JPH01234A - 硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱の処理法 - Google Patents

硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱の処理法

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JPH01234A
JPH01234A JP63-86249A JP8624988A JPH01234A JP H01234 A JPH01234 A JP H01234A JP 8624988 A JP8624988 A JP 8624988A JP H01234 A JPH01234 A JP H01234A
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アナトリー、ピョートロウィッチ、シチェフ
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イワン、ピョートロウィッチ、ポリアコフ
ユーリー、アレクサンドロウィッチ、グリニン
ユーリー、マスグントウィッチ、アブデーエフ
グルナル、アシルベコフナ、サビトワ
マレク、ヤコレウィッチ、ケスレル
フェリクス、ニコラエウィッチ、リシン
ワレリー、ウラジミロウィッチ、テレヒン
ウラジミール、アレクセーエウィッチ、ノワノフ
マリア、アレクセーエフナ、リアミナ
エレナ、ピョートロフナ、セマシコ
フヤチェスラフ、ピョートロウィッチ、クウル
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フセソユーズヌイ、ナウチノ‐イスレドワーチェルスキー、ゴルノ‐メタルルギチェスキー、インスチツート、ツベヌイフ、メタロフ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は非鉄金属冶金に関するものであり、特に硫化北
−または硫化奏鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱の処′
理法に関するものである。
重非鉄金属の乾式冶金の改良の主傾向は、自生技術を使
用して硫化物原料から前記の金属を抽出する工程の発展
にある。自生技術は下記の共通利点を有する:高い死生
産性、テクノロジーガス量の急激な減少、硫化物鉱石と
精鉱の加熱容量の使用(これは、外部熱源の使用を大幅
に低下させる)、非鉄金属含有量の比較的低い原料の有
効な処理の可能性、自生処理の種々の態様が公知である
溶融工程の自生特性を確保するために硫化物原料の高度
展開面を使用する事は、自生工程のすべての態様に共通
の特徴である。
[従来技術と問題点] 鉄および銅化合物、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、
酸化カルシウム、酸化マグネシウムを含有する硫化鉛ま
たは硫化鉛−亜鉛鉱石また/ある界において公知である
。溶剤として、石英砂と石灰石または石灰が使用される
。前記の装入物と酸化された戻りダストとの溶融は、酸
素含有ガス中の垂直炎の中において実施され、主として
金属酸化物を含有する酸化物融成物と、溶融ガスを含む
酸化された戻りダスト混合物とを形成する。前記の酸化
された戻りダストは溶融ガスから分離されて、溶融のた
めに戻される。金属酸化物、主として酸化鉛は、酸化さ
れた融成物を固体炭素含有材料層を通して濾過する事に
よって金属に還元され。
粗鉛と鉛空乏亜鉛含有スラグとを形成する。前記スラブ
を沈殿させると、鉛含有亜鉛蒸気が形成され、この蒸気
を酸素含有ガスによって酸化して粗大分散酸化昇華物と
微細分散酸化昇華物とを形成する(US、A、4519
836)。
前記の方法は、溶剤中に耐火性成分、すなわち石英砂を
使用するので、硫化鉛の昇華の結果として酸化された戻
りダスト中の鉛の量が増大することを特徴とする。さら
に、溶剤中に石英砂が存在するので、固体炭素含有還元
層による酸化鉛の還元度が低下され、従って亜鉛含有ス
ラグと共に鉛の損失を増大する。
[発明の目的および効果] 本発明の主目的は、鉛の最大可能抽出を可能とするよう
に、硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石また/あるいは精鉱
の処理法の溶融条件を改良するにある。
[発明の概要] 前記の目的は、硫化物材料と溶剤とから成る装入物を酸
化された戻りダストと共に溶融するためバーナの中に送
入する段階と、前記の装入物を酸化された戻りダストと
共に酸素含有ガス中の垂直炎中で溶融し、主と゛して金
属酸化物および酸化された戻りダストと溶融ガスとの混
合物を含有する酸化された融成物を形成する段階と、前
記の酸化された戻りダストを溶融ガスから分離しダスト
を溶融のために戻す段階と、金属酸化物、特に酸化鉛を
固体炭素含有物質層を通して濾過する事によって金属に
還元し、粗鉛と鉛空乏化された亜鉛含有スラグとを形成
する段階と、前記スラグを沈殿させて鉛含有H亜鉛蒸気
を形成する段階と、前記の鉛含有亜鉛蒸気を酸素含有ガ
スによって酸化して昇華物を形成する段階とを含む鉄お
よび銅の化合物、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸
化カルシウムおよび酸化マグネシウムなどの金属化合物
を含有する硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/また
は精鉱の処理法において、溶剤として、  1石灰石ま
たは石灰と鉄含有材料との混合物を使用し、混合物中の
酸化カルシウム/鉄玉量比を0.   ノ43乃至0.
76の範囲とし、前記混合物中の酸化カルシウムと鉄の
合計量として、前記混合物が  3原料鉱石および/ま
たは精鉱の5乃至22重量%使用される方法によって達
成される。        5本発明の方法において低
い融点成分すなわち鉄含有材料を含有する溶剤を使用す
る事により、塩化鉛の昇華度の減少の結果、酸化された
戻りダスト中の鉛の含有量が大幅に低下する。これは、
溶融中に、溶剤の鉄含有成分が硫化鉛を溶解した低融点
共晶系を形成するからである。さらに、形成される酸化
融成物において、二酸化ケイ素が本発明において使用さ
れる溶剤から出る酸化鉄によって置換されので、この融
成物が反応工程中に固体炭素、を有材料の表面に形成さ
れた灰分を容易に溶解する。その結果、酸化された融成
物と還元剤の炭素との接触条件がよくなり、従って酸化
鉛の還元度が増大し、亜鉛含有スラグによるその損失が
減少する。
先に述べたように、溶剤成分(石灰石または石灰、鉄含
有材4料)は0.43 : 0.76ノ酸化力fレシウ
ム/鉄重量比を保証する量で使用され、溶明の使用量は
、溶剤中の酸化カルシウムと鉄の合は量として計算して
、原料鉱石および/または精に重量の5〜22%に等し
い。
、前記の酸化カルシウム/鉄比と前記の量の溶剤を使用
する事により、低融点共晶系「酸化鉄(X工)−酸化カ
ルシウム−硫化鉄」 (融点880℃)を形成する最良
の条件が得られ、その結果、鉛の強い昇華の初期温度(
’r==exooo℃)以下の温度で形成される融成物
の中に硫化鉛が入る。
本発明の方法は、固体炭素含有材料による還元段階にお
いて鉛と亜鉛の分離効率を増大し、酸化された戻りダス
トの中の鉛含有量を低下させ、これによって従来の方法
と比べて鉛抽出率を0.9〜1.1%増大させる。
原料硫化物材料中の銅濃度が1重量%を越える場合、得
られる粗鉛の品質を改良するため、すなわちその中に含
有される銅含有量を低下させるため、装入物と酸化され
た戻りダストとの溶融は。
装入物中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な化学量
論的量以下の酸素含有ガス流量(酸素計算)で実施され
、粗鉛と鉛空乏した亜鉛含有スラグのほかに、銅富化さ
れたマットを形成する事が推奨される。
原料硫化物材料中の銅濃度が1体積%を超えない場合、
装入物と酸化された戻りダストとの溶融は、下記の式か
ら得られた酸素含有ガス流量で実施され。
P=A−B−に、   (υ ここに、Pは酸素として計算された酸素含有ガスの流量
、Nm3/t装入物。
A=1.542−3.299Ca−7,972Cb−4
,28°5Ci+28.851CaCb+14.657
CaCi+27.370CbCi−88、895CbC
iCa、    (2〕ここに、Ca+Cb+C:i=
1は、装入物中の酸性酸化物Ca(SiOxおよびA1
203)−塩基性酸化物Cb (CaOおよびMgO)
および鉄Ci (Feesとして計算)の濃度合計、こ
の濃度は重量部で示さ九。
Bは、装入物中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な
酸素含有ガスの化学量論的酸素流量、Nm ” / を
装入物。
K=1+0.965/H,ここにHは溶融区域の高さ、
mとする事が望ましい。
公知のように、ガス−融解物反応の特定の反応速度(さ
らに詳しくは反応速度定数)は1反応に参加しない成分
の組成を含めて融成物の組成に依存している6例えば、
下記の脱硫速度に対するスラグ形成成分(Cart M
gO* Alx 03p Sx O* + F e O
)の作用は。
P b S + 1 、502−−一→pbo+so。
Z n S + 1 、50 雪−−→Z n O+ 
S Oa第1に、融成物中の硫化鉛と硫化亜鈴の溶解率
第2に不均質脱硫反応の速度定数の組織感性パラメータ
