JPH01212077A - 電子内視鏡用信号処理回路 - Google Patents

電子内視鏡用信号処理回路

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JPH01212077A
JPH01212077A JP61313277A JP31327786A JPH01212077A JP H01212077 A JPH01212077 A JP H01212077A JP 61313277 A JP61313277 A JP 61313277A JP 31327786 A JP31327786 A JP 31327786A JP H01212077 A JPH01212077 A JP H01212077A
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filter
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signal
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JP61313277A
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Masahiko Sasaki
雅彦 佐々木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は低照度の被写体に対しても高いS/Nで撮像信
号とする電子内視鏡用信号処理回路に関する。
[従来の技術] 近年、内視鏡においてもファイババンドルで形成したイ
メージガイドで光学像を伝送することなく、COD等の
固体撮像素子を用いて光電変換した電気信号を電気ケー
ブルにて伝送し、モニタ装置にてカラー表示する電子式
の内視鏡(以下、電子内視鏡と記す。)が実用化される
ようになった。
この電子内視鏡では撮影(撮像)した信号は電気信号で
あるため、VTR等に記録したり、信号処理して診断し
易い画像にしたりすることも行い易く、今後基々普及す
る状況にある。
ところで電子内視鏡においても挿入部はできるだけ細径
であることが、患者に与える苦痛を小さくすることから
必要とされるが、CODを内視鏡に用いた場合、挿入部
先端部においてかなりのスペースを占有してしまい、一
定の外径以内に保つ゛にはライトガイドの有効断面積が
小さくなり、照明光σが不足する場合がある。又、より
細径化の要請上からライトガイドも断面積が小さなもの
が望ましく、使用の状況によっては照明光分が不足する
場合もあり、被写体を低照度でしか照明できない場合も
おこり得る。又、通常の使用では十分の照明を行える場
合でも、レーザ光照射による螢光観察を行う場合には非
常に低照度の照明になり、jl像信号の信号レベルは非
常に小さくなる。
ところで、COD出力信号に含まれるランダムノイズ成
分は、被写体の照度に依らずある一定値をとることから
、COD出力信号のS/Nは被写体照度が低ければ、低
い程小さな値になってしまう。従って、低照度の被写体
を観察するために信号処理回路の増幅度を上げた場合、
画像信号の平均電圧レベルは上がっても、信号゛のS/
Nは変らないので、観察される画像ノイズに埋もれた見
ずらい画像になってしまう。
そこで低照度の被写体を撮像する場合は信号処理回路の
増幅度を上げるとともに画像信号のノイズを除去してS
/Nを改善する手段を用いる。
画像のノイズを除去する手段として (1)近傍の画素
との加算平均をとる方法、(2)同一画素のデータを一
定時間加算平均する方法等が知られている。
(1)は画像を構成する画素の空間的相関を利用したも
のであり、滑らかな画像のノイズ除去に効果がある。(
2)は画像の時間相関を利用したものであり、81M変
化の小さい画像即ち静止画像のノイズ除去に大変効果が
ある。いずれの方法も、加算する画素数((2)の場合
画像の枚数)をnとしたとき、ノイズレベルは1/C酊
に低減することができる。
また、(2)の方法は、特願昭59−155794とか
特願昭60−109577に示されるように、複数のフ
レームメモリを用いて画像を1フレーム走査時間ずつ遅
