JP3054040B2 - 溶接部のリーク検出装置 - Google Patents

溶接部のリーク検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば三相分割現地
組立変圧器の相間フランジ部等のように、狭隘な個所に
配置される溶接部のリークを、中間の工法で検出する溶
接部のリーク検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開昭57−194328
号公報に示された従来の溶接部のリーク検出方法を示す
断面図である。図において、1は突き合わせ溶接された
被検査体、2はリーク試験される被検査体1の溶接部、
3はこの溶接部2を被うように被検査体1の表面1a側
に塗布された、アンモニアガス検知用の試薬としてのブ
ロムフェノール、4a、4bは溶接部2に沿って所定の
間隔を隔てて、被検査体1の表面1b側に接着された粘
着テープである。
【0003】5a、5bは両粘着テープ4a、4bの上
に接着された両面に接着性を有する両面テープ、6はこ
れら両面テープ5a、5bに跨って両端が貼布され、溶
接部2を覆うベルト状の可撓性シート、7a、7bはこ
の可撓性シート6の両端を押さえるように貼り付けられ
る粘着テープ、8は被検査体1の裏面1bと可撓性シー
ト6との間に形成される通路で、図示しないリーク試験
用流体としてのアンモニアガスを供給するガス供給手段
に連結されている。
【0004】次に試験方法について説明する。まず、可
撓性シート6によって形成された通路8内に、ガス供給
手段からアンモニアガスを供給して加圧充填する。この
時、溶接部2に欠陥が存在すると、表面1a側にはブロ
ムフェノール3が塗布されているので、欠陥部を通じて
通路8内のアンモニアがリークしてブロムフェノール3
中に溶け込み、紫青色の特有の呈色反応を示す。この呈
色反応によりアンモニアガスのリークが検知され、溶接
部2の欠陥が検出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶接部のリーク
検出は以上のように、溶接部に粘着テープにより可撓性
シートを貼り付けたり、試薬を塗布したりする作業が必
要なため、狭隘な個所でのリーク検出は非常に困難であ
り、又、リーク試験用アンモニアガスの通路を形成する
可撓シートの両端を粘着テープでシールしているので、
高い圧力のガス封入は困難であるため検出精度が低くな
り、さらに、外観点検においても、人の目が届かず鏡等
による点検しかできないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、狭隘な個所でのリーク検出を容
易にするとともに、高圧のリーク試験用ガスの適用を可
能にしてリークの検出精度の向上を図ることができ、
又、リーク試験用ガスの漏れが生じても周囲への影響を
防止することができ、さらに又、外観の点検を容易に行
うことができる溶接部のリーク検出装置を得ることを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る溶接部のリーク検出装置は、皿状に形成され開口部周
囲に真空引きが可能な環状の溝が形成されたフランジ面
を有する封入ケースと、封入ケースのフランジ面を被溶
接部材の溶接ビードの裏面側に押圧して被溶接部材と封
入ケースとの間に区画室を形成するケース押圧手段と、
区画室内に所定の圧力のガスを封入するガス封入手段
と、溶接ビードと対向して配設されるガス検出手段とを
備えたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、皿状に形成され開口部周囲にフランジ
面を有する封入ケースと、封入ケースのフランジ面を被
溶接部材の溶接ビードの裏面側に押圧して被溶接部材と
封入ケースとの間に区画室を形成するケース押圧手段
と、区画室内に所定の圧力のガスを封入するガス封入手
段と、溶接ビードとそれぞれ対向して配設されるガス検
出手段および溶接ビードの形状を検出する形状検出手段
とを備えたものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、請求項2において、封入ケースのフラ
ンジ面にフランジ面に沿った環状の溝を形成するととも
に溝内を真空引き可能にしたものである。
