JPH01232603A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

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Publication number
JPH01232603A
JPH01232603A JP63059590A JP5959088A JPH01232603A JP H01232603 A JPH01232603 A JP H01232603A JP 63059590 A JP63059590 A JP 63059590A JP 5959088 A JP5959088 A JP 5959088A JP H01232603 A JPH01232603 A JP H01232603A
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JP
Japan
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movable
reflex
mirror
reflector
optical axis
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Application number
JP63059590A
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English (en)
Inventor
Naoaki Nino
仁野 直日
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯を以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B6発明の概要 C0従来技術[第8図] D1発明が解決しようとする問題点[第8図、第9図] E9問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第7図] a、ハウジング、レンズ[第1図乃至第4図、第6図] b、固定反射鏡[第1図乃至第6図] C1電球、電球取付環[第1図乃至第5図]d、可動反
射鏡[第1図乃至第5図コ d−1,構造 d−2,固定反射鏡への支持 e、駆動部[第1図乃至第4図、第6図]e−1.駆動
部[第2図乃至第4図、第6図] e−2,伝達機構[第1図、第2図、第5図、第6図] f 可動反射鏡の回動及び配光等[第1図、第2図、第
4図、第6図、第7図] f−1.前方への配光 f−2,前側方への配光 G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯に関する。詳しくは、照射
方向が灯具の前方を向く方向に固定された固定反射鏡の
他に照射方向を左右方向へ変更可能な可動反射鏡を備え
、通常の走行時は車体前方を照射し、所望時、例えば、
ステアリング操作をするときに可動反射鏡が左右方向へ
回動して車体の前側方をも照射することができるように
した車輌用前照灯に関するものであり、可動反射鏡を回
動させたとき該可動反射鏡による反射光の照射方向が上
下方向への移動成分を有するようにして車体の前側方に
対する視認性を向上させることができ、しかも、上記照
射方向の移動を特別な制御機構を使わないで行なうこと
ができるようにした新規な車輌用前照灯を提供しようと
するものである。
(B、発明の概要) 本発明車輌用前照灯は、主光軸方向に向いた固定反射鏡
と該固定反射鏡の内側の略中央部に左右方向へ回動自在
に配置された可動反射鏡とこれら2つの反射鏡に共通の
光源とを備えた車輌用前照灯であって、上記可動反射鏡
の回動中心軸を稍前傾させることにより、可動反射鏡を
車体前方を向く中立位置から左右方向へ回動させたとき
その反射光の照射方向が上方へも移動して通常走行時に
おける配光より稍上向きの配光が為されるようにし、そ
れによって、車体の前側方に対する視認性を高めること
ができ、しかも、可動反射鏡の照射方向のこのようなり
勅を特別な制御機構を使わないで行なうことができるよ
うにしたものである。
(C6従来技術)[第8図コ コーナリングランプを兼ねた車輌用前照灯、即ち、通常
の直進走行時においては車体前方を照射し、ステアリン
グ操作時にはそのステアリング方向に応じた方向を照射
