JPH01226429A - 車両用パワープラントのマウント構造 - Google Patents

車両用パワープラントのマウント構造

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JPH01226429A
JPH01226429A JP5174388A JP5174388A JPH01226429A JP H01226429 A JPH01226429 A JP H01226429A JP 5174388 A JP5174388 A JP 5174388A JP 5174388 A JP5174388 A JP 5174388A JP H01226429 A JPH01226429 A JP H01226429A
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JP
Japan
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power plant
vehicle
crankshaft
buffer
power
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Pending
Application number
JP5174388A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Hayashi
義正 林
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両用パワープラントのマウント構造に関し、
詳しくは、エンジンのクランク軸略中央から動力を取り
出して、クランク軸と略平行に配置した変速機部にこの
動力を伝達するよう構成された車両用パワープラントの
マウント構造に関する。
〈従来の技術〉 車両用パワープラントのマウント構造としては、従来、
第5図及び第6図に示すようなものがある(実開昭60
−64126号公報、実開昭60−66529号公報等
参照)。
第5図は、フロントエンジン・フロントドライブの所謂
FF式の車両におけるパワープラントのマウント構造を
示すものであり、2点鎖線でシルエット状に示されるパ
ワープラント1は、横置き(クランク軸が車両の前後方
向と直行する水平方向に延設されるように設置された)
エンジン2と、該エンジン2のクランク軸端部側に連結
された変速機部3(ディファレンシャルを含む)とから
なっており、左、右、後の3点の主マウント4〜6と、
前ストツパ−7との4点によって車体マウントされる構
造である。
左右のエンジンマウント4,5は、パワープラント1側
のブラケット8.9と車体フレームのサイドメンバ10
a、10bに設けたブラケットlla。
11bとの間に図示しないインシュレータを介装して構
成されている。また、後ろのエンジンマウント6及びロ
ール角規制用の前ストツパ−7は、車体フレームのセン
ターメンバ12上に設けられている。
また、第6図は、前記FF式の車両をベースとして後輪
にも動力を伝達するようにした4輪駆動車(4WD)に
おけるパワープラントのマウント構造を示すものである
。ここでは、右、左前、左後の3点上マウント13〜1
5と、前後の2点のバッファロッド16.17との5点
によって車体にマウントされる構造である。主マウント
13〜15は第5図に示したものと略同様であるが、ク
ロスメンバ18に支持される前バッファロッド16と後
バッファロッド17とによってパワープラント1のロー
ル軸を広いスパンで挟み、かつ平行リンクになるように
して、ロール角を規制するようにしである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記第5図及び第6図に示すように、変速機部3がエン
ジン2のクランク軸端部側に連結されるようなパワープ
ラント1においては、車載状態で左右が対称をなしてお
らず、然も、外形が複雑であるために、パワープラント
lの防振支持に最も効果的な慣性主軸上を支持すること
が困難であり、図示のように、エンジンマウント部を多
数(4点〜5点)設け、これらにパワープラント1から
のトルクを分散させることで複雑なトルク(振動)が車
体に入力されるのを極力防止し、車室内騒音を抑止する
ようにしていた。
また、本来は、車室の直前にパワープラントのマウント
部を設けることは、車室内への振動が伝達し易くなって
好ましくはないが、上記のような理由により、やむを得
ず車室の直前にマウント部を設けることが行われていた
従って、従来のパワープラントのマウント構造によると
、マウント部が多数となってコストがかさむ割りには、
効果的に車室内騒音を改善することができず、特にディ
