JPH01219973A - Icカードの取り出し防止装置 - Google Patents

Icカードの取り出し防止装置

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JPH01219973A
JPH01219973A JP63044537A JP4453788A JPH01219973A JP H01219973 A JPH01219973 A JP H01219973A JP 63044537 A JP63044537 A JP 63044537A JP 4453788 A JP4453788 A JP 4453788A JP H01219973 A JPH01219973 A JP H01219973A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、リーダライタ内の装着部に適正に装着され
たICカードの取り出し防止装置に係り、特に適正位置
に装着する時の挿入動作により、ICカードの装着状態
を機械的に検出すると同時にスイッチの作動で送出され
る信号によりインターロック手段を作動させ、ICカー
ドのリードライト中は操作レバーをロックするICカー
ドの取り出し防止装置に関する。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵させて
これをカード状に構成したICカードが普及されている
。一般に、このICカードは、データの読取りおよび書
込みを行 ・う手段として、カードの外表面にICの電
気接点を設け、これら電気接点と接触してICカードへ
の電力の供給並びにデータ信号の授受を行うよう構成し
たリーダライタが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容量の増大に伴いその用
途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカー
ドとしてのみならず、゛各種産業界におけるプログラム
制御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用
されている。このように多用途化されるICカードは、
その使用頻度が増大されると共にその使用環境も外部的
汚損や損傷を受は易くなるため、電気接点を劣化させて
適正なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点
がある。
このような観点から、空間に高周波電磁界や超音波によ
る振動エネルギの場を設け、この場のエネルギを吸収、
整流して直流電源とすることによって、ICカードにお
ける内蔵電池または電力供給用接点を不要にし、またリ
ーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテナ
やコイルのような結合器を使用づると共にこの結合器を
ICカードの適所に埋設することにJ:す、ICカード
の外部に露呈する全ての電気接点を省略し、ICカード
とリーダライタの電気的接続を非接触としたICカード
システムが提案されている(例えば、特開昭58−15
4082号公報)。
このような非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の人力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とリーダライタに設けた結合器との位置整合
が行われることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとリーダライタとの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの
表裏とそ ゛の挿入方向を判別し得る表示をICカード
に印刷し、一方リーダライタ側にはICカードの適正な
位置決めを行うための挿入位置規定枠体を設ける等の手
段を採用することができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていても
、取扱者のミスにより不適正な挿入が行われることもあ
り、このような場合にはリーダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。
さらに、リーダライタには、ICカードが適正な位置決
め状態になった場合にのみ、この状態を判別してICカ
ードを移動不可能に固定保持する手段を設け、これによ
りICカードへの電力の供給およびデータ信号の授受を
行うようにする必要がある。
従って、これらの判別手段や固定保持手段は、それぞれ
電気的、機械的もしくは光学的手段等を使用して複雑な
構成としなければならず、このような従来の構成におい
て、リーダライタとICカードとの信号の授受の際何等
かの障害でICカードが移#J7すると、電気的な接続
が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシステ
ムが破壊してしまうという難点がある。更に従来の構成
ではリーダライタの製造コストが著しく増大する難点が
ある。
そこで、本発明の目的は、ICカードのリーダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するため
