JPH01218163A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ装置に関し、詳細には、ワンタッ
チ・ダイヤルによる自動発呼機能を備えたファクシミリ
装置に関する。

（従来の技術） 近時、ファクシミリ装置は、その普及に伴って、ダイヤ
ル操作の便宜性と作業能率の向上のために、いわゆるワ
ンタッチ・ダイヤルによる自動発呼機能を備えるように
なってきた。

このようなワンタッチ・ダイヤルによる自動発呼機能を
利用するには、あらかじめオペレータがワンタッチナン
バーに対応させた宛先電話番号をファクシミリ装置の操
作部から入力してメモリに記憶させる。このとき、一般
に宛先名称が一緒に入力され、ワンタッチナンバーに対
応して宛先電話番号および宛先名称がメモリに記憶され
る。

送信時、オペレータが送信したい宛先に対応するワンタ
ッチナンバーを操作部のワンタッチ・キーの操作により
入力すると、ファクシミリ装置はメモリから該入力ナン
バーに対応する宛先の電話番号を読み出して宛先名称と
ともに操作部の表示部に表示する。その後、スタート・
キーを操作することにより、該表示中の宛先に自動発呼
させることができ、送信時のダイヤル操作の便宜性や作
業能率が向上され、また、オペレータは表示部に表示さ
れる宛先名称により送信先を確認することができる。

（発明が解決しようとする課題）　　　　　　′しかし
ながら、このような従来のファクシミリ装置にあっては
、１つのワンタッチ・キーについて１つの送信先の電話
番号を登録するか、別の切換ボタン等により切り換えて
１つのワンタッチ・キーについて２ケ所の送信先の電話
番号を登録するようになっていたため、１つのワンタッ
チ・キーで送信できるのは該キーに対応して登録された
電話番号による相手先だけである。

ところが、近時、日本電信電話株式会社（以下、ＮＴＴ
と略す）のファクシミリ網や新電電各社（以下、ＮＣＣ
と略す）と称し、第２電電■、日本高速通信側および日
本テレコム−の回線が利用できるようになり、利用でき
る回線が増加した。

これらの各回線はそのサービスエリアが異なったり、区
間（距離）、通話時間、通話時間帯等により通話料金は
異なりファクシミリ送信に際し、その通信時間や、回線
の混雑状況により、最適な回線を選択できるようになっ
てきた。

しかしながら、従来のファクシミリ装置にあっては、１
つのワンタッチ・キーについて１つの電話番号しか登録
できないため、登録に際し、１つの回線を特定しなけれ
ばならなかった。したがって、ある送信先にワンタッチ
・キーで複数の回線から最適な回線を選択して送信しよ
うとすると、１つの送信先に対して各回線毎に１つのワ
ンタッチ・キーを使用して登録しなければならず、従来
と同じ数のワンタ・ノチ・キーで登録しようとすると、
登録できる送信先の数が大幅に減少してしまい、登録で
きる送信先の数を増やそうとすると、ワンタッチ・キー
の数が大幅に増加する結果となる。その結果、ワンタッ
チ・キーの使用上の便宜性が悪化するという問題があっ
た。

（発明の目的） そこで、本発明は、ワンタッチ・キーに対応して送信先
の電話番号を登録するとともに、利用できる回線のアク
セス番号をメモリに記憶させ、ワンタッチ・キーの操作
回数に対応してメモリからアクセス番号を読み出し、電
話番号に付加して表示部に表示することにより、１つの
ワンタッチ・キーの操作で、希望する回線を選択できる
ようにして、登録できる送信先の数を減らすことなく、
また、ワンタッチ・キーの数を増加させることなく、ワ
ンタッチ・キーの操作性と便宜性を向上させることを目
的としている。

（発明の構成） 本発明は、上記目的を達成するため、日本電信電話会社
の回線の他に契約により使用可能な回線に接続可能で、
操作部のワンタッチ・キーに対応して送信先電話番号を
記憶するダイヤルメモリを有し、操作部のワンタッチ・
キーの操作により表示部に該送信先電話番号を表示し、
所定のキー入力により該電話番号に従って自動発呼する
ファクシミリ装置において、前記契約により使用可能な
回線のアクセス番号を記憶するアクセス番号メモリを設
け、前記ワンタッチ・キーが操作されたとき、その操作
回数に対応してアクセス番号メモリよりアクセス番号を
読み出し、前記ダイヤルメモリから読み出した電話番号
にアクセス番号を付加して表示部に表示し、発呼可能と
することを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第５図は本発明の一実施例を示す図である。

