、他方のバツフアメモリからは、その直
前に書き込まれたRAM31からの画像データ
が、順次読み出されてRAM32に転送される。
このときバツフアメモリ33および34は、アド
レスカウンタ37によつてアドレス指定される。
アドレスカウンタ37がバツフアメモリ33及
び34の最終アドレスを指定すると、行転送終了
信号発生回路42から、行転送終了信号が出力さ
れ、この信号によつて、フリツプフロツプ43は
その出力を反転する。
これにより、バツフアメモリ33,34のうち
今まで書き込み可能状態にあつたものは書き込み
不能状態に、また逆に書き込み不能状態にあつた
ものは書き込み可能状態に変化する。
同時に、書き込み可能状態に変化したバツフア
メモリに、RAM31からの画像データが転送さ
れうるように、ゲート44,45の開閉状態が反
転する。このように、各バツフアメモリ33,3
4の書き込み読み出しの状態は、一画線分の画像
データが転送されるたび反転する。
これと同時に、セレクタ40は、書き込み不能
状態になつたバツフアメモリから読み出される画
像データが、RAM32に転送されうるように、
その接続状態を反転させる。
RAM32に転送された画像データの格納個所
の指定(アドレス指定)は、アドレスカウンタ3
5若しくは36のいずれかによつて行なわれる。
アドレスカウンタの選択は、セレクタ39により
行なわれる。
すなわち、原画像を変換して暗号化するモード
にあつてはアドレスカウンタ36が、また、暗号
化した画像を復元再生するモードにあつてはアド
レスカウンタ35が、それぞれRAM32のアド
レスを指定するように、セレクタ39は選択動作
を行なう。
セレクタ39はセレクタ制御回路41によつて
制御される。
RAM31に格納されている画像データが、上
記した手順に従つて、RAM32に全て転送され
たとき第2ステツプは終了する。
第3ステツプ この段階では、RAM32は書き込み不能、す
なわち、読み出し可能状態となり、ゲート48,
49が開かれる。その結果、RAM32から読み
出された出力画像データ(vi)は記録または印刷部2
3へ送られる。このとき、RAM32におけるア
ドレス指定は、アドレスカウンタ35によつて行
なわれる。
従つて、RAM32に記憶された画像データは
順次記録部へと送られ、適当な記録または表示手
段によつて可視化される。
以上に述べた実施例では、画面を格子状のブロ
ツクに分割して入れ替えを行なつたが、本発明
は、画線の順序を入れ替えることによつても実施
できる。
入れ替えの行なわれる範囲や単位画線数を適当
に選定することにより、大容量のメモリを不要と
することができ、また処理時間も短縮できる。
第11図は、画線順序入替法により画像変換記
録を行なうデータ処理部の構成例を示すブロツク
図である。
この例では、連続する8画線を一群(単位)と
し、その中で順序を適当に入れ替えて変換(暗号
化)する。
図においてはクロツクパルス、は読み取り
部より送られてくる入力画像データ、(vi)は当該デ
ータ処理部で変換された出力画像データを表わ
す。
51は、各画線の画像データの当該データ処理
部の入出力に先立つて先頭アドレスを指定するよ
うセツトされ、クロツクパルスが入るたびに、一
画線分ずつ、バツフアメモリ67a〜h,68a
〜hのアドレスを順次指定するアドレスカウンタ
である。
52は、一画線分の画像データが当該データ処
理部に入出力されるたびに、パルスを発生する同
期パルス発生器、53は当該同期パルスを計数
し、n(この例では8)パルス計測するたびに再
セツトされるカウンタである。
54は、n(この例では8)画線に相当する画
像の当該データ処理部への入出力が行なわれるた
びに、パルスを発生するパルス発生器、55は、
フリツプフロツプからなり、パルス発生器54か
らパルスが発生されるたびに出力を反転させ、セ
レクタ59,60を制御するセレクタ制御回路で
ある。
56は、カウンタ53の出力状態に応じて、バ
ツフアメモリ67a〜h又は68a〜hのいずれ
か一方が、aから順に書き込み可能状態となるよ
うにセレクタ60の接続状態を制御するセレクタ
制御回路である。
57は、カウンタ53の出力状態に応じて、読
み出しが行なわれるべき一画線バツフアメモリ6
7a〜h又は68a〜hのいずれか一方を、適当
な順序で選択するように、セレクタ61及び62
を御するセレクタ制御回路である。
また、58は遅延回路、63,64はゲート、
65a〜h,66a〜hはゲート、19a〜h,
20a〜hはゲートを表わす。
読み取り部から転送されてきた入力画像データ
は、各画線ごとにバツフアメモリ67a〜h,
68a〜hに一旦記憶される。
その際、一方の群に属するバツフアメモリのa
