JPH0121451Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0121451Y2
JPH0121451Y2 JP1984070011U JP7001184U JPH0121451Y2 JP H0121451 Y2 JPH0121451 Y2 JP H0121451Y2 JP 1984070011 U JP1984070011 U JP 1984070011U JP 7001184 U JP7001184 U JP 7001184U JP H0121451 Y2 JPH0121451 Y2 JP H0121451Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
socket holder
claw
socket
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984070011U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60181804U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7001184U priority Critical patent/JPS60181804U/ja
Publication of JPS60181804U publication Critical patent/JPS60181804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0121451Y2 publication Critical patent/JPH0121451Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の車輛用灯具におけるハウジ
ングとソケツトホルダーとの取付構造に関するも
のである。
(従来技術) この種のハウジングとソケツトホルダーとの取
付構造は第6〜8図に示したものが公知である。
この公知の構造において、1はハウジングであ
り、該ハウジングにソケツトホルダーの取付孔2
が設けられ、該取付孔2には複数の切欠部3,4
が設けられている。このハウジングに取付けられ
るソケツトホルダー5は、その胴部に長さ方向に
沿つて一対の翼部6を有すると共に取付側端部、
即ち前端部側に挿着部7とフランジ部8とが設け
られ、挿着部7には、前記切欠部3,4に対応さ
せて爪部9,10が形成され、これら爪部の後端
面中央部にリブ11,12が夫々設けられてい
る。
このような構成のハウジング1とソケツトホル
ダー5とを組付ける場合に、まずソケツトホルダ
ー5内にソケツト13を取付け、該ソケツトに電
球14を取付けてから、電球側を先にしてハウジ
ング1の取付孔2に挿着部7を挿着させる。この
時に、切欠部3,4に対して爪部9,10を対応
させ、ソケツトホルダー5を押し込む。このよう
に押し込むとフランジ部8がハウジング1の外側
に当接し、爪部9,10はハウジング1の内側に
臨むようになる。この状態でソケツトホルダーを
例えば右方向に廻すと爪部9,10のリブ11,
12がハウジング1の内側に当接し、ハウジング
との間で擦れながら切欠部3,4を超えて移動
し、フランジ部8と爪部9,10のリブ11,1
2とでハウジングを挾持して取付けられる。
しかしながら、このような取付構造であると、
ソケツトホルダー5の取付及び取外しのいづれの
場合にもリブ11,12とハウジング1とが擦れ
るために、リブ11,12の擦り減が著しくな
り、そのまま使用していると挾持圧が低下して両
者間にガタツキが生じ、振動等の伝達によつて弛
みソケツトホルダーが脱落する唐れがあり、長期
に使用できない欠点がある。
(考案の目的) 本考案はこれらの欠点を除去するためになされ
たものであつて、その目的はハウジングに対する
ソケツトホルダーの取付において、リブの擦り減
が半減し、長期に亘つて使用できるばかりでな
く、その取付作業においてワンタツチで行えるハ
ウジングとソケツトホルダーとの取付構造を提供
しようとするものである。
(考案の構成) 上記目的を達成させるためになされた本考案
は、複数個の切欠部を有する取付孔を設けたハウ
ジングと、前端側に挿着部とフランジ部とを有
し、挿着部の前記切欠部と対応する爪部を設けた
ソケツトホルダーとからなり、前記フランジ部と
前記爪部とでハウジングを挾持する取付構造にお
いて、前記ハウジング側には前記取付孔に沿つて
前記切欠部から適宜の角度範囲ずらした位置に複
数個の面取部を設け、前記ソケツトホルダー側に
は、前記挿着部に前記爪部の両側に近接してスリ
ツトを設けて爪部の形成部分に弾性をもたせ、圧
入取付けの際の位置合せのために前記ハウジング
と前記フランジ部とに位置合せマークを設けたこ
とを特徴とするハウジングとソケツトホルダーと
の取付構造であつて、挿着部における爪部の形成
部分に弾性を付与したので位置合せマークを合せ
て押圧するだけで、爪部が面取部を超えてハウジ
ングの内側に位置し、フランジ部との間で挾持す
るようになり、ソケツトホルダーの取付がワンタ
ツチで行えると共に爪部に設けたリブの擦り減り
が半減して長期に使用できるのである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明する。尚、理解を容易にするため従来例と同一
部分には同一符号を付してその説明を簡略する。
ハウジング1の取付孔2には複数個の切欠部3,
4の外に取付孔に沿つて前記切欠部から適宜の角
度範囲(約30〜60゜)ずらした位置に複数個の面
取部21,22を設け、この面取部の内の一方の
