JPH01243197A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はカード、通帳等を取引媒体どする自動取引装置
に係り、特に取引媒体挿入部近傍にお【プる取引媒体の
搬送を良好にした自動取引装置に関する。

（従来の技術） 第５図および第６図は従来の自動取引装置を示し、第５
図は自動取引装置の取引媒体挿入部の構造を示す断面説
明図、第６図は第５図に示すものの分解構造を示す断面
説明図である。

図において、ユニット１は筐体２内に収容されており、
取引媒体搬送路１ａが形成されている。

ユニット１に取引媒体を挿入する取引媒体挿入部材３は
筐体２の接客側パネル面２ａにねじ等により一体的に固
定されており、この取引媒体挿入部材３にはユニット１
の取引媒体搬送路１ａの軸線ａと同一の直線上に軸線す
を有する取引媒体挿入口３ａおよびこの取引媒体挿入口
３ａに連通し端面よりユニット１側に突出し７ｊ取取引
体搬送ガイド３ｂがそれぞれ形成されている。この取引
媒体搬送ガイド３１）に形成されｌｃ口油通孔３ｃ軸線
は取引媒体挿入口３ａの軸線すど同一直線上に設定され
ており、また貫通孔３Ｃの直径は取引媒体挿入口３ａの
直径と同一に設定されている。

なお図において、２ｂは接客側パネル面２ａに形成され
た取引媒体搬送ガイド３ｂを挿入するための開口部であ
る。

（発明が解決しようとする課題） 従来の自動取引装置の組立時にあっては、まず第６図に
示すように取引媒体挿入部材３を取付けた筺体２内にユ
ニット１を収容し、取引媒体搬送路１ａの軸線ａと取引
媒体挿入口３ａの軸線すとが一致するように位置決め作
業を行なう。つぎに第５図に示ずようにユニット１の側
面と取引媒体搬送ガイド３ｂの端面との間に一定の隙間
Ｃができるように位置決め作業を行なってユニット１を
所定の位置に配置する。これらの位置決め作業は取引媒
体を円滑に搬送させるために極めて重要な作業であるが
、作業者にとっては非常に困難な作業であり、多くの時
間を要するという問題がある。また上記のように完全に
位置決め調整がなされた取引媒体挿入部材３が運搬や使
用時における衝撃などで軸線すがずれて軸線ａと一致し
なくなることがあり、取引媒体の円滑な搬送に支障をき
たすおそれがある。

本発明の目的は、取引媒体挿入部Ｈの取引媒体挿入口が
ユニットに対してずれないようにし、かつ取引媒体挿入
部材を挿入するための筐体開口部を体裁よく被覆できる
ようにした自動取引装置を提供することにある。

［発明の構成コ 〈課題を解決するだめの手段） 上記目的を達成するために、本発明は、筐体と、この筐
体内に収容され取引媒体搬送路を形成したユニットと、
取引媒体挿入口を形成した取引媒体挿入部材とを備えｌ
ζ自動取引装置において、前記ユニットの取引媒体搬送
路の延長線上に前記取引媒体挿入口が存在するよう前記
取引媒体挿入部材を前記ユニットに一体的に固定し、か
つこの取引媒体挿入部材を挿入づる開口部を形成した前
記筐体の接客側パネル面に、前記間【」部と前記取引媒
体挿入部材との隙間を被覆する飾り枠を固定したもので
ある。

（作用） 上述の構成によれば、取引媒体挿入部材はユニットに一
体的に固定されており、これによって運搬や使用時にお
ける衝撃によって取引媒体挿入口が取引媒体搬送路の延
長線上からずれることがない。まに筺体の開口部と取引
媒体挿入部材との隙間は飾り枠に被覆され、これにより
外観上体裁が良好となる。

（実施例） 以下、本発明を図面を示す実施例に基いて説明する。

第１図から第３図は本発明の実施例に係り、第１図は自
動取引装置の取引媒体挿入部の構造を示づ斜視説明図、
第２図は第１図に示ずものの断面説明図、第３図は第２
図に示すものの分解断面説明図であり、図において第５
図および第６図に示すものと同一の部分には同一の符号
を付し、その説明は省略する。

取引媒体挿入部材３は、取引媒体挿入口３ａの軸線すを
取引媒体搬送路１ａの軸線ａの延長線と一致させてユニ
ット１に固定金具５を介して溶接等の固定手段で一体的
に固定されており、組立時には筐体２のパネル面２８に
形成された開口部２Ｃに挿入され一部がパネル面２ａか
ら接客側に突出している。開口部２Ｇの大きさは取引媒
体挿入部材３が十分な隙間をもって配置されるように設
定されている。パネル面２ａには、その開口部２Ｃより
一十分大きい飾り枠６が例えば接着剤等の固定手段で固
定されており、この飾り枠６にはパネル面２ａから突出
している取引媒体挿入部材３よりわずかに大ぎい開口部
６ａがパネル面２ａの開口部２Ｃに対向して形成されて
いる。

