JPH01247990A - 一体型熱交換器 - Google Patents

一体型熱交換器

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JPH01247990A
JPH01247990A JP7420188A JP7420188A JPH01247990A JP H01247990 A JPH01247990 A JP H01247990A JP 7420188 A JP7420188 A JP 7420188A JP 7420188 A JP7420188 A JP 7420188A JP H01247990 A JPH01247990 A JP H01247990A
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充 岩崎
Hitoshi Takenaka
竹中　等
Keizo Kushibiki
櫛引　啓三
Hiroshi Tsuchizawa
土澤　宏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱交換器に係わり、特に、第１熱交換器の前
方または後方に第２熱交換器を並列に配置し、これ等の
熱交換器を相互に連結してなる一体型熱交換器に関する
。
〔従来の技術］ 近時、例えば、実開昭５６−１６７７２７号公報に開示
されるように、冷房用のコンデンサをラジェータの前面
に連結したいわゆる一体型熱交換器が多用されるように
なって来ている。
第５図は、この公報に開示される一体型熱交換器を示す
もので、この一体型熱交換器は、ラジェータを構成する
第１熱交換器１１の前方に、冷房用のコンデンサである
第２熱交換器１３を並列に配置し、これ等の熱交換器１
１．１３を相互に連結して構成されている。
第１熱交換器１１は、一定間隔を置いて対向配置される
一対の樹脂製のタンク１５．１７の間に複数のチューブ
１９およびフィン２１によりコア部２３を形成して構成
され、また、第２熱交換器１３は、チューブ２５を多段
に配置し、これ等のチューブ２５の間にフィン２７を配
置して構成されている。
そして、第１熱交換器１１と第２熱交換器１３とは、こ
れ等第１熱交換器１１および第２熱交換器１３からそれ
ぞれ側方に突出して固着されるブラケット２８．２９を
ボルト３０により連結することにより、相互に連結され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の一体型熱交換器では、
第１熱交換器１１および第２熱交換器１３のコア部を形
成するフィン２１．２７が、第１熱交換器１１および第
２熱交換器１３にそれぞれ別個に配置されているため、
これ等のフィン２１゜２７の間に間隙が形成され、通気
抵抗が増大するという問題がある。
また、このような従来の一体型熱交換器では、第１熱交
換器１１および第２熱交換器１３に、それぞれ側方に突
出するブラケット２８．２９を固着する必要があり、ま
た、これ等のブラケヅト２８．２９をボルト３０により
連結する必要があるため、製造および組み立て工数が増
大するという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決したもので、コア部
の通気抵抗を従来より大幅に低減することができるとと
もに、第１熱交換器と第２熱交換器との連結を容易、確
実に行なうことができる一体型熱交換器を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項１の一体型熱交換器は、一定間隔を置いて対向配
置される上側タンクと下側タンクとの間に、複数のチュ
ーブとフィンからなるコア部を形成してなる第１熱交換
器および第２熱交換器を並列に配置し、これ等の熱交換
器を相互に連結してなる一体型熱交換器において、前記
第１熱交換器と第２熱交換器のコア部を形成するフィン
を対向端において連続させ、一体に形成したものである
。
また、請求項２の一体型熱交換器は、請求項１において
、第１熱交換器および第２熱交換器の上側タンク、下側
タンク、チューブおよびフィンを一体ろう付けしたもの
である。
〔作　用］ 請求項１の一体型熱交換器では、第１熱交換器と第２熱
交換器のコア部を形成するフィンが対向端において連続
され、一体に形成される。従って、第１熱交換器と第２
熱交換器とを形成するフィンの間に間隙がなくなり、通
気抵抗が低減されることとなる。
また、請求項２の一体型熱交換器では、請求項１におい
て、第１熱交換器および第２熱交換器の上側タンク、下
側タンク、チューブおよびフィンが一体ろう付けされる
。従って、第１熱交換器と第２熱交換器とが強固に連結
されることとなる。
〔実施例） 以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第１図は第２図の一体型熱交換器のチューブおよびフィ
ンの詳細を示しており、第２図は本発明の一体型熱交換
器の一実施例を示している。
図において符号３１は、ラジェータとして使用される第
１熱交換器を示している。
この第１熱交換器３１の前方には、冷房用のコンデンサ
として使用される第２熱交換器３３が並列に配置されて
いる。
第１熱交換器３１は、一定間隔を置いて対向配置される
一対の円筒状のアルミニウム製の上側タンク３５と下側
タンク３７との間に、アルミニウム製のチューブ４１お
よびフィン４３とからなるコア部４５を形成して構成さ
れている。
また、コア部４５の側面には、レインフォース４７がろ
う付は固定されている。このレインフォース４７は、ア
ルミニウム板からなり、第２熱交換器３３の側方に延在
されている。
一方、第２熱交換器３３は、一定間隔を置いて対向配置
される一対の円筒状のアルミニウム製の上側タンク５１
と下側タンク５３との間に、アルミニラム製のチューブ
５５およびフィン４３とからなるコア部５７を形成して
構成されている。
また、コア部５７の側面には、第１熱交換器のレインフ
ォース４７の延在部がろう付けされている。
しかして、この実施例では、第１図に示すように、第１
熱交換器３１と第２熱交換器３３のコア部４５．５７を