〜hに、読み取り部から転送されてきた入力画像
データが各画線ごとに書込まれている期間中に、
他方の群に属するバツフアメモリa〜hからは、
画像データが読み出され、記録部へ転送される。
前記各バツフアメモリ群の書き込み又は読み出
し状態は、8画線分に相当する画像データが当該
データ処理部へ入出力するごとに、交互に変化
し、これをくり返すことにより原画像の変化や、
その復元再生が行なわれる。
いま、読み取り部から転送されてきた入力画像
データが、第1群バツフアメモリ67a〜hに
書き込まれると仮定する。
このとき、セレクタ60は、セレクタ制御回路
56によつて、aから順にhまで指定するように
制御される。各バツフアメモリ内のアドレスの指
定は、アドレスカウンタ51によつて行なわれ
る。
一方、このとき、第2群バツフアメモリ68a
〜hにおいては、アドレスカウンタ51で指定さ
れるアドレスに格納されているデータが順次読み
出され、セレクタ62に入力される。
セレクタ62は、各バツフアメモリ67a〜h
から読み出されたデータのうち、セレクタ制御回
路57の指定に係るもののみを選択し、セレクタ
59へと送り出す。セレクタ制御回路57は、バ
ツフアメモリ68a〜hを予定の順序に指定す
る。
ここでいう予定の順序とは、セレクタ60が、
セレクタ制御回路55の指定する群(上記の仮定
においては第1群)について、セレクタ制御回路
56の指示によりa,b,c,d,e,f,g,
hの順に選択動作を行ない、これをくり返すのに
対し、セレクタ61,62がセレクタ制御回路5
7によつて例えばd,g,c,h,a,f,b,
e、あるいはe,f,g,h,a,b,c,dな
どの順、すなわち、セレクタ制御回路56の指示
する順序とは異なるように、予め定められた順序
を意味する。
セレクタ59は、セレクタ61及び62から送
られてくるデータのうち、上記仮定の下では、セ
レクタ62からのものを選択して記録部へ転送す
るように、セレクタ制御回路55の指示をうけ
る。8画線分のデータが転送されると、第1群及
び第2群の状態は反転する。
このようにして、読み取り部から入力した画像
データは、連続する8画線内で、画線単位で順
序が入れ替えられ、出力画像データ(vi)としてセレ
クタ59から出力され、これによつて変換(暗号
化)された記録画像が得られる。
第12図は、第11図の装置を変換(暗号化)
モードと復元再生モードに切換えるようにするた
めの1手段を示すブロツク図である。同図におい
て、第11図と同一の符号は同一部分をあらわ
す。
57Aはセレクタ制御回路、69はセレクタ、
Mはモード指定信号である。
外部から加えられるモード指定信号Mに応じ
て、変換モードの場合は、セレクタ69が制御回
路57の信号を選択するので、前述のような画像
変換動作が行なわれる。一方、復元再生モードの
場合は制御回路57Aの信号が選択され、これに
よつてセレクタ61,62が制御されて復元再生
動作が行なわれる。
前記したn本の画線群内での画線順序入替えに
加えて、n本ごとに走査方向を反転するようにす
れば、より一層複雑な変換が可能である。第13
図はこの変換状態を示す概念図である。このため
のデータ処理部のブロツク図を第14図に示す。
第11図と比較すれば明らかなように、本実施
例は、 (1) バツフアメモリ68a〜hのアドレスを、最
終アドレスから逆方向に順次さかのぼるように
指定するアドレスカウンタ51Aと、 (2) セレクタ制御回路55によつて、第2群のバ
ツフアメモリに格納されているデータが読み出
されて記録部へ転送されているときのみ、第2
群に属するバツフアメモリ68a〜hが、アド
レスカウンタ51Aによつてアドレス指定を受
けるように、アドレスカウンタの選択を行なう
セレクタ70とを、 第11図の装置に付加したものである。したが
つて、その動作については、何らの説明を必要と
せず、容易に理解されるであろう。なお、この場
合は、画線群内での順序入替えは行なわず、単に
走査方向を反転するだけでもよい。
また、第11図および第14図は、一画線単位
で順次入替えを行なうものとして説明したが、当
該構成によつて、数画線単位で入替えを行なうこ
とも可能である。
すなわち、セレクタ制御回路の指定順序が、例
えばc,d,a,b,g,h,e,fとなつた場
合は、2画線単位で入れ替えを行なうことにな
る。また、e,f,g,h,a,b,c,dとな
つた場合は4画線単位で入れ替えが行なわれるこ
とになる。
以上の説明から明らかなように、本発明の画像
変換装置は、原稿文書画を最小分解単位である1
ビツト毎に処理するのではなく、時間的または空
間的に連続した複数のビツトの「束」又は「ブロ
