JPH0121478B2 - - Google Patents

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JPH0121478B2
JPH0121478B2 JP55162998A JP16299880A JPH0121478B2 JP H0121478 B2 JPH0121478 B2 JP H0121478B2 JP 55162998 A JP55162998 A JP 55162998A JP 16299880 A JP16299880 A JP 16299880A JP H0121478 B2 JPH0121478 B2 JP H0121478B2
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JP
Japan
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shielding
connecting frame
edges
bent
shielding plates
Prior art date
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JP55162998A
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JPS5786099A (en
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Kenko Sasaki
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、既設の室内の壁、間仕切り等の表面
への電磁波を有効に遮蔽する遮蔽板の事後的な取
付け又はその取外しが簡単にしかも取付け表面を
損傷せずに行い得るようにした遮蔽板の取付け構
造に関するものである。
従来の技術 レントゲン室、シールドルーム等にあつては、
内部で発生した電磁波を外部に漏洩させず、また
外部からの電磁波を内部に侵入させないため、
壁、間仕切り等に電磁波を遮蔽する遮蔽材を事後
的に取付ける必要がある。
従来、この遮蔽材を取付ける作業は、まず、
壁、間仕切り等の表面に遮蔽材となる銅板等を接
着剤等で貼り着け、更にその上に化粧材を貼着す
る必要があり、しかも銅板等の継ぎ目は導電性を
もたせるため当て板を施し、或は縁辺を重ねて施
工する等極めて煩雑なものであつた。
また、遮蔽材は、接着剤等で強固に貼着して
壁、間仕り等の表面に取付けてあるため、必要に
応じてこれを取外すのが容易に行なえるものでは
なかつた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、既設の室内の壁、間仕り等の表面へ
の遮蔽板の事後的な取付け又はその取外しが簡単
にしかも取付け表面を損傷せずに行い得るように
することを可能とした遮蔽板の取付け構造をその
目的として開発したものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明の構成
は、両側縁2a,2a′を互いに内方に折曲げて形
成した挾着部2Aを有する中空の連結フレーム2
を壁、間仕切り等の適所に配置し、化粧材1Aと
銅箔、鉛シート等の薄板1Bとを表裏一体化した
遮蔽板1,1′を前記挾着部2Aにその折曲端辺
1a,1′aを挾み込みことで連結し、順次、壁、
間仕切り等を覆うようにしたものである。
作 用 本発明は前記の手段により、化粧材1Aと銅
箔、鉛シート等の薄板1Bとを表裏一体化した遮
蔽板1,1′は、壁、間仕切り等の適所に配置し
た連結フレーム2の挾着部2Aにその折曲端辺1
a,1′aを挾み込みことで連結して固定される
もので、既設の室内の壁、間仕切り等の表面へ事
後的にしかも容易に接着剤を用いることなく取付
けを行なうことが可能となり、また、必要に応じ
て遮蔽板1,1′を取除き元の部屋に復元する場
合にも、単に挾着部2Aから遮蔽板1,1′の端
辺1a,1′aを各々取外すだけで行い得るもの
となる。
実施例 以下図面に基づき、本発明の一実施例を説明す
ると、第1図は第一の実施例を示す断面図で、遮
蔽板1,1′を壁、間仕切り等の平面上に取付け
る場合を示す。
