JPH01240721A - 縦軸エンジン作業機の強制空冷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、縦軸エンジン作業機の強制空冷装置ニ関し
、エンジンのクランクケースの冷却性能を高める技術で
ある。

（前提となる基本構造） この発明は、次の基本構造を有するものを、前提とする
。

例えば、第１図ないし第３図に示すように、縦軸エンジ
ンｌの上側に作業機２と冷却ファン３とを順に設け、縦
軸エンジンｌのシリンダ４及びシリンダヘッド５をシリ
ンダ冷却風カバー６で覆い、作業１２を作業機冷却風カ
バー７で覆い、シリンダ冷却風カバー６の下部にシリン
ダ冷却風入り口８を開口するとともに、その上部を作業
機冷却風カバー７の下部に連通口９を介して連通し、作
業機冷却風カバー７の下部に作業機冷却風入り口１０を
開口するとともに、その上部を冷却ファン３の吸風室１
１に吸風口１２を介して連通して構成した縦軸エンジン
作業機の強制空冷装置である。

この基本構造では、冷却ファン３の吸風力で、シリンダ
用冷却風をシリンダ冷却風入り口８からシリンダ冷却風
カバー６・連通口９・作業機冷却風カバー７・吸風口１
２・吸風室１１及び冷却ファン３に順に通過させるとと
もに、作業機用冷却風を作業機冷却風入り口１０から作
業機冷却風カバー７・吸風口１２・吸風室１１及び冷却
ファン３を順に通過させる。

これにより、シリンダ４・シリンダヘッド５及び作業機
２を冷却する。

（従来の技術） 上記基本構造において、前記作業機冷却風入り口１０は
、従来では第６図に示すように、作業機冷却風カバー７
のほぼ全周にわたって開口していた。

（発明が解決しようとす雨課題） 上記従来技術では、クランクケース１３が冷却されにく
かった。

この発明は、簡単な構造でクランクケース１３の冷却性
能を高めることを、課題とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記基本構造において、上記課題を解決する
ために、次の改良を加えたものである。

例えば第１図ないし第５図に示すように、作業機冷却風
カバー７の下部の周方向の大部分を閉塞するとともに、
残りの一部分に作業機冷却風入り口１０を縦軸エンジン
１のクランクケース１３の周側面の一部に臨ませて下向
きに開口し、作業機冷却風入り口１０に吸い込む作業機
用冷却風をクランクケース１３の周側面の一部に集中し
て通過させるように構成したことを特徴とするものであ
る。

（作用） 本発明は次のように作用する。

エンジンｌを運転すると、作業機２と冷却ファン３とが
駆動される。

冷却ファン３の吸引力で、シリンダ用冷却風がシリンダ
冷却風入り口８からシリンダ冷却風カバー６・連通口９
・作業機冷却風カバー７・吸風口１２を経て、吸風室１
１へ流れるとともに、作業機用冷却風が作業機冷却風入
り口ＩＯから作業機冷却風カバー７・吸風口１２を経て
吸風室１１へ流れる。これにより、シリンダ４・シリン
ダヘッド５及び作業機２が冷却される。

作業機用冷却風は、作業機冷却風カバー７の周方向の一
部にしか形成されていない作業機冷却風入り口１０に果
申して勢い良く上向きに吸い込まれていくときに、クラ
ンクケースＩ３の周側面の一部に強（接触して、これを
強力に冷却する。

（発明の効果） 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。

作業機用冷却風は、作業機冷却風カバーの周方向の一部
にしか形成されていない作業機冷却風入り口に集中して
勢い良く上向きに吸い込まれていくときに、クランクケ
ースの周側面の一部に強く接触して、これを強力に冷却
する。これにより、クランクケース内に収容した潤滑油
を冷却して、潤滑性能を高める事ができる。

しかも、この潤滑油を冷却するための構造は、作業機冷
却風入り口を作業機冷却風カバーの周方向の一部に形成
するだけですむので、簡単・小形で安価に実施できる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図ないし第５図に基ずき説
明する。

図面は防音型縦軸エンジン発電機の強制空冷装置を示す
。防音ケース２０内で、縦軸エンジン１の上側に、作業
機としての発電機２と冷却ファン３とを順に設ける。防
音ケース２０の下面が開放されて、冷却風の入り口２３
になっている。防音ケース２０の一側面の上部に冷却風
の出口をあける。