の識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカード
の適正な挿入位置での位置決めとその固定保持とを円滑
にしかも簡便に達成Jることができると共に、ICカー
ドのリードライト中はICカードの操作部の動きを拘束
して、リードライトの実行を確実なものとし、誤操作の
ないICカードの取り出し防止装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 先の目的を達成するため、本発明に係るICカードの取
り出し防止装置は、記憶機能を有すると共に、信号入力
手段および信号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイ
ルと出力コイルを設けたICカードと、該ICカードが
挿脱され、前記ICカードの挿着時には、前記空芯の入
力コイルと出力コイルとをそれぞれ電磁結合して情報の
読み取りおよび古込みを行うリーダライタとの組合せに
おいて、前記(Cカードの側縁部に切欠部を設けると共
に、前記リーダライタには前記ICカードを所定位置ま
で案内挿入する基板と該基板上+sIl定した保護蓋板
を設け、該保護蓋板の上面にICカードの先端と係合し
て前記ICカードと共に所定位置まで前進すると共に復
帰弾力を有するスライド板を設け、前記蓋板とスライド
板の一側縁部に前記ICカードが所定位置に達した際前
記ICカードに設けた切欠部と対応する切除部を設け、
該切除部に対応させて復帰状態のスライド板の一側縁部
に弾力的に当接するロックビンを有する復帰操作可能な
レバー部材を設けてICカード装着部を形成すると共に
該レバー部材を復帰操作する操作レバーを設け、電気的
に制御され前記操作レバーをロックまたは解除するイン
ターロック手段を設けることを特徴とする。
この場合、前記操作レバーは、前記レバー部材の一端に
係合する係合部を有すると共に先端部に係止片を設けて
なり、前記スライド板の移動方向と同方向に摺動可能に
設けられ、かつ操作側に付勢されたエジェクトレバーと
で構成すれば好適である。
さらに、前記インターロック手段は、前記エジェクトレ
バーの係止片近傍に枢動可能にロックレバ−を設け、こ
のロックレバ−の−端を駆動源と係合し、他端をこの駆
動源により前記係止片に対し接近離間するよう構成すれ
ば好適である。
また、前記駆動源は、ソレノイドからなり・このソレノ
イドの励磁によりロックレバ−変位させるよう構成すれ
ば好適である。
〔作用〕
本発明に係るICカードの取り出し防止装置によれば、
長手方向両側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部を設け
たICカードの挿入動作により、このICカードの先端
がスライド板と係合し、スライド板と共に所定位置まで
前進する。
この場合、ICカードの一側縁部に設けた切欠部と対応
覆るスライド板と、蓋板にはそれぞれ切除部および切欠
段部が設けであるため、スライド板が所定位置まで曲進
すると、復帰弾力を有するスライド板の一側縁部を常時
押圧している補助ロックレバ−の係合部は前記切除部に
没入すると共に、前記補助レバーのロックビンは切欠段
部に侵入すると同時にICカードの一方の切欠部に嵌入
する。
さらに、蓋板の他側縁部にもICカードの切欠部と対応
して切除部が設けてあり、前記スライド板の他側縁部に
設Gノられた延長部と、ロックレバ−との当接で、この
レバーの一部がICカードの他側縁部の切欠部に嵌入す
る。
これにより、不適正な状態でのICカードは切欠部が合
わないため挿入不能となり、適正な状態でのみ所定位置
への挿入が可能となるため、ICカードの機械的な検知
が可能となり、例えば外部装置からのパワーON信号に
よりリードライトの実行が開始されると共に、インター
ロック手段の作動によりICカード取り出し用の操作レ
バーが[二1ツクされ、リードライト実行中の誤操作が
防止され、ICカードとの信号の授受をより確実に達成
することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係るICカードの取り出し防止装置の実
施例につき、このICカードの使用に適したり一ダライ
タとの関係において、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第1図および第2図は本発明に係るICカードの一実施
例示すものである。
なお、本発明において使用するICカードは、第4図お
よび第5図に示すように構成した乙のが適用される。
まず、第4図おJ:び第5図において、参照符号10は
ICカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体集
積回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリント
回路12が設けられる。また、このICカード10には
、外部より電力の供給を受けると共に所要のデータ信号
を入力するための空芯の入力コイル14と、プリント回
路12から外部へ所要のデータ信号を出力するための空
芯の出力コイル16が、それぞれプリント回路から離間
した適正位置に内蔵される。なお、これら入力コイル1
4と出力コイル16とは、それぞれリード線18によっ
てプリント回路12ど接続されている。このように構成
されるICカード10は、合成樹脂基体に予めプリント
回路12、入力コイル14、出力コイル16およびリー
