JPH01228455A - 自動細胞培養選別装置 - Google Patents

自動細胞培養選別装置

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JPH01228455A
JPH01228455A JP5705388A JP5705388A JPH01228455A JP H01228455 A JPH01228455 A JP H01228455A JP 5705388 A JP5705388 A JP 5705388A JP 5705388 A JP5705388 A JP 5705388A JP H01228455 A JPH01228455 A JP H01228455A
Authority
JP
Japan
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section
culture
container
sterile
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP5705388A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyasaka
宮坂 信司
Yutaka Shibata
豊 柴田
Shinichi Miyake
伸一 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP5705388A priority Critical patent/JPH01228455A/ja
Publication of JPH01228455A publication Critical patent/JPH01228455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動細胞培養選別装置に関し、詳しくは、自動
的に培養容器内の培養液等の交換を行って細胞を自動培
養すると共に、該細胞状態を検出し、分泌物量を検査す
る必要のある場合には分泌物量を自動的に検出し、かつ
、分泌物量の多さによって細胞の選別を自動的に行う装
置であって、特に、上記一連の作業において、無菌下で
行う必要性がある作業と無菌下で行う必要性が無い作業
とを区別し、無菌下で行う必要のある作業のみ無菌下で
行い、無菌処理の範囲を減少する乙のである。
従来の技術 従来、この種の装置として、例えば、特公昭62−60
061号公報、特公昭62−60072号公報において
、モノクローナル抗体等の有効な分泌物を分泌する細胞
を効率良く選別するため、細胞の培養、細胞液の交換、
細胞状態の検査、分泌物量の検出、分泌物物量の多さに
よる細胞の選別を行う一連の作業を自動化した装置が提
供されている。
上記した装置においては、培養中の細胞への雑菌混入を
防止するため、使用する器材、溶液は全て無菌処理を行
ったものを用い、かつ、同一の無菌環境下において行っ
ている。
分泌物産生細胞スクリーニングの為には、培養上清の分
取と、該溶液中に含まれる分泌物量の検出を行わなけれ
ばならないが、分泌物量の検出作業そのものには無菌の
必要性が無いのにも拘わらず、同一の無菌環境下で行っ
ているため、該分泌物量検出の為に使用する試薬類や器
材も無菌処理する必要があった。このような、無菌処理
は、人手と時間とを要し、自動化の際の大きな障害とな
っている。
発明の目的 本発明は、上記した従来の装置における問題を解消せん
とするもので、無菌下で作業する必要がない分泌物量の
検出部を、無菌下で作業する必要がある培養液の交換お
よび培養容器内の培養液上清の分取等の作業を行う無菌
環境部とは分離して設け、無菌処理する必要がある器材
、試薬類を減少し、作業性を向上さけると共に自動化の
促進を図ることを目的とするものである。
発明の構成 細胞培養部より培養容器を搬出する手段と、培養容器内
の培養液の交換および培養液上清を新しい容器へ分取す
るピペッティング部と、該溶液分取容器の搬送手段とを
無菌環境部に設置する一方、上記溶液分取容器内の上清
中の細胞分泌物量を検査する検査部を上記無菌環境部と
分離して設置し、上記搬送手段により溶液分取容器を上
記検査部側へ搬送する構成としたことを特徴とする自動
細胞培養選別装置を提供するものである。
上記した装置において、無菌環境部とはクリーンベンチ
あるいは安全キャビネットより、かつ、ピペッティング
部は自動作動されるピペットにより細胞の培養液交換お
よび分泌物量を検査する培養液の新しい無菌のサンプリ
ング容器への溶液分取等を行うもので、さらに、無菌環
境部には培養容器内の細胞の増殖状態の検査部を設け、
該検査結果に基づき、溶液分取を行う場合と培養液の交
換を行う場合などを区別するようにしている。
傷里 本装置においては、上記したように、無菌下で作業をす
る必要がない分泌物量の検出部を、無菌下で行う必要が
あるピペッティング部等を設置した無菌環境部と分離し
て設置しているため、該分泌物量検出部で使用する器材
および試薬類の無菌処理を不要とすることが出来る。ま
た、分取する培養液上清量を複数回の検査に要する量と
することで、1回の上清分取で多種多様の検査を実施で
き、検査効率を高めることが出来る。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
図中、■は無菌環境部を構成するクリーンベンチ、2は
上記クリーンベンチlと一側方に隔壁3により分離して
設けた分泌物量の検査部、4はクリーンベンチlの他側
方に配置したインキュベータである。
上記クリーンベンチl内には、ピペッティング部5と、
細胞の増殖状態を検査する増殖度検査部6と、容器など
の必要な器材を貯蔵するストッカ7と、培養容器を必要
位置へ搬送するロボットアーム8と、該クリーンベンチ
1より分泌物量検査部2へ溶液分取容器を搬出するため
のコンベア等からなる搬送手段9とを設置している。該