ファレンシャルがパワープラントに一体化されるFF式
の車両では、ディファレンシャルが後輪側に設けられる
FR式の車両(フロントエンジン・リヤドライブの車両
)に比べてパワープラント1から大きなトルクが車体に
入力されるために、騒音レベルが高いという問題があっ
た。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、エンジ
ンのクランク軸略中央から動力を取り出し、クランク軸
と略平行に配置した変速機部に動力を伝達するよう構成
され、外形が対称化され、たパワープラントを対象とし
、かかるパワープラントに最適なマウント構造を提供す
ることにより、上記問題点を解消することを目的とする
く課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、エンジンのクランク軸略中央から
動力を取り出し、前記クランク軸と略平行に配置した変
速機部に動力を伝達するよう構成された車両用パワープ
ラントのマウント構造であって、前記パワープラントの
クランク軸延設方向両端の慣性主軸上の2点をそれぞれ
車体に対して防振支持すると共に、前記パワープラント
のロールを規制するバッファを設けるようにした。
〈作用〉 かかる構成によれば、パワープラントは、エンジンのク
ランク軸略中央から動力の取り出し、かかる動力がクラ
ンク軸に略平行に配置した変速機部に伝達される構成で
あるから、パワープラント全体をクランク軸の略中央を
境界として左右に略対称となるようにでき、かかるパワ
ープラントのクランク軸の延設方向両端の慣性主軸上の
2点を車体に対して防振支持するようにすれば、パワー
プラントのマウント構造における防振、制振、支持の3
機能を効果的に発揮させることができる。
また、車輪からの反力によって発生するパワープラント
のロールは、バッファにより規制される。
〈実施例〉 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すパワープラント21は、横置き
された直列多気筒エンジン22のクランク軸22.1の
略中央からチェーン23によって変速機部24に動力を
伝達するよう構成されている。変速機部24は、クラン
ク軸22aに略平行となるように配置されて、エンジン
22と変速機部24とは一体になっている。チェーン2
3によって変速機部24に伝達された動力は、24bの
トルクコンバータ又はクラッチを経て図示しない変速ギ
ヤに伝達され、更に図示しないディファレンシャルギヤ
を介して前輪用の駆動力取り出し部24aに至るもので
あり、所謂FF式の車両に搭載されるものである。
上記のようにパワープラント21は、動力がクランク軸
22aの略中央から取り出され、クランク軸22aと略
平行に配置された変速機部24にこの動力が伝達される
構成であるから、クランク軸22aの略中央で車両の左
右方向に略対称となっている。
尚、第1図において、31はクランク軸22aから動力
が伝達されて駆動するオルタネータ等の補器類である。
かかるパワープラント21は、3点で車体(第3図参照
)にマウントされている。
即ち、クランク軸22aの延設方向のパワープラント2
1両端部で、かつパワープラント21の慣性主軸φ上と
なる部分に、それぞれインシュレータ25を固定してあ
り、これらのインシュレータ25が車体フレームのサイ
ドメンバ26(第3図参照)に固定したブラケット27
の先端にそれぞれ連結されることにより、パワープラン
ト21の車両左右方向両端が慣性主軸φ上で車体に対し
てマウントされる。
また、パワープラント21のロール角を規制するための
バッファ28は、揺動自在に構成されたバッファロッド
28aの両端部分の球状ゴムブツシュ29によって防振
されながら変速機部24(パワープラント21の車両左
右方向の略中央)と車室から最も遠い(最もフロント側
の)車体フレームのクロスメンバ30(第3図参照)と
を連結している。
かかる構成のマウント構造によると、パワープラント2
1は、その慣性主軸φ上をインシュレータ25を介して
車体側に支持される構成であるから、防振、制振、支持
の3機能を最も効果的にして車両に搭載されることにな
る。また、車輪を回す反力によってパワープラント21
は図中に示すように慣性主軸φ回りのロール方向にトル
クを受けるが、バッファ28がこのロール方向のトルク
を緩衝してパワープラント210ロール角を規制する。
特に本実施例では、前記バッファ28を車室から最も遠
い車体フレームのクロスメンバ30′に支持する構成と
したので、ロール角の規制によってクロスメンバ30に
入力した振動は、車室に伝達する前に大幅に減衰され、
車室内の振動・騒音を充分に抑止できる。
