JPH01237834A - ロードモジュールの編集表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 端末システムを開発するためホストコンピュータにより
作成されるロードモジュールの編集表示方式に関し、 ロードモジュールの内容表示及びパッチによる変更を画
面イメージでより簡単に変更できるようにし、設定時の
ミス等を減らすことを目的とし、ロードモジュールから
読み出されたシンボル又はアドレスにより先頭アドレス
を検索するアドレス決定部と、決定した位置からの機械
語データをアセンブラに変換するａ械語／アセンブラ変
換部と、機械語データとアセンブラの両方を所定の表示
形式に編集し、表示部に並列表示する表示編集部と、表
示部から入力されたデータの変更部分を取出す変更制御
部と、その変更部分を機械語に変換するアセンブラ／機
械語変換部と、変換の際に命令の変更前後の命令長が異
なる場合に余分な部分の処理を行う命令長制御部とを備
えるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、端末システムを開発するためポストコンピュ
ータにより作成されるロードモジュールの編集表示方式
に関し、特に、パッチによる修正の場合に表示及び設定
の簡易性を図った編集表示方式に関する。

〔従来の技術〕

コンピュータシステムを制御するサービスプロセッサ（
Ｓ　Ｖ　Ｐ）において、そのファームウェアが特定のＯ
Ｓ　（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ　Ｓｙｓｔｅｍ）環境下で開
発されているとき、各機能が主記憶装置内にロードし得
る計算機プログラムのロードモジュール単位になってい
る場合がある。

プログラムを修正する場合、ロードモジュールをソース
修正して変更する方法と、パッチ（ｐａ　ｔｃｈ）によ
り変更する方法がある。第８図は、パッチによる修正方
法を示す工程図である。第８図における修正方法は、 ■パッチをかける位置（アドレス）を捜す。

■機械語をアセンブラに変換する。

■パッチデータを検討する。

■パッチするアセンブラ命令を機械語に変換する。

■ロードモジュールにパッチをする。

というふうになされていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の如く、従来のパッチによる修正方法は、コマンド
やツールを利用したり、機械語で変更するなど多くの操
作を必要とし、また前記各工程のうち、■〜■は人間が
アセンブラ／機械語変換表を見ながら作っていたので、
数字の変更ミスなど基本的なミスをし易かったし、■及
び■では修正箇所の対象アドレスを間違えて指定する場
合もあった。

本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもので、
ロードモジュールの内容表示及びパッチによる変更を画
面イメージでより簡単に変更できるようにし、設定時の
ミス等を減らした編集表示方式を提供することを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明において、上記の課題を解決するための手段は、
ロードモジュールの内容を表示部に表示しつつ該ロード
モジュールのパッチ修正を行う編集表示方式において、
ロードモジュールから読み出されたシンボル又はアドレ
スにより先頭アドレスを検索するアドレス決定部と、決
定した位置からのｉｔｔ語データをアセンブラに変換す
る機械語／アセンブラ変換部と、機械語データとアセン
ブラの両方を所定の表示形式に編集し、表示部に並列表
示する表示編集部と、表示部から入力されたデータの変
更部分を取出す変更制御部と、その変更部分を機械語に
変換するアセンブラ／機械語変換部と、変換の際に命令
の変更前後の命令長が異なる場合に余分な部分の処理を
行う命令長制御部とを備え、表示及び設定を行うロード
モジュールの編集表示方式によるものとする。

〔作用〕

本発明では、表示部画面にロードモジュールの変更／表
示用のフレームを作成する。

プログラムを示すテキスト画面では、機械語画面とアセ
ンブラ画面を対照させて並列表示する。

シンボル名を指定して対応するアドレスから表示し、指
定されたアドレスが命令の途中である場合は、その命令
の先頭アドレスを検索し、当該アドレスから表示する。

表示された内容を変更したい場合は、アセンブラ画面に
変更する命令を入力すれば自動的に機械語への変換が行
われる。命令長が変更の前後で異なる場合、余分な部分
はＮ０Ｐ（Ｎｏ　０ｐｅｒａｔｉｏｎ）命令に置換える
。

データ画面を表示又は設定する際には、１６進画面とア
スキー文字画面とを対照させて並列表示する。変更処理
の際は、その履歴をログファイルに採集しておく。

〔実施例〕

以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明を実施したロードモジュール編集表示装
置の一例を示す構成図であり、第２図はその実施例を使
用したロードモジュール開発’装置の全体像を示す構成
図である。

まず第２図において、開発装置は、プロセッサ２１と、
メモリ２２と、ファイル制御部２３と、磁気ディスク２
４と、表示制御部２５と、コンソール２６とで構成され
ている。

まず、プロセッサ２１は、ファイル制御部２３を介して
、指定されたロードモジュールデータを磁気ディスク２
４から読み出して、メモリ２２に格納する。次に、コン
、ソール２６から表示要求が入力されると、入力データ
を解析してアドレスを決定し、そのアドレスから得た一
画面分の機械語をアセンブラに変換して、所定の表示形
式に編集し、コンソール２６に表示する。コンソール２
６の画面からアセンブラデータを変更した場合は、変更
された部分を機械語に変換する。その後、変更されたロ
ードモジュールデータを磁気ディスク２４に書込む。

第１図は、上記のファイル制御部２３及び表示制御部２
５に相当する部分を詳細に示している。

第１図において、１はロードモジュールファイル、２は
ファイルアクセス部、３はアドレス決定部、４は機械語
／アセンブラ変換部、５は表示編集部、６は表示部、７
は変更制御部、８はアセンブラ／機械語変換部、９は命
令長制御部、１０はログ採集部である。アドレス決定部
３はシンボル検索部３ａとアドレス検索部３ｂとから成
る。