するようにした前照灯が提案されている。
第8図はそのような前照灯のm個aを示すものである。
同図において、bは前面が開口した箱形を為すハウジン
グであり、その前面開口部にレンズCが被着されている
。dはハウジングb内にその先軸xo−xoが前後方向
に延びるように配置された固定反射鏡、eは該固定反射
鏡dの内側の略中央部に配置された可動反射鏡であり、
該可動反射鏡eは固定反射鏡dに左右方向へ回動自在に
支持されると共に図示しない駆動機構により、例えば、
ステアリング操作と連動して、左右方向へ回動され、通
常の直進走行時においてはその先軸x、−x、が固定反
射鏡dの光軸X。−xoと略一致した中立位置に保持さ
れるようになっている。
fは固定反射鏡dと可動反射鏡eに共通の光源である。
しかして、通常の直進走行時においては、可動反射me
が前方に正対しているので、光源fから発して反射鏡d
及びeにより反射された光はいずれも車体前方を照射し
、ステアリングが為されたときは可動反射鏡eが回動さ
れてその光軸x、−x、が、同図に2点鎖線及び1点鎖
線で示すように、左右方向へ向きを変えるのでこの可動
反射鏡eによる反射光の照射方向がステアリング方向に
応じて左右方向へ移動されて車体の前側方を照射するこ
とになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第8図、第9
図] ところで、車輌用前照灯による配光は、すれ違い用ビー
ムについては第9図に示すgのようにその大部分が水平
線H−Hより下方で横長な配光が所望され、走行用ビー
ムについては同図に示すhのように水平線H−Hの上方
への配光部分も有する横長な配光が所望され、このよう
な配光g及びhにおけるホットゾーンは水平線H−Hよ
り下にあることが望ましい。
この場合、前記した前照灯aにおける可動反射鏡eは固
定反射鏡dの内側の略中央部に配置されており、かつ、
その照射方向が随時左右方向へ変更されるものであるか
ら、この可動反射鏡eによる反射光の照射方向は、該可
動反射鏡eが中立位置に来ている状態において、第9図
に示す配光iを形成する方向とされているのが望ましい
ところが、可動反射鏡eによる反射光の照射方向が基本
的にこのような方向であると、可動反射鏡eを回動させ
たとき、その反射光による配光iは、同図に2点鎖線で
示す配光i′、i′のように、水平線H−Hより下にお
いてそのまま左右方向へ移動するので、ステアリング操
作時において最も良く照射したい前側方をそれほど良好
には照射することができないという問題がある。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯は、上記問題点を解決する
ために、可動反射鏡の回動中心軸を稍前傾させたもので
ある。
従って、本発明車輌用前照灯によれば、可動反射鏡が車
体前方に正対した位置に来ているときその反射光が水平
線より下を照射していても、可動反射鏡が上記位置から
左右方向へ回動されるとその先軸の向きが左右方向のみ
ならず次第に上方へも変化して行くことになるので、そ
の反射光が水平線上もしくはそれより高いところへ向け
て照射されることになり、それによって、車体の前側方
を良好に照射することができる。
(F、実7iζ例)[第1図乃至第7図]以下に、本発
明車輌用前照灯の詳細を図示した実施例1に従って説明
する。
(a、ハウジング、レンズ)[第1図乃至第4図、第6
図コ 2は前照灯1のハウジングであり、前面が横長な略矩形
に開口し他の部分が閉じられた箱形に形成されており、
その前面開口縁寄りの内面に前方から見て略枠形を為す
突条3が形成されている。
4はレンズであり、ハウジング2の前面開口部を覆う大
きさを有しており、その周縁部からは後方へ向って突出
した周壁部4aが一体に形成されており、該周壁部4a
の後端が後述する固定反射鏡の周縁部を挟んでハウジン
グ2の前記突条3に前方から突き当てられた状態でハウ
ジング2に固定されている。
これにより、ハウジング2とレンズ4とによって画成さ
れた灯室空間5が形成される。
(b、固定反射鏡)[第1図乃至第6図]6は上記灯室
空間5に配置された固定反射鏡であり、例えば、金属板
をプレス加工して形成されている。
固定反射鏡6は略枠状をした前面部7と後方へ凹んだ部
分8とから成り、該部分8は略回転放物面状をした反射