が、融成物中の前記スラグ形成成分濃度に対して依存す
る事によって説明される。すなわち脱硫反応の速度定数
は原料装入物の化学組成に対して完全に依存している。
その上、脱硫度(溶融ガス中の硫黄の量と装入物中の硫
黄量との比率)が溶融区域中の装入物の滞留時間に依存
している。
この滞留時間は公知の物理法則により溶融区域の高さに
関連している。従って所望の脱硫度を達成するために実
際に必要とされる酸素量は前記のスラグ形成成分の装入
物中の含有量と溶融区域の高さとに依存している。酸素
の実際必要量は、マットおよび余分量の酸化鉄(I I
 I)を形成する事なく溶融工程の所望の結果を得る量
である。
前記の依存関係(式1)は理論的に計算する事はできな
い、出願人はこれを実験的に発見した。
式lによって決定される酸素含有ガスの流量での溶融工
程の実車により、所要の脱硫度、すなわち最大可能の放
熱度を生じ、溶融工程および還元工程の最良の条件を成
して、結局、鉛の抽出度をO,S〜0.9%増大させる
原料硫化物材料中の銅濃度が1体積%を越える場合、装
入物と酸化された戻りダストとの溶融は。
装入物中の鉛、鉄および亜鉛の完全酸化に必要な酸素含
有ガスの化学量−的流量(酸素として計算)において、
また下記の式によって決定される装入物中の硫化物硫黄
1kgあたりの酸素含有ガス消費量(酸素として計算)
において実施され、C1 ここに、Qは装入物中の硫化物硫黄1トンあたり酸素含
有ガスの流量(酸素として計算)、Nm3nは0.65
〜1.30に等しい酸化物融成物中の硫化物硫黄と銅の
重量比。
Cc、とC,は装入物中の銅と硫化物硫黄の濃度。
重量%、 また粗鉛の底層は連続的に330乃至900℃に冷却さ
れて、粗鉛と鉛空乏亜鉛含有スラグのほかに、飼富化マ
ットを形成する事が推奨される。
粗銅の底層を溶融し前記の温度範囲まで冷却するための
このような酸素の流量により、最小限の飼および硫黄含
有量を有する粗鉛を調製する事ができる(銅と硫黄の大
部分はマットに移行する)。
酸化された融成物中の硫化物硫黄/銅比が0゜65以下
の場合、Il鉛からマットへの銅の抽出が不完全である
。もしこの比率が1.30を超えれば、粗鉛の中に余分
量の硫黄が現れ、これが硫化鉛を生じる。これは、粗鉛
がらの硫黄除去のために特殊の精製処理を必要とするの
で、望ましくない。
粗鉛の底層を前記の温度まで冷却する際に、粗鉛中の硫
化銅の溶解度が低下し、鉛が下方に移動するので船中の
銅含有量が低下し、マット滴がスラグ−粗鉛界面まで上
方に移動する。
粗鉛の底層の冷却に際して銅から精製される鉛と鉛から
除去される銅が反対方向に移動するので。
マットの形成に伴って銅からの粗鉛の連続的精製が達成
される。
もし鉛の底層が900℃以上の温度まで冷却されれば、
Sからの鉛の精製品質が急激に低下する。
もし粗鉛の底層が330℃以下まで冷却されても。
銅からの船積製の品質が改良されない、なぜかならば、
これに伴って、溶融粗鉛の浴の高さが徐々に低下し、所
要のスラグ温度を保持するためのエネルギー消費量が増
大し、また銅から精製された鉛を除去する際に困難を生
じるからである。
前記から明らかなように、前記の式(3)によって決定
される酸素含有ガスの流量においてこの工程を実施すれ
ば、粗鉛の底層の冷却に際して。
粗鉛の品質を改良し、結局法の精製工程中の鉛の損失を
低下させる。
装入物の最適脱硫度と、溶融段階での最大の放熱度と、
装入物の酸化および酸化された融成物の還元条件の改良
と、最大の鉛抽出度を達成するため、装入物は溶融のた
め酸化された戻りダストと共に、下記式によって決定さ
れる有効断面直径を有するバーナの中を通され。
ここに、d、はバーナの有効断面直径1m、δは溶融ガ
ス中の硫黄量と装入物中の硫黄量との比として決定され
る脱硫度、 Mは装入物消費率、kg/s。
ρは酸素含有ガスの密度、kg/m”。
Hは溶融区域の高さ、m。
τ =−0,0703+0. 3031  ・ δ−0
゜0157 ・ 6m−8,17・ 10弓・ δ ・
 ce、。
−3,64・ 10゛1・ Cm、。!+1.83  
・ 104・ C21,。、+8.899  ・ 10
°4・ C5゜ +2゜768  ・ 10 −コ−c
’  c、、  、  S、     (5)ここに、
 Cs 、 Cc−0,C1,。、はそれぞれ装入物中
の硫化物硫黄、酸化カルシウムおよび二酸化ケイ素の濃
度、を量%とする事が好ましい。
バーナの有効断面直径が式(4)によって計算された値
と相違すれば、下記の望ましくない現象が見られる。バ
ーナの断面直径が計算直径より小であれば(硫化物材料
の高流量)、溶融区域中の材料の滞留時間が短いので、
所望の脱硫度が達成されず、これはマット中の鉛の量を
増大し、粗金属中への鉛の抽出量を低下させ、従って鉛
の損失を増大させる。バーナの有効断面直径が計算値よ
り大であれば、溶融区域中の材料の滞留時間が所要時間
より長くなり(硫化物材料の流量が所要流量を超え)、
その結果、装入物の再酸化が生じ。
酸化鉛の還元条件が悪化し、従って亜鉛含有スラグによ
る鉛の損失が増大する。
装入物を溶融のためにバーナを通して送る前に。
原料装入物のffi量の4.5〜13%を原料装入物の
粒径の1/4〜1/8の粒径まで粉砕し、粉砕された部
分を残余部分と混合する事が好ましい。
硫化物鉱石および/または精鉱をその加熱条件のもとに
放熱によって酸化させる際に、粉砕後の不均質反応の速
度の増大は、装入物の原料部分と粉砕部分との粒径の比
から予想されるよりも50〜80%高い事を発見した。
原料装入物の酸化速度に対する粉砕装入物の酸化速度の
顕著な増大により、粉砕された装入物部分は溶融区域の
上部において完全に酸化され、その酸化中に放出された
熱が装入物の大部分の粗大粒子の加熱と溶融に使用され
、その結果、硫化物材料の゛大粒子の酸化が激しくなり
、溶融区域の高温帯が拡張される。この高温帯の拡張が
その中の材料の滞留時間を2゜1〜3.6倍増大させ、
硫化物とガス相の酸素との反応速度、および高鉄分酸化
鉄と硫化物との反応速度を著しく増大させる。
装入物の高温での滞留時間を延長する結果、ガス相の酸
素、特に高鉄分酸化鉄に結合された酸素の使用度が増大
する。調製された酸化融成物中の高鉄分酸化鉄の含有量
の低下の結果、融成物の次の還元に際して、高鉄分酸化
鉄の還元のための固体炭素含有材料の消費量が低下する
原料装入物の4.5重量%以下の量の粉砕部分を添加す
る際に1反応中に放出される熱量が、溶融区域の上部に
おいて装入物の強度の酸化を生じる温度を得るには不十
分となる。同様に、4以下の粉砕度の材料の添加は、装
入物の主たる粗大部分の酸化を開始するに必要な十分に
高い酸化率を・生じない。
粉砕部分が原料装入物の13重量%以上添加さ九、*た
は硫化物材料の非常に高い粉砕度(8以上)で添加され
れば、酸化された戻りダストの量が急激に増大し、また
材料の追加的粉砕費用が大になる。
前述から明らかなように、装入物の一部の粉砕は酸素の
使用効率を増大させ、すなわち金属を硫化物の形から酸
化物の形に完全に転化させ、その結果、i1元段階にお
ける鉛抽出度が0.2〜0゜5%増大する。さらに、こ
のような技術は固体炭素含有材料の消費を削減する事が
できる。
鉛空乏亜鉛含有スラグの沈殿中に形成された鉛含有亜鉛
蒸気を、−19,6〜+19.6Paの圧力のもとに酸
素含有ガスをもうて酸化し、銅を富化された粗大分散酸
化昇華物と酸化鉛を富化された微細分散酸化昇華物とを
形成し、前記の微細分散酸化昇華物を溶融のために供給
する事が好ましい。
亜鉛含有スラグの沈殿に際して、鉛と亜鉛が部分的に蒸
気状態に移行する。−1,9,6〜+19゜8Paの圧
における前記蒸気の酸化中に、得られた酸化昇華物にお
いて鉛と亜鉛の効果的な分離が生じ、!鉛は粗大分散昇
華物の中に集中し、鉛は。
溶融工程に送スされる微細分散昇華物の中に集中する。
装入物中よりも微細分散昇華物中において鉛含有量が高
い事の結果、昇華物を溶融段階に戻して船の抽出率を増
大する事が好ましい。
前記の範囲外の圧における鉛含有![鉛蒸気の酸化は、
粗大分数酸化昇華物を亜鉛によって富化する可能性と、
ll細分散昇華物を鉛によって富化する可能性とを除去
し、従って微細分散酸化昇華物を溶融工程中に戻り材料
として使用する事を不可能に成す。
従って、−19,6〜+19.6Paの圧における鉛含
有亜鉛蒸気の酸化中に、微細分散昇華物部分に鉛を富化
し、鉛抽出率を0.3〜0.4%増大する事ができる。
〔発明の作用] 鉄および鉛化合物、二酸化ケイ素5酸化アルミニウム、
酸化カルシウ、ムおよび酸化マグネシウムのどの金属化
合物を含有する硫化鉛および硫化鉛−亜鉛鉱石および/
または精鉱を処理する本発明の方法は下記のように実施
される。
本発明の方法を実施するため、溶融プラントが使用され
る(「非鉄金属」、第8号、1977゜A、P、 スー
チz7.rKrvcRT−csプラントにおけるtIa
精鉱の酸素−電熱処理工程」、8−15頁)。
硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱と溶
剤とから成る装入物を1重量%以下の水分まで乾燥し、
a化された戻りダストと共に溶融のために溶融プラント
のバーナの中に通した。溶剤として1石灰または石灰石
と、鉄含有材料との混合物を使用し、混合物中の酸化カ
ルシウム/鋏体積比は0.43〜0.76とし、またこ
の混合前記の装入物と酸化された戻りダストとの混合物
の溶融は酸素含有ガスの垂直炎の中で実施される。
酸素含有ガスとしては、市販の酸素または酸素富化され
た空気を使用する事ができる。
原料硫化物材料中の銅の含有量が1重量%を越える場合
