JPH01250396A - ポリペプチドの製造方法 - Google Patents

ポリペプチドの製造方法

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JPH01250396A
JPH01250396A JP63080116A JP8011688A JPH01250396A JP H01250396 A JPH01250396 A JP H01250396A JP 63080116 A JP63080116 A JP 63080116A JP 8011688 A JP8011688 A JP 8011688A JP H01250396 A JPH01250396 A JP H01250396A
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矢島 治明
Nobutaka Fujii
信孝 藤井
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリペプチドの製造方法に関し、特にはTyr
とSerおよび/またはThr残基を有するポリペプチ
ドのTyrのOH基を選択的に硫酸化する方法に関する
ものである。
(従来の技術) ポリペプチドは遺伝子操作の研究対象となるタンパク質
として近年大いに注目され、各種のポリペプチドが合成
されている。この合成法としては同相法と液相法が知ら
れているが、固相法は得られるペプチドの純度が低く、
最終工程での積装に多くの困難があるため工業的製法と
しては適当でない、一方、液相法にはステップワイズ法
とフラグメント縮合法があるが、前者は固相法と同様に
生成物のaSが困難であるため、後者のフラグメント縮
合法が多く利用されている。フラグメント縮合法は合成
をフラグメントごとに分割できるので損失が少なくでき
、最終生成物の純度も高く、生成しやすい利点を持つ反
面、縮合反応においてC末端アミノ酸残基がラセミ化を
受けやすい欠点を伴うため、フラグメントの組合せをど
のように選ぶかが重要である。
これまで、ポリペプチドとしてヒトコレシストキニン(
hCCK−33)をフラグメント縮合法で全合成する試
みがなされてきたが、いずれも成功していない、その理
由は保護基を有する複数個のフラグメントを順次アジド
縮合させる場合に、アミノ酸残基(SerまたはThr
)の存在下にTyr残基のみを選択的に硫酸化する試薬
がなく、かつ試薬による硫酸化は目的とするTyr−O
Hに起こらず、優先的に5er−OHまたはThr−0
)1に起こるためである。
本発明者らはこの点について種々検討の結果、塩基性条
件下において脱保護可能なアミノ基およびTyr残基を
選択的に硫酸化できる試薬と方法を見出し本発明を完成
することができた。
(発明の構成) 本発明はTyrとSerおよび/またはThr残基を有
する出発物質としてのポリペプチドのアミノ基を塩基性
条件下において脱離可能なアミノ保護基で保護し、Se
rおよび/またはThr残基のOH基をマスキングした
のち脱保護してTyr残基のOH基を選択的に硫酸化す
ることを特徴とするポリペプチドの製造方法を要旨とす
るものである。
以下、本発明の詳細な説明するが、この説明において用
いたアミノ酸はグリシンを除きいずれもL型のものであ
り、アミノ酸の略号は英文3文字による一般の用法に従
い、その他の略号は次の通りである。
Bzl :ベンジル CHA ニジクロヘキシルアミン Chp ニジクロヘプチル Cl2−Bzl : 2,6−ジクロロベンジルDCH
A ニジシクロヘキシルアミン DMF ニジメチルホルムアミド DNSOニジメチルスルホキシド EDT :エタンジチオール Fmoc : 9−フルオレニルメチルオキシカルボニ
ルHMPA :ヘキサメチルホスホアミドMts :メ
シチレンー2−スルホニルNMM : N−メチルモル
ホリン (0):スルホキシド Su : N−ヒドロキシサクシンイミジルTEAニト
リエチルアミン TFAニトリフルオロ酢酸 T)IF :テトラヒドロフラン TMSOTf : トリメチルシリルトリフルオロメタ
ンスルホネート tBuPh2Si : tert−ブチルジフェニルシ
リルtBuMeSi : tert−ブチルジメチルシ
リルMe2Siニトリメチルシリル 2:ベンジルオキシカルボニル Z(OMe) : p−メトキシベンジルオキシカルボ
ニル本発明の方法はTyrとSerおよび/またはTh
r残基を有するポリペプチドを出発物質とするのであり
、ヒトコレシストキニン(hCCK−33)の未硫酸化
形がこれに該当する。
したがって、以下フラグメント縮合法によるhccX−
33の合成を例として本発明を説明する。
本発明の方法は次の3段階の工程からなる。すなわち、
第1段階は保護基を有するhCCK−33の合成、第2
段階は保護基の除去・脱離による硫酸化されていないh
CCK−33の取得、そして第3段階はTyr残基の選
択的硫酸化である。
第1段階においては第1図に示すように下記7個のポリ
ペプチドフラグメントを順次アジド法で縮合させること
によって保護基を有するhCCK−33が合成される。
(1) If−Asp (OChp)−Arg (Mt
s)−Asp (OChp)−Tyr−Met (0)
−Gly−Trp (Mts)−Met (0)−As
p (OChp)−Phe−N)l。
(2)Z(OMe)−His−Arg(Mts)−11
e−5er−NHNH。
(3)Z(Oi4e)−Asp(OBzl)−Pro−
Set(Bzl)−NON)l。
(4)Z(OMe)−Asn−Lau−Gin−Asn