上記のように構成された自動取引装置においては、取引
媒体挿入部材３は、取引媒体挿入口３ａの軸線すをユニ
ット１の取引媒体搬送路１ａの軸線ａと一致させてユニ
ット１に直接溶接等の強力な固定手段により固定されて
いる。従って組立時にユニット１と取引媒体挿入部材３
との位置決め作業を行なう必要がなくなり作業者の労力
が大幅に軽減される。また運搬や使用時における衝撃な
どぐ両軸線ａ、ｂがずれることがなく、常に取引媒体の
内洞な搬送が行なわれる。またパネル２ａの開口部２Ｃ
に取引媒体挿入部材３を挿入するに際（）で、開［１部
２Ｇの犬さ′さは取引媒体挿入部材３より十分大きく設
定されでおり、取引媒体挿入部材３の挿入作業が極めて
容易どなる。

飾り枠６は、パネル面２ａの開口部２Ｃと取引媒体挿入
部材３との隙間Ｃ１を被覆するようにして、その間１１
部６ａを取引媒体挿入部材３に挿入しパネル面２ａに固
定されている。従って隙間Ｃ１は飾り枠６により殆んど
被覆することができ、外観上体裁がよくなる。

なお飾り枠６をパネル面２ａに取付けるに際して、第４
図に示すように取付けねじ８を使用してｂよい。この場
合、飾り枠６の各角部に取付けねじ８のねじ部８ａより
十分大きな貫通孔６ｂを設しプ、この貫通孔６ｂから取
付けねじ８を挿入してパネル面２ａに形成されためねじ
部２ｄに螺着する。これにより飾り窓６はパネル面２ａ
に対して上下および左右方向（第２図において紙面と直
交する方向）に所定の自由度をもってその取付は位置を
調整することができる。また飾り枠６をパネル面２ａに
対して前方向（第２図においで矢印Ａの方向）に少し移
動させたい場合は、例えば飾り枠６とパネル面２ａとの
間に薄肉の座金を介在させることにより調整することが
できる。

［発明の効果コ 本発明は上述したように、取引媒体挿入部材をユ、ニッ
トに一体的に強固に固定し、またパネル面の開口部と取
引媒体挿入部材との隙間を飾り枠により被覆したので、
つぎのような効果を秦する。

すなわち、 （１）ユニットの取引媒体搬送路の延長線上から取引媒
体挿入部材の取引媒体挿入口が、運搬や使用時の衝撃な
どによってもずれることがなく、取引媒体が常に円滑に
搬送され、自動取引装置の信頼性および品質を向上させ
ることができる。

（２）自動取引装置の組立時における困難な位置決め作
業がなくなり、作業効率を向上させることができる。

（３）パネル面の開口部を十分大きくすることができ、
取引媒体挿入部材の挿入作業が容易となる。

（／４）飾り枠によって外観−［体裁がよくなり、商品
価値を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本発明の実施例に係り、第１図は自
動取引装置の取引媒体挿入部の構造を示づ斜視説明図、
第２図は第１図に示すｂのの断面説明図、第３図は第２
図に示すものの分解断面説明図、第４図は本発明の別実
施例に係る飾り枠の取（＝Ｉけ状態を示す分解斜視説明
図、第５図および第６図は従来例に係り、第５図は自動
取引装置の取引媒体挿入部の構造を示す断面説明図、第
６図は第５図に示づものの分解構造を示す断面説明図で
ある。 １・・・ユニツし・ １ａ・・・取引媒体搬送路 ２・・・筐体 ２ａ・・・パネル面 ２Ｇ・・・開口部 ３・・・取引媒体挿入部材 ３ａ・・・取引媒体挿入口 ６・・・飾り枠 ａ、ｂ・・・軸線 代理人　弁理士　　則　近　　憲　佑 代理人　弁理士　　山　下　　− 第１図 第２図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）筐体と、この筐体内に収容され取引媒体搬送路を
   形成したユニットと、取引媒体挿入口を形成した取引媒
   体挿入部材とを備えた自動取引装置において、 前記ユニットの取引媒体搬送路の延長線上に前記取引媒
   体挿入口が存在するよう前記取引媒体挿入部材を前記ユ
   ニットに一体的に固定し、かつこの取引媒体挿入部材を
   挿入する開口部を形成した前記筐体の接客側パネル面に
   、前記開口部と前記取引媒体挿入部材との隙間を被覆す
   る飾り枠を固定したことを特徴とする自動取引装置。