延し、加算平均をすることで実現することができる。
上記(2)の方法による従来例を第13図に示り。
CCD1による撮像信号はプリプロセス部2で増幅とか
不要高周波の除去が行われた後、A/Dコンバータ3で
ディジタル信号に変換された後、メモリコントローラ4
で切換えが行われるマルチプレクサ5を経て第1メモリ
6aないし第5メモリ6eに記憶される。これらメモリ
6a〜6eのデータは同時に読み出され、加算器7で加
算された後、D/Aコンバータ8でアナログ信号に変換
され、ホストプロセス部9でNTSC方式等の映像信号
に変換され、モニタ10で表示される。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、(1)の方法は本質的には入力画像に対して空
間的低域通過フィルタをかけていることになり、出力画
像の鮮鋭さは劣化する。
一方、(2)の方法は、前述のとおり、画像の時間相関
を利用したものであるから、時間的変化の小さい画像、
即ち静止画に対しては鮮鋭さが維持されるが、時間的変
化の大きな画像即ち動画に対しては像のブレ等が生じ1
度速い被写体に対して遅いシャッター速度で撮った写真
のような画像になってしまう。また、(2)の方法を用
いた第13図の従来例は、複数のフレームメモリを必要
とし、例えば静止画像に対し、S/Nを6dB改善する
ためには、4フレ一ム分のフレームメモリを用意しなけ
ればならず、装置の規模が太き(なり、また複雑となる
欠点がある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、動画
に対する画像の劣化が小さく、低照度の被写体に対して
もS/Nのよい画像の得られる電子内視鏡用信号処理回
路を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用コ 本発明は第1図の概念図に示すように、低照度の被写体
に対してゲインを上げて増幅する可変ゲイン増幅アンプ
(乗算器)11と画像の時間的変化の大小を検出する動
き検出器12と、この動き検出器12の出力によってフ
ィルタ特性が可変制御される巡回型のノイズ除去フィル
タ13との3つを主要素として構成しである。
被写体はCCD14によって撮像され、その画像信号は
プリプロセス部路15を介し、乗算器11で増幅後ノイ
ズ除去フィルタ13に入力され、ノイズ除去された後ホ
ストプロセス回路16を経てモニタ等に入力される。上
記ノイズ除去フィルタ13は1フレーム遅延素子17と
、動き検出器12の出力で決定される係数設定器18の
係数及び前記遅延素子17の出力とが乗算される乗算器
19と、両乗算器11.19の出力が加算される加鐸器
20と、この加算出力及び係数設定器21の出力とが乗
算される乗算器22とからなる。
上記乗算器11の出力は加算器23で遅延素子17の出
力側との差分を抽出して動き検出器12に入力される。
尚、この遅延素子17の出力は、乗算器24で係数設定
器17の係数との乗算が行われて加算器23に入力され
る。
尚、ブリプロセス回路15の出力を増幅する乗算器11
は、ゲイン設定器25の出力でその乗算係数(ゲイン)
が決定される。
巡回型に構成されたノイズ除去フィルタ13は、画像の
時間平均をある重み付けで行うものであり、このフィル
タ13の原理図を第2図に示す。ここで第1図における
1フレーム遅延素子17はz −1で表わした遅延演算
子17′、乗算器19はαで表わした係数(乗算)器1
911加算器20は加算(演算)器20′、乗算器22
はβで表わした係数(乗算)器22に相当する。
時刻kにおけるフィルタへの入力画像をuk。
出力画像をyk、フィルタ内部の状態をxkとおくと、
第2図のフィルタは次のように表わされる。
x、に=αxk  +uk   ・・・・・・■yk 
=βxk     ・・・・・・■但し、uk、xk、
ykは画像中のある同一画素に関するものであり、また
0≦α≦1とする。
上記0式より k  H−1。
xk  =Σα  ul  +αxO・・・・・・■゛
藝箇1 となる。ここでx□はに=oの初期値である。
即ち、このフィルタは重み付は係数αの値を小さくして
ゆくと、より現在の画像信号を重視するように働き、α