−Leu−NHNH。
(5)Z(OMe)−3ar(Bzl)−11s−Va
l−Lys(Z)−NHNH。
(6) Z (OMs)−Gly−Arg (Mts)
−Met (0) −NHNH。
(7)Z(OMa)−Lys(Z)−Ala−Pro−
5et−NHNH。
この場合フラグメント(1)は第2図に示すように、最
初にTyr (C1i−Bzl)を用い、 Suエステ
ル法によりZ(OMa)−Tyr(C1,−Bzl)−
0Hを、Z(OMe)−Mat(0)−Gly−Trp
 (Mts)−Mat (0)−Asp (OChp)
−Phe−NH,のTFA処理試料と縮合させることに
よって得られる。
第2図の方法で得られたC末端デカペプチドアミド(1
)(位置24〜33)から出発して各フラグメントを順
次縮合させる場合、 DMF−DMSO−HMPA (
1:1:1)を用いてフラグメントを溶解し、アシル成
分を1.5〜5当量用いて反応の完結に努めた。過剰の
アシル成分を用いたが、各反応は過アシル化することな
く、スムースに進行した0反応後過剰のアシル成分は再
沈殿法ないしはゲルろ過によって精製した。
酸加水分解の生成物中のアミノ酸組成比は第1表に示す
通りである。これによって保護されたhCCK−33を
合成するルートが確立できた。
第2段階として保護されたhCCK−33からすべての
保護基を除いて硫酸化されていないhCCK−33を得
た。保護基を除くに先立って、Mat(0)残基をフェ
ニルチオトリメチルシランで処理してNetに還元し、
還元されたペプチドをTMSOTf−チオアニソール/
 TFAで処理して、すべての保護基を除いた。
保護基を除去したペプチドを5ephadex G−2
5を用いてゲルろ過し、重炭酸アンモニウム緩衝液を使
用してCM−トリスアクリルN上でイオン交換クロマト
グラフィーを行った0合成された硫酸化されていないh
CCに−33の均質性を、6N塩酸による加水分解後の
アミノ酸分析と逆相系カラムを用いた1+PLCによっ
て確かめた。
次に第3段階としてTyr残基を選択的に硫酸化するの
であるが、このためにTyr、 Ser、 Trp、 
Net。
flusおよびLysについて若干のモデル実験を行っ
た。
本発明者らはこのモデル実験から5er−OHがTyr
−〇(1より遥かに速い速度でシリル化されることを発
見した。ピリジン−5oJJ体で行う硫酸化の条件下2
4時間後の時点で、Set(Me2Si)誘導体および
Set(tBuMesi)誘導体は分解されるが、5e
r(tBuPh2Si)誘導体はそのままの形で残るこ
とがわかり、シリル化剤としてtBuPh2Si塩化物
を選択するに至った。
tBuPh2Si塩化物によるZ(OMa)−5er−
0阿eのシリル化はイミダゾールの存在下で30分以内
に定量的に進行した。一方、この条件でTyr−OHは
一部シリル化されるのであるが、水冷下フェノール化合
物の添加によりこれを抑制できることが判った。フェノ
ール化合物として3種類を選んで試験を行ったが。
この中でフェノールが最も良い結果を与えた。
第3図に示されるように、フェノール(20当量)の添
加はTyr−OHのシリル化を4錦から31%(4時間
後)に抑制する。 tBuPh2Si基はDMF中のI
Mのテトラブチルアンモニウムふっ化物(Bu4NF)
による簡単な処理(0℃、60分)で分解されることが
知られているが、こ九に対してTyr(So、H)はこ
のハード塩基処理の下に安定であった。薄層クロマトグ
ラフィー(TLC)で検査したところ、シリル化および
脱シリル化の条件の下にHis、 MrtおよびTrp
は不変に残っていた。これらのモデル実験から5et−
OHの存在下でのTyr−OHの優先的硫酸化はtBu
Ph、si基による5et−OHの水酸基の可逆的マス
キングによって行われると結論された。なお、Thrは
hccに一33中には無い。
1970年にカルピノ(Carpino)とハン(Ha
n)により塩基で除去可能なアミノ保護基として紹介さ
れたFmoc基は、DMF中のIMのBu、NFによる
処理で。
tBuPh2Si基と共に分解されることがわかったの
で、本発明ではa酸化に先立って二つのLys残基(位
=1.11)のα−およびε−アミノ官能基をF脂oc
基でマスクした。 TLCで検査すると、TyrのFa
+oc−OSuによる部分的アシル化はフェノールの添
加により効果的に抑制されていた。
最近になって、アセチル硫酸ピリジニウム(PAS試薬
)がペンダ(Penka)らによって硫酸化剤として紹
介された。この試薬はペンダらによりDMF−ピリジン
中で、シラン(にurano)らによりTFA中で、S
’er−OHをそれぞれアセチル基またはフェノキシア
セチル基でマスクした後、ブタCCK−33の製造に使
用された。
Tyr(So、H)の機工安定性および本発明の場合の
未硫酸化hCCK−33中のマスクされていないTrp
残基の存在を考慮して、本発明では塩基性の条件下にT
yr残基を硫酸化した。 DMF中のピリジンの存在の
下では、ピリジン−So、 9体はPAS試薬よりも容
易にZ (OMe)−Tyr−OMeを硫酸化した(第
4図)。
Z (OMa)−5ar−OMeの硫酸化反応でも同様
の傾向が観察された。 TLCで検査すると、Hisは
ピリジン−8O3錯体により部分的に硫酸化されていた
が(4時間後、32%)水の添加により60分以内に定
量的にHisが再生された。硫酸化の間のMatの部分
的酸化およびTrpの変化を抑制するにはIEDTの使
用が有効であった。第4回はDMF−ピリジン中でのピ
