JPH01231985A - 加圧浮上分離装置 - Google Patents

加圧浮上分離装置

Info

Publication number
JPH01231985A
JPH01231985A JP5893188A JP5893188A JPH01231985A JP H01231985 A JPH01231985 A JP H01231985A JP 5893188 A JP5893188 A JP 5893188A JP 5893188 A JP5893188 A JP 5893188A JP H01231985 A JPH01231985 A JP H01231985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
flotation
water
inflow
scum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5893188A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hanai
花井 浩一
Shigeru Tanaka
茂 田中
Choei Nishiyama
西山 長栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Shinko Pfaudler Co Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Shinko Pfaudler Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd, Shinko Pfaudler Co Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP5893188A priority Critical patent/JPH01231985A/ja
Publication of JPH01231985A publication Critical patent/JPH01231985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • B01D17/0205Separation of non-miscible liquids by gas bubbles or moving solids

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明1よ使用済工業用水等の浄化に用いられる加圧浮
上分離装置に関するものである。
〔従来の技術〕
空気の溶解度差により原水中に微細気泡を発生させて懸
濁物質の浮上分離をおこなう加圧浮上分離装置おいて、
濁物質を浮上スカムとして浮上分離させる浮上分離槽の
形態は、大別して長方形のものと円筒形めものとがある
そして、これら浮上分離槽の規制水面に浮上分離させた
浮上スカムを系外に排出させる従来の手段としては、以
下の4種に代表させるものが知られている.すなわち、
長方形の分離槽に用いられる■分離槽の一端部に掻揚げ
排出部を設け、他端側から多数のスクレーバを順次掻揚
げ排出部方向に水面上を走行させて浮上スカムを掻寄せ
、分離槽端部の掻揚げ排出部側から分離槽外に排出させ
るもの。■回転式掻取ドラムを自転させながら分離槽の
水面上の一端部から他端部へ往復走行させて浮」ニスカ
ムを掻取ると共に、分離槽の外部に排出させるもの.そ
して、円形の分離槽に用いられる■分離槽の水面上の一
部に排出部を設け、槽中央を中心としてスクレーバを回
転させて浮上スカムを排出部側に掻寄せ、排出部から分
離槽の外部に排出させるもの.■回転式掻取ドラムを自
転させながら分離槽中央を中心として旋回(特開昭56
−15853号)させて浮上スカムを掻取ると共に、掻
取った浮上スカムを分離槽中心部から外周側に排出させ
るもの等である。
〔発明が解決しようとする課題] 上記の従来の加圧浮上分離装置は、いずれの場合も、そ
の浮上分離槽の浮上スカムを槽外に排出させるについて
、浮上分離槽の規制水面の全面上をスクレーバや回転式
掻取ドラム等を走行させる構造とされている。
そのため、これら浮上スカムの排出手段は、その機構が
複雑となり、しかも、これらは被処理水と接触して腐食
し易い環境下で用いられるので、その耐蝕性にも配慮を
要し、その製作に比較的多くの費用を要し、かつ、その
複雑な構成と腐食等とにより修理、更新等の頻度が高く
、保全管理にかなり多くの時間と費用を要するものとな
る。
本発明は上記の問題点に鑑み、所期の浮上分離効率を損