先ず、壁、間仕切り等(図面上においては図示
されていないが、本実施例の場合、連結フレーム
2、プラスターボード3等の背面側に接して位置
する。)の内側表面上に1メートル間隔をもつて、
連結フレーム2をボルト止め、接着等によつて固
定して配設する。ここで、連結フレーム2は遮蔽
板として銅材を用いるときは同じく銅製のフレー
ムとし、遮蔽板として鉛シートを用いるときは同
じく鉛製のフレームとする。また、連結フレーム
2は、その両側縁2a,2a′を互いに内方に析り
曲げて形成した挾着部24を有し、断面形状は略
中空の方形となり、両側縁2a,2a′は適宜の間
隙を有して対向し、当該間隙部の巾は遮蔽板1と
遮蔽板1′とを重ねた厚みと同巾程度とする。
次に、壁、間仕切り等の内側表面上に適宜の間
隙で配設した連結フレーム2,2間にはプラスタ
ーボード3等(遮蔽板1,1′の外圧による変形
防止用)を壁、間仕切り等の内側表面上への接着
等により配設する。本実施例においては、連結フ
レーム2とその両側のプラスターボード3,3と
の間にウレタン等の弾性材4を介在させ、連結フ
レーム2の挾着部2Aにおける側縁2a,2a′の
間隙部の拡開(後述)を行ない易くするように構
成しているが、連結フレーム2とその両側のプラ
スターボード3,3とに僅かな間隙が生じるよう
にプラスターボード3を設置してもよいものであ
る。
遮蔽板1,1′は、化粧材1Aと銅箔、鉛、シ
ート等の薄板1B(例えば、シールドルームの場
合は銅箔を、レントゲン室の場合は鉛シートを用
い、この他メツシユ状の金属網等を用いる場合も
ある。)とを表裏一体に接着したものであり、左
右の両端辺1a又は1′aを90度角折り曲げて形
成されている。
そして、遮蔽板1,1′の折曲端辺1a,1′a
の挾着部2Aへの取り付け方法を説明すると、第
1図において、先ず遮蔽板1の端辺1aを挾着部
2Aの側縁2a,2a′内に差し込み(この場合、
側縁2a,2a′間の間隙巾は遮蔽板1と1′とを
重ねた厚み巾と同程度であるので、当該間隙内に
端辺1aを差し込むことは容易にに行なえる。)、
次に遮蔽板1′の折曲端辺1′aを挾着部2Aに差
し込むには、先の尖つた円錐形状の先端部を有す
る器具を用いて、連結フレーム2の下端部から上
方30cm程度の場所における側縁2a,2a′間
に当該器具の先端部を押し込む(この場合、既に
側縁2a,2a′間には遮蔽板1の折曲端辺1aが
差し込まれており、上記器具の先端部は、正確に
は端辺1aの折曲部と側縁2a′の折曲部間に位置
している。)と、連結フレーム2とプラスターボ
ード3間には弾性材4が介在しており、フレーム
2自体が左右に拡開する余裕があるため、下方30
cmにわたり挾着部2Aに僅かなな隙間を生じさ
せ、当該隙間に遮蔽板1′の端辺1′aをその下端
部から差し込み、再び上記器具を30cm上方に移動
させて押し込むことで隙間を生じさせるようにし
て、順次端辺1′aの下方部から上方部を側縁2
a,2a′間(正確には側縁2a′と端辺1a間)に
差し込むようにして、折曲端辺1a,1′aを互
いに接して対向した状態で挾着部2Aに側縁2
a,2a′間に差し込み入れるものとする。この様
に、側縁2a,2a′の間隙部を拡開して遮蔽1,
1′の折曲端辺1a,1′aを挾着部2Aに押し入
れると、当該折曲端辺はフレーム自体の復元力に
より側縁2a,2a′間に強固に挾持される。この
とき、側縁2a,2a′と端辺1a,1′aとの各
折曲部とは一致して重なり合うようにし、プラス
ターボード3の表面と遮蔽板1,1′の裏面間に
空間が生じなようになす。
そして、遮蔽板1又は1′を裏側のプラスター
ボード3の表面に添わしながら両者間に余分な隙
間を与えないようにして、上記連結フレーム2の
左側(図面第1図上の左側)の連結フレーム2
(図示せず)の挾着部2Aの側縁2a,2a′間に
遮蔽板1′の他の端辺1′aを差し込み、又同様に
上記の連結フレーム2の右側(図面第1図上の右
側)の連結フレーム2(図示せず)の挾着部2A
の側縁2a,2a′間に遮蔽板1の他の端辺1aを
差し込む。この様にして、順次壁、間仕切り等に
配設した複数の連結フレーム2に遮蔽板1,1′
を取り付ける。
また、連結フレーム2の挾着部2Aは、本実施
例の他、両側縁2a,2a′間の対向間隙巾が、連
結フレーム2の中心部に達するほど狭くなるよう