、装入物中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な化学
量論的量以下の酸素含有ガス(酸素計算)流量で溶融工
程を実施する事が好ましい(すなわち銅賞化マットを形
成するように溶融工程を実施する事が好ましい)、原料
硫化物材料中の銅含有量が1ffi量%以下の場合、装
入物中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な化学量論
酌量以上の酸素含有ガス(酸素計算)流量で、マットの
形成なしで溶融工程を実施する事が望ましい。
溶融後に得られる酸化融成物は、主として金属酸化物と
、a化された戻りダストと溶融ガスとの混合物を含有す
る。この混合物が溶融プラントのガス排出スタンドパイ
プを通して、酸化された戻りダストを溶融ガスから分離
する装置に送る0例えば電気フィルタの中に送る。酸化
された戻りダストが再び溶融のために溶融プラントに送
られる。
得られた酸化融成物を固体炭素含有層を通して濾過する
(例えばコークスまたは石炭層)、これに伴って、金属
酸化物が、主として酸化鉛が金属に還元される。その結
果、粗鉛と鉛空乏亜鉛含有スラグがえられ、またはこれ
らの生成物と銅賞化マットが得られる。前記の溶融生成
物が溶融プラントの電熱区域に入り、炉の底部は電熱区
域と溶融区域について共通である。電熱区域において。
亜鉛含有スラグが沈殿され、下記の層が形成される。J
11鉛の下層および鉛空乏亜鉛含有スラグの上層、もし
銅富化マットが存在すれば、これは粗鉛とスラグとの間
に中間層を形成する。スラグの沈殿に際して、鉛含有亜
鉛蒸気が形成され、これが電熱区域のガスと共に、前記
蒸気の酸化装置(例えばアフタバーナ)に送られる。ま
た酸素含有ガス(例えば酸素富化空気)がこの装置に送
入される。その結果、@大および微細分散酸化昇華物が
得られ、これは殆ど等量の酸化鉛と酸化亜鉛を含有する
。粗大分散酸化昇華物は前記装置の中で。
蒸気の酸化のために凝縮される。電界区域のガスとの混
合物中の微細分散酸化昇華物は分離のために例えばスリ
ーブ状フィルタの中に送られる。これらの粗大および微
細分散酸化昇華物はさらに亜鉛と鉛の抽出のために次の
処理工程に送られる。
前記の硫化物材料処理の結果として、溶融工程−から粗
鉛、tIa空乏亜鉛含有スラグ、銅賞化マット(必要な
場合)およびガスが得られる。粗鉛は飼その他の不純物
の精製のために送られ、鉛空乏亜鉛含有スラグは亜鉛抽
出のために送られ、銅富化マットは銅の製造のために送
られ、溶融工程から出たガスは硫酸の製造のために送ら
れる。
原料硫化物材料中の銅含有量がlit量%以下の場合1
式(1)によって決定されるa!!含有ガスの流量で溶
融工程を実施する事が望ましい、そのため、酸素の化学
量論的流ffi (B)は原料中の鉛。
亜鉛、鉄、銅および硫化物硫黄の含有量から決定される
0次に装入物中のSiO宜、Alto3゜Ca Oe 
M g OおよびFe (FaOとして計算)の含有量
から(含有量合計を1とする)1式(2)によってパラ
メータAを決定する。溶融区域の高さHが既知であるか
ら、パラメータKが求められる。値A、BおよびKを決
定した後に式(1)から、装入物トン当たりの酸素含有
ガス(酸素として計算)の所要流量を求め、その後この
流量で溶融を実施する。
硫化物原料中の硫化物原料中の銅含有量が1重量%以上
の場合1式(3)によって決定された酸素含有ガスの流
量で溶融を実施し、同時に溶融プラントの炉底に近接す
る粗鉛の層を330〜900℃の温度まで冷却(例えば
空冷)する事が望ましい、前記の酸素含有ガス流量で硫
化物原料を処理し粗鉛の層を冷却する結果、粗鉛と鉛空
乏亜鉛含有スラグのほかに銅富化マットも得られる。
溶融工程の最良条件を保証するため、バーナの有効断面
直径を式(4)によって決定する事が望ましい。
装入物を溶融のためにバーナに送る前に、原料装入物の
4.5〜13重量%の部分を原料の粒径の1/4〜1/
8の粒径まで粉砕し、粉砕された装入物部分を他の部分
と混合する事が好ましい。
鉛空乏亜鉛含有スラグの沈殿に際して形成された鉛含有
亜鉛蒸気を例えばアフタバーナの中で。
−19,6〜+19.6Paの圧力のもとに酸素含有ガ
スから(市販の酸素または酸素富化空気)によって酸化
する事が望ましい、その結果、al化亜鉛を富化された
粗大分散酸化昇華物と、酸化鉛を富化された微細分散酸
化昇華物とが得られる。
前記粗大分散酸化昇華物は蒸気を酸化する装置の中で凝
縮され、微細分散昇華物から分離されて。
その後粗大分子11酸化昇華物は亜鉛の抽出のために使
用される。鉛を富化された微細分散酸化昇華物は溶融プ
ラントの中に溶融のために送られる。
[実施例] 以下本発明を実施例によって説明する。
実施例 1 51.121i量%の鉛と、9.11重量%の亜鉛と、
0.73重量%の銅と、3.61重量%の鉄と、16.
31重量%の硫化物硫黄と、4.48重量%の二酸化ケ
イ素と、1.49重量%の酸化カルシウムと、0.68
重量%の酸化アルミニウムと、0.39重量%の酸化マ
グネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛精鉱を処理する。
原料精鉱に対して溶剤を添加する事によって装入物を作
る。溶剤として、(石灰石酸化カルシウム56重量%)
と黄鉄鉱(鉄分42重量%)との混合物を使用し、その
酸化カルシウム/鉄量量比lt0.60である。前記の
溶剤をその酸化カルシウムと鉄分の合計量として計算し
て1M料精鉱の約51i量%添加される。
硫化物精鉱と溶剤とから成る装入物をfil量%の水分
まで乾燥し、酸化された戻りダストと共に。
溶融のために有効断面直径0.095mのバーナの中に
送入する。この装入物の流量は1トン/時とする。溶融
は、装入物トン当たり26ONm”の割合で、市販の酸
素(95%Os)の垂直炎の中で実施される。溶融プラ
ント中の溶融区域の高さ(I()は2.0mである。そ
の結果、主とし金属酸化物と、酸化された戻りダストお
よび溶融ガスの混合物を含む酸化された融成物が得られ
る。
前記のダストを電気フィルタの中で溶融ガスから分離し
、ダストを溶融のために連続的に戻す、この戻されるダ
ストの量は装入物の16.4重量%である。ダスト中の
鉛含有量は61.7重j1%である。
装入物トン当たり55にgの量のコークス層を通して前
記の酸化さ九た融成物を濾過する。金属酸化物、主とし
て酸化鉛が金属に還元される。
前記の処理の後に、原料精鉱中の全鉛量の93゜前記の
溶融生成物が溶融プラントの電熱区域に流入し、そこで
亜鉛含有スラブが沈殿させられる。
スラグの沈殿に際して、鉛含有亜鉛蒸気が形成され、こ
の蒸気は電熱区域のガスと共に7フタパーナに送られて
酸化される。このアフタバーナに対して空気が供給゛さ
れる。その結果、45Ili量%の亜鉛と、35重量%
の鉛(原料精鉱の全鉛量の6.1%)を含有する酸化さ
れた粗大および微細分散酸化昇華物が得られる。
′ 実施例 2 実施例1に記11め硫化物鉛−亜鉛精鉱を実施例1と同
様の手順で処理した。酸化カルシウム/鉄量量比が0.
60に等しい石灰石(a化カルシウム56重量%)と黄
鉄鉱シンダー(鉄分51重量%)との混合物から成る溶
剤を使用した。この溶剤をその酸化カルシウムと鉄分の
合計量にって計算して原料の22重量%の量を添加した
。溶融は。
装入物トン当たり301 N m ’の割合で送入され
るa17!富化空気(0270%)の垂直炎の中で実施
される。溶融のために連続的に戻されるダストの量は装
入物の14.1重量%である。ダスト中の鉛含有量は6
2.3重量%である。
i「記の処理の結果、原料精鉱の全鉛含有量の93.1
%を含有する粗鉛が得られた。さらに原料精鉱の全鉛含
有量の0.75%を含有する鉛空乏の6.05%)とを
含有する酸化された粗大および微細分散昇華物が形成さ
れる。
実施例 3 実施例1に記載の硫化物鉛−亜鉛精鉱を実施例1と同様
の手順で処理した。酸化カルシウム/鉄重量比が0.6
0に等しい石灰石(a化カルシウム70重量%)と黄鉄
鉱シンダー(鉄分42重量%)との混合物から成る溶剤
を使用した。この溶剤をその酸化カルシウムと鉄分の合
計量にって計算して原料の15重量%の量を添加した。
溶融は。
装入物トン当たり360 Nm”の割合で送入される酸
素富化空気(Oz95%)の垂直炎の中で実施される。
111融のために連続的に戻されるダストの量は装入物
の9.3重量%である。ダスト中の鉛含有量は62.7
重量%である。
前記の処理の結果1g料精鉱の全鉛含有量の93.2%
を含有する粗鉛が得られた。さらに原料精鉱の全鉛含有
量の0.81%を含有する鉛空乏の5.9%)とを含有
する酸化された粗大および微細分散昇華物が形成される
実施例 4 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1と同様の
手順で処理する。溶剤中の酸化カルシウムと鉄の重量比
は0.43である。溶剤はその酸化カルシウムと鉄の合
計含有量について計算して原料精鉱の15Ii量%添加
される。溶融は、装入物トン当たり370 Nm”の流
量で送られる市販の酸素(85%02)の垂直炎の中で
実施される。
溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダストの
量は装入物の量の36.4重量%である。
ダスト中の鉛含有量は62.3重量%である。酸化され
た融成物を石炭層を通して濾過し、この石炭の量は装入
物トン当たり71.5Kgである。
前記の処理によって、yK料精鉱の全鉛含有量の93.