【0010】又、この発明の請求項4に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、請求項1ないし3のいずれかにおい
て、封入ケースは硬質の弾性部材で形成したものであ
る。
【0011】又、この発明の請求項5に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、請求項1において、ガス検出手段を溶
接ビードに沿って走行するようにしたものである。
【0012】又、この発明の請求項6に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、請求項2において、ガス検出手段およ
び形状検出手段を溶接ビードに沿って走行するようにし
たものである。
【0013】又、この発明の請求項7に係る溶接部のリ
ーク検出装置は、請求項1ないし6のいずれかにおい
て、三相分割現地組立変圧器の相間フランジ間の溶接部
に適用したものである。
【0014】
【作用】この発明の請求項1における溶接部のリーク検
出装置は、ケース押圧手段によってフランジ面が被溶接
部材の溶接ビード裏面側に押圧された封入ケース内に、
ガス封入手段により高圧のガスを封入するとともに、ガ
ス検出手段により溶接部をリークするガスを検出し、封
入ケース内から漏れたガスを、封入ケースのフランジ面
に形成された環状の溝内に捕獲し、真空引きにより回収
する。
【0015】又、この発明の請求項2における溶接部の
リーク検出装置は、ケース押圧手段によってフランジ面
が被溶接部材の溶接ビード裏面側に押圧された封入ケー
ス内に、ガス封入手段により高圧のガスを封入するとと
もに、ガス検出手段により溶接部をリークするガスを検
出し、また、形状検出手段により溶接ビードの外観形状
を検出する。
【0016】又、この発明の請求項3における溶接部の
リーク検出装置は、封入ケース内から漏れたガスを、封
入ケースのフランジ面に形成された環状の溝内に捕獲
し、真空引きにより回収する。
【0017】又、この発明の請求項4における溶接部の
リーク検出装置は、封入ケースが硬質の弾性部材で形成
されることにより、被溶接部材の裏面側にシール部材を
介在することなく気密に押圧される。
【0018】又、この発明の請求項5における溶接部の
リーク検出装置は、ガス検出手段を溶接ビードに沿って
走行させることにより、リーク検出速度を上げて作業能
率の向上を図る。
【0019】又、この発明の請求項6における溶接部の
リーク検出装置は、ガス検出手段および形状検出手段を
溶接ビードに沿って走行させることにより、リーク検出
速度を上げて作業能率の向上を図る。
【0020】又、この発明の請求項7における溶接部の
リーク検出装置は、三相分割現地組立変圧器の相間フラ
ンジ間の溶接部のリークを検出する。
【0021】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を三相分割現地組立変圧器の相
間フランジ間の溶接部に適用して図に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例1における溶接部のリーク
検出装置の概略構成を示す図、図2は図1に示す三相分
割現地組立変圧器の相間フランジ間の溶接部の構成を示
す図、図3は図1に示すケース押圧手段の構成を示す正
面図、図4は図1に示す封入ケースの詳細を示す平面
図、正面図および側面図、図5は図4に示す封入ケース
を被溶接部材の溶接ビード裏面側に押圧した状態を示す
断面図である。
【0022】一般に、三相分割現地組立変圧器は図2に
示すように、各相の巻線(図示せず)を各中部タンク9
a、9b、9cおよび下部タンク10a、10b、10
c内に収納して現地に輸送し、現地において、各下部タ
ンク10a、10b、10cの上部にそれぞれ固着され
た相間フランジ11a、11b、11c間を溶接して一
体化した後、各タンク9a、9b、9c、10a、10
b、10cを取りはずし、各巻線間に鉄心を装着組み合
わせて本タンク(図示せず)内に収納し、絶縁媒体を封
入することにより現地組立を完了する。
【0023】したがって、相間フランジ11a、11
b、11c間を溶接することによって形成される各溶接
部12a、12bは気密性が要求される。しかしなが
ら、一旦、本タンク内に収納された後に溶接部12a、
