JPH01225015A - 平角線の製造方法 - Google Patents

平角線の製造方法

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JPH01225015A
JPH01225015A JP5020888A JP5020888A JPH01225015A JP H01225015 A JPH01225015 A JP H01225015A JP 5020888 A JP5020888 A JP 5020888A JP 5020888 A JP5020888 A JP 5020888A JP H01225015 A JPH01225015 A JP H01225015A
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JP
Japan
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conductor
powder
rectangular
synthetic resin
rectangular conductor
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Application number
JP5020888A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Hirano
辰美 平野
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は平角線の製造方法に係り、特に平角導体上の少
なくとも一つの面およびこの面の両側に位置する角部に
絶縁反覆の施されていない面を有する平角線の製造方法
に関する。
[従来の技術] 従来、医療機器等に使用されている摺動変圧器は、第3
図に示すように、円筒体1の外周に平角線2を、たとえ
ば200ターン程度エッヂワイズ巻きした構造を有する
。このような摺動変圧器3においては、エッヂワイズ巻
きされた平角線2の外周4をローラ電極が摺動するため
、この外周部に導体が露出する必要があり、かつ外周面
が精度良く同一レベルを維持する必要があるため、平角
線巻回層の内側5および外側4の絶縁被膜が除去される
すなわち、このような用途に用いられる平角線2は、第
4図に示すように、平角導体6上の相対向する平面7.
7上にエナメル被膜8.8が形成され、他の平面9.9
には絶縁被膜が施されておらず、導体面が露出した構造
を有する。この場合、露出した導体面9.9の両側に位
置する角部10、10・・・・・・も絶縁被膜の施され
ていない方が望ましい。
上記のような一部に導体面を有する平角線の製造は、絶
縁層が縦添えの絶縁紙等から成る場合には可能であるが
、エナメル線においては、従来のダイスによる方法では
不可能であり、本出願人は、上記のような平角線を製造
する手段として、粉体塗装法により平角導体表面に合成
樹脂粉体を被着させ、次いで弾性材料からなる粉体除去
板を押圧して所定部分の粉体を除去した後加熱する方法
(特願昭59−250263号)、合成樹脂粉体を回転
ローラを押圧することにより除去する方法(特願昭59
−253690号)あるいは平角導体表面に合成樹脂粉
体を被着させ、次いで粉体除去板により所定面上の粉体
を除去した後、粘着テープを用いて残存する粉体を除き
、これを加熱する方法(特願昭60−67490号)等
を先に出願している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記いずれの方法においても導体を露出
すべき面上に静電気的に被着した合成樹脂粉体を除去し
た後、絶縁被膜を施すべき面上の合成樹脂粉体を加熱硬
化させるため、粉体を完全に除去することが困難である
という難点があった。
本発明は上記の難点を解決するためになされたもので、
導体を露出すべき面上の合成樹脂粉体と導体との間に流
動パラフィンを塗布した後、これを除去することにより
、平角導体の少なくとも一つの面およびこの面の両側に
位置する角部に導体面を有する平角線を粉体塗装法(静
電流動浸漬法)により容易に製造し得る方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の平角線の製造方法は、平角導体の少なくとも一
つの面およびこの面の両側に位置する角部に絶縁被膜の
施されていない平角線を(イ)導体表面を露出すべき部
分に流動パラフィンを塗布する工程と、(ロ)この平角
導体外周に合成樹脂粉体を静電気的に被着させる工程と
、()1)前記流動パラフィンおよびその外側に被着し
た合成樹脂粉体を除去する工程と、(ニ)次いで前記平
角導体を加熱炉に通過せしめて、平角導体表面に被着せ
しめた合成樹脂粉体を硬化させる工程とにより製造する
ものである。
本発明方法の使用に適する合成樹□脂粉体としては、た
とえばエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン
等の熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂等がある。