部9と該反射部9の上下両縁と前面部7との間の開口面
を塞ぐように位置した平面部10.10′とから成り、
上側の平面部10は略水平であり、下側の平面部IQ゛
は梢面下がりに傾斜されている。
そして、上側の平面部10の中央部11は下方へ向って
凹んでおり、その凹みは下側の平面部10′と略平行に
なフており、この凹んだ部分11の中央部に円形の支持
孔11aが形成されている。
12は上側の平面部10の上記凹んだ部分11及び下側
の平面部10′に垂直で、かつ、反射部9の前面9a、
即ち、反射面の焦点f0もしくはその近くの位置を通る
軸線(以下、「支持中心軸線」と言う。)であり、この
支持中心軸線12は反射面9aの光@XoXoと直交す
る垂直線2−2に対してθ°前傾している。
尚、前記支持孔11aは上記支持中心軸線12がその中
心部を通るように位置している。
また、下側の平面部10′には上記支持中心軸線12が
通る位置を中心とした挿通孔13が形成されている。
尚、前記反射部9の反射面9aはアルミニウムの蒸着等
により高い反射性を有するように処理されている。
そして、このような固定反射鏡6はその前面部7の周縁
部がハウジング2に形成された突条3とレンズ4の周縁
部4aとの間に挟着状に保持されることによってハウジ
ング2に固定されている。
尚、この固定反射鏡6の反射部9の光軸xo−xoがこ
の前照灯1の主光軸となっており、前照灯1は上記主光
mXo−Xoが前後方向に延びるように車体に取着され
る。
(e、電球、電球取付環)[第1図乃至第5図] 14は電球取付環であり、該電球取付環14は略円環状
をし、かつ、その上端には内方へ突出した係合縁14a
が形成されており、固定反射鏡6の下側の平面部10′
の上面に中心が前記支持中心軸線12上にあるように固
定されている。また、該電球取付環14の外周面には環
状の突条14bが形成されており、この突条14bと固
定反射鏡6の下側平面部10′との間に環状の溝14e
が形成される。
15は電球であり、そのガラス球16が上記電球取付環
14を通して固定反射鏡6の後方へ凹んだ部分8内に位
置されると共に、そのフィラメント17が固定反射鏡6
の反射面9aの焦点f0に配置されている。尚、電球1
5はこのように配置された状態を適宜な保持手段によっ
て保持されている。
(d、可動反射鏡)[第1図乃至第5図コ18は可動反
射鏡てあり、これも金属板をプレス加工して形成されて
おり、前記固定反射鏡6の内側に配置されている。
(d−1,構造) 可動反射鏡18は正面から見て縦長の長方形状を為しか
つ正面から見た横幅が固定反射鏡6の反射面9aの略3
分の1位の大きさを有する反射部19と該反射部19の
上下両端から略前方へ向フて突設された取付片20.2
0′とから成り、反射部19は回転放物面状を為すと共
にその前面19a1即ち、反射面はアルミニウムの蒸着
等によって高い反射性を有するように処理されている。
上下の取付片20.20′は稍首下がりに傾斜しており
、上側の取付片20の中央部から稍前寄りの位置に矩形
をした取付孔20aが形成されている。
21は取付片20.20′と垂直でかつ反射面19aの
焦点f1を通る軸線(以下、r回動中心1lIl線」と
言う。)であり、この回動中心軸線21は、光軸X、−
X、が僅かに首下がりに延びる状態において、上下方向
に対してθ°前傾している。
そして、下側の取付片20′には上記回動中心軸線21
が通る位置を中心とした円形の比較的大きな支持孔22
が形成されると共に、該支持孔22はその開口縁に沿っ
て延びる環状壁23が下方へ向りて突設されることによ
り軸方向へ稍幅を有している。
(d−2,固定反射鏡への支持) 24は支持軸であり、円柱状をした軸部24aにその上
端近くから側方へ張り出したフランジ24bが、軸部2
4aの上端面から突出した連結突起24cが、また、軸
部24aの下端面から突出した連結突起24dがそれぞ
れ一体に形成され、上記連結突起24c及び24dは角
柱状をしており、下側の連結突起24dの下端寄りの位
置に係着溝24eが形成されている。
そして、上記支持軸24はその軸部24aが固定反射鏡
6の上側平面部10に形成された支持孔11aに回動自
在に挿通されると共に、その下側の連結突起24dが可
動反射鏡18の上側取付片20に形成された角孔状の取
付孔20aに挿通され、かつ、上記取付孔20aから下