の値を1に近づけるにつれ、より過去の画像信号を重視
するように働く。そこで、入力画像の時間変化の小さい
とき、即ち静止画のときは、αを1に近づけ、時間変化
の大きいとき、即ち動画のときはαを小さくすることに
よって、動画にも静止画にも対応することのできるノイ
ズフィルタとなり得る。
また被写体が明るいときには、つまり前段アンプゲイン
の小さいときには暗い時に比べて、入力画像のS/Nが
良いので、αを小さくしてフィルタの特性を動画に合っ
たものにする。
このように機能するように、本発明では、動き検出器1
2で画像の時間的変化を検出し、この値と、前段アンプ
11のゲイン設定値とから、フィルタ13の係数を決定
し、これによって被写体の明るさ、動きの両方に適応す
ることのできるノイズ除去フィルタを構成し、電子内視
鏡に適した信号処理を行うようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第3図は本発明の第1実施例を備えた電子内視鏡装置を
示し、第4図は動き検出器の構成を示す。
第3図に示すように第1実施例の信号処理装置を備えた
電子内視鏡装置31は撮像手段を収納した電子内視鏡(
電子スコープとも記す。)32と、この電子スコープ3
2の撮像信号を信号処理する第1実施例の信号処理回路
33と、この電子スコープ32に照明光を供給する光源
部34と、信号処理したR、G、B出力を表示する図示
しないモニタとからなる。
上記電子スコープ32は体腔内に挿入し易いように細長
の挿入部を有し、その挿入部の先端部には対物レンズ3
5と、この対物レンズ35の焦点面にその撮−像面が配
置されたC0D36とによる撮像手段が収納されている
。このCCD36の光電変換出力は、プリプロセス回路
37を経て信号処理回路33を形成するアンプ38に入
力される。
又、上記電子スコープ32内にはライトガイド39が挿
通されている。しかして光源部34内に収納された光源
ランプ41の照明光が反射鏡42で反射された平行光束
にされれ、この平行光束の光路上に介装された回転フィ
ルタ43のR,G。
8色透過フィルタでR,G、Bの照明光に色分離された
該R,G、B照明光はコンデンサレンズ44で集光され
てライトガイド39に昭射される。
尚、上記回転フィルタ43はモータ45で回転駆動され
る。このライトガイド39によって、照明光を伝送し、
被写体をR,G、Bの光で順次照明し、このR,G、B
色順次照明のもとでCCD36を用いてI像された信号
は、R,G、B色順次信号となり、信号処理回路33を
形成し、外部のゲイン設定器46によりそのゲインが設
定されるアンプ38に入力される。
上記アンプ38で増幅された信号は、A/Dコンバータ
47でディジタル量に変換された後、決。
G、B色順次信号と同期して切換えられる切換スイッチ
SW1を経てR,G、Bメモリ4B、49゜50に書き
込まれる。これらR,G、Bメモリ48.49.50に
それぞれ1フレーム分書き込まれると、同時に読み出さ
れ、D/Aコンバータ51をそれぞれ経てアナログ信号
に戻され、それぞれホストプロセス回路52を経て、R
,G、B色信号に変換されて、図示しない外部装置、例
えばモニタに出力される。
一方、上記スイッチSW1は、螢光観察スイッチSW2
に3flilJして、A/Dコンバータ47の出力を巡
回型ノイズ除去フィルタ53に入力する。
この場合、このノイズ除去フィルタ53の出力側に設け
られた切換スイッチSW3も同時に連動して切換えられ
、このノイズ除去フィルタ53の出力をR,G、Bメモ
リ48.49.50の出力端に接続された各D/Aコン
バータ51に入力できるようにしである。尚、巡回型ノ
イズ除去フィルタ53は、例えば第1図に示すノイズ除
去フィルタ14が用いられる。上記ノイズ除去フィルタ
53の出力は係数器54を経てA/Dコンバータ47の
出力と共に動き検出器55に入力され、これら両出力か
ら動き量を検出し、その検出出力とゲイン設定器46の
出力とはフィルタ係数設定器56に入力される。このフ
ィルタ係数設定器56の出力は、ノイズ除去フィルタ5
3に入力され、ノイズ除去フィルタ53のフィルタ特性
を制御する。
尚、動き検出器55は、例えば第4図に示すよぅに、A
/Dコンバータ47の出力からノイズ除去フィルタ53