リジン−803錯体またはアセチル硫酸ピリジニウムに
よるZ(OMe)−Tyr−OMeおよびZ (OMe
)−9ar−OMgの硫酸化を示すものである。
これらのモデル実験の後、第1図および第5図に示すよ
うに、前記未硫酸化形のhCCK−33に対し、次の反
応を逐次行わせて硫酸化hCCX−33に添加させた。
: 1)TEAの存在下にFmoc−O5uで処理して、す
べてのアミノ官能基を保護した(0℃、2時間)。
Tyr残基を保護するためにフェノールを加えた。
2)イミダゾールの存在下にtBuPb、5x−C1で
処理して、4個の5et−OH官能基を優先的に保護し
た(4℃、 14時間、モデル実験より長い時間)、フ
ェノールを加えてTyr残基のシリル化を最小にした。
3)20%のピリジンを含むDMF中のピリジン−8O
2錯体での処理によりTyr−OHを硫酸化(25℃、
24時間)し、EDTを加えてNetとTrρを保護し
た。
4)DMF中のIMのBu4NFで処理して、tBuP
h2Si保護基とFn+oc保護基を除去した(4℃、
1時間。
次いで25℃、1時間)、 EDTを添加してF+*o
c基から由来するジベンゾフルペンをクエンチングさせ
た。
このようにして硫酸化されたhCCK−33の粗試料を
、0.2MのNi148CO3緩衝液による傾斜溶離法
を用いてCトドリスアクリルS上でイオン交換クロマト
グラフィーにかけ1次いで0.1MのAc0NH4溶液
中のMeCN (31%)を用いるアイソクラチックエ
ル−ジョン(isocratic elution)に
よるAsahipakODP−50カラムでの1(PL
Cで精製した。前者の精製は過度に硫酸化されたhCC
Kと未硫、酸化hCCKを除去するのに有効であった。
このHPLCカラムでは、YMC−005302カラム
より、所望の生成物の分離がより良好であった。総合収
率は未硫酸化hccに−33より計算して15%であっ
た。収率は用いられたシリル化条件に全く依存するよう
に思われる。最適のシリル化条件は確認されていないが
シリル化を25℃、3時間で行ったときの収率は13%
であった。
このようにして得られた合成hCCK−33の純度は分
析的HPLCと酸加水分解後のアミノ酸分析によって確
かめられた。 ryr(SOi−)の存在はロイシン−
アミノペプチダーゼ(LAP)消化によって確認された
合成hCCK−33は並行して合成hCCに−8による
バイオアッセイにかけられ、活性が測定された。バイオ
アッセイはベンドパルビタールで麻酔された雑種犬(n
 =4)におけるすい臓毛細血管流とすい臓のタンパク
質放出で行われた。すい臓毛細血管の血液流はレーザー
ドツプラー潅流モニターで測定し、すい臓のタンパク質
の濃度はローリ(Lovry)らの方法で測られた。
大腿静脈カテーテルを経て、合成hCCK−33および
CCK−8のBo1us注射(1,0,3,125,6
,25,12,5,25,50,100,200ピコモ
ル/kg・体重)が60分の間隔を置いて与えられた。
すい臓血管流は合成hccに−33の投与により、用量
に従って増加した。
すい臓のタンパク質放出も合成hCCK−33の投与に
より、用量に従って増加した。 3.125ピコモル/
眩の最小用量で増加効果がl1lI察された。最大の効
果は用量200ピコモル/kgでl1151された。す
い臓毛細血管血液流およびすい臓のタンパク質放出に対
する影響に関しては、モル量を基準として1合成hCC
K−33の活性が合成CCK−8の活性の921であっ
た。ラットの生体標本における胃酸、ペプシン放出、す
い臓分泌から見ると、合成hCCK−33はモル基準で
CCK−8の約2ないし3倍強力であった。切離された
モルモットの胃組織からペプシノーゲン分泌の刺激にお
いては、モル基準で合成hCCK−33はCCK−8と
同程度に有効であった0モル基準でCCK−8は全ブタ
CCK−33分子の2.5倍強力であった。従って、本
発明による合成hCCK−33は天然のブタCCK−3
3の活性に匹敵するか、これより高い活性を持つものと
判断できる。前記犬アッセイ系では、未硫酸化hccl
−33の活性はCCK−8の活性(モル基準で1とする
)に対する比が0.074であったので、CCKの生体
活性にとって分子の硫酸部分が重要な役割をしているこ
とが確かめられた。
第6図は麻酔された犬における3種のCCK−ペプチド
に応答したすい臓のタンパク質放出の増加を示すもので
ある。
本発明によれば、ペンダおよびフラノらによって報告さ
れたブタCCK−33の合成と異なり、ペプチドを強塩
基にさらすことなく、高度に活性なhCCに一33製品
を得ることができる。
(実施例) つぎに本発明の方法によるヒトコレシストキニンhcc
K−33の合成について実施例を挙げてさらに具体的に
説明する。
なお、検値はシリカゲル(メルク社製キーゼルゲルG)
上の薄相クロマトグラフィー(TLC)にて下記混合溶
媒を用いて測定したものである。
R,:n−BuOH−AcOH−AcOET−H,O(
1:1:1:1)ニンヒドリン発色の強さは島津二波長
TLCスキャナー型C5−900で測定した。 Fab
−MSスペクトルはFABイオン源とJEOL JM 
HX−100:重収束質量分析計で得た。 LAPはシ
グマ社Lot Noルー6007で、 CCK−8はタ
ンパク質研究所から購入し、HPLCはVatars2
04 modelで行った。肝臓毛細管血液流はレーザ
ードツプラー権流モニター(米国ワシントン州シアトル
モデルパシフイソク社のモデルLD5000)を使用し
た。
「洗浄操作」は特記しない限り溶媒を蒸発した後、残滓