なうことなく浮上スカムを排出し得、しかも、その排出
機構を簡易なものとし得、もって、その設備費、保守管
理費の低減を可能とする加圧浮上分離装置の捉供を目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は以下の構成として
いる.すなわち、第1請求項の発明に係る加圧浮上分離
装置は、立方形状浮上分離槽の一側辺部に配された流入
槽内の下部に、原水と空気加圧溶解水とを混合供給して
原水中の懸濁物に微細気泡を付着させ、これらを流入槽
の上端部に設けられた連通部から浮上分離槽側に流出さ
せて、該浮上分離槽の水面に原水中の懸濁物を浮上スカ
ムとして浮上分離させ、この浮上スカムを浮上分離槽の
水面部に配設された排出手段にて排除すると共に、浮上
分離槽内の下部に連通ずる送水手段にて処理水を回収す
る加圧浮上分離装置において、前記流入槽の連通部が、
浮上分離槽内側幅と略同幅で上端が水面下に位置する堰
とされ、前記浮上スカムの排出手段が、浮上分離槽内の
反流入槽側の側辺部に、該側辺と平行方向に配設され、
かつ浮上分離槽側幅と略同幅の掻取羽根を有する回転掻
取装置とされたものである。
そして第2請求項の発明に係る加圧浮上分離装置は、円
筒形状浮上分離槽の中央部に配された円筒形状流入槽内
の下部に、原水と空気加圧溶解水とを混合供給して原水
中の懸濁物に微細気泡を付着させ、これらを流入槽の上
端部に設けられた連通部から浮上分離槽側に流出させて
、該浮上分離槽の水面に原水中の?A濁物を浮上スカム
として浮上分離させ、この浮上スカムを浮上分#槽の水
面部に配設された排出手段にて11ト除すると共に、浮
上分離槽内の下部に連通ずる送水手段にて処理水を回収
する加圧浮上分離装置において、前記流入槽の連通部が
、該流入槽外間の一部から浮上分離槽内壁の間に半径方
向に配され、浮上分離槽内の円周方向に流れを均等に分
流させる分配トラフとされ、前記浮上スカムの排出手段
が、浮上分離槽内の反分配トラフ側部の半径方向に配設
され、かつ該部位の流入槽外周と浮上分離槽内壁間の幅
と略同幅の掻取羽根を有する回転掻取装置とされたもの
である。
そしてまた、第3請求項の発明に係る加圧浮上分離装置
は、上記の流入槽の連通部と浮上スカムの排出手段間の
浮上分離槽の水面部に、浮上スカムを排出手段の方向に
押しやる手段を設けたものである。
〔作用〕
本発明に係る浮上分離装置は、流入槽内の下部に、原水
と空気加圧溶解水とを混合供給し、該流入槽内おいて、
空気加圧溶解水から放出された微細気泡を原水中の懸濁
物に付着させ、これらを流入槽の上端部に設けられた連
通部から浮上分離槽側に流出させて、該浮上分離槽の水
面に原水中の懸濁物を浮上スカムとして浮上分離させ、
この浮上スカムを浮上分離槽の水面部から排除すると共
に、浮上分離槽の下部より処理水を回収するものである
が、これら浮上スカムは、原水中の懸濁物質に微細気泡
が付着した、浮力と相互間にある程度の流動性を有する
微細粒子からなるもので、これら)γ上スカムは、浮上
分離槽の水面において、その層の厚さが増すほど、その
浮力均衡と流動性とにより均等厚の層を形成する。そし
て、これら水面上にて形成された浮上スカム層の一部を
除去した場合、浮上スカムの浮力均衡と流動性とにより
、除去された部分に周辺の浮上スカムが移動して再び均
等厚の浮上スカム層を形成する。
一方、浮上分離槽内で浮上分離した浮上スカムは、流入
槽の上端部に設けられた連通部から流出する水流にて形
成される表面水流に随伴して浮上分離槽の反連通部側に
送られる。
本発明は、この浮上スカムが均等厚の層を形成しようと
する作用と、流入槽からの水流にて形成される表面水流
に随伴して浮上分離槽の反連通部側に送られることを可
動に利用するものである。
すなわち、第1請求項の発明に係る浮上分離装置におい
ては、浮上分離槽の一側辺部に配された流入槽の連通部
が、浮上分離槽内側幅と略同幅で上端が水面下に位置す
る堰とされであるので、該堰を経て浮上分離槽側に流出
する水流を該槽内側の幅全体にわたる均等流とすること
ができる。
そして、浮上分離槽の水面に形成された浮上スカム層は
、堰から流出する水流にて形成される表面水流に押され
て、順次に、かつ該槽内側幅全体にわたり均等的に、流
入槽の反対側に移動する。
一方、浮上分離槽内の反流入槽側の側辺部の水面部に、
該側辺と平行方向に配設され、かつ浮上分離槽の内側幅
と略同幅の掻取羽根を有する回転掻取装置が配設されで
あるので、流入槽側より押しやられてきた浮上スカム層
を、浮上分離槽の反流入槽側の側辺部で、全幅にわたり
均等に掻取り排除することができる。