更に、本実施例のように、インシュレータ25によって
パワープラント21を吊り下げるよう構成すれば、バネ
定数が小さくなって防振の効果は一層助長される。
このように、本実施例によると3点のマウント部によっ
てパワープラント21を効果的に防振しつつロール角を
規制して支持できるために、マウント部の数を減少し得
ると共に、防振のために液入りマウント等のコスト高の
部品を用いる必要もなく、コストの低減を図ることがで
きるものである。
上記第1図及び第2図に示した実施例では、パワープラ
ント21の車両左右方向の略中央にバッフ128を設け
たが、第4図に示すように、パワープラント21の車両
フロント側の左右2箇所にバッファ28b、28Cを設
けて、これら2つのバッファ28b、28cによってパ
ワープラント21のロールを規制する構成としても良い
。この場合、1つのバッファ28でロール角を規制する
よりもより一層効果が上がり、パワープラント21のヨ
ーイングを効果的に抑止できるため、例えば5気筒エン
ジンなどのトルクバランスが悪くヨーイングが発生し易
いエンジンに特に有効である。
尚、本実施例では、パワープラント21が車両の左右方
向で対称性が確保されているため、前記インシュレータ
25や2箇所設ける場合のバフ728は同一のものを使
用することが可能である。また、本実施例ではFF式の
車両を前提としたが、FF式車両をベースに後輪も駆動
するようにした4輪駆動車にも適用できる構成であるこ
とは明らがである。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、エンジンのクラ
ンク軸略中央から動力を取り出し、クランク軸と略平行
に配置した変速機部に動力を伝達するよう構成され、外
形が対称化されたパワープラントにおいて、クランク軸
の延設方向両端の慣性主軸上の2点をそれぞれ車体に対
して防振支持すると共に、ロール角を規制するバッファ
を設けて、パワープラントを車体にマウントする構造と
したので、マウント数を最小として防振、制振。
支持の3機能を効果的に発揮させることができ、車室内
騒音を大幅に低減することができると共に、マウント部
数の減少及び液入りマウント等の高価な緩衝材を不要と
してコストの低減を図ることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパワープラントの側面
図、第2図は第1図の■方向矢視図(第1図示のパワー
プラントの正面図)、第3図は同上実施例におけるパワ
ープラントの車体側支持部である車体フレームを示す斜
視図、第4図は他の実施例を示すパワープラント正面図
、第5図及び第6図はそれぞれ従来のマウント構造を示
す上面図である。 21・・・パワープラント  22・・・エンジン22
a・・・クランク軸  24・・・変速機部  25・
・・インシュレータ  26・・・サイドメンバ  2
7・・・ブラケット  28・・・バッファ  28a
・・・バッファロッド30・・・クロスメンバ  φ・
・・慣性主軸特許出願人  日産自動車株式会社 代理人 弁理士  笹 島 冨二雄 21・・・パワープラント 22・・・エンジン 22a・・・クランク軸 24・・・変速機部 25・・・インシュレータ 26・・・サイドメンバ 27・・・ブラケット 28・・・バッファ 28a・・バッファロッド 30・・・クロスメンバ φ・・・慣性主軸 第1図 第2図 \、 第3図 3°0(26 第4図 クク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンのクランク軸略中央から動力を取り出し、前記
    クランク軸と略平行に配置した変速機部に動力を伝達す
    るよう構成された車両用パワープラントのマウント構造
    であって、前記パワープラントのクランク軸延設方向両
    端の慣性主軸上の2点をそれぞれ車体に対して防振支持
    すると共に、前記パワープラントのロールを規制するバ
    ッファを設けたことを特徴とする車両用パワープラント
    のマウント構造。
JP5174388A 1988-03-07 1988-03-07 車両用パワープラントのマウント構造 Pending JPH01226429A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4207193A1 (de) * 1991-03-08 1992-10-08 Mazda Motor Montagestruktur fuer eine fahrzeug-kraftuebertragungseinheit
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