を5%クエン酸およびエーテルで処理し、得られた粉末
を5%クエン酸、5%NaHCO,,および水で洗い、
適当な溶媒から再結晶または沈殿させる操作を意味する (1)  Z(OMe)−Tyr(C1,−Bzl)−
Mat(0)−Gly−Trp(Mts)−Mat(0
)−Agp(OChp)−Phe−NH,(1)(位置
27〜33)の製法 TFAで処理したZ (OMe)−Met (0)−G
ly−Trp (Mts)−Net (0)−Asp 
(OChp)−Pha−NH,(4、57g、3.63
ミリモル)を、TEA(0,51a Q、1当量)を含
むDMF(25mΩ)中に溶解し、次いでZ(Owg)
−Tyr(C12−Bzl)−0Su(2,62g、1
.2当量)及びNMM(0,4On+ Q、1当量)を
加え、混合物を一夜かきまぜた8生成物を、洗浄操作と
、次にAc0Etを含むDNFから沈殿させることによ
り精製した:収量5.26 g (92%)、R,10
,64,物理的定数と分析データは、保護された中間体
のそれらのものと共に、第2表に示されている。
(2)  Z(OMe)−Asp(OChp)−Tyr
(C1,−Bzl)−Met(0)−Gly−Trp 
(Mts)−Met (0)−Asp (OChp)−
Phe−NH,(1) (位置26〜33)の製造 前記7個残基のペプチドアミドのTFAで処理した試料
(4,95g、 3.13ミリモル)を、 TEA(0
,43rmn 。
1゛当量)を含むDMF(30m Q )中に溶解し、
次にTI(F(15i Q )中のZ(OMe)−As
p(OChp)−0Su(DCHA塩2.70 g 。
1.5当量から調製〕とNMM(0,41m12 、1
.2当量)を添加し、混合物を一夜かきまぜた。生成物
に洗浄操作を施し1次いでAc0Etを含む[1MFか
ら沈殿させて、精製した:収量5.23 g (90%
)、 R,、0,75゜(3)  Z(OMa)−Ar
g(Mts)−Asp(OChp)−Tyr(C1,−
Bzl)−Met (0)−Gly−Trp (Mts
)−Mat (0)−Asp (OChp)−Phe−
NH。
〔1〕(位置25〜33)の製造 前記8個残基のペプチドアミドのTFAで処理した試料
(4,75g、 2.65ミリモル)を、TEA(0,
37m Q 。
1当量)を含むDMF(30m A )中に溶解し、次
いでTHF(20ra Q )中の2(0阿e)−Ar
g (Nts)−0Su (CHA塩3.28 g 。
2当量から調製)とNMM(0,35m1.1.2当量
)を加え。
混合物を一夜かきまぜた。生成物に洗浄操作を施して、
次いでAc0Etを含むDMFから沈殿させて精製した
:収量4.15 g (74%)、R,LO,78゜(
4)  Z(OMe)−Asp(OChp)−Arg(
Mts)−Asp(0(:hp)−Tyr(CI、−B
zl) −Met (0)−Gly−Trp−(Mts
)−Met (0)−Asp(OChp)−Phe−H
,(1)(位[24〜33)の製造前記9個残基のペプ
チドアミドのTEAで処理した試料(4,15g、1.
95ミリモル)をTEA(0,27m Q、1当量)を
含むDMF(40+++ Q )中に溶解し、次いでT
IIF(15m Q )中のZ(OMe)−Asp(O
Chp−OSu(DCHA塩1.68 g 。
1゜5当量から調製とNMM(0,26m!、1.2当
量)を加え。
混合物を18時閏かきまぜた。生成物に洗浄操作を施し
、次にMeOHを含むf)NFから沈殿させて精製した
:収量3.57 g (78%)、R,10,70゜(
5)  Z(OMe)−His−Arg(Mts)−1
1e−5er−Asp(OChp)−Arg(Mts)
−Asp(OChp)−Tyr(C1,−Bzl)−M
et(0)−Gly−丁rp(Mts)−Met(0)
−Asp(OChp)−Pha−NH,(位置20〜3
3)の製造 DMF (40履Ω)中のフラグメント(2) (7,
99g、2当量)から調製したアジド体とNMM(0,
61m12,1.2当量)とを、TEA(0,64履Ω
、1当りを含むDMF(30IIIQ)中のフラグメン
ト〔1〕のTFA処理試料(10,73g、4.58ミ
リモル)の水***液に加え、混合物を一夜かきまぜた。
生成物に洗浄操作を施した後、MeOHを含むDMFか
ら沈殿させて精製した:収量11゜99 g (87%
)、RflO,73゜このものの物理恒数及び分析デー
タは、他の保護基を有するペプチドについての結果と共
に、第3表に示した。
(6)  Z(OMn)−Asp(OBzl)−Pro
−5er(Bzl)−His−Arg(Mrs)−Il
e−5ar−Asp (OChp)−Arg (Mts
)−Asp (OChp)−Tyr(C1,−Bzl)
−Met(0)−Gly−Trp(Mts)−Net(
0)−Asp(OChp)−Pha−NH,(位[17
〜33)の製造DMF(10m Q )中(7)7ラグ
メント(3)3.46 g (1,5当量)から調製し
たアジド体とNMM(0,52m Q 、 1.2当量
)とを、TEA(0,55+*Q 、 1当量)を含む
DMF(30a m )中の前記17個残基のペプチド
アミドのτFA試料の氷***液に加え、混合物を一夜か
きまぜた。生成物に洗浄操作を施し、Ac0Etを含む
DMFから沈殿させて精製した:収量L64 g (6
3%′)、R,、0,71゜(7)  Z(OMa)−
Asn−Leu−Gln−Asn−Leu−Asp(O
Bzl)−Pro−5ar (Bzl)−His−Ar
g (Mts)−IIs−Sar−Asp (OChp
