JPH01216791A - 可撓性駆動部分を有する往復運動ナイフカッタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、往復運動ナイフカッタ（ｒｅｃｉｐｒｏ−ｃ
ｓｔｉＢ　ｋｎｉｆｅ　ｃｕｔｔｅｒｓ）番；して、ナ
イフが少なくとも１つの鋭利な切断エツジを有する下方
部分を含み、横方向に可撓性を有する上方部分即ち駆動
部分であって下端においてナイフの切断部分に連結され
上端において偏心機構に連結される駆動部分を介してナ
イフが偏心機構により駆動され、偏心軸線の運動の横方
向成分が上方部分の横方向可撓性により収容（Ｂ（Ｈｍ
ｏｄａｔｅ）され、それによりそうでないときに必要で
ある偏心軸線と切断部分の間のピボット継手を無くする
形式のナイフカッタに関し、より詳しくはそのようなナ
イフカッタにおける改良であって、可撓性駆動部分の能
力を増大し切断工程の間に駆動部分に加わる力に耐えナ
イフカッタの性能を増大する改良に関する。

（従来の技術及び解決しようとする課題）本発明が一般
的に関係する形式の往復運動ナイフカッタは、例えば米
国特許第４，０３３，２１４号及び１９８６年５月８日
出願の米国特許出願第０６／８６１，１４８号、発明の
名称「シート材料切断用カッタヘッド及びナイフ」に示
される。　　゛また本発明の形式の別のナイフカッタは
、米国特許第３，５１３，４４４号に示される。往復運
動ナイフカッタは、米国特許第３，５１３，４４４号若
しくは米国特許第４，０３３，２１４号におけるような
部品の集合体として作られるか又は米国特許出願第０６
／８６１．１４８号におけるような一体の部材として作
られる往復運動ナイフを含む。

前述の切断部分及び駆動部分が一体に結合され一体の材
料から作られる一体ナイフが、本発明の好ましい実施例
であり事例として示され説明される。

しかしながら、本発明は、少なくともそのより広い特徴
において、最初別々の部品でありその後カッタに用いる
ため互いに結合される切断部分及び可視性駆動部分の場
合へも広がる。

前述の米国特許及び米国特許出願は布材料又は同様のシ
ート材料の切断に用いられるとして記述される。本発明
のナイフカッタを示す図面及び記述において布材料切断
に用いられるナイフカッタが示されるが、本発明は布材
料の切断のみに限定されず、その代わりに種々の他の材
料を切断するナイフカッタに用いられることが見いださ
れ得る。

本発明の一般的な目的は、前述の性質のナイフカッタで
あって、同様の一般的形式の既知のナイフカッタと比較
して、所定の可撓性ナイフ駆動部分が作動中にそれに加
わる力に耐える能力が増大され長い使用寿命（ｓｅｒマ
ｉｃｅ　１ｉｆｅ）を生じるか、又はその代わりに可撓
性ナイフ駆動部分が従来の駆動部分の使用寿命とほぼ同
じ使用寿命を維持しながら従来より小形又は少質量に作
られるナイフカッタ、を提供することである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、垂直案内軸線即ち往復運動軸線に沿って往復
運動するようにガイド手段により支持され切断作用を行
う下方部分を有するナイフを含む往復運動ナイフカッタ
を含む。偏心機構がガイド手段の上方に配置される。偏
心機構は、ガイド手段に対して固定の水平方向の駆動軸
線の回りに回転可能な偏心駆動部材を含む。弾性可撓性
駆動部分又は駆動部材が、ナイフの下方部分に連結され
下方部分の上端から上方へ延びる。ナイフの駆動部分は
、その上端においで偏心駆動部材に連結され、偏心軸線
の回りに偏心駆動部材に対して回転される。偏心軸線は
偏心駆動部材に固定され偏心駆動部材の駆動軸線に半径
方向の間隔を有し平行にされる。それ故、偏心駆動部材
が回転されると、ナイフの可視性駆動部分が垂直に往復
運動され、ナイフの下方部分を往復運動させる。ナイフ
の可撓性駆動部分はまた横方向に曲がり偏心軸線の運動
の水平成分を収容する。

