JPH01222392A - 情報記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はメモリカード、ＩＣカード等の半導体メモリを
使用した記憶装置のデータの書込み、読出しを電気的接
点等を用いることなく非接触にて行う事を可能とする情
報記憶媒体に関する。

従来の技術 従来のＩＣカードにおける非接触のデータ入出力方法の
一例を第２図に示す。第２図において１はＩＣカードで
あり、この中に電力伝送コイル３、書込みコイル４、読
出しコイル６を内蔵している。

このＩＣカード１を第２図すのように、リード／ライト
ユニット２へ接近させると、ＩＣカード１に内蔵する電
力伝送コイル３、書込みコイル４、読出しコイル６がリ
ード／ライトユニット２に内蔵される３つのコイルａ／
、　ａｌ、　ｓ／とそれぞれ磁気結合し、データの入出
力を行うものである。

発明が解決しようとする課題 しかしこの様な構造のものでは、ＩＣカードとリード／
ライトユニットのそれぞれのコイルの位置が正確に合わ
され、かつそれぞれのコイルがとなりのコイルと磁気的
に結合しない様に配置する必要がある。又結合部の表面
積が大きくなる問題があった。

本発明はこのような現状に鑑みなされたもので、コイル
を同一軸上に配置できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決する本発明の技術的な手段は、データの
書込みは電力伝送波に振幅変調９周波数変調、もしくは
位相変調をほどこしたものを第１の共振器で受波して検
波器を通して行い、データの読出しはデータ処理回路の
出力によって駆動される第２の共振器を介して行い、第
１の共振器のコイルと第２の共振器のコイルを同一軸上
に配置すると共に、２つの共振器の共振周波数を異なる
ものとしたものである。

作用 この技術的手段による作用は次の様になる。

データの書込みは電力伝送波に含まれる変調波を検波す
るため、電力伝送用共振器とデータ書込み用共振器は共
用する事ができる。データの読出しは、データの搬送波
の周波数を、上記電力伝送波の周波数と異なる値とする
ため、両共振器のコイルを同一軸上に配置する事ができ
、１つのコアによるコイルにする事ができる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図を用いて説明する。

第１図において第２図と同一機能を有する部分について
は同一番号を付して説明を省略する。電力及びデータ伝
送用コイル６と共振用コンデンサ１１とにより第１の共
振器を構成し、同様に読出し用コイル６と共振用コンデ
ンサ１２とにより第２の共振器を構成している。

第１の共振器で受波したエネルギーは整流器７によって
整流されデータ処理回路９とメモリ素子１ｏの電源とし
て、供給される。リード／ライトユニット２からｗＪｌ
の共振器の共振周波数が出力されると、第１の共振器で
受波したエネルギーによって電源が立ち上がり、リード
／ライトユニット２からの指令データを待つ。指令デー
タはメモリ素子１ｏへめデータの書込み、読出しの指示
、データプロテクトの指示等を行うもので、第１の共振
器の共振周波数を搬送波として電力伝送波に変調をかけ
てリード／ライトユニット２より送信され、第１の共振
器で受波し検波器８によって検波されてデータ処理回路
９へ入力する。メモリ素子１０へ書込まれるデータも指
令データと同様の方法で通信が行われる。データ処理回
路９は指令データを入力、解読すると、データの書込み
、読出しなどを行う。

データの読出しの指示がされると、データ処理回路９は
メモリ素子１ｏから必要なデータを読取って、第１の共
振器の共振周波数とは異なる周波数で変調し、第２の共
振器に印加する。６′はリード／ライトユニット２の電
力及びデータ伝送用コイルである。電力伝送波周波数に
データを変調し重畳するには、■振幅変調、■周波数変
調、■位相変調等が利用できるが、振幅変調を使った場
合、復調回路が簡単であるものの、データによって電源
電圧が影響を受けるため配慮が必要である（受信電力が
１／２になる）。周波数変調１位相変調を使用した場合
、復調回路は複雑だが電源電力が一定して受信できる。

また、第１の共振器１と第２の共振器の共振周波数は異
なるが、同一軸上に配置され交流的に結合するため、ど
ちらか低い共振周波数の共振器がローカットフィルタと
なって、もう一方の共振器の電力を吸収してしまうとい
う問題がある。このため、どちらか一方の共振器のコイ
ルの巻数を減らすか抵抗を入れて電流を低くおさえる等
の配慮が必要である。

発明の効果 以上のように本発明によれば、次のような効果が得られ
る。

（１）非接触にてデータの書込み、読出しを行うため、
接点の接触不良等の問題がない。

（２）結合部のよごれ、ごみの付着１位置ズレ等による
影響が少ない。

（３）磁気結合が１軸だけとなるため、結合部の表面積
が小さくなり、小型実装に適する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるＩＣカードのブロック
図、第２図ａ、ｂは従来のＸＣカードのデータ入出力方
法を示す斜視図及び断面図である。 １・・・・・・ＩＣカード、２・・・・・・リード／ラ
イトユニット、ｅｓ、ｓ′−・・・・・読出し用コイル
、６．６′・・・・・・電力及びデータ伝送用コイル、
７・・・・・・整流器、８・・・・・・検波器、９・・
・・・・データ処理回路、１ｏ・・・・・・メモリ素子
、１１．１２・・・・・・共振コンデンサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
Ｉ　Ｃカード ７・−ｗａｎ、 θ・°−積置　呑 ｎ、ｔ２−・−共振コンメンナ 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一軸上に配置され異なる共振周波数をもつ第１
   ，第２の共振器と、上記第１の共振器で受波した電磁波
   により直流電圧を得る整流器と、第１の共振器で受波し
   た電磁波によりデータ信号を得る検波器と、上記整流器
   にて得た電圧を電源とし上記データ信号を入力とし上記
   第２の共振器を駆動する出力を持つデータ処理回路と、
   このデータ処理回路を介してデータの書込み，読出しを
   行う不揮発性メモリ素子とを具備する情報記憶媒体。
2. （２）不揮発性メモリ素子の代わりに、メモリ素子とバ
   ックアップのための電池を含む請求項１記載の情報記憶
   媒体。