)−Arg(Mt s )−Asp (OChp)−T
yr (C1,−Bzl) −Mat (0) −Gl
y−Trp(Mts)−Met (0)−Asp(OC
hp)−Phe−N)Is (位置12〜33)の製造 DMF−DMSO−HMPA(1:1:1,90mfi
 )中のフラグメント(4)7.57 g (4当量)
から調製したアジド体とTEA (0,41m m 、
 1.2当量)とを、TEA(0,34m1 、1当量
)を含むDMF(30誼Q )中の前記17個残基のア
ミドのTF^処理試料(8,50g、2.43ミリモル
)の水***液に加え、混合物を48時間かきまぜた。生
成物を5epha−dsx LH−60でゲルろ過し、
Ac0Etを含むDMFから沈殿させて精製した:収量
4.84g(49%)。
Rf、0・73・ (8)  Z(OMe)−5et([3zl)−11e
−Val−Lys(Z)−Asn−Leu−Gin−A
sn−Leu−Asp (OBzl)−Pro−5er
 (Bzl)−His−Arg(Mts)−I 1a−
Ser−Asp (OChp )−Arg (Mts)
−Asp (OChp )−Tyr (C1,−Bzl
)−Met (0)−Gly−Trp (Mts)−M
et (0)−Asp(OChp)−Phe−NHz 
(位置8〜33)の製造DMF(20gm Q )中の
フラグメント〔5〕からm製したアジド体(2,10g
、4当量)とTEA(0,10mΩ、1.2当量)を、
 TEA(86μQ、1当量)を含むDMF(10m 
Q )中の前記22個残基ペプチドアミドのTEA処理
試料(2,53g、0.62ミリモル)の水***液に加
え、混合物を一夜かきまぜた。生成物を5ephade
x LH−60でゲルろ過した後、 Ac0Etを含む
DMFから沈殿させて精製した:収量1.95 g (
67%)、R7,0,63゜(9)  Z(OMe)−
Gly−Arg(Mts)−Met(0)−5er(B
zl)−11s−Va 1−Lys (Z)−A 5n
−Lau−G ln−Asn−Leu−Asp (OB
zl)−Pr。
−5er (Bzl)−His−A rg (M t 
s)−11e−3er−A sp (OChp)−A 
rg(M t 5)−A sp (OChp )−Ty
r (C1,−Bzl )−Mat (0)−G ly
−Trp(Mts)−Met (0)−Asp (OC
hp)−Phe−Nl(、(位置5〜33)の製造 DMF(5mfl)中のフラグメント〔6〕から調製し
たアジド体(0,98g、4当量)とNMHCO,15
gm Q 、 4当量)とを、TEA(46μfl、1
当量)を含むDMF(5mQ)中の前記26個残基のペ
プチドのTFA処理試料(1,51g、0.33ミリモ
ル)の水***液に加え、混合物を一夜かきまぜた。生成
物に洗浄操作を施した後、MeOHを含むDMFから沈
殿させて精製した:収量1.45g(86幻、Rflo
、77゜ (10)  Z(OMg)−LyS(Z)−Ala−P
ro−5ar−Gly−Arg(Mts)−Met (
0)−Set (Bz l )−ll5−Va 1−L
ys (Z)−Asn−Leu−Gln−A sn−L
au−A sp (OBzl)−Pro−5ar (B
zl)−His−Arg (Mts) −11e−5a
 r−A sp (OChp )−A rg (Mt 
s )−Asp (OChp)−Tyr (C1゜−B
zl)−Met (0)−Gly−Trp (Mts)
−Mat (0) −Asp (OChp) +Phe
−N)1. (保厩されたhCCK−33)の製造DM
F(5+on)中のフラグメント〔7〕から調製したア
ジド体(0,81g、5当量)とNMM (38μΩ、
5当量)とを、TEA (32μQ、1当量)を含むD
MF(5履Q)中の前記29個残基のペプチドアミドの
TFA処理試料(1,20mg、0.23ミリモル)の
水***液に加え、混合物を24時間かきまぜた。生成物
を5ephadsx LH−60でゲルろ過し、次いで
Ac0Etを含むDMFから沈殿させて精製した:収量
7.6g、 Rf、 0.77゜(11)  )l−L
ys−Ala−Pro−3et−Gly−Arg−Me
t−5er−11e−Val−Lys−Asn−Leu
−Gln−Asn−Leu−Asp−Pro−5sr−
His−Arg−11a−5er−Asp−Arg−A
sp−丁yr−Mat−Gly−Trp−Met−As
p−Phe−NH,(hCCK−33の遊離形)DMF
(3+aQ)中の保護されたhccに−33(317+
g、54.7マイクロモル)をフェニルチオトリメチル
シラン(300μQ、30当量)で室温において60分
間処理した後、留去により溶媒を除去し、Ac0Etを
加えて粉末を得た:収量289mg(89%)、 R,
tO,72゜m−クレゾール(2447! Q 、13
0当量)とEDT(38μm 。
23当量)の存在下に、保護されたhCCK−33の還
元形(100mg、 17.4マイクロモル)をTFA
(5厘A)中のINのTMSOTf−チオアニソニルで
水浴中2.5時間処理した後、乾燥エーテルを加えた。
得られた粉末を氷冷したMeOH−H,O(1rs Q
 −2ra Q )中に溶解し、2−メルカプトエタノ
ール(200μQ)とIMのNH4F(600μQ、3
6当量)とを加えた。溶液のpHをTEAにより8.0
に調整した後、30分後にlNAcOHで6.0に調整
した。遠心分mにより多少の不溶物を除いた後。
溶液を5ephadex G−25(3,3X 105
cm)のカラムに加えINのAc0)lで溶離した。フ