になして(図面上においては遮蔽板1,1′の折
曲端辺1a,1′aが差し込まれているため図示
されていない。)、側縁2a,2a′が板バネの作用
を奏して、その間隙部に遮蔽板1,1′の折曲端
辺1a,1′aを差し込んだ時にこれを強固に挾
持するようになすことも出来る。
第2図は、第二の実施例を示す断面図で遮蔽板
1,1′を角(コーナー)部で連結する場合を示
すものであり、壁、間仕切り等(図面上において
は図示していないが、連結フレーム2、プラスタ
ーボード3の背面側に接して位置する。)のコー
ナー部の表面上に断面正方形状の連結フレーム2
を接着等で固定し、プラスターボード3、弾性材
4を介して隣接された左右の連結フレーム2,2
(図示せず)とによつて、遮蔽板1,1′を取り付
ける。
以上は、本考案の一実施例であり、これに限定
されるものではなく、コンクリート等の壁を築造
する段階で、連結フレーム2を適宜の間隔をもつ
て埋設等して、壁の表面上に連結フレーム2の挾
着部2Aの挿入口が表出するような構成でもよい
ものである。
尚、この実施例における遮蔽板1,1′の取付
けは、壁の側面相互の場合に限らず、天井と壁の
側面とに取付ける場合においても同様である。
発明の効果 以上の如くの構成に係る本発明は次の様な効果
を奏する。
本発明によれば、遮蔽板1,1′の壁、間仕切
り等の適所に配置した挾着部2Aを有する連結フ
レーム2への取付け、取外しは、単にその端辺1
a,1′aを前記挾着部2Aに挾み込んで連結し、
又挾着状態から引抜くだけで行い得るので、壁、
間仕切り等に直接遮蔽板1,1′を貼着して取付
けるものに比し、取付け、取外し作業の効率性が
著しく良くなる。また、壁、間仕切り等の取付け
表面を接着剤等で汚すこともないので、既設の室
内の壁面等への事後的な取付け、取外しに適す
る。しかも、遮蔽板1,1′は、化粧材1Aと銅
箔、鉛シート等の薄板1Bとを表裏を一体化して
構成していることから、遮蔽材の取付け後にその
表面の外観美を保持するため化粧材を貼着等して
設ける手間が省け、この点も取付け作業の効率性
の向上の一因となる。
また、遮蔽板1,1′の折曲端辺1a,1′aを
連結フレーム2に挾着すると、薄板1Bが挾着部
2Aに直接に接触することにより、挾着部2Aに
挾着されている端辺1a部の薄板1Bと、これと
接触する挾着部2Aの側縁2aと、挾着部2Aの
他の側縁2a′と、該側縁2a′と接触する端辺1′
a部の薄板1Bとの各々の部材間が電気的に接続
し、折曲端辺1a,1′a部は連結フレーム2で
囲まれることになり、遮蔽板1,1′の連設部位、
即ち、挾着部2Aの側縁2a,2a′間においても
電磁波の遮蔽効果は十分維持される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は第一の実施例の断面図、第2図は第二の実施例
の断面図である。 1,1′……遮蔽板、1A……化粧材、1B…
…薄板、1a,1′a……折曲端辺、2……連結
フレーム、2a,2a′……側縁、2A……挾着
部、3……プラスターボード、4……弾性材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両側縁2a,2a′を互いに内方に折曲げて形
    成した挾着部2Aを有する中空の連結フレーム2
    を壁、間仕切り等の適所に配置し、化粧材1Aと
    銅箔、鉛シート等の薄板1Bとを表裏一体化した
    遮蔽板1,1′を前記挾着部2Aにその折曲端辺
    1a,1′aを挾み込むことで連結し、順次、壁、
    間仕切り等を覆うようにした遮蔽板の取付け構
    造。
JP16299880A 1980-11-18 1980-11-18 Structure such as wall, room divider Granted JPS5786099A (en)

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JPS5786099A JPS5786099A (en) 1982-05-28
JPH0121478B2 true JPH0121478B2 (ja) 1989-04-21

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