ツク」を単位として配置換えを行なうことを特徴
としている。
従つて、ビツト毎の場合に較べて高速処理が可
能となる。しかも、この様にした方が復元品質も
よく、ノイズの発生も少ないという効果を生ず
る。
第15図は、画信号の示す画像を記録紙に記録
する手段を、静電記録装置で構成した一具体例で
ある。このような装置は既に公知であるので、こ
こでは、その概略のみを説明する。
データ処理部より送られてきた画信号S及びク
ロツクパルスCは、各々信号分配回路89及びタ
イミング制御回路90に入力する。信号分配回路
89は、多針電極82を構成する各電極、又は二
以上の電極を接続してなる電極群に、順次入力し
た画信号を分配する。
このときのタイミング制御は、タイミング制御
回路90から供給されるクロツクパルスによつて
行なわれる。信号分配回路89によつて各電極又
は各電極群に分配された画信号は、高圧スイツチ
ング回路91に入力し、画信号に応じて高圧が各
電極又は各電極群に発生する。
他方、タイミング制御回路90は電極選択回路
92にタイミング信号を供給し、電極選択回路9
2は該信号が入力するたびに接地すべき背面電極
83iを選択する。従つて、選択された背面電極
と等該背面電極に対向する多針電極側の各電極の
いずれかに高圧が印加されていれば、該電極との
間で高圧が発生する。
例えば、多針電極82と背面電極83とが、第
16図に示されたようなものである場合において
は、タイミング制御回路90からクロツクパルス
が供給されるたびに、信号分配回路89は、画信
号Sを電極群82a,82b……の順序でつぎつ
ぎと分配し、これをくり返す。
これと同時に、タイミング制御回路90は、信
号分配回路89に供給するクロツクパルスについ
て、4パルスごとに、背面電極を83a,83b
……83fの順に選択し、選択した背面電極を接
地する。また、多針電極の電極群82a,82b
……には、前記したように、画信号に応じて高圧
が印加される。
従つて、多針電極を構成する各電極は、クロツ
クパルスの当該記録部への供給とともに左から右
へと走査され、そのときの画信号に対応した電圧
が対向する背面電極との間で発生することにな
る。
一方、静電記録紙81は、第15図に示すよう
に、ローラ86,87によつて矢印で示す方向に
搬送されている。そして、その途中、多針電極8
2と背面電極83との間を通過する際に、前述の
ように、当該両電極によつて画信号の白黒二値の
レベルに対応した電荷が付与され、静電潜像が記
録紙81の表面に形成される。
この静電潜像は、磁気ブラシ現像装置84によ
つて現像されることにより、着色性粒子像に変換
される。前記着色性粒子像は定着装置85により
熱定着されて、安定した可視像となつて記録され
る。
以上のようにして記録された変換画像を、復元
再生する場合の読取り走査は、原稿画像を変換す
る場合のそれと完全に一致させる必要がある。
このためには、第17図に示すようなくさびマ
ークM1や基準線M2などの基準位置マークを変
換画像の記録と同時、あるいは事前に記録紙に記
録しておき、復元再生時には、このマークを基準
にして原画の位置合せを行なうようにするのがよ
い。
前記基準位置マークの変換画像との同時記録
は、例えば、第8図の第2ページメモリ(RAM
32)の該当番地に前記マークを表わす情報を固
定的に記憶しておくことによつて、容易に実施す
ることができる。
以上から明らかなように、本発明によれば原稿
文書画を紙上より電子信号として読取り、その読
取つた信号を処理することにより、原画像とは全
く異なつて一見意味の分らない変換文書画を紙上
に印刷出力することができる。
更に、その変換された文書画を紙上より電子信
号として読取り、その読取つた信号に、さきの変
換処理と逆の処理(復元化処理)を施して、元の
意味の分る原稿文書画を復元し、紙上に印刷出力
することができる。
このように、本発明は文書画の保管、輸送の
間、情報を変換―いわば暗号化して、その機密を
保つのに極めて好適である。
本発明装置の利点を列挙するとつぎのとおりで
ある。
変換像の記録媒体として、普通は、原情報と
同サイズの紙を使用できるので、原情報と変換
像記録媒体に物理的に1対1対応であり、非変
換文書画と共存的に輸送、保管をすることがで
きる。
上記のように、非変換文書画と共存的に取扱
えるので、複数本の原文書画のうち一部の数枚
のみを変換した場合にも管理が簡便である。
従来の文書画と同一規格の紙を媒体としてい
るので、書類函、かばん、フアイル・キヤビネ
ツト、事務机の引出し等、従来の事務用品をそ
のまま変換文書画の輸送、保管のために使用で
きる。
変換像記録媒体が原情報と同規格の紙である