側の出力を減算又は反転して加算する加算器57とこの
出力の絶対値と類レベルとを比較して出力するコンパレ
ータ58とからなる。
このように構成された第1実施例においては、通常の内
視鏡観察時には巡回型ノイズ除去フィルタ53を用いる
ことなく撮像信号を表示し、一方、螢光観察時にはノイ
ズ除去フィルタ53を用いるようにしている。以下この
第1実施例の動作を説明する。
通常の内視鏡観察時には、光源部34の光源ランプ41
を点灯して、このランプ41の白色光を回転フィルタ4
3を回転させることによって、RlG、B順次照明光に
色分離してライトガイド39の入射端面に昭射する。し
かして、このライトガイド39の先端面から出射される
R、G、、B色順次照明光で被写体を照明し、その色順
次照明光で照明された被写体像がCCD36の撮像面に
結ばれる。この被写体像は光電変換された電気信号にさ
れ、プリプロセス回路37を経て信号処理回路33を形
成するアンプ38に入力される。このアンプ38は、ゲ
イン設定器46によって、通常の内視鏡観察時には低い
ゲインに設定され、増幅された撮像信号はA/Dコンバ
ータ47でディジタル量に変換され、R,G、B色順次
照明に同期して切換えられる切換えスイッチSW1を経
てRlG、Bメモリ48.49.50に順次書き込まれ
る。R,G、Bメモリ48.49.50に1フレ一ム分
づつの書き込みが終了すると、これらは同時に読み出さ
れ、D/Aコンバータ51でアナログ信号に変換され、
さらにポストプロセス回路52を経て、R,G、B色信
号にされて図示しないモニタに入力され、カラー表示さ
れる。
一方、被写体に螢光剤を塗布し、レーザ光等で励起して
螢光を観察する螢光観察時には、電子スコープ32の操
作部とか信号処理回路33に設けられた螢光観察スイッ
チSW2をオンする。このスイッチSW2がオンすると
、これに連動してスイッチSW1がノイズ除去フィルタ
53とも接続され(つまりA/Dコンバータ47の出力
がノイズ除去フィルタ53に入力される。)、さらにス
イッチSW3もオンするため、ノイズ除去フィルタ53
が作動し、その出力はR,G、B信号系に均等に入力さ
れる。
又、上記螢光観察スイッチSW2がオンすると、ゲイン
設定器46の設定値が大きい値に変わり、アンプ38の
ゲインを大きくすると共に、フィルタ係数設定器56の
係数を変更するように働きかける。一方ノイズ除去フィ
ルタ53からは、1フレ一ム時間遅延されたフィルタ出
力が、A/Dコンバータ47の出力と共に、動き検出器
55に入力され、画像の時間変化の大きさに応じてフィ
ルタ係数を変更するように、フィルタ係数設定器56に
作用する。つまり、動き量が小さい場合にはノイズ除去
フィルタ53の性能を上げてS/Nを改善し、動き是が
大きい場合にはフィルタの性能を小さくして動きによる
画像の劣化を抑制することができる。
第5図は本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例ではCCD36の撮像信号は、プリプロ
セス回路37、アンプ38を経て巡回型ノイズ除去フィ
ルタ61に入力され、このノイズ除去フィルタ61の出
力はホストプロセス回路62を経てモニタ又は後段処理
回路へ入力される。
このノイズ除去フィルタ61は第2図に示すノイズ除去
フィルタ53と構成が若干具り第2図の係数器22′が
加算器20′の出力端と、遅延素子17(記号表示の遅
延素子17)の入力端との間に介装した係数器63にし
である。又、遅延演算子17′の出力端側の係数器19
′は、係数がα/(1−α)の係数器(又は乗算器)6
4にしである。
上記遅延演算子17′の出力は係数器64と共に、1/
α2の係数の係数器65を経て、アンプ38の出力と共
に、動き検出器66に入力される。
この動き検出器66の出力は、ゲイン切換器67の出力
と共に係数切換器68に入力され、この係数切換器68
の出力で、係数器63.64の係数1−α、α/(1−
α)の値が可変される。
例えば、動き検出器66で検出される動き量が大きいと
、係数αは小さく、一方、動き量が小さい程αが大きく
されてフィルタ61のランダムノイズ除去機能が大きく
される。
第5図に示すノイズ除去フィルタ61の特性は、係数α
