JPH01223435A

JPH01223435A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPH01223435A
Application number: JP4864388A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Yamada; 悠山田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-03-03
Filing date: 1988-03-03
Publication date: 1989-09-06
Anticipated expiration: 2012-02-05
Also published as: JP2578349B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、画像読取装置、特に表裏同時読取系と片面読
取系の光学系を共有する画像読取装置に関する。

（従来の技術）従来、このような画像読取装置としては、第６図に示す
ような画像読取装置１００がある。

１０１は表面にアルファベットＡＢ、裏面にアルファベ
ットＣＤ’が印刷された原稿である。原稿１０１は第１
反射鏡１０２、第２反射鏡１０３の交差する交差角を２
等分する光軸上に配置される。光軸の延長上に第３反射
鏡１０４が備えられており、第３反射鏡１０４で反射さ
れた光は、レンズ１０５を介してフィルム１０６上に投
影されるようになっている。

このように構成された画像読取装置１００によれば、原
稿１０１とフィルム１０６とは同期して図中矢印方向に
移動される。その際原稿ｒの画像ＡＢを光源（図示せず
）によって照明し、その反射光を第１反射鏡１０２で反
射する。第１反射鏡１０２で反射された反射光は第３反
射鏡１０４で反射されレンズ１０５でフィルム１０６上
にスリット投影する。一方、画像ＡＢの裏側に描かれた
画像ＣＤは第２反射鏡１０３で反射され、第２反射鏡１
０３で反射された反射光は第３反射鏡で反射され、レン
ズ１０５でフィルム１０６に投影される。このように第
１反射鏡１０２及び第２反射鏡１０３及び第３反射鏡１
０４で夫々反射された画像ＡＢと画像ＣＤは、フィルム
１０６上に並列に並んで投影されるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来技術による画像読取装置１００
によれば、必要に応じて原稿１０１の片面の画像ＣＤの
みをフィルム１０６上に投影しようとする場合、画像Ａ
Ｂ側の光路に遮光板等を入れＡＢの反射光の光路を遮断
するか画像ＡＢ側の照明を消すことにより画像ＡＢをフ
ィルム１０６上に到達しないようにする。しかしながら
、このように画像ＣＤのみをフィルム１０６上に投影す
ると、有効部のうち片側だけに片寄って投影されるとと
もに、フィルムの有効部に対して小さく投影されるとい
う問題がある。

本発明は上記問題に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、片面画像をフィルム有効部中心に大きく投
影し、操作、制御特性の向上した画像読取装置を提供す
ることにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を有する本発明は、反射鏡及び結像光学系から
なり、原稿の表裏同時読取系と片面読取系とを共有する
光学系を備える画像読取装置において、片面読取時に原
稿面の光軸を画像形成体上の中心に移動する光軸移動手
段を備えた。

（作　　　用）而して、本発明の画像読取装置によれば、原稿の表裏同
時読取時には原稿の画像ＡＢを光源によって照明し、第
１反射鏡と第３反射鏡で反射し、レンズでフィルム上の
一方の側にスリット投影する。同様に、原稿の裏面側の
画像ＣＤは第２反射鏡と第３反射鏡とで反射しレンズ７
でフィルム上の他方の側にスリット投影する。この場合
フィルム上にはＡＢ、ＣＤの画像が並列に投影される。

次に片面読取時には、第３反射鏡が所定位置に移動する
。原稿１の画像ＣＤは第２反射鏡と第３反射鏡で反射し
、レンズでフィルム６にスリット投影する。この場合の
レンズは表裏同時読取時のレンズと別のレンズか、表裏
同時読取時のレンズにアタッチメントレンズを付加する
か、又は２焦点レンズとするが光軸は一致させる０片面
読取時のフィルム上の画像が大きくなるように投影倍率
を表裏同時読取時と比較して大きくとる。

このようにして片面の画像をフィルム有効部中心に大き
く投影することができる。

（実　施　例）以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図に本発明における画像読取装置を示し、１は画像
形成装置全体を示す、ｌａは、両面に画像を備える原稿
である。原稿１ａは表面にアルファベット文字ＡＢが、
裏面にアルファベット文字ＣＤが印刷されているものと
する。原稿１ａの表面に対向する側に第１反射鏡２が配
置されており原稿１ａの裏面に対向する側に第２反射鏡
３が配置されている。第１反射鏡２と第２反射鏡３とは
ある角度を有して一端部が接している。又、４は原稿１
ａの両面を反射する第３反射鏡であり、第１反射鏡及び
第２反射鏡との間の距離を調整しつる反射鏡移動装置に
接続されている。

一方、結像光学系として、第ルンズ５及び第２レンズ９
を備える。第２レンズ９は、第ルンズ５と別体のレンズ
とし、第ルンズ５にアタッチメントレンズを付加するか
、あるいは第ルンズ５及び第２レンズ９を同一のものと
した場合、２焦点を有するレンズとする。投影倍率は、
片面読取時の原稿面の倍率を、両面読取時の原稿面の倍
率より大きくし、片面読取時の画像を大きく投影するよ
うになっている。また、７は光軸であり、６は画像形成
体としてのフィルムである。

