JPH01212056A

JPH01212056A - 電話装置

Info

Publication number: JPH01212056A
Application number: JP3560288A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Watanabe; 敏明渡邊; Kee Kuronku Maikeru; マイケル・ケー・クロンク; Haruhiko Okumura; 治彦奥村
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-02-18
Filing date: 1988-02-18
Publication date: 1989-08-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、多機能化したテレビ電話装置に関する。

（従来の技術）テレビ電話装置は通話者等を撮像するためのビデオカメ
ラ、通話相手からの画像を表示するビデオモニタ、音声
入力のためのマイクロフォン、および音声出力のための
スピーカを基本構成要素としている。なお、マイクロフ
ォンとスピーカは送受話器に内蔵される場合もある。従
来のテレビ電話装置はビデオカメラやビデオモニタとい
った高度なハードウェアを備えながら、単に相手の顔を
表示しながら通話ができるという機能を持つだけであり
、機能的には通常の電話機と変わらない。

一方、特開昭８１−２６０７８３号公報には電話中に別
、の呼出しがあった場合、その旨をモニタ上に表示して
被呼者に知らせたり、あるいは電話をかけるときに相手
の電話番号をモニタ上に表示して発呼者がそれを確認で
きるようにした電話機付きテレビジョン受像機が示され
ている。しかしながら、このような表示を行なっても、
実際に電話機を使用する場合は次のような不便さがある
。

（１）電話をかける相手方の電話番号が不明の場合、備
え付けの電話帳や手持ちのアドレス帳または電話局によ
る番号案内で電話番号を調べる必要があり、手間がかか
る。

（２）相手側の電話番号を調べた後、その都度ダイヤル
操作をしなければならない。

（３）電話がかかってきた場合、実際に電話に出ない限
り相手が誰かを知ることができないため、不要な勧誘電
話やいたずら電話等に悩まされることがある。

（４）深夜での間違い電話やいたずら電話でもベルが鳴
動してしまい、安眠が妨害されることがある。

（発明が解決しようとする課題）このように従来のテレビ電話装置は単純に相手の顔を表
示するだけか、精々電話がかかってきたことや、電話を
かける場合にダイアルした番号を表示するだけであり、
基本的に通常の電話機と変わらない。このため相手方の
電話番号が不明の場合、なんらかの手段により電話番号
を調べる必要があり、また電話をかける場合ダイアル操
作をその都度する必要があるといった取扱い上の不便さ
がある。また、電話がかかってきた場合、電話に出ずに
相手が誰かを知る手段がないため、勧誘電話やいたずら
電話等を防ぐことができず、さらに間違い電話やいたず
ら電話に対してもベルが鳴ってしまい安眠妨害の防衛手
段がないという問題があった。

本発明はこれらの問題点を解決し、電話番号の検索が容
易で、電話をかける操作も簡単であり、さらに電話をか
けてきた相手を確認することもできるテレビ電話装置を
提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明に係るテレビ電話装置は、少なくとも通話相手と
なり得る第三者に関する情報、例えば氏名、住所、電話
番号等の文字情報や、相手の顔。

住まいの付近の地図等の画像情報を蓄積し、キーボード
等の入力手段を通してそれらの情報を入力できるデータ
ベースを有し、入力手段を通して入力されたコマンドお
よび発呼者側からの信号のいずれか一方に基づいて該デ
ータベース内の情報を検索し、その情報をビデオモニタ
およびスピーカの少なくとも一方を介して出力するよう
にしたものである。

（作　用）このように通話相手となり得る第三者に関する氏名、住
所、電話番号等の文字情報や、相手の顔、住まいの付近
の地図等の画像情報を蓄積しておけば、電話をかける場
合、予めデータベース内からこれらの情報を検索してモ
ニタ上に表示したり音声として出力することで、通話先
の電話番号を容易に調べることが可能となり、またこの
検索情報を利用して自動ダイアルで相手を呼出すことも
容易となる。