面取部21の位置を表示するための位置合せマー
ク23をハウジング1に設けてある。又、前記切
欠部の内他方の切欠部4は従来の切欠部よりも前
記した角度範囲(約30〜60゜)だけ多く切欠いて
形成し、後述するように逆方向への回転を防止す
る役目を果す。
ソケツトホルダー5は従来例と同じように翼部
6、挿着部7、フランジ部8、爪部9,10及び
リブ11,12を備えている点では同一である
が、更に本考案にあつては、第3図及び第4図に
示したように、挿着部7にスリツト24,25,
26,27を設けた点に特徴がある。この場合の
スリツトの形成は、各爪部9,10の両側に近接
した状態で設けられ、それによつて爪部の形成部
分が全体的に弾性をもつようになる。更に又、挿
着部7には他方の爪部10に近接して、前記切欠
部4に嵌るストツパー用突部28が一体に形成し
てあり、該切欠部4の一方の端部から他方の端部
まで移動が可能であり、それによつてソケツトホ
ルダー5の回転方向が決定されるのである。
前記したハウジング1側の位置合せマーク23
に対応して、ソケツトホルダー5側にも同じよう
な位置合せマーク29が設けられる。この場合
は、ハウジング側のマーク23が面取部21の位
置表示をする位置に設けられているため、ソケツ
トホルダー5側においても、これに対応する一方
の爪部9の位置を表示する位置で且つフランジ部
8上に設けてある。これら位置合せマーク23,
29は必ずしも面取部と爪部との位置を表示する
必要はなく、対応する面取部と爪部とが一致する
ように、他の部分に位置合せマークを設けても良
い。
(作用) このように構成された本考案の取付構造にあつ
ては、従来例と同じようにソケツトホルダー5に
ソケツト13を挿着固定し、該ソケツト13に電
球を取付けてから、第5図に示したように位置合
せマーク23,29を一致させてソケツトホルダ
ー5をハウジング1の取付孔2に臨ませ、そのま
ま更にソケツトホルダー5を押圧すると、爪部
9,10が対応する面取部21,22に当接し、
面取部に沿つて爪部及びスリツトで区分された爪
部形成部分全体が内側に夫々押し下げられ、爪部
がハウジングの肉厚部分を超えた時にそれ自体の
弾性力により復元し、ハウジング1を爪部とフラ
ンジ部8とで挾持するようになる。従つて、ソケ
ツトホルダー5の取付けに際しては単に押圧する
だけのワンタツチで簡単に取付けられ、リブ1
1,12もハウジング1との間で擦れることはな
い。この状態でソケツトホルダー5が取付けられ
ると、挿着部7に設けられたストツパー用突起2
8は切欠部4の図において下方の端部寄りに嵌つ
て位置する。
電球14の断線等によつてソケツトホルダー5
を取り外す場合は、従来例と同じようにソケツト
ホルダー5を左方向に所定の角度、例えば60゜程
度回転させると、爪部9が切欠部3に位置し、爪
部10が切欠部4に位置して取り外せるようにな
る。この時に切欠部4に嵌つているストツパー用
突起28は、該切欠部4の図において上方の端部
寄りに移動して切欠部の端部に当接し、それ以上
の回転ができないようになる。もし、誤つてソケ
ツトホルダー5を右方向に回転させて取り外そう
とすると、ストツパー用突起28が切欠部4の下
方の端部に当接しているので右方向の回転が不可
の状態にあり、最初から誤つた操作はできない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るハウジングと
ソケツトホルダーとの取付構造は、従来例のフラ
ンジ部と爪部とでハウジングを挾持するもので且
つ取付時及び取外し時のいづれにおいても回転に
よつてハウジングと爪部のリブとが擦れる構造の
ものを改良して、ハウジング側に複数の面取部を
設け、ソケツトホルダー側に爪部の両側に近接し
てスリツトを設けると共に位置合せマークを設け
た構造にしたので、取付時において単に押圧する
だけのワンタツチで簡単に取付けることができ、
取外す時にのみ爪部のリブとハウジングとが擦れ
るだけであるので、該リブの擦り減度合が従来の
ものに比べて半減し、それだけ、つまり2倍の使
用寿命が延びるという優れた効果を奏する。
更に、その取付けに当つて前記した通り押圧す
るだけのワンタツチ操作のみであるから取付作業
が極めて簡単で、且つ位置合せマークによつて適
正位置に速かに取付けることができるという優れ
た効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るハウジングとソケツトホ
ルダーとの取付構造を示す断面図、第2図は同取
付構造における要部のみを示すハウジングの背面
図、第3図は同取付構造のソケツトホルダーにお
ける要部のみを拡大して示した平面図、第4図は
同ソケツトホルダーの正面図、第5図は第1図に
おける組立状態における背面図、第6図は従来例
の取付構造の断面図、第7図は同従来例のハウジ
ングの要部のみを示す背面図、第8図は同従来例
のソケツトホルダーの平面図である。 1……ハウジング、2……取付孔、3,4……
切欠部、5……ソケツトホルダー、6……翼部、
7……挿着部、8……フランジ部、9,10……
爪部、11,12……リブ、21,22……面取
部、23,29……位置合せマーク、24,2
5,26,27……スリツト、28……ストツパ
ー用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の切欠部を有する取付孔を設けたハウジ
    ングと、前端側に挿着部とフランジ部とを有し、
    挿着部に前記切欠部と対応する爪部を設けたソケ
    ツトホルダーとからなり、前記フランジ部と前記
    爪部とでハウジングを挾持する取付構造におい
    て、前記ハウジング側には前記取付孔に沿つて前