0%を含有する粗鉛と、[料精鉱の全鉛量の0.69%
を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとを生じた。さらに+
 44.4重量%の亜鉛と35゜1重量%の鉛(原料精
鉱の鉛含有量の6.2%)を含有する酸化された粗大お
よび微細分散昇華物が得られた。
実施例 5 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1と同様の
手順で処理する。溶剤中の酸化カルシウムと鉄の重量比
は0.76である。溶剤はその酸化カルシウムと鉄の合
計含有量について計算して原料精鉱の15重量%添加さ
れる。溶融は、装入物トン当たり352 Nm’の流量
で送られる市販の酸素(95%Ox)の垂直炎の中で実
施される。
溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダストの
量は装入物の量のLL、0ii量%である。
ダスト中の鉛含有量は61.9Jii量%である。
前記の処理によって、原料精鉱の全鉛含有量の93.1
%を含有する粗鉛と1M料精鉱の全鉛量の0.72%を
含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとを生じた。さらに、4
5.lii量%の亜鉛と35゜1重量%の鉛、(原料精
鉱の鉛含有量の6.1%)を含有する酸化された粗大お
よび微細分散昇華物が得ら九た。
実施例 6(対照例) 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を公知の方法(米国
特許第4519836号)によって、IIi似の溶融プ
ラントで類似の処理条件で処理した。
溶剤として1石灰石(酸化カルシウム56重量%)と石
英砂(二酸化ケイ素93重量%)との混合物tt使用シ
f=、 装入物中(7)S i O2+A lx Ox
 :Fe0重量比は0.8である。また装入物中のCa
 O+ M g O: F a O重量比は0.51で
ある。
溶融は、装入物トン当たり220 Nm”の流量で送ら
れる市販のa素(Oa95%)の垂直炎の中で実施され
た。溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダス
トの量は装入物の44.3重量%である。ダスト中の鉛
含有量は62.1重量%である。
前記の処理の後に、原料精鉱の全鉛量の92゜1%を含
有する粗鉛と、原料精鉱の鉛含有量の0゜95%を含有
する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに、45
.1重量%の亜鉛と、34゜3重量%の鉛(d料精鉱の
鉛含有量の6.8%)とを含′有する酸化された粗大お
よび微細分散昇華物が得られた。
前記の例から見られるように1本発明の方法(実施例1
〜5)による処理法は公知の方法(実施例6)と比較し
て、原料硫化物材料から粗鉛への鉛抽出率を0.9〜1
.1%増大させる。(原料精鉱中の鉛含有量について計
算)さらに、酸化された戻りダストによって溶融工程に
戻される鉛の量は原料精鉱中の鉛含有量について計算し
て4゜8〜21.7%(絶対)削減される。
実施例 7 52.31重量%の鉛と、8.6重量%の亜鉛と。
1.8重量%の銅と、3.82重量%の鉄と、15.9
7重量%の硫化物硫黄と、4.52重量%の二酸化ケイ
素と、1.28重量%の酸化カルシウムと、0.65重
量%の酸化アルミニウムと、0.26重量%の酸化マグ
ネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛精鉱を処理する。こ
の処理は実施例1と同様に実施される。溶剤中の酸化カ
ルシウムと鉄の重量比は0.60である。溶剤は、その
酸化カルシウムと鉄の合計含有量について計算して。
原料精鉱の15重量%を添加される。溶融は市販の酸素
(0*95%)中の垂直炎の中で実施される。この酸素
は、装入物トンあたり242Nm”の流量で送入される
。溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダスト
の量は装入物の9.4重量%である。戻りダスト中の鉛
含有量は61゜6重量%である。
前記の処理の結果、2.01重量%の銅と原料精鉱中の
鉛量の93.0%を含有する粗鉛と、yX科料精鉱中鉛
量の0.81重量%を含有する鉛空乏皿鉛含有スラグと
、20.1重量%の銅および原料精鉱中の鉛量の4.3
%を含有するマットとが得られた。さらに、43.9重
量%の亜鉛と32.4重量%の鉛(M料精鉱中の重量の
1.8%)とを含有する酸化された粗大および微細分散
昇華物が得られた。
実施例 8 51.12重量%の鉛と、9.11重量量%の亜鉛と、
0.73重量%の銅と、3.61重量%の鉄と、16.
31重量%の硫化物硫黄と、4.48重量%の二酸化ケ
イ素と、1.49重量%の酸化カルシウムと、0.68
重量%、の酸化アルミニウムと、、0.39重量%の酸
化マグネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛精鉱を処理す
る。
前記の精鉱に対して溶剤を添加する事によって。
装入物を調製する。溶剤として石灰石(酸化カルシウム
56重量%)と黄鉄鉱(鉄分4211量%)との混合物
を使用し、この混合物において酸化カルシウムと鉄の重
量比は0.60とする。溶剤はその酸化カルシウムと鉄
の合計について計算して原料精鉱の5を量%添加される
。このようにして調製された装入物は、47.68重量
%の鉛と。
8.39重量%の亜鉛と、0.67重量%の銅と。
6.21重量%の鉄と、18.32重量%の硫化物硫黄
と、4.13重量%の二酸化ケイ素と、3゜09重量%
の酸化カルシウムと、0.63重量%の酸化アルミニウ
ムと、0.36重量%の酸化マグネシウムとを含有する
前記の硫化物精鉱と溶剤から成る装入物を1重量%の水
分まで乾燥し、酸化さ九た戻すダストと共に、溶融プラ
ントの有効断面直径0.095mのバーナを通して送入
した。装入物の流量は1トン/時である。溶融は1式(
1)から決定さ九た量の市販の酸素(95重量%02)
の垂直炎の中で実施された。実測値: Ci g 0 
、492 、 Ca=0.294.Cb=0.214.
A=0.823、に=1.483 (溶融プラントの溶
融区域の高さHは2.0m)、B=IJ11.従って酸
素につ、いて計算された酸素含有ガスの流量(P)は2
21Nm3/装入物トンであり、あるいは酸素含有ガス
中の酸素を考慮に入れれば、233Nm”/装入物トン
である。
その結果、主として金属酸化物と、酸化された戻りダス
トと溶融ガスとの混合物とを含有する酸化された融成物
が待られた。ダストは電気フィルタによって溶融ガスか
ら分離され、連続的に溶融のために戻された。溶融のた
めに連続的に戻される戻りダストの量は装入物の15.
6重量%である。ダスト中の鉛含有量は62.2重量%
である。
酸化された融成物は、装入物トンあたり50kgのコー
クス層を通して濾過された。金属酸化物、主として貌化
鉛が金属に還元された。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛含有量の93゜8重量
%を含有する粗鉛と1M料精鉱の鉛含有量の0.43重
量%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。
溶融生成物は溶融プラントの電熱区域の中に流入し、そ
こで亜鉛含有スラグが沈殿させられた。
沈殿工程中に鉛含有亜鉛蒸気が発生し、この蒸気がその
酸化のために電熱区域のガスと共にアフタバーナに送ら
れた。この装置に空気が供給された。
その結果、45.3重量%の亜鉛と35.1重量%の鉛
(原料精鉱の鉛含有量の5.6%)を含有する酸化され
た粗大および微細分散昇華物が得られた。
実施例 9 67.43重量%の鉛と、2.71重量%の亜鉛と、0
.48重量%の銅と、2.84重量%の鉄と、15.3
3重量%の硫化物硫黄と、4.6重量%の二酸化ケイ素
と、1.45重量%の酸化カルシウムと、0.07重量
%の酸化マグネシウムと、0.01重量%の酸化アルミ
ニウムとを含有する硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順
で処理した。このようにしてamされた装入物は62゜
10重量%の鉛と、2.50重量%の亜鉛と、0゜44
1!量%の飼と、5.5重量%の鉄と、17゜42il
量%の硫化物硫黄と、4.24重量%の二酸化ケイ素と
、3.06重量%の酸化カルシウム、0.06重量%の
酸化マグネシウムと、0.01重量%の酸化アルミニウ
ムとを含有する。溶融は。
式(1)から決定された量の市販の酸素(80重量%0
2)の垂直炎の中で実施された。実測値二〇i=0.4
9.Ca=0.294.Cb=0゜216、A=0.8
24.に=1.483 (溶融プラントの溶融区域の高
さHは2.On)、B=164、従って酸素について計
算された酸素含有ガスの流量(P)は20ONm”/装
入物トンであり、あるいは酸素含有ガス中の酸素を考慮
に入れれば、25ONm”/装入物トンである。溶融の
ために連続的に戻される戻りダストの量は装入物の15
.7重量%である。ダスト中の鉛含有量は62.4重量
%である。
酸化された融成物は、装入物トンあたり86kgのコー
クス層を通して濾過された。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛含有量の93゜9重量
%を含有する粗鉛と1M料精鉱の鉛含有量の0.41重
量%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さ
らに、44.2重量%の亜鉛と33.6重量%の鉛(原
料精鉱の鉛含有量の5゜6%)とを含有する酸化された
粗大および微細分散昇華物が得られた。
硫化鉛含有材料の本発明による処理法を実施する実施例
1〜5,8.9から明らかなように、実施例8と9の方
法は実施例1〜5の方法と比較して、原料硫化物材料か
ら粗鉛への鉛抽出率を原料精鉱の鉛量の0.5〜0.9
重量%増大する。そのほか、固体炭素含有還元剤の消費
率が9.1重量%減少し、酸素含有ガスの消費率が10
.4重量%減少している。
実施例 10 40.39重量%の鉛と、8.24重量%の亜鉛と、1
.99重量%の銅と、6.24重量%の鉄と、17.9
6重量%の硫化物硫黄と、6.15重量%の二酸化ケイ
素と、2.28重量%の酸化カルシウムと、2.76重
量%の酸化アルミニウムと、2.05重量%の酸化マグ
ネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛精鉱と硫化鉛鉱石と
の混合物を処理する。
この混合物に対して溶剤を添加する事によって装入物を
調製する。溶剤として石灰石(酸化カルシウム56重量
%)と黄鉄鉱(鉄分42重量%)との混合物を使用し、
この混合物において酸化カルシウムと鉄の重量比は0.