ド線18をそれぞれ収容し得るスペースをそれぞれ設け
ておき、これらスペースに対応する前記各部品を実装し
た後、公知の積層法もしくは接合法により合成樹脂被覆
材を被覆して容易に成形することができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード10の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部20
,22を刻設したことを特徴とするものである。これら
の切欠部20.22は、互いに偏位させて非対称位置に
設けられている。このように、複数の切欠部20.22
を設けることにより、これら切欠部20.22内に機械
的に接触嵌入し得る検出msを複数設けて、これにより
ICカード10の適正状態を判別する位置検出を行うと
共にICカード10の機械的な固定保持を達成する。す
なわち、本実施例におけるICCノード10においては
、それぞれ機能を異にする入力コイル14と出力コイル
16とが左右非対称に内蔵され、リーダライタに設けた
それぞれ対応する入出力手段と一定状態の場合だけ適合
する(ICカードの表側とリーダライタへの挿入方向が
決定される)ようになる。従って、例えばICカード1
0を適正な状態に反し、裏側を表面にしたり、逆方向に
してリーダライタへ挿入する場合には、ICカード10
の@路内な装着位置において、これら一対の切欠部20
.22と各検出機構とは適合せず、ICカードの不適正
状態を判別してその固定保持は行われず、ICカード1
0は挿入開始位置まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
する検出機構を備えたリーダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第6図に示ず
ように、ICカード1oの入力コイル14に対し電力と
データ信号とを供給するためのへラドコア30と、IC
カード10の出力コイル16からデータの読出しを。
行うための受信コイル32とを備え、前記へラドコア3
oはその一部に巻回されたコイル34を介して駆動回路
36に接続され、また受イ3コイル32は受信回路38
に接続される。
従って、このように構成されるリーダライタは、ヘッド
コア30とICカードの入力コイル14、受信コイル3
2とICカードの出力コイル16とがそれぞれ適正に対
向位置した場合に、前記ICカード10にそれぞれ設け
た切欠部20.22と対応するように検出機構を設ける
ことにより、ICカードの適正状態の判別とICカード
の固定保持とを円滑かつ確実に達成することができる。
第1図、第2図および第3図は、前述したICカード1
0の検出機構に好適な取り出し防止装置を備えたリーダ
ライタの一実施例を示すものである。すなわち、第1図
および第2図はICカード装着部の要部平面構造を示す
ものであって、それぞれICカード装着前と装着後の状
態を示す。図において、参照符号40はICカード10
を所定位置に収納保¥7りるための挿入口部を示し、そ
の下側には第3図に示すように構成したガイド側板42
゜42を右りる基板44を備え、また上側には保護蓋板
46を備え、これら基板44と蓋板46とは適宜結合具
を介して固定配置される。
蓋板46は、その先端部にそれぞれ2つの切欠48,5
0/fi設けられ、一方の切欠48に対してはへラドコ
ア30が配置され、他方の切欠50は後述するスライド
板54の先端係止部52のガイド溝として形成する。
しかるに、スライド板54は、蓋板46の上面に配置さ
れ、ICカード10の挿入方向と同方向に複数のガイド
溝56を穿設し、これらガイド溝56にそれぞれ蓋板4
6に固定した止めピン58を嵌合して摺動自在に構成す
る。
この場合、スライド板54の一部と蓋板46の一部にそ
れぞれコイルばね60の各−端部を係止することにより
スライド板54に復帰弾力を保持させる。また、前記ス
ライド板54の一側縁部は、蓋板46の一側縁部と略一
致しするように位置設定する。この場合・蓋板46の一
側縁部には、ICカード10が完全に挿入された状態に
おいて(第2図参照)、切欠部20が位置する部分にそ
れぞれ切除部62および開口163を設け、この切除部
62および開口部63に対し外方からばね64の弾力に
より内方(ICカード10の切欠部2o内)へ嵌入する
ロックビン66を備えたレバー68を設ける。さらに、
ロックビン66によるICカード10の固定保持をより
一層確実にするため、前記ロックビン66と連動する補
助ロックレバ−98が前記スライド板54の一側縁部に
設けられる。
すなわち、この補助ロックレバ−98は、その略中位部
にロックビン66を遊嵌し、−端部を蓋板46に対し止
めピン100を介して枢着し、他端下面に係合部である
突起102を設け、この突起102をスライド板54の
一側縁に当接した構成からなる。
この場合、前記突起102が当接するスライド板54の
一側縁部に、スライド板54が前進してICカード10
が所定の最先端位置まで達した際(第2図)に、前記ロ
ックビン66の切欠部20への嵌入を許容し得るように
補助ロックレバ−98を内方へ偏位させる切除部104
を設ける。
このようにして、補助ロックレバ−98の他端が内方へ
大幅に偏位することにより、ICカード10の切欠部2
0に対するロックビン66の固定保持を安定化すること