このように構成された画像読取装置１は次のように作動
する。すなわち、表裏同時読取時には、原稿１ａの画像
ＡＢは図示しない光源によって照明し、第１反射鏡２と
第３反射鏡４で反射し結像光学系としての第ルンズ５で
フィルム６上にスリット投影する。−刃裏側の画像ＣＤ
は同様に光源によって照明し、第２反射鏡３と第３反射
鏡４で反射し、第ルンズ５でフィルム６上にスリット投
影する。原稿ｌ上の光軸は点１２にある。この場合、フ
ィルム６上には光軸７とフィルム６の交点でつくられる
仮想線１０を挾んで第３図の様に画像が投影される。表
裏同時読取系の光学系は、第１反射鏡２、第２反射鏡３
、第３反射鏡４及び第ルンズ５とからなる。

次に、片面読取時には、第３反射鏡４は光学移動手段に
よって点線で書かれた第３反射鏡４の位置に移動する。

第２レンズ９の光軸は移動した第３反射鏡４から原稿１
の間では第１図中に点線で示した様になる。原稿１の画
像ＣＤは第２反射鏡３と移動後の第３反射鏡４で反射し
、第２レンズ９でフィルム６上にスリット投影する。第
４図はフィルム６に投影された画像である。片面読取系
の光学系は、第２反射鏡３、第３反射鏡４及び第２レン
ズ９によって構成される。第３反射鏡４の位置は、原稿
サイズや第３反射鏡４の配置角度をもとに、原稿１の中
心がフィルム６の中心に一致する様に決定される。本実
施例においては移動方向は第１図では光路長が短くなる
場合を説明したが、第２レンズ９の画角、第２レンズ９
の移動距離・焦点距離の変化量等を考慮して光路長が長
くなる様に移動しても良い、但し、原稿１の読取画像は
、反対側のＡＢとなる。

第５図に本発明の第２実施例を示す。１ａは両面又は片
面に画像のある原稿、原稿１ａはそれぞれ第１反射鏡２
及び第２反射鏡３で反射される。

第１反射鏡２及び第２反射鏡３は画像を第ルンズ５及び
第２レンズ９によって投影する。６は画像を記録するマ
イクロフィルム、７，１１は、それぞれ第ルンズ５及び
第２レンズ９の光軸である。また原稿１ａとフィルム６
は同期してスリット走査されるようになっている。

このような画像読取装置ｌでは表裏同時読取時には原稿
１ａの片側の画像は図示しない光源によって照明され、
第１反射鏡２で反射し、第ルンズ５でフィルム６にスリ
ット投影する。一方便対側の画像は同様に照明し第２反
射鏡３で反射し第ルンズ５でフィルム６上にスリット投
影する。

次に片面読取時には第ルンズ５を第２レンズ９に交換し
、レンズ移動手段によって原稿１ａの読取面の中心１４
がフィルム６の中心に一致する様に第２レンズ９の光軸
１１をフィルム６の中心７まで平行移動させる。

第２レンズ９は、第ルンズ５と別体レンズであるか、又
は第ルンズ５にアタッチメントレンズを付加したもので
もよく、一体型の場合は、２焦点レンズとする。投影倍
率は表裏同時読取時より片面読取時の方が大きくなるよ
うにする。なお、第１・第２実施例で６はマイクロフィ
ルムとして説明したがＣＯＤでもよい。

（発明の効果）本発明によれば、片面読取時に原稿面の光軸を画像形成
体上の中心に移動する光軸移動手段を設けたので簡単な
構造で片面画像をフィルム有効部中心に大きく投影し得
、画像形成装置の機能を向上させ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像読取装置の第１実施例の概略
構成図、第２図は原稿の表裏画像を示す説明図、第３図
は表裏同時読取時のフィルム上へ形成される投影画像を
示す説明図、第４図は本発明による画像読取装置によっ
て形成されたフィルム上の投影画像を示す説明図、第５
図は本発明による画像読取装置の第２実施例の概略構成
図、第６図は従来技術による画像読取装置の概略構成図
である。符号の説明１・・・画像読取装置　　　１ａ・・・原稿２・・・第
１反射鏡　　　　３・・・第２反射鏡４・・・第３反射
鏡　　　　５・・・第ルンズ６・・・フィルム　　　　
　７・・・光軸９・・・第２レンズ代理人　弁理士　　奥　　１）　規　　之　′、。、プ −・′ 第１図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）反射鏡及び結像光学系からなり、原稿の表裏同時
読取系と片面読取系とを共有する光学系を備える画像読
取装置において、片面読取時に原稿面の光軸を画像形成
体上の中心に移動させる光軸移動手段を設けたことを特
徴とする画像読取装置。
（２）前記光軸移動手段が反射鏡を移動させる反射鏡移
動手段からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の画像読取装置。
（３）前記光軸移動手段が結像光学系を移動させる結像
光学系移動手段からなることを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載の画像読取装置。
（４）前記結像光学系は原稿の表裏同時読取時と片面読
取時に異なる読取倍率で画像を画像形成体上に形成する
ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項から第３項のいずれか１項に記載の画像読取装置。