ロントメインビークに相当するフラクション(各8.0
mg、管番号30〜44.280止の紫外線(UV)吸
収の測定により監視)を集め、凍結乾燥により溶媒を除
去して粉末を得た:収量64.2mg(95,4%)。
次に、粗粉末をCトドリスアクリルM(2,OX4.2
cm)によるイオン交換クロマトグラフィーにかけ。
pH7,9のIMのNH,HCO,緩衝液<250ra
 Q )を含む混合フラスコを通しpH7,9の0.2
MのNH4HCO3緩衝液(250m Q )の形成す
る線形傾斜で溶離した。メインピークに相当するフラク
ション(各8.2a+fi、管番号24〜31.2g0
nI++のUVで監視)を集め、凍結乾燥で溶媒を除い
て羽毛状の粉末を得た:20.1+*g(31,1%)
次の精製は5ynchropak RPPカラム(4,
OX 25cm)上の逆相1(PLCで行い、0.1%
TFA水溶液中のMeCNの傾斜(30分間に25%か
ら35幻をもって1.0m+f/分の流速で溶離した。
メインピーク(第7a図、保持時間37分、280nm
のUVで検出)に相当する溶離液を集め、凍結乾燥で溶
媒を除去して羽毛状の粉末を得た:収量10.6mg 
(53%)、〔α〕♂’−65.7″(C=O,l、 
0.5N Ac0H)。
精製したペプチドは)IPLCにかけ(第7b図、保持
時間27分)、YMCムM−302−ODSカラム(4
X 150mm)から、1%TFA中のMaCNの線形
傾斜(30分間に40〜45%)により1.0m127
分の流速で溶離したとき、唯1個のピークしか示さなか
った。
FAB−MSs/g : 3g64.4(M + H)
” (Czsv Hz** N5zO,!S3としての
計算値:3864.9)。
6Nの塩酸加水分解物中のアミノ酸の割合は第1表に示
したが、LAP消化物中のアミノ酸の割合は次の通りで
ある(括弧内の数字は理論値を示す)。
Asp 3.62(4)、 Set 4.53(4)、
 Pro 1.66(2)、 cxy2.13(2)、
Ala 1.1g(1)、Val 1.10(1)、N
et 2.70(3)、 Ilg 2.28(2)、L
eu 2.44(2)、Tyr 1.12(1)、Ph
s 1.00(1)、Lys 2.14(2)、)li
s 1.08(1)、 TrpO,99(1)、Arg
 3.24(3)、Asn及びGlnは定量しなかった
(Phaの回収率77%)。
第7図は未硫酸化hCCに−33のHPLCM製の様子
を示す。
至五土夾監 1)  LysのF+moccAi及びその脱保設:H
a O−DMF (1: 9.2 rm 4m )中の
H−Lys−OH(14、6mg。
0.1ミリモル)を、TEA(59μΩ、4当量)の存
在下にFmoc−OSu(141mg、 4当量)で6
0分間水浴中で処理した。その間に出発物質とモノFm
oc誘導体(R,□0.42)はTLCでは消失し、新
たにニンヒドリン反応に陰性なスポット(Rflo、6
6)が検出された。溶媒を蒸発した後、生成物を^cO
Etまたは他の有機溶媒に溶解し、有機物相を5%クエ
ン酸、5%NaHCO,,およびH,0−NaC1で洗
い、Na、SO2上で乾燥し濃縮した。残留物を適当な
溶媒から再結晶または沈殿させて単離した。このように
して単離したジFmoc誘導体をDMF(1mm)に溶
解し、溶液をEDT(39μjl 、 10当量)の存
在下に、T)IF中(7)LMのBu4NF(1mff
i、10当量)で25℃において60分間処理した。そ
の間にR,10,66の化合物は完全にH−Lys−O
ll(R,、出発点)に転化した。
フェノールの不存在又は存在の下にDMF(2mm)中
でZ (OMa)−Tyr−OMeを、同様にFmoc
−OSu (4当量)とTEA(4当量)を60分間冷
浴中で処理した。 TLCスキャナーで調べると、 Z
(OMa)−Tyr(Fmoc)−ONe(R,、0,
98)の形成はそれぞれ7.8%及び0%であった。こ
れによってフェノールの添加はTyrの変性の抑制に有
効であることが判明した。同様に、2(OMa)−Hi
s−OMa(0,1ミリモル)をFmoc−OSuとT
EAで処理したとき、Z(OMe)−His(Fmoc
)−OMaの形成はほとんど認められなかった。
ピリジン−803錯体(10当量)を含むDMF−ピリ
ジン(8:2.2mm)中のFmoc−Lys(Fmo
c)−0H(0,1ミリモル)を25℃で18時間保っ
た。TLCでは何の変化もa奈されなかった。
2)  5sr−OHの優先的tBuPh、シリル化:
最初に、シリル化Z (OMa)−5er−OMa誘導
体の安定性をピリジン−8O□錯体による処理で検査し
た。
[)MF(II+1り中のZ (OMg)、−3ar−
OMe (各14mg、 0.05ミリモル)を、イミ
ダゾール(20当量)の存在の下に、水溶中60分間R
−C1(RはMe2Si、 tBuMa、SL、又はt
BuPh、SL、各10当量)で処理した。溶媒を留去
し、Fi渣をn−へキサンで洗った。各生成物(各68
マイクロモル、R=Ma2Siのもの: Rflo、9
7、R= tBuMe2Siのもの: Rf、 0.9
9)を含むDMF−ピリジン(8:2,1mm)に溶が
し、ピリジン−SO,錯体(94n+g、 10当gk
>を加えた。各溶液を25℃に保ち。
定期的にTLCスキャナーで検査した。
Ma2Si化合物は30分以内に完全に脱シリル化され
、tBuMa、sii合物は24時間内で約15%が脱
シリル化された。しかしtBuPh2Si化合物は24
時間後でも変化しないで残った。
次に、 Try−OHの存在下での5ar−OHの優先