また、浮上分離槽の水面に形成された浮上スカム層は、
前述のように、浮力均衡により均等厚となろうとして排
除された部分を再び埋めようとし、しかも、堰から流出
する水流にて形成された表面水流により、全体的に流入
槽の反対側の側辺部方向、すなわち回転掻取装置の方向
に押されているので、回転掻取装置にて排除された浮上
スカム層は直ちに再補充され、当該位置において順次に
、かつ効率よく排除される。
そして、第2請求項の発明に係る円筒状浮上分離槽にお
いては、円筒形状浮上分離槽の中央部に配された円筒形
状流入槽の連通部が、該流入槽外周の一部から浮上分離
槽内壁の間に半径方向に配され、浮上分離槽内の円周方
向に流れを均等に分流させる分配トラフとされであるの
で、浮上分離槽の水面に形成された浮上スカム層は、流
入槽から分配トラフを経て相反する円周方向に流出する
水流にて形成される表面水流に押されて、順次に、かつ
均等的に、相反する円周方向より、該浮上分離槽の分配
トラフの反対側に移動する。
一方、浮上分離槽内の反分配トラフ側部の水面部の半径
方向に、流入槽外周と分離槽内壁間の幅と略同幅の掻取
羽根を有する回転掻取装置が配設されであるので、流入
槽の分配トラフ側から相反する円周方向より、それぞれ
押しやられてきた浮上スカム層を、該反分配トラフ側部
で、半径方向の全幅にわたり均等に掻取り排除すること
ができる。また、浮上分離槽の水面に形成された浮上ス
カム層は、前述のように、均等度となろうとして排除さ
れた部分を再び埋めようとし、しかも、相反する円周方
向から全体的に反分配トラフ方向、すなわち回転掻取装
置の方向に押されているので、回転掻取装置にて排除さ
れた浮上スカム層は直ちに再補充され、当該部位におい
て順次に、かつ効率よく排除される。
そしてまた、第3請求項の発明に係る円筒状浮上分離に
おいては、流入槽の連通部と浮上スカムの排出手段間の
浮上分離槽の水面部に、浮上スカムを排出手段の方向に
押しやる手段が設けられであるので、流入槽の連通部の
反対側に配設された排出手段による浮上スカム層の排除
がより確実なものとなる。
(実施例〕 皿1 本発明の第1実施例の長方形状加圧浮上分離装置につい
て、その概念を示す正断面図である第1図と、第1図の
A−A断面図である第2図とにより説明する。
第1図に示すように、原水(1)は反応槽θωで薬品0
1)と混合され、懸濁物質の析出処理、凝集処理等の前
処理を受けた後、処理水循環路側を通じて送給される空
気加圧溶解水(2)と合流して浮上分離槽(3)に流入
する。
この浮上分離槽(3)は平面形状が長方形で、その一方
の側端部に配された流入部(4)と主体部である分離部
(5)とを有し、その流入部(4)と分離部(5)とは
、その上端が水面下に位置し、かつ浮上分離槽(3)の
内側幅と同幅の流出堰(6)で区画されである。
そして、原水(1)は浮上分離槽(3)の流入部(4)
に流入し、該流入部(4)内の下部に設けられたパンフ
ル(7)に当たって空気加圧溶解水(2)と分散混合さ
れ、同時に空気加圧溶解水(2)は減圧によって流入部
(4)の原水(1)中に無数の微細気泡を放出する。そ
して、原水(1)中の懸濁物質は、この微細気泡の付着
による見掛比重の減少により、水面に向かって急速に浮
上し、また、これらは流出堰(6)を経て分離部(5)
に送られ、該分離部(5)の規制水面上で浮上分離して
浮上スカム(8)層を形成する。
そしてまた、分離部(5)の規制水面上にて形成された
浮上スカム(8)層は、流出堰(6)より分離部(5)
に流入する水流にて形成される表面水流に乗って、該分
離部(5)部の規制水面上を流入部(4)の反対側に向
かって移動する。
一方、分離部(5)の流入部(4)と反対側の端部の水
面部には、第2図に示すように、浮上分離槽(3)の側
壁上に回転自由に支持された傾斜回転軸0滲のまわりに
分離部(5)内側の全幅にわたる長さを有するパケット
状の掻取羽flOωを設けた回転式の掻取装置(9)が
、端部壁と平行に取付けられである。
この掻取装置(9)を傾斜回転輪q4に連結されたモー
タ01lilにより回転駆動されて、その掻取羽根面を
水面部に向かって出没させて浮上スカム(8)層の掻取
を行い、掻取ったスカムを傾斜回転軸側の低位軸端側に
設けられた排出管01から、浮上分離槽(3)の分離部
(5)側壁の外側に設けられたスカムトラフ08)に排
出する。そしてスカムトラフθ団に排出された浮上スカ
ム(8)は、該スカムトラフ08)に連通ずるスカムピ
ット09)内に流下・集積される。
懸濁物質を浮上スカム(8)として浮上分離させること
によって清澄化された処理水QIは、分離部(5)の下