また、電話がかかってきた場合、相手側からの信号を復
号化して、データベース内の情報を検索することにより
、実際に電話に応答する前に、相手の名前を調べたり、
あるいはその相手がデータベースに登録されているかど
うかを判定することができるため、都合の悪い相手から
の電話や不要な電話に出ないようにすることが可能とな
る。さらに、この判定結果に従って、ベルが不要に鳴動
しないようにすることができる。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の第１の実施例に係るテレビ電話装置の
通話しようとしている２つの端末Ａ、　　Ｂを示すブロ
ック図である。同図において、ビデオカメラ１．マイク
ロフォン（送話器）２．ビデオモニタ３およびスピーカ
（受話器）４はテレビ電話装置の端末Ａ、Ｂの基本構成
要素であり、これに符号化回路５．多重化回路６．デー
タベース７゜キーボード８．音声メツセージ記憶部９お
よび復９化回路１０が新たに付加されている。

符号化回路５はビデオカメラ１から入力された画像信号
およびマイクロフォン２から入力された音声信号にデー
タ圧縮等の符号化を施す回路であり、多重化回路６は符
号化回路５で得られた画像および音声データを周波数多
重２時分側条重等の方法により多重化して伝送路１１へ
送り出す回路である。

データベース７はメモリとそれを制御するＣＰＵによっ
て構成され、メモリ部には予めキーボード８を介して入
力された、通信相手として想定される人等の氏名、住所
、電話番号等の文字情報や、ビデオカメラ１により撮像
された相手の顔写真、住まいの付近の地図等の画像情報
が蓄積されている。なお、文字情報はコードデータとし
て蓄積され、画像情報は符号化回路５で符号化されたイ
メージデータとして蓄積される。

データベース７内の情報は、キーボード８から入力され
るコマンドに従って検索され、ビデオモニタ３．符号化
回路５．音声メツセージ記憶部９へ適宜送出される。音
声メツセージ記憶部９は、データベース７内の情報をス
ピーカ４から音声として出力するためのものである。

また、復号化回路１０は伝送路１２を通して送られてき
た通信相手からの信号を復号化するものであり、この復
号化回路１０の出力はビデオモニタ３およびスピーカ４
に供給される。

このように構成されたテレビ電話装置において、一方の
端末Ａから他方の端末Ｂへ電話をかける場合の手順につ
いて説明する。まず、通話しようとする相手の電話番号
が不明の場合、キーボード８を操作してデータベース７
内の通信相手となり得る複数の第三者に関する情報をア
クセスし、ビデオモニタ３上で表示する。第２図はその
表示例であり、（ａ）は通常モードでの表示例、（ｂ）
は−人一人の詳細データを検索する場合の拡大モードで
の表示例を示す。第２図（ａ）においては氏名２１とそ
の電話番号２２が表示され、その横にカーソル表示領域
２３が設定されている。また、第２図（ｂ）においては
２１〜２３の表示に加えて、相手の顔写真の画像２４お
よび相手の家付近の地図の画像２５が表示されている。

この第２図（ｂ）のような表示を行なうことにより、電
話をかける前に相手の詳細情報を予備知識として知るこ
とができる。

このように通信すべき相手を確認した後、第２図（ａ）
または（ｂ）の表示モードにおいてキーボード８上のカ
ーソル移動キーを操作して、通話しようとする相手の氏
名の横のカーソル表示領域２３にカーソルを移動させ、
その状態で入カキ−を操作すると、カーソルで指定され
た位置に表示されている相手の電話番号が自動ダイアル
される。

こうして自動ダイアルされた結果、端末Ａと通信相手で
ある端末Ｂとの回線が伝送路１１．１２によりつながる
と、ビデオカメラ１からの画像信号およびマイクロフォ
ン２からの音声信号が符号化回路５で符号化され、さら
に多重化回路６により多重化された後、伝送路１１を経
て相手側の電話端末Ｂに送られる。

