JPH0122723Y2 - - Google Patents

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JPH0122723Y2
JPH0122723Y2 JP11648983U JP11648983U JPH0122723Y2 JP H0122723 Y2 JPH0122723 Y2 JP H0122723Y2 JP 11648983 U JP11648983 U JP 11648983U JP 11648983 U JP11648983 U JP 11648983U JP H0122723 Y2 JPH0122723 Y2 JP H0122723Y2
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air
mode
outlet
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refrigeration cycle
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、冷凍サイクルが停止したときでもウ
インドウガラスの曇りを防止することができるよ
うにした車両用空調装置に関する。
(ロ) 従来技術 最近の車両には車室内を除湿して最適な温度に
調整するエアコンデイシヨナー(以下「空調装
置」という)が設けられているものが多い。第1
図は従来の空調装置の概略構成を示しており、1
は導入空気を内気Aまたは外気Bに切換えるイン
テークドア、2はモード3により回転され内気A
または外気Bを吸入して送風するブロアフアン、
4はコンプレツサ5aを含む冷凍サイクル5から
送られる冷媒の蒸発により通過する空気を冷却除
湿するエバポレータ、6はエンジン冷却水により
通過する空気を加熱するヒータコア、7はエバポ
レータ4により冷却された空気のうちヒータコア
6により加熱する空気の割合を決定するエアミツ
クスドア、8はフロントウインドウガラス11付
近に開口するデフロスタノズル12の開閉ドア、
9はインストルメントパネルに開口する上方吹出
口13の開閉ドア、10は足元に開口する下方吹
出口14の開閉ドアである。
上記空調装置においては、暖房モードにおける
温風は下方吹出口14から吹出され、冷房モード
における冷風は上方吹出口13から吹出される。
また、ウインドウガラスの曇りを除去するデフロ
スタモードにおいては、第2図に示すように
DEF(デフロスタ)スイツチをオンし(F−1)、
次にインテークレバーが内気循環位置にあるか否
かを判別し(F−2)、あれば外気導入位置に切
換える(F−3)。続いて、冷凍サイクルのコン
プレツサが作動できる状態にあるかを判別し(F
−4)、いずれの状態にあつてもデフロスタノズ
ル12から風が吹き出されるので(F−5)ウイ
ンドウガラスの曇りが除去される(日産自動車(株)
昭和56年8月発行、サービス周報第442号、ニツ
サンスカイライン、第307頁を参照)。
ところで、曇り除去(デフロスタ)モードにお
いて、このような空調動作を行なう空調装置にお
いては冷凍サイクルが停止すると、エバポレータ
4による除湿が行なわれなくなるので、それまで
除湿されていたときの凝縮水がエバポレータ4の
フイン表面に残り導入風を加湿してしまうことに
なり、デフロスタノズルから吹出される風により
かえつてウインドウガラスの曇りが増してしまう
という問題がある。
(ハ) 考案の目的および構成 本考案は上記の点にかんがみてなされたもの
で、デフロスタモードにおいて冷凍サイクルの停
止時に加湿風によりウインドウガラスの曇りが増
すのを防止することを目的とし、そのために冷凍
サイクルが停止したときは一旦吹出風を下方吹出
口から吹き出させ、その後デフロスタノズルから
吹き出させるように構成したものである。
第3図は本考案による空調装置の構成を示す全
体構成図である。
図に示すように、本発明は、冷凍サイクルを通
過した空気をデフロスタ吹出口から吹出させるデ
フロスタモード、上方吹出口から吹出させる暖房
モードおよび下方吹出口から吹出させる冷房モー
ドを有し各吹出口を吹出口駆動手段により開閉す
る車両用空調装置において、吹出口のモードがデ
フロスタモードか否かを判別するデフロスタモー
ド判断手段と、冷凍サイクルの作動停止を検出す
る冷凍サイクル作動検出手段と、デフロスタモー
ド判別手段、冷凍サイクル作動検出手段からの出
力を受け、デフロスタモードにおいて冷凍サイク
ルが停止したときは所定時間吹出口のモードをデ
フロスタモード以外のモードとし、デフロスタ吹
出口以外の吹出口から冷凍サイクルを通過した空
気を出させるように吹出口駆動手段を制御する吹
出口制御手段とを設けるように構成したものであ
る。
(ニ) 実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図は本考案による空調装置の制御回路のブ
ロツク線図を示しており、図中第1図に示したも
のと同じ参照数字は同じ構成部分を示す。
20はDEFスイツチ、21はインテークドア
1の内気循環位置または外気導入位置に切換える
インテークレバーで、これらはいずれもインスト
ルメントパネルに設けられている。22は冷凍サ
イクルのコンプレツサをオン・オフする信号によ
りコンプレツサの作動を検出するコンプレツサ作
動検出器、23はコンプレツサがオフした後一定
時間(たとえば20〜30秒)の間出力するタイマ
ー、24は上記20〜23からの出力に基づいて
アクチユエータ25およびインテークドア1を駆
動制御するCPUなどの制御部である。各吹出口
12,13,14の開閉ドア8,9,10はアク
チユエータ25により駆動される。
上記空調装置において、DEFスイツチ20を
オンすると以下の動作が行なわれる。すなわち、 (1) 導入風を外気Bとするために、インテークド
ア1が内気循環位置にあれば制御部24からの
指令で外気導入位置に切換わる。
(2) 冷凍サイクルが作動する。コンプレツサはた
とえば、エバポレータの空気温度や外気温度あ
るいは高圧側のガス圧力等によつて制御されて
いる。
(3) アクチユエータ25によりデフロスタノズル
12への開閉ドア8が開き上方吹出口13およ