本発明は、特に前述の性質のナイフカッタにおいて偏心
駆動部材の回転軸線即ち駆動軸線がナイフの切断部分の
垂直方向の往復運動軸線から水平方向に或る距離の間隔
を置かれ、駆動部分の下降行程の間の曲がりが駆動部分
の上昇行程の間の曲がりと異なることに存する。

本発明は、更に駆動部分の回転の方向及び駆動軸線の往
復運動軸線からのずれ（ｏｆｆｓｅｔ）の方向が、駆動
部分の下降行程の間の駆動部分の曲がりが駆動部分の上
昇行程の間の駆動部分の曲がりより小さくなるように、
関係付けられることに存する。それ故、圧縮下にあり且
つ通常は駆動部分の上昇行程におけるよりもより重い負
荷が加わる駆動部分の下降行程の間に、可撓性駆動部分
が従来のナイフカッタにおけるよりもより真直であり、
従ってより著しく大きな柱体強度を有し圧縮負荷が駆動
部分に加わるとき駆動部分の曲げをより小さくシ、それ
により駆動部分を疲労破壊又はその他の損傷により耐え
るようにし、若しくは同様の使用寿命でより薄い断面及
びより小さな質量で作られることを可能にすることによ
り、駆動部分により長い使用寿命を与える。

（実施例） 第１図は、本発明の実施例のカッタヘッド１２を有する
布材料の切断機械１０を示す。切断機械１０及びカッタ
ヘッド１２は、以下に記述される相違を除き、１９８６
年５月８日出願の米国特許出願筒８６１，１４８号に示
される切断機械及びカッタヘッドと同様であり、構造及
び作動について同出願が参照される。本発明の目的にお
いては、切断機械１０が、カッタヘッド１２に加えて切
断テーブル１４及び制御器１６を有することに留意すれ
ば充分である。切断テーブル１４は、広げた状態で切断
されるシート材料を支持するために、細長い、長方形の
、水平の上向きの面を有する作業用支持面を有する。そ
のようなシート材料の１枚が符号２０により示される。

図示されないが、例えば米国特許第４，５８７，８７３
号に示される真空システムと同様の真空システムが、好
ましくは切断テーブル１４に協働し、切断されるシート
材料を所定の位置に保持すると共に圧縮する。切断テー
ブル１４の作業面１８を形成する材料は、切断作業の間
にカッタヘッド１２のナイフが作業面１８を貫通するよ
うな材料とする。この材料は、広く変化して良いが、好
ましくは、前述の米国特許第４，５８７，８７３号にお
けるように、多数の剛毛の要素又集合されたブロックで
あって連続する剛毛ベツドを形成するものから或る。

カッタヘッド１２の一部分は工具キャリッジ２２である
。工具キャリッジ２２は、第１図に示されるＹ座標軸方
向に運動するように２個の案内棒２６．２６によるＸキ
ャリッジ２４上に支持される。Ｘキャリッジ２４は、第
１図のＸ座標軸方向において切断テーブル１４に対して
移動することができるように、その両端のそれぞれを案
内される。適当な駆動モータ及び協働する駆動機構が制
御器１６の制御の下で工具キャリッジ２２及びＸキャリ
ッジ２４を移動させる。このように、Ｘ座標軸方向にお
けるＸキャリッジ２４及びＹ座標軸方向における工具キ
ャリッジ２２の組み合わされた運動により、カッタヘッ
ド１２は、シート材料２０上の任意の切断線に追従可能
にされ、シート材料２０からパターン片又は同様の構成
要素を切断する。切断線の１つが符号４２で示され、パ
ターン片の１′つが符号４４で示される。

第２図において最も良く示されるように、カッタヘッド
１２はベースフレーム４６を含む。ベースフレーム４６
は、２本の案内棒４８．４８により、工具キャリッジ２
２に対して垂直方向に移動可能に支持される。第２図は
、工具キャリッジ２２に対して上昇された又は非切断位
置におけるベースフレーム４６を示す。ベースフレーム
４６は、上昇された又は非切断位置から、案内棒４８．
４８上を摺動することにより且つ空気圧アクチュエータ
又は同様のモータ（図示されない）の作動により、下方
の切断位置まで下降され得る。