に応じて次のような特性を示す。
第5図から、フィルタ内部の状態xk及びフィルタ出力
ykは次のように表わされる。
xk −αxk−1+ (1−a> uk  ・・・■
′yk=xk            ・・・■′■′
を2変換すると、 (1−cxZ−1) X(z) =(1−α) U(z
)  =■′となり、従って 0式より、フィルタの周波数特性H(jw)はとなり、
従って となる。このフィルタの周波数特性H(jW)はα−0
,9,0,95,0,99に対して試算したものを第6
図と第1表に示す。尚、O〜π/Tとπ/T〜2π/T
は対称になる。
(以下余白) 第1表  係数とフィルタ特性 (以下余白) 上記第6図から分るように、周期T(画像の繰り返し周
期)で繰り返される成分を選択的に通過させるフィルタ
であることが分る。このことは、静止画成分は、そのま
ま通過させ、ランタムノイズ成分のように周期Tと無関
係であるノイズをカットして排除(通過阻止)する特性
を示し、この特徴はα→1に近づく程より尖鋭化する。
ところで、上記第2実施例における動き検出器66は、
第7図に示す構成のものを用いることができる。尚、第
4図に示すものと同様であるが、入力される係数が異る
。第7図に示すように、加算2S57の出力をeとする
と、 e−uk −(1/cX2) xk−1−・・■今、時
刻t−1からt−kまで入力画像に変化がなかったとす
ると、 u k = u 1− const(for i=1.
2.−、k)  −・・■となる。すると、01式より xk  −(ZkX□+Cl2(i−(1’)LJlと
なる。ここでXo−0,α<1.k>>1とすると、 xk   榊αjL  ul となる。従って0式は e=uk −1el            °°゛■
となる。
つまり、時刻にの入力画像と初期時刻t=1の入力画像
とを比較し、差を出力する。換言すれば、時刻tの画像
とt以前の画像との差信号から動きを検出する。
この加算器57の後段のコンパレータはletをとり、
基準値と比較し、切換え信号を発生して、係数切換器6
8側に入力する。
上記動き検出出力の値と、この出力値によって設定され
る係数αの関係の一例を第2表に示す。
尚、第2表において、α−0はフィルタを設けない場合
と同等である。
上記係数切換は、動き検出器66の検出出力値又は検出
信号によって決定されると共に、ゲイン設定レベルによ
っても行われる。つまり、ゲインが大きくしである場合
、フィルタ特性を尖鋭化し、ゲイン小の場合にはフィル
タ特性を落とすとか、第1実施例のようにオフにしてリ
アルタイムの映像信号を優先させる。
第8図は実時間メモリと自己回帰メモリとを用いて構成
した第3実施例の信号処R回路81を示す。
この実施例では、ブリブOセス部37′はゲイン設定器
82でゲイン制御可能にしてあり、螢光観察時とか低照
度照明の場合、ゲインが大きくされる。
又、R,G、Bメモリ48.49.50の各出力は、ノ
イズ除去フィルタとしての巡回型フレーム相関フィルタ
83を形成する加算器84,85゜86に入力され、自
己回帰メモリ87.88.89の出力が連動スイッチS
Wを経て加算され、フレーム相関フィルタとして機能す
る。各加算器84.85.86の出力はβの係数の係数
器91゜92.93を経て次段の(1−β)/βの係数
の係数器94,95.96に入力される。各係数器94
.95.96の出力はR,G、B出力となる。
係数器91,94 ;92.95 ;93.96は係数
設定器97の出力で各係数βの値が設定される。
尚、スイッチSWがオフの場合には、係数器91゜94
 : 92,95 : 93,96がない場合と同様で
ある。
この第3実施例では、螢光観察時にはプリプロセス回路
37′のゲインが大きくされ、且つフィルタ83のスイ
ッチSWがオンされる。このとき実時間メモリ48.4
9.50に記憶されている画像データはノイズに微弱な
信号が埋もれた状態に近いものとなり、フィルタなしで
は意味をなさない画像になる。フィルタ83は、前述の
ようにオンした時刻から現時刻までの画像データ全てを
積分するため、白色ノイズ成分を除去し、それまでノイ
ズに埋もれていた画像を再生することができる。