12bにリークが検出されると、修復作業は非常に困難
となるため、図2に示すように各相間フランジ11a、
11b、11c間の溶接を行った直後の状態で、溶接部
12a、12b、12cのリーク検出が、非常に狭隘で
作業が困難な条件で行われる。
【0024】図において、13は皿状に形成された封入
ケースで、図4に示すように上方開口部周囲にフランジ
面13aが形成され、このフランジ面13aにはこれに
沿って排気口13bを有する環状の溝13cが設けら
れ、また、底部にはガス封入口13dが設けられてい
る。14は排気口13bにバルブ14aを介して接続さ
れる真空ポンプ、15はガス封入口13dに両バルブ1
5a、15bを介して接続されるガス封入手段としての
ガスボンベである。
【0025】16は溶接部12aの溶接ビードの上方に
対向して配設されるガス検出手段としてのガス検出プロ
ーブで、ガスデテクタ17に接続されている。18はガ
ス検出プローブ16と同様に溶接部12aの溶接ビード
の上方に対向して配設される形状検出手段としての視覚
センサで、ビデオモニタ19に接続されている。そし
て、これらガス検出プローブ16および視覚センサ18
は、図示しない自動走行装置により保持され、溶接ビー
ドに沿って走行可能に配設されている。
【0026】20は封入ケース13を保持して、図5に
示すように相間フランジ11a、11bの溶接ビード裏
面側にパッキン26を介して押圧するケース押圧手段
で、図3に示すようにフレーム21上に複数の油圧シリ
ンダ22が載置され、フレーム21の側面には下部タン
ク10a、10bの側面をガイドにしてケース押圧手段
20を、両下部タンク10a、10b間に案内するガイ
ドローラ23が、また、フレーム21の下面にはケース
押圧手段20の移動を容易とする移動ローラ24がそれ
ぞれ設けられている。25は各油圧シリンダ22に接続
され所定の駆動圧力を供給する油圧ユニット、27は相
間フランジ11a、11bと封入ケース13との間に形
成される区画室である。
【0027】次に上記のように構成された溶接部のリー
ク検出装置の動作について説明する。まず、ケース押圧
手段20を下部タンク10a、10b間にガイドローラ
23および移動ローラ24を介して挿入するとともに、
相間フランジ11a、11bの溶接部12aの上方に、
それぞれガス検出プローブ16および視覚センサ18が
溶接ビードに対向するように自動走行装置(図示せず)
を装着する。次いで、油圧ユニット25を駆動させ、各
油圧シリンダ22に駆動圧力を供給して、封入ケース1
3を相間フランジ11a、11bの溶接部12aの裏面
側に、パッキン26を介して押圧し区画室27を形成す
る。
【0028】そして、この区画室27内にガスボンベ1
5からガス封入口13dを介してガスを供給し、区画室
27内を所定の圧力に保持した後、自動走行装置(図示
せず)を溶接ビードに沿って2〜3cm/secの速度
で移動させ、ガス検出プローブ16および視覚センサ1
8により、溶接部12aからリークするガスおよび溶接
ビードの形状を監視し、万一、ガスのリークおよび形状
の異常があれば、ガスデテクタ17およびビデオモニタ
19で検出される。一方、区画室27内に封入されたガ
スがパッキン26部から漏れた場合、このガスは周囲に
形成された環状の溝内に捕獲され、真空ポンプ14によ
って真空引きされることにより回収される。
【0029】このように上記実施例1によれば、上記の
ように構成したことにより狭隘な個所でのリーク検出を
容易にするとともに、封入ケース13を用いたことによ
り高圧のガスの適用が可能となり、リークの検出精度を
向上させることができ、又、視覚センサ18により溶接
ビードの形状を監視するようにしたことにより、リーク
の恐れのある個所を予知することが可能となり、検出精
度をさらに向上させることができ、又、封入ケース13
のフランジ面13aに、環状の溝13cを形成し真空引
きするようにしたことにより、区画室27内からガスが
外部に漏れて悪影響を与える等といった弊害を防止する
ことができ、又、自動走行装置によりガス検出プローブ
16および視覚センサ18を移動させるようにしたこと
により、リーク検出速度を上げて作業能率の向上を図る
ことができる。
【0030】実施例2. 尚、上記実施例1では、封入ケース13と相間フランジ
11a、11bとの間に、パッキン26を介在させるこ
