JPH01215899A - 繊維製品用洗浄剤 - Google Patents

繊維製品用洗浄剤

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JPH01215899A
JPH01215899A JP4122788A JP4122788A JPH01215899A JP H01215899 A JPH01215899 A JP H01215899A JP 4122788 A JP4122788 A JP 4122788A JP 4122788 A JP4122788 A JP 4122788A JP H01215899 A JPH01215899 A JP H01215899A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維製品、特にカーペット、椅子、ソファ−1
自動車の内装、家屋内装用繊維製品などの通常の電気洗
濯機では洗浄できない繊維製品に対する洗浄剤に関する
。更に詳しくは電気洗濯機のように水を大量に使えない
洗浄において、粉末状の汚れ吸蔵剤を水の代わりに汚れ
のキャリヤー(当業界ではソイルスカベンジャーとよぶ
)として利用する繊維製品用洗浄剤に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕電気洗
濯機では洗浄できない繊維製品に対する洗浄剤、特にカ
ーペット等に対して最近粉末状洗浄剤の使用が増加して
いる。この様な洗浄剤は主成分として界面活性剤や汚れ
吸蔵剤及び水などを含有している。界面活性剤は汚れを
繊維から分離し、さらに水と相まって汚れを吸蔵剤に移
行させる。その後、水が蒸発した後にブラッシングや電
気洗浄機を用いて掃除することによって吸蔵剤を汚れと
ともに除去するものである。汚れ吸蔵剤としては、粉末
状合成樹脂発泡体(米国特許第3598844号明細書
)、酸性白土、タルク、おがくず(米国特許第3418
243号明細書)、漂白木粉(スイス特許第46168
5号明細書)などが提案されている。しかしながらこれ
らの技術は水の量が少ないにもかかわらず、乾燥時間が
遅く、使用者は比較的長時間の間カーペットなどの被洗
浄物を使用できないという不都合がある。また、ゼオラ
イト(西ドイツ特許出願公開第2544605号明細書
)や中空シリカ(特開昭61−130/100号公報)
、粒子状重合体状物質(特公昭50−33882号公報
)などでは、洗浄力は高いものの、洗浄後に細かく粉砕
された吸蔵剤が繊維製品に残り、手触り感を損ねたり外
観上白化したりする不都合を有する。さらに、シリカ粒
子と有機繊維の混合物(特公昭60−8280号公報)
やゼオライト粉末とセルロース粉末の混合物(米国特許
第4493781号明細書)などの複合体を使用する技
術においても、洗浄後に繊維製品に吸蔵剤が残留すると
いう不都合はなんら解決されていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはかかる課題を解決すべく鋭意研究した結果
、疎水性の多孔質シリカをソイルス力ヘンジャーとして
用いればよいことを見出し、本発明を完成するに到った
即ち本発明は、疎水性(振盪試験による白濁を生ずるに
到る経過時間が2分以上、又はメタノール試験によるシ
リカの沈降に必要なメタノール量が30容量%以上)の
多孔質シリカからなることを特徴とする繊維製品用洗浄
剤、及び上記の疎水性シリカと洗浄用成分とからなり、
多孔質シリカ以外の不揮発性成分の含有量が15重量%
未満であることを特徴とする繊維製品用洗浄剤を提供す
るものである。
本発明に用いられる疎水性多孔質シリカは、市販の多孔
質シリカを疎水化することによって製造することができ
る。疎水化する方法としては例えば、モノ、ジ、トリア
ルキルシラノール等の疎水化剤とシリカ表面の5iO1
1とを次の反応式に示すように反応させ、シリカ表面を
アルキルで被覆することによって得られる。従って、表
面の状態は石油系溶剤と同しになり疎水性汚れ、固体汚
れ等の水不溶性汚れに対する親和力が増大し、これらの