又、この時R,G、B照明は切っであるので、R,G、
B系統の夫々1/(3xフレ一ム周波数)だけ時刻のず
れた画像がモニタ上で加算平均される。これによるフィ
ルタリング効果も大きい。尚、この場合には、R,G、
B出力を加算する。
又、螢光観察でなく、非常に弱い低照度のR2O,B照
明の場合にも、この実施例はスイッチSWをオンしてカ
ラー撮像する場合にも適用できる。
又、この実施例では、係数βの値を各色照明に対し、変
えることによって、特定の色に対し強調することもでき
る。
又、上記第8図に示す実施例において、上記スイッチS
Wを精査モードと一般モードとで切換えてフィルタ83
を使い分けるようにしても良い。
つまり、上記巡回型フレーム相関フィルタ83は静止画
像に対し、絶大な効果を有するが、被写体の動きが早い
場合、像のプレ等の画質の劣化を生じる。そこで、鞘査
モードのように患部をじっくり観察する場合には、スコ
ープのアングルの動きを極力小さくし、患者側も静止さ
せて、フィルタ83のスイッチSWをオンする。一方、
通常の検査モードでは、フィルタ83のスイッチswを
オフにして観察する。この2つのモードの切換は、第9
図に示すようにスコープ操作部98に設けたスイッチS
Wで行うようにすれば良い。
つまり、動画では通常の映像を出力し、静止画のときに
はフィルタリング処理により、S/Nの良い画像を出力
するようにしたものである。
尚、第8図において、螢光観察のようにモノクロで撮像
表示する場合には3つのスイッチを連動させることなく
、1つのスイッチで且つ回帰型フィルタも1つの回帰型
フィルタで形成しても良い。
第10図は本発明の第4実施例を示す。
この実施例では、例えばA/Dコンバータの出力は実時
間メモリ部101に入力され、このメモリ部101の出
力は加算器102で自己回帰メモリ部103の出力と加
算される。この加算器102の出力は、βの係数の係数
器104を経て自己回帰メモリ部103に入力されると
共に、(1−β)/βの係数の係数器105を経て次段
側に出力される。
上記両メモリ部101.103は、それぞれ2つのメモ
リ101a、101b:103a、103bと、連動す
るスイッチ81 :S2とでそれぞれ形成されている。
これら両メモリ101a、 101b及び103a、1
03bは1フレームコトにライト/リードが交互に切換
えて使用される。
第10図に示すように時刻kにおける入力画像をuk、
フィルタリングされた画像をxk、出力画像をVkとす
ると、このフィルタでは xk−βX k−1+βuk Vk−(1−β) xk /β となる。
上述した各実施例と同様に、この実施例でも画像データ
を時間軸方向に加算し、重み付は平均をとっており、時
間軸方向の平滑化なので、解像度を劣化させることなく
、静止画の白色ノイズの除去に効果がある。上記第1式
より xk=β  xO+βすβに−nun k÷1 となる。ここでxOはフィルタの初期値である。
この式から、巡回型フィルタの場合、過去の画像データ
が保存されていることが分る。換言すると、このフィル
タはあたかも画像を時間軸方向に積分するように働くの
で、微弱で白色ノイズに埋もれているような静止画の映
像信号に対して用いると、大変効果がある。
第11図は本発明の第5実施例の主要部を示す。
この実施例は、例えば第3図におけるプリプロセス回路
37の出力は、自動ゲイン設定器111に入力される。
この自動ゲイン制定器111は、A/Dコンバータ11
2と、このA/Dコンバータ112の出力で係数が設定
されるゲイン設定器113とからなり、A/Dコンバー
タ112の出力が大きいと、ゲイン設定器113のゲイ
ン設定係数が小さくなり、アンプ38のゲインを自動的
に小さくするようにしである。
又、このゲイン設定器113の出力は、動き検出器55
の出力と共にフィルタ係数設定器56に入力される。
その他は上記第1実施例と同様である。この実施例によ
れば、十分の照明のもとではアンプ38のゲインを自動
的に小さくし、さらに照明強度が小さい場合にはゲイン
を大きくする。
第12図は本発明の第6実施例の主要部を示す。
この実施例では、例えば第3図に示す実施例において、
動き検出器55の出力を切換制御器121に入力し、こ