方に突出した係着溝24eに抜止リング25が係着され
ており、これによって、固定反射鏡18の上端部が固定
反射鏡6の上側平面部10に回動自在に支持される。
また、可動反射鏡18の下側取付片20′に形成された
支持孔22が前記電球取付環14の環状溝14cに回動
自在に係着されており、これによって、可動反射鏡18
の下端部が電球取付環14を介して固定反射鏡6の下側
平面部10′に回動自在に支持される。
このようにして、可動反射鏡18が固定反射鏡6に回動
自在に支持される。
そして、可動反射鏡18が固定反射鏡6に支持されると
、これら2つの反射鏡6と18の各焦点f、とf、が略
一致すると共に、可動反射鏡18の前記回動中心軸線2
1と固定反射鏡6の前記支持中心軸線12とが一致し、
従って、可動反射鏡18はその回動中心軸線21、即ち
、上下方向に対してθ°前傾した軸を回動中心として略
左右方向へ回動自在なるように固定反射鏡6に支持され
ることになる。
また、可動反射鏡18は第2図に示すようにその反射面
19aが前方に正対した向きとなる位置(以下、「中立
位置」と言う。)に来ている状態において上記反射面1
9aの光軸x、−x、が前照灯1の主光軸、即ち、固定
反射′d1.6の光軸Xo−Xoに対して僅かに前傾し
た状態となる。
尚、前記した電球15のフィラメント17は固定反射鏡
6の焦点f0と可動反射鏡18の焦点flが略一致した
点に位置することになる。
(e、駆動部)[第1図乃至第4図、第6図](e−1
,駆動部)[第2図乃至第4図、第6図] 26は駆動部である。
27は駆動部26のケースであり、該ケース27内にモ
ータ、その他の所要要素が収納されている。
28はモータ、29はモータ28の回転軸に固定された
ピニオンギヤ、30はモータ28の駆動力を可動反射鏡
18へ出力するための出力ギヤ、31.32及び33は
モータ28の駆動力を減速して出力ギヤ30へ伝達する
ための減速ギヤ、34は出力ギヤ30の回転角を検出す
ることによって可動反射鏡18の回動量あるいは位置を
検出するための回転角検出器であり、該回転角検出器3
4のロータ軸35の上端部が前記出力ギヤ30に固定さ
れている。
上記出力ギヤ30の中心からは回転軸36が突設されて
おり、該回転軸36がケース27の上面に形成された挿
通孔37を通してケース27外に突出されている。そし
て、該回転軸36の上端面には角柱状の連結突起38が
突設されており、この連結突起38の上端面には螺孔3
9が形成されている。
(e−2,伝達機構)[第1図、第2図、第5図、第6
図] 40及び41はホーンである。
一方のホーン40の基端部には角形の取付孔42が形成
されており、該取付孔42に前記支持軸24の上側の連
結突起24cが挿通され、該連結突起24cの取付孔4
2から上方へ突出した部分が圧潰状にカシメられてホー
ン40の基端部と支持軸24とが結合される。
他方のホーン41の基端部にはここを上下に貫通した如
くにボス部43が一体に形成されている。該ボス部43
の下端面には角形の連結穴44が形成されており、また
、この連結穴44とボス部43の上端面との間を連通し
た挿通孔45が形成されている。そして、ホーン41の
連結穴44が駆動部26の回転軸36に設けられた連結
突起38に外嵌され、挿通孔45に挿通されたねじ46
が上記連結突起38に形成された螺孔39に螺合され、
これによりてホーン41の基端部が駆動部26の回転軸
36と結合される。
尚、駆動部26は灯室空間5の左端部に配置されると共
に固定反射鏡6に支持されたブラケット47及び48に
より固定されている。
また、49は細長い板状をした連結リンクであり、その
両端部が前記2つのホーン40及び41の回!!I)端
部に各別に回動自在に連結されている。尚、可動反射鏡
18と結合されたホーン40の先端部40aは略水平に
なるように折り曲げられている。
(f、可動反射鏡の回動及び配光等)[第1図、第2図
、第4図、第6図、第7図]以上のような前照灯1によ
る配光は、例えば、次のように為される。
尚、図示した前照灯1は車体の前面の右側に配置される
右コーナ用、即ち、車体が右側へ旋回するときに可動反
射鏡18による反射光を当該道路の前方右側の路肩部へ
向けるためのコーナリングランプ機能を有した灯具であ
る。
(f−1,前方への配光) 電球15のフィラメント17から固定反射鏡6の反射面