的なtBuPh、シリル化を検査した。 Z(OMa)
−5ar−OMe(0゜05ミリモル)、Z(OMa)
−Tyr−OMe(0,05ミリモル)及びイミダゾー
ル(20当量)の混合物のDMF(1++jl)に溶解
したものを、フェノール化合物(各20当量のフェノー
ル、m−クレゾールとp−メチルチオフェノール)の不
存在又は存在の下に、4℃で4時間、tBuPh、5i
−CI(20当量)で処理した。各生成物をTLCスキ
ャナーで定量した。この結果を第3図に示した。
反応を25℃で4時間行ったとき、Z(OMe)−Ty
s−OMeはフェノールの不存在下で75%がシリル化
され、フェノールの存在下で44%がシリル化された。
3)  Z(OMa)−Sar(t−BuPh2Si)
−OMaのtBuPh2Si基肌脱保護 DMF(1mQ)中のZ (OMe) −5et (t
−BuPh、 Si)−OMa (36mg、68マイ
クロモル)を、EDT(20μΩ)の存在下に。
DMF中のIMのBu4NF(1rm Q 、 15当
量)で25℃、 60分間処理した。その間に出発物質
(R,、0,99)は完全に消失し、Z(OMe)−5
et−ONgに相当するスポット(RfLo、91)が
検出された。
4)  Tyr−OHの硫酸化: 20%のピリジンを含むDMF(1+mi)中のZ(O
Ma)−Ser−OMeとZ(OMe)−Tyr−OM
e(各0.05ミリモル)を25℃においてそれぞれピ
リジン−8c1錯体(5当量)又はPAS(10当量)
で処理して、溶液を定期的にτLCスキャナーで検査し
た。その結果を第4図に示した。
Z(OMe)−Trp−OH,Z(OMe)−Met−
OH,及びZ(OMa)−)1is−OMe(各0.0
5ミリモル)を、同様にピリジン−SO,錯体又はPA
Sで4時間処理した。前二者は変化しないで残ったが、
Z (ONs)−His−OMeはピリジン−5o3@
=−ニドで32%、PASで18%が硫酸化された。こ
れに水を加えると(pH6,0)、硫酸化His化合物
(R,0,21)が60分以内に分解し、出発物質(R
,LO,6g)が再生された。
5)未硫酸化hCCK−33の硫酸化hCCK−33へ
の転化:Fmoc−O3u(79mg、 30当量)を
、TEAC33p Q、30当量)を含むDMF−H2
O(900−100μQ)中の未硫酸化hccK−33
(30n+g、 7.8マイクロモル)とフェノール(
22B。
30当量)の水***液中に加え、混合物を水浴中で2時
間かきまぜた。乾燥エーテルを加え、得られた粉末をD
MFからエーテルで再沈殿した。このようにして得られ
たFmoc誘導体(RfiO,66)を、イミダゾール
(6,3i1g、120当量)及びフェノール(88m
g、120当量)と共に、 DMF(2mQ)中に溶解
した後。
tBuPh、5i−C1(216p Q、120当1J
k)を加え、溶液を4℃で14時間かきまぜた。エーテ
ルを加え、得られた粉末をDMFからエーテルで再沈殿
した。生成物(Rf、0.77)を5ephadex 
LH−20(4X47cm)でゲルろ過しDMFで溶離
して精製した。所望のフラクション(各9.2mQ、背
番号21〜29,280nmのUV吸収で監視、他の精
製の場合も同じ)を−緒にし、溶媒を蒸発によって除い
た。
残渣を20%のピリジンを含むDMF(1mQ)に溶解
した後、EDT(22μ2.30当量)とピリジン−S
O,錯体(124mg、 100当量)を加え、混合物
を25℃で24時間かきまぜた。前記したように、溶液
を5ephadaxLH−20のカラム(4X47cm
)に加えDMFで溶離した。
所望のフラクション(背番号20〜24)を合わせ、溶
液を濃縮した(約1+++flに)、この溶液をEDT
(22μ悲、30当量)の存在下に、DMF(1,Om
 Q )中のINのBu4NF(L、On+ Q )で
水浴中60分間1次いで室温で60分間処理した。氷で
冷却しつつIMのNH,HCO。
(4ra fl )を加え、少量の不溶物質を遠心分離
で除いた。上澄液を5ephadex G−10のカラ
ム(2,4X49cm)に加え、LMのNH4HCO,
緩衝液(pH8,2)で溶離した。フロントメインビー
クに相当するフラクション(各7.8mQ、背番号11
〜17)を合わせ、凍結乾燥を繰返して塩と共に溶媒を
除いて色粉末を得た:収量19.2mg(63,9%)
次に粗試料を、 CM−トリスアクリルM(1,6X4
.5cm)によるイオン交換クロマジグラフイーにかけ
、0.0iMのNH,)IcO,緩衝液(PH7,8,
300m Q )を含む混合フラスコを通る0、2Mの
NH,HCO,緩衝液(PH8,4゜500m Q )
で形成されるグラジェントで傾斜溶離した。第二のピー
ク(第8a[l)に相当するフラクション(各7.81
1112、背番号21〜29)を合すせ、溶媒と塩を凍
結乾燥を繰返して除き粉末を得た:収fニア、5履g(
39,1%、総合収率25.0%)。
ここに得られた生成物を、Asahipak 005−
50のカラム(10X 250++++m)によるHP
LCを行い、毎分2mff1の流速の0.INACON
H4(P H6,5)中の31%MeCN溶液によるア
イソクラチックエル−ジョンで、さらに精製した。所望
の溶出液(第8b図、保持時間42分)を集め、溶媒を
凍結乾燥で除いて白色のふわふわした粉末を得た:収量
4.1ag(61%、未硫酸化hCCK−33を基準と
する総合収率15%)、シリル化を25℃で3時間行っ
たときは、同様の精製後の収率は13%であった。〔α
〕も1−72.7@(C=0.1. H,0)、Rf!