ができる。しかも、スライド板54が復帰位置にあると
きは、前記補助ロックレバ−98の突起102はスライ
ド板54の一側縁部に当接しており、この場合ロックビ
ン66はICカードの挿入に際し、カード−側縁部から
離間した位置にあるため、ICカードを傷つけることは
ない。
一方、ICカード10の前記他方の切欠郡22と対応す
る蓋板46の他側縁部に第2切除部84を設け、この第
2切除部84に対し一端に係止片86を備え、ばね88
の弾力に抗して嵌入動作するロックレバ−90を設ける
。そして、このロックレバー90の他端に設けた係止ビ
ン92に対し、スライド板54の延長部94に突設した
係止片96を対向配置する。このように構成することに
より、ICカード10の先端がスライド板54の係止部
 52に係合してICカード10と共にスライド板54
が前進し、ICカード10が所定の最先端位置まで達す
ると、前記スライド板 54の延長部94に設けた係止
片96がロックレバ−90の係止ビン92に当接して、
これを抑圧変位すると同時にロックレバ−90の係止片
86がICカード10の切欠部22に嵌入して、ICカ
ード10を両側から固定保持することができる。この場
合、リミットスイッチ78を図示のように配置して、そ
のアクチュエータ80を前記スライド板54の延長部9
4の一部で操作するよう構成することができる。そこで
、ししICカード10に前記切欠部22に相当するもの
が存在しない場合は、前記ロックレバ−90の変位が阻
止されてスライド板54の前進も阻止され、この結果リ
ミットスイッチ78は全く操作されることなくICカー
ドの挿入を禁止することができる。
次に、ICカードが装着された状態を検出する検出装置
について説明する。この検出装置の一部を構成するリミ
ットスイッチ78は、前記スライド板54の他側縁部に
設けられ、ICカード10の挿入と共に協働するスライ
ド板54の前進動作でスライド板54の延長部94に設
けられた係止片96とロックレバ−90の係止ビン92
とが当接し、このロックレバ−90を時h1廻りに枢動
させて係止片86をICカード10の切欠部22に嵌入
し、この状態を電気的に検出するものである。すなわち
、ロックレバ−90の枢動動作で第2図に示すように、
このロックレバー90がリミットスイッチ78のアクチ
ュエータ80に当接し、リミットスイッチ78をON動
作してリーダライタの作動が開始される状態となり、外
部装置からのパワーON信号により後述するカード取出
し装置であるエジェクトレバー82がロックされる。し
かるに、このリミットスイッチ78によるICカード装
着状態の検出は、ICカード10が完全にリーダライタ
の適正な位置に装着した状態を、このICカードの切欠
部20,22を機械的に検出した後に始めて電気的な検
出が可能となり、従来よりも一部ICカードのリードラ
イトが確実なものとなり、さらにリードライト中にはI
Cカードは取出し不能とするインターロックが働き、誤
操作を防止できる。
次に、本発明に係るICカードの取り出し防止装置の一
実施例につき、取り出し装置との関連において第1図お
よび第2図を参照しながら説明する。
第2図に示すように、ICカード取出し装置は、ICカ
ード装着部内に固定保持されたICカード10を取出す
に際し、エジェクトレバー82を矢印方向に押圧するこ
とにより、レバー68を外方へ復帰させてロックビン6
6をICカード10の切欠部20 (13よびスライド
板54の切欠段部70より解放し、スライド板54をコ
イルばね60の弾力作用で、第1図に示すようにICカ
ード10を係止したスライド板54を復帰させるよう構
成される。
更に詳しくは、基板44の側面に平行に矢印方向にエジ
ェクトレバー82がガイド溝110を止めビン112に
案内されて進退可能に設けられている。また前記止めビ
ン112の頭部とガイド溝110の一端に設けた係止片
114には、ばね116が張設され、前記エジェクトレ
バー82を外側に向けて付勢している。また、エジェク
トレバー82の侵入側先端には係止片118が形成され
ると共に、その内側には長溝120が穿設されている。
そして、この長溝120に操作レバー68の操作部12
4下方に植設したピン122が係合している。
尚、この長溝120はICカード10を挿入の際、スラ
イド板54の移動で補助ロックレバ−98と共に操作レ
バー68が枢動してもエジェクトレバー82に作用力を
与えないようにするものである。第2図に示すようにI
Cカード10が装置状態のときは、操作レバー68のピ
ン122は前記長溝120の一端に当接状態となってい
る。
従って、エジェクトレバー82を矢印方向に押圧すると
操作レバー68は反時計廻りに枢動し、この枢動により
補助臼ツクレバー98を止めビン100を中心にばね6
4の付勢力に抗して時計廻りに枢動させ、ICカード1
0の切欠部20およびスライド板54の切欠段部70か
らロックビン66を離脱する。
更に、同時に補助ロックレバ−98の突起102もスラ
イド板54の切除部104から脱出する。これにより、
スライド板54の僅かな後退動作でロックレバ−90は
前記スライド板54の延長部94の係止片との係合が解
除されるため、ばね88の作用で係止片86はICカー
ドの他方の切欠部22から離脱し、ICカード10はス
ライド板54と共にICカード挿入側にばね60の作用
で挿入開始位買まで返送され、取出し可能な状態となる
次に、前述したエジェクトレバーとの関連において、I