60とする。溶剤はその酸化カルシウムと鉄の合計につ
いて計算して原料精鉱の5重量%添加される。このよう
にして調製された装入物は、37.2重量%の鉛と、7
゜59重量%の亜鉛と、1.83重量%の飼と、8゜6
3重量%の鉄と、19.84重量%の硫化物硫黄と、5
.66重量%の二酸化ケイ素と、3.82重量%の酸化
カルシウムと、2.54重量%の酸化アルミニウムと、
1.89重+1%の酸化マグネシウムとを含有する。
前記の硫化物精鉱と溶剤から成る装入物を1重量%の水
分まで乾燥し、酸化された戻りダストと共に、溶融プラ
ントの有効断面直径0.06mのバーナを通して送入し
た。装入物の流量は1トン/時である。溶融は市販のM
#(95%0り)中の垂直炎の中で実施される。装入物
中の鉛、鉄。
および亜鉛の完全酸化に必要な酸素量について計算して
、50.4Nm” /装入物トンの酸素含有ガス化学量
論的流量で実施された。装入物中の硫化硫黄1トンあた
りの酸素について計算された酸素含有ガスの流量(Q)
は1式(3)から計算され、この式においてn=1.3
0である。Qは0゜616 Nm”となった、装入物1
トン中の硫化物硫黄の量(198,4kg)に対する酸
素含有ガスの流量(酸素として計算)は122.2Nm
’である。装入物1トンあたり、酸素として計算された
酸素含有ガスの全流量は172.6Nm”であり、酸素
含有ガス中の酸素濃度を考慮すれば182Nm’である
。溶融プラント中の溶融区域の高さ(H)は2.0mで
ある。
その結果、主として金属酸化物と、酸化された戻りダス
トと溶融ガスとの混合物とを含有する酸化された融成物
が得られた。ダストが電気フィルタによって溶融ガスか
ら分離され、連続的に溶融のために戻された。溶融のた
めに連続的に戻される戻りダストの量は装入物の16−
、.5重量%である。ダスト中の鉛含有量は62.5重
量%である。
酸化された融成物は、装入物トンあたり352kgのコ
ークス層を通して濾過された。金属酸化物。
主として酸化鉛が金属に還元された。
前記の処理の後、0.55!!l量%の飼と原料硫化物
材料(精鉱と鉱石の混合物)中の鉛含有量の93、lf
i量%を含有する粗鉛と、H料精鉱の鉛含有量の0.6
6111量%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと、25
.4g量%の鋼および原料硫化物材料中の鉛量の3.5
重量%を含有するマットとが得られた。
溶融生成物は溶融プラントの電熱区域の中に流入し、そ
こで鉛空乏亜鉛含有スラグが沈殿させられた。炉底に隣
接する粗鉛層を空気によって連続的に650℃に冷却し
た。沈殿工程中に鉛含有亜鉛蒸気が発生し、この蒸気が
その酸化のために電熱区域のガスと共にアフタバーナに
送られた。この装置に空気が供給された。その結果、4
5.5重量%の亜鉛と35.0重量%の鉛(M料精鉱の
鉛含有量の2.6%)を含有する酸化された粗大および
微細分散昇華物が得られた。
実施例 11 46.04重量%の鉛と、10.04重量%の亜鉛と、
2.20重量%の飼と、6.16重量%の鉄と、20.
24重量%の硫化物硫黄と、6゜62重量%の二酸化ケ
イ素と、2.18重量%の酸化カルシウムと、2.39
重量%の酸化アルミニウムと、2.18重量%の酸化マ
グネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛鉱石と硫化鉛精鉱
との混合物を実施例10の手順によって処理する。調製
された装入物は、42.4重量%の鉛と、9.25重量
%の亜鉛と、2.03重量%の飼と、8゜56重量%の
鉄と、21.94重量%の硫化物硫黄と、6.1重量%
の二酸化ケイ素と、3.73重量%の酸化カルシウムと
、2.2重量%の酸化アルミニウムと、2.01重量%
の酸化マグネシウムとを含有する。溶融は市販の酸素(
95%02)中の垂直炎の中で、装入物中の鉛、鉄、お
よび亜鉛の完全酸化に必要な酸素量について計算して、
55.8%m’/装入物トンの化学量論的流量の酸素含
有ガスで実施された。装入物中の硫化硫黄1kgあたり
の酸素について計算された酸素含有ガスの流量(Q)は
9式(3)から計算され、この式においてn−1,03
である。Qは0.632Nm3となった。装入物1トン
中の硫化物硫黄の量(219,4kg)に対する酸素含
有ガスの流量(酸素として計算)は138.7%m’で
ある。装入物1トンあたり、酸素として計算された酸素
含有ガスの全流量は194.5%m”であり、酸素含有
ガス中の酸素濃度を考慮すれば204Nm3である。溶
融のために連続的に戻された酸化された戻りダストの量
は装入物の量の16.5重量%である。戻りダスト中の
鉛含有量は62.0重量%である。
前記の処理の後、0.88重量%の銅と原料硫化物材料
(精鉱と鉱石の混合物)中の鉛含有量の93.0重量%
を含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛含有量の0.68重量
%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと+ 26.8重量
%の銅および原料硫化物材料中の鉛量の3.4重量%を
含有するマットとが得られた。
溶融プラントの炉底に隣接する粗鉛層を空気によって連
続的に900℃に冷却した。
前記の生成物のほか、44.1重量%の亜鉛と35.6
ffi量%の鉛(原料硫化物材料の鉛含有量の2.8%
)を含有する酸化された粗大および微細分散昇華物が得
られた。
実施例 12 46.04重量%の鉛と、10.04重量%の亜鉛と、
2.20重量%の飼と、6.16重量%の鉄と、20.
24重量%の硫化物硫黄と、6゜62重量%の二酸化ケ
イ素と、2.18重量%の酸化カルシウムと、2.39
重量%の酸化アルミニウムと、2.18重量%の酸化マ
グネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛鉱石と硫化鉛精鉱
との混合物を実施例10の手順によって処理する。調製
された装入物は、42.41!量%の鉛と、9.25重
量%の亜鉛と、2.03重量%の銅と、8゜56重量%
の鉄と、21.94重量%の硫化物硫黄と、6.1重量
%の二酸化ケイ素と、3.73重量%の酸化カルシウム
と、2.2重量%の酸化アルミニウムと、2.01重量
%の酸化マグネシウムとを含有する。溶融は市販の酸素
(95%02)中の垂直炎の中で、装入物中の鉛、鉄、
および亜鉛の完全酸化に必要な酸素量について計算して
、55.8%m’ /装入物トンの酸素を含有す素含有
ガスの流量(Q)は1式(3)から計算され、この式に
おいてn==1.05である。Qは0゜632 Nm3
となった。装入物1トン中の硫化物硫黄の量(219,
4kg)に対する酸素含有ガスの流量(酸素として計算
)は138.7%m”である、装入物1トンあたり、酸
素として計算された酸素含有ガスの全流量は194.5
%m’であり、酸素含有ガス中の酸素濃度を考慮すれば
204 N m ”である、溶融のために連続的に戻さ
れた酸化された戻りダストの量は装入物の量の16゜4
重量%である。戻りダスト中の鉛含有量は62゜1重量
%である。
前記の処理により、0.56重量%の銅と原料硫化物材
料(精鉱と鉱石の混合物)中の鉛含有量の93.2重量
%を含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛含有量の0.731
1量%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと、25.9重
量%の銅および原料硫化物材料中の鉛量の3.55重量
%を含有するマットとが得られた。
溶融プラントの炉底に隣接する粗鉛層を空気によって連
続的に650℃に冷却した。
前記の生成物のほか、44.9重量%の亜鉛と35.1
重量%の鉛(硫化物材料の鉛含有量の2゜4%)を含有
する酸化された粗大および微細分散昇華物が得られた。
実施例 13 46.04重量%の鉛と、10.04重量%の亜鉛と、
2.20重量%の銅と、6.16重量%の鉄と+ 20
.24重量%の硫化物硫黄と、6゜62ffl量%の二
酸化ケイ素と、2.18重量%の酸化カルシウムと、2
.39重量%の酸化アルミニウムと、2.18ii量%
の酸化マグネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛鉱石と硫
化鉛精鉱との混合物を実施例1Oの手順によって処理す
る。調製された装入物は、42.4重量%の鉛と、9.