ナイフフレーム５８が、ベースフレーム４６に対して垂
直軸線５９の回りに回転するように、ベースフレーム４
６に担持される。ナイフフレーム５８は、ガイド６０を
固着される。ガイド６０は、ナイフ６２の下方部分６１
に係合し、ナイフ６２を垂直方向の軸線即ち往復運動軸
線５９に沿う垂直方向の往復運動するように拘束する。

押圧脚６８が、ベースフレーム４６に対して垂直方向の
摺動運動するようにベースフレーム４６に支持され、符
号６９により示されるばねのような、１又は多数のばね
により押圧脚６８の最下方位置へ押圧される。ベースフ
レーム４６が第２図の上昇位置から切断位置へ下降され
るとき、押圧脚６Ｂが切断されるべきシート材料に係合
した後切断されるべきシート材料によりその下降運動を
止められ、その後ベースフレーム４６が押圧ばね６９の
力に抗して押圧脚６８に対して下方へ移動され、ナイフ
６２を押圧脚６８の中心を介して移動させシート材料２
０に切断係合させる。

ナイフ６２を往復運動において駆動するためのモータ８
０が、ベースフレーム４６に装着され、一般的に符号８
３で指示されるプーリ及びベルト駆動機構を介して、ナ
イフフレーム５８に担持される偏心機構８１に駆動可能
に連結される。プーリ及びベルト駆動機構８３は、モー
タ８０から偏心機構８１へ往復運動軸線５９の回りのナ
イフフレーム５８の全角度位置において動力を伝達する
間、ナイフフレーム５８がベースフレーム４６及びモー
タ８０に対して往復運動軸線５９の回りに回転すること
を可能にする。ナイフフレーム５８は、制御器１６の制
御の下でモータ９０により往復運動軸線５９の回りに位
置される。モータ９０はベースフレーム４６に担持され
、歯車８６及び８８を介してナイフフレーム５８に駆動
可能に連結される。

第４図乃至第９図に示されるように、ナイフ６２は下方
部分６１を有する。ナイフ６２の下方部分６１は、少な
くともその前方エツジの長さの一部分を鋭利にされ、ナ
イフ６２が垂直方向に往復運動され切断線に沿って移動
されるときシート材料２０を切断する切断エツジ６３を
提供する。

ナイフ６２の下方部分６１は、更にガイド６０により往
復運動軸線５９に沿って往復運動するように拘束される
。ガイド６０はこのような目的でナイフ６２に係合する
適当な手段を有する。図示される実施例において、その
ような適当な手段は、ナイフ６２の側面に係合する複数
のローラ９２、ナイフ６２の後方エツジに係合する少な
くとも１個のローラ９４、及びナイフ６２の前方エツジ
に係合する少なくとも１個の他のローラ（第４図乃′至
第９図には示されない）を含む。

ナイフ６２は、またガイド６０から偏心機構８１へ上方
へ延びる上方部分即ち駆動部分９６を含む。好ましくは
、そして図示されるように、ナイフ６２の駆動部分９６
は下方部分６１と一体であり、駆動部分９６の上端が偏
心機構８１に取り外し可能゛に連結され、ナイフ６２を
交換するとき、下方部分６１及び駆動部分９６を含む全
ナイフ６２が取り外され、下方部分６１及び駆動部分９
６を含む同様の新しいナイフにより置換される。

しかしながら、本発明は、このような特定の構造には限
定されず、ある場合には、駆動部分９６は下方部分６１
に取り外し可能に連結される別個の部材として作られ得
る。下方部分６１が他の別個の部材を形成することによ
り、下方部分は、同時に駆動部分９６を取り外しそして
交換することなく、カッタヘッド１２から取り外され交
換され得る。

図示さバた駆動部分９６は、横方向の可撓性、即ち第４
図乃至第９図において紙面の平面における可撓性を有し
、駆動部分９６の上端が横方向に可動であり偏心機構８
１の運動の水平成分を収容する。第４図乃至第９図にお
いて、駆動部分９６は下方部分６１と同じ厚さを有する
ものとして示されたが、必要に応じて、例えば米国特許
出願第８６１．１４８号に開示されるような傾斜を付け
られた厚さとすることができる。