汚れをよりよく吸蔵することができる。
RLl−:o SiX u−3,十−5iOtl   
−−□SiX+o〜21 R(1〜31      5
IX(0〜21 R(1〜3)0    0+1   
 0 ll −5i−−0−3i −0−−5i −(式中、R(1
〜3) SIX (1〜3、は疎水化剤の一例を示し、
Rは炭素数1〜24の飽和又は不飽和炭化水素基、Xは
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜5のアルコ
キシル基又はアシル基を、示す。) 本発明において、疎水性多孔質シリカの疎水性の度合い
は望ましいレヘルにコン[ロールする必要がある。即ち
、以下に示す振盪試験による白濁を生ずるに到る経過時
間が2分収」二、又は以下に示すメタノール試験による
シリカの沈降に必要なメタノール量が30容量%以上に
なるように疎水化剤を選択し、反応条件をコントロール
する。
〈振盪試験〉 ■ 100mRの三角フラスコに疎水性多孔質シリカ0
.5g、水50滅を採取する。
■ これをイワキラボシェーカー(振動数300回/分
、振幅42.5mm)にて振盪する。
■ 水相に白濁を生ずるに到る経過時間を測定値とする
(数値の大きいもの程、疎水性が強い)。
〈メタノール試験〉 ■ 10m2の試験管にメタノールX mR+水(5−
X)m2を加える。
■ この試験管に更に疎水性多孔質シリカを微量加える
■ 多孔質シリカが沈降を始める時の当該溶液のメタノ
ールの容量%を以て試験値とする(数値の大きいもの捏
練水性が強い)。
本発明においては、このような疎水性多孔質シリカなら
どのようなものでも用いることができるが、静摩擦係数
、粒度分布等を適当な範囲に選択するとさらに、処理後
、被洗浄物に後残りが生しにくいというよりよい効果が
得られる。
即ち、洗浄後ブラッシングや電気掃除機を用いて掃除す
ることにより、汚れとともに疎水性多孔質シリカを容易
に除去できる。このことは被洗浄物の白化を防止し、ザ
ラツキ感やヘタツキ怒のない仕上がり惑(手触り感)を
与えるという非常に好ましい効果を発揮する。
本発明に用いられる疎水性多孔質シリカの中で静摩擦係
数が0.05〜0.30の範囲のものは繊維製品上での
疎水性多孔質シリカ粒子のころがり易さが最も好ましく
、繊維製品に対するシリカ粒子の後残りを生じない。又
、粒度分布が10ミクロン未満のもの  30重量%以
下10〜30ミクロンのもの  40重量%以上30ミ
クロンを越えるもの 30重量%以下であるものは繊維
製品に対する多孔質シリカの残留がより少なくなる。
尚、本発明において、静摩擦係数は第1図に示す装置(
静摩擦係数測定機、TYPE−11EIDON−1φ、
新東洋科学■製)を用い、以下の(1)〜(5)の手順
により測定した。
(1)移動ブロック2に木綿メリヤスを貼り付ける。
(2)平面板1上に均一に多孔質シリカ1gを散布する
(3)装置をスタートすると、ソンクロナスモーター4
が一定速度で特殊ワイヤ5を巻き上げ、平面板1が中心
点3を中心に回転する。
(4)滑り出し角θ°で移動ブロック2が滑り始めると
同時に、センサー6がセンターボール7の移動をキャッ
チし、自動的に瞬時に停止する。
(5)摩擦係数目盛8から直読で摩擦係数を読み取る。
更に、本発明に用いられる疎水性多孔質シリカの中で汚
れ吸蔵能力(測定方法は以下に示す)が0.3以上のも
のは、汚れ量に対して必要とされる疎水性多孔質シリカ
の量を減少させることができ、より経済的である。
〈汚れ吸蔵能の測定方法〉 (1)  モデル汚れとしてナタネ油を使用した。
(2)疎水性多孔質シリカをビーカーに10g精秤した
ものを適当数用意し、モデル汚れを1,2゜3、4.5
・・・・・・のように1g間隔で増加させながらそれぞ
れに添加し、各サンプルを80メツシユのふるいを用い
てふるい通過率を測定する。
(3)ふるい通過率が100%より小さくなった時のモ
デル汚れ添加重量を門とすると、汚れ吸蔵能は次式で与
えられる。
汚れ吸蔵能−M/10 本発明において、上記のような疎水性多孔質シリカは単
独で洗浄剤として使用しても充分な疎水性又は水不溶性