クリーンベンチl内にはHEPAフィルター(図示けず
)を介して垂直気流方式(ダウンフロー)でクリーン化
を図っている。また、該クリーンベンチlと分泌物量検
査部2との隔壁4には溶液分取容器搬送用の開口部10
を形成しており、該開口部10では、クリーンベンチl
側から検査部2ヘエアーをフローし、よって、開口部l
Oを通して検査部2内の有閑エアがクリーンベンチl内
へ流入するのを防止している。該開口部lOを通して上
記搬送手段9をクリーンベンチlより検査部2側へ設置
している。また、開口部lOに自動的に開閉する扉を設
けてもよい。
上記インキュベータ4はCO,インキュベータで、その
内部には夫々回転棚11を設置し、各回転棚11に多数
の培養容器12を配置しており、回転棚11を駆動手段
(図示せず)により回転駆動し、第2図に示すように、
作業が必要な培養容器12Aを自動的にクリーンベンチ
1側へ移動させている。
クリーンベンチ1内に設置しているロボットアーム8は
3軸方向(X、Y、Z方向)に移動して、上記培養容器
12およびストッカ7に貯蔵している新しい培養容器1
2’あるいはサンプリング容器13を把持して所要位置
に容器を移動した後に把持を解き、これら容器12.1
2゛、13を所定位置に定置するようにしている。即ち
、ロボットアーム8により、培養容器12をインキュベ
ータ4から増殖度検査部6へ、該増殖度検査部6からピ
ペッティング部5へ、ピペッティング部5から再度イン
キュベータ4へ、増殖度検査部6からインキュベータ4
へ、さらに、ストッカ7に貯蔵した無菌の培養容器12
°あるいはサンプリング容器13をピペッティング部5
へ、培養液を分取したサンプリング容器13を搬送手段
9へ夫々移動するようにしている。同様に、クリーンベ
ンチl内に配置している上記ピペッティング部5は、設
置している多数のピペット(図示せず)を個別にあるい
は複数本同時に昇降作動して分取分注を自動的に行うも
ので、培養容器12内の培養液を交換(培養液上清の廃
棄と新培養液の補給)および、培養容器12より培養液
上清をストッカ7から取り出した無菌容器13に分取等
をするようにしている。上記増殖度検査部6では、顕微
鏡像の画像処理と細胞培養液のpH測定を行って細胞の
増殖度を検査し、培養液の交換を行うか否か、抗体分泌
物量の検出処理を行うか否かを判定するようにしている
クリーンベンチIとは分離した有閑環境下にある分泌物
量検査部2では、搬出手段9より搬出されてくるサンプ
リング容器!3の上清を反応容器16に再分取し、上清
中に含まれている抗体分泌物量を公知の検出手段で検出
し、大量の分泌物量(抗体量)が得られた細胞を他の細
胞と選別している。
上記分泌物量検査部2の側方には、各作業に使用する試
薬、溶液の保冷庫と送液部15を配置している。
上記装置による作業順序は、第3図のフローシートに示
す順序で行われる。即ち、 ■培養細胞を分注した培養容器12をインキュベータ4
に入れる。
■インキュベータ4内において培養容器12内の細胞を
培養する。
■インキュベータ4より培養容器12をロボットアーム
8によりクリーンベンチl内へ取り出し、増殖度検査部
6へ移動し、顕微鏡像の画像処理とp)l測定を行う。
■上記増殖度検査部6ての検査結果により、細胞の増殖
度を判定する。
■上記増殖度の判定結果に基づいて、分泌物量の検出処
理が必要か否かを判定し、必要な場合は第3図中(YE
S)の工程へ、必要でない場合は(NO)の工程へと進
める。
■分泌物量の検出処理が必要な場合は、該培養容器12
をピペッティング部5へ移動すると共に、ストッカ7よ
り新しい無菌のサンプリング容器13をピペッティング
部5へ移動し、培養容器 12内の培養液上清を無菌の
サンプリング容器13へ分取する。
■培養液上清を分取したサンプリング容器I3をロボッ
トアーム8により搬出手段9へ移動し、該搬出手段9に
よりクリーンベンチl内より分泌物量検査部2へ搬送す
る。
■分泌物量検査部2では、上記サンプリング容器13の
上清を反応容器に再分取し、例えば、抗体といった細胞
分泌物量を検出し、細胞を選別する。
■検査したサンプリング容器!3は廃棄する。
上記分泌物量の検査に応じて、該分泌物量の多い細胞を
培養している培養容器I2を選別してインキュベータ4
よりクリーンベンチl内へ取り出し、ピペッティング部
5において、ストッカ7に貯蔵している新しい無菌の培
養容器に細胞のみ分取し、この細胞を分取した培養容器
を再インキュベータ4に搬入して培養するか、あるいは
、装置外へ搬出する。
一方、分泌物量検出処理か(NO)の場合、[株]培養
液交換等のピペッティング作業が必要か否かを判定する
■上記判定で(YES)の場合は、ピペッティング部5
へ培養容器12を移動して培養液交換等のピペッティン
グ作業を行った後に、インキュベータ4に再び搬入して
培養を行っている。一方、上記判定で(NO)の場合は
、そのままインキュベータ4に搬入して培養を行ってい
る。上記培養容器12の移動は前記したように、全てロ
ボットアーム8により行われる。
上記したように、本装置においては、培養中の細胞はク
リーンベンチ1内に搬出さて、該クリーンベンチl内に
おいて、ピペッティング部5において培養液の交換、培
養液上清のサンプリング容器13への分取作業が行われ
、該作業で必要とされろ容器や器材はストッカ7内に無
菌状態で保持されたままピペッティング部5ヘロボット
アーム8により送られる。このように、培養中の細胞に
対する作業はクリーンベンチ1内において無菌環境下で
全て為される。
一方、分泌物量検査部2への培養液の供給は、クリーン
ベンチ1から該検査部2への搬送用の無菌のサンプリン
グ容器13を用いて行い、かつ、該培養液上清を分取し
たサンプリング容器13を搬出手段9により開口部10
を経て搬出し、その際、開口部10ではエアーをクリー
ンベンチl側から検査部2ヘフローさせているため、開
口部lOからクリーンベンチl内への混入は防止でき、