一方、端末Ａにおいて端末Ｂからの電話を受ける場合は
、伝送路１２を介して相手側から送られてきた画像デー
タおよび音声データが復号化回路１０により復号され、
画像はビデオモニタ３から、音声はスピーカ４からそれ
ぞれ出力される。

なお、上記実施例においてデータベース７に例えば自分
に関する情報、例えば氏名、住所９年齢。

顔写真、勤務先、趣味等の情報を入れておき、電話をか
けるとき名刺代りにそれらの情報を相手側に伝送しても
よい。一方、相手側ではこうして伝送されてきた情報を
第三者に関する情報として蓄積する。

第３図は第１図のテレビ電話装置における端末の外観の
一例であり、３１．３２は送受話器、３３．３４．３５
はキーボード８における数字キー、各種操作キーおよび
アルファベットキーである。

尚、本装置においてビデオモニタ３は矢印Ａの方向に自
在の角度に回動させることができ、この角度に対してビ
デオカメラ１を矢印Ｂ、Ｃの方向に回動させてビデオカ
メラ１とビデオモニタ２のバランスを設定できるように
なっている。

次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実
施例ではそれぞれの特徴点のみを説明し、先の実施例で
述べた事項については説明を省略する。

第４図は本発明の第２の実施例に係るテレビ電話装置の
端末のブロック図であり、バーコード読取り装置４１と
バーコード検出中変換回路４２を備えている。この場合
、第５図に示すように電話帳５１等において電話番号の
記載の横にバーコード５２を表示しておき、これをバー
コード読取り装置４１により読取る。こうして読取られ
たノ（−コード５２は、データベース７に蓄積された情
報に基づいてバーコード検出・変換回路４２により電話
番号のデータに変換され、これに基づいて自動ダイアル
が行なわれる。この電話番号はビデオモニタ３上で同時
に表示され、目で確認することができる。

第６図は第４図の端末の外観の一例であり、この例では
端末本体上のキーボードとは別にサブキーボード６１を
用意し、このキーボード６１上にアルファベットキー６
２の他に、バーコード付検索表６３を設け、このバーコ
ード付検索表６３上のバーコードを第４図におけるバー
コード読取り装置４１を用いて読取ることによって、相
手の電話番号を入力する構成となっている。

第７図は本発明の第３の実施例に係るテレビ電話装置の
端末のブロック図であり、この実施例では電話がかかっ
てきた場合、相手の電話番号のデータが復号化回路１０
からデータベース７に送られ、それが予めデータベース
７に蓄積されているものと一致するかどうかが調べられ
る。そして、一致した場合は、第８図（ａ）に示すよう
にその電話番号と氏名および顔写真等がビデオモニタ３
上で表示され、一致しない場合は同図（ｂ）に示すよう
にその旨がビデオモニタ３上に表示される。これにより
電話に応答する前に、電話をかけてきた相手を確認する
ことができる。

第９図は本発明の第４の実施例に係るテレビ電話装置の
端末のブロック図である。この実施例では電話がかかっ
てきた場合、第７図の実施例と同様に相手の電話番号の
データが復号化回路１０からデータベース７に送られ、
データベース７に蓄積されているものと一致するかどう
かが調べられる。そして、一致した場合はその相手の氏
名が、また不一致の場合はその旨が音声メツセージ記憶
部９を通してスピーカ４から音声として出力される。ス
ピーカ４から音声出力がされない期間中は、重鐘が鳴動
される。これにより電話に応答する前に、電話をかけて
きた相手を確認することができる。

第１０図は本発明の第５の実施例に係るテレビ電話装置
の端末のブロック図であり、重鐘９１とランプ９２とが
タイマ９４によって制御されるスイッチ９３により切換
え駆動される構成となっている。

今、キーボード８上で重鐘９１とランプ９２をコール自
動切換えモードに設定しておくと、伝送路１２から復号
化回路１０を介してデータベース７に入力された信号に
基づいて、電話をかけてきた相手の電話番号がデータベ
ース７に予め登録されている番号かどうかが調べられ、
登録されている場合はスイッチ９３が電鈴９１側に接続
されることにより、通常と同様に重鐘９１が鳴動される
。