第１図において、ｌはファクシミリ装置であり、ファク
シミリ装置１は、本体２、本体２上部に設けられた原稿
の載置される原稿台３、操作部４およびハンドセット５
を備えている。操作部４にはテンキー４ａｓワンタツチ
・ダイヤル・キー（ワンタッチ・キー）４ｂ、スタート
・キー４ｃ、その他のコマンドを入力する操作キー４ｄ
および入力コマンドやファクシミリ装置１からオペレー
タへ伝達する情報を表示する表示部４０等を備えており
、ハンドセット５は本体２に設けられた設置台５ａにセ
ットされている。

ファクシミリ装置１は、第２図に示すように、システム
制御部１１、システムメモリ１２、ダイヤルメモ１月３
、アクセス番号メモリ１４、通信制御部１５＜モデム１
６、網制御部１７、画像メモリ１８、符号化・復号化部
１９、プロッタ２０、スキャナ２１および操作部４を備
えている。

システム制御部１１は各部を制御してファクシミリ装置
ｌとしてのシーケンスを実行するとともに、本発明のワ
ンタッチ・キー４ｂによる電話番号表示、回線選択処理
および自動発呼処理プログラムを実行する。システムメ
モリＩ２には上記ファクシミリ装置としての基本プログ
ラムおよび本発明の電話番号表示、回線選択処理および
自動発呼処理プログラムが格納されるとともに、ワーク
エリアが形成される。

ダイヤルメモリ１３には、第３図に示すように、それぞ
れのワンタッチ・キー４ｂに付与されているワンタッチ
ナンバー（第３図中左端の魚種に表示されているナンバ
ー）に対応させて送信先の電話番号（市外局番を含む）
が登録されており、また、電話番号の登録された各ワン
タッチナンバーに対して後述するアクセス番号の登録番
号がフラグ欄（第３図中右端の欄）に登録される。

アクセス番号メモリ１４には、第４図に示すように、本
ファクシミリ装置１が利用できるＮＴＴのファクシミリ
網のアクセス番号やＮＣＣ各社のアクセス番号が登録番
号（第４図中左欄の番号）毎に登録されており、前記ダ
イヤルメモリ１３のフラグ欄の登録番号がこの左欄の登
録番号である。

ファクシミリ装置ｌは、送信時あるいは蓄積時、原稿台
３にセントされた原稿をスキャナ２１で先頭ページから
走査して画情報を読み取り、符号化・復号化部１９に送
って符号化・復号化部１９でコード化する。コード化さ
れた画情報は、蓄積モードでは、画像メモリ１８に蓄積
した後、所定の時期に送信し、即時モードでは、コード
化されるとそのまま通信制御部１５を介してモデム１６
に送られて変調された後、網制御部１７を介して回線に
送出される。

一方、ファクシミリ装置１は、受信時、回線から入力さ
れた画情報（変調信号）をモデム１６で復調し、画像メ
モリ１８に蓄積する。画像メモリ１８に蓄積された画情
報は、即時に、あるいは所定時期に読み出され、符号化
・復号化部１９でデコード（復号化）された後、プロフ
タ２０に送られる。プロ・ツタ２０に送られた画情報は
プロフタ２０により記録紙に記録される。

次に、作用を説明する。

本発明は送信時、ワンタッチ・キー４ｂの操作により自
動送信する場合の処理にその特徴がある。

以下、この送信時の処理について説明する。

送信時、オペレータは原稿を原稿台３にセントし、原稿
枚数等をテンキー４ａや操作キー４ｄで入力した後、送
信先の電話番号を操作部４のワンタッチ・キー４ｂを押
すことにより入力する。この場合、当該送信先の電話番
号の登録されているワンタッチ・キー４ｂを押すと、シ
ステム制御部１１はそのワンタッチ・キー４ｂのワンタ
ッチナンバーに基づいてダイヤルメモリ１３から該当す
る電話番号を読み出して表示部４ｅに表示する（第５図
Ｃａ）参照）。ワンタッチ・キー４ｂを１回押すと、ま
ず、ダイヤルメモリ１３に登録されたＮＴＴ回線による
電話番号のみが表示され、オペレータはＮＴＴ回線を使
用せず、他の契約回線を利用しようと思うと、再度ワン
タッチ・キー４ｂを押す。ワンタッチ・キー４ｂが２回
押されると、システム制御部１１は当該ワンタッチ・キ
ー４ｂのワンタッチナンバーのフラグの登録番号を読み
出し、アクセス番号メモリ１４から該登録番号のアクセ
ス番号を読み出す。例えば、いまワンタッチナンバー“
０１”のワンタッチ・キー４ｂが２回押されたとすると
、このワンタッチナンバーのフラグの登録番号は第３図
より“２”である。したがって、システム制御部１１は
アクセス番号メモ１月４から登録番号“２″のアクセス
番号“００７７　”を読み出す。