25重量%の亜鉛と、2.03重量%の飼と、8゜56
重量%の鉄と、21.94重量%の硫化物硫黄と、6.
1重量%の二酸化ケイ素と、3.73重量%の酸化カル
シウムと、2.2重量%の酸化アルミニウムと、2.0
1重量%の酸化マグネシウムとを含有する。溶融は酸素
富化空気(70%02)中の垂直炎の中で、装入物中の
鉛、鉄、および亜鉛の完全酸化に必要な酸素量について
計算して、55.8Nm” /装入物トンの酸素を含有
するガス化学量論的流量で実施された。装入物中の硫化
硫黄1kgあたりの酸素について計算された酸素含有ガ
スの流量(Q)は1式(3)から計算され、この式にお
いてn==0.65である。Qは0.658Nm”とな
った、装入物1トン中の硫゛化物硫黄の量(219,4
kg)に対する酸素含有ガスの流量(酸素として計算)
は144.3Nm3である。装入物1トンあたり、酸素
として計算された酸素含有ガスの全流量は200.1N
m”であり、酸素含有ガス中の酸素濃度を考慮すれば2
86Nm”である、溶融のために連続的に戻さ九た酸化
された戻りダストの量は装入物の量の17.2重量%で
ある。戻りダスト中の鉛含有量は61.7重量%である
前記の処理により、0.62重量%の飼と原料硫化物材
料(精鉱と鉱石の混合物)中の鉛含有量の93.1重量
%を含有する粗鉛と、原料硫化物材料の鉛含有量の0.
75重量%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと、25.
5重量%の飼および原料硫化物材料中の鉛量の3.72
重量%を含有するマットとが得られた。
溶融プラントの炉底に隣接する粗鉛層を空気によって連
続的に650℃に冷却した。
前記の生成物のほか、45.0重量%の亜鉛と35.0
重量%の鉛(硫化物材料の鉛含有量の2゜3%)を含有
する酸化された粗大および微細分散昇華物が得ら九た。
実施例 14 46.04重量%の鉛と、10.04重量%の亜鉛と、
2.20重量%の飼と、6.16重量%の鉄と、20.
24重量%の硫化物硫黄と、6゜62重量%の二酸化ケ
イ素と、2.18重量%の酸化カルシウムと、2.39
重量%の酸化アルミニウムと、2.18重量%の酸化マ
グネシウムとを含有する硫化鉛−亜鉛鉱石と硫化鉛精鉱
との混合物を実施例1Oの手順によって処理する。調製
された装入物は、42.4重量%の鉛と、9.25重量
%の亜鉛と、2.03重量%の銅と、8゜56重量%の
鉄と、21.94重量%の硫化物硫黄と、6.1重量%
の二酸化ケイ素と、3.73重量%の酸化カルシウムと
、2.2重量%の酸化アルミニウムと、2.01重量%
の酸化マグネシウムとを含有する。溶融は市販の酸素(
95%01M)中の垂直炎の中で、装入物中の鉛、鉄、
および亜鉛の完全酸化に必要な酸素量について計算して
、55.8Nm” /装入物トンの酸素を含有するガス
化学量論的流量で実施さ九た。装入物中の硫化硫黄1k
gあたりの酸素について計算された酸素含有ガスの流量
(Q)は1式(3)から計算され、この式においてn=
1.05である。Qは0゜632Nm”となった、装入
物1トン中の硫化物硫黄の量(219,4kg)に対す
る酸素含有ガスの流量(酸素として計算)は138 、
7 Nm”である、装入物1トンあたり、酸素として計
算された酸素含有ガスの全流量は194.5Nm3であ
り、酸素含有ガス中の酸素濃度を考慮すれば204Nm
”である、溶融のために連続的に戻された酸化された戻
りダストの量は装入物の量の15゜5重量%である。戻
りダスト中の鉛含有量は61゜9重量%である。
前記の処理により、0.33重量%の銅と原料硫化物材
料(精鉱と鉱石の混合物)中の鉛含有量の93.3重量
%を含有する粗鉛と1M料硫化物材料の鉛含有量の0.
70重量%を含有する鉛空乏鉦鉛含有スラグと、24.
1重量%の銅および原料硫化物材料中の鉛量の3.88
重量%を含有するマットとが得られた。
溶融プラントの炉底に隣接する粗鉛層を空気によって連
続的に330℃に冷却した。
前記の生成物のほか、44.7重量%の亜鉛と35.1
重量%の鉛(硫化物材料の鉛含有量の2゜0%)を含有
する酸化された粗大および微細分散昇華物が得られた。
硫化物鉛含有材料を処理する本発明の方法を実施した実
施例7,10〜14から明らかなように。
実施例10〜14による実施態様は実施例7と比較して
鉛とマットの品質を著しく改良している。
この場合には、粗鉛の銅のtfI製段階は不必要である
実施例 15 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1の手順に
よって処理した。調製された装入物は。
47.08重量%の鉛と、8.39重社%の亜鉛と、0
.67重量%の飼と、6.21重量%の鉄と、18.3
2重量%の硫化物硫黄と、4.13重量%の二酸化ケイ
素と、3.09ffi量%の酸化カルシウムと、0.6
3重量%の酸化アルミニウムと、0.36重量%の酸化
マグネシウムとを含有する。装入物を溶融のため、酸化
された戻りダストと共に、溶融プラントの式(4)によ
って決定される有効断面直径(d、)を有するバーナを
通した。この式において、市販酸素の密度(ρ)は1.
42kg/m3.装入物の流量(M)は0゜278kg
/ s 、脱硫度(δ)は1.0.パラメータ(τ)は
0.2176sである(τは式(5)から計算された)
、バーナの有効断面直径(d、)はQ、QB9mである
。溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダスト
の量は装入物の16゜4重量%である。ダスト中の鉛含
有量は59.18重量%である。
前記の処理の結果、原料精鉱中の鉛量の93゜4重量%
を含有する粗鉛と、原料精鉱中の鉛量の0.41重量%
を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに
46゜1重量%の亜鉛と33.4重量%の鉛(原料精鉱
の鉛量の6.1%)とを含有する酸化された粗大および
微細分散昇華物が得られた。
実施例 16 実施例8に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順に
よって処理した。調製された装入物は。
溶融のため、酸化された戻りダストと共に、溶融プラン
トの式(4)によって決定される有効断面直径(d、)
を有するバーナを通した。この式において、市販酸素の
密!(p)は1.42kg/m3、装入物の流量(M)
は0.278kg/m、m硫度(δ)は1.0、パラメ
ータ(τ)は0.2176sである(τは式(5)から
計算された)。
バーナの有効断面直径(d、)は0.089mである、
溶融のために連続的に戻される酸化された戻りダストの
量は装入物の15.1重量%である。
ダスト中の鉛含有量は60.87重量%である。
前記の処理の結果、原料精鉱中の鉛量の94゜0重量%
を含有する粗鉛ど、原料精鉱中の鉛量の0.44重ff
i%を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さ
らに45.3i量%の亜鉛と34.1重量%の鉛(原料
精鉱の鉛量の5.5%)とを含有する酸化された粗大お
よび微細分散昇華物が得られた。
実施例 17 実施例10に記載の硫化物鉱石と硫化鉛−亜鉛精鉱との
混合物を実施例10の手順によって処理した。調製され
た装入物は、溶融のため、酸化された戻りダストと共に
、溶融プラントの式(4)によって決定される有効断面
直径(d、)を有するバーナを通した。この式において
、市販酸素の密度(p)は1.42kg/m”、装入物
の流量(M)は0.278kg/s、脱硫度(δ)は0
.5゜パラメータ(τ)はO,IOIgである(では式
(5)から゛計算された)、バーナの有効断面直径(d
、)は0.043mである。溶融のために連続的に戻さ
れる酸化された戻りダストの量は装入物の16.4重量
%である。ダスト中の鉛含有量は62.6重量%である
前記の処理の結果、o、s重量%の飼および原料硫化物
材料(鉱石と精鉱の混合物)中の鉛量の93.3重量%
を含有する粗鉛と、原料硫化物の鉛量の0.61重量%
を含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと、26.6重量%の
銅および原料硫化物材料中の鉛量の3.1重量%を含有
するマットとが得られた。さらに45.5重量%の亜鉛
と35゜1重量%の鉛(M料硫化物材料の鉛量の2.9
%)とを含有する酸化された粗大および微細分散昇華物
が得られた。
実施例 18’ 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1の手順で