汚れの洗浄効果を発揮するが、疎水性汚れの洗浄効果を
増強又は補助する目的や水溶性汚れにも洗浄効果を必要
とする時、又は目的とする製品の形態が粉末以外(例え
ばエアゾール、液体、ペートス状等)のときは、公知の
洗浄用成分を加えてもよい。
本発明において用いられる洗浄用成分としては、次の(
1)〜(iv)に示す、従来公知の洗浄剤成分として用
いられている溶剤類、非イオン界面活性剤、陰イオン界
面活性剤、アルカリ剤等が例示できる。
(1)溶剤類 溶剤類としては次の(1)〜(6)に示すものが挙げら
れる。
(1)水 (2)  アルコール類(エタノール、イソプロパツー
ルなど) (3)多価アルコール系溶剤(セロソルブ類、エチレン
グリコール、プロピレングリコールの誘導体など) (4)炭化水素系溶剤(石油類) (5)ハロケン化炭化水素系溶剤(トリクロロエタン、
パークロロエチレンなト) (6)フッ素系溶剤(フロン113など)(11)非イ
オン界面活性剤 非イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル(アルキル基の炭素数8〜22、分岐の有無
及び不飽和の有無を問わない。以下のアルキル基につい
ても同し。またオキシエチレンの重合度は3〜100、
以下のポリオキシエチレンについても同し)、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ソルビタン千ノ
、ジ。
1・り脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数8〜22、分岐
の有無及び不飽和の有無を問わない、以下の脂肪酸につ
いても同じ)、ポリオキシエチレンソルビタンモノ、ジ
、1・り脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
(iii )陰イオン界面活性剤 陰イオン界面活性剤としては、脂肪酸ナトリウム又はカ
リウム、アルキル硫酸のすトリウム、カリウム、アンモ
ニウム又はアルカノールアミン塩、アルキルヘンゼンス
ルホン酸ナトリウム又はカリウム、アルキルナフタレン
スルホン酸すi〜リウム又はカリウム、ジアルキルスル
ホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル硫
酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム又はアルカノ
ールアミン塩、ポリオキシエチレンフェニルエーテル硫
酸ナトリウムなどが挙げられる。
(iv)アルカリ剤 アルカリ剤としては、アルカノールアミン類、モルフォ
リン、アンモニアなどが例示できる。
更に、本発明の洗浄剤には、汚れを取り除くだけでなく
、繊維製品などの被洗浄物の仕上がり感を良くする目的
で、即ち、柔軟性付与、帯電防止性付与、すべり窓向上
、腰や張りの付与、弾力感付与等の風合□向上を目的と
して、陽イオン性界面活性剤、長鎖脂肪酸エステル、水
性ポリエチレン、水性ポリウレタン、水性ポリエステル
、水性ナイロン、ポリ酢酸ビニル等の繊維製品用風合向
上剤を適量添加することができる。
又、本発明の洗浄剤には、その他の添加物として、その
形態の種類によって、即ち液状でボトル入すの場合は配
合する際の水や、洗浄剤を使用する上で稀釈する際の水
の金属イオンの封鎖剤として、クエン酸、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム、燐酸塩、硼酸塩などを適量添加
することができる。また、多孔質シリカの沈降防止剤と
して、グアーガム、キサンクンガム、アラビアガム、カ
ルボキシメチルセルロース、でんぷん、ポリビニルアル
コールなどの有機増粘剤や、ベントナイト、ラポナイト
、スメクタイト、モンモリロナイトなどの無機増粘剤も
適量使用することができる。また、エアゾールの形態と
するときは、缶腐食の問題から、珪酸ソーダ、アンモニ
ア、安息香酸ソーダ、ヘンシトリアゾール、ベンゾチア
ゾールなどの化合物を防錆剤として適量使用することが
できる。
また、いずれの形態においても、目的に応じて抗菌剤、