とによって気密を保持するようにしているが、封入ケー
ス13自身を、硬質の弾性部材で形成するようにすれ
ば、パッキン26等を介在させなくとも十分に気密を保
持することが可能になる。
【0031】実施例3. 又、上記各実施例では、三相分割現地組立変圧器の相間
フランジ間の溶接部に適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、狭隘な個所に溶接
ビードが配設されている溶接部を備えたものであれば適
用することができ、上記各実施例と同様の効果を発揮し
得ることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、皿状に形成され開口部周囲に真空引きが可能な環
状の溝が形成されたフランジ面を有する封入ケースと、
封入ケースのフランジ面を被溶接部材の溶接ビードの裏
面側に押圧して被溶接部材と封入ケースとの間に区画室
を形成するケース押圧手段と、区画室内に所定の圧力の
ガスを封入するガス封入手段と、溶接ビードと対向して
配設されるガス検出手段とを備えたので、狭隘な個所で
のリーク検出を容易にするとともに、高圧のリーク試験
用ガスの適用ができるようにして、リークの検出精度を
向上させることが可能で、且つ漏れたガスの回収が可能
な溶接部のリーク検出装置を提供することができる。
【0033】又、この発明の請求項2によれば、皿状に
形成され開口部周囲にフランジ面を有する封入ケース
と、封入ケースのフランジ面を被溶接部材の溶接ビード
の裏面側に押圧して被溶接部材と封入ケースとの間に区
画室を形成するケース押圧手段と、区画室内に所定の圧
力のガスを封入するガス封入手段と、溶接ビードとそれ
ぞれ対向して配設されるガス検出手段および溶接ビード
の形状を検出する形状検出手段とを備えたので、狭隘な
個所でのリーク検出を容易にするとともに、高圧のリー
ク試験用ガスの適用ができるようにして、リークの検出
精度を向上させることが可能であることは勿論のこと、
将来リークの恐れがある個所を予知することが可能な溶
接部のリーク検出装置を提供することができる。
【0034】又、この発明の請求項3によれば、請求項
において、封入ケースのフランジ面にフランジ面に沿
った環状の溝を形成するとともに溝内を真空引き可能に
したので、狭隘な個所でのリーク検出を容易にするとと
もに、高圧のリーク試験用ガスの適用ができるようにし
て、リークの検出精度を向上させることが可能であるこ
とは勿論のこと、封入ケースから漏れたガスを捕獲して
回収することが可能な溶接部のリーク検出装置を提供す
ることができる。
【0035】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1ないし3のいずれかにおいて、封入ケースを硬質の弾
性部材で形成したので、狭隘な個所でのリーク検出を容
易にするとともに、高圧のリーク試験用ガスの適用がで
きるようにして、リークの検出精度を向上させることが
可能であることは勿論のこと、被溶接部材の裏面側にシ
ール部材を介在させることなく気密に押圧することが可
能な溶接部のリーク検出装置を提供することができる。
【0036】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1において、ガス検出手段を溶接ビードに沿って走行で
きるようにしたので、狭隘な個所でのリーク検出を容易
にするとともに、高圧のリーク試験用ガスの適用ができ
るようにして、リークの検出精度を向上させることが可
能であることは勿論のこと、リーク検出速度を上げて作
業能率の向上を図ることが可能な溶接部のリーク検出装
置を提供することができる。
【0037】又、この発明の請求項6によれば、請求項
2のいずれかにおいて、溶接ビッドに沿って走行できる
ようにしたので、狭隘な個所でのリーク検出を容易にす
るとともに、高圧のリーク試験用ガスの適用ができるよ
うにして、リークの検出精度を向上させることが可能で
あることは勿論のこと、リーク検出速度を上げて作業能
率の向上を図ることが可能な溶接部のリーク検出装置を
提供することができる。
【0038】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1ないし6のいずれかにおいて、三相分割現地組立変圧
器の相間フランジ間の溶接部のリーク検出に適用したの