処理した。装入物を溶融のためにバーナを通す前に、原
料装入物の8.8重量%の部分を原料装入物の粒径の1
/4の粒径に粉砕し、この粉砕部分を残余部分と混合し
て溶融工程に送った。
溶融のために連続的の戻された酸化された戻りダストの
量は装入物の13.3重量%である。ダスト中の鉛含有
量は62.3重量%である。
酸化された融成物を、装入物トンあたり48k。
の量のコークス層を通して濾過した。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛量の93.5重量%を
含有する粗鉛と1M料精鉱の鉛量の0゜7ffi量%を
含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに、
45.6重量%の亜鉛と34゜7重量%の鉛(原料精鉱
の鉛量の5.8%)とを含有する酸化された粗大および
微細分散昇華物が得られた。
実施例 19 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1の手順で
処理した。装入物を溶融のためにバーナを通す前に1M
料装入物の8.8重量%の部分を原料装入物の粒径の1
/8の粒径に粉砕し、この粉砕部分を残余部分と混合し
て溶融工程に送った。
溶融のために連続的の戻された酸化された戻りダストの
量は装入物の15.3重量%である。ダスト中の鉛含有
量は59.9重量%である。
酸化された融成物を、装入物トンあたり49kgの量の
コークス層を通して濾過した。
前記の処理の結果、yi料精鉱の鉛量の98.6重量%
を含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛量の0゜7重量%を含
有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに、4
5.5重量%の亜鉛と34゜8重量%の鉛(原料精鉱の
鉛量の5.6%)とを含有する酸化された粗大および微
細分散昇華物が得られた。
実施例 20 実施例8に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順で
処理した。装入物を溶融のためにバーナを通す前に、原
料装入物の8.8重量%の部分を原料装入物の粒径の1
/6の粒径に粉砕し、この粉砕部分を残余部分と混合し
て溶融工程に送った。
溶融のために連続的の戻された酸化された戻りダストの
量は装入物の16.0重量%である。ダスト中の鉛含有
量は61.3重量%である。
酸化された融成物を、装入物トンあたり43kgの量の
コークス層を通して濾過した。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛量の94.1重量%を
含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛量の0゜44重量%を含
有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに、4
5.5重量%の亜鉛と34゜3重量%の鉛(M料精鉱の
鉛量の5.4%)とを含有する酸化された粗大および微
細分散昇華物が得られた。
実施例 21 実施例8に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順で
処理した。装入物を溶融のためにバーナを通す前に、原
料装入物の13重量%の部分を原料装入物の粒径の1/
6の粒径に粉砕し、この粉砕部分を残余部分と混合して
溶融工程に送った。
溶融のために連続的の戻された酸化された戻りダストの
量は装入物の16.3重量%である。ダスト中の鉛含有
量は61.0重量%である。
酸化された融成物を、装入物トンあたり44kgの量の
コークス層を通して濾過した。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛量の94.1重量%を
含有する粗鉛と1M料精鉱の鉛量の0゜46重量%を含
有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。さらに、4
5.5重量%の亜鉛と34゜5重量%の鉛(原料精鉱の
鉛量の5.4%)とを含有する酸化された粗大および微
細分散昇華物が得られた。
実施例 22 実施例10に記載の硫化鉛鉱石と硫化鉛−亜鉛精鉱の混
合物を実施例10の手順で処理した。装入物を溶融のた
めにバーナを通す前に、原料装入物の4.5重量%の部
分を原料装入物の粒径の1/6の粒径に粉砕し、この粉
砕部分を残余部分と混合して溶融工程に送った。溶融の
ために連続的に戻された酸化された戻りダストの量は装
入物の16.6重量%である。ダスト中の鉛含有量は6
2.2重量%である。
酸化された融成物を、装入物トンあたり48k。
の量のコークス層を通して濾過した。
前記の処理の結果、0.56重重景の銅と原料硫化物材
料(鉱石と精鉱の混合物)の鉛量の93゜4重量%とを
含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛量の0.6重量%を含有
する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。また、原料硫
化物材料中の鉛の3゜2重量%を含有するマットが得ら
れた。さらに。
45.3重量%の亜鉛と34.4重電%の鉛(原料精鉱
の鉛量の2.7%)とを含有する酸化され8.10.1
8〜22から、実施例18〜22によれば、実施例1,
8.10と比較して、原料硫化物材料から粗鉛への鉛抽
出率を0.2〜0.5%増大する事が明らかである(原
料硫化物材料中の鉛量について計算)、さらに、固体炭
素含有還元剤の消費率が8〜14重量%低下する。
実施例 23 実施例1に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例1の手順で
処理した。溶融のために連続的に戻された酸化された戻
りダストの量は装入物の16.4重量%である。ダスト
中の鉛含有量は61.7重量%である。
前記の処理の結果、原料精鉱の鉛量の93.2重量%を
含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛量の0゜59重量%を含
有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。
亜鉛含有スラグの沈殿に際して形成された鉛含有亜鉛蒸
気の酸化のための7フタバーナ中の圧は−19,6Pa
である。
その結果、48.2重量%の亜鉛と8.13Ilj量%
の鉛(原料精鉱の鉛量の1.2%)とを含有する酸化さ
れた粗大分散昇華物が得られた。この粗大分散昇華物を
アフタバーナ中において沈殿させた。さらに、61.2
重量%の鉛と10.75重量%の亜鉛([料精鉱中の鉛
の4.9%)とを含有する酸化された微細分散昇華物が
得られた。
この微細分散昇華物はスリーブ状フィルタ上で分離され
、溶融のために溶融プラント中に送入された。
実施例 24 実施例8に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順で
処理した。溶融のために連続的に戻された酸化された戻
りダストの量は装入物の15.6重量%である。ダスト
中の鉛含有量は62.2重量%である。前記の処理の結
果、原料精鉱の鉛量の93.9重量%を含有する粗鉛と
、原料精鉱の鉛量の0.38重量%を含有する鉛空乏亜
鉛含有スラグとが得られた。
亜鉛含有スラグの沈殿に際して形成された鉛含有亜鉛蒸
気の酸化のための7フタバーナ中の圧は−0,1Paで
ある。
その結果、34.3重量%の亜鉛と8.0重量%の鉛(
[料精鉱の鉛量の1.2%)とを含有する酸化された粗
大分散昇華物が得られた。この粗大分散昇華物を7フタ
バーナ中において凝縮させた。さらに、61.1重量%
の鉛を含有する酸化された微細分散昇華物が得られた。
この微細分散昇華物はスリーブ状フィルタ上で分離され
、溶融のために溶融プラント中に送入された。
実施例 25 実施例10に記載の硫化鉛鉱石と硫化鉛−亜鉛精鉱との
4合物を実施例10の手順で処理した。
溶融のために連続的に戻された酸化された戻りダストの
量は装入物の16.5重量%である。ダスト中の鉛含有
量は62.5重量%である。
前記の処理の結果、0.55重量%の飼と原料硫化物材
料(精鉱と鉱石の混合物)の鉛量の93゜3重量%を含
有する粗鉛と1M科料精鉱中鉛量の0.46%を含有す
る鉛空乏亜鉛含有スラグと。
25.4重量%の飼および原料硫化物材料の鉛量の3.
