JPH01249267A - 筒状体の溶接用ガスシール方法及び装置並びに溶接方法 - Google Patents

筒状体の溶接用ガスシール方法及び装置並びに溶接方法

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JPH01249267A
JPH01249267A JP7437488A JP7437488A JPH01249267A JP H01249267 A JPH01249267 A JP H01249267A JP 7437488 A JP7437488 A JP 7437488A JP 7437488 A JP7437488 A JP 7437488A JP H01249267 A JPH01249267 A JP H01249267A
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JP
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gas
welding
sealing
pair
cylindrical body
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Application number
JP7437488A
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English (en)
Inventor
Kiyomitsu Nemoto
根本 清光
Shigehiro Shimoyashiki
下屋敷 重広
Senji Yoshioka
吉岡 仙次
Yoshihiko Sato
佐藤 吉彦
Yoichi Takahashi
高橋 庸一
Norikatsu Yokota
横田 憲克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配管等の筒状体の溶接に関し、その溶接用ガ
スシール方法と装置並びに溶接方法に利用される。
〔従来の技術〕
従来技術で、本発明に近い公知例は、特開昭60−22
11.74号公報、特開昭60−227975号公報、
特開昭59−33079号公報に示されている。
これらの従来技術では、一対のシール部材を配管内へ溶
接部をはさむ位置に配置し、その一対のシール部材の間
の配管内にシールガスを給気することにより、局所的な
溶接用ガスシールを達成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術では、シールガスを給気しはじめてから、充分
に酸素濃度が低いシールガス領域が一対のシール部材の
間に生じるまでに時間がかかっていた。
〔課題を解決するための手段〕
第1手段は、筒状体の溶接部の両側において、前記筒状
体内を一対のシール部材でシールし、前記一対のシール
部材間の前記筒状体内領域内を排気し、シールドガスを
前記領域内に給気する筒状体の溶接用ガスシール方法で
ある。
第2手段は第1手段に加えて、溶接部を筒状体の外側か
らカバーしてから排気と給気とを一対のシール部材間の
前記筒状体内領域内の流体通し口から行うことを特徴と
した筒状体の溶接用ガスシール方法である。
第3手段は第2手段に加えて、一対のシール部材間の流
体通し口に対して排気装置を連通して排気を成し、次に
排気装置を遮断して前記同じ流体通し口に対してシール
ガス供給源を連通してシールガスの給気を成すことを特
徴とした筒状体の溶接用ガスシール方法である。
第4手段は第1〜3手段のいずれかの手段に加えて、一
対のシール部材を膨脹させて筒状体内壁に一対のシール
部材を押圧してシールし、縮少させてシール状態を解消
することを特徴とした筒状体の溶接用ガスシール方法で
ある。
第5手段は第1〜3手段のいずれかの手段に加えて、一
対のシール部材は形状記憶合金材から成り、前記合金材
に温度変化を与えて筒状体内壁方内へ広がる形状変化を
与えることによりシール状態を得、逆温度変化を前記合
金に与えてシール状態を解消することを特徴とした筒状
体の溶接用ガスシール方法である。
第6手段は第1〜3手段のいずれかの手段に加えて、シ
ール部材は膨縮自在な中空体であって、その中空体内に
発泡剤入りの容器を入れ、しかる後にその容器から発泡
剤を放出して中空体を膨脹させて筒状体内壁に中空体を
押圧してシール状態を得る溶接用ガスシール方法である
第7手段は、一対のシール部材と、前記一対のシール部