Cカードの取り出し防止装置について説明する。
今、ICカード10をリーダライタのICカード装着部
内に適正な状態で装着し、機械的に固定保持していても
、ICカードと電気的接続を行って情報の読取りまたは
書込み実行中に、不用意にエジェクトレバー82を押圧
してしまうど、ICカードが移動してしまい、電気的接
続が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシス
テムが破壊されてしまうおそれがある。
そこで、ICカードのリードライト実行中は外部装置か
らのパワーON信号で開始されるため、その間は前記エ
ジェクトレバー82の動きをインターロック手段により
ロックするよう構成する。
すなわち、第1図、第2図に示すように、エジェクトレ
バー82先端の係止片118の対向する位置にインター
ロック手段である例えばソレノイドの励磁で作動する駆
動源126を配設する。この駆動源126と前記エジェ
クトレバー82との1rrIに揺動可能なロックレバ−
128を設ける。このロックレバ−128は中央をビン
130で枢支され、その一端を前記駆動11i126で
進退作動する作動杆132と枢支し、他端部にはストッ
パビン134が植設される。さらに、前記ロックレバ−
128の他端はばね136で基板44側(前記係止片1
18から逃げる方向)に付勢されている。
従って、ICカード10が所定位置に装着されると、前
述した通り、スライド板54の前進動作との機械的な連
動でロックレバ−90が枢動し、これにより、リミット
スイッチ78が働き、この信号によりリードライトの実
行が開始される状態になり、外部装置からのパワーON
信号により、前記駆#J源126のソレノイドの励磁で
作動杆132が後退する。この後退動作でロックレバ−
128が揺動し、ストッパビン134が前記エジェクト
レバー82の係止片118直近位置に位置する(第1図
中2点鎖線の位置)。
これによって、エジェクトレバー82の前進動作は前記
ストッパビン134で阻止されロック状態となり、リー
ダライタの誤動作を確実に防止することができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、木発明によれば、
ICカードの長手方向両側縁部に複数の切欠部を設ける
ことにより、このICカードをリーダライタのICカー
ド装着部へ挿入するに際し、ICカードを復帰弾力を有
するスライド板と共に前進させ、所定位置で前記ICカ
ードの切欠部にロックピンが適合するよう構成すること
により、ICカードの挿入とその固定保持とを簡便かつ
確実に達成することができる。更に、ICカードの切欠
部により誤挿入に際しICカードの所定装着位置に達す
る以前での挿入禁止を行うことができる。また、ICカ
ードの適正な装着状態を機械的に検出すると同時に作動
するスイッチから送出される信号で、始めてリードライ
トの実行が開始される状態になり、外部信号装置からの
パワーON信号により、インターロック手段の作動によ
りICカードの取り出し用の操作レバーがロックされ、
リードライト実行中の誤操作が防止され、ICカードと
の信号の授受をより確実に行うことができリーダライタ
の信頼性が保証される。
なお、前記操作レバーは、前記レバー部材の一端に係合
する係合部を有すると共に先端部に係止片を設けてなり
、前記スライド板の移動方向と同方向に贋動可能に設け
られ、かつ操作側に付勢されたエジェクトレバーとで構
成され、さらに、前記インターロック手段は、前記エジ
ェクトレバーの係止片近傍に枢動可能にロックレバ−を
設けられlζロックレバ−と、このロックレバ−の一端
を駆動源と係合し、他端をこの駆動源により前記係止片
に対し接近離反するよう構成される。したがって、エジ
ェクトレバーに誤操作による外力が作用しても、係止片
とロックレバ−とは、前記外力の作用線上で互に係止す
る。このため、ロックレバ−は外力によって枢動される
ことがなく、駆動源には外力による負荷が作用しないた
め低出力駆動源の使用が可能となり、消費電力の旧約が
図れると共に構成が簡単となり、装置が小型化でき製造
コストの低減が達成できる。
以上、本発明の好適な実施例について説1141したが
、本発明は前述した実施例に限定されることなく、本発
明の精神を逸脱しないV!囲内において種々の設計変更
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードの取り出し防止装置の
一実施例であって、ICカード装着前の状態を示す要部
平面図、第2図はICカードの取り出し防止装置に関す
る構成配置の一実施例であって、ICカード装着後の状
態を示す要部平面図。第3図は第1図および第2図に示
すリーダライタに対するICカードの装着動作の説明図
、第4図は本発明に係るICカードの一実施例を示す外
観斜視図、第5図は第4図に示すICカードの平面図、
第6図は本発明に係るICカードとこれに対応するリー
ダライタとの基本溝底を示す概略説明図である。 10・・・ICカード   12・・・プリント回路1
4・・・入力コイル   16・・・出ツノコイル18
・・・リード線    20.22・・・切欠部30・
・・ヘッドコア   32・・・受信コイル34・・・
コイル     36・・・駆動回路38・・・受信回
路    40・・・挿入口部42・・・ガイド側板 
  44・・・基板46・・・保護蓋板    48.