部に配された集水管QOを介して連通ずる処理水槽+2
21に流入し、水位調整管Q3を通して外部に排出、な
いしは回収再使用される。なお、水位調整管+2’l)
は、その上下動により浮上分離槽(3)内の水位、すな
わちスカム掻取装置(9)の掻取深さを調整するものと
されである。また、処理水QOの一部は加圧循環ポンプ
Q4+により空気溶解槽Qsiに送られ、ここで空気加
圧溶解水(2)とされ、原水(1)と合流して再び浮上
分離槽(3)の流入部(4)に送られる。
上記の構成を具備し、分離部(5)を幅5.2メートル
、長さ16.8メートルの長方形槽とする本実施例の加
圧浮上分離装置により、圧延工場から排出される流11
70m’/Hr、の工業用水を浄化したところ、浮上分
離槽(3)の分離部(5)の規制水面に形成された浮上
スカム(8)層は、流入部(4ンからの水流に押されて
、全幅にわたり均等に反流入部(4)側の定位置に取り
つけた掻取装置(9)側に移動し、該掻取装置(9)に
て連続的かつ効率良く掻取・排除することができ、しか
も、その移動速度は、本実施例と同規模で、従来のスク
レーパを配した浮上分離装置におけるスクレーバの走行
速度と同等ないしは上回るものであって、また、その処
理効率、処理水質および回収スカムの濃度等も従来のも
のと遜色なく、本発明の有効性を確認することができた
1裏施拠 本発明の第2実施例の円筒形状加圧浮上分離装置につい
て、該装置の概念を示す正断面図である第3図と、その
平面図である第4図とを参照して説明する。なお、本実
施例の基本的な構成と機能は、前述の第1実施例の長方
形状加圧浮」二分離装置と同様であり、ここでは、その
重複する点を省略し、相違点について概略説明する。
第:3図および第4図に示すように、本実施例の円筒形
状加圧浮上骨#装置においては、その浮上分K11Jf
f(31)は平面形状が円形のもので、その中央部に配
され上端が水面上に位置する円筒状壁にて区画される流
入部(32)と、該流入部(32)外周側の分離部(3
3)とを有するものとされである。
そして、流入部(32)上端部に、該流入部(32)外
周壁から浮上分離槽(31)内壁に至る半径方向に、そ
の両側壁に分流スリットを設けた樋状の分配トラフ(3
4)が設けられてあり、また、該分配トラフ(34)の
分流スリットは外周側はどスリント幅を広く取り、分離
部(33)のリング状の規制水面に均等な流れを形成す
るよう配慮されである。
一方、分離部(33)の分配トラフ(34)の反対側水
面部に、該分離部(33)の半径方向幅と略同幅の掻取
羽根を有する回転掻取装置(35)が、半径方向に配設
されである。なお、該回転掻取装置(35)は、前述の
第1実施例のものと同構成のもので、モータ(36)に
て回転駆動されて、その掻取羽根を水面部に向かって出
没させ、当該水面部の浮上スカム層を掻取り、外周側に
配された低位軸端例の排出管から、浮上分離槽(31)
の外側に設けられたスカムピット(37)に排出するも
のとされである。
上記構成の浮上分離槽を備えた本実施例の円筒形状加圧
浮上分離装置によれば、分離部の規制水面上の浮上スカ
ム層を、定位置に配設された回転掻取装置にて、効率よ
く排出し得る。
爪主実益班 本発明の第3実施例の長方形状加圧浮上分離装置につい
て、その概念を示す正断面図である第5図により説明す
る。なお、本実施例は、掻取部および掻取装置の構成を
異とし、浮上スカム層の移動を補助する手段を設けた点
以外は、第1実施例の装置と同じであり、ここでは、重
複する点は省略し、その相違点のみ概略説明するものす
る。
第5図に示すように、本実施例の長方形状加圧浮上分離
装置においては、浮上分離槽(3)の分離部(5)の反
流入部(4)側の壁上端部に、分離部(5)の水面高さ
と略同高さ部位に分離部(5)の全幅にわたる円弧状の
掻揚げ部(41)が設けられ、該掻揚げ部(41)の上
方に分離部(5)内側の全幅にわたる長さの掻取羽根を
有する回転式の掻取装置(42)が、該端部壁と平行に
配設されである。また、流入部(4)と掻揚げ部(41
)間の分離部(5)の水面部に、分離部(5)内側の全
幅にわたる羽根車(43)が配設されてあり、これら、
掻取装置(42)と羽根車(43)は、それぞれ駆動手
段にて回転可能とされである。
分離部(5)の規制水面に浮上分諦した浮上スカム(8
) rlは、羽根車(43)の回転にて補助されて、よ
り確実に掻取装置f (42)方向に移動し、そして、
横取装置(42)にて掻揚げ部(41)より掻出されて
、該掻揚げ部(4])の外側下方に配設されたスカムビ
ット09)内に流下・集積される。