クリーンベンチl内の無菌状態を保持出来る。このよう
に、分泌物量検査部2をクリーンベンチ1とは分離して
設けると共に培養液上清の供給手段を設けているため、
クリーンベンチl内に分泌物量検査部を設置する必要が
な(、よって、分泌物量の検出作業に要する試薬、器材
等のクリーンベンチl内への搬入が不要となり、該試薬
、器材などの無菌処理が無くす上とが出来る。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わる装置に
よれば、培養容器から培養液上清を一旦新しい無菌のサ
ンプリング容器に分取し、該サンプリング容器を搬出手
段によりクリーンベンチ外に配置した分泌物量検査部へ
搬出した構成とじているため、培養部への雑菌混入の危
険性を減少さ仕ることが出来ると同時に、分泌物量検査
部で必要とする試薬、器材の人手と時間のかかる繁雑な
無菌処理を不要とでき、自動装置の作業性を向上させる
ことが出来る。さらに、分取する培養土mmを複数回の
検査に要する量とすると、培養液上清の分取回数が1回
で、同一のサンプルに対して多種多様の検査を実施する
ことが出来、検査作業の効率化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の実施例を示す平面配置図、
第2図は正面配置図、第3図は作業順序を示すフローチ
ャートである。 1・・クリーンベンチ、2・・分泌物量検査部、3・・
隔壁、      4・・インキュベータ、5・・ピペ
ッティング部、 6・・増殖度検査部、  7・・ストッカ、8・・ロボ
ットアーム、 9・・搬出手段、   10・・開口部、12・・培養
容器、 13・・サンプリング容器。 特許出願人住友電気工業株式会社 代 理 人 弁理士 青白 葆 ほか2名第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細胞培養部より培養容器を搬出する手段と、培養
    容器内の培養液の交換および培養液上清を新しい容器へ
    分取するピペッティング部と、上記溶液を分取した容器
    の搬送手段とを無菌環境部に設置する一方、 上記分取容器内の上清中の細胞分泌物量を検査する検査
    部を上記無菌環境部と分離して設置し、上記搬送手段に
    より溶液を分取した容器を上記検査部側へ搬送する構成
    としたことを特徴とする自動細胞培養選別装置。
JP5705388A 1988-03-08 1988-03-08 自動細胞培養選別装置 Pending JPH01228455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5705388A JPH01228455A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 自動細胞培養選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5705388A JPH01228455A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 自動細胞培養選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01228455A true JPH01228455A (ja) 1989-09-12

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ID=13044702

Family Applications (1)

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JP5705388A Pending JPH01228455A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 自動細胞培養選別装置

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JP (1) JPH01228455A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093040A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Hamamatsu Photonics Kk 生物試料観察装置及び方法
KR100378712B1 (ko) * 2000-12-27 2003-04-07 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템의 시분할 스위치에서 4중 수신 클럭선택회로
WO2005061693A1 (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hitachi Medical Corporation 細胞培養装置
EP1598415A1 (en) * 2004-05-20 2005-11-23 The Automation Partnership (Cambridge) Limited Smart cell culture

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JP2003093040A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Hamamatsu Photonics Kk 生物試料観察装置及び方法
WO2005061693A1 (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hitachi Medical Corporation 細胞培養装置
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