JPH0125028Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125028Y2 JPH0125028Y2 JP1983160886U JP16088683U JPH0125028Y2 JP H0125028 Y2 JPH0125028 Y2 JP H0125028Y2 JP 1983160886 U JP1983160886 U JP 1983160886U JP 16088683 U JP16088683 U JP 16088683U JP H0125028 Y2 JPH0125028 Y2 JP H0125028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- case
- air chamber
- diaphragm
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001755 vocal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はボーカル用を主用途とする指向性ダイ
ナミツクマイクロホンに関するものである。
ナミツクマイクロホンに関するものである。
従来例の構成とその問題点
第１図は従来の指向性ダイナミツクマイクロホ
ンの側断面図を示すもので、共振周波数f0及び共
振周波数f0に於けるＱは、振動板１のスチフネ
ス、振動板１に貼付けられたボイスコイル２の質
量、磁気ヨーク３の内部気室４及びマイクロホン
本体ケース５にて構成される後部気室６の付加質
量にて決定づけられる。上記構成において、周波
数特性の広帯域化実現を目的として、振動板１の
スチフネスを小さくするためには振動板１を薄く
する必要が生じ不安定なものとなり、ボイスコイ
ル２の質量を増すことは感度低下を招き不利とな
り、内部気室４及び後部気室６の付加質量を増す
ためには大形化しなければならないという欠点が
あつた。
ンの側断面図を示すもので、共振周波数f0及び共
振周波数f0に於けるＱは、振動板１のスチフネ
ス、振動板１に貼付けられたボイスコイル２の質
量、磁気ヨーク３の内部気室４及びマイクロホン
本体ケース５にて構成される後部気室６の付加質
量にて決定づけられる。上記構成において、周波
数特性の広帯域化実現を目的として、振動板１の
スチフネスを小さくするためには振動板１を薄く
する必要が生じ不安定なものとなり、ボイスコイ
ル２の質量を増すことは感度低下を招き不利とな
り、内部気室４及び後部気室６の付加質量を増す
ためには大形化しなければならないという欠点が
あつた。
考案の目的
本考案はこのような従来の欠点を除去し、広帯
域で高感度の比較的小形の指向性ダイナミツクマ
イクロホンを提供することを目的とする。
域で高感度の比較的小形の指向性ダイナミツクマ
イクロホンを提供することを目的とする。
考案の構成
本考案は以上の目的を達成するために、マイク
ロホンケースに設けられる移相回路音響端子の一
部に付加質量を成す細隙を設け、振動系（振動
板、ボイスコイル）の質量、内部気室及び後部気
室の容積を増すことなく共振周波数f0を低くする
と同時に、共振周波数f0に於けるＱを高くするも
のである。
ロホンケースに設けられる移相回路音響端子の一
部に付加質量を成す細隙を設け、振動系（振動
板、ボイスコイル）の質量、内部気室及び後部気
室の容積を増すことなく共振周波数f0を低くする
と同時に、共振周波数f0に於けるＱを高くするも
のである。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例を第２図、第３図によ
り説明する。
り説明する。
第２図に於いて、７は振動板、８は振動板７に
貼付けられたボイスコイル、９は磁極片、１０は
磁石、１１は磁気ヨーク、１２は磁極片９、磁石
１０、磁気ヨーク１１を固定する合成樹脂のマイ
クロホンケース、１３は音響抵抗材、１４は合成
樹脂のマイクロホンケース１２と音響抵抗材１３
にて形成される内部気室、１５は後部ケース、１
６は端子板、１７はマイクロホン本体ケース、１
８は後部ケース１５とマイクロホン本体ケース１
７にて形成される後部気室、１９は合成樹脂のマ
イクロホンケース１２と音響抵抗材１３にて形成
される付加質量を有する細隙である。また２０は
指向性を得るための移相回路音響端子であり、細
隙１９と連接している。
貼付けられたボイスコイル、９は磁極片、１０は
磁石、１１は磁気ヨーク、１２は磁極片９、磁石
１０、磁気ヨーク１１を固定する合成樹脂のマイ
クロホンケース、１３は音響抵抗材、１４は合成
樹脂のマイクロホンケース１２と音響抵抗材１３
にて形成される内部気室、１５は後部ケース、１
６は端子板、１７はマイクロホン本体ケース、１
８は後部ケース１５とマイクロホン本体ケース１
７にて形成される後部気室、１９は合成樹脂のマ
イクロホンケース１２と音響抵抗材１３にて形成
される付加質量を有する細隙である。また２０は
指向性を得るための移相回路音響端子であり、細
隙１９と連接している。
この場合、合成樹脂のマイクロホンケース１２
と音響抵抗材１３によつて形成される隙間１９の
付加質量により共振周波数f0を低くできると同時
に、共振周波数f0に於けるＱを高くでき比較的小
形にして広帯域、高感度の指向性ダイナミツクマ
イクロホンが得られる。第３図に於いて、ａは従
来例に於ける周波数特性であり、ｂは本考案の一
実施例に於ける周波数特性である。なお、細隙１
９は合成樹脂のマイクロホンケース１２の形成時
にあらかじめ形成でき、製造上も複雑になること
はない。
と音響抵抗材１３によつて形成される隙間１９の
付加質量により共振周波数f0を低くできると同時
に、共振周波数f0に於けるＱを高くでき比較的小
形にして広帯域、高感度の指向性ダイナミツクマ
イクロホンが得られる。第３図に於いて、ａは従
来例に於ける周波数特性であり、ｂは本考案の一
実施例に於ける周波数特性である。なお、細隙１
９は合成樹脂のマイクロホンケース１２の形成時
にあらかじめ形成でき、製造上も複雑になること
はない。
考案の効果
以上のように本考案によれば、振動系（振動板
ボイスコイル）の質量、内部気室及び後部気室の
容積を増すことなく広帯域で高感度の指向性ダイ
ナミツクマイクロホンを実現することができるた
め、実用上の価値は大なるものがある。
ボイスコイル）の質量、内部気室及び後部気室の
容積を増すことなく広帯域で高感度の指向性ダイ
ナミツクマイクロホンを実現することができるた
め、実用上の価値は大なるものがある。
第１図は従来の指向性ダイナミツクマイクロホ
ンの側断面図、第２図は本考案の一実施例による
指向性ダイナミツクマイクロホンの側断面図、第
３図は周波数特性図である。 ７……振動板、８……ボイスコイル、１２……
マイクロホンケース、１３……音響抵抗材、１７
……マイクロホン本体ケース、１９……細隙、２
０……移相回路音響端子。
ンの側断面図、第２図は本考案の一実施例による
指向性ダイナミツクマイクロホンの側断面図、第
３図は周波数特性図である。 ７……振動板、８……ボイスコイル、１２……
マイクロホンケース、１３……音響抵抗材、１７
……マイクロホン本体ケース、１９……細隙、２
０……移相回路音響端子。
Claims (1)
- マイクロホンケースに設けられる移相回路音響
端子の一部に連接して付加質量をなす自由音場と
直結した細隙を設けた指向性ダイナミツクマイク
ロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16088683U JPS6068791U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 指向性ダイナミツクマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16088683U JPS6068791U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 指向性ダイナミツクマイクロホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068791U JPS6068791U (ja) | 1985-05-15 |
| JPH0125028Y2 true JPH0125028Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=30353741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16088683U Granted JPS6068791U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 指向性ダイナミツクマイクロホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6068791U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS626784Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1987-02-17 |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP16088683U patent/JPS6068791U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6068791U (ja) | 1985-05-15 |
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