9aに向けて発した光”l 、j2+ %  ・・・は
該反射面9aにより主光軸Xo−Xoと略平行な光束と
なって反射されると共に、レンズ4によりその照射方向
を制御されて車体前方へ向けて照射され、それによって
、例えば、第7図に示す50のような配光パターンによ
る照射が為される。
尚、同図において、H−Hは前照灯1の前方において主
光軸Xo−Xoと直交する水平線、V−Vは主光軸Xo
−Xoと直交する垂直線であり、上記配光パターン50
はその大部分が水平線より下方で左右方向に長く、かつ
、垂直線V−Vの左側に水平線H−Hより上向きの部分
を有するパターンとなる。
また、電球15のフィラメント17から可動反射鏡18
の反射面19aに向けて発した光λ2.2□、・・・は
、該反射面19aの光軸x1−X、に略平行な光束とな
って反射されると共に、これもレンズ4によってその照
射方向を制御されて灯具1の前面から照射される。そし
て、この場合、可動反射9J!、18が前記中立位置に
来ているときは、上記光f12.112 %  ・・・
は車体前方へ向けて照射されることになり、それによっ
て、第7図に実線で示す配光パターン51による照射が
為される。この配光パターン51はその中心部が垂直線
■−■上に位置し、かつ、その略全体が水平線H−Hに
より下方にある。
即ち、可動反射鏡18が中立位置に来ているときの該可
動反射鏡18による反射光IL2、It2、・・・は水
平線H−Hより下方に向けて照射されることになる。
(f−2,前側方への配光) また、夜間等の走行中に右回転のステアリング操作が為
されると、前記モータ28が上方から見て時計回り方向
へ回転される。
そして、モータ28が回転すると、その回転がピニオン
ギヤ29、減速ギヤ31.32及び33を介して減速さ
れて出力ギヤ30に伝達されるので、該出力ギヤ30に
一体に設けられた回転軸36を介してホーン41が第2
図における時計回り方向へ回動され、このホーン41の
回動が連結リンク49を介してホーン40に伝達されて
、ホーン40も回動され、この回動が支持軸24に伝達
され、それによって可動反射鏡18が回動中心軸線21
を中心として第2図における時計回り方向へ回動される
そして、この場合、上記回動中心軸線21は上下方向に
対してθ°前傾しているので、可動反射鏡18が上記方
向へ回動して行くと、その反射面19aの光軸x、−x
、の前方に対する指向方向は右稍斜め上方へ向けて移動
して行くことになる。
即ち、可動反射鏡18は回動中心軸線21を回動中心と
して回動されるので、その反射面19aの頂点0、即ち
、光軸X、−xiが上記反射面19と交わる点は、可動
反射鏡18が右方へ回動するに従って左方へ移動して行
くと共に可動反射鏡18が中立位置に来ているときの高
さより下方へ変位して行くととになり、従って、このよ
うに左方及び下方へ移動した頂点0と焦点f、を通る直
線の延びる方向がこのときの光軸X、−Xlの延びる方
向となる。これにより、可動反射鏡18による照射方向
が右稍斜め上方へと変更される。
従って、この状態において、フィラメント17から発し
て可動反射鏡18の反射面19aにより反射された光1
□、1□、・・・による配光域51は第7図に矢印で示
すように移動して、2点鎖線で示すように、略本平線H
−H上の車体の前方右側方を照射することになる。
しかして、右方へ屈曲しているカーブを走行するときは
固定反射鏡6による反射光n、、j2.、・・・によっ
て車体前方が照射されながら可動反射鏡18による反射
光n2.n、、・・・により右側の路肩部の略水平線上
が照射されるので、進行方向にある道路や障害物を良好
に視認することができる。
また、出力ギヤ30が回動すると回転角検出器34のロ
ータ軸35が同期回転してその端子電圧がロータ軸35
の回転角、即ち、出力ギヤ30の回動角に応じた値に変
化し、それによって、出力ギヤ30の回動角が検出され
、そ−夕28の回転は上記端子電圧が予め規定されたあ
るいは任意に選択された値と同じ値となったときに停止
するようになっている。
更に、可動反射鏡18がこのようにして回動された状態
からコーナリングランプの必要が無くなったときはモー
タ28が逆転されると共に、回転角検出器34の端子電
圧が可動反射鏡18が中立゛位置に来ているときに対応
した値になったところでモータ28の回転が停止し、そ
れによフて可動反射鏡18が中立位置へと戻されること