ガイド６０と偏心機構８１の間において、ナイフフレー
ム５８が、２個のローラ９８．９８を担持する。２個の
ローラ９８．９８は、ナイフ６２の駆動部分９６の両側
に位置され、１方のローラ９８が駆動部分９６の下降行
程の一部分の間に駆動部分９６に係合し、他方のローラ
９８が駆動部分９６の上昇行程の一部分の間に駆動部分
９６係合し、それにより振動防止または振動減少ストッ
プとして機能する。しかしながら、そのようなストップ
は、本発明のより広い観点においては必要でなく、或る
応用においては省略され得る。

第３図において最も良く示されるように、偏心機構８１
は、駆動軸部分を有する偏心駆動部材１００を含み、ナ
イフフレーム５８に対して固定される水平方向の駆動軸
線１０４の回りに回転するようにナイフフレーム５８に
より支持される。

偏心駆動部材１００は、また中心軸線即ち偏心軸線１０
８を有するスタブ（ｓｔ＋＋ＩＢ切株形）軸１０６の形
態の偏心部分を含む。スタブ軸１０６は、偏心機構８１
の偏心軸線を構成し、スタブ軸１０６の中心軸線即ち偏
心軸線１０８は、偏心駆動部材１００に対して固着され
、駆動軸線１０４に平行であり、駆動軸線１０４から距
離ｄの間隔を有する。第４図乃至第９図に示されるよう
に、偏心スタブ軸１０６はチャック１１０を回転可能に
担持する。チャック１１０は、ばねクリップ１１２によ
りスタブ軸１０６上に軸線方向に保持される。

チャック１１０は、ねじ１１４によりナイフ６２の駆動
部分９６の上端に取り外し可能に連結される。ねじ１１
４は駆動部分９６の上端における開口を通って挿入され
チャック１１０の一部分にねじ係合す′るように受は入
れられる。

本発明によると、偏心機構８１の駆動軸線１０４は、往
復運動軸線５９の一方の側へ水平方向に変位される。往
復運動軸線５９の一方の側に沿ってナイフ６２の下方部
分が往復運動する。駆動軸線１０４の往復運動軸線５９
からのずれ（ｏｆｆｓｅｔ）は、変化され得るが、好ま
しくは偏心軸線１０８の駆動軸線１０４からの距離ｄの
半分又はほぼ半分であり、第５図乃至第９図においては
ｄ／２として示される。

駆動軸線１０４の往復運動軸線５９からの水平方向のず
れの結果として、ナイフ６２の上方部分即ち駆動部分９
６は、その下降行程の間にその上昇行程の間のたわみと
異なるようにたわむ。実際、ナイフ６２の１行程におい
て、上方部分は単に僅かに曲げられ直線に近い形状に保
持され、他の行程において上方部分はより大きく曲げら
れ直線から相当に離れる。

更に本発明によると、偏心駆動部材１００の回転方向は
、駆動軸線１０４の往復運動軸線５９からの変位の方向
に関連して、駆動部分９６の下降行程は駆動部分がその
直線に近い形状を保持する行程であるが、上昇行程は駆
動部分がより大きく曲げられる行程であるように選択さ
れる。駆動部分の下降行程は、駆動部分の圧縮における
行程であり、通常はより高い作動力を受け、また駆動部
分がより直線形状でありより大きな柱体強度を有するの
で、駆動部分はそれに加わる圧縮負荷により良く耐える
ことができる。他方、駆動部分の上昇行程の間、駆動部
分に加えられる張力が、駆動部分をその曲げを増加する
より駆動部分を真直にする傾向がある。これの実質効果
は、既知の可撓性ナイフカッタのように偏心駆動部材の
駆動軸線１０４が往復運動軸線５９に交差するように配
置される場合におけるよりも駆動部分９６が遥かに少な
い応力を加えられることである。

第４図乃至第９図は、駆動軸線１０４の回りの異なる連
続位置における偏心駆動部材１００を示すことにより、
駆動軸線１０４の往復運動軸線５９からのずれの効果を
図示する。これらの図面に示される″ように、駆動軸線
１０４は、距離ｄ／２だけ往復運動軸線５９の右へ変位
される。

ｄは駆動軸線１０４と偏心軸線１０８の間の変位である
。図示された垂直方向の線１１６は駆動軸線１０４が通
過する垂直方向の線である。更に偏心駆動部材１００は
矢印１１８により示されるように反時計回り方向へ回転
される。

