JPH01212299A - ムライトウィスカーの製造方法 - Google Patents

ムライトウィスカーの製造方法

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JPH01212299A
JPH01212299A JP3482788A JP3482788A JPH01212299A JP H01212299 A JPH01212299 A JP H01212299A JP 3482788 A JP3482788 A JP 3482788A JP 3482788 A JP3482788 A JP 3482788A JP H01212299 A JPH01212299 A JP H01212299A
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JP
Japan
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mullite
source
whiskers
raw material
aspect ratio
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JP3482788A
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Kiyoshi Okada
清 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、ムライトウィスカーの製造方法に関し、さら
に詳しくは、アスペクト比が10以上であるムライトウ
ィスカーを容易に製造しうるようなムライトウィスカー
の製造方法に関する。
Hの 術口・背景ならびに のU題。
ムライトハ、3A10 ・2S1o2〜2A10 ・S
 i O2で示される化学組成を有し、このムライトを
主成分として含むムライトセラミックスは、漫れた高温
強度を有し、さらに耐薬品性、耐熱街♀性にも優れてお
り、たとえば理化学用は器、熱電対用保護管などに用い
られている。
ところが、ムライトセラミックスは靭性に劣るという問
題点があった。
このような問題点を解決するため、ムライトセラミック
ス中に繊維状の単結晶たとえば炭化窒素(Si C)ウ
ィスカーを含有させる方法が提案されている。またムラ
イトセラミックス中にムライトウィスカーを含有させる
方法も、本発明者らによって検討されている。またムラ
イトウィスカーは、重合体のフィラーなどとしての用途
に用いられることが期待されている。
ところが従来、ムライトウィスカーなどの繊維状の単結
晶であるウィスカーは、一般に気相反応法によって製造
されているため、その製造に手間がかかるとともに製造
コストも窩いという問題点があった。このため簡単な方
法によりムライトウィスカーを製造しうるようなムライ
トウィスカーの製造方法の出現が望まれていた。
几J眩とl的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、簡単な方法でしかも安価に、
アスペクト比が10以上であるムライトウィスカーを製
造しうるようなムライトウィスカーの製造方法を提供す
ることを目的としている。
魚曹し1票 本発明に係るアスペクト比が10以上であるムライトウ
ィスカーの製造方法は、ムライトを形成しうるような割
合で5io2源とAJ□03源とを含む原料混合物に、
1〜30原子%のAlF3を添加し、800〜1600
℃の温度で焼成することを特徴としている。
本発明に係るムライトウィスカーの製造方法は、ムライ
トを形成しうるような割合でSiO2源とAJ203源
とを含む原料混合物に、1〜30原子%のA、l!F3
を添加し、900〜1600℃の温度で焼成しているの
で、簡単な方法でしかも安価に、アスペクト比が10以
上であるムライトウィスカーを製造しうる。
1胛左且体煎皿里 以下本発明に係るムライトウィスカーの製造方法につい
て具体的に説明する。
本発明では、まず、ムライトを形成しうるような割合で
SiO源とA j 203源とを含む原料混合物を準6
mする。
SiO源としては、焼成時にSiO□となりうるような
化合物ならばどのような化合物であっても用いることが
でき、具体的には、 5i(QC)()  、5i(QC,、H5)4等のア
ルコキシド、オルトケイ 酸化合物、シリカゲル、シリ
カゾルなどが用いられる。
All  O源としては、焼成時にAl2O3となりう
るような化合物ならばどのような化合物であっても用い
ることができ、具体的には、AJ(No  )  ・9
HO,AlCl2等の塩、A、1l(OC3I(7)3
等のアルコキシド、Aj  (OH)  、ベーマイト
、アルミナゲル、アルミナゾル、γ−アルミナなどが用
いられる。
また場合によっては、5i02源およびAj□03源と
して、シリカ−アルミナゲル、カオリナイトなどを用い
ることもできる。このようなSiO源およびA1□03
源を用いる場合には、その組成に応じて、シリカゲル、
アルミナゲルなどを併用して、ムライトを形成しうるよ
うなtI合でSiO源とAj 203源とを含む原料混
合物を準備する。
また本発明では、後述するように、上記のようF もま
たAJ□03源として、原料混合物中に含まれるSiO
源とAj□03源との量を決定する際に考慮されること
が好ましい。
本発明では、上記のような割合でSiO□源とAJ  
O源とを含む原料混合物に、AlF3を1〜30原子%
好ましくは5〜20原子%の量で添加する。 Aj F
 3の添加呈が1原子%末渦であると、得られるムライ
トのアスペクト比が小さくなるため好ましくなく、一方
30原子%を超えると、S i O2と反応しなかった
AlF3が板状のAj703として混入することになる
ため好ましくない。
AlF、3は、上記のようなSiO□源とAj703源
とを混合する際に同時に原料混合物中に添加してもよく
、また5iO7源とA1□03源とから低温での焼成に
よってゲル状物を調製し、このゲル状物中にAlF3を
添加してもよい。
上記のようにして調製されたAlF3.5i02源およ
びAj□03源が含まれた原料混合物を、800〜16
00℃好ましくは1000〜1200℃の温度で焼成す
る。焼成時間は、焼成温度と合成するムライトの組成に
応じて大きく変化するが、通常0.5〜10時間程度で
ある。
このような焼成は、酸素含有雰囲気下たとえば空気中で
、蓋付ルツボを用いて行なわれることが好ましい、蓋付
ルツボを用いることによって、ある程度の気密性が付与