形成するフィン４３が対向端において連続され、一体に
形成されている。
さらに、この実施例では、第１熱交換器３１および第２
熱交換器３３の上側タンク３５，５１、下側タンク３７
，５３、チューブ４１．５５およびフィン４３が一体ろ
う付けされている。
第３図は、タンク３５．３７，５１．５３とチューブ４
１．５５とのろう付は部の詳細を示すもので、各タンク
３５．３７，５１．５３には、チューブ４１．５５を挿
通するための挿通孔５９が軸方向に一定間隔を置いて多
数形成されており、これ等の挿通孔５９には、チューブ
４１．５５の端部が挿通され、ろう付けにより固着され
ている。
なお、第２図において、上側および下側タンク３５．３
７には、第１熱交換器３１の車体への固定に使用される
受は部材６１およびピン６３が突出して形成されている
。
第４図は、以上のように構成された一体型熱交換器をエ
ンジンルーム内に配置した状態を示すもので、図におい
て符号６５は、エンジンルーム内に形成される水平支柱
６７に固定されるブラケットを示しており、これ等のブ
ラケット６５には、マウントラバー６９を介して第１熱
交換器３１が支持されている。また、第１熱交換器３１
の後面には、ファンシュラウド７１が配置されており、
このファンシュラウド７１には、モータファン７３が収
容されている。
以上のように構成された一体型熱交換器は、第１熱交換
器３１のコア部４５を組み付けた状態で、この第１　熱
交ｔｍ器３　Ｌのレインフォース４７の延在部７５の間
に、コア部５５を組み付けられた第２熱交換器３３を配
置し、これ等を焼き付は炉内で焼き付けることにより製
造される。
すなわち、この焼き付けにより、第１熱交換器３１のタ
ンク３５．３７、チューブ４１．フィン４３およびレイ
ンフォース４７が相互にろう付けされ、また、第２熱交
換器３３のタンク５１，５３、チューブ５５、フィン４
３が相互にろう付けされ、さらに、レインフォース４７
の延在部７５が第２熱交換器３３にろう付けされること
となる。
しかして、以上のように構成された一体型熱交換器では
、第１熱交換器３１と第２熱交換器３３のコア部４５．
５７を形成するフィン４３を対向端において連続させ、
一体に形成したので、第１熱交換器３１と第２熱交換器
３３とを形成するフィン４３の間に間隙がなくなり、通
気抵抗を従来より大幅に低減することが可能となる。
また、以上のように構成された一体型熱交換器では、第
１熱交換器３１および第２熱交換器３３の上側タンク３
５，５１、下側タンク３７．５３、チ、−ブ４１，５５
およびフィン４３を一体ろう付けしたので、第１熱交換
器３１と第２熱交換器３３とを強固に連結することが可
能となる。
さらに、以上のように構成された一体型熱交換器では、
第１熱交換器３１のレインフォース４７を、第２熱交換
器３３の側方まで延在し、この延在部７５に第２熱交換
器３３をろう付は固定するようにしたので、第１熱交換
器３１と第２熱交換器３３とを容易、　６１実に連結す
ることが可能となる。
また、以上のように構成された一体型熱交換器では、第
１熱交換器３１をマウントラバー６９を介してブラケッ
ト６５に支持することにより、第１熱交換器３１および
第２熱交換器３３が支持されることとなるため、車体へ
の取り付は工数を低減することが可能となる。
なお、以上述べた実施例では、第１熱交換器３１をラジ
ェータとし、第２熱交換器３３をコンデンサとした例に
ついて説明したが、本発明は、かかる実施例に限定され
るものではなく、例えば、第２熱交換器３３がインター
ターラあるいはナブラジエータ等であっても良いことは
勿論である。
また、以上述べた実施例では、第１熱交換器３■の前方
に第２熱交換器３３を配置した例について説明したが、
本発明は、かかる実施例に限定されるものではなく、第
１熱交換器３１の後方に第２熱交換器３３を配置しても
良いことは勿論である。
（発明の効果） 以上述べたように、請求項１の一体型熱交換器では、第
１熱交換器と第２熱交換器のコア部を形成するフィンを
対向端において連続させ、一体に形成したので、第１熱
交換器と第２熱交換器とを形成するフィンの間に間隙が
なくなり、通気抵抗を従来より大幅に低減することがで
きる。
また、請求項２の一体型熱交換器では、第１熱交換器お
よび第２熱交換器の上側タンク２下側タンク、チューブ
およびフィンを一体ろう付けしたので、第１熱交換器と
第２熱交換器とを強固に連結することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は第２図の一体型熱交換器のチューブおよびフィ
ンの詳細を示す斜視図である。 第２図は本発明の一体型熱交換器の一実施例を示す側面
図である。 第３図はタンクとチューブとの接続部を示す横断面図で
ある。 第４図は第２図の一体型熱交換器をエンジンルーム内に
収容した状態を示す側面図である。 第５図は従来の一体型熱交換器を示す斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明］ ３１・・・第１熱交換器 ３３・・・第２熱交換器 ３５．５１・・・上側タンク ３７．５３・・・下側タンク ４１．５５・・・チューブ ４３・・・フィン ４５．５７・・・コア部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）　一定間隔を置いて対向配置される上側タンクと
    下側タンクとの間に、複数のチューブとフィンからなる
    コア部を形成してなる第１熱交換器および第２熱交換器
    を並列に配置し、これ等の熱交換器を相互に連結してな
    る一体型熱交換器において、前記第１熱交換器と第２熱
    交換器のコア部を形成するフィンを対向端において連続
    させ、一体に形成したことを特徴とする一体型熱交換器
    。
  2. （２）　第１熱交換器および第２熱交換器の上側タンク
    ，下側タンク，チューブおよびフィンを一体ろう付けし
    たことを特徴とする請求項１記載の一体型熱交換器。
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