0.42. Asahi Pak ODP−50(4X
150ma+)から0.INのAc0NH,(pH7,
8)中のMeCNの傾斜(30分間に20〜40%)を
用い1m07分の流速で溶離した場合(第8c図)のH
PLCの保持時間は14分であった。6NHC1加水分
解生成物中のアミノ酸組成は第1表に示したが、LAP
消化物中のアミノ酸組成(括弧の中の数字は理論値)は
次の通りであった。 Asp 3.49(4)、5er
4.22(4)、 Pro 1.50(2)、Gly 
2.12(2)、Ala 1.13(1)、Val  
1.14(1)、Met  2.92(3)、Ile 
 1.96(2)。
Lau  2.07(2)、Tyr(So、H)0.9
1(1)、Phe 1.00(1)、Lys 2.00
(2)、His O,92(1)、 Trp O,96
(1)、 Arg2.87(3)、 AsnとGinは
検出されなかった(Phaの回収率81%)、 Asp
−Pro結合は用いられたLAPの作用に抵抗した。
【図面の簡単な説明】
第1図は保護基を有するヒトコレシストキニン(hCC
K−33)を合成する説明図、第2図は保護基を有する
C末端デカペプチドアミドを合成する説明図、第3図は
SerおよびTyrのtert−ブチルジフェニルシリ
ル化を示すグラフ、第4図はDMF−ピリジン中でのピ
リジン−3o、 錯体又はアセチル硫酸ピリジニウムに
よるZ (OMe)−Tyr−OMeおよびZ (OM
e)−3ar−OMeの硫酸化を示すグラフ、第5図は
末硫酸化hcCK−33を硫酸化hCCK−33に転化
する説明図、第6図は継電された犬におけるCCK−ペ
プチドに応答したすい臓のタンパク質放出増を示すグラ
フ、第7図は末硫酸化hCCK−33のHPLC精製に
おけるイオン交換クロマトグラフィーのチャート、第8
図は硫酸化hCCK−33のCMおよびHPLC′#l
製におけるイオン交換クロマトグラフィーのチャートで
ある。 硫酸昨匹肚翌 望、H 2(OMs) −Asp (OChp)−Arg (M
ts) −A sp (OChp)−Tyr (C1,
−Bzl)−Met (0) −Gly−Trp (M
ts)−Met (0)−Asp(OChp)−Phe
−NH。 図面の浄書(内容に変更なり、) 第3図 BuPh2Si−5er   BuPh2Si−Tyr
なし   −〇−−・− フェノール  −〇−+ m・クレゾール−6−−去− t−BuPh2Si化度 時間 芽 4 図 二:Z    t;、r−so3ン+=>3  Z(c
m−5er−use  9吋<72==     =−
so、  )+=、に!   zcom)−ryr−r
ye  sls’ira’jイbFrnoc−(2Ly
s(Fmoc))hccX−33Fmoc−(2Lys
(Fmoc)−4Ser(tBuPh、5i))hCC
K−33F+++oe−(2Lys (Fmoc)−4
Ser (tBuPh、 Si )−Tyr (So、
 H) ) hCCK−33通信北遅々ヒ垣 埠 G 匡 一11ヌtt (情令/+o治) 19毛i(こ(ピコモlし/ka) 纂7図 自) a)シンクロバックRP−Pでの CM精製試料 b)YMCAM−3020DSでの HPLC絹製試料 昭和63年7月6日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、TyrとSerおよび/またはThr残基を有する
    出発物質としてのポリペプチドのアミノ基を塩基性条件
    下において脱離可能なアミノ保護基で保護し、Serお
    よび/またはThrのOH基をマスキングした後、脱保
    護してTyrのOH基を選択的に硫酸化することを特徴
    とするポリペプチドの製造方法。 2、出発物質としてのポリペプチドが、式 【遺伝子配列があります】 で表わされるヒトコレシストキニン(hCCK−33)
    の未硫酸化形である請求項1記載のポリペプチドの製造
    方法。 3、脱離可能なアミノ保護基が、9−フルオレニルメチ
    ルオキシカーボニル基(Fmoc)である請求項1記載
    のポリペプチドの製造方法。 4、Serおよび/またはThrのOH基を、ターシャ
    リブチルジフェニルシリル基(tBuPh_2Si)で
    マスキングする請求項1記載のポリペプチドの製造方法
    。 5、脱保護が、トリメチルシリルトリフルオロメタンス
    ルホネート(TMSOTf)含有試薬で行われる請求項
    1記載のポリペプチドの製造方法。
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