で、狭隘な個所でのリーク検出を容易にするとともに、
高圧のリーク試験用ガスの適用ができるようにして、リ
ークの検出精度を向上させることが可能であることは勿
論のこと、変圧器全体組立時の加圧テストよりも早い時
点でリーク検出を行うことが可能な溶接部のリーク検出
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1における溶接部のリーク
検出装置の概略構成を示す図である。
【図2】 図1に示す三相分割現地組立変圧器の相間フ
ランジ間の溶接部の構成を示す図である。
【図3】 図1に示すケース押圧手段の構成を示す正面
図である。
【図4】 図1に示す封入ケースの詳細を示すもので、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図であ
る。
【図5】 図4に示す封入ケースを被溶接部材の溶接ビ
ード裏面側に押圧した状態を示す断面図である。
【図6】 従来の溶接部のリーク検出方法を示す断面図
である。
【符号の説明】
9a〜9c 中部タンク、10a〜10c 下部タン
ク、11a〜11c 相間フランジ、12a、12b
溶接部、13 封入ケース、14 真空ポンプ、15
ガスボンベ(ガス封入手段)、16 ガス検出プローブ
(ガス検出手段)、18 視覚センサ(形状検出手段)、2
0 ケース押圧手段、27 区画室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−88581(JP,A) 特開 平1−224634(JP,A) 実開 昭61−15536(JP,U) 実開 昭49−13686(JP,U) 実開 昭61−72657(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/02 G01M 3/12 G01M 3/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皿状に形成され開口部周囲に真空引きが
    可能な環状の溝が形成されたフランジ面を有する封入ケ
    ースと、上記封入ケースのフランジ面を被溶接部材の溶
    接ビードの裏面側に押圧して上記被溶接部材と上記封入
    ケースとの間に区画室を形成するケース押圧手段と、上
    記区画室内に所定の圧力のガスを封入するガス封入手段
    と、上記溶接ビードと対向して配設されるガス検出手段
    とを備えたことを特徴とする溶接部のリーク検出装置。
  2. 【請求項2】 皿状に形成され開口部周囲にフランジ面
    を有する封入ケースと、上記封入ケースのフランジ面を
    被溶接部材の溶接ビードの裏面側に押圧して上記被溶接
    部材と上記封入ケースとの間に区画室を形成するケース
    押圧手段と、上記区画室内に所定の圧力のガスを封入す
    るガス封入手段と、上記溶接ビードとそれぞれ対向して
    配設されるガス検出手段および上記溶接ビードの形状を
    検出する形状検出手段とを備えたことを特徴とする溶接
    部のリーク検出装置。
  3. 【請求項3】 封入ケースのフランジ面に上記フランジ
    面に沿った環状の溝を形成するとともに上記溝内を真空
    引き可能にしたことを特徴とする請求項2記載の溶接部
    のリーク検出装置。
  4. 【請求項4】 封入ケースは硬質の弾性部材で形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の溶接部のリーク検出装置。
  5. 【請求項5】 ガス検出手段を溶接ビードに沿って走行
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の溶接部
    のリーク検出装置。
  6. 【請求項6】 ガス検出手段および形状検出手段を溶接
    ビードに沿って走行するようにしたことを特徴とする請
    求項2記載の溶接部のリーク検出装置。
  7. 【請求項7】 被溶接部材は三相分割現地組立変圧器の
    相間フランジであることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれかに記載の溶接部のリーク検出装置。
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