になる。
尚、上記前照灯1を左コーナ用の前照灯として使用する
場杏は左旋回のステアリング操作が為されたときのモー
タ28の回転方向が前記方向と逆の方向になるように設
定すれば良く、そのようにすれば、ステアリングが上記
した方向へ為されたとき、可動反射鏡18が第2図にお
ける反時計回り方向へ回動してその照射方向が左稍斜め
上方へ移動して水平線H−H上の車体の前方左側方を照
射することができる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯は、主光軸方向に向いた固定反射鏡と、該固定
反射鏡の内側の略中央部に左右方向へ回動自在に配置さ
れた可動反射鏡と、固定反射鏡と可動反射鏡に共通の光
源とを備えた車輌用前照灯であって、可動反射鏡の回動
中心軸を稍前傾させたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、可動反射鏡が車体前方に正対
した位置に来ているときその反射光が水平線より下を照
射していても、可動反射鏡が上記位置から左右方向へ回
動されるとその先軸の向きが左右方向のみならず次第に
上方へも変化して行くことになるので、その反射光が水
平線上もしくはそれより高いところへ向けて照射される
ことになり、それによって、車体の前側方を良好に照射
することができる。
しかも、本発明によれば、可動反射鏡の回動中心軸を稍
前傾させるだけでその反射光の照射方向を上記したよう
に変更させることができるので、構造が複雑になったり
、部品点数が増えたりすることも無い。
尚、前記実施例に示した可動反射鏡の構造や固定反射鏡
に対する支持構造あるいは可動反射鏡の回動手段等は本
発明車輌用前照灯の実施の一態様を示したものに過ぎず
、これらによって本発明車輌用前照灯の具体的な実施態
様が限定されるものでは無い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明車輌用前照灯の実施の一例を
示すものであり、第1図は縦断面図、第2図はハウジン
グの一部を切り欠いて示す平面図、第3図はハウジング
及びレンズの一部を切り欠いて示す正面図、第4図は第
3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は要部を分解
して示す斜視図、第6図は第2図のVl −Vl線に沿
う拡大断面図、第7図は配光パターン図、第8図及び第
9図はコーナリングランプを兼ねた従来の車輌用前照灯
の一例を示すもので、第8図は概略水平断面図、第9図
は配光パターン図である。 符号の説明 1・・・車輌用前照灯、 6・・・固定反射鏡、  17・・・光源、18・・・
可動反射鏡、 21・・・回動中心軸、 Xo −Xo ・・・主光軸 出 願 人 株式会社小糸製作所 代理人弁理士  小  松  祐  冶″  〜1 〜 1°トリ・ −の−1に −1−r \          1 166.箪−―F@鱈練灯 6−IXI見良鼾4t 第6図 6−・圓足反禽44t In −?s・−1バL章由 孕邦 勘己九ノぐターン国 第7図 一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 主光軸方向に向いた固定反射鏡と、該固定反射鏡の内側
    の略中央部に左右方向へ回動自在に配置された可動反射
    鏡と、固定反射鏡と可動反射鏡に共通の光源とを備えた
    車輌用前照灯であって、可動反射鏡の回動中心軸を稍前
    傾させた ことを特徴とする車輌用前照灯
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04255604A (ja) * 1991-02-08 1992-09-10 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具

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JPH04255604A (ja) * 1991-02-08 1992-09-10 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具

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