50・・・切欠52・・・係止部     54・・・
スライド板56・・・ガイド溝    58・・・止め
ピン60・・・コイルばね   62・・・切除部63
・・・開口部     64・・・ばね66・・・ロッ
クピン   68・・・レバー70・・・切欠段部  
  72.74・・・スペース78・・・リミットスイ
ッチ 80・・・アクチュエータ 82・・・エジェクトレバ
ー84・・・第2切除部   86・・・係止片88・
・・ばね      90・・・ロックレバ−92・・
・係止ビン    94・・・延長部96・・・係止片
     98・・・補助口ツクレバー100・・・止
めピン   102・・・突起104・・・切込部  
  106・・・切欠110・・・ガイド溝   11
2・・・止めピン114・・・係止片    116・
・・ばね118・・・係止片    120・・・長溝
122・・・ピン     124・・・操作部126
・・・駆動11i     128−・・ロックレバ−
130・・・ピン     132・・・作動杆134
・・・ストッパピン 136・・・ばねFl(3,1 FIG、  2 FIG、  3 ”−7−===−)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記憶機能を有すると共に、信号入力手段および信
    号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイルと出力コイ
    ルを設けたICカードと、該ICカードが挿脱され、前
    記ICカードの挿着時には、前記空芯の入力コイルと出
    力コイルとをそれぞれ電磁結合して情報の読み取りおよ
    び書込みを行うリーダライタとの組合せにおいて、 前記ICカードの側縁部に切欠部を設ける と共に、前記リーダライタには前記ICカードを所定位
    置まで案内挿入する基板と該基板上に固定した保護蓋板
    を設け、該保護蓋板の上面にICカードの先端と係合し
    て前記ICカードと共に所定位置まで前進すると共に復
    帰弾力を有するスライド板を設け、前記蓋板とスライド
    板の一側縁部に前記ICカードが所定位置に達した際前
    記ICカードに設けた切欠部と対応する切除部を設け、
    該切除部に対応させて復帰状態のスライド板の一側縁部
    に弾力的に当接するロックピンを有する復帰操作可能な
    レバー部材を設けてICカード装着部を形成すると共に
    該レバー部材を復帰操作する操作レバーを設け、電気的
    に制御され前記操作レバーをロックまたは解除するイン
    ターロック手段を設けることを特徴とするICカードの
    取り出し防止装置。
  2. (2)前記操作レバーは、前記レバー部材の一端に係合
    する係合部を右すると共に先端部に係止片を設けてなり
    、前記スライド板の移動方向と同方向に摺動可能に設け
    られ、かつ操作側に付勢されたエジェクトレバーで構成
    される請求項1記載のICカードの取り出し防止装置。
  3. (3)前記インターロック手段は、前記エジェクトレバ
    ーの係止片近傍に枢動可能にロックレバーを設け、この
    ロックレバーの一端を駆動源と係合し、他端をこの駆動
    源により前記係止片に対し接近離反するよう構成される
    請求項1記載のICカードの取り出し防止装置。(4)
    前記駆動源は、ソレノイドからなり、このソレノイドの
    励磁によりロックレバーを変位させるよう構成する請求
    項3記載のICカードの取り出し防止装置。
JP63044537A 1988-02-29 1988-02-29 Icカードの取り出し防止装置 Expired - Lifetime JPH061511B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5266782A (en) * 1990-03-22 1993-11-30 Nokia-Mobile Phones Ltd. Control of a card interface
JP2000215261A (ja) * 1999-01-27 2000-08-04 Fujitsu Ltd 電子マネ―金庫
JP2010061695A (ja) * 2009-12-16 2010-03-18 Toshiba Corp 情報処理装置

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