材の間に流体通し口を開口して前記シール部材を貫通し
て通されたシールガスの流路とを備えた溶接用ガスシー
ル装置において、前記一対のシール部材の間に排気装置
の吸気口を備えたことを特徴とした溶接用ガスシール装
置である。
第8手段は第7手段に加えて、前記流体通し口と前記吸
気口とを共通な口とし、前記共通な口に対して排気装置
とシールガス供給元とをそれぞれ弁を介して連通したこ
とを特徴とした溶接用ガスシール装置である。
第9手段は第7手段又は第8手段において、−対のシー
ル部材は膨縮自在な一対の中空体であって、前゛記一対
の中空体は互いに中空なる連結部材により連通されて、
おり、すくなくとも一方の中空体に中空体へのガス注排
気流路が連通されていることを特徴とした溶接用ガスシ
ール装置である。
第10手段は第7手段又は第8手段において。
一対のシール部材は、一対の形状記憶合金と、前記形状
記憶合金に備えたヒータと、前記一対の形状記憶合金を
連結する部材とから成ることを特徴とした溶接用ガスシ
ール装置である。
第11手段は第7手段又は第8手段において。
シール部材は、膨縮自在な中空体内に発泡剤を放出自在
に内包した容器を備えた構成であることを特徴とした溶
接用ガスシール装置である。
第12手段は第7手段又は第8手段において。
一対のシール材は互いに連結されるとともに、溶接部を
囲うカバーが筒状体に備えられることを特徴とした溶接
用ガスシール装置である。
第13手段は第12手段において、カバーはその一部分
に開閉自在な開口を備え、前記力A−は筒状体に対して
周方向へ回動自在に設置されて1)ることを特徴とした
溶接用ガスシール装置である。
第14手段は第7手段又は第8手段又は第13手段にお
いて、一対のシール部材の間に溶接部のモニタを備えた
ことを特徴とした溶接用ガスシール装置である。
第15手段は、筒状体内を仕切るシール部材であって、
前記シール部材は形状記憶合金にヒータを備えて構成さ
れて成る筒状体内のシール部材。
第16手段は、筒状体の溶接体の両側において、前記筒
状体内を一対のシール部材でシールし、さらに前記溶接
部を前記筒状体の外周囲方向から囲うカバーでシールし
、前記一対のシール部材間の前記筒状体内領域内を排気
し、次に前記領域内にシールガスを給気した後に、前記
カバーに開口した口から前記溶接部へ溶接トーチを差し
入れて前記溶接部を前記カバーとともに前記筒状体まわ
りに回動させつつ溶接する筒状体の溶接方法である。
[作用] 第1手段によれば、溶接部の両側にて筒状体内を一対の
シール部材でシールすることにより局所閑さ領域を作り
、その領域内を排気して真空に近い傾向とし、しかる後
にシールガスを給気するとその領域内のシールガス濃度
を短時間に且つ少量のシールガスで高める作用が成せる
第2手段によれば、第1手段の作用に加えて。
排気と給気の各作用を共通な流体通し口を利用して行え
る作用が得られる。
第3手段によれば、第2手段による作用に加えて、排気
と給気とを順次切替えて行うので、給気したシールガス
がむだに排気されない作用が得られる。
第4手段によれば、第1〜3手段のいずれかの手段によ
る作用に加えて、シール部材によるシール状態とその解
除とをシール部材の膨縮により達成出来る作用が得られ
る。
第5手段によれば、第1〜3手段のいずれかの手段によ
る作用に加えて、形状記憶合金にヒータにより温度変化
を与えることにより形状記憶合金の形状を変化させてシ
ール状態とその解除とを成す作用が得られる。
第6手段によれば、第1〜3手段のいずれかによる作用
に加えて1発泡剤でシール部材を膨脹させてシール状態
を得れる作用が成せる。
第7手段によれば、第1手段による作用と同じ作用が成
せる。
第8手段によれば、第7手段による作用に加えて、給気
作用と排気作用とを共通な口を利用して成せる作用が得
られる。
第9手段によれば、第7手段又は第8手段の作用に加え
て、一対のシール部材が共通なるガス注排気流路を通じ
て同時に膨縮出来、簡単にシール状態とその解除とが成
せる。
第10手段によれば、第7手段又は第8手段による作用
に加えて、シール部材である形状記憶合金にヒータによ
る熱変化に与えることでその形状記憶合金の形状を変化
させてシール状態とその解除を成す。
第11手段によれば、第7手段又は第8手段の作用にお
いて、シール状態をシール部材内に発泡剤を放出してシ
ール部材を膨脹させることによって成せる。
第12手段は、第7手段又は第8手段の作用に加えて、