色素又は顔料、香料などを少量添加してもよい。
本発明において、以上の従来公知の洗浄剤成分をはじめ
とする種々の洗浄用成分の配合量は特に制限されないが
、これらの合計量として洗浄剤中95重量%以下配合さ
れるのが良い。但し、洗浄用成分のうち、不揮発性成分
の合計含有量が15重量%以上になったときは、これら
不揮発性添加剤が被洗浄物に残留し、べたつき、ざらつ
き等の好ましくない仕上がり感を与える。従って、本発
明の洗浄剤中の多孔質シリカ以外の不揮発性成分の台別
含有量は15重量%未満にする必要がある。
本発明の洗浄剤は、粉末状、液体状、エアゾール状、ス
プレー状等の形態をとることができるが、これらの形態
に限定されるものではない。
以下に本発明の洗浄剤の各形態について簡単な製剤化方
法を例示する。
(1)粉末状;疎水性多孔質シリカ粒子単独又は他の洗
浄用成分/多孔質シリカ粒子の比をおよそ3以下にする
と得られる。
(2)液体状;他の洗浄用成分/多孔質シリカ粒子の比
をおよそ3以上にすると得られる。
(3)エアゾール状;疎水性多孔質シリカ粒子単独又は
それに洗浄用成分を加えた洗浄剤lOO重星部と噴射剤
5〜900重量部をエアゾール缶に充填する。噴射剤と
しては、ジメチルエーテル、液化天然ガス、フレオンガ
ス等が挙げられる。
(4)スプレー状;液体状のもののうち、その粘度が2
00センチボイズ以下のものは、蓄圧式スプレー容器で
の使用ができる。
本発明の洗浄剤の使用方法は、上記のいずれの形態にお
いても、汚れに本発明の洗浄剤をふりかげ、ブラッシン
グ(疎水性汚れを吸蔵、液体の洗浄用成分を含む場合は
液体の洗浄用成分が染み出し汚れを溶解)後、液体の洗
浄用成分を含む場合は乾燥(汚れが疎水性多孔質シリカ
に吸蔵される)した後、電気掃除機によって汚れと共に
疎水性多孔質シリカを吸引除去する方法である。
〔発明の効果〕
本発明における疎水性シリカは、例えばてんぷら油など
の疎水性物質をこぼした場合、単独でソイルスカベンジ
ャーとして、又、洗浄用成分と併用して、水溶性汚れに
対してもソイルスカベンジャーとして機能する。従って
、本発明の洗浄剤は水を大量に使えないカーペット、ソ
ファーなどの疎水性汚れ、水溶性汚れを除去する洗浄剤
として非常に適している。 、〔実施例〕 以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 表1に示したような種々の疎水度を有する疎水性シリカ
を合成し、モデル汚れの洗浄性試験を行った。
モデル汚れは10cm X 10cmのパイル地カーペ
ット(アクリル類)に2gのナタ不油(スダン■で着色
したもの)を塗布したものを使用した。
このモデル汚れ試験片に種々の疎水性シリカ2gを散布
し1〜2分ブラシにて試験片にこすりつけた後、電気掃
除機を用いて疎水性シリカを吸引除去した。洗浄効果は
肉眼判定で次の評価点に従って評価した。
〈洗浄効果の評価点〉 1:洗浄効果なしく洗浄前と同じ) 2:わずかに汚れが落ちた 3:少し汚れが落ちた 4:かなり汚れが落ちた 5:完全に汚れが落ちた 表    1 表1に示したように本発明品は優れた洗浄効果を示した
実施例2 表1の本発明になるNo、3.4又は5の疎水性シリカ
35重量部、エタノール30重量部、水30重量部、ポ
リオキシエチレン(8)ラウリルエーテル3重量部、ジ
ェタノールアミン2重量部からなる湿り気を持った表2
に示す粉末状の洗浄剤N。
3゛、4”及び5′を得た。
実施例1のナタネ油を使用したナタネ油lチれ試験片、
及びコーヒー汚れ試験片を使用し、洗浄テストを実施し
た。コーヒー汚れはインスタントコーヒー10g、粉乳
20g、砂糖30g、水500gからなる溶液を10分
間煮沸し、冷却後、10cmX10cmのパイル地カー
ペット(アクリル製)にこの溶液を5g塗布した後、乾
燥(48時間)し、コーヒー汚れ試験片とした。このモ
デル試験片に3gの各洗浄剤を散布し、1〜2分ブラシ
にてこすりつむり10〜15分乾燥(室温放置)した後
に、電気掃除機を用いて吸引除去した。
比較のため、上記洗浄剤成分のうち疎水性シリカを含ま