び下方吹出口14の開閉ドア9および10が閉
じる。
次に上記空調動作および冷凍サイクル停止時の
空調動作を第5図のフローチヤートを用いて説明
する。
DEFスイツチ20をオンした後(F−1)、イ
ンテークレバー21の位置によりインテークドア
1が内気循環位置にあるか否かを判別する(F−
2)。その結果、内気循環位置にあれば制御部2
4からの指令で外気導入位置に切換え(F−3)、
外気導入位置にあればそのままとする。次にコン
プレツサの電磁クラツチのオン、オフ信号に基づ
いて冷凍サイクルが作動中か停止中かを判別し
(F−4)、作動中ならばデフロスタノズル12か
ら温風を吹き出させるが(F−5)、停止中なら
ばタイマー23を作動させ(F−6)、タイマー
23により設定された一定時間の間アクチユエー
タ25を介して開閉ドア8,9,10を制御し、
デフロスタノズル12を閉じ、下方吹出口14を
開いて温風を足元から吹出させる(F−7)。こ
のようにすればエバポレータの凝縮水を足元に吹
きとばし、その後タイマー23の設定時間が経過
した後(F−8)再びデフロスタノズル12を開
いてそこから吹き出す。下方吹出口14から吹出
させる時間はタイマー23の設定時間の20〜
30secで充分である。
このように、冷凍サイクルの停止中は温風をデ
フロスタノズルからではなく足元から吹出すよう
にすれば、温風に含まれる凝縮水がウインドウガ
ラスにかかることはないのでガラスの曇りが増す
ことはなく、凝縮水がなくなつた頃に再びデフロ
スタから吹出させることにより曇り除去ができる
ようになる。
以上説明したように、本考案においては、デフ
ロスタモードにおいて冷凍サイクルが停止した場
合にはその停止後一定時間の間吹出風を足元吹出
口から吹き出させるようにしたので、加湿風によ
るウインドウガラスの曇りの増大を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空調装置の概略構成図、第2図
は第1図に示した空調装置によるデフロスタモー
ドにおける空調動作のフローチヤート、第3図は
本考案による空調装置の全体構成図、第4図は本
考案による空調装置の制御回路の一実施例を示す
ブロツク線図、第5図は第3図に示した制御回路
の動作を示すフローチヤートである。 1……インテークドア、2はブロアフアン、3
……モータ、4……エバポレータ、5……冷凍サ
イクル、5a……コンプレツサ、6……ヒータコ
ア、7……エアミツクスドア、8,9,10……
開閉ドア、11……フロントウインドウガラス、
12……デフロスタノズル、13,14……吹出
口、20……DEFスイツチ、21……インテー
クレバー、22……コンプレツサ作動検出器、2
3……タイマー、24……制御部、25……アク
チユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍サイクルを通過した空気をデフロスタ吹出
    口から吹出させるデフロスタモード、上方吹出口
    から吹出させる暖房モードおよび下方吹出口から
    吹出させる冷房モードを有し各吹出口を吹出口駆
    動手段により開閉する車両用空調装置において、
    前記吹出口のモードがデフロスタモードか否かを
    判別するデフロスタモード判断手段と、前記冷凍
    サイクルの作動停止を検出する冷凍サイクル作動
    検出手段と、前記デフロスタモード判別手段、冷
    凍サイクル作動検出手段からの出力を受け、デフ
    ロスタモードにおいて冷凍サイクルが停止したと
    きは所定時間吹出口のモードをデフロスタモード
    以外のモードとし、デフロスタ吹出口以外の吹出
    口から冷凍サイクルを通過した空気を出させるよ
    うに前記吹出口駆動手段を制御する吹出口制御手
    段とを設けたことを特徴とする車両用空調装置。
JP11648983U 1983-07-28 1983-07-28 車両用空調装置 Granted JPS6024612U (ja)

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JP11648983U JPS6024612U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両用空調装置

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JP11648983U JPS6024612U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両用空調装置

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Publication Number Publication Date
JPS6024612U JPS6024612U (ja) 1985-02-20
JPH0122723Y2 true JPH0122723Y2 (ja) 1989-07-10

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ID=30268510

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JP11648983U Granted JPS6024612U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両用空調装置

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JP5261211B2 (ja) * 2009-01-23 2013-08-14 サンデン株式会社 車両用空調装置
JP6630524B2 (ja) * 2015-09-25 2020-01-15 株式会社デンソー 車両用空調装置

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JPS6024612U (ja) 1985-02-20

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