本実施例の加圧浮上分離装置によれば、その規模が大き
く、例えば、風等の外的要因によって、掻取装置(42
)に向かう浮」ニスカム(8)層の移動がl′I11害
されるような場合等においても、浮上スカム(8)層を
掻取装置ff(42)の方向に送ることができ、浮上ス
カムの掻取・排除を確実に行うことができる。
な才9、本実施例における浮上スカムの排出手段は例示
であって、これは、前述の第1実施例のものが適用され
ても良い。
また、本実施例においては、浮上スカム層(8)の横取
装置(42)に向かう移動を補助する手段として、流入
部(4)と掻揚げ部(41)間の分離部(5)の水面部
に羽根車(43)を配設したが、これは、分離部(5)
内の水面下の処理水に乱流を発生させずに浮上スカム層
(8)の移動を補助するものである限り、例えば、分離
部(5)の水面上に掻取装置(42)に向かう強制気流
を吹付けて浮上スカム層(8)の移動を補助するもの等
、他の手段が用いられても良く、また、規模に応じて複
数個配設することもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の加圧浮上分離装置は、所期の浮
上分離効率を損なうことなく、浮上スカムを固定位置に
て排出し得て、その排出機構に、浮上分離槽の規制水面
上を走行ないしは自転走行する機構を具備させるを要さ
ず、その構成を簡略化し得、もって、設備費、保守管理
費用の大幅な低減を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の艮方形状加圧浮上分^1
1IjL置の概念を示す正断面図、第2図は第1図のA
−A断面図、 第3図は本発明の第2実施例の円筒形状加圧浮上分〜1
装置の概念を示す正断面図、 第4図は第3図の平面図、 第5図は本発明の第3実施例の長方形状加圧浮上分離装
置の概念を示す正断面図である。 (1)は原水、(2)は空気加圧溶解水、(3)は浮上
分離槽、(4)は流入部、(5)は分離部、(6)は流
出堰、(7)はバッフル、(8)は浮上スカム、(9)
は掻取装置、05)は掻取羽根、elは処理水、Qυは
集水管。 (31)は浮上分離槽、(32)は流入部、(33)は
分離部、(34)は分配トラフ、(35)は回転掻取装
置、(41)は掻揚げ部、(42)は掻取装置、(43
)は羽根車。 代 理 人  弁理士  金丸 章− 第1図 A 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)立方形状浮上分離槽の一側辺部に配された流入槽
    内の下部に、原水と空気加圧溶解水とを混合供給して原
    水中の懸濁物に微細気泡を付着させ、これらを流入槽の
    上端部に設けられた連通部から浮上分離槽側に流出させ
    て、該浮上分離槽の水面に原水中の懸濁物を浮上スカム
    として浮上分離させ、この浮上スカムを浮上分離槽の水
    面部に配設された排出手段にて排除すると共に、浮上分
    離槽内の下部に連通する送水手段にて処理水を回収する
    加圧浮上分離装置において、前記流入槽の連通部が、浮
    上分離槽内側幅と略同幅で上端が水面下に位置する堰と
    され、前記浮上スカムの排出手段が、浮上分離槽内の反
    流入槽側の側辺部に、該側辺と平行方向に配設され、か
    つ浮上分離槽内側幅と略同幅の掻取羽根を有する回転掻
    取装置とされたことを特徴とする加圧浮上分離装置。
  2. (2)円筒形状浮上分離槽の中央部に配された円筒形状
    流入槽内の下部に、原水と空気加圧溶解水とを混合供給
    して原水中の懸濁物に微細気泡を付着させ、これらを流
    入槽の上端部に設けられた連通部から浮上分離槽側に流
    出させて、該浮上分離槽の水面に原水中の懸濁物を浮上
    スカムとして浮上分離させ、この浮上スカムを浮上分離
    槽の水面部に配設された排出手段にて排除すると共に、
    浮上分離槽内の下部に連通する送水手段にて処理水を回
    収する加圧浮上分離装置において、前記流入槽の連通部
    が、該流入槽外周の一部から浮上分離槽内壁の間に半径
    方向に配され、浮上分離槽内の円周方向に流れを均等に
    分流させる分配トラフとされ、前記浮上スカムの排出手
    段が、浮上分離槽内の反分配トラフ側部の半径方向に配
    設され、かつ該部位の流入槽外周と浮上分離槽内壁間の
    幅と略同幅の掻取羽根を有する回転掻取装置とされたこ
    とを特徴とする加圧浮上分離装置。
  3. (3)流入槽の連通部と浮上スカムの排出手段間の浮上