カバーが溶接部を外側から囲うので、筒状体内のシール
ガスが溶接開先間から抜は出たり。
空気が外側から筒状体内に侵入することを防止できる作
用が成せる。
第13手段では、第12手段による作用に加えて、カバ
ーに設けた開閉自在な開口を閉じてシールガスの外への
洩れ出しと外気の侵入とを防止し、溶接時にあっては、
その開口を開いて溶接トーチを差し入れ、そのトーチと
カバーとを同時に溶接線沿いに周回させて溶接作業を成
せる作用が得られる。
第14手段では、第7手段又は第8手段又は第13手段
による作用に加えて溶接状況をモニタする作用が成せる
第15手段では、筒状体内を仕切るに際して、ヒータに
よる熱変化で形状記憶合金に形状変化を起させて筒状体
内を仕切るようにシールしたりシール解除したり出来る
第16手段は、溶接部をカバーと一対のシール部材とで
囲み、一対のシール部材間の領域内を排気した後にシー
ルガスを給気し、しかる後にカバーに開口した口から溶
接トーチを差し入れて、その溶接トーチとカバーとを溶
接線に沿って回動させて溶接作業を成す。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図によって説明する。
第1図及び第2図は本プラント配管の溶接方法を示す一
実施例の概略図である。1は配管、2は溶接部、3は溶
接部カバー、4はゴムパツキン、5はゴム風船、6はゴ
ム風船2個を連結すること。
及びこれにガスを送入して膨脹させ、管内壁と密着させ
てシールすること、並びに溶接箇所を移動する際に風船
のガス抜きを行なうためのフレキシブル外導管、7はゴ
ム風船で仕切った溶接部雰囲気の真空排気及びアルゴン
ガス供給用のフレキシブル内管、8は真空排気系、9は
アルゴンガス供給系、10は溶接時におけるアルゴンガ
ス雰囲気部、11は空気雰囲気部、及び12は溶接部シ
ール用二連ゴム風船及び真空排気、アルゴンガス供給系
等一連の装置の移動引き廻し用ロープ、13はネットカ
バー、14はマイクロカメラ又は光センサ−,15はモ
ニタ及び溶接温度コントローラ、16は溶接トーチ用穴
、17はシャッターである。
本プラント配管の溶接方法及びその装置において、(1
)溶接しようとする配管1の溶接部2を挟んだ両側に開
先間隔よりvA察しながら、または、あらかじめ溶接部
までの移動距離の寸法を測定しておき、溶接部シール用
二連ゴム風船とその一連の装置を移動ロープ12で溶接
部の所定の位置に移動させる。又はロボットを用いて移
動することもできる。アルゴンガス供給系9より、フレ
キシブル連結及び外導管6によりアルゴンガスを導入加
圧して管内壁とゴム風船を密着させてシールする。尚こ
の場合、溶接熱によるゴム風船への影響を及ぼさない位
置において、できるだけ溶接部を挟んだ2個のゴム風船
を近づけて設置できるように管径、肉厚による熱影響長
さ(寸法)をあらかじめ測定しておく。管の溶接部は開
先間隔(管径。
肉厚または施工法によって寸法が異なる。)、すなわち
、管と管との付き合せ部に隙間を設けるため、これをシ
ールするための2つ割型の溶接部カバー3を取付ける。
ゴム風船で仕切られた部屋。
すなわち溶接施工時のアルゴンガス雰囲気部10を真空
排気系8により、真空排気及びアルゴンガス供給用フレ
キシブル内管7から真空排気を行ない空気を排除する。
このときゴム風船が真空排気側に吸引されて膨脹するこ
とが考えられるため、ゴム風船は仕切り部のシールが可
能であればあまり大きな伸縮は必要でないため網入ゴム
を用いてゴム風船を作るか、または、ゴム風船にネット
カバー13を取付けること、及びそれらを組合せること
によってゴム風船の法外な膨脹を防止、及び損傷から保
護することができる。次いで、アルゴンガス供給用フレ
キシブル内管7よりアルゴンガスを導入して、ゴム風船
2個で仕切った部屋、すなわち、溶接部雰囲気を充たす
。溶接施工時におけるアルゴンガス雰囲気は、アルゴン
ガス中の酸素ガス濃度を2 v / o以下に保持する
ことで商品質な溶接施工ができることが知られているこ
とから、本発明においても、溶接部雰囲気は真空排気し
たのち、アルゴンガスを供給する操作を1回行なうだけ
で十分その目的を達成することができる。
尚、溶接施工時には、溶接部カバー3のシャッター17
を開けて少量ずつアルゴンガスを供給する。
配管の溶接は、第1層目、すなわち、裏ビードが重要で
あり、その溶接の良否を決めることになる″ため溶接施
工時には、溶接部内側に取付けであるマイクロカメラ、