読み出したアクセス番号を前に読み出してシステムメモ
リ１２に格納しである電話番号の前に付加し、表示部４
ｅに表示する（第５図（ｂ）参照）。

オペレータは表示されたアクセス番号の回線を利用せず
、さらに他の回線を利用するときには、再度、ワンタッ
チ・キー４ｂを押す。ワンタッチ・−Ｉ−−４ｂが再々
度押されると、システム制御部１１はアクセス番号メモ
リ１４から前回読み出したアクセス番号以外のアクセス
番号を登録番号の早い順゛に読み出し、同様に電話番号
の前に付加して表示部４ｅに表示する（第５図（ｃ）参
照）。以後、順次、ワンタッチ・キー４ｂを押す度に、
登録番号の早い順にアクセス番号を読み出し、電話番号
の前に付加して表示部４ｅに表示する。

オペレータは表示部４ｅに表示されたアクセス番号の回
線を利用して送信するときには、スタート・キー４ｃを
押す。システム制御部１１はスタート・キー４ｃが押さ
れると、表示部４ｅに表示中の番号（アクセス番号と電
話番号）に従って発呼するとともに、選定したアクセス
番号の登録番号をダイヤルメモリ１３のフラグ欄に登録
する。次に、同じスタート・キー４ｃが２回押されると
、システム制御部１１はこの選定され登録された登録番
号のアクセス番号をアクセス番号メモリ１４から最初に
読み出して表示部４ｅに表示する。

このように、１つのワンタッチ・キー４ｂに対して１つ
の送信先の電話番号を割り当てることができるとともに
、ワンタッチ・キー４ｂを押す毎に利用できる回線を選
択することができ、ワンタッチ・キー４ｂの数を増やす
ことなく、送信先毎に利用回線を選択することができる
。したがって、ファクシミリ装置１のコストを上げるこ
となく、送信時のワンタッチ・キー４ｂの使用上の操作
性、および便宜性を向上させることができる。

なお、上記実施例においては、アクセス番号の読み出し
順位を前回選定されたものを最初に読み、次いで登録番
号順に読み出すこととしているが、これに限るものでは
なく、例えば選定回数順に読み出してもよい。

（効果） 本発明によれば、１つのワンタッチ・キーの操作で、利
用可能な複数種類の回線から希望する回線を選択するこ
とができ、登録できる送信先の数を減らすことなく、ま
た、ワンタッチ・キーの数を増加させることなく、ワン
タッチ・キーの操作性と便宜性を向上させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、第１図はそのファクシミリ装置の斜視
図、第２図はそのファクシミリ装置の回路ブロック図、
第３図はそのダイヤルメモリに格納されている電話番号
のフォーマント、第４図はそのアクセス番号メモリに格
納されているアクセス番号のフォーマット、第５図（ａ
）〜（ｄ）はそれぞれそのワンタッチ・キーの操作によ
り読み出される電話番号とアクセス番号の表示部での表
示態様を示す図である。 １・・・・・・ファクシミリ装置、 ４・・・・・・操作部、 ４ｂ・・・・・・ワンタッチ・キー、 ４Ｃ・・・・・・スタート・キー、 ４ｅ・・・・・・表示部、 １１・・・・・・システム制御部、 １４・・・・・・アクセス番号メモリ。 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 日本電信電話会社の回線の他に契約により使用可能な回
   線に接続可能で、操作部のワンタッチ・キーに対応して
   送信先電話番号を記憶するダイヤルメモリを有し、操作
   部のワンタッチ・キーの操作により表示部に該送信先電
   話番号を表示し、所定のキー入力により該電話番号に従
   って自動発呼するファクシミリ装置において、前記契約
   により使用可能な回線のアクセス番号を記憶するアクセ
   ス番号メモリを設け、前記ワンタッチ・キーが操作され
   たとき、その操作回数に対応してアクセス番号メモリよ
   りアクセス番号を読み出し、前記ダイヤルメモリから読
   み出した電話番号にアクセス番号を付加して表示部に表
   示し、発呼可能とすることを特徴とするファクシミリ装
   置。