    記切欠部から適宜の角度範囲ずらした位置に複数
    個の面取部を設け、前記ソケツトホルダー側に
    は、前記挿着部に前記爪部の両側に近接してスリ
    ツトを設けて爪部の形成部分に弾性をもたせ、圧
    入取付けの際の位置合せのために前記ハウジング
    と前記フランジ部とに位置合せマークを設けたこ
    とを特徴とするハウジングとソケツトホルダーと
    の取付構造。
JP7001184U 1984-05-14 1984-05-14 ハウジングとソケツトホルダ−との取付構造 Granted JPS60181804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001184U JPS60181804U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 ハウジングとソケツトホルダ−との取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001184U JPS60181804U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 ハウジングとソケツトホルダ−との取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60181804U JPS60181804U (ja) 1985-12-03
JPH0121451Y2 true JPH0121451Y2 (ja) 1989-06-27

Family

ID=30606225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001184U Granted JPS60181804U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 ハウジングとソケツトホルダ−との取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60181804U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8615923U1 (de) * 1986-06-13 1986-07-31 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH, 81543 München Elektrische Lampe für Kfz-Beleuchtung
JP2589845Y2 (ja) * 1990-05-14 1999-02-03 東洋電装株式会社 照明装置
JP4522024B2 (ja) * 2001-07-27 2010-08-11 キヤノン株式会社 水銀ランプ、照明装置及び露光装置
EP3816500B1 (en) 2018-06-01 2023-09-27 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lamp for vehicles
JP6590997B1 (ja) * 2018-06-01 2019-10-16 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP6760441B2 (ja) * 2019-06-05 2020-09-23 岩崎電気株式会社 照明器具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS432124Y1 (ja) * 1965-02-11 1968-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS432124Y1 (ja) * 1965-02-11 1968-01-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60181804U (ja) 1985-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20050042063A (ko) 차량의 방풍유리용 와이퍼 장치
US4819133A (en) Replaceable headlamp assembly
KR950002507B1 (ko) 와이퍼블레이드의 피봇죠인트
JPH0121451Y2 (ja)
US2657083A (en) Coupling means
US4429431A (en) Windshield wiper arm to blade connector
JPH0329974Y2 (ja)
JPS6331889Y2 (ja)
JP4017260B2 (ja) ワイパーブレードに取付けるホルダー付連結具及びホルダー付連結具を取付けたワイパーブレード
KR100681177B1 (ko) 차량용 리어 와이퍼
JPH0211735Y2 (ja)
JPH059713Y2 (ja)
JPH074380Y2 (ja) ホース継手の取付構造
JPS602324Y2 (ja) 樹脂製筒状部材の板状体への取付構造
JPS6333723Y2 (ja)
JPH0354305Y2 (ja)
JPH0545854Y2 (ja)
JPH0231745Y2 (ja)
JPH11345663A (ja) 回転式ソケット
JPH0132595Y2 (ja)
JPH0242893Y2 (ja)
JP2529088Y2 (ja) 電気コネクタ
JP2595806Y2 (ja) ボールペン用キャップ
JPS59242Y2 (ja) 車輛用ホイ−ルカバ−
JPH0353207Y2 (ja)