又は光センサ−14、及びモニタ及び溶接温度コントロ
ーラ15でam及び溶接温度をコントロールしながら溶
接を行なう。尚この温度コントロールは、マイクロカメ
ラ又は光センサーの信号を図形処理を行ない、適切な温
度で溶接を行なうことができる。
以上記述したように、水沫は簡単で安価に作ることがで
き、しかも、溶接部を小さな部屋に仕切り、その部屋の
雰囲気を一旦真空排気したのち、アルゴンガスを供給す
ることを1回行なうだけで溶接部雰囲気条件を十分に達
成することができるため、従来法の置換法に比較して、
アルゴンガスの節減ができ、アルゴンガスの置換時間も
短縮できる。
例えば、大型原子炉の配管系を例にとってみると、配管
外径が32B級の配管が長さ約450m程度となり、こ
れらの配管素材の定尺ものを10mとしてみると、単純
に定尺のものをそのままの長さで溶接したとしても、9
0箇所以上溶接することになる。実際には、その間に曲
管部、および各種機器を結ぎ合せるため、その溶接箇所
は相当数になる。これらの溶接部を全て従来法の置換法
を用いると、アルゴンガス消費量は真人な量になること
が予想される。したがって、如何にこの使用アルゴンガ
スを節減するかによってプラントの製作コストを低減す
る一つの要因となっている。
ここで本発明による配管1箇所を溶接した場合の消費ア
ルゴンガス及びガス置換時間を概算してみる。配管溶接
部の両側を仕切るゴム風船の管内壁とそれぞれの風船と
の接触部の長さを1mとした場合、「管1m当りの容積
−ゴム風船の半球分×2倍」であるから、ゴム風船分の
容積約0.3m ’を差し引いた値、すなわち、約0.
25m”が1回分封入するアルゴンガス量となる。その
ほか溶接施工時に空気のまき込みを防止するために少量
ずつ流して消費する量を、封入量の1桁多い量として見
積っても約2m3強しか消費しないで、一箇所の溶接が
できることになる。アルゴンガスの置換時間は、例えば
排気量300 Q /mj、nの真空ポンプを用いた場
合、約1分で排気でき、十分に排気するために、その1
.5〜2倍の時間を見込んでも、約1.5〜2分であり
、これにアルゴンガスを供給し封入する時間を勘案して
も5分以内で十分に置換を完了できる。
以上の値を用いてアルゴンガスの消費量、及びガス置換
時間についてどちらも従来法よりもすくない。
(2)前記溶接部仕切のシール用ゴム風船と配管内壁接
触部における密着性を良くするために用いるアルゴンガ
スに変えて、発泡剤を入れた小さなボンベを風船の中に
入れておき、リモコン、またはタイマーを用いてそのボ
ンベより風船内に充満して風船を膨張させてシールする
方法。(3)シール用ゴム風船に変えて形状記憶合金を
用い、その形状記憶合金の中にマイクロシースヒータを
埋込んでおき、溶接部の所定の位置に設置して、このヒ
ータに通電することによりシールできる。尚この形状記
憶合金は、ドーナツ型とし環状の中にヒータを埋込み、
その中程の穴にはゴム板、または他の材料をはりつける
。(4)上記(1)及び(3)における溶接部シール及
び真空排気、アルゴンガス供給系を削除した形状として
、自由にどこでも持ち運び、カートリッヂ方法で用いら
れる方式。
(5)自動溶接機のトーチ移動用レールを用いるが、ま
たは溶接部カバーに配管まわりを回転するようにキャス
ターとそのガイドを設けておき、自動溶接機のトーチ移
動に連動させて手作業による開先部のテープのはり付け
、取りはずしなどの省力化をはかることができる。
以上のプラント配管の溶接方法及びその装置において、
アルゴンガス置換時間の短縮、及びアルゴンガス消費量
を節減でき、プラント配管の施工コストを低減すること
ができる。
本発明の各実施例によれば、(1)真空排気法を用いた
ことによりアルゴンガスの置換時間を短縮で雫、プラン
ト施工期間の短縮ができる。(2)溶接部をできるだけ
小さく仕切り、これを−旦真空排気したのち、アルゴン
ガスを供給する操作を1回行なうだけで溶接条件の酸素
濃度2%以下の雰囲気が得られるため、アルゴンガス消
費量を従来法以下に節減できる。(3)溶接部配管内部
にモニタ装置としてセンサーを取付けたことで、溶接状
況を1mできる。及びその信号を図形処理を行なうこと
で溶接温度等をコントロールでき、溶接施工の品質向上
を計れる。(4)溶接部ガス封入箇所の仕切用のゴム風
船にかえて、マイクロヒータ入りの形状記憶合金を用い
ることにより、ゴム風船シール法より、さらにアルゴン
ガス′IN4費量を節減できる。