    分離槽の水面部に、浮上スカムを排出手段の方向に押し
    やる手段を設けたことを特徴とする第1請求項および第
    2請求項記載の浮上分離装置。
JP5893188A 1988-03-11 1988-03-11 加圧浮上分離装置 Pending JPH01231985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5893188A JPH01231985A (ja) 1988-03-11 1988-03-11 加圧浮上分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5893188A JPH01231985A (ja) 1988-03-11 1988-03-11 加圧浮上分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01231985A true JPH01231985A (ja) 1989-09-18

Family

ID=13098579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5893188A Pending JPH01231985A (ja) 1988-03-11 1988-03-11 加圧浮上分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01231985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07289801A (ja) * 1994-04-25 1995-11-07 Fsk Corp 油水分離方法および装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549185A (en) * 1978-10-04 1980-04-09 Hitachi Ltd Waste water treatment equipment

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549185A (en) * 1978-10-04 1980-04-09 Hitachi Ltd Waste water treatment equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07289801A (ja) * 1994-04-25 1995-11-07 Fsk Corp 油水分離方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4022696A (en) Apparatus for clarification of waste water operating on dissolved air flotation process
US3341450A (en) Gasification apparatus and method
KR101964832B1 (ko) 부상분리 수처리장치
JPH0660473B2 (ja) 古紙の脱墨処理法
JP5393065B2 (ja) 浮上分離装置
US3314547A (en) Liquid clarifying apparatus
JP5497873B2 (ja) 浮上分離装置
JP4885169B2 (ja) 浮上分離装置
WO2019092971A1 (ja) 沈殿槽
JP3770475B2 (ja) 浮上濃縮装置
JPH01231985A (ja) 加圧浮上分離装置
KR960703388A (ko) 대용량 단일탱크형 정수시스템
US3025966A (en) Liquid clarifying apparatus
JP2595441B2 (ja) 凝集沈澱分離装置
JP5697920B2 (ja) 浮上分離装置
JP5886518B2 (ja) 浮上分離装置
JP2015144987A (ja) 汚濁物浮上分離システム
US3589519A (en) Grit separating apparatus
CN110746087A (zh) 一种浓缩污泥的二次浓缩装置及其处理方法
JP7514496B2 (ja) 分離装置
CN216336779U (zh) 一种新型同向流斜板沉淀除油一体化装置
JP7514497B2 (ja) 分離装置
JPH03267190A (ja) 加圧浮上分離装置
US2966268A (en) Method and apparatus for removing sediment
JP5524775B2 (ja) 浮上分離装置