第３図は、上記の装置における表示処理の一例を示すフ
ローチャートである。第３図において、まず、ファイル
アクセス部２により、例えば磁気ディスクなどの指定さ
れたロードモジュールファイル１の指定された位置（ア
ドレス）から機械語データを読み出す。このとき前記コ
ンソールから入力された位置指定がシンボルの場合には
、シンボル検索部３ａによりロードモジュール内にある
該シンボルに対応するアドレスを捜し、表示先頭位置と
する。位置の指定にアドレスが入力された場合は、アド
レス検索部３ｂにより先頭アドレス検索を行い、適切な
先頭アドレスを捜す。

第４図は、その先頭アドレス検索処理の一例を示すフロ
ーチャートである。同図において、フロー、はまず、最
も近い位置にあるシンボルを探す。

その位置から１命令長毎にアドレスを増やしていき、入
力されたアドレスより大きくなるまで繰返し、大きくな
る直前のアドレスが表示先頭位置となる。この処理によ
り、入力アドレスがあ墨命令の途中であっても、その命
令の先頭から表示されることになる。

次に、機械語／アセンブラ変換部４により、決定した先
頭アドレスからアセンブラに変換する。

更に、表示編集部５により、変換されたデータと機械語
データを所定の表示形式に編集し、表示部（コンソール
）６の画面に表示する。

第５図は、上記の装置における設定処理の一例を示すフ
ローチャートである。第５図において、表示部６の画面
に基づくコンソール入力で、アセンブラデータが変更さ
れると、変更制御部７により変更された部分を取出し、
アセンブラ／機械語変換部８でその部分を機械語に変換
する。

尚、そのとき変更前後の機械語の命令長を比較し、長さ
が異なる場合には、命令長制御部９で、命令長が異なる
ことにより生じる余分な部分の命令をＮＯＰ命令に置換
える。これらの変更された部分に関する情報は、ログ採
集部１０で採集し、ファイルアクセス部２で例えばロー
ドモジュールに変更データを書込むなどの処理を行う。

第６図は、テキスト設定／表示画面の見本図である。第
６図において、表示部画面６１は機械語画面６２とアセ
ンブラ画面６３が並列表示され、表示及び変更に際して
は、次の処理が行われる。

■機械語画面６２とアセンブラ画面６３とを対応させて
表示する。

■シンボル名が指定されると、対応するアドレスから表
示される。

■指定されたアドレスが命令の途中である場合、その命
令の先頭アドレスを検索し、そのアドレスから表示され
る。

■変更は、アセンブラ画面６３に変更する命令を入力す
ると自動的に機械語への変更が行われる。

■命令長が変更前後で異なる場合、余分な部分はＮＯＰ
命令に置換される。

第７図は、データ設定／表示画面の見本図である。第７
図において、表示部画面７Ｉは■６進データ画面７２と
アスキー文字画面７３が並列表示され、表示及び変更の
際には次の処理が行われる。

■１６進データ画面７２とアスキー文字画面７３を対応
させて表示する。

■シンボル名の指定に対して対応するアドレスから表示
する。

また変更処理の際には、その履歴をログファイルに採集
しておく。

このように、本実施例では、下記の効果がある。

画面イメージによるロードモジュールの表示／設定であ
るため操作がし易い。表示におけるシンボル名指定と表
示先頭アドレス補正操作により、適切な位置が表示でき
る。またアセンブラを変換することにより自動的に機械
語に変換され、設定できるため設定時のミスが少なくな
り、機械語による１６進数変更よりかなりソースイメー
ジで修正できる。

〔発明の効果〕

以上、説明したとおり、本発明によれば、ロードモジュ
ールの内容表示及びパッチによる変更を画面イメージで
より節単に変更できるようにし、設定時のミス等を減ら
す編集表示方式を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、 第２図は本発明の適用例の構成図、 第３図〜第５図は処理のフローチャート、第６図及び第
７図は設定／表示画面の見本図、第８図は従来例の工程
図である。 １；ロードモジュール、 ２；ファイルアクセス部、 ３；アドレス決定部、 ４；機械語／アセンブラ変換部、 ５；表示編集部、 ６；表示部、 ７：変更制御部、 ８；アセンブラ／機械語変換部、 ９；命令長制御部、 １０；ログ採集部。 設定麹理のフロー千で一■ 第５図 ２１　　　　　２３　　　　　芒 第２図 表ホ処避の７０−＋ダート 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ロードモジュール（１）の内容を表示部（６）に表示し
   つつ該ロードモジュールのパッチ修正を行う編集表示方
   式において、 ロードモジュール（１）から読み出されたシンボル又は
   アドレスにより先頭アドレスを検索するアドレス決定部
   （３）と、 決定した位置からの機械語データをアセンブラに変換す
   る機械語／アセンブラ変換部（４）と、機械語データと
   アセンブラの両方を所定の表示形式に編集し、表示部（
   ６）に並列表示する表示編集部（５）と、 表示部（６）から入力されたデータの変更部分を取出す
   変更制御部（８）と、 その変更部分を機械語に変換するアセンブラ／機械語変
   換部（７）と、 変換の際に命令の変更前後の命令長が異なる場合に余分
   な部分の処理を行う命令長制御部（９）とを備え、 表示及び設定を行うことを特徴とするロードモジュール
   の編集表示方式。