一方、相手の電話番号がデータベース７に登録されてい
ない場合は、スイッチ９３がランプ９２側に接続され、
重鐘９１は鳴らずランプ９２が点灯して、電話がかかっ
てきていることを知らせる。

このコール自動切換えモードになっている時間は、タイ
マ９４によって任意に設定することが可能である。そこ
で、例えば深夜から夜明けまでの時間帯をこのモードと
し、重鐘９１は日中のみ作動させるようにしておけば、
深夜の間違い電話やいたずら電話による安眠妨害を避け
ることができる。また、モード切換えを忘れることによ
るトラブル（例えば昼間に一般の公衆電話機から電話か
かってきた場合において、コール自動切換えモードのま
まになっているために重鐘９１かならず、電話がかかっ
てきたことに気付かない等）を防止することができる。

第１１図は上述した第１〜第５の実施例を全て組合わせ
た第６の実施例に係るテレビ電話装置の端末の構成を示
すブロック図であり、このように構成することによって
上述した実施例の全ての機能を備えることができる。

その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。

［発明の効果］本発明によれば、通話相手となり得る第三者に関する情
報、すなわち氏名、住所、Ｔｓ電話番号の文字情報や、
相手の顔、住まいの付近の地図等の画像情報をデータベ
ースに蓄積しておき、キーボード等の入力手段を通して
コマンドや発呼者側からの信号に基づいて一該データベ
ース内の情報を検索し、その情報をビデオモニタやスピ
ーカを介して出力する構成としたことにより、通話先の
電話番号を容易に調べることができ、自動ダイアルも可
能となる。

また、電話がかかつてきた場合、相手側からの信号に基
づいてデータベース内の情報を検索し、電話にでる前に
、相手の名前を調べたり、あるいはその相手がデータベ
ースに登録されているかどうかを判定することができる
ため、勧誘電話その他の不要な電話に応答しなくて済む
ようになり、さらには深夜等においてベルが不要に鳴動
しないようにすることができ、安眠妨害を避けることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に係るテレビ電話装置の
ブロック図、第２図は同実施例におけるビデオモニタ上
の表示例を示す図、第３図は同実施例に係る装置の外観
図、第４図は本発明の第２の実施例を示すブロック図、
第５図は同実施例において使用されるバーコード付電話
帳の一例を示す図、第６図は同実施例の装置の外観図、
第７図は本発明の第３の実施例を示すブロック図、第８
図は同実施例におけるビデオモニタ上の表示例を示す図
、第９図、第１０図および第１１図は本発明の第４、第
５および第６の実施例を示すブロック図である。１・・・ビデオカメラ、２・・・マイクロフォン、３・
・・ビデオモニタ、４・・・スピーカ、５・・・符号化
回路、６・・・多重化回路、７・・・データベース、８
・・・キーボード（入力手段）、９・・・音声メツセー
ジ記憶部、１０・・・復号化回路、４１・・・バーコー
ド読取り装置、４２・・・バーコード検出・変換装置、
９１・・・重鐘、９２・・・ランプ、９３・・・スイッ
チ、９４・・・タイマ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第４図第７図第９図第１０　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ビデオカメラとビデオモニタとマイクロフォンお
よびスピーカを基本構成要素として有するテレビ電話装
置において、少なくとも通話相手となり得る第三者に関する情報を蓄
積するデータベースと、このデータベースへの情報の入力およびコマンドの入力
を行なうための入力手段と、この入力手段を通して入力されたコマンドおよび発呼者
側からの信号のいずれか一方に基づいて前記データベー
ス内の情報を検索し、その情報を前記ビデオモニタおよ
びスピーカの少なくとも一方を介して出力する手段とを
備えたことを特徴とするテレビ電話装置。
（２）データベースは、第三者に関する情報に加えてさ
らに自己に関する情報を蓄積したものであることを特徴
とする請求項１に記載のテレビ電話装置。