ので、一枚の原文書画のうちの一部のみを変換
し、残部を非交換文書画、すなわち原文書画と
することも可能であり、きめの細かい応用を行
なうことができる。
本発明の装置を、像変換モードにしないで使
用すると、従来の複写機と同一の目的に使用で
きる。従つて、本発明の装置を複写機として事
務所に設置していれば、特別の装置を使用しな
いで像変換およびその復元をすることができ
る。
変換方式は復元の難易に応じて、その都度変
数を自由に設定することなどにより、数多くの
選択を行なうことができるので、他人による復
元、再生は極度に困難である。
変換方式はその都度、その方式自体も容易に
変更することができるので長時間にわたつて使
用できる。
磁気テープなどと違い、普通の事務用の紙を
媒体として使用し、普通の複写機と類似の操作
で使用できるので、何ら熟練を要せず、容易に
使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原画像を電気信号に変換する装置の1
例を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図は
原画像・電気信号変換回路の1例を示すブロツク
図、第4図は本発明の動作原理を説明するための
ブロツク図、第5図はその制御波形例図、第6,
7,9,13図はそれぞれ本発明による画像情報
の配列入替の概要を示す図、第8,11,14図
はそれぞれ本発明のデータ処理部の構成例図、第
10図は本発明に用いるアドレスカウンタの構成
例図、第12図は変換モード切換回路の1例を示
すブロツク図、第15図は画像記録装置の1例を
示すブロツク図、第16図はその電極結線の1例
を示す回路図、第17図は記録紙上の基準マーク
の1例を示す図である。 13……光電変換回路、14……二値化回路、
15……サンプリング回路、17,22……デー
タ処理部、31,32……RAM、33,34…
…バツフアメモリ、35〜37……アドレスカウ
ンタ、38〜40……セレクタ、41……セレク
タ制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原画像を走査し、画素ごとに一連の電気的画
    信号に変換する画像読取部と、前記電気的画信号
    をその読取走査順序にしたがつて記憶する第1の
    ページメモリと、原画像を格子状に区分し、その
    一区分を単位として、前記第1のページメモリへ
    の記憶時とは異なる、予め定められた順序で、前
    記ページメモリの記憶内容を記憶すると共に、そ
    の予定の固定番地に基準位置マークを表わす情報
    を記憶した第2のページメモリと、前記第2のペ
    ージメモリの記憶内容を通常の走査順序で読出す
    手段と、前記第2のページメモリからの読出し情
    報にしたがつて記録紙上に変換画像を記録する手
    段とを具備したことを特徴とする画像変換記録装
    置。 2 電気的画信号の順序の入替が、複数の画線を
    1群とし、群内での画線順序の入替により行なわ
    れることを特徴とする第1項記載の画像変換記録
    装置。 3 電気的画信号の順序の入替が、複数の画線を
    1群とし、群ごとの画線方向の逆転により行なわ
    れることを特徴とする第1または第2項のいずれ
    かに記載の画像変換記録装置。
JP58132865A 1983-07-22 1983-07-22 画像変換記録装置 Granted JPS5932243A (ja)

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JP58132865A JPS5932243A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 画像変換記録装置

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JPS5932243A JPS5932243A (ja) 1984-02-21
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JPS62295573A (ja) * 1986-06-14 1987-12-22 Minolta Camera Co Ltd 画像機密化方法及びドツト式プリンタ及び機密化画像読取光学プレ−ト
JP2551648Y2 (ja) * 1992-04-01 1997-10-27 住友金属工業株式会社 塗装用ノズルの位置調整装置

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