ない液状の洗浄剤No、 6を同様に3g試験片に散布
し、すくにタオルで拭き取るというテストも同時に行っ
た。
洗浄効果は実施例1と同様に評価した。結果を表2に示
す。
表     2 表2に示したように本発明品は優れた洗浄効果を示した
実施例3 振盪試験による白濁を生ずるに到る経過時間が25分で
、表3に示したような各汚れ吸蔵能を有する疎水性シリ
カを、表3に示した重量だけ使用し、洗浄試験を実施し
た。洗浄試験は実施例1に示したナタネ油汚れ試験片を
使用し、同し方法で洗浄テストを行い、同し評価規準に
従って肉眼で評価した。
結果を表3に示す。尚、表3中の洗浄効果の欄の数字は
評価点を示す。
表    3 表3から明らかなように、疎水性シリカの汚れ吸蔵能が
低い時でも疎水性シリカを多量に使用すれば汚れは落ち
るが不経済であり、汚れ吸蔵能は0.3以上が好ましい
実施例4 振盪試験による白濁を生ずるに到る経過時間が25分で
、静摩擦係数と粒度分布が表4に示したような値である
疎水性シリカを使用し、カーペット試験片に対する疎水
性シリカの残留性について評価した。評価は10cm 
X 10cmのパイル地カーペット(アクリル性)に各
疎水性シリカ2gを散布し、1〜2分間ブラシを使って
こすりつけた後に電気掃除機で吸引除去し、官能評価に
て次の規準に従って10人で評価した。
結果を表4に示す。尚、表中の疎水性シリカの残留性の
欄の数字は人数を示す。
く疎水性シリカの残留性の評価基準〉 1:ざらつき感がなく手触りが良い 2:僅かにざらつき感がある 3:少しざらつき感がある 4:ざらつき感が強い 表      4 表4から明らかなように、疎水性シリカの静摩擦係数及
び粒度分布を好ましい範囲内に調製したNo、 12及
び13は疎水性シリカの残留が少なく手触り感が非常に
良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は静摩擦係数測定装置の略示図である。 ■・・・平面板   2・・・移動フロック3・・・中
心点   4・・・シンクロナスモーター5・・・特殊
ワイヤ 6・・・センサー■・・・ナンターボール 8・・・摩擦係数目盛 出願人代理人  古 谷   馨 手続補正書(自発) 昭和63年5月11日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、疎水性(振盪試験による白濁を生ずるに到る経過時
    間が2分以上、又はメタノール試験によるシリカの沈降
    に必要なメタノール量が30容量%以上)の多孔質シリ
    カからなることを特徴とする繊維製品用洗浄剤。 2、疎水性(振盪試験による白濁を生ずるに到る経過時
    間が2分以上、又はメタノール試験によるシリカの沈降
    に必要なメタノール量が30容量%以上)の多孔質シリ
    カ及び洗浄用成分からなり、多孔質シリカ以外の不揮発
    性成分の含有量が15重量%未満であることを特徴とす
    る繊維製品用洗浄剤。 3、疎水性多孔質シリカの汚れ吸蔵能力が0.3以上で
    ある請求項1又は2記載の繊維製品用洗浄剤。 4、疎水性多孔質シリカの静摩擦係数が0.05〜0.
    30である請求項1又は2記載の繊維製品用洗浄剤。 5、疎水性多孔質シリカの粒度分布が 10ミクロン未満のもの:30重量%以下 10〜30ミクロンのもの:40重量%以上30ミクロ
    ンを越えるもの:30重量%以下である請求項1又は2
    記載の繊維製品用洗浄剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006057001A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Kao Corp 洗浄用組成物
JP2009185206A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Bridgestone Corp コーティング用組成物

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