5!It量%を含有するマットとが得ら九た。
亜鉛含有スラグの沈殿に際して形成された鉛含有亜鉛蒸
気の酸化のためのアフタバーナ中の圧は+19.6Pa
である。
その結果、56.5重量%の亜鉛と9.8重量%の鉛(
原料硫化物材料の鉛量の0.5%)とを含有する酸化さ
れた粗大分散昇華物が得られた。
この粗大分散昇華物を7フタバーナ中において凝縮させ
た。さらに、59.3重量%の鉛と12゜ll量%の亜
鉛(M料硫化物材料中の鉛量の2゜1%)を含有する酸
化された微細分散昇華物が得られた。この微細分散昇華
物はスリーブ状フィルタ上で分離され、溶融のために溶
融プラント中に8.10.23〜25から明らかなよう
に、実施例23〜25の実施態様は、実施例1,8.1
0の実施態様と比較して、鉛を含有する酸化された微細
分散昇華物の富化を促進する。これにより。
前記の昇華物を溶融プラントの中に溶融のために送入し
、原料硫化物材料から粗鉛への鉛抽出率を原料中の鉛量
の0.1〜0.2%増大させる事ができる。
実施例 26 実施例8に記載の硫化鉛−亜鉛精鉱を実施例8の手順で
処理した。装入物を溶融のためにバーナに送入する前に
、原料装入物の8.8重量%の部分を装入物の粒径の1
/6の粒径に粉砕した。つぎに粉砕された部分を残余部
分と混合し、酸化された戻りダストと共に溶融プラント
のバーナに送入した。バーナの有効断面直径(d、)は
式(4)によって決定され、この式において、市販酸素
の密度(p)は1 、42kg/m3.装入物の流量(
M)は0.278kg/g、脱硫底(δ)は1.o。
パラメータτは式(5)によって決定された。バーナの
有効断面直径(d、)は0.089mである。溶融のた
めに連続的に戻された酸化された戻すダストの量は装入
物の15.6重量%である。
ダスト中の鉛含有量は62.2重量%である。
前記の処理の結果、JI料精鉱の鉛量の94.4重量%
を含有する粗鉛と、原料精鉱の鉛量の0゜38重量%を
含有する鉛空乏亜鉛含有スラグとが得られた。
亜鉛含有人ラグの沈殿に際して形成さ九た鉛含有亜鉛蒸
気の酸化のための7フタバーナ中の圧は−O,LP’a
である。
その結果、8.0重量%の鉛と35.6重量%の亜鉛(
原料精鉱の鉛量の1.2%)とを含有する酸化された粗
大分散昇華物が得られた。この粗大分散昇華物をアフタ
バーナ中において凝縮させた。さらに、61.1重量%
の鉛と28.9重量%の亜鉛(M料硫化物材料中の一鉛
量の4.0%)を含有する酸化さ九た微細分散昇華物が
得られた。
この微細分散昇華物はスリーブ状フィルタ上で分離され
、溶融のために溶融プラント中に送入され8と26から
明らかなように、実施例26の実施。
態様は実施例8の実施態様と比較して、原料硫化物材料
から粗鉛への鉛抽出率を材料の鉛量の0゜6%増大する
実施例 27 実施例10に記載の硫化鉛鉱石と硫化鉛−亜鉛精鉱の混
合物を実施例10の手順で処理した。装入物を溶融のた
めにバーナに送入する前に、原料装入物の4.5重量%
の部分を装入物の粒径の1/6の粒径に粉砕した。つぎ
に粉砕された部分を残余部分と混合し、酸化された戻り
ダストと共に溶融プラントのバーナに送入した。バーナ
の有効断面直径(d、)は式(4)によって決定され、
この式において、市販酸素の密度(p)は1.42kg
/ m ” 、装入物の流量(M)は0.278kg/
S、脱硫底(δ)は0.5.パラメータτは式(5)に
よって決定され、O,molgである。バーナの有効断
面直径(d、)は0.043mである。溶融のために連
続的に戻された酸化された戻りダストの量は装入物の1
6.5重量%である。
ダスト中の鉛含有量は62.5重量%である。
前記の処理の結果、0.45重量%の銅および原料硫化
物材料(精鉱と鉱石の混合物)の鉛量の93.8重量%
を含有する粗鉛と1M料精鉱の鉛量の0.45重量%を
含有する鉛空乏亜鉛含有スラグと、原料硫化物材料の鉛
量の3.1%を含有するマットとが得られた。
亜鉛含有スラグの沈殿に際して形成された鉛含有亜鉛蒸
気の酸化のための7フタバーナ中の圧は+19.6Pa
である。
その結果、9.8重量%の鉛と56.5重量%の亜鉛(
M料精鉱の鉛量の0.5%)とを含有する酸化された粗
大分散昇華物が得られた。この粗大分散昇華物を7フタ
バーナ中において凝縮させた。さらに、59.3重量%
の鉛と12.1重量%の亜鉛(原料硫化物材料中の鉛量
の2.1%)を含有する酸化された微細分散昇華物が得
られた。
この微細分散昇華物はスリーブ状フィルタ上で分離され
、溶融のために溶融プラント中に送入された。
硫化鉛含有材料の本発明による処理の実施例10と27
から明らかなように、実施例27の実施態様は実施例1
0の実施態様と比較して1M料硫化物材料から粗鉛への
鉛抽出率を材料の鉛量の0.。
7%増大する。
[発明の効果コ このようにして、硫化鉛と硫化鉛−亜鉛鉱石および/ま
たは精鉱の本発明による処理法は、前記硫化物材料から
鉛を効率的に抽出する事ができ、すなわち公知の方法と
比較して粗鉛への抽出率を硫化物原料中の鉛量の0.9
〜2.3%増大する事が可能である。さらに本発明は、
前記の硫化物材料から、硫酸の製造に適した高硫黄含有
量(30〜50重量%)の溶融ガスの中に硫黄を抽出し
、亜鉛を鉛空乏亜鉛含有スラグの中にまた酸化された粗
大分散昇華物の中に転送し、銅分(硫化物原料中の銅含
有量が1%を超える場合)を条件的マットの中に転送す
る事が可能である。
[相]発明者   エレナ、ピョートロフ  ソビ:す
、セマシコ      m:: 0発 明 者  ツヤチェスラフ、ピョ  ンビ:−ト
ロウイツチ、クラ  タハ。
〔ト連邦つストー力メノコルスク、プロスペクト、しf
、3/1、カーベー、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硫化物材料と溶剤とから成る装入物を酸化された戻
    りダストと共に溶融するためバーナの中に送入する段階
    と、前記の装入物を酸化された戻りダストと共に酸素含
    有ガス中の垂直炎中で溶融し、主として金属酸化物およ
    び酸化された戻りダストと溶融ガスとの混合物を含有す
    る酸化された融成物を形成する段階と、前記の酸化され
    た戻りダストを溶融ガスから分離しダストを溶融のため
    に戻す段階と、金属酸化物、特に酸化鉛を固体炭素含有
    物質層を通して濾過する事によって金属に還元し、粗鉛
    と鉛空乏化された亜鉛含有スラグとを形成する段階と、
    前記スラグを沈殿させて鉛を含有する亜鉛蒸気を形成す
    る段階と、前記の鉛含有亜鉛蒸気を酸素含有ガスによっ
    て酸化して昇華物を形成する段階とを含む鉄および銅の
    化合物、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化カルシ
    ウムおよび酸化マグネシウムなどの金属化合物を含有す
    る硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱の
    処理法において、溶剤として、石灰石または石灰と鉄含
    有材料との混合物を使用し、混合物中の酸化カルシウム
    /鉄重量比を、0.43乃至0.76の範囲とし、前記
    混合物がその混合物中の酸化カルシウムと鉄との合計量
    として、原料鉱石および/または精鉱の5乃至22重量
    %の量使用されることを特徴とする方法。 2、装入物と酸化された戻りダストとの溶融は、装入物
    中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な化学量論的量
    以下の酸素含有ガス流量(酸素計算)で実施され、粗鉛
    と鉛空乏した亜鉛含有スラグのほかに、銅富化されたマ
    ットを形成する事を特徴とする請求項1に記載の方法。 3、装入物と酸化された戻りダストとの溶融は、下記の
    式から得られた酸素含有ガス流量で実施される請求項1
    に記載の方法。 P:A・B・K、 ここに、Pは酸素として計算された酸素含有ガスの流量
    、Nm^3/t装入物、 A=1.542−3.299Ca−7.972Cb−4
    .285Ci+28.851CaCb+14.657C
    aCi+27.370CbCi−88.895CbCi
    Ca、 ここに、Ca+Cb+Ci=1は、装入物中の酸性酸化
    物Ca(SiO_2およびAl_2O_3)、塩基性酸
    化物Cb(CaOおよびMgO)および鉄Ci(FeO
    として計算)の濃度合計、この濃度は重量部で示され、 Bは、装入物中の金属と硫化物硫黄の完全酸化に必要な
    酸素含有ガスの化学量論的酸素流量、Nm^3/t装入
    物、 K=1+0.965/H、ここにHは溶融区域の高さ、
    m。 4、装入物と酸化された戻りダストとの溶融は、装入物
    中の鉛、鉄および亜鉛の完全酸化に必要な酸素含有ガス
    の化学量論的流量(酸素として計算)において、また下
    記の式によって決定される装入物中の硫化物硫黄1トン
    あたり酸素含有ガス消費量(酸素として計算)において
    実施され、Q=0.70・(1−nC_C_■/C_S
    )ここに、Qは装入物中の硫化物硫黄1トンあたり酸素
    含有ガスの流量(酸素として計算)、Nm^3nは0.
    65乃至1.30に等しい酸化物融成物中の硫化物硫黄
    と銅の重量比。 C_C_■とC_Sは装入物中の銅と硫化物硫黄の濃度
    、重量%、 また粗鉛の底層は連続的に330乃至900℃に冷却さ
    れて、粗鉛と鉛空乏亜鉛含有スラグのほかに、銅富化マ
    ットを形成する事を特徴とする請求項1に記載の方法。 5、装入物は酸化された戻りダストと共に溶融のため、
    下記式によって決定される有効断面直径を有するバーナ
    の中を通される請求項1〜4に記載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、d_■はバーナの有効断面直径、m、δは溶融
    ガス中の硫黄量と装入物中の硫黄量との比として決定さ
    れる脱硫度。 Mは装入物消費率、kg/s、 pは酸素含有ガスの密度、kg/m^3、 Hは溶融区域の高さ、m、 τ=−0.0703+0.3031・δ−0.0157
    ・δ^2−8.17・10^−^■・δ・C_C_■_
    ■−3.64・10^−^3・C_S_i_O_2+1
    .83・10^−^5・C^2_S_i_O_2+8.
    899・10^−^4・C_C_■_■+2.768・
    10^−^3・C^2_C_■_■、s、ここに、C_
    S、C_C_a_O、C_S_i_O_2はそれぞれ装
    入物中の硫化物硫黄、酸化カルシウムおよび二酸化ケイ
    素の濃度、重量%。 6、装入物をバーナに送る前に、原料装入物の4.5乃
    至13重量%の部分を原料装入物の粒径の1/4乃至1
    /8の粒径に粉砕し、その後に、装入物の粉砕部分を装
    入物の残余部分と混合する事を特徴とする請求項1乃至
    5に記載の方法。 7、酸素含有ガスによる鉛含有亜鉛蒸気の酸化は、−1
    9.6乃至+19.6Paの圧で実施され、酸化亜鉛を
    富化された粗大分散昇華物と、酸化鉛を富化された微細
    分散昇華物とを形成し、前記の微細分散昇華物を溶融の
    ために送入する事を特徴とする請求項1乃至5に記載の
    方法。
JP63-86249A 1987-04-07 1988-04-07 硫化鉛または硫化鉛−亜鉛鉱石および/または精鉱の処理法 Pending JPH01234A (ja)

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SU874225983A SU1544829A1 (ru) 1987-04-07 1987-04-07 Способ переработки мелкозернистых свинцовых и свинцово-цинковых медьсодержащих сульфидных концентратов

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JPS64234A JPS64234A (en) 1989-01-05
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