第４図は、偏心軸線１０８が駆動軸線１０４と同じ垂直
線上に配置されるときに占められる位置における部品を
示す。偏心駆動部材１００のこの位置において、ナイフ
６２は上昇行程の最上位置にあり、下降行程を始めよう
としており、ナイフ６２の最上部即ち駆動部分９６の最
上部が往復運動軸線５９の右側へ幾分曲げられているが
、駆動部分９６の曲げが比較的少なく、曲げのない直線
状態から単に僅かに離れていることが観察されるであろ
う。

第５図は、偏心駆動部材１００の第４図の位置から偏心
軸線１０８が往復運動軸線５９と交差する位置へ回転さ
れた偏心駆動部材１００を示す。

この位置においてナイフ６２は矢印１２０により示され
るようにその下降行程にあり、ナイフ６２はその全長に
わたり往復運動軸線５９に一致する直線又は曲げのない
状態にある。

第６図は、偏心駆動部材１００の第５図の位置から偏心
軸線１０８が駆動軸線１０４を通る水平線１２２と交差
する位置へ回転された偏心駆動部材１００を示す。線１
２４は偏心軸線１０８を通る垂直線である。この位置に
おいてナイフ６２の最上部は往復運動軸線５９の左側へ
僅かに曲げられるが、第４図の場合と同じくその曲げは
比較的少なく、ナイフ６２は長さに沿ってナイフ６２の
曲げられない直線状態から大きく離れない。この位置に
おいて、ナイフ６２はまだその下降行程にある。

第７図は、偏心駆動部材１００の偏心軸線１０８が再び
往復運動軸線５９と交差する位置へ回転された偏心駆動
部材１００を示す。この位置においてナイフ６２は、ま
だその下降行程にあり、再び第５図の状態と類似する曲
げのない直線状態にある。

第８図は、偏心駆動部材１００が第７図の位置から偏心
軸線１０ｇが再び駆動軸線１０４を通る垂直線１１６と
一致する位置へ回転されるときに占める位置における部
品を示す。この位置はナイフ６２の下降行程の終点及び
ナイフ６２が最下方位置にあるナイフ６２の上昇行程の
始点を示す。

またこの位置においてナイフ６２の上端が再び往復運動
軸線５９の右側へ僅かに曲げられ直線状態から単に少し
曲げられ離されることが観察されるであろう。また第４
図、第６図及び第８図がナイフ６２の下降行程の間のナ
イフ６２の最大−げを示し、これらの各場合における偏
心軸線１０Ｂが往復運動軸線５９から距離ｄ／２だけ横
方向に変位することが理解されるであろう。

第８図の位置から、偏心駆動部材１００は、第４図の位
置へ戻るように半時針方向に回転され、この回転の間に
ナイフ６２は上昇行程を移動される。第９図はナイフ６
２の上端即ち駆動端９６が上昇行程の間の最大−げを受
ける位置にあるときの部品′を示す。この位置は、偏心
軸線１０８が駆動軸線１０４を通る水平線１２２上にあ
る場合の位置である。この位置において偏心軸線１０８
は往復運動軸線５９から距離３ｄ／２だけ離される。