縦軸エンジン１のシリンダ４及びシリンダへラド５をシ
リンダ冷却風カバー６で覆い、発電機２を作業機冷却風
カバー７で覆う。シリンダ冷却風カバー６の下部にシリ
ンダ冷却風入り口８を開口するとともに、その上部を作
業機冷却風カバー７の下部に連通口９を介して連通ずる
。作業機冷却風カバー７の下部に作業機冷却風入り口１
０を開口するとともに、その上部を冷却ファン３の吸風
室１１に吸風口１２を介して連通ずる。

作業機冷却風カバー７の下部の周方向の大部分を閉塞す
るとともに、残りの一部分に作業機冷却風入り口ｌＯを
縦軸エンジン１のクランクケース１３の周側面の一部に
臨ませて下向きに開口する。

これにより、作業機冷却風入り口１０に吸い込む作業機
用冷却風をクランクケース１３の周側面の一部に集中し
て通過させるように構成する。

作業機冷却風入り口１０の下側で、クランクケース１３
の周側面の一部をクランクケース冷却用カバー１４で覆
い、作業機用冷却風をクランクケース冷却用カバー１４
内に通過させたのちに作業機冷却風入り口ＩＯに吸い込
むように構成する。

作業機冷却風入り口１０の下側で、クランクケース１３
の周側面の一部に冷却フィン１５を突設する。

クランクケース冷却用カバー１４の外面にコンデンサホ
ルダー２１でコンデンサ２２を固定する。

これにより、作業機用冷却風でクランクケース冷却用カ
バー１４を介してコンデンサ２２を冷却するとともに、
クランクケース冷却用カバー１４が振動騒音を発するこ
とをコンデンサ２２の重量テ抑制する。

図中、符号２５はエアクリーナ、２６はマフラ、２７は
燃料タンク、２８はりコイルスタータである。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図は本発明の実施例を示し、第１図は要
部取り出し概略斜視図、第２図は縦断正面図、第３図は
横断平面図、第４図は要部取り出し正面図、第５図は要
部縦断側面図である。 第６図は従来例の要部横断平面図である。 ｌ・・・縦軸エンジン、　２・・・作業機、　３・・・
冷却ファン、　　４・・・シリンダ、　　５・・・シリ
ンダヘッド、６・・・シリンダ冷却風カバー、　７・・
・作業機冷却風カバー、　８・・・シリンダ冷却風入り
口、　９１１．連通口、　　１０・・・作業機冷却風入
り口、　　１１・・・吸風室、　　１２・・・吸風口、
　　１３・・・クランクケース、１４・・・クランクケ
ース冷却用カバー、　　１５・・・冷却フィン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、縦軸エンジン（１）の上側に作業機（２）と冷却フ
   ァン（３）とを順に設け、縦軸エンジン（１）のシリン
   ダ（４）及びシリンダヘッド（５）をシリンダ冷却風カ
   バー（６）で覆い、作業機（２）を作業機冷却風カバー
   （７）で覆い、シリンダ冷却風カバー（６）の下部にシ
   リンダ冷却風入り口（８）を開口するとともに、その上
   部を作業機冷却風カバー（７）の下部に連通口（９）を
   介して連通し、作業機冷却風カバー（７）の下部に作業
   機冷却風入り口（１０）を開口するとともに、その上部
   を冷却ファン（３）の吸風室（１１）に吸風口（１２）
   を介して連通して構成した縦軸エンジン作業機の強制空
   冷装置において、 作業機冷却風カバー（７）の下部の周方向の大部分を閉
   塞するとともに、残りの一部分に作業機冷却風入り口（
   １０）を縦軸エンジン（１）のクランクケース（１３）
   の周側面の一部に臨ませて下向きに開口し、作業機冷却
   風入り口（１０）に吸い込む作業機用冷却風をクランク
   ケース（１３）の周側面の一部に集中して通過させるよ
   うに構成したことを特徴とする縦軸エンジン作業機の強
   制空冷装置。 ２、作業機冷却風入り口（１０）の下側で、クランクケ
   ース（１３）の周側面の一部をクランクケース冷却用カ
   バー（１４）で覆い、作業機用冷却風をクランクケース
   冷却用カバー（１４）内に通過させたのちに作業機冷却
   風入り口（１０）に吸い込むように構成した請求項１に
   記載した縦軸エンジン作業機の強制空冷装置。 ３、作業機冷却風入り口（１０）の下側で、クランクケ
   ース（１３）の周側面の一部に冷却フィン（１５）を突
   設した請求項１または請求項２に記載した縦軸エンジン
   作業機の強制空冷装置。