また流動パラフィンおよびその外側の合成樹脂粉体の除
去は、前述の従来技術の項で述べたような機械的除去法
を用いることができる。この粉体の除去工程において、
流動パラフィンは完全に除去されていなくてもよく、後
処理で容易に除去し得る [実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明す“る。
第1図は本発明方法の一実施例の概略を示すブロック図
である。
第1図において、導体供給ボビン11から供給された平
角銅導体6の外周には、粉体塗装部12においてエポキ
シ樹脂等の合成樹脂粉体が被着され、次いで粉体除去部
13において導体を露出する必要のある面上の合成樹脂
粉体が除去された後、加熱炉14で加熱されて平角導体
上に被着した合成樹脂粉体が加熱融着され、冷却固化さ
れた後、巻取りボビン15に巻取られる。
上記の導体供給ボビン11と粉体塗装部12との間には
、流動パラフィンを塗布するための塗布装置16が配設
されている。この塗布装置16は、たとえば流動パラフ
ィンを含浸させたフェルトを平角導体6の対向する面に
押圧して、これらの面およびそれの両側に位置する角部
に塗布するようにしたものである。
上記の粉体除去部13は第2図に示すように、平角導体
6の側面9.9に、それぞれ対向して配置された粉体除
去板17.17′を備えており、これ等の粉体除去板は
ゴム等の弾性材料から形成されているため側面9.9に
押圧された状態において、この側面とその両側に位置す
る角部10、]0・・・と接触し粉体を除去するととも
に平角導体上に粉体層8′を形成する。
上記の粉体除去板17.17′は、たとえば2枚の平行
なゴム板からなり、これらのゴム板の間の空間は集塵装
置の吸気孔に接続され、この間で除去された平角導体6
上の合成樹脂粉体を排出する。
上記の各隣接する粉体除去板は、これ等を対向する側壁
とする筒体により形成しても良く、この場合には排気効
率を向上せしめることができる。
以下、第1図に示した装置により平角線を製造した実施
例について記載する。
導体供給ボビンから水平方向に断面2.0mm X5.
0mmの平角銅導体を線速4.Om/分で繰り出し、こ
の平角導体の対向する幅挟面およびこの面に続く角部に
流動パラフィンを含浸したフェルトを押圧した後、長さ
70cmの粉体塗装室内を通過させて、平角導体外周に
ECP2O3(住友デュレズ社製エポキシ系合成樹脂粉
体商品名)を付着させた。
次いで流動パラフィンおよびその外側に付着した粉体を
ゴム板を押圧して除去した後、炉温400〜450℃、
炉長3.5mの加熱炉を通過させて幅広面上の合成樹脂
粉体を融着および硬化させて絶縁被膜を形成した、なお
、上記の粉体塗装室の帯電電圧は55KV、流動化空気
量は125 J2/minである。
このようにして得られた平角導体の緒特性を以往) 130%伸長、15[1℃X 1hr 2 硫酸(比重1.2 ) 、Na0H(10%)、常
温24hr[発明の効果] 以上述べたように、本発明の方法によれば、平角導体の
全周面に亘って合成樹脂粉体を被着せしめた後、所定部
分の粉体を除去するにあたり、予め粉体を除去すべき部
分の導体表面に流動パラフィンを塗布しておくことによ
り、容易に平角導体上の少なくとも一つの面およびこの
面の両側に位置する角部に絶縁被膜の施されていない面
を有する平角線を製造することができ、また従来の粉体
塗装装置を簡単な改良によるだけでその目的を達成し得
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の概略を示すブロック図、第2図は
粉体除去部を示す断面図、第3図は本発明方法によって
得られる平角線を用いた摺動変圧器の概略図、第4図は
本発明によって得られる平角線の断面図である。 6・・・・・・・・平角導体 8・・・・・・・・・エナメル被膜 12・・・・・・・・・粉体塗装部 13・・・・・・・・・粉体除去部 14・・・・・・・・・加熱炉 16・・・・・・・・・塗布装置 17.17′・・・粉体除去板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平角導体の少なくとも一つの面およびこの面の両
    側に位置する角部に絶縁被膜の施されていない平角線を
    製造する方法において、 (イ)導体表面を露出すべき部分に流動パラフィンを塗
    布する工程と、 (ロ)この平角導体外周に合成樹脂粉体を静電気的に被
    着させる工程と、 (ハ)前記流動パラフィンおよびその外側に被着した合
    成樹脂粉体を除去する工程と、 (ニ)次いで、前記平角導体を加熱炉に通過せしめて、
    平角導体表面に被着せしめた合成樹脂粉体を硬化させる
    工程とから成ることを特徴とする平角線の製造方法。
JP5020888A 1988-03-03 1988-03-03 平角線の製造方法 Pending JPH01225015A (ja)

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