以上記述したように、施工時間の短縮及び、アルゴンガ
ス消費量の節減によって、プラント配管の施工コストを
低減することができる。
(発明の効果〕 請求項第1項の発明によれば、溶接用ガスシール領域を
シール部材で局所に限定した上で、その領域の排気を成
してシールガスを同領域に給気するからシールガスの消
費量とシールガスへの置換時間が短くなる効果が得られ
る。
請求項第2項の発明によれば、請求項第1項の発明の効
果に加えて、給気と排気との作業を共通な流体通し口を
利用して行うことで、構成が小型化される効果が得られ
る。
請求項第3項の発明によれば、請求項第2項の発明の効
果に加えて、排気作用はシールガスの給気時に止められ
るからシールガスのむだな排気が無くなる効果が得られ
る。
請求項第4項の発明によれば、請求項第1〜第3項のい
ずれかの発明による効果に加えて、シール部材の膨縮に
よりシール状態とその解除とを容易に行える。
請求項第5項の発明によれば、請求項第1〜第3項まで
のいずれかの発明による効果に加えて、シール部材を膨
張力を得る圧力に依存することなくシール状態とその解
除とが成せる。
請求項第6項の発明によれば、請求項第1〜第3項のい
ずれかの発明の効果に加えて1発泡剤による膨張力でシ
ール部材を筒状内壁に押圧してシールを確実に出来る。
請求項第7項の発明によれば、シールガス領域を局所的
に限定した上で、その限定局所領域を排気し、シールガ
スを給気するのでシールガスの消費量とその置換時間が
短かくなる装置を堤供出来る効果が得られる。
請求項第8項の発明によれば、請求項第7項の発明の効
果に加えて、排気とシールドガス給気との口を共通とし
て装置の小型化が成せる。
請求項第9項の発明によれば、請求項第7項または第8
項のいずれかの発明の効果に加えて、−対のシール部材
が連結されて扱い易く、且つ一対のシール部材の膨縮に
必要なガスの注排気流路を共通化し、小型化をはかれる
請求項第10項の発明によれば、請求項第7項又は第8
項の発明の効果に加えて、一対のシール部材が連結され
て且つ合金製であるから扱い易く。
その上にシール部材へのガス注排気流路を必要としない
請求項第11項の発明によれば、請求項第7項又は第8
項の発明の効果に加えて、シール部材内に備えた発泡剤
の発泡によりシール部材を膨脹させてシールできるので
、シール部材を膨脹させる為のガスの注排気流路を筒状
内に備えなくても良い。
請求項第12項の発明によれば、請求項第7項又は第8
項の発明の効果に加えて、溶接部の開先を外側からカバ
ーしてシールガスの漏洩と、排気の効率を向上して充分
なるシールガス置換が成せる。
請求項第13項の発明によれば、請求項第12項の発明
の効果に加えて、カバーの開口から溶接トーチを入れて
、このトーチとカバーを溶接線沿いに周回させて溶接作
業が実施出来る。
請求項第14項の発明によれば、請求項第7項又は第8
項又は第13項の発明の効果に加えて、溶接部を内側か
°ら監視することができる。
請求項第15項の発明によれば、温度変化をシー、層部
材に与えてシール状態とその解除とを成せる効果が得ら
れる。
請求項第16項の発明によれば、すくないシールガスで
且つ短時間にガスシールして溶接部の溶接を実施出来る
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例によるシール装置の断
面図、第1図(b)は本発明の一実施例による装置で使
用されるゴム風船の変形例示す部分図、第2図(a)は
第1図に示したカバーの全体図、第2図(b)は第2図
(a)のカバーを開いた状態の断面図である。 1・・・配管、2・・・溶接部、3・・・溶接部カバー
、4・・・ゴムパツキン、5・・・ゴム風船、6・・・
連結外管、7・・・真空排気及びアルゴンガス供給用内
管、8・・・真空排気系、9・・・アルゴンガス供給系
、10・・・アルゴンガス雰囲気、11・・・空気雰囲
気、12・・・移動用ロープ、13・・・ネットカバー
、14・・・マイクロカメラ又は光センサ−,15・・
・モニタ及びコントローラ、16・・・溶接トーチ用穴
、17・・・シャッタ第(欧αプ 碑51 口(b〕 唾

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒状体の溶接部の両側において、前記筒状体内を一
    対のシール部材でシールし、前記一対のシール部材間の
    前記筒状体内領域内を排気し、シールドガスを前記領域