このことはナイフ６２の最大−げが下降行程のナイフ６
２の最大−げのほぼ３倍であることを意味する。

ナイフ６２の上昇行程の間の駆動部分９６における負荷
が張力である故に、その負荷はナイフ６°２の曲げに抵
抗するか又は反対に作用する傾向にある。もし負荷が圧
縮負荷であればその傾向はナイフ６２を更に曲げること
であろう。他方下降行程において駆動部分９６の負荷は
圧縮負荷であるが、駆動部分のかなり減少された曲げの
故に駆動部分の下降行程の間曲げモーメントが適度に小
さく保たれ、圧縮負荷が駆動部分の増大されない曲げを
起こす結果を生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のナイフカッタを含む有材料切
断機械の斜視図、第２図は第１図のナイフカッタの′部
分拡大斜視図、第３図は第１図のナイフカッタの偏心駆
動部材の部分斜視図、第４図、第５図、第６図、第７図
、第８図及び第９図は第１図のナイフカッタのナイフ、
ナイフガイド、ナイフ駆動機構を示す部分的に立面のそ
して部分的に垂直断面の図であり、偏心駆動部材がその
駆動軸線の回りの異なる位置にあることが示されること
を除き、同一の図である。 １０・・・切断機械、　　　　　１２・・・カッタヘッ
ド、１４・・・切断テーブル、　　　１６・・・制御器
、１８・・・作業面、　　　　　　２０・・・シート材
料、２２・・・工具キャリッジ、　　２４・・・Ｘキャ
リッジ、２６・・・案内棒、　　　　　４２・・・切断
線、４４・・・パターン片、　　　　４６・・・ペース
フレーム、４８・・・案内棒、ｓ　ｓ・・・ナイフフレ
ーム、５９・・・往復運動軸線、　　６０・・・ガイド
、６１・・・下方部分、　　　　６２・・・ナイフ、６
３・・・切断エツジ、　　　６８・・・押圧脚、６９・
・・ばね、　　　　　　　８０．９０・・・モータ、８
１・・・偏心機構、　　　　８６．８８・・・歯車、９
２．９４．９８・・・ローラ、 ９６・・・駆動部分、　　　　ｌＯＯ・・・偏心駆動部
材、１０４・・・駆動軸線、　　　　１０６・・・スタ
ブ軸、１０８・・・偏心軸線、　　　　１１Ｏ・・・チ
ャック、１１２・・・ばねクリップ、　　１１４・・・
ねじ１．１１６・・・垂直線、　　　　　１２２・・・
水平線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、細長いナイフの長さの少なくとも一部分に沿って延
   びる鋭利なエッジを備える下方部分を有するナイフ、フ
   レーム、フレームに担持されナイフの下方部分に係合し
   フレームに対して固定の垂直方向の往復運動軸線に沿つ
   て往復運動するようにナイフの下方部分を拘束するガイ
   ド、フレームに支持される偏心駆動部材であってフレー
   ムに対して固定の水平方向の駆動軸線の回りに回転駆動
   される偏心駆動部材、及びナイフの下方部分に連結され
   る細長い駆動部分であってナイフの下方部分から上方へ
   延び偏心駆動部材に連結される上方部分を有し偏心駆動
   部材に対し水平方向の偏心軸線の回りに回転される駆動
   部分を含み、偏心軸線が偏心駆動部材に対して固定され
   駆動軸線から間隔を置かれ駆動軸線に平行であり、駆動
   部分が横方向に可撓性を有し、偏心駆動部材が駆動軸線
   の回りに回転されるとき駆動部分が下方部分を往復運動
   軸線に沿って往復運動させると共に横方向に曲がり偏心
   軸線の運動の水平成分を収容する往復運動ナイフカッタ
   にして、 偏心駆動部材（１００）の駆動軸線（１０４）が往復運
   動軸線（５９）から或る距離だけ水平方向に間隔を置か
   れ、駆動部分（９６）の下降行程の間の駆動部分の曲が
   りが駆動部分の上昇行程の間の駆動部分の曲がりと異な
   ることを特徴とするナイフカッタ。 ２、請求項１に記載の往復運動ナイフカッタにして、駆
   動部分（９６）の下降行程の間に駆動部分が駆動部分の
   上昇行程の間に駆動部分が曲がるより少ない程度に曲が
   るような方向に偏心駆動部材（１００）を駆動軸線の回
   りに駆動する駆動手段（８０、８３）を更に含むことを
   特徴とするナイフカッタ。 ３、請求項１に記載の往復運動ナイフカッタにして、ナ
   イフ（６２）の下方部分（６１）及び駆動部分（９６）
   が一体に作られることを特徴とするナイフカッタ。 ４、請求項３に記載の往復運動ナイフカッタにして、駆
   動部分を偏心駆動部材（１００）に連結する手段が、偏
   心駆動部材に連結され偏心駆動部材に対し偏心軸線（１
   ０８）の回りに回転されるチャック（１１０）であり、
   チャックがチャックを駆動部分の上端に取り外し可能に
   連結する手段（１１４）を含むことを特徴とするナイフ
   カッタ。 ５、請求項４に記載の往復運動ナイフカッタにして、偏
   心軸線（１０８）が駆動軸線（１０４）から離される距
   離のほぼ半分に等しい距離だけ駆動軸線（１０４）が往
   復運動軸線から水平方向に離されることを特徴とするナ
   イフカッタ。