JPH01216704A - 多軸工作機械・多軸工作用機器に於ける加工工具取付軸の迅速正確な位置決め法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多軸機のスピンドルの迅速正確な位置決め法に
関するものである。

従来市販されていた多軸工作機械及び多軸ドリルヘッド
拳多軸タップヘッド・多軸アタッチメ加工対象物の加工
に供される物を除き、不特定の加工対象物の加工に供さ
れる物は、その有する複数のスピンドルは１本毎に別々
の支持腕（以下スピンドルアームと呼ぶ）に支持されて
廻転し、加工対象物（以下ワークと呼ぶ）の要求する加
工工具（以下ツールと呼ぶ）の中心位置即ちスピンドル
の中心位置はスピンドルアームを工具取付軸保持頭（以
下スピンドルヘッドと呼ぶ）に締め付けて確保する方法
がとられて来た。此の方法はスピンドルの中心位置をワ
ークの所望の中心位置に正確に合致せしめる（以下芯出
しと呼ぶ）事が非常に困難で作業者はツールをその軸心
方向に動かし乍ら試行錯誤を繰り返し、既に目的とする
加工の完了している見本ワークの加工目的穴、又はワー
ク取付治具のツール案内穴にツー゛ルの中心を合致せし
める事を要し然も必ずしも正確な芯出しを期待し得ない
状態で此の煩雑さが多軸機の利用普及を阻害する大きな
要因であった。

本発明は此の欠陥を取り除き、未熟練者でも迅速容易に
理論的に正確表芯出し作業を行い得るもので以下図示の
実施例に基き本発明を説明する。

図に於いて（１）′は、スピンドルアーム（３）　（３
’）及びスピンドル位置決め板（以下位置決め板と呼ぶ
）（７）を保持するスピンドルヘッドの一部を示しこれ
に嵌合する位置決め板（７）には、スピンドルアーム（
３）　（３’）の一部に、スピンドルと同心なる如く形
成せられたボス（５）　（５’）の嵌合する穴（１０）
　（１０’）が設けられている。従ってワークにより決
定される位置にボス（５）　（５つの嵌合する穴（１０
）　（１０’）の設けられた位置決め板（７）を、取付
はボルト（８）によりスピンドルヘッド（１）に固着し
ておけば、スピンドルアーム（３）　（３’）のボス（
５）　（５’）を位置決め板（７）の当該ボス嵌合穴（
１０）　（１０’）に嵌入せしめ取付ボルト（２）を緊
締する事によりスピンドル（４）　（４’）の位置は労
せずして理論的に正確な位置に取り付は得る。同時に又
１位置決め板（７）にスピンドルアーム（３）（３’）
、従ってスピンドル（４）（４’）を取付ボルト（９）
により固定した侭にしておけば１位置決め板（７）、ス
ピンドルアーム（３）（３’）１スピンドル（４）　（
４’）の合体した複合体は固定型スピンドルとして、使
用の都度芯出しをする事は不要となり、更に９位置決め
板定位ピン（０）。

案内棒（１２）　（１２’）、　ワーク取付治具（１３
）を併用すれば、ツール（１４）　（１４’）とワーク
（１５）の相対的関係位置は一元的に決定され芯出しと
それに伴う作業をすべて排除する事が出来、省力化効果
を著しく増大する事が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例の縦断面図を示し。 （１）・・・スピンドルヘッドの一部 （２）・・・取付ボルト （３）　（３’）・・スピンドルアーム（４）　（４’
）・・・スピンドル、　　（５）　（５’）・・・ボス
（６）　（６’）・・・スピンドル駆動ジヨイント（７
）・・・位置決め板、（８）・・・取付はボルト（９）
・・・取付ポル）、　　（１０）（１０’）・・・ボス
嵌合穴（１１）・・・定位ピン、　　（１２）（１２’
）・・・案内棒（１３）・・・ワーク取付治具、　　（
１４）　（１４’）・・・ツール（１５）・・・ワーク

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　工具取付軸保持頭に嵌合保持され、工具取付軸支持ア
   ームに工具取付軸と同心に形成せられたボス（以下単に
   ボスと呼ぶ）嵌合穴を有する工具取付軸位置決め板（以
   下単に位置決め板と呼ぶ）を使用して、位置決め板のボ
   ス嵌合穴にボスを嵌合せしめる事により工具取付軸の位
   置を決定する多軸機の加工工具取付軸位置決め法