    内に給気する筒状体の溶接用ガスシール方法。 2、請求項第1項において、溶接部を筒状体の外側から
    カバーしてから排気と給気とを一対のシール部材間の前
    記筒状体内領域内の流体通し口から行うことを特徴とし
    た筒状体の溶接用ガスシール方法。 3、請求項第2項において、一対のシール部材間の流体
    通し口に対して排気装置を連通して排気を成し、次に排
    気装置を遮断して前記同じ流体通し口に対してシールガ
    ス供給源を連通してシールガスの給気を成すことを特徴
    とした筒状体の溶接用ガスシール方法。 4、請求項第1項から第3項までのいずれか一項におい
    て、一対のシール部材を膨脹させて筒状体内壁に一対の
    シール部材を押圧してシールし、縮少させてシール状態
    を解消することを特徴とした筒状体の溶接用ガスシール
    方法。 5、請求項第1項から第3項までのいずれか一項におい
    て、一対のシール部材は形状記憶合金材から成り、前記
    合金材に温度変化を与えて筒状体内壁方内へ広がる形状
    変化を与えることによりシール状態を得、逆温度変化を
    前記合金に与えてシール状態を解消することを特徴とし
    た筒状体の溶接用ガスシール方法。 6、請求項第1項から第3項までのいずれか一項におい
    て、シール部材は膨縮自在な中空体であつて、その中空
    体内に発泡剤入りの容器を入れ、しかる後にその容器か
    ら発泡剤を放出して中空体を膨脹させて筒状体内壁に中
    空体を押圧してシール状態を得る溶接用ガスシール方法
    。 7、一対のシール部材と、前記一対のシール部材の間に
    流体通し口を開口して前記シール部材を貫通して通され
    たシールガスの流路とを備えた溶接用ガスシール装置に
    おいて、前記一対のシール部材の間に排気装置の吸気口
    を備えたことを特徴とした溶接用ガスシール装置。 8、請求項第7項において、前記流体通し口と前記吸気
    口とを共通な口とし、前記共通な口に対して排気装置と
    シールガス供給元とをそれぞれ弁を介して連通したこと
    を特徴とした溶接用ガスシール装置。 9、請求項第7項又は第8項において、一対のシール部
    材は膨縮自在な一対の中空体であつて、前記一対の中空
    体は互いに中空なる連結部材により連通されており、す
    くなくとも一方の中空体に中空体へのガス注排気流路が
    連通されていることを特徴とした溶接用ガスシール装置
    。 10、請求項第7項又は第8項において、一対のシール
    部材は、一対の形状記憶合金と、前記形状記憶合金に備
    えたヒータと、前記一対の形状記憶合金を連結する部材
    とから成ることを特徴とした溶接用ガスシール装置。 11、請求項第7項又は第8項において、シール部材は
    、膨縮自在な中空体内に発泡剤を放出自在に内包した容
    器を備えた構成であることを特徴とした溶接用ガスシー
    ル装置。 12、請求項第7項又は第8項において、一対のシール
    部材は互いに連結されるとともに、溶接部を囲うカバー
    が筒状体に備えられることを特徴とした溶接用ガスシー
    ル装置。 13、請求項第12項において、カバーはその一部分に
    開閉自在な開口を備え、前記カバーは筒状体に対して周
    方向へ回動自在に設置されていることを特徴とした溶接
    用ガスシール装置。 14、請求項第7項又は第8項又は第13項において、
    一対のシール部材の間に溶接部のモニタを備えたことを
    特徴とした溶接用ガスシール装置。 15、筒状体内を仕切るシール部材であつて、前記シー
    ル部材は形状記憶合金にヒータを備えて構成されて成る
    筒状体内のシール部材。 16、筒状体の溶接部の両側において、前記筒状体内を
    一対のシール部材でシールし、さらに前記溶接部を前記
    筒状体の外周囲方向から囲うカバーでシールし、前記一
    対のシール部材間の前記筒状体内領域内を排気し、次に
    前記領域内にシールガスを給気した後に、前記カバーに
    開口した口から前記溶接部へ溶接トーチを差し入れて前
    記溶接部を前記カバーとともに前記筒状体まわりに回動
    させつつ溶接する筒状体の溶接方法。
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