の切換制御器121の出力でノイズ除去フィルタ3のオ
ン、オフを、例えば次のように制御する。
動き検出器55で検出された動き凶が小さい場合にはA
/Dコンバータ47の出力側のスイッチSW4とスイッ
チSW3とをオン状態に保つ。−方、動き分が若干大き
くなると、オン状態の周期を短くして、画像の積募時間
を短くしたもので、画像のずれによる劣化を制御してい
る。
尚、上述した各実施例を部分的に組合わせて異る実施例
を形成することもできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、撮像信号の時間的変
化の検出手段を設け、巡回型のノイズ除去フィルタの特
性を可変制御できるようにしであるので、動画にも適用
でき、且つ低照麿に対してもS/Nの良好な画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は本発明の概念図、第2図は第1実施例に用いられる
巡回型フィルタの原理図、第3図は第1実施例を備えた
電子内視鏡装置の構成図、第4図は動き検出器の構成図
、第5図は本発明の第2実施例を示す構成図、第6図は
第2実施例のフィルタ特性を示す特性図、第7図は第2
実施例における動き検出器の構成図、第8図は本発明の
第3実施例の構成図、第9図は電子内視鏡の操作部に設
けたスイッチを示す説明図、第10図は本発明の第4実
施例の概略構成図、第11図は本発明の第5実施例の主
要部を示す構成図、第12図は本発明の第6実施例の主
要部を示す構成図、第13図は従来例を示す構成図であ
る。 11・・・乗算器(アンプ) 12・・・動き検出器 13・・・ノイズ除去フィルタ 14・・・C0D 17・・・1フレーム遅延素子 19・・・乗算B      20・・・加算器24・
・・乗算器     32・・・電子スコープ33・・
・信号処理回路  34・・・光源部48.49.50
・・・メモリ 53・・・巡回型ノイズ除去フィルタ 55・・・動き検出器 56・・・フィルタ係数設定器 第5図 第6図 第11図 手続?rli正書(自発) 昭和63年1月12日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿         
  、。 1、事件の表示   昭和61年特許願第313277
号事件との関係  特許出願人 代表者  下  山  敏  部 図) ・ 7、 ?1ltiE(7)7@  ”11010   
      \1、明細書中筒5ページの第7行目に「
・・・ホスト・・・」とあるのを[・・・ポスト・・・
Jに訂正します。 2、明細書中第7ページの第1行目に「・・・ホスト・
・・」とあるのを[・・・ポスト・・・]に訂正します
。 3、明細書中筒16ページの第3行目に「・・・ホスト
・・・」とあるのを「・・・ポスト・・・」に訂正しま
す。 手続ネm正書(方式) 1.事件の表示   昭和61年特許願第313277
号2、発明の名称   電子内視鏡用信号処理回路3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 代表者  下  山  敏  部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固体撮像素子を撮像手段に用い、該固体撮像素子
    で光電変換した撮像信号出力に含まれるノイズを除去す
    る手段を有する内視鏡用信号処理回路において、巡回型
    ノイズ除去手段と、現在の撮像信号と1フレーム前の撮
    像信号との差から画像の動きを検出する動き検出手段と
    を設け、この動き検出手段の出力によって前記巡回型ノ
    イズ除去手段のフィルタ特性を可変制御することを特徴
    とする電子内視鏡用信号処理回路。
  2. (2)前記巡回型ノイズ除去手段は、該巡回型ノイズ除
    去手段の前段に設けた増幅器の増幅度設定と連動してそ
    のフィルタ特性を制御することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の電子内視鏡用信号処理回路。
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