され、焼成時にAlF3の分解によって生ずると考えら
れるフッ素イオンあるいはフッ素ガスなどが、5i02
あるいはS i O2源に充分に接触できるようになる
ため好ましい。
このようにしてAj F  、 S i 02源および
A、11203源が含まれた原料混合物を、800〜1
600℃の温度で焼成すると、アスペクト比が10以上
、好ましくは15以上さらに好ましくは50以上である
単結晶構造のムライトウィスカーが得られる。
得られるムライトウィスカーは、通常1〜100μm程
度の長さおよび0.01〜1μm程度の太さを有してい
る。このようなムライトウィスカーの大きさ、アスペク
ト比などは、A」F3の添加量および蓋付ルツボの気密
性などに応じて変化する。
なお得られるムライトウィスカーが単結晶であることは
、透過型電子型la鏡による電子線回枡などを用いてム
ライトウィスカーを調べることによって確かめられる。
ルー例豆盟 本発明に係るムライトウィスカーの製造方法は、ムライ
トを形成しうるような割合で3 + 02 aとAfJ
2o3源とを含む原料混合物に、1〜30原子%のAl
F3を添加し、900〜1600℃の温度で焼成してい
るので、簡単な方法でしかも安価に、アスペクト比が1
0以上であるムライトウィスカーを製造しうる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
K胤■ユ 5i(QCH)   41.666+r、Aj (No
)   ・9820 202.618 tをエタノール
に溶解し、全量を1jとした。得られた溶液にA J 
F 3を5.04g分散させ、よく撹拌してサスペンシ
ョン状態とした。この懸濁液に濃アンモニア水を約20
m1滴下したところ沈澱が得られた。この沈澱を湯浴上
で乾燥した後、300℃で5〜6時間乾燥して粉末を得
た。
このようにして得られた粉末を、蓋付ルツボに入れて1
200℃で2時間空気中で焼成したところ、長さ1〜3
μm、アスペクト比10以上の単結晶ムライトウィスカ
ーが得られた。
得られたムライトウィスカーの電子% bt 鏡写真を
第1図に示す。
え臣皿ユ 実施例1において、蓋付ルツボの代わりに接合面が研摩
された蓋付ルツボを用いた以外は、実施例1と同様にし
た。
得られたムライトウィスカーの電子m微鏡写真を第2図
に示す。
火1皿旦 5i(QCH)  とA、ll (N03)3 ・9H
Oとを用いて2Si02 ・3 A J 203なる組
成を有するゲルを調製し、これを1000℃で仮焼した
得られた仮焼物にAlF3を20原子%の量で添加して
充分に混合した後、研磨した蓋付ルツボに入れて120
0°Cで12時間焼成したところ、長さ2〜5μm、ア
スペクト比10〜50のムライトウィスカーが得られた
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1において得られたムライトウィスカ
ーの電子類fAtIQ写真であり、第2図は、実施例、
2において得られたムライトウィスカーの電子顕微鏡写
真である。 代理人  弁理士  鈴 木 俊一部 °〕      ・、 ’l”;   2   知 手続補正舎 昭和63年 6月21日 特許庁長官  小 川 邦 夫  殿 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願第34,827号2、発明の名
称 ムライトウィスカーの製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 氏  名    岡  1)  清 4、代 理 人 (郵便番号141) 東京部品用区東五反田−丁目25番4号ニーエムビル4
階 6、補正の対象 7、補正の内容 1)明細書第10頁第2行〜第5行において、[第1図
は、実施例1において得られたムライトウィスカーの電
子顕微鏡写真であり、第2図は実施例2において得られ
たムライトウィスカーC電子類1紋鏡写真である。Jと
あるのを、「々N1図は、実施例1において得られたム
ライトウィスカーの結晶構造を示す電子類R鏡写真てあ
り、第2図は、実施例2において得られたムうイトウィ
スカーの結晶構造を示す電子顕微鏡写rである。」と補
正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ムライトを形成しうるような割合でSiO_2源とAl
    _2O_3源とを含む原料混合物に、1〜30原子%の
    AlF_3を添加し、800〜1600℃の温度で焼成
    することを特徴とするアスペクト比が10以上であるム
    ライトウィスカーの製造方法。
JP3482788A 1988-02-17 1988-02-17 ムライトウィスカーの製造方法 Pending JPH01212299A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4102063A1 (de) * 1990-03-15 1991-09-19 Chichibu Cement Kk Verfahren zur herstellung von mullit-whiskern
US5229093A (en) * 1990-03-15 1993-07-20 Chichibu Cement Co., Ltd. Method for making mullite whiskers using hydrofluoric acid
US5252272A (en) * 1989-07-28 1993-10-12 Engelhard Corporation Thermal shock and creep resistant porous mullite articles prepared from topaz and process for manufacture
CN101935877A (zh) * 2010-09-03 2011-01-05 昆明理工大学 一种常压烧结合成莫来石晶须的方法
CN112047726A (zh) * 2020-09-02 2020-12-08 上海交通大学 定向凝固用莫来石晶须增强铝基陶瓷型芯制备方法

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CN101935877A (zh) * 2010-09-03 2011-01-05 昆明理